JP6475025B2 - 形状エラー判定装置、判定結果画像生成装置、及び形状エラー判定方法 - Google Patents
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Description
例えば特許文献1では、単眼カメラで取得した撮影画像から物体中の対象領域を検出し、検出結果を撮影画像に重畳して表示することで、検出された対象領域がわかりやすく、かつ、対象領域の検出に誤りがあった場合に判別しやすい結果表示を行う技術が開示されている。
3次元形状計測の適用例の一つとして、電車の電力供給用パンタグラフにおける架線との接触部の摩耗量検査が挙げられる。例えば特許文献2では、通常のパンタグラフ摩耗量計測方法で誤計測を起こしやすい領域であるパンタグラフ側面の大きな欠損(荒損)を、輝度差を利用して検出し、摩耗量計測の際に荒損部分を除いて計測することで摩耗量の誤計測を低減する技術が開示されている。
また、上記特許文献2では、欠損部分を輝度差によって検出するため、パンタグラフを照明する光量を各計測で同じになるように設定する必要がある。つまり、太陽の位置や天気などの影響を受ける屋外での計測や、照明装置の経時変化に対応することができない。
物体の所定面の欠損部分である第一形状部分を検出する第一形状検出部と、
前記所定面の摩耗面の形状である第二形状が異常であるか否かを判定する第二形状異常判定部と、を備え、
前記第一形状部分における前記第二形状が異常であるか否かの判定を、前記所定面の前記第一形状部分以外の領域に基づいて行うように構成されている。
また、欠損部分における摩耗面の形状が異常であるか否かを判定することができる。
さらに、前記第一形状部分が異常であるか否かを判定する第一形状異常判定部を備えるように構成することが可能である。
前記第一形状異常判定部は、前記第一形状部分と前記第一形状部分が異常であるか否かを判定するための閾値とを比較することにより前記第一形状部分が異常であるか否かを判定するように構成することが可能である。
前記閾値は、前記第二形状の大きさに基づいて設定されるように構成することが可能である。
前記第一形状部分が異常であるか否かを判定する第一形状異常判定部を備え、
前記第一形状異常判定部は、前記第一形状部分と前記第一形状部分が異常であるか否かを判定するための閾値とを比較することにより前記第一形状部分が異常であるか否かを判定し、
前記閾値は、前記第一形状部分が検出された位置の摩耗量に応じて設定されるように構成することが可能である。
上記形状エラー判定装置と、
前記第一形状部分と、前記第二形状と、を異なる表示とする判定結果画像を生成する画像生成部と、を備えるように構成されている。
物体の所定面の第一形状部分を検出する第一形状部分検出手段と、
前記第一形状部分が異常であるか否かを判定する第一形状異常判定手段と、
前記所定面の第二形状が異常であるか否かを判定する第二形状異常判定手段と、を備え、
前記第二形状異常判定手段では、前記第一形状部分における前記第二形状が異常であるか否かの判定を、前記所定面の前記第一形状部分以外の領域に基づいて行うように構成されている。
前記第一形状部分が欠損部分であり、前記第二形状が摩耗面の形状であるように構成することが可能である。
また、本発明の判定結果画像生成装置によれば、形状エラー判定結果を提示する際に使用する判定結果画像として、視認性の高い画像を生成することができる。
図1は、本実施形態における形状エラー判定装置10の構成例を表すブロック図である。形状エラー判定装置10は、第一形状検出部として機能する欠損検出部22と、第二形状異常判定部として機能する摩耗エラー判定部11と、第一形状異常判定部として機能する欠損エラー判定部12とを有し、入力される対象物体100の3次元形状情報から、摩耗エラーおよび欠損エラーの有無を判定する。本実施形態では3次元形状情報として、対象物体100上のランダムな(等間隔でも良い)計測点群の3次元座標データが入力される。
