JP2003174630A - データ放送受信装置 - Google Patents

データ放送受信装置

Info

Publication number
JP2003174630A
JP2003174630A JP2001373265A JP2001373265A JP2003174630A JP 2003174630 A JP2003174630 A JP 2003174630A JP 2001373265 A JP2001373265 A JP 2001373265A JP 2001373265 A JP2001373265 A JP 2001373265A JP 2003174630 A JP2003174630 A JP 2003174630A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
font size
size
font
character string
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001373265A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Azuma
仁志 東
Ryuji Kaneda
隆二 金田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2001373265A priority Critical patent/JP2003174630A/ja
Publication of JP2003174630A publication Critical patent/JP2003174630A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ放送番組の画面を拡大若しくは縮小し
て表示する場合にも、読み易いの大きさのフォントサイ
ズで文字列を鮮明に表示することが出来るデータ放送受
信装置を提供する。 【解決手段】 本発明に係るデータ放送受信装置は、デ
ィスプレイ20に表示すべき動画の大きさを変化させる
ための変倍処理部23、24と、文字列を構成すべき複
数の文字のそれぞれについてサイズの異なる複数種類の
フォントが格納されているフォントROM14と、放送
波に含まれる文字列情報によって指定されるフォントサ
イズに動画の変倍率を乗算してフォントサイズの理論値
を算出し、該理論値に最も近いサイズを有するフォント
をフォントROMから順次読み出す近似サイズフォント
選定部12、13と、表示サイズの変更された動画とフ
ォントROMから読み出される文字列の画像とを合成す
る管面合成部19とを具えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画情報と文字列
情報を含む放送波を受信して、画像表示面に動画と文字
列を同時に表示することが出来るデータ放送受信装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、既存のテレビジョン放送における
電波の隙間を利用して文字列情報を送信するデータ放送
のサービスが開始されている。データ放送においては、
動画は映像データとして送信されるのに対し、文字列情
報は、文字コードとして送信され、データ放送受信装置
側で文字コードが文字画像に変換されて、動画と共にデ
ィスプレイに表示される。尚、文字列情報には、文字コ
ードの他、文字の表示サイズ、字体の種類、色彩情報、
文字の配置等の付加情報が含まれている。
【0003】又、テレビジョン受像機においては、複数
のチューナを装備したものが知られており、ディスプレ
イの画面をマルチ画面として、複数の番組を同時に映出
することが可能となっている。
【0004】図4は、マルチ画面表示が可能なデータ放
送受信装置の構成を表わしている。電波受信部(1)によ
って受信された電波は第1チューナ部(2)及び第2チュ
ーナ部(3)へ供給されて、2チャンネル分のデータ放送
が受信される。両チューナ部(2)(3)から得られるデー
タ放送信号はそれぞれ、第1A/D変換部(4)及び第2
A/D変換部(5)を経て、第1多重分離部(6)及び第2
多重分離部(7)へ供給され、テキストデータ及びバイナ
リデータと、映像データに分離される。2チャンネル分
の映像データはそれぞれ、第1映像デコード部(21)及び
第2映像デコード部(22)へ供給されて、映像信号にデコ
ードされ、動画からなる映像画面が生成される。
【0005】一方、2チャンネル分のテキストデータ及
びバイナリデータはそれぞれ、第1RAM(8)及び第2
RAM(9)に一旦格納された後に読み出され、テキスト
データは第1データ解析部(10)及び第2データ解析部(1
1)へ供給され、バイナリデータは第1データ合成部(15)
及び第2データ合成部(16)へ供給される。第1データ解
析部(10)及び第2データ解析部(11)においてはそれぞ
れ、フォント及びそのサイズを指定するための文字コー
