JP6472143B2 - 可塑化装置の材料供給方法および可塑化装置 - Google Patents

可塑化装置の材料供給方法および可塑化装置 Download PDF

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本発明は、複数のフィード装置からそれぞれ異なる材料を供給し可塑化を行う可塑化装置の材料供給方法および可塑化装置に関するものである。
複数のフィード装置から例えば繊維材料と樹脂材料といったそれぞれ異なる材料を供給し可塑化を行う場合、予めコンパウンドされた繊維材料と樹脂材料を含むペレット等の複合成形材を可塑化装置に供給する方法と、繊維材料と樹脂材料とをそれぞれ別々に可塑化装置に供給する方法がある。前者の方式は、常に繊維材料と樹脂材料の比率を一定にできる長所や供給装置の構造を簡単にできる長所がある。しかしながら予めコンパウンドされた繊維材料と樹脂材料を含むペレット等の複合成形材は、材料コストが高価であるので成形品の生産コストが高くなってしまうという短所がある。
一方例えば繊維材料と樹脂材料といった異なる材料をそれぞれ別々に可塑化装置に供給する方法は、それぞれの材料コストが廉価となるので、成形品の生産コストが抑えられるという大きな長所がある。そのため供給装置の構造はやや複雑化するにもかかわらず特許文献1や特許文献2に記載されたものなど異なる材料をそれぞれ別々に可塑化装置に供給する方法が知られている。
特開2013−226672号公報(請求項1、0039、図1) 特開2013−230582号公報(請求項1、0018、図1)
しかしながら特に特許文献1のように異なる供給装置からそれぞれ材料を供給する方法は、供給装置からの材料の供給量と可塑化装置の材料の送り量を一致させることが難しいという問題があった。また複数の供給装置からそれぞれ材料を供給する方法は、材料の供給比率を常時略一定にすることが難しいという問題があった。特には繊維材料と樹脂材料のように嵩比重が異なる材料の場合、それぞれの供給比率を略一定にすることが難しい。例えば特許文献1の(0018)には、供給量を調節することが記載されているが、実際には適量を供給できることが開示されたものとは言えなかった。
そこで本発明の本発明は複数の材料をそれぞれ適切な量づつ加熱筒に供給することが可能な可塑化装置の材料供給方法および可塑化装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の可塑化装置の材料供給方法は、複数のフィード装置からそれぞれ異なる材料を供給し可塑化を行う可塑化装置の材料供給方法において、重量を計測する重量測定部が設けられるともに材料の供給量を制御可能であって回転数を制御可能なモータを備えた複数のフィード装置と、前記フィード装置から供給された材料の量または可塑化装置のスクリュを回転させる計量モータのトルクを計測するセンサとが備えられ、自動運転中はモータが連続駆動される前記フィード装置の供給量を前記フィード装置の重量測定部により計測された計測値と前記センサの計測値に基づいてクローズドループ制御する。
本発明の請求項2に記載の可塑化装置は、複数のフィード装置からそれぞれ異なる材料を供給し可塑化を行う可塑化装置において、重量を計測する重量測定部が設けられるともに複数のフィード装置の回転数を制御可能なモータによって回転駆動されるフィードスクリュと、
前記フィードスクリュから可塑化装置に供給された材料の量または可塑化装置のスクリュを回転させる計量モータのトルクを計測するセンサと、自動運転中はモータが連続駆動される前記フィードスクリュから送られる材料の供給量を前記フィード装置の重量測定部により計測された計測値と前記センサの計測値に基づいてクローズドループ制御する制御装置とが備えられたことを特徴とする。
本発明の可塑化装置の材料供給方法は、複数のフィード装置からそれぞれ異なる材料を供給し可塑化を行う可塑化装置の材料供給方法において、重量を計測する重量測定部が設けられるともに材料の供給量を制御可能であって回転数を制御可能なモータを備えた複数のフィード装置と、前記フィード装置から供給された材料の量または可塑化装置のスクリュを回転させる計量モータのトルクを計測するセンサとが備えられ、自動運転中はモータが連続駆動される前記フィード装置の供給量を前記フィード装置の重量測定部により計測された計測値と前記センサの計測値に基づいてクローズドループ制御するので、それぞれの材料を適切な量づつ加熱筒に供給することができる。
