JP6471364B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技者が操作可能な操作手段を備えた遊技機に関する。
下記特許文献1等に記載されるように、遊技者に操作手段の操作を促し、当該操作手段が操作されたことを契機として、各種演出を実行する遊技機が公知である。
特開2009−136470号公報
本発明が解決しようとする課題は、操作手段を備えた遊技機において、操作手段の操作を促す演出を従来にないものとすることである。
上記課題を解決するためになされた本発明にかかる遊技機は、遊技者が操作可能な操作手段と、遊技者に前記操作手段を所定の態様で操作することを促す操作要求を行うとともに、当該操作手段の所定の態様での操作が演出上反映される操作有効時間が設定される操作演出を実行する操作演出実行手段と、を備え、前記操作演出において、前記操作手段の操作方向と略同じ方向に減少または増加するように、一の前記操作要求に対応して設定された、連続する一の前記操作有効時間の残時間または経過時間を示すメータが複数表示される場合があることを特徴とする。
本発明にかかる遊技機では、操作有効時間の残時間または経過時間を示すータが操作手段の操作方向と略同じ方向に減少または増加するように表示される。つまり、ータの変化と操作手段の操作方向がリンクするから、遊技者に対して操作手段を操作するよう促す効果を高めることが可能である。また、ータの表示と操作手段の操作方向がリンクするため、操作手段の操作方向を分かりやすくすることが可能である
また、メータが複数表示されていれば、遊技者に対して操作手段を操作するよう促す効果をさらに高めることが可能である。
本発明にかかる遊技機によれば、操作手段の操作を促す演出を従来にないものとすることが可能である。
本発明の一実施形態にかかる遊技機の正面図である。 本発明の一実施形態にかかる遊技機の側面図(操作手段側の側面図)である。 操作演出の流れを説明するための図である。 (a)は第一操作指示演出(第一メータが表示される演出)を示した図であり、(b)は第二操作演出(第二メータが表示される演出)を示した図である。 (a)は操作有効時間の経過とともにゲージが下方に変位していく第一メータを示した図であり、(b)は操作有効時間の経過とともにゲージが上方に変位していく第一メータを示した図である。 第一変形例にかかる操作指示演出を説明するための図である。 第二変形例にかかる操作指示演出を説明するための図である。 図7に示した例とは異なる第二変形例にかかる操作指示演出を説明するための図である。
以下、本発明にかかる遊技機1の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明における上下方向とは、図1における上下方向をいい、左右方向(幅方向)とは図1における左右方向をいうものとする。
まず、図1を参照して遊技機1の全体構成について簡単に説明する。遊技機1は遊技盤90を備える。遊技盤90は、ほぼ正方形の合板により成形されており、発射装置908(発射ハンドル)の操作によって発射された遊技球を遊技領域902に案内する通路を構成するガイドレール903が略円弧形状となるように設けられている。
遊技領域902には、始動入賞口904、大入賞口906、アウト口などが設けられている。表示装置91は、遊技盤90の後方に設けられており、表示装置91の表示領域911は遊技盤90に形成された開口901を通じて視認可能となる領域である。なお、図3〜図8では、表示領域911を大まかに記載するが、その形状等は適宜変更可能である(開口901の形状や大きさ、表示装置91自体の形状や大きさを変更することで表示領域911の形状等を変更することができる)。
また、遊技領域902には、流下する遊技球が衝突することにより遊技球の流下態様に変化を与える障害物としての遊技釘が複数設けられている。遊技領域902を流下する遊技球は、遊技釘に衝突したときの条件に応じて様々な態様に変化する。
このような遊技機1では、発射装置908を操作することにより遊技領域902に向けて遊技球を発射する。遊技領域902を流下する遊技球が、始動入賞口904や大入賞口906等の入賞口に入賞すると、所定の数の賞球が払出装置により払い出される。
なお、遊技機1の枠体、遊技球を貯留する下皿や上皿など、本発明に関係のない遊技機1の構成要素は説明を省略する。これらについては公知の遊技機と同様の構造のものが適用できる。
