JP6470574B2 - 受信装置、受信方法及びプログラム - Google Patents
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Description
また、特許文献2には、受信機の制約条件から提示要素の提示が困難な場合であっても、提示要素の配置を調整し、提示するデータ放送表示装置について記載されている。
本発明の第1の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係る放送システム1の構成を示すブロック図である。放送システム1は、送信装置11と、受信装置31とを含んで構成される。送信装置11は、例えば、放送事業者等が有する放送設備を構成する。受信装置31は、送信装置11から放送される放送番組を受信し、受信した放送番組の映像を表示し、当該放送番組の音声を再生する。放送番組は、文字データと多重化される場合がある。その場合には、受信装置31は、多重化された文字データが示す文字を映像に重ね合わせて表示する。受信装置31は、例えば、各家庭や事業所等に設置される。
次に、本実施形態に係る送信装置11の構成について説明する。図2は、本実施形態に係る送信装置11の構成を示すブロック図である。送信装置11は、番組データ取得部111、文字データ取得部112、構成情報取得部113、多重化部114、暗号化部115及び送信部116を含んで構成される。
文字データ取得部112は、取得した文字データを多重化部114に出力する。
送信部116は、暗号化部115から入力された多重化データを受信装置31に放送伝送路12を介して送信する。ここで、送信部116は、ベースバンド信号である多重化データで所定の搬送周波数を有する搬送波を変調させて、搬送周波数に対応したチャネル帯域の電波(放送波)をアンテナ(図示せず)により放射する。
次に、MPTのデータ構造について説明する。図3は、MPTの例を示す図である。図3に示す例では、MPT(MMT Package Table)は、アセット毎にアセットタイプ(asset_type)とアセット記述子領域(asset_descriptors_byte)とを含む。アセットタイプ(asset_type)には、アセットの種類を示す符号が記述される。アセットタイプ(asset_type)として、例えば、HEVCで符号化された映像データを示すhcv1、MPEG−4オーディオで符号化された音声データを示すmp4a、文字データ(タイムドテキスト)を示すstppのいずれかが記述される。
次に、MH−データ符号化方式記述子のデータ構造について説明する。
図4は、MH−データ符号化方式記述子の例を示す図である。図4に示す例では、MH−データ符号化方式記述子(MH−Data_Component_Descriptor())は、データ符号化方式識別(data_component_id)と付加識別情報(additional_data_component_info)を含んで構成される。文字データについては、データ符号化方式識別(data_component_id)として、例えば、符号‘0x0020’が記述される。符号‘0x0020’は、デジタル放送における字幕符号化方式を示す。
付加識別情報(Additional_Arib_Subtitle_Info())は、字幕識別タグ(subtitle_tag)、言語コード(ISO_639_language_code)、字幕タイプ(type)、字幕記述方式識別(subtitle_format)、及び開始MPUシーケンス番号(start_mpu_sequence_number)を含んで構成される。字幕識別タグ(subtitle_tag)は、字幕放送、文字スーパーのストリームを識別するためのラベルである。言語コード(ISO_639_language_code)は、字幕識別タグで識別される言語を示す。字幕タイプ(type)は、サービス種別、即ち字幕放送と文字スーパーとの区別を示す。字幕放送が提供される場合には、字幕タイプ(type)として符号‘00’が記述され、文字スーパーが提供される場合には、字幕タイプ(type)として符号‘01’が記述される。字幕記述方式識別(subtitle_format)として、TTML記述方式を示す符号‘0000’が記述される。開始MPUシーケンス番号(start_mpu_sequence_number)は、本記述子による設定が有効となる文字データの最初のMPUシーケンス番号を示す。
次に、MFUのデータ構造について説明する。図6は、MFUの例を示す図である。MFUは、字幕識別タグ(subtitle_tag)、字幕シーケンス番号(subtitle_sequence_number)、サブサンプル番号(subsample_number)、最終サブサンプル番号(last_subsample_number)、データタイプ(data_type)及びデータバイト(data_byte)を含んで構成される。