ド情報が抽出されると共に、文字の色彩や配置を指定す
る組版情報が抽出される。2チャンネル分の文字コード
情報はフォントROM(14)へ供給される。これによっ
て、フォントROM(14)からは、各チャンネルについて
の文字ビットマップが出力され、これらの文字ビットマ
ップはそれぞれ、第1データ合成部(15)及び第2データ
合成部(16)へ供給される。又、2チャンネル分の組版情
報は第1データ合成部(15)及び第2データ合成部(16)へ
供給される。
【0006】第1データ合成部(15)及び第2データ合成
部(16)では、RAM(8)(9)から送られてくるバイナリ
データと、データ解析部(10)(11)から送られてくる組版
情報と、フォントROM(14)から送られてくる文字ビッ
トマップとを合成して、文字列からなるデータ放送画面
を生成する。
【0007】映像デコード部(21)(22)によって生成され
た2チャンネル分の映像画面と、データ合成部(15)(16)
によって生成されたデータ放送画面とは、第1映像合成
部(36)及び第2映像合成部(37)へ供給されて、それぞれ
1画面に合成され、第1合成映像(38)及び第2合成映像
(39)が生成される。
【0008】又、ユーザが2チャンネル分の合成映像(3
8)(39)をマルチ画面に表示する際に操作すべきユーザ操
作部(30)が設けられており、該ユーザ操作部(30)の操作
によって、各チャンネルの合成映像を所望の大きさに縮
小し若しくは拡大すること(以下、変倍操作という)が可
能となっている。ユーザ操作部(30)から得られる2チャ
ンネル分の変倍操作信号はそれぞれ、第1倍率計算部(3
1)及び第2倍率計算部(32)へ供給されて、チャンネル毎
の変倍率が計算される。
【0009】2チャンネル分の合成映像(38)(39)と、第
1倍率計算部(31)及び第1倍率計算部(31)から得られる
2チャンネル分の変倍率とは、第1変倍処理部(33)及び
第2変倍処理部(34)へ供給されて、2チャンネル分の合
成映像(38)(39)がそれぞれの変倍率によって変倍処理さ
れた後、管面合成部(35)へ供給される。これによって得
られる合成映像出力がディスプレイ(20)へ供給され、マ
ルチ画面表示が行なわれる。
【0010】上記データ放送受信装置によれば、ユーザ
の操作によって、2チャンネル分のデータ放送番組をそ
れぞれ所望の大きさに変倍して、マルチ画面表示するこ
とが出来る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記デ
ータ放送受信装置においては、図5に示す如くディスプ
レイ(20)の画面に2チャンネル分のデータ放送番組をそ
れぞれ縮小して、マルチ画面表示した場合、文字列を含
む元のデータ放送画面が均等に縮小されるため、文字列
の画像も同じ縮小率で縮小されることとなり、文字列が
読み難くなる問題があった。又、データ放送番組の画面
を拡大する場合には、番組制作者が意図する文字の大き
さよりも大きな文字が表示されることとなるため、却っ
て文字列が読み難くなる問題があった。然も、番組制作
者によって指定されている適当なサイズのフォントが画
像処理によって縮小され、若しくは拡大されるので、画
像処理に伴って、1つのフォントを構成している複数の
ドットの間隔が縮小され或いは拡大されることとなっ
て、フォント画像の画質が劣化する問題があった。
【0012】そこで本発明の目的は、1或いは複数チャ
ンネルのデータ放送番組の画面を拡大若しくは縮小して
表示する場合にも、読み易いの大きさのフォントサイズ
で文字列を鮮明に表示することが出来るデータ放送受信
装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決する為の手段】本発明に係るデータ放送受
信装置は、ユーザの操作に応じて、画像表示面に表示す
べき動画及び文字列の表示エリアの大きさと、該表示エ
リアに表示すべき動画の大きさとを変化させるための表
示サイズ変更手段と、文字列を構成すべき複数の文字の
それぞれについて、サイズの異なる複数種類のフォント
が格納されているフォント格納手段と、文字列の表示に
用いるフォントサイズの候補値を設定するためのフォン
トサイズ候補値設定手段と、放送波に含まれる文字列情
報に応じ、前記フォントサイズ候補値設定手段によって
設定されたフォントサイズの候補値に一致し若しくは最
も近いサイズを有するフォントを、前記フォント格納手
段から順次読み出して、一連の文字列の画像を生成する
文字列画像生成手段と、前記表示サイズ変更手段によっ
て大きさの変更された動画と、前記文字列画像生成手段
から得られる一連の文字列の画像とを合成して、合成画
像を生成し、該合成画像を前記表示サイズ変更手段によ
って大きさの変更された表示エリアに表示する画像合成
/表示手段とを具えている。
【0014】上記本発明のデータ放送受信装置において
は、動画については、従来と同様、ユーザの操作に応じ
て表示サイズが変更され、最終的に文字列の画像と合成