大当たりの抽選(当否判定)は、図示されない制御基板(本実施形態では主制御基板)に設けられた当否判定手段が始動入賞口904への遊技球の入賞を契機として実行する(このような始動入賞口が複数設けられていてもよい)。具体的には、始動入賞口904への遊技球の入賞を契機として乱数源から数値が取得され、当該数値が予め定められた大当たりの数値と同じである場合には大当たりとなり、異なる場合にははずれとなる。大当たりに当選した場合には大当たり遊技が実行される。大当たり遊技は、大入賞口906が頻繁に開放状態となり、遊技者が多くの遊技球(いわゆる出玉)を獲得することができるものであって、公知の遊技機と同様であるため詳細な説明を省略する。獲得できる遊技球の期待値が異なる複数種の大当たり遊技が設定されていてもよい。
本実施形態では、公知の遊技機と同様に、表示装置91の表示領域911に表示される図柄である識別図柄の組み合わせによって当否判定結果を遊技者に報知する。大当たりに当選している場合には識別図柄は最終的に所定の組み合わせ(例えば、同じ識別図柄30の三つ揃い)で停止する。はずれである場合には識別図柄は最終的にそれ以外(大当たりとなる組み合わせ以外)の組み合わせで停止する。
本実施形態にかかる遊技機1は、最終的に識別図柄の組み合わせによって報知される当否判定結果がどのようなものとなるかを示唆する演出として、操作手段20および表示装置91を利用した操作演出10が実行可能である。操作演出10は、図示されない演出用の制御基板(本実施形態では、主制御基板と通信可能なサブ制御基板)によって制御される(かかる演出用の制御基板が、本発明における操作演出実行手段に相当することとなる)。
図1および図2に示す本実施形態における操作手段20は、「剣」を模した構造物であって、遊技者が力を加えることで移動するものである。操作手段20が所定量以上移動したときには、その移動が図示されない検出手段によって検出される。操作手段20は、略上下方向にスライド可能に設けられる。操作手段20は、図示されない付勢部材によって上側に付勢されており、遊技者が当該付勢部材の付勢力に抗して操作手段20を所定量略下方(水平面よりも下向き)に押し下げると、当該操作手段20の移動、すなわち遊技者によって操作手段20が操作されたことが検出手段によって検出されることになる。
本実施形態にかかる遊技機1は、「剣」を模した操作手段20とは別の操作手段80である押しボタンが搭載されている。「剣」を模した操作手段20と押しボタンである別の操作手段80を比較すると、ともに、略下方に向かって操作されるものという点において共通するものの、操作が検出されるまでの変位量(ストローク量)が異なる。具体的には、「剣」を模した操作手段20の方が別の操作手段80よりも当該変位量が大きい。つまり、遊技者にとっては、操作しがいのあるもの(操作したことに対する充実感が大きいもの)であるといえる。本実施形態では、以下で詳細を説明する操作演出10は、「剣」を模した操作手段20を用いるものについて実行されるが、別の操作手段80を用いて実行されるものについても、同様の技術思想を適用することが可能である。ただし、以下で詳細を説明する操作演出10は、別の操作手段80に比して操作時の変位量が大きい操作手段20に適したものであるといえる。
操作演出10は、操作有効時間が設定され、当該操作有効時間内に操作手段20が操作されたことが検出されたときに、当否判定結果が大当たりとなる蓋然性(以下、大当たり信頼度と称することもある)を直接的にまたは間接的に示唆するものである。かかる操作演出10は、遊技者に対して操作手段20の操作を促す操作指示演出11(図3(a)参照)と、操作された結果の演出である操作結果演出12(図3(b)参照)とを含む。本実施形態における操作結果演出12は大当たり信頼度を示唆する演出であるが、当該操作結果演出12はどのようなものであってもよいから詳細な説明を省略する。なお、操作指示演出11中(操作有効時間中)に操作手段20が操作されなかった場合には、操作指示演出11(操作有効時間)が経過した後に操作結果演出12が実行されるようにしてもよいし、操作結果演出12が実行されないようにしてもよい。
操作指示演出11は、遊技者に対して操作手段20の操作を促す演出である。つまり、遊技者が、操作手段20を操作する時機であるということを認識できるような表示等を行う演出である。本実施形態では、図4に示すように、操作手段20を模した画像(以下、操作画像111と称することもある)を「剣を押し込め」といった文字(以下、操作文字112と称することもある)とともに表示する。ここで、「模した」とは、操作手段20と全く同一の態様をいうものではない。遊技者が操作手段20を示した画像であるということを認識できる程度のものであれば、多少の改変がなされたものであってもよい。