字幕シーケンス番号(subtitle_sequence_number)は、当該アセットで送信される字幕データ全体におけるシーケンス番号であって、連続するMPU間でインクリメントされる番号である。サブサンプル番号(subsample_number)は、当該MPUにおけるデータのサブサンプルを格納したMFUの昇順で表される番号である。各MPUにおける最初のサブサンプルの番号は0である。最終サブサンプル番号(last_subsample_number)は、当該MPUで送信されるデータの最後のサブサンプル番号である。データタイプ(data_type)は、当該MFUに格納されるデータのデータ種別である。例えば、TTML記述方式で記述された文字データが格納される場合には、データタイプ(data_type)として符号‘0000’が記述される。データバイト(data_byte)は、当該MFUに送信対象の文字データが格納される領域である。
次に、LCTのデータ構造について説明する。図7は、LCTの例を示す図である。LCTでは、1又は複数の提示領域が指定される。LCTにおいて、レイアウト・デバイス数(number_of_loop)は、レイアウトとデバイスの組の数である。個々のレイアウトは、レイアウト番号(layout_number)で指定される。例えば、「0」の値が記述されたレイアウト番号(layout_number)はデフォルトのレイアウトを示し、「1」の値が記述されたレイアウト番号(layout_number)は有効なレイアウトを示す。出力先デバイスは、デバイスID(device_id)で指定される。出力先デバイスは、表示要素を表示する機器、例えば、受信装置31の表示部319(後述)である。「0」の値が記述されたデバイスID(device_id)は、メインデバイスを示す。領域数(number_of_region)は、1つのレイアウトとデバイスの組における提示領域の数を示す。個々の提示領域は、領域番号(region_number)で指定される。例えば、「0」の値が記述された領域番号(region_number)は、デフォルトの提示領域を示す。提示領域は、その左上の位置、右上の位置で指定される。左上の位置は、左上水平位置(left_top_pos_x)と左上垂直位置(left_top_pos_y)で指定される。右下の位置は、右下水平位置(right_down_pos_x)と右下垂直位置(right_down_pos_y)で指定される。なお、左上水平位置(left_top_pos_x)、右下水平位置(right_down_pos_x)として、それぞれ全表示領域の幅に対する百分率が記述される。左上垂直位置(left_top_pos_y)、右下垂直位置(right_down_pos_y)として、それぞれ全表示領域の高さに対する百分率が記述される。また、LCTは、記述子領域(descriptor())を含む。
次に、MPU提示領域指定記述子(MPU_Presentation_Region_Descriptor())のデータ構造について説明する。図8は、MPU提示領域指定記述子の例を示す図である。MPU提示領域指定記述子は、MPUシーケンス番号(mpu_sequence_number)、レイアウト番号(layout_number)及び領域番号(region_number)を含む。MPUシーケンス番号(mpu_sequence_number)は、本記述子に含まれるレイアウト番号(layout_number)、領域番号(region_number)でそれぞれ指定されるレイアウト、提示領域に配置される表示要素(映像データ、文字データ)を格納するMPUのシーケンス番号が記述される。従って、本記述子により、表示要素毎の提示領域が指定される。また、上述したようにレイアウト番号(layout_number)により、例えば、デフォルトの提示領域であるか、有効な提示領域であるか否かが指定される。
次に、LCTによる提示領域の設定例について説明する。図9は、提示領域の設定例を示す図である。図9(a)は、メインデバイスを出力デバイスとして設定された1個のデフォルトのレイアウトの設定例を示す。この例では、レイアウト・デバイス数(number_of_loop)、レイアウト番号(layout_number)、デバイスID(device_id)、領域数(number_of_region)は、それぞれ「1」、「0」、「0」、「1」である。また、領域番号(region_number)「0」に係る提示領域は、左上水平位置(left_top_pos_x)、左上垂直位置(left_top_pos_y)、右下水平位置(right_down_pos_x)、右下垂直位置(right_down_pos_y)として「0」、「0」、「100」、「100」と指定されている。上述の指定は、デフォルトのレイアウトにおいてメインデバイスの表示領域全体が1個の提示領域であることを示す。