本実施形態の可塑化装置の断面図である。 本実施形態の可塑化装置の制御を表すブロック図である。 本実施形態の可塑化装置の制御を表すフローチャート図である。 本実施形態の可塑化装置の作動を表す図である。
本実施形態の可塑化装置11について図1を参照して説明する。本実施形態の可塑化装置11は、炭素繊維材料を含む複合樹脂材料を成形するための射出成形機(射出圧縮成形機を含む)の射出装置である。可塑化装置11の加熱筒12は、可塑化される溶融樹脂材料の圧力に耐えるため所定肉厚の円筒部材であり、各ゾーンにはヒータ12aと図示しない熱電対がそれぞれ配設され、制御装置から各ゾーン毎に温度制御が可能となっている。そして加熱筒12の軸方向の中心に設けられた内孔13には可塑化および射出用のスクリュ14が回転可能かつ前後進可能に配設されている。スクリュ14は所定間隔にフライト部14aが設けられ、計量時には炭素繊維材料を含む樹脂材料を混練して可塑化しながら加熱筒12の内孔13の前方に送って貯留し、射出時は前記貯留した材料を図示しない金型内のキャビティへ射出する役割を有する。加熱筒12のシリンダヘッド部15にはノズル16が固着されている。また加熱筒12の後部寄りには材料の投入口17が設けられている。そして加熱筒12の投入口17の周囲には、ハウジング部18(前プレート)が固着されている。なおスクリュ14についてはこれに限定されるものではないが、フィードゾーンの溝容積に対するメタリングゾーンの溝容積の比である圧縮比は、3:1以下であって1:1以上、より好ましくは1.5:1以下であって1:1以上が好ましい。また繊維材料M2の分散を良好にするためにフライト部14aのみが形成される以外にスクリュ軸に凹凸を設けたミキシングゾーンを形成することも好ましい。
射出成形機である可塑化装置11の駆動部等については公知であるので図示しての説明は省略するが、スクリュ14を回転させるための計量用サーボモータ19、スクリュ14を前後進させるための射出用サーボモータ、射出時や計量時にスクリュ14の軸方向にかかる力を検出するロードセル、射出装置全体を前後進させるとともにノズル16を金型のノズルタッチ面に押圧するノズルタッチ機構などが設けられている。計量用サーボモータ19は、スクリュ回転時のトルクをセンサにより検出して制御装置27へ送信可能であり、検出されたトルクにより加熱筒12内の材料の量を推定し、フィード装置20,21による材料の供給量を制御するものでもよい。
加熱筒12の投入口17にはハウジング部18の投入口22が接続され、ハウジング部18の上面には、投入口22に接続される材料供給筒23が上方に向けて設けられている。これら投入口17,22および材料供給筒23は、可塑化装置11の材料供給部29を構成する。本実施形態では、材料供給筒23にはフィード装置20,21から供給された材料の供給量を計測するセンサが設けられている。本実施形態では材料供給筒23の主要な胴部はガラス管から構成される。なお材料供給筒23内の上部に複数の材料の混合を良好にする目的で水平方向に棒、邪魔板、回転板などの材料混合用の部材を設けるようにしてもよい。また本実施形態では材料供給筒23は、垂直方向に設けられているが、斜め方向に設けられたものでもよく、材料M1,M2ごとに別個に材料供給筒23が設けられ、材料M1,M2が加熱筒内でスクリュ等により混合されるものでもよい。ただしその場合にはそれぞれの材料供給筒23ごとに材料M1,M2の供給量を検出するセンサが必要となる。
材料供給筒23には、管の上下方向に対して4個の光電管からなるセンサ24a,24b,24c,24dが設けられている。最上位に取付けられたセンサ24aは材料供給量の上限異常を検出するために設けられている。上から2番目に取付けられたセンサ24bは材料M1,M2を検出すると、フィード装置20,21からの材料M1,M2の供給量を減少させるために設けられている。また上から3番目に取付けられたセンサ24cは材料M1,M2が無いことを検出すると材料M1,M2の供給量を増加させるために設けられている。上から4番目(最下位)に取付けられたセンサ24dは、供給量の下限異常を検出するために設けられている。それぞれのセンサ24a、24b、24c、24dは可塑化装置11の制御装置27に接続されている。