操作画像111や操作文字112とともに、操作有効時間を示すメータが表示される。本実施形態では、当該メータとして、第一メータ113(図4(a)参照)または第二メータ114(図4(b)参照)が表示される。以下、第一メータ113および第二メータ114について説明する。本実施形態では、第二メータ114が通常の表示であり、第一メータ113が特殊な表示である(以下、第一メータ113が表示される操作指示演出11を第一操作指示演出11aと、第二メータ114が表示される操作指示演出11を第二操作指示演出11bと称することもある)。つまり、操作指示演出11が実行される場合、通常は第二メータ114が表示されるものの、所定の条件が成立した場合には第一メータ113が表示される。本実施形態では、第一メータ113が表示される第一操作指示演出11aが実行されるか第二メータ114が表示される第二操作指示演出11bが実行されるかは、大当たり信頼度を示唆するものであるため、対象の当否判定結果が大当たりとなるものか否かを踏まえていずれのメータを表示するかを抽選により決定する。
第一メータ113は、操作有効時間の経過とともにゲージ113gが減少していく構成のものであってもよいし、操作有効時間の経過とともにゲージ113gが増加していく構成のものであってもよい。いずれの表示も、ある時点で表示されているゲージ113gの大きさが操作有効時間の経過時間および残時間の一方を示し、操作有効時間の開始時点からのゲージ113gの変化分が操作有効時間の経過時間および残時間の他方を示すものといえる。例えば、図5(a)に示すように、操作有効時間の経過とともに上下方向に細長い枠113f内に表示されるゲージ113gが減少していき、操作有効時間の終了とともにゲージ113gが空となる構成としてもよいし、図5(b)に示すように、操作有効時間の開始とともに上下方向に細長い枠113f内に表示されるゲージ113gが増加していき、操作有効時間の終了とともにゲージ113gが満タンとなる構成としてもよい。当該枠113fに目盛等が付された構成としてもよい。
いずれの場合も、第一メータ113(ゲージ113g)が操作有効時間の経過とともに、下方に変化していくような表示となる。本実施形態では、第一メータ113が表示された場合に後述する第二変形例のような特殊な演出が発生する場合を除き、操作有効時間の終了とともにゲージ113gが空となるように構成されている(図5(a)に示すように表示する)。つまり、本実施形態では、当初満タンであったゲージ113gが、操作有効時間の経過とともに下方へ減少していき、操作有効時間の終了とともに空となるような表示がなされる。
なお、基本的には、操作有効時間の開始時点から、第一メータ113の変化(ゲージ113gの増加または減少)が開始されることとなるが、操作有効時間の開始時点と第一メータ113の変化が開始される時点が多少ずれていてもよい。同様に、操作有効時間の終了時点と、第一メータ113(ゲージ113g)が空となる時点が多少ずれていてもよい。つまり、遊技者が違和を感じない程度のずれは許容されるものである。また、第一メータ113の変化(ゲージ113gの増加または減少)の速度は一定でなくてもよい。
図4(a)に示すように、第一メータ113は、ゲージ113gの減少または増加方向が、操作手段20の操作方向と略同じ方向となるように表示される。本実施形態における操作手段20は、遊技者の力によって略下方に押し下げられるよう操作されるものである。また、上述したように、第一メータ113のゲージ113gの減少または増加方向は、下方になるように設定されている。つまり、「下方」という点において操作方向と第一メータ113の変化方向が一致するということである。
また、本実施形態における第一操作指示演出11aでは、操作画像111(操作文字112)の幅方向一方側と他方側の両方に第一メータ113が表示される(以下、左側のメータを左第一メータ113L、右側のメータを右第一メータ113Rと称することもある)。つまり、第一メータ113は複数表示される。本実施形態では、左第一メータ113Lは表示領域911の左側縁に沿い、右第一メータ113Rは表示領域911の右側縁に沿うように表示される。また、左第一メータ113Lの上下端と右第一メータ113Rの上下端の上下方向における位置は一致する。後述する第一変形例のような演出が発生する場合を除き、左第一メータ113Lと右第一メータ113Rの変化(ゲージ113gの変化)は一致する。このような第一メータ113が三つ以上表示される構成としてもよい。
一方、図4(b)に示すように、第二メータ114は、枠114f内に表示されるゲージ114gの減少または増加方向が、操作手段20の操作方向と交差する方向となるように表示される。本実施形態では、当初満タンであったゲージ114gが、操作有効時間の経過とともに右方(逆であってもよい)へ減少していくような表示がなされる。つまり、第二メータ114は、幅方向に細長い表示である。また、本実施形態における第二操作指示演出11bでは、一つの第二メータ114が表示される。