ここで、「対象物体」とは、利用者が摩耗エラーや欠損エラーの有無を判定したい物体(例えば、交換が必要な物体など)である。「摩耗エラー」とは、摩耗量が異常である(具体的には、所定の摩耗エラー判定閾値を超えている)状態のことであり、「欠損エラー」とは、欠損の大きさが異常である(具体的には、所定の欠損エラー判定閾値を超えている)状態のことである。
例えば、2眼カメラを用いた方法の場合、2つのカメラ(2つの撮像装置)間の相対位置をあらかじめ取得しておき、対象物体100上に設定した計測点の2つのカメラそれぞれに対する方向を算出し、三角測量により計測点までのカメラからの距離を算出することで、3次元形状情報を取得することができる。このとき、撮影画像中の対象物体100が写っているピクセルすべてを計測点として設定して対象物体100全体の3次元形状情報を取得してもよいし、対象物体100上のうちエッジの強い箇所が写っているピクセルのみを計測点として設定して当該エッジの強い箇所の3次元形状情報を取得してもよく、3次元形状情報は摩耗エラーの有無と欠損エラーの有無とが判定可能な情報であればよい。
摩耗エラー判定部11は、入力された対象物体100の3次元形状情報と欠損検出結果とに基づいて、当該対象物体100の摩耗面に形成された摩耗部分が摩耗エラーに該当するか否か(第二形状部分が異常であるか否か)を判定し、その判定結果(摩耗エラー判定結果)を出力する。
欠損エラー判定部12は、欠損検出結果と摩耗エラー判定結果とに基づいて、対象物体100の摩耗面に形成された欠損部分が欠損エラーに該当するか否か(第一形状部分が異常であるか否か)を判定し、その判定結果(欠損エラー判定結果)を出力する。
ここで、形状エラー判定装置10の各部の処理は、CPU(Central Processing Unit)でのソフトウエア処理、FPGA(Field−Programmable Gate Array)でのハードウエア処理で実現することができる。
対象物体100の摩耗面には、接触物体200との摩擦などによる摩耗が存在し、加えて、通常欠損110や貫通欠損120のような欠損が存在している。ここで、通常欠損110とは、摩耗面の一端から始まって他端に到達していない凹みであり、貫通欠損120とは、摩耗面の一端から始まって他端に到達している凹みである。
なお、対象物体100は、すり板に限定されるものでなく、適宜任意に変更可能である。また、接触物体200は、架線に限定されるものでなく、適宜任意に変更可能である。また、摩耗面になる面は、対象物体の上面に限定されるものでなく、適宜任意に変更可能である。
まず、通常欠損110の検出方法の一例を説明する。対象物体100の摩耗面の断面(X方向に直交する断面)に相当する曲線を複数設定し、各曲線に対し処理を行う。以下、当該曲線を摩耗面断面と呼ぶ。摩耗面断面は、自由に設定してよく、対象物体100の端から等間隔に設定してもよいし、ランダムに設定してもよい。図3(a)に摩耗面断面の選択方法を説明する図を示し、図3(b),(c)に摩耗面断面をX方向から見た図を示す。
このような方法により、通常欠損110と貫通欠損120とを各々検出することができ、利用者が所望とする欠損状態を通常欠損110と貫通欠損120とで別々に判定することが可能な情報を取得することができる。
以上のようにして、摩耗量算出および摩耗エラー判定を行うことで、欠損が発生している部分についても欠損検出とは別に摩耗エラーの有無を判定できるようになるため好適である。つまり、摩耗量が摩耗エラー判定閾値以上の部分(摩耗エラーに該当する部分)において、欠損部分を除外すると、その除外した部分を摩耗エラーとして検出することができないが、本実施形態の摩耗エラー判定部11では摩耗エラーとして検出することが可能となる。
また、欠損142のように摩耗エラー判定基準面132を超える貫通欠損120の場合、基準との距離で摩耗量を判定する方法では、摩耗エラー判定閾値を超えたとして処理され、不要な摩耗エラーを検出していた。これに対し本実施形態の方法を用いることで、欠損142を貫通欠損として検出することができるため、処理方法を変え不要な摩耗エラーを検出しないようにできる。例えば、図7に示すように、貫通欠損120が発生している部分については、傾き変化箇所122,122間を線形補間して摩耗量計測対象面133を設定し、摩耗量算出基準面131からの差分を摩耗量とすれば良い。これにより、摩耗エラー判定部11は、欠損部分についても摩耗量を算出することができる。