なお材料供給部29である材料供給筒23に供給された材料M1,M2の供給量を計測するセンサについては種類や数は限定されない。本実施形態のように材料供給部29の位置における材料M1,M2の有無を検出するセンサを複数個設けてもよく、材料の絶対量を測定するセンサを設けてもよい。具体的には光電管以外の材料供給部の位置における材料の有無を検出する各種レベルセンサや、供給された材料M1,M2の高さを検出する超音波センサなどでもよい。またCCDカメラによる材料供給量の判別(測定)も本発明のセンサに含まれる。またセンサの取付け位置についても限定されない。センサは加熱筒12やハウジング部18側に設けてもよく、材料供給筒23の上方に設けてもよい。
そして材料供給筒23の上部には可塑化装置11の材料供給装置28を構成する複数のフィード装置20,21が設けられている。なおフィード装置の数は材料Mの種類数に応じて設けられるので図示のように2基に限定されない。本実施形態ではフィード装置20,21は、重量測定が可能な重量フィーダである。材料供給装置28は材料供給筒23またはハウジング部18に別途設けられた部材にフィード装置20,21の支持台部30,31が設けられている。そして支持台部30,31の上部にはフィード装置20,21の重量測定部であるロードセル32,33が設けられている。そして前記ロードセル32,33の上部にフィード装置20,21の搬送筒部34,35が取付けられている。従って前記ロードセル32,33により後述するホッパ36,37を含むフィード装置20,21の重量がそれぞれ測定可能となっている。
そしてフィード装置20,21の搬送筒部34,35の一端の下側に設けられた排出口38,39がそれぞれ材料供給筒23の上部に位置するように向かい合って設けられている。そしてそれぞれのフィード装置20,21から供給された材料M1,M2が材料供給筒23内に落下するようになっている。また搬送筒部34,35の他端の上側には供給口40,41が設けられている。そして搬送筒部34,35の内部にはフィードスクリュ25,26がそれぞれ回転可能に軸支されている。本実施形態ではフィードスクリュ25,26は、これに限定されるものではないが一例としてピッチ比(フライト間隔/スクリュ直径)が0.5〜3.0程度のスクリュである。またフィードスクリュ25,26は材料M1,M2に応じてピッチ比や形状を変更するようにしてもよい。またフィード装置は、フィードスクリュを設けたものに限定されず、一例としてベルトにより材料M1,M2を送るベルト式フィーダでもよい。ベルト式フィーダの場合、ベルトを循環移動させるモータの回転数を制御して材料M1,M2の送り量をコントロールする。
また搬送筒部34,35の一端にはフィードスクリュ25,26を回転させるため回転数を制御可能なモータ42、43が取付けられている。モータ42、43とフィードスクリュ25,26はそれぞれ減速機を介して連結されているが、ベルトとプーリ等の他の減速手段を用いたものでもよく、モータ42,43の駆動軸がフィードスクリュ25,26に直接連結されたものでもよい。またモータ42,43は制御装置27に接続され、制御装置27の指令により回転数が制御可能となっている。なおここではモータ42,43はサーボモータが用いられ、サーボモータのロータリエンコーダ44,45から前記制御装置27へ回転数が送信可能となっている。しかしモータ42,43は、前記のように回転数を制御可能なモータであればサーボモータ以外のステッピングモータ、インバータにより制御されるモータ、オイルモータ等でもよい。本実施形態では、フィード装置20,21のフィードスクリュ25,26と搬送筒部34,35は、水平方向に設けられているが、その角度は水平方向に限定されず、一例として排出口38,39が供給口40,41よりも上方に位置するように排出側に向けて上向きの傾斜を有するものでもよい。
搬送筒部34,35の供給口40,41には、ホッパ36,37がそれぞれ取付けられている。本実施形態ではホッパ36,37と供給口40,41の間にはシャッタは設けられていないが、加熱筒内を真空化する目的や他の目的のためにシャッタを取付けてもよい。そしてホッパ36,37内へは、図示しない材料供給機構からそれぞれ材料M1,M2が供給されるようになっている。なお作業者が人力によりホッパ36,37に材料M1,M2を供給するものでもよい。
次に射出成形機の型締装置について簡単に説明する。可塑化装置11のノズル16の前方側(図1において左側)には図示しない型締装置が設けられている。型締装置についてはその構造は限定されず、どのような型締装置であってもよい。金型を僅かに開いた状態から射出開始してから金型間の溶融材料を圧縮、または射出開始後に金型間を開いてその後に金型間の溶融材料を圧縮などする射出圧縮成形を行う型締装置では、射出速度を低下させることができ、繊維材料の切断を減少させることができるので、そのような射出圧縮成形金型と制御機能を備えた型締装置であってもよい。