本実施形態では、第一メータ113が表示される第一操作指示演出11aが実行された場合には、第二メータ114が表示される第二操作指示演出11bが実行された場合よりも、操作結果演出12が遊技者にとって有利なものとなるように設定されている。操作結果演出12は、大当たり信頼度を示唆するものであるから、第一メータ113が表示される第一操作指示演出11aが実行された場合には、第二メータ114が表示される第二操作指示演出11bが実行された場合よりも、操作演出10終了後、遊技者に有利な事象が発生する蓋然性が高くなるように設定されているともいえる。つまり、いずれのメータが表示されるかということが、間接的に大当たり信頼度を示唆しているものであるといえる。
以上説明したように、本実施形態にかかる遊技機1では、操作有効時間の残時間または経過時間を示す第一メータ113が操作手段20の操作方向と略同じ方向に減少または増加するように表示されることがある。第一メータ113が表示された場合、当該メータ(ゲージ113g)の変化と操作手段20の操作方向がリンクするから、遊技者に対して操作手段20を操作するよう促す効果を高めることが可能である。また、第一メータ113の表示と操作手段20の操作方向がリンクするため、操作手段20の操作方向を分かりやすくすることが可能である。
特に、本実施形態にかかる操作演出10は、相対的に(別の操作手段80よりも)変位量(ストローク量が大きい)操作手段20を用いたものである場合に実行される。つまり、遊技者にとっては、操作手段20は(別の操作手段80よりも)大きく下方に移動させるものであって操作しがいのあるものであるといえるから、このような操作手段20を用いた演出において操作手段20の操作方向と第一メータ113の方向を一致させ、遊技者の操作意欲の向上を図る意義が大きいといえる。
また、本実施形態では、操作手段20の操作方向と交差する方向に減少または増加する第二メータ114が表示される場合がある。したがって、メータ(ゲージ113g)の変化と操作手段20の操作方向がリンクする第一メータ113が表示された場合において、遊技者に対して操作手段20を操作するよう促す効果をより高めることが可能である。
例えば、第一メータ113の表示は、遊技者に操作手段20を操作させたい演出(操作させることにより面白さを伝えたい演出)に発生する、または発生しやすくなるように設定するとよい。具体的には、操作手段20が操作された結果として実行される操作結果演出12が、希少性の高い演出となる場合に、第一メータ113が表示される、または第一メータ113が表示されやすくなるように設定するとよい。第一メータ113が表示された場合には、第二メータ114が表示された場合よりも、遊技者に対して操作手段20を操作するよう促す効果を高めることが可能であるからである。
また、本実施形態では、操作演出10において第二メータ114が表示される場合よりも、操作演出10において第一メータ113が表示される場合の方が、操作演出10後に遊技者に有利な事象が発生する蓋然性が高くなるように設定されている。つまり、遊技者にとって有利な事象が発生する蓋然性が高い場面で、遊技者に対して操作手段20を操作するよう促す効果を高めることが可能である。
また、本実施形態では、第一メータ113が複数表示されているため、遊技者に対して操作手段20を操作するよう促す効果をさらに高めることが可能である。
また、本実施形態では、操作手段20を操作するタイミングであることを示す操作手段20を模した操作画像111を挟むようにして第一メータ113が表示されるから、遊技者に対して操作手段20を操作するよう促す効果をさらに高めることが可能である。
以下、第一操作指示演出11aの変形例について説明する。
・第一変形例
第一操作指示演出11aにおいて、第一メータ113は複数表示される。上記実施形態では、左第一メータ113Lおよび右第一メータ113Rが表示される。本例は、第一操作指示演出11a中において左第一メータ113Lと右第一メータ113Rの変化が不一致となることがあるものである。変化が不一致となるタイミングはどのようなものであってもよい。図6に示すように、途中までは一致していたものの(図6(a))、途中から不一致となるように(図6(b)参照)してもよいし、最初から変化が不一致であってもよい。
つまり、上記実施形態において説明したように、基本的には、左第一メータ113Lと右第一メータ113Rの変化(ゲージ113gの変化)は一致する(以下、通常変化態様と称することもある)ものであるが、当該変化が一致しない場合(以下、特殊変化態様と称することもある)が発生するような構成とする。特殊変化態様の一例としては、一方の第一メータ113のゲージ113gの方が、早く減少していく構成が挙げられる。本実施形態では、左第一メータ113Lと右第一メータ113Rは、上下方向において上下端の位置が一致するように配置されるものであるから、特殊変化態様が発生した場合にゲージ113gの変化が一致していないことが分かりやすい。