具体的には、摩耗エラー判定部11は、所定面の断面であって所定方向(本実施形態の場合、X方向)に直交する断面(摩耗面断面)を複数抽出し、抽出した断面に第一形状部分(欠損部分)が含まれない領域がある場合には、当該領域上の任意の一点を取得し(図4(a)参照)、抽出した断面に第一形状部分(欠損部分)が含まれない領域がない場合には、当該断面上の任意の一点を取得し(図4(b)参照)、抽出した複数の断面(摩耗面断面)それぞれから取得した複数の一点を並べることによって算出対象曲線(代表摩耗点121群)を生成するように構成されている。
また、摩耗エラー判定部11は、生成した算出対象曲線(代表摩耗点121群)に第一形状部分(欠損部分)が含まれない場合には、当該算出対象曲線の3次元形状情報に基づいて、第二形状部分の大きさ(摩耗量)を算出するように構成されている。つまり、所定面(摩耗面)における第一形状部分(欠損部分)が形成されていない領域の3次元形状情報に基づいて第二形状部分の大きさ(摩耗量)を算出し、当該算出結果に基づき当該第二形状部分が異常であるか否か(摩耗部分が摩耗エラーに該当するか否か)を判定するように構成されている。
一方、生成した算出対象曲線(代表摩耗点121群)に第一形状部分(欠損部分)が含まれる場合には、当該第一形状部分を補間(本実施形態の場合、線形補間)することによって当該算出対象曲線の3次元形状情報を補正し(図7参照)、補正後の算出対象曲線の3次元形状情報に基づいて、第二形状部分の大きさ(摩耗量)を算出するように構成されている。つまり、第一形状部分(欠損部分)を補間することによって3次元形状情報を補正し、補正後の3次元形状情報に基づいて第二形状部分の大きさ(摩耗量)を算出し、当該算出結果に基づき当該第二形状部分が異常であるか否か(摩耗部分が摩耗エラーに該当するか否か)を判定するように構成されている。
具体的には、欠損エラー判定部12は、例えば、欠損検出結果に基づいて各欠損の大きさを算出し、当該算出した欠損の大きさと、あらかじめ設定した欠損エラー判定閾値と、の比較により、欠損エラーに該当するか否かを判定する。欠損エラー判定閾値は、X方向への欠損の大きさ、Y方向への欠損の大きさ、Z方向への欠損の大きさなど単一方向への長さに対して設定したり、X方向とY方向への欠損の大きさ、つまり面積に対して設定したり、X方向とY方向とZ方向への欠損の大きさ、つまり体積に対して設定したりすることが可能である。また、長さ、面積、体積などを組み合わせた閾値とすることも可能である。このように設定された欠損エラー判定閾値と欠損の大きさとを比較して、欠損検出部22により検出された欠損部分が、利用者の検知したい欠損状態(欠損エラー判定閾値以上の大きさの欠損)であるかを判定し、該当する場合には欠損エラーとして検出することができる。
すなわち、欠損エラー判定部12は、欠損検出部22で検出された第一形状部分(欠損部分)の大きさと、第一形状異常判定閾値(欠損エラー判定閾値)と、を比較して、当該第一形状部分が異常であるか否か(欠損部分が欠損エラーに該当するか否か)を判定するよう構成されている。
接触物体200の形状や大きさに応じて欠損エラー判定閾値を設定する方法について、図8を用いて説明する。図8に示す例では、接触物体200が円柱状であり、欠損151は接触物体200が填まってしまう大きさの通常欠損110であり、欠損152は接触物体200が填まりにくい大きさ、形状の貫通欠損120である。よって、欠損151は欠損エラーに該当すると判定する一方、欠損152は欠損エラーに該当しないと判定するような欠損エラー判定閾値を設定すると好適である。
すなわち、欠損エラー判定部12は、物体(対象物体100)に接触する接触物体200の大きさに基づいて、第一形状異常判定閾値(欠損エラー判定閾値)を設定しても良いし、摩耗エラー判定部11の判定結果(摩耗エラー判定結果)に基づいて、第一形状異常判定閾値(欠損エラー判定閾値)を設定しても良い。また、物体(対象物体100)に接触する接触物体200の大きさと、摩耗エラー判定部11の判定結果(摩耗エラー判定結果)と、の双方に基づいて、第一形状異常判定閾値(欠損エラー判定閾値)を設定しても良い。