次に可塑化装置11(材料供給装置28を含む射出成形機)の制御装置27について図2を参照して説明する。本実施形態では図1,図2のように制御装置27は機能的または概念的に一つの制御装置として記載しているが、個数は1個に限定されない。市販の重量フィーダを用いる場合には、重量フィーダ自体にも制御装置を備えている場合も想定される。またモータ42、43の回転制御を行うサーボモータを用いる場合は、サーボアンプ(制御装置)が別途に設けられる場合も想定される。
図2のブロック図によれば、制御装置27には、センサ24a,24b,24c,24dからの信号を入力する入力部46、ロードセル32,33からの信号を入力する入力部47、ロータリエンコーダ44,45からの信号を入力する入力部48を備えている。またモータ42,43への駆動電力の出力等を行う出力部49を備えている。更にセンサ24a,24b,24c,24dからの信号を基にして目標供給重量(指令値)を生成する目標供給重量生成部50を備えている。またロードセル32,33から所定のタイミングごとに送られる信号により増減量の演算を行う重量差分演算部51を備えている。更には前記重量差分演算部51と目標供給重量生成部50に接続され、次の目標供給重量(指令値)を補正する目標供給重量補正部52を備えている。また目標供給重量補正部52に接続され、補正された目標供給重量からフィードスクリュの25,26の回転数(指令値)を生成するスクリュ回転数指令値生成部53を備えている。そしてスクリュ回転数指令値生成部53には、スクリュの回転数を制御するスクリュ回転数制御部54が接続され、スクリュ回転数制御部54にてモータ42,43の回転数のクローズドループ制御を行う。なお図2のブロック図は一例であって、制御装置27はブロック図のものに限定されるものではない。
次に可塑化装置11の材料供給方法について説明する。本発明では、可塑化装置11の作動(自動運転)の間、各フィード装置20,21は連続運転される。これは各フィード装置20,21を一旦停止させ、再作動させる際には、両方のフィード装置からの供給量が変化してしまうからである。そしてまた連続運転される各フィード装置20,21からの供給量の制御(変更制御)は、材料M1,M2が供給される加熱筒12側のセンサ24a,24b,24c,24dの計測値を制御装置27に送り制御装置27で生成された目標供給量に基づき行われる。本発明において目標供給量の制御は、供給される材料の重量制御、フィードスクリュの回転数制御、および両者を併用した制御のいずれかの実施形態が考えられる。
まずは図3のフローチャート図および図4の可塑化装置の作動を表す図を参照して、フィード装置20,21を用いた材料M1,M2の目標供給量を重量制御する例について説明する。成形開始前の最初の目標供給重量の決定は、成形品重量(g)を成形サイクル(秒)で除算して単位時間当たりの材料供給重量(目標供給重量F)を演算する。ここでは一例として1秒当たりの目標供給重量Fを演算する。次に材料M1(ここでは樹脂材料)と、材料M2(ここでは繊維材料)の比率(重量%)からそれぞれのフィード装置20,21ごとの1秒あたりの材料M1と材料M2の目標供給重量Fa,Fb(ベースとなる指令値)が決定される。なおこの際に成形に伴ってガスや水分の発生等により重量変化が予測される場合は、単位時間当たりの目標供給重量Fa,Fbの演算結果に対して所定の係数を用いて補正演算を行ってもよい。また時間当たりの目標供給重量Fa,Fbについては、1サイクルまたは複数サイクルの時間を用いて演算・決定してもよいし、成形サイクルとは関係なく所定時間(例えば10秒)ごとの材料M1とM2の目標供給重量Fa,Fbを演算・決定してもよい。
次に成形立ち上げからの手順に沿って説明すると、フィード装置20,21のホッパ36,37に材料M1,M2をそれぞれ供給されると、手動運転によりフィードスクリュ25,26を駆動させ、可塑化装置11に材料M1,M2を供給し、自動運転前の調整運転を行う。この際は、センサ24dにおいて材料が検出されなくても可塑化装置11の作動を可能とし、フィードスクリュ25,26の連続運転も行なっても行わなくてもよい。そして材料供給筒23内の材料M1,M2がセンサ24b、24cの間の高さになり調整運転が完了した時点から自動運転をスタートさせる(s1)。そして自動運転の開始と同時、または僅かに前後してそれまでフィードスクリュ25,26の連続運転がされていなかった場合にはフィードスクリュ25,26の連続駆動による制御が開始される。