このような特殊変化態様が発生したときは、通常変化態様が発生した場合よりも、操作演出10後に遊技者に有利な事象が発生する蓋然性が高くなるように設定されているとよい。特殊変化態様は、複数の第一メータ113の変化が一致せず、操作有効時間の変化が正確に分からなくなるような演出であるから、当該特殊変化態様が発生したときには、対象の当否判定結果が大当たりとなることが確定するようにしてもよい。
このように、複数の第一メータ113の変化が一致しない特殊変化態様が発生する可能性がある構成とすることで、第一操作指示演出11aの趣向性を向上させることが可能である。
・第二変形例
上述したように、第一メータ113は、操作手段20の操作方向と略同じ方向に変化するものである。本例は、それを利用した演出である。例えば、第一メータ113が、操作有効時間の経過とともにゲージ113gが下方に向かって減少していく構成であるとする。この場合、図7に示すように、操作手段20が操作された瞬間または直後に、残りのゲージ113gが押し出されていくような表示を行う。つまり、第一メータ113のゲージ113gは、細長い容器内に残りの操作有効時間の概要を示す液体のようなものが入っているかのように見えるため、操作手段20の操作によって当該液体のようなものが押し出された(押しつぶされたか)かのような表示を行う。これにより、操作手段20の操作によって第一メータ113(ゲージ113g)が変化したかのように見える従来にない面白い演出を実行することが可能である。
第一メータ113が、操作有効時間の経過とともにゲージ113gが下方に向かって増加する構成とする場合には、図8に示すように、操作手段20が操作された瞬間または直後に、ゲージ113gが押し下げられて増加していくような表示を行う。つまり、第一メータ113のゲージ113gは、細長い容器内に残りの操作有効時間の概要を示す液体のようなものが入っているかのように見えるため、操作手段20の操作によって当該液体のようなものが引き延ばされたかのような表示を行う。このような構成としても、操作手段20の操作によって第一メータ113(ゲージ113g)が変化したかのように見える従来にない面白い演出を実行することが可能である。
このように、本変形例は、操作手段20の操作によって強制的に第一メータ113が変化するかのような演出である。なお、このような強制的な変化が生じたということは、変化後の第一メータ113はもう既に操作有効時間を正確に表示するものではないということになるが、既に操作手段20は操作されているのであるから、操作有効時間を正確に表示する意味はほとんどないといえる。つまり、操作手段20の操作が検出された後の第一メータ113の強制的な変化であるから、遊技者にとって都合が悪い事態が発生するということにはならない。
以上、本発明の一実施形態(およびその変形例)について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態(およびその変形例)に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
例えば、上記実施形態(およびその変形例)にかかる遊技機1はいわゆるぱちんこ遊技機であるが、遊技者が操作可能な操作手段20を備え、当該操作手段20を利用した演出を実行することが可能なものであれば、スロットマシン等、他の遊技機に同様の技術思想を適用することも可能である。
上記実施形態から得られる具体的手段(遊技機)を以下に列挙する。
手段1にかかる遊技機は、遊技者が操作可能な操作手段と、遊技者に前記操作手段の操作を促し、操作有効時間内における前記操作手段の操作が演出上反映される操作演出を実行する操作演出実行手段と、を備え、前記操作演出において、前記操作手段の操作方向と略同じ方向に減少または増加するように、前記操作有効時間の残時間または経過時間を示す第一メータが表示される場合があることを特徴とする。
手段1にかかる遊技機では、操作有効時間の残時間または経過時間を示す第一メータが操作手段の操作方向と略同じ方向に減少または増加するように表示される。つまり、第一メータの変化と操作手段の操作方向がリンクするから、遊技者に対して操作手段を操作するよう促す効果を高めることが可能である。また、第一メータの表示と操作手段の操作方向がリンクするため、操作手段の操作方向を分かりやすくすることが可能である。
