JP6474512B1 - 下げ振り装置 - Google Patents
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Description
(1) 基台と、
基台に搭載されるとともに、条体で下げ振りを吊り下げる下げ振り垂下部と、
下げ振り垂下部から吊り下げられた下げ振りに至る鉛直方向に対する水平方向に基台から所定の距離に位置するように基台に搭載されるとともに、レーザービームを以下の方向Aに発射可能とするレーザービーム発射送致とを備えることを特徴とする下げ振り装置であり、
[方向A:下げ振り垂下部から条体で吊り下げられた下げ振りに至る鉛直線を含む仮想平面S1内で、下げ振りに照射する方向、及びその下げ振りを通る鉛直線に沿って下方に変位させる方向。]
(2) 前記下げ振りは、前記下げ振り垂下部から吊り下げられる鉛直線長さが10〜50cmである前記(1)に記載の下げ振り装置であり、
(3) 前記レーザービーム発射装置は、レーザービームを以下の方向Bに発射可能とすることを特徴とする前記(1)又は(2)に記載の下げ振り装置であり、
[方向B:前記仮想平面S1に対して任意の角度(角度ゼロを含む。)で交差する仮想平面S2内で発射する方向。]
(4) 前記発射方向調整装置が、前記基台の表面から所定高さに位置することを特徴とする前記(1)〜(3)のいずれか一項に記載の下げ振り装置であり、
(5) 前記発射方向調整装置が、前記基台の表面から所定の高さにまで高さ調節可能に形成されてなる前記(1)〜(4)のいずれかに記載の下げ振り装置である。
前記レーザービーム発射装置は、基台に装着される。基台に装着された前記レーザービーム発射装置は、そのレーザービーム発射点から以下の方向A及び方向Bに向けてレーザービームを発射し照射することができる。
図1(b)に示されるように、この方向Bは、前記仮想平面S1に対して、レーザービーム4の光源Cを中心にして所定の角度θ2で交差する仮想平面S2内で、レーザービーム4が進行する方向である。さらに具体的に言うと、仮想平面S1と仮想平面S2とは所定の角度θ2(角度ゼロを含む。)で交差する。角度θ2がゼロ度であるときには、仮想平面S1と仮想平面S2とは同一仮想平面S3(S1=S2)となる。仮想平面S1と仮想平面S2とが同一平面S3である場合、レーザービーム発射装置3から発射されたレーザービーム4は、照射された下げ振りDから鉛直方向の下方に向かって進行させることができる。また、仮想平面S1と仮想平面S2とが直交する場合には、レーザービーム発射装置3から発射されたレーザービーム4は、鉛直方向に対して直交する方向に発射され、進行することになる。また、仮想平面S1と仮想平面S2との交差する角度θ2が180度であるときには仮想平面S1と仮想平面S2との交差角度がゼロと同じである。角度θ2が180度である場合には、レーザービーム発射装置3の光源Cから発射されるレーザービーム4の方向は、光源Cから発射されたレーザービーム4が、下げ振り垂下部から下げ振りDまでの鉛直線を含んで下げ振りDとは反対側の方向に延在する鉛直線に向かって伏角θ1で進行し、そして取り付け面1と面一の平面に交差する方向となる。
基台は、例えば紐、ワイヤ、鎖等の条体で下げ振りを吊り下げる下げ振り垂下部を備える。下げ振り垂下部は、手動で、又は自動で下げ振りを基台から任意の長さで吊り下げる機構を有する。通常の場合、下げ振り垂下部は、前記条体を巻き付けるリールと、このリールを回転させるモータ等の自動回転装置、又はリールを手動で回転させる手動回転装置とを有するのが、好ましい。下げ振りは、その形状について特に制限がなく、公知の形状を採用することができる。
基台取り付け部によって、基台が取り付け面上で水平移動し、或いは垂直移動することがないように、要するに重力で下げ振り装置がずり下がったり、少々の力で下げ振り装置の取り付け状態又は下げ振り装置の取り付け姿勢が変化しないように、取り付け面に下げ振り装置を取り付ける。
次いで、発射方向調整装置を操作して、前記仮想的線分L1における下げ振りの位置からさらに前記仮想的線分L1が直線状に延長する仮想的延長線L2上に下げ振り垂下部と仮想的線分L1と仮想的線分L2とを含む面内で、伏角θ1を調節してレーザービームの発射方向を下げ振りの下方に変更して行く。レーザービームの発射方向を変更してレーザービームが基準面例えば床面、地面、その他の平面に到達すると、その基準面におけるレーザービーム照射スポットが、鉛直線が立ち上がる基準点であると決定することができる。
図2は、この発明の一実施例である下げ振り装置を示す説明図である。
図2に示されるように、下げ振り装置10は、レーザービーム発射装置11と基台12とを備える。
基台取り付け部14は、取り付け面13に基台12を、容易に外れないように取り付けることができる限り、その構造又は構成について特に制限がない。取り付け面が鉄、コバルト、ニッケル又はこれらの合金で形成されている場合には、これらに磁力で結合する磁石でこの基台取り付け部14を形成することができる。また、取り付け面13が木質、モルタル質等の容易に針状部材を通すことのできる部材で形成されているときには、適宜長さの針部材又は穿刺部材で形成することができる。