図10は、MPU提示領域指定記述子の設定例を示す図である。図10(a)は、図9(a)に示すデフォルトのレイアウトに対応する設定例を示す。本設定例では、レイアウト番号(layout_number)、領域番号(region_number)として、それぞれ「0」、「0」と指定されている。MPUシーケンス番号(mpu_sequence_number)として、映像V01に係るMPUシーケンス番号が指定される。よって、映像V01の提示領域として、LCTにおいてレイアウト番号(layout_number)、領域番号(region_number)が、それぞれ「0」、「0」である提示領域が指定される。即ち、映像V01の提示領域は、メインデバイスの全表示領域となる。
次に、受信装置31の構成について説明する。図11は、本実施形態に係る受信装置31の構成を示すブロック図である。受信装置31は、受信部311(チューナー)、復号部312、分離部313、音声復号部314、再生部316、映像復号部317、表示合成部318、表示部319、記憶部322、操作入力部323、及び制御部331を含んで構成される。
復号部312は、受信部311から入力された多重化データ(暗号化されている)を送信装置11の暗号化部115で用いられた方式に対応する復号方式(例えば、AES)で復号し、復号した多重化データを生成する。復号部312は、生成した多重化データを分離部313に出力する。
再生部316は、音声復号部314から入力された音声データが示す音声を再生する。再生部316は、例えば、スピーカを含んで構成される。
なお、表示合成部318に制御部331から各種の画像(例えば、通知画像(後述)、設定メニュー画面、等)を示す画像データが入力される場合がある。その場合、表示合成部318は、入力された画像データが示す画像を上述の表示映像にさらに重ね合わせる。
表示部319は、表示合成部318から入力された表示映像データに基づく表示映像を表示する。表示部319は、ディスプレイ、例えば、液晶ディスプレイ、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイ、等を含んで構成される。表示部319には、提示領域情報で指定される提示領域において指定された提示要素(映像、文字)が表示される。
操作入力部323は、ユーザによる操作入力を受け付けて生成される操作信号を取得し、取得した操作信号を制御部331に出力する。操作信号は、例えば、電源のオン/オフを示す信号、放送波のチャンネルを示す信号、提示要素(文字、映像)の大きさを指定する信号、がある。操作入力部323は、例えば、操作ボタン、遠隔操作機器(リモコン)から操作信号を受信する入力インタフェース、等である。
次に、本実施形態に係る受信装置31の制御部331の構成について説明する。図12は、本実施形態に係る制御部331の構成を示すブロック図である。制御部331は、文字データ取得部332、設定情報検出部333、配置情報取得部334、通知部335、表示制御部336及び選局部337を含んで構成される。
次に、表示部319に表示された表示映像の例について説明する。図13は、表示映像の一例を示す図である。図13に示す例では全表示領域が、3つの提示領域で区分される。3つの提示領域は、図9(b)に示す領域番号(region_number)「0」、「1」、「2」により指定される提示領域であり、それぞれ文字T01、T02及び映像V01に割り当てられている。また、表示領域の右下には、通知画像G01が重ね合わされている。通知画像G01が表示されることにより、視聴者は文字が表示された提示領域が操作により可変であることに気付くことができる。
図14は、通知画像の一例(通知画像G01)を示す図である。通知画像は、その表題「文字領域設定」と、4つの文字領域サイズの選択肢「縮小」、「標準」、「拡大1」、「拡大2」を含む。「縮小」は、LCTで指定された文字の提示領域のサイズより小さい文字領域サイズを示す。「標準」は、LCTで指定された文字領域サイズを示す。「拡大1」は、LCTで指定された文字領域サイズよりも大きい文字領域サイズを示す。「拡大2」は、「拡大1」よりもさらに大きい文字領域サイズを示す。通知画像G01が表示されているとき、ユーザの操作により、いずれかの選択肢に対応する文字領域サイズが選択可能である。「標準」の直前の黒丸は選択された文字領域サイズを示す記号である。表示制御部336は、操作信号が入力される毎に選択肢を巡回的に変更し、変更により選択された文字領域サイズで指定された提示領域に表示対象の文字が表示される。
次に、文字領域設定データの例について説明する。図15は、文字領域設定データの一例を示す図である。各列に、文字領域サイズ毎のフォントサイズと文字領域の比率が対応付けられている。文字領域サイズは、通知画像の表示により選択される文字領域サイズである。各行のフォントサイズの項目は、設定情報で指定される文字のフォントサイズ(単位:ポイント)である。フォント最下行の文字領域の比率は、LCTで指定された文字の提示領域を基準とした提示領域の倍率である。例えば、操作信号により文字領域サイズ「小」が選択されたとき、LCTで指定された提示領域の70%の大きさの提示領域が文字に割り当てられ、設定情報が示すフォントサイズが大(large)である場合には、12ポイントの大きさで当該文字が表示される。