手段2にかかる遊技機は、手段1に記載の遊技機において、前記操作演出において、前記第一メータではなく、前記操作手段の操作方向と交差する方向に減少または増加するように、前記操作有効時間の残時間または経過時間を示す第二メータが表示される場合があることを特徴とする。
手段2にかかる遊技機のように、操作手段の操作方向と交差する方向に減少または増加する第二メータが表示される場合があれば、メータの変化と操作手段の操作方向がリンクする第一メータが表示された場合において、遊技者に対して操作手段を操作するよう促す効果をより高めることが可能である。例えば、第一メータの表示は、遊技者に操作手段を操作させたい演出(操作させることにより面白さを伝えたい演出)に発生するように設定することができる。
手段3にかかる遊技機は、手段2に記載の遊技機において、前記操作演出において前記第二メータが表示される場合よりも、前記操作演出において前記第一メータが表示される場合の方が、前記操作演出後に遊技者に有利な事象が発生する蓋然性が高くなるように設定されていることを特徴とする。
手段3にかかる遊技機のように、遊技者に対して操作手段を操作するよう促す効果を高めることが可能な第一メータの表示は、遊技者にとって有利な事象が発生する蓋然性が高い場面で使用するとよい。
手段4にかかる遊技機は、手段1から手段3のいずれかに記載の遊技機において、前記第一メータは複数表示されることを特徴とする。
手段4にかかる遊技機のように、第一メータが複数表示されていれば、遊技者に対して操作手段を操作するよう促す効果をさらに高めることが可能である。
手段5にかかる遊技機は、手段4に記載の遊技機において、前記操作手段を模した画像の一方側と他方側に前記第一メータが表示される場合があることを特徴とする。
手段5にかかる遊技機のように、操作手段を操作するタイミングであることを示す操作手段を模した画像を挟むようにして第一メータを表示することにより、遊技者に対して操作手段を操作するよう促す効果をさらに高めることが可能である。
手段6にかかる遊技機は、手段5に記載の遊技機において、複数の前記第一メータそれぞれの変化が常に一致する通常変化態様と、変化が不一致となるときがある特殊変化態様が設定されていることを特徴とする。
手段6にかかる遊技機のように、複数の第一メータの変化が不一致となる特殊変化態様を実行可能とすることで、例えば、当該特殊変化態様を用いた当否判定結果の示唆等を実行することが可能である。
手段7にかかる遊技機は、手段1から手段6のいずれかに記載の遊技機において、前記操作手段の操作とともに前記第一メータが減少または増加するような表示がなされることを特徴とする。
第一メータの変化は操作手段の操作方向とリンクするものであるため、上記手段7にかかる遊技機のように、操作手段の操作によって第一メータが変化したかのように見える従来にない面白い演出を実行することが可能である。
手段8にかかる遊技機は、手段1から手段7のいずれかに記載の遊技機において、前記操作手段とは異なる遊技者が操作可能な別の操作手段を備え、遊技者の操作によって前記操作手段の操作が検出されるまでの変位量は、前記別の操作手段の操作が検出されるまでの変位量よりも大きいことを特徴とする。
手段8にかかる遊技機のような構成とすれば、遊技者にとっては、操作手段は(別の操作手段よりも)大きく下方に移動させるものであって操作しがいのあるものであるといえるから、このような操作手段を用いた演出において操作手段の操作方向と第一メータの方向を一致させ、遊技者の操作意欲の向上を図る意義が大きいといえる。
1 遊技機
10 操作演出
11 操作指示演出(11a 第一操作指示演出 11b 第二操作指示演出)
111 操作画像
113 第一メータ(113L 左第一メータ 113R 右第一メータ)
113g (第一メータの)ゲージ
113f (第一メータの)枠
114 第二メータ
114g (第二メータの)ゲージ
114f (第二メータの)枠
12 操作結果演出
20 操作手段
80 別の操作手段
91 表示装置
911 表示領域

Claims (1)

  1. 遊技者が操作可能な操作手段と、
    遊技者に前記操作手段を所定の態様で操作することを促す操作要求を行うとともに、当該操作手段の所定の態様での操作が演出上反映される操作有効時間が設定される操作演出を実行する操作演出実行手段と、
    を備え、
    前記操作演出において、前記操作手段の操作方向と略同じ方向に減少または増加するように、一の前記操作要求に対応して設定された、連続する一の前記操作有効時間の残時間または経過時間を示すメータが複数表示される場合があることを特徴とする遊技機。
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