基台12の内部には、下げ振りを吊り下げる下げ振り垂下部(図示せず。)を有する。この下げ振り垂下部は、下げ振り15を一端に吊り下げる条体16例えばワイヤ、紐等と、この条体16を巻き付けることができ、巻き付けた条体16を繰り出し、また繰り出した条体16を巻き取ることのできるリール(図示せず。)を有する。このリールの回転は手動で行うことができるが、利便性を考慮するとリールの回転をスイッチで、つまり自動で行うことができるようにするのが好ましい。自動でリールを回転させるために、リールの回転軸を回転させるための、駆動装置例えばモータと、モータの回転を適切な回転数に原則する減速機と、減速機から出力される回転力をリールの回転軸に伝達する動力伝達機構とを、動力装置として基台12に内蔵させることも好ましい。ない、駆動装置はスイッチのオンオフにより駆動及び停止が行われることは言うまでもない。
レーザービーム発射装置11は、レーザービームを発射する光源としてのレーザー発振器(図示せず。)と、レーザービームの発射角すなわち伏角θ1を調整することができるレーザービーム照射方向変更装置と有する限り様々の構造を採用することができる。
レーザービーム照射方向変更装置は、下げ振り垂下部から吊り下げられた下げ振りに至る鉛直線を含む仮想平面S1内で伏角θ1を変えてレーザービームを照射する方向を変更する装置である。
伏角θ1を調整してレーザービームの照射方向を変更する機構は適宜の機械的手段により構成することができる。
レーザー発振器で発振したレーザービームをレーザービーム発射装置から発射する場合、レーザービームの発射方向を方向Aから方向Bに変更する機構は、レーザービーム発射装置を、例えば図2に示されるように、鉛直面である取り付け面13に投影されるレーザービームの投射方向を任意の角度θ2、例えばゼロ度、90度、180度に変更することができるようにレーザービーム発射装置を搭載するターンテーブルで、形成することができる。
取り付け面13にこの下げ振り装置10を取り付ける。取り付け面13は鉛直面であるのが好ましいが、鉛直面でない場合であっても下げ振り15を鉛直方向に垂らすことができるのであれば取り付け面13は鉛直面でなくても良く、傾斜面であっても良い。
取り付け面13に取り付けられた下げ振り装置10の下げ振り垂下部から下げ振り15を適宜の長さ分だけ吊り下げる。下げ振り15が鉛直方向に吊り下げられる。下げ振り15を鉛直方向に吊り下げる長さとして、下げ振り15を下端とする鉛直線の条体の下端から、鉛直線の条体の上端までの長さが、通常、10cmから50センチまでの範囲における適宜の長さであるのが好ましい。
下げ振りが静止すると、レーザービーム発射装置から、図2に示されるように、レーザービーム17が下げ振り15に向けて発射され、下げ振り15に照射される。
直進方向が変えられて行くレーザービーム17の直進進路が、下げ振り15の直下に存在する基準面Fに到達すると、その基準面Fにレーザービーム17のスポットが観察されることができる。
また、レーザービーム発射装置から発射されるレーザービーム17の方向を方向Aから方向Bに変更すると、つまり、図2に示されるように、レーザービーム17の属する仮想平面S1に対して、図3に示されるように、直交する仮想平面S2にレーザービーム17が属するようにレーザービーム17の発射方向を変更すると、仮想平面S2内で伏角θ1をもって進行するレーザービーム17が照射するスポットを確定すると、レーザービーム17の発射点とそのスポットとで結ぶ線が水平線であると確認することができる。
2 基台
3 レーザービーム発射装置
4、4a、4b レーザービーム
10 下げ振り装置
11 レーザービーム発射装置
12 基台
13 取り付け面
14 基台取り付け部
15 下げ振り
16 条体
17 レーザービーム
18 鉛直線
θ1 伏角
S1 仮想平面
L1 仮想的線分
H 水平距離
F 基準面
Claims (5)
- 基台と、
基台に搭載されるとともに、条体で下げ振りを吊り下げる下げ振り垂下部と、
下げ振り垂下部から吊り下げられた下げ振りに至る鉛直方向に対する水平方向に基台から所定の距離に位置するように基台に搭載されるとともに、レーザービームを以下の方向Aに発射可能とするレーザービーム発射装置とを備えることを特徴とする下げ振り装置。
[方向A:下げ振り垂下部から条体で吊り下げられた下げ振りに至る鉛直線を含む仮想平面S1内で、下げ振りに照射する方向、及びその下げ振りを通る鉛直線に沿って下方に変位させる方向。] - 前記下げ振りは、前記下げ振り垂下部から吊り下げられる鉛直線長さが10〜50cmである前記請求項1に記載の下げ振り装置。
- 前記レーザービーム発射装置は、レーザービームを以下の方向Bに発射可能とすることを特徴とする前記請求項1又は2に記載の下げ振り装置。
[方向B:前記仮想平面S1に対して任意の角度(角度ゼロを含む。)で交差する仮想平面S2内で発射する方向。] - 前記レーザービーム発射装置が、前記基台の表面から所定高さに位置することを特徴とする前記請求項1〜3のいずれか一項に記載の下げ振り装置。
- 前記レーザービーム発射装置が、前記基台の表面から所定の高さにまで高さ調節可能に形成されてなる前記請求項1〜4のいずれか一項に記載の下げ振り装置。
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JPH09222325A (ja) * | 1996-02-09 | 1997-08-26 | Seiso Rei | 光学的測定装置 |
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