されて、画面に表示される。これに対し、文字列につい
ては、表示サイズ変更の処理が動画とは切り離されてお
り、先ず、文字列の表示に用いるフォントサイズの候補
値が設定され、該候補値に一致し若しくは最も近いサイ
ズを有するフォントが順次読み出され、一連の文字列の
画像が生成される。その後、前記表示サイズの変更され
た動画と前記文字列の画像とが合成され、該合成画像が
大きさの変更された表示エリアに表示される。従って、
文字列を構成する文字の大きさとして、適切なフォント
サイズの候補値を設定しておけば、該候補値に一致し若
しくは最も近いサイズを有するフォントによって、一連
の文字列の画像が生成され、該文字画像に対して拡大若
しくは縮小の画像処理は行なわれない。この結果、文字
列は、適切な大きさのフォントサイズで鮮明に表示され
ることになる。
【0015】具体的構成において、前記フォントサイズ
候補値設定手段は、ユーザの操作によって表示サイズの
変更が指令されたとき、放送波に含まれる文字列情報に
よって指定されるフォントサイズに表示サイズの変更率
を乗算して、フォントサイズの理論値を算出し、該理論
値をフォントサイズの候補値として設定するものであ
る。該具体的構成によれば、動画についての表示サイズ
の変化率と同一或いは略同一の変化率の大きさで文字列
が表示されることになるが、該文字列は、フォント格納
手段に格納されているフォントの画像に縮小や拡大の処
理を施すことなく、フォントの画像をそのまま用いて生
成されているので、画像処理に伴う画質の劣化はない。
【0016】又、具体的構成において、前記フォントサ
イズ候補値設定手段は、ユーザの操作によって入力され
るフォントサイズを候補値として設定するものである。
該具体的構成によれば、動画の表示サイズに拘わらず、
ユーザにとって読み易いフォントサイズで文字列を表示
することが出来る。
【0017】又、具体的構成において、前記フォントサ
イズ候補値設定手段は、ユーザの操作によって表示サイ
ズの変更が指令されたとき、放送波に含まれる文字列情
報によって指定されるフォントサイズに表示サイズの変
更率を乗算して、フォントサイズの理論値を算出し、前
記フォント格納手段から該理論値に一致し若しくは最も
近い近似フォントサイズを選定し、ユーザの操作に応じ
て、該近似フォントサイズと放送波に含まれる文字列情
報によって指定されるフォントサイズとの間で、フォン
トサイズの候補値を変化させるものである。該具体的構
成によれば、ユーザは、動画についての表示サイズの変
化率と同一或いは略同一の変化率のフォントサイズ(近
似フォントサイズ)と、番組制作者によって意図されて
いるフォントサイズ(指定フォントサイズ)との間で、文
字列のフォントサイズの候補値を変化させることが出
来、この中の所望のフォントサイズによる文字列の表示
が可能である。
【0018】又、具体的構成において、前記フォントサ
イズ候補値設定手段は、放送波に含まれる文字列情報に
よって指定されるフォントサイズを初期値として、ユー
ザ操作の度に、フォントサイズの候補値を増大方向若し
くは減少方向に順次変化させるものである。該具体的構
成によれば、文字列のフォントサイズを指定フォントサ
イズから徐々に変化させる過程で、所望のフォントサイ
ズを設定し、そのフォントサイズによる文字列の表示が
可能である。
【0019】又、具体的構成において、前記フォントサ
イズ候補値設定手段は、ユーザの操作に応じてフォント
サイズの最小値を記憶するフォントサイズ最小値記憶手
段を具え、フォントサイズの候補値を減少方向に順次変
化させる際、該フォントサイズの最小値を下限値とする
ものである。該具体的構成によれば、ユーザが文字列の
フォントサイズを縮小するための操作を繰り返したとし
ても、ユーザ毎に予め記憶されているフォントサイズ最
小値で制限がかかるので、フォントサイズの過小設定を
未然に防止することが出来る。
【0020】又、具体的構成において、更に、放送波に
含まれる文字列情報によって指定されるフォントサイズ
に対するフォントサイズ候補値の変化率の基準値を記憶
する変化率基準値記憶手段を具え、前記フォントサイズ
候補値設定手段は、該変化率基準値記憶手段に記憶され
ている変化率の基準値に基づいて、フォントサイズ候補
値を算出するものである。該具体的構成によれば、例え
ば第1回目の変倍操作によって、適切なフォントサイズ
による文字列の表示を実現することにより、フォントサ
イズ候補値の変化率の基準値を記憶させておくことが出
来る。第2回目以降の変倍操作においては、該変化率の
基準値を読み出し、放送波に含まれる文字列情報によっ
て指定されるフォントサイズに該基準値を乗算すること
により、フォントサイズ候補値を算出する。これによっ
て、第2回目以降の変倍操作においては、適切なフォン
トサイズの設定を自動的に行なうことが出来る。
【0021】又、具体的構成において、更に、前記表示
サイズ変更手段によって大きさの変更された表示エリア