フィードスクリュ25,26の連続駆動時には、それぞれのフィード装置20,21ごとの1秒あたりの材料M1と材料M2の目標供給重量Fa,Fbの指令値が制御装置27の目標供給重量生成部50において生成される(s2)。そしてフィードスクリュ25,26の連続駆動とともにフィード装置20,21内の材料M1,M2は材料供給筒23に供給されて減少するが、所定時間毎(ここでは1秒毎)にフィード装置20,21の重量を重量計測部であるロードセル32,33により計測される(s3)。そして重量計測値は、入力部47を介して制御装置27に取り込まれ、重量差分演算部51にて前回計測時の計測値から今回計測時の計測値を減算して増減量が演算される(s4)。そして増減量は目標供給重量補正部52に送られ、目標供給重量Fa,Fbに対して前記増減量を加味して目標供給重量Fa,Fb(指令値)の補正を行う(s5)。
そしてスクリュ回転数指令値生成部53では前記補正された目標供給重量Fa,Fb(指令値)をフィードスクリュ25,26の回転数の指令値に置換する指令値の生成を行う(s6)。そして回転数の指令値はスクリュ回転数制御部54に送られ、スクリュ回転数制御部54では、モータ42,43への出力とそれに対するロータリエンコーダ44,45からの入力のループによりスクリュ回転数のクローズドループ制御を行う(s7)。なおここでは自動運転の立ち上げ時にはフィードスクリュ25,26の回転数は徐々に増加させて目標供給重量Fa,Fbに対応する回転数となるように制御するが、目標供給重量とフィードスクリュ25,26の回転数を予め関連付けて設定しておき、初期のフィードスクリュ25,26の回転数から実使用値に近似するようにしてもよい。
前記制御は、フィード装置20,21で同様に行われ、材料供給装置28から加熱筒12内に供給される材料M1,M2の比率は略一定で供給される。しかし材料供給装置28から加熱筒12内に供給される材料M1,M2の供給量と、加熱筒12の成形による材料の減少量との関係は、演算上では等しくなるように設定はしてあるものの実際には、一致しないことも多い。またはホッパ36,37への材料M1,M2の供給や可塑化装置11(射出成形機)の成形に問題があっていずれかが停止したりすると可塑化装置11における材料M1,M2の供給量と減少量(消費量)のバランスが崩れてしまう。そのため本実施形態では、材料供給筒23のセンサ24a,24b,24c,24dを設けて材料供給量を検出することにより、材料供給量の補正と可塑化装置11の管理を行っている。即ち材料供給筒23に最も材料M1,M2が多くなる射出直前のタイミングをセンサ24a、24b、24c、24dの測定のタイミングとして、前記センサの測定タイミングとなると(s8=Y)、材料供給筒23の材料M1,M2の量をセンサ24a、24b、24c、24dにより検出する。そして最も上方のセンサ24aが材料M1,M2が有ることを感知した場合(s9=N)と最も下方のセンサ24dが材料M1,M2が無いことを感知した場合(s10=N)は、異常であるとして成形を中止する(s11)。なお材料供給の停止等、何らかの理由で材料供給が遅延して最下位に取付けられたセンサ24dが材料M1,M2が無いことを検知した場合(s10=N)の場合)であっても、可塑化装置11を停止させてしまうと加熱筒12の温度コントロール等が一定に保てず次の成形サイクルの立ち上げに影響がある場合は、可塑化装置11(射出成形機)の成形を継続し、中間時間を延ばすなどして成形サイクルを延長するようにしてもよい。
次に上から2番目のセンサ24bが材料M1,M2が有ることを検出する(s12=N)と、フィード装置20,21からの材料供給量が多すぎるとして、単位時間当たりの材料供給重量(目標供給重量F)を減少させる(s13)。ここでは目標供給重量がFaからαが減算されてFa−α、Fbからβが減算されてFb−βに減少される。そして再び減少方向に変更された目標供給重量Fa−α、Fb−β(指令値)とフィード装置20,21の重量計測に基づく実際の供給量との差分から更に目標供給重量を補正し、フィードスクリュ25,26の回転数(モータ42,43の回転数)、も更に補正する制御を継続する。また上から3番目のセンサ24cが材料M1,M2が無いことを検出する(s14=N)と、フィード装置20,21からの材料供給量が少なすぎるとして、単位時間当たりの材料供給量(目標材料供給量)を増加させる(s15)。ここでは目標供給重量をFaにαが加算されてFa+α、Fbにβが加算されてFb+βに増加される。そして再び増加方向に変更された目標供給重量Fa+α、Fb+β(指令値)とフィード装置20,21の重量計測に基づく実際の供給量との差分から目標供給重量を更に補正し、フィードスクリュ25,26の回転数(モータ42,43の回転数)を更に補正する制御を継続する。