すなわち、摩耗エラー判定部11は、所定面(摩耗面)の縁であって所定方向(本実施形態の場合、X方向)に沿った縁を抽出し、抽出した縁上の点を複数取得し、取得した複数の点を並べることによって算出対象曲線(摩耗面エッジ)を生成する。
そして、摩耗エラー判定部11は、生成した算出対象曲線(摩耗面エッジ)に第一形状部分(欠損部分)が含まれない場合には、当該算出対象曲線の3次元形状情報に基づいて、第二形状部分の大きさ(摩耗量)を算出し、生成した算出対象曲線(摩耗面エッジ)に第一形状部分(欠損部分)が含まれる場合には、当該第一形状部分を補間(本実施形態の場合、線形補間)することによって当該算出対象曲線の3次元形状情報を補正し、補正後の算出対象曲線の3次元形状情報に基づいて、第二形状部分の大きさ(摩耗量)を算出しても良い。
図10は、本実施形態における判定結果画像生成装置1の構成例を表すブロック図である。判定結果画像生成装置1は、形状エラー判定装置10と画像生成部30とを備え、形状エラー判定装置10によって得られた摩耗量、欠損検出結果、摩耗エラー判定結果、欠損エラー判定結果などをもとに、画像生成部30によって判定結果画像を生成する。画像生成部30は、CPUでのソフトウエア処理、FPGAでのハードウエア処理などで実現することができる。
対象物体100の画像301としては、例えば撮影画像を用いることができる。撮影画像は、計測に2眼カメラを用いる方法を利用している場合は2眼カメラの片方の撮影画像を利用すればよい。計測に他の方法を利用している場合は、カメラを別に用意して計測と同時に当該カメラで対象物体100の撮影画像を取得する。なお、画像301は、撮影画像に限るものではなく、CG画像などでもよい。
また、摩耗エラー該当部分に印302を重畳する際、計測摩耗面の代表値に対して行ってもよい。
また、対象物体100の画像301には、摩耗エラー判定閾値を示すライン305を重畳してもよい(図11参照)。摩耗エラー判定閾値を示すライン305を重畳すると摩耗度がわかりやすく、摩耗エラーが発生していない部分(摩耗エラーに該当しない部分)についても摩耗エラーが発生するまでの残厚が視覚的に把握できるため好適である。
以上のように、対象物体100の画像301に重畳する摩耗エラー警告表示と欠損表示とを異なる表現方法にすることで、視覚的に摩耗エラーと欠損エラーが容易に区別できるようになるため好適である。
また、画像生成部30は、第一形状部分(欠損部分)と、第二形状部分(摩耗部分)と、で異なる強調表示をするように構成されている。
摩耗表示領域410には、摩耗部分が強調表示された対象物体100の画像411が重畳される。摩耗表示領域410に利用する画像411は、例えば、画像301(撮影画像やCG画像など)に対して摩耗が発生する方向(本実施形態の場合、Y方向)にアスペクト比を変更する処理を施すことによって得る。一方、後述の欠損表示領域420に利用する画像421は、アスペクト比を変更する処理ではなく、例えば、画像301の欠損部分を切り出して拡大する処理を施すことによって得る。摩耗表示領域410に、画像411として、摩耗が発生する方向に引き伸ばすようにアスペクト比が変更された画像を用いると、摩耗度が視覚的に把握しやすくなるため好適である。
また、摩耗面エッジ表示のうち摩耗部分は、印の形状や色を変える、マーキングの色を変えるなどにより、視覚的に摩耗部分であるか否かを判別できるように強調の方法を変え、摩耗部分を示す。その際、「問題なし」と「摩耗エラー」との2種類の摩耗状態が判別できるように摩耗部分を示しても良いが、摩耗量が摩耗エラー判定閾値に近い部分は警告として、図12に示すように、「問題なし」部分の強調表示(図12に示す例では○印)や「摩耗エラー」部分の強調表示(図12に示す例では×印)と別の強調表示(図12に示す例では△印)を行うと、今後、摩耗エラーが発生しそうな部分が判別でき好適である。
