JP6474149B2 - 熱交換器ヘッダータンクの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、熱交換器ヘッダータンクの製造方法に関する。
給湯、冷凍機、電子機器等に用いられるフィン&扁平チューブ熱交換器の構造においては、箱形状または筒形状を成す熱交換器ヘッダータンク一組と、それらの熱交換器ヘッダータンクの間に互いに平行に整列された複数の扁平管及びフィンとがロウ付けにて接合される。
この種の熱交換器ヘッダータンクの製造方法については、特許文献1に記載されている。
特開2002−361407号公報
従来の熱交換器ヘッダータンクの成形には、軽量化及び予備コスト低減化のため板金加工品を組み合わせてタンクとして用いることがある。しかしながら、個々の加工品を組み合わせるために、接合面が多くなり、多方向からロウ付けすることが必要となることから、製作精度が低下し、また工数が増加するといった問題がある。
本発明の熱交換器ヘッダータンクの製造方法は、こうした従来の課題に鑑みて為されたものであり、底部と、対向する両側面部を有し、周端にフランジが形成されるように折り曲げ加工され、前記フランジの上端面と側端面とを接続し外側に滑らかに湾曲しているフランジコーナー面を備えたタンク本体板と、底部と、対向する両側面部を有するように折り曲げ加工されてなり、一方の側面部に扁平管挿入口を有し、上端面と側端面とを接続し外側に滑らかに湾曲している側板コーナー面を備えた側板と、を準備し、
前記側板をその底部が鉛直方向下方に位置するように配置した状態で、前記側板の内側周縁面と前記フランジとが当接するように前記側板に前記タンク本体を組み合わせ、前記側板と前記タンク本体とを組み合わせた状態にて、前記側板の上端面と前記フランジの上端面に棒状のロウ材を設置し、前記ロウ材を溶融させ、溶融したロウを前記側板の上端面と前記フランジの上端面から、前記フランジコーナー面及び前記側板コーナー面を介して前記側板の側端面と前記フランジの側端面に流れ落とすと共に、前記側板の内側周縁面と前記フランジとの隙間に浸入させることにより、前記タンク本体板と前記側板とをロウ付けすることを特徴とする。
本発明によれば、一方向からのロウ付けにより、熱交換器ヘッダータンクを製造することができるので、製作精度を向上させること、並びに工数を削減することが可能になる。
本発明の実施形態における熱交換器ヘッダータンクの製造方法を示す斜視図である。 本発明の実施形態における熱交換器ヘッダータンクの製造方法を示すヘッダータンク上部を拡大した部分斜視図である。 本発明の実施形態における熱交換器ヘッダータンクの製造方法を示す部分側面図である。 本発明の実施形態における熱交換器ヘッダータンクの製造方法により製造された熱交換器ヘッダータンクを用いた熱交換器を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態における熱交換器ヘッダータンクを用いた熱交換器の完成状態を示す斜視図である。
以下に、本発明の実施形態における熱交換器ヘッダータンクの製造方法を図1乃至図3に基づいて説明する。
熱交換器ヘッダータンク50は、タンク本体板10と、側板20とを組み合わせ、ロウ付けをすることにより形成される。タンク本体板10は、銅等からなる母材金属板を折り曲げ加工することにより形成され、底部10aと、対向する一対の側面部10b,10cを有し、それらの周端から延びたフランジ11を有している。フランジ11は、底部10a、及び一対の側面部10b,10cの周端から外側に、好ましくは底部10a、及び一対の側面部10b,10cに対して垂直に立設される。
側板20は、銅等からなる母材金属板を折り曲げ加工することにより形成され、底部20aと、対向する一対の側面部20b,20cを有し、更に一方の側面部20bに互いに平行に配列された複数の扁平管挿入口21を有している。扁平管挿入口21は、側面部20bを貫通する穴であるが、穴周縁が立ち上がった形状をなしている。また、他方の側面部20cには不図示の流体流入口又は流体流出口が開口されている。
そして、図1に示すように、側板20をその底部20aが鉛直方向下方に位置するように配置した状態で、側板20の内側周端面22とフランジ11とが当接するように側板20にタンク本体10を鉛直方向上方から挿入して組み合わせる。側板20の端面とフランジ11の端面は面一、つまり段差が無くフラットな状態に設定されている。そして、内側周端面22とフランジ11との平坦な当接面がロウ付け面となる。
次に、図2に示すように、タンク本体10と側板20とを上述のように組み合わせた状態にて、当接された側板20の上端面23aとフランジ11の上端面11aの上、つまりタンク頂上部上に、当接面の端に沿って、棒状の2本のロウ材30,30を設置する。この時、側板20の上端面23aとフランジの上端面11aは、水平に配置されているので、ロウ材30,30を安定にセットすることができる。