また材料M1,M2の量がセンサ24bより少なくて材料無しであり(s12=Y)、センサ24c以上であって材料有り(s14=Y)であって、材料供給筒23内の材料M1,M2に大きな増減が無い場合は、次に自動運転終了かを判断し(s16)、継続する場合(s16=N)は、そのままの目標供給重量Fa,Fbの指令値によりフィード装置20,21の作動を行う。なお加熱筒12の材料供給部29側の材料供給量の計測は1成形サイクル毎に行っているが1成形サイクルの別の時点でもよい。また前記材料供給量の計測のタイミングは、複数の成形サイクル毎でもよく、フィード装置20,21のロードセル32,33の重量計測のスキャンサイクルの所定回数ごとまたは全部の回数に合わせて同じタイミングで行ってもよい。そして自動運転が終了するまでは(s16=Y)、前記の制御ループが繰り返される。
次に自動運転の複数の成形サイクル間における可塑化装置11へ連続的に供給される材料M1,M2の供給量とフィード装置20,21の制御の関係について図4の作動を表す図により説明する。図4は、射出成形機(可塑化装置11)の成形サイクルを左から順に表したものであるが、ここでは発明を判りやすく示すため一般的な型閉から始まる成形サイクルではなく、射出開始から次の射出直前までを1成形サイクルとして記載している。図4の下欄に記載されるように可塑化装置11の材料供給部29である材料供給筒23内の材料レベルは、1成形サイクル内で増減する。即ち射出工程には加熱筒12内でのスクリュ14の前進とともに材料供給筒23の材料M1,M2は加熱筒12内のスクリュ14のフィードゾーンの後部の溝内に供給されて減少する。保圧工程の間にはスクリュ14はほぼ停止に近い状態なので材料供給部29の材料レベルは僅かに回復する場合もある。しかし次の計量工程にはスクリュ14の回転とともにスクリュ14のフィードゾーンからコンプレッションゾーンおよびメタリングゾーンを経てスクリュ14前方に樹脂材料M1と繊維材料M2が可塑化されつつ送られ、材料供給筒23内の材料レベルは低下する。しかし計量工程が終了した後の停止時(冷却工程や型締側の型開工程、成形品取出工程、中間時間、型閉工程、増圧工程などが該当)にはスクリュ14は回転していないので、材料供給筒23内の材料レベルは上昇する。
一例として図4の左側から右側に向けて図示される成形サイクル1ないし成形サイクル6では、射出工程や計量工程の間もフィード装置20,21からの材料供給筒23内へ材料M1,M2を送るための目標供給重量の指令値をFa,Fbとしてフィードスクリュ25,26は連続駆動されているが、そのフィード装置20,21からの供給量よりも加熱筒12内への材料M1,M2の送り量のほうが僅かに多くなってしまっている。そのため各成形サイクル終了時ごとに材料供給筒23内の材料レベルは下降してしまっている。そして成形サイクル6の終了時(射出直前)において下から2番目のセンサ24cが材料M1,M2が無いことを検知する(S14=N)と、次にフィード装置20,21の目標供給重量の指令値をFa,FbからFa+α,Fb+βに切換えられる(s15)。なおこの際のα及びβの数値は、設定によって変更可能であり限定されない。
図4の例ではフィード装置20,21の目標供給重量の指令値がFa+α,Fb+βに増速された後の成形サイクル7以降については、射出工程や計量工程では材料供給筒23内の材料レベルは一時的に減少するが、前後の成形サイクル(例えば成形サイクル7と成形サイクル8)で比較すると僅かに増加する。そして図4では図示されていないが、フィード装置20,21の単位時間当たりの材料目標供給量をFa+α,Fb+βに切換えてからnサイクル目には材料供給筒23内の材料レベルが増加して、上から2番目のセンサ24bが材料M1,M2が有ることを検知する(N11=N)と、フィード装置20,21の目標供給重量は再びFa+αからαが減算されてFaとなり、Fb+βからβが減算されてFbに切換えられる。またセンサ24cが材料M1,M2が無いことが一定時間を隔てて複数回(例えば2回)計測した際は、Fa+α+α、Fb+β+βに増速し、またセンサ24bが材料M1,M2が有ることが一定時間を隔てて複数回(例えば2回)計測した際は、Fa−α−α、Fb−β−βに減速するようにすることも想定される。なお図2においては、材料供給筒23内の材料レベルの増減を誇張して記載しているが、実際のところはもっと僅かな増減となる場合が殆どである。