また、対象物体100の画像411には、摩耗エラー判定閾値を示すライン412を重畳してもよい(図12参照)。摩耗エラー判定閾値を示すライン412を重畳すると摩耗度がわかりやすく、摩耗エラーが発生していない部分(摩耗エラーに該当しない部分)についても摩耗エラーが発生するまでの残厚が視覚的に把握できるため好適である。
なお、摩耗表示領域410においては、図11に示す判定結果画像300のように、摩耗エラーに該当する部分のみを強調し、摩耗エラーに該当しない部分は強調しないように構成することも可能である。
この場合、画像生成部30は、第二形状部分(摩耗部分)が強調表示された物体(対象物体100)の画像411と、第一形状部分(欠損部分)が拡大された物体(対象物体100)の画像421と、の縦横比を異ならせるように構成されている。
なお、画像生成部30は、第二形状部分(摩耗部分)が強調表示された物体(対象物体100)の画像411と、第一形状部分(欠損部分)が拡大された物体(対象物体100)の画像421と、の縦横比を異ならせなくてもよい。
また、画像生成部30は、画像生成部30は、第二形状部分(摩耗部分)が強調表示された物体(対象物体100)の画像411と、第一形状部分(欠損部分)が拡大された物体(対象物体100)の画像421と、の拡大率を異ならせなくてもよい。
以上、説明したように、摩耗エラーと欠損エラーとを別に判定し、その結果に応じた判定結果画像の生成を行うことで、より視覚的にわかりやすく、適切な形状のエラー提示を行うことができる。
10 形状エラー判定装置
11 摩耗エラー判定部(第二形状異常判定部)
12 欠損エラー判定部(第一形状異常判定部)
22 欠損検出部(第一形状検出部)
100 対象物体(物体)
200 接触物体
300,400 判定結果画像
301,411,421 物体の画像
Claims (8)
- 物体の所定面の欠損部分である第一形状部分を検出する第一形状検出部と、
前記所定面の摩耗面の形状である第二形状が異常であるか否かを判定する第二形状異常判定部と、を備え、
前記第一形状部分における前記第二形状が異常であるか否かの判定を、前記所定面の前記第一形状部分以外の領域に基づいて行うことを特徴とする形状エラー判定装置。 - さらに、前記第一形状部分が異常であるか否かを判定する第一形状異常判定部を備えることを特徴とする請求項1に記載の形状エラー判定装置。
- 前記第一形状異常判定部は、前記第一形状部分と前記第一形状部分が異常であるか否かを判定するための閾値とを比較することにより前記第一形状部分が異常であるか否かを判定することを特徴とする請求項2に記載の形状エラー判定装置。
- 前記閾値は、前記第二形状の大きさに基づいて設定されることを特徴とする請求項3に記載の形状エラー判定装置。
- 前記第一形状部分が異常であるか否かを判定する第一形状異常判定部を備え、
前記第一形状異常判定部は、前記第一形状部分と前記第一形状部分が異常であるか否かを判定するための閾値とを比較することにより前記第一形状部分が異常であるか否かを判定し、
前記閾値は、前記第一形状部分が検出された位置の摩耗量に応じて設定されることを特徴とする請求項1に記載の形状エラー判定装置。 - 請求項1から5のいずれか一項に記載の形状エラー判定装置と、
前記第一形状部分と、前記第二形状と、を異なる表示とする判定結果画像を生成する画像生成部と、を備えることを特徴とする判定結果画像生成装置。 - 物体の所定面の第一形状部分を検出する第一形状部分検出手段と、
前記第一形状部分が異常であるか否かを判定する第一形状異常判定手段と、
前記所定面の第二形状が異常であるか否かを判定する第二形状異常判定手段と、を備え、
前記第二形状異常判定手段では、前記第一形状部分における前記第二形状が異常であるか否かの判定を、前記所定面の前記第一形状部分以外の領域に基づいて行うことを特徴とする形状エラー判定方法。 - 前記第一形状部分が欠損部分であり、前記第二形状が摩耗面の形状であることを特徴とする請求項7に記載の形状エラー判定方法。
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