次に、ロウ材30,30がセットされた組立品を炉内に搬入し、炉内で溶融したロウを側板20の内側周縁面22とフランジ11との隙間に浸入させることにより、タンク本体板10と側板20とをロウ付けすることにより、箱状の熱交換器ヘッダータンク50が形成される。
溶融したロウは、ロウに作用する重力と毛細管現象により、側板20の上端面23
aとフランジ11の上端面11aから、側板20の側端面23bとフランジ11の側
端面11bに流れ落ちると共に、ロウを側板20の内側周縁面22とフランジ11と
の隙間に浸入していく(図2の実線矢印を参照)。
この場合、図示のように、フランジコーナー面11cと側板コーナー面23cの両方を、好ましくは面一の状態に保ちながら、外側に滑らかに湾曲させることにより、上端から側端へ至るロウの流動を円滑にすることができ、ロウを側板20の内側周縁面22とフランジ11との隙間全体に確実に浸入させることができる。
フランジコーナー面11cというのは、フランジ11の上端面11aと側端面11bとの間に設けられ、それらを接続する面である。側板コーナー面23aとはいうのは、側板20の上端面23aと側端面23bとの間に設けられ、それらを接続する面である。なお、タンク本体板10と側板20との接合強度を高めるために、上述のフランジ形状のロウ付け接合部をカシメ固定してもよい。
このように、本発明の実施形態によれば、タンク頂上部にのみロウ材30,30をセットしてロウ付けをすること、つまり、一方向だけからのロウ付けにより、熱交換器ヘッダータンク50を製造することができるので、製作精度を向上させること、並びに工数を削減することが可能になる。
また、一般的なヘッダータンクの成形に使用される板金加工部品は、面が粗い材料破断面を接合面とすることが多いのに対して、本発明の実施形態によれば、タンク本体10と側板20との接合部はフランジ形状になっているので、平滑な素材面が接合面となる結果、ロウ材の流動性が良く、安定したロウ付けが可能になる。 さらには、構成部品に絞り形状を用いていない点でも、金型、加工等のコストを削減することができる。
次に、本発明の実施形態による熱交換器ヘッダータンクの製造方法により製造された熱交換器ヘッダータンク50を用いた熱交換器100の一例について、図4及び図5に基づいて説明する。
熱交換器100は、液体やガス等の流体の放熱用熱交換器である。図示のように、熱交換器100は、2つの熱交換器ヘッダータンク50,50を備え、一方の熱交換器ヘッダータンク50の側面部20bに形成された流体流入口に流入管51が接続され、他方の熱交換器ヘッダータンク50の側面部20bに形成された流体流出口に流出管52がロウ付け等により接合される。
そして、複数の扁平管53と、それらの間にロウ付け等により接合されたフィン54からなる放熱部品を準備し、扁平管53の両端がそれぞれ対応する熱交換器ヘッダータンク50の扁平管挿入口21にロウ付け等により接合される。これにより、熱交換器100が完成する。
なお、本発明の熱交換器ヘッダータンクは、放熱用熱交換器だけでなく、ヘッダータンクを用いた一般の熱交換器にも適用することができる。
10 タンク本体板
10a タンク本体板の底部
10b,10c タンク本体板の側部
11 フランジ
11a フランジの上端面
11b フランジの側端面
11c フランジコーナー面
20 側板の底部
21 扁平管挿入口
22 側板の内側周端面
23a 側板の上端面
23b 側板の側端面
23c 側板コーナー面
50 熱交換器ヘッダータンク
51 流入管
52 流出管
53 扁平管
54 フィン
100 熱交換器

Claims (2)

  1. 底部と、対向する両側面部を有し、周端にフランジが形成されるように折り曲げ加工され、前記フランジの上端面と側端面とを接続し外側に滑らかに湾曲しているフランジコーナー面を備えたタンク本体板と、
    底部と、対向する両側面部を有するように折り曲げ加工されてなり、一方の側面部に
    扁平管挿入口を有し、上端面と側端面とを接続し外側に滑らかに湾曲している側板コーナー面を備えた側板と、を準備し、
    前記側板をその底部が鉛直方向下方に位置するように配置した状態で、前記側板の内側周縁面と前記フランジとが当接するように前記側板に前記タンク本体を組み合わせ、
    前記側板と前記タンク本体とを組み合わせた状態にて、前記側板の上端面と前記フランジの上端面に棒状のロウ材を設置し、
    前記ロウ材を溶融させ、溶融したロウを前記側板の上端面と前記フランジの上端面か
    ら、前記フランジコーナー面及び前記側板コーナー面を介して前記側板の側端面と前記
    フランジの側端面に流れ落とすと共に、前記側板の内側周縁面と前記フランジとの隙間
    に浸入させることにより、前記タンク本体板と前記側板とをロウ付けすることを特徴
    とする熱交換器ヘッダータンクの製造方法。
  2. 前記フランジコーナー面と前記側板コーナー面が面一になっていることを特徴とする請求項1に記載の熱交換器ヘッダータンクの製造方法。
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