なお上記の実施形態ではフィード装置20,21の単位時間当たりの目標供給重量の指令値Fa,Fbは当初に演算により求めた基準値に対して加算または減算する方式を採用しているが、当初に定めた複数の指令値(2値〜10値)で複数段階に制御してもよい。また材料供給筒23の材料M1,M2の絶対量を超音波センサ等で測定する場合等では、材料M1,M2の量(測定値)に応じて無段階でフィード装置20,21の単位時間当たりの目標供給重量Fをクローズドループ制御するようにしてもよい。
更にまた供給量の制御に用いるセンサを可塑化装置の計量モータのトルクとしたり、CCDカメラにより可塑化装置11のスクリュ14のフライトの状態を把握して行うことにより、スクリュのフライト間の溝内に材料M1,M2を充満させずに材料供給量を制限して射出成形を行う飢餓供給の場合にも対応することができる。これらのいずれの方式を採用するにしても、従来方式とは異なり、フィード装置のフィードスクリュは自動運転中、連続駆動されるので、双方のフィード装置から供給される材料M1,M2の物性が異なっている場合であっても回転停止や回転開始時にそれぞれの供給量(供給比)が異なってしまうという問題は生じない。
本実施形態は、上記のようにフィード装置20,21のフィードスクリュ25,26の回転数の制御をロードセル32,33の検出値を用いて行うクローズドループ(小ループ)と、フィード装置20,21から加熱筒12へ送られる材料供給目標値の制御を材料供給部29に設けたセンサ24a,24b,24c,24dの検出値を用いて行うクローズドループ(大ループ)を併用するので正確な供給制御が実現でき、特にはフィードスクリュ25,26を連続駆動することにより、異なる複数種の材料M1,M2を供給する場合であっても正確な材料供給比を保つことができる
また本発明は上記の重量制御の実施形態とは異なり、容積制御により制御を行うものや、重量制御と容積制御を併用した制御を行う実施形態のものでもよい。即ち容積制御を行う場合は、制御装置から連続運転されるフィード装置のフィードスクリュの回転数を制御する。連続運転される各フィード装置20,21のスクリュ25,26の回転数は、材料供給部29に供給される材料M1,M2の供給量をセンサ24a,24b,24c,24dにより検出しその計測値を制御装置に送り制御装置からモータ42,43を制御することにより制御される。この際、樹脂材料M1を供給するフィード装置20のフィードスクリュ25の回転数と繊維材料M2を供給するフィード装置21のフィードスクリュ26の回転数をそれぞれ所定の比(割合)に定め、その割合を保ったまま制御することが望ましい。
ただし材料1,M2の種類によっては、加熱筒12への供給量の増減に対してフィードスクリュ25,26の回転数を正比例で増減させると供給量の比率が変化してしまう場合は、補正値を用いて回転数を決定するようにする。
容積制御の場合の図3のフローチャートについては、目標材料供給重量指令(s2)の部分が目標回転数指令に置き替えられる。またフィード装置重量計測(s3)の部分がフィードスクリュ回転数計測に置き替えられ、重量差分演算(s4)の部分が回転数差分演算に置き換えられる。更に目標供給重量−α、−β(s13)の部分が目標回転数−α、−βに置き換えられ、目標供給重量+α、+β(s15)の部分が、目標回転数+α、+βに置き換えられる。
更に図4においては、図4の上側に記載された目標供給重量指令Fa,Fb、およびFa+α,Fb+βの部分がスクリュ目標回転数指令Ra,Rb(指令値)、およびRa+α,Rb+β(指令値)に置き換えられる点が異なるが他は同じである。そして例えば成形サイクル6終了時において例えばセンサ24cが材料M1,M2が無いことを検出すると、スクリュ目標回転数指令Ra,Rbが、Ra+α(指令値),Rb+α(指令値)に増速される。スクリュ回転速度を制御する場合についても、樹脂材料M1を供給するフィード装置20のフィードスクリュ25の回転数は、無段階に制御を行うなど他の方式で制御を行うようにしてもよい。