次に、提示領域の変更例について説明する。図16は、表示映像の他の例を示す図である。図16(a)は、図14に示す表示映像が表示されているときに文字領域サイズとして「大」が選択された場合の表示例である。図16(a)に示す例は、文字T01が割り当てられている領域番号「1」の水平方向の幅、文字T02が割り当てられている領域番号「2」の垂直方向の高さがそれぞれ、LCTで指定された文字領域の120%である。なお、文字T01やその提示領域を単純に指定された比率で拡大すると、文字T01が1行に収まらなくなるため、文字T01が2列にわたって収まるように提示領域の幅がさらに拡大されている。このように、表示制御部336は、拡大により文字が指定された比率で拡大した提示領域に収まらない場合には、さらに提示領域を拡大してもよいし、指定された比率で拡大した提示領域に収まるように文字の大きさを調整してもよい。
図16(b)は、図14に示す表示映像が表示されているときに文字領域サイズとして「小」が選択された場合の表示例である。図16(b)に示す例は、文字T01が割り当てられている領域番号「1」の水平方向の幅、文字T02が割り当てられている領域番号「2」の垂直方向の高さがそれぞれ、LCTで指定された文字領域の70%である。
次に、本実施形態に係る受信処理について説明する。図17は、本実施形態に係る受信処理を示すフローチャートである。
(ステップS101)分離部313(図11)は、放送波で伝送された多重化信号から番組データ及び文字データを抽出し、番組データから映像データを取得する。文字データ取得部332は、分離部313から文字データを取得する。その後、ステップS102に進む。
(ステップS102)分離部313は、放送波で伝送された多重化信号から構成情報を抽出する。配置情報取得部334は、構成情報からLCT(配置情報)を抽出(取得)する。その後、ステップS103に進む。
(ステップS104)表示制御部336は、有効と判定されたLCT(配置情報)で指定される提示領域に表示要素(文字、映像)を表示部319に表示させる。その後、ステップS105に進む。
(ステップS105)通知部335は、表示合成部318を介して通知画像(文字設定領域ガイダンス)を表示部319に表示させる。その後、ステップS106に進む。
(ステップS107)表示制御部336は、文字の提示領域を指定された文字領域サイズに応じた提示領域に変更し、全画面領域内に各表示領域の提示領域が納まるように映像の提示領域を変更する。表示制御部336は、変更した提示領域に各表示要素(文字、映像)を表示部319に表示させる。その後、図17に示す処理を終了する。
(ステップS108)表示制御部336は、デフォルトのLCT(配置情報)で指定される提示領域に表示要素(文字、映像)を表示部319に表示させる。その後、図17に示す処理を終了する。
次に、本実施形態の変形例について説明する。一般に、表示部319の表示領域の大きさは、その機種によって異なる。LCTで指定された提示領域や設定情報で指定されたフォントサイズで文字を表示させると、表示領域が大きいほど文字が大きく表示され、表示領域が小さいほど文字が小さく表示される。
そこで、通知部335は、設定情報検出部333から入力された設定情報が示す文字の大きさが、所定の文字の大きさの範囲外である場合に、通知画像データを表示合成部318に出力してもよい。所定の文字の大きさの範囲外とは、例えば、所定のフォントサイズの大きさよりも設定情報が示すフォントサイズが小さい場合と大きい場合の一方又は両方である。これにより、文字の大きさが所定の大きさの範囲外である場合に、文字領域が設定可能であることを視聴者に気付かせることができる。
この構成により、有効な配置情報が示す提示領域に表示要素が表示され、操作に応じて可変であることがユーザに通知される。そのため、放送事業者等が設定した表示要素の提示領域を尊重したうえで、操作によりユーザ所望の提示領域に調整することができる。
この構成により、文字の大きさが所定の範囲外であるとき、ユーザには提示領域の大きさを所望の大きさに変更するための操作が促される。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。上述した実施形態と同一の構成については、同一の符号を付してその説明を援用する。本実施形態に係る受信装置31Aは、同時に複数チャンネルの放送波を受信し、それぞれ受信した文字データの表示領域に係る処理が第1の実施形態とは異なる。図19は、本実施形態に係る受信装置31Aの構成を示すブロック図である。受信装置31Aは、受信装置31において制御部331に代え(図11)、制御部331Aを備える。また、受信装置31Aは、受信部311、復号部312、分離部313、音声復号部314及び映像復号部317に代え、それぞれ異なる放送伝送路12A、12Bの複数チャンネルの放送波を受信するための構成を備える。受信装置31Aは、かかる構成として、受信部311A、311B、復号部312A、312B、分離部313A、313B、音声復号部314A、314B及び映像復号部317A、317Bを含んで構成される。