また上記以外の制御方式として、材料供給筒23の材料M1,M2の量を検出してフィードスクリュ25,26の目標回転数は定めるものの重量制御の要素も加味してもよい。即ち重量フィーダのロードセル32,33によりフィード装置20,21の重量は計測して、スクリュ目標回転数に加算等を行う制御をするようにしてもよい。前記の第1案としては、目標値はスクリュ回転数とするものの、スクリュ回転数のクローズループに重量フィーダにより測定された重量の増減を加味するようにしてもよい。また前記の第2案としては、ホッパ36,37内の材料M1,M2が減少したことが重量フィーダのロードセル32,33により検出されるとホッパ36,37内から供給口40,41を介して搬送筒部34,35内に供給される材料M1,M2の嵩密度が低下するので、それに対応してフィードスクリュ25,26の回転数を増加させ、ホッパ36,37内に新たに材料が供給されて材料M1,M2が増加したことが重量フィーダのロードセル32,33により検出されると前記部分の材料M1,M2の嵩密度が高くなるので、フィードスクリュ25,26の回転数を低下させる制御を行ってもよく、更に別の方式でもよい。
本発明については、一々列挙はしないが、上記した本実施形態のものに限定されず、当業者が本発明の趣旨を踏まえて変更を加えたものについても、適用されることは言うまでもないことである。例えば可塑化装置を射出成形機に設ける場合、加熱筒内にプランジャまたはトーピードが設けられた可塑化装置であってもよい。またスクリュを内蔵した加熱筒を備えた可塑化装置とプランジャを内蔵した加熱筒を備えた射出装置を連結したプリプラ(登録商標)式の射出成形機であってもよい。また可塑化装置は、プレス装置に溶融樹脂をダイから供給するスタンピング成形用の供給装置でもよい。更に可塑化装置は、押出機の可塑化装置であってもよい。
また可塑化装置11に供給される材料Mについては、物性または形状の異なる材料Mであれば限定されない。例えば少なくとも一つの材料Mが繊維材料M2の場合、その種類は限定されない。また樹脂材料M1の同士の場合もその組合せは限定されない。例えば樹脂材料M1とマスターバッチ材料の組合せなどでもよい。更には一つのフィード装置から供給される材料Mについても単独の材料Mに限定されない。例えば樹脂材料M1と充填材料や、樹脂材料M1と着色材料が一つのフィード装置から供給され、他のフィード装置から供給された繊維材料M2等の材料と材料供給部で混合されるものでもよい。更には複数種の材料Mは、同じ物性の材料Mであって嵩比重や材料の形状が異なるものでもよい。
11 可塑化装置
12 加熱筒
14 スクリュ
20,21 フィード装置
23 材料供給筒
24a,24b,24c、24d センサ
25,26 フィードスクリュ
27 制御装置
28 材料供給装置
29 材料供給部
M1 樹脂材料
M2 繊維材料

Claims (2)

  1. 複数のフィード装置からそれぞれ異なる材料を供給し可塑化を行う可塑化装置の材料供給方法において、
    重量を計測する重量測定部が設けられるともに材料の供給量を制御可能であって回転数を制御可能なモータを備えた複数のフィード装置と、
    前記フィード装置から供給された材料の量または可塑化装置のスクリュを回転させる計量モータのトルクを計測するセンサとが備えられ、
    自動運転中はモータが連続駆動される前記フィード装置の供給量を前記フィード装置の重量測定部により計測された計測値と前記センサの計測値に基づいてクローズドループ制御することを特徴とする可塑化装置の材料供給方法。
  2. 複数のフィード装置からそれぞれ異なる材料を供給し可塑化を行う可塑化装置において、
    重量を計測する重量測定部が設けられるともに複数のフィード装置の回転数を制御可能なモータによって回転駆動されるフィードスクリュと、
    前記フィードスクリュから可塑化装置に供給された材料の量または可塑化装置のスクリュを回転させる計量モータのトルクを計測するセンサと、
    自動運転中はモータが連続駆動される前記フィードスクリュから送られる材料の供給量を前記フィード装置の重量測定部により計測された計測値と前記センサの計測値に基づいてクローズドループ制御する制御装置とが備えられたことを特徴とする可塑化装置。
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