制御部331Aは、図20に示すように、制御部331(図11)に表される表示制御部336(図12)に代え、表示制御部336Aを備える。なお、文字データ取得部332、設定情報検出部333、配置情報取得部334及び通知部335は、それぞれ、分離部313A、313Bからの各種のデータについて図12を用いて説明した処理をチャンネル毎に実行する。選局部337は、操作入力部323から入力された操作信号により受信するチャンネルを複数個選択することができる。選局部337は、選択したチャンネルのそれぞれを示す選局信号を受信部311A、311Bに出力する。
この構成により、複数チャンネルの表示領域間でアスペクト比が等しいことによって生じた空き領域内に、操作により指示された文字の提示領域が任意に変更され、当該文字と同一の表示領域内の映像の提示領域を当該表示領域の全体に拡大することができる。そのため、ユーザは、映像とは別個の領域にすることで文字を容易に視認することができ、映像を拡大することで映像も容易に視認することができる。
この構成により、ユーザは、当該文字と当該映像の関連性を直感的に把握することができ、当該文字による当該映像による放送内容をより理解することができる。
また、本発明の各構成要素は、任意に取捨選択することができ、取捨選択した構成を具備する発明も本発明に含まれるものである。
上述した実施形態では、各種のデータを伝送するための伝送方式として、MPEG−Hで規定されたMMT(MPEG Media Transport)によるメディアトランスポート方式が用いる場合を例にしたが、その他の伝送方式、例えば、MPEG−2 Systemsで規定された方式が用いられてもよい。また、伝送に係るデータ形式、暗号化方式、符号化方式も、その伝送方式で規定された形式または方式が用いられてもよい。
(1)放送波で受信データを受信する受信部と、前記受信データから文字を含む表示要素と、前記表示要素の提示領域を示す配置情報を取得する取得部と、有効な配置情報が取得されたとき、前記提示領域が操作に応じて可変であることを通知する通知部と、前記表示要素の提示領域を前記配置情報が示す提示領域から操作に応じて変更する表示制御部と、を備える受信装置。
前記表示制御部は、前記複数チャンネルの表示領域を定め、少なくとも1チャンネルの受信データから取得された文字の提示領域を、操作に応じて当該チャンネルの表示領域内から前記複数チャンネルの表示領域外に変更し、前記少なくとも1チャンネルの受信データから取得された映像の提示領域を当該チャンネルの表示領域内に維持する(1)から(3)のいずれかの受信装置。
Claims (7)
- 放送波で受信データを受信する受信部と、
前記受信データから文字を含む表示要素と、前記表示要素の提示領域を示す配置情報を取得する取得部と、
有効な配置情報が取得されたとき、前記提示領域が操作に応じて可変であることを通知する通知部と、
前記表示要素の提示領域を前記配置情報が示す提示領域から操作に応じて変更する表示制御部と、
を備える受信装置。 - 前記通知部は、前記文字の大きさが所定の大きさの範囲外であるとき、前記通知を表示部に表示させる請求項1に記載の受信装置。
- 前記表示制御部は、前記表示要素を表示する表示部の表示領域が大きいほど、前記文字の大きさの前記表示部の表示領域の大きさに対する比率を小さくする請求項1または請求項2に記載の受信装置。
- 前記受信部は、複数チャンネルの放送波でそれぞれの受信データを受信し、
前記表示制御部は、前記複数チャンネルの表示領域を定め、少なくとも1チャンネルの受信データから取得された文字の提示領域を、操作に応じて当該チャンネルの表示領域内から前記複数チャンネルの表示領域外に変更し、前記少なくとも1チャンネルの受信データから取得された映像の提示領域を当該チャンネルの表示領域内に維持する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の受信装置。 - 受信装置の受信方法であって、
受信部が放送波で受信した受信データから文字を含む表示要素と、前記表示要素の提示領域を示す配置情報を取得する取得過程と、
有効な配置情報が取得されたとき、前記提示領域が操作に応じて可変であることを通知する通知過程と、
前記表示要素の提示領域を前記配置情報が示す提示領域から操作に応じて変更する表示制御過程と、
を有する受信方法。 - 受信装置のコンピュータに、
受信部が放送波で受信した受信データから文字を含む表示要素と、前記表示要素の提示領域を示す配置情報を取得する取得手順、
有効な配置情報が取得されたとき、前記提示領域が操作に応じて可変であることを通知する通知手順、
前記表示要素の提示領域を前記配置情報が示す提示領域から操作に応じて変更する表示制御手順、
を実行させるためのプログラム。 - 請求項6に記載のプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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