に前記文字列画像生成手段から得られる一連の文字列の
全てが表示出来ないときに、ユーザの操作に応じ、該文
字列をスクロールによって表示し、若しくはページ切換
えによって表示するための文字表示制御手段を具えてい
る。該具体的構成によれば、ユーザのスクロール操作若
しくはページ切換え操作によって、一連の文字列を全て
表示することが可能となる。
【0022】
【発明の効果】本発明に係るデータ放送受信装置によれ
ば、1或いは複数チャンネルのデータ放送番組の画面を
拡大若しくは縮小して表示する場合にも、読み易いの大
きさのフォントサイズで文字列を鮮明に表示することが
出来る
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、図面に沿って具体的に説明する。図1は、本発明に
係るデータ放送受信装置の構成を表わしている。電波受
信部(1)によって受信された電波は第1チューナ部(2)
及び第2チューナ部(3)へ供給されて、2チャンネル分
のデータ放送が受信される。両チューナ部(2)(3)から
得られるデータ放送信号はそれぞれ、第1A/D変換部
(4)及び第2A/D変換部(5)を経て、第1多重分離部
(6)及び第2多重分離部(7)へ供給され、テキストデー
タ及びバイナリデータと、映像データに分離される。2
チャンネル分の映像データはそれぞれ、第1映像デコー
ド部(21)及び第2映像デコード部(22)へ供給されて、映
像信号にデコードされ、動画からなる映像画面が生成さ
れる。
【0024】一方、2チャンネル分のテキストデータ及
びバイナリデータはそれぞれ、第1RAM(8)及び第2
RAM(9)に一旦格納された後に読み出され、テキスト
データは第1データ解析部(10)及び第2データ解析部(1
1)へ供給され、バイナリデータは第1データ合成部(15)
及び第2データ合成部(16)へ供給される。第1データ解
析部(10)及び第2データ解析部(11)においてはそれぞ
れ、フォント及びそのサイズを指定するための文字コー
ド情報が抽出されると共に、文字の色彩や配置を指定す
る組版情報が抽出される。2チャンネル分の文字コード
情報は第1近似サイズフォント選定部(12)及び第2近似
サイズフォント選定部(13)へ供給される。
【0025】又、ユーザ操作部(25)から得られる2チャ
ンネル分の変倍操作信号はそれぞれ、第1倍率計算部(2
6)及び第2倍率計算部(27)へ供給されて、チャンネル毎
の変倍率が計算される。第1チャンネルの変倍率は、第
1近似サイズフォント選定部(12)へ供給されると共に、
第1変倍処理部(23)へ供給される。又、第2チャンネル
の変倍率は、第2近似サイズフォント選定部(13)へ供給
されると共に、第2変倍処理部(24)へ供給される。
【0026】第1近似サイズフォント選定部(12)及び第
2近似サイズフォント選定部(13)においては、データ解
析部(10)(11)から得られる文字コード情報と、倍率計算
部(26)(27)から得られる変倍率とに基づき、文字コード
情報によって指定されるフォントサイズに変倍率を乗算
して、フォントサイズの理論値を算出し、更に該理論値
に一致し若しくは最も近いサイズを有するフォントを指
定するための文字コード情報を新たに生成して、フォン
トROM(14)へ供給する。この結果、フォントROM(1
4)からは、各チャンネルについての文字ビットマップが
出力され、これらの文字ビットマップはそれぞれ、第1
データ合成部(15)及び第2データ合成部(16)へ供給され
る。又、2チャンネル分の組版情報は第1データ合成部
(15)及び第2データ合成部(16)へ供給される。
【0027】第1データ合成部(15)及び第2データ合成
部(16)では、RAM(8)(9)から送られてくるバイナリ
データと、データ解析部(10)(11)から送られてくる組版
情報と、フォントROM(14)から送られてくる文字ビッ
トマップとを合成して、文字列からなるデータ放送画面
を生成する。
【0028】映像デコード部(21)(22)によって生成され
た2チャンネル分の映像画面は、第1変倍処理部(23)及
び第2変倍処理部(24)へ供給され、倍率計算部(26)(27)
から得られる変倍率による変倍処理が施される。これに
よって得られる2チャンネル分の変倍処理後の映像画面
は管面合成部(19)へ供給される。又、第1データ合成部
(15)及び第2データ合成部(16)から得られる第1データ
放送画面(17)及び第2データ放送画面(18)が管面合成部
(19)へ供給される。これによって、管面合成部(19)にお
いては、第1変倍処理部(23)から得られる第1変倍映像
画面と第1データ放送画面(17)とが1画面に合成され
て、第1合成映像が生成されると共に、第2変倍処理部
(24)から得られる第2変倍映像画面と第2データ放送画
面(18)とが1画面に合成されて、第2合成映像が生成さ
れる。そして更に、第1合成映像と第2合成映像とが合
成され、これによって得られる合成映像出力がディスプ
レイ(20)へ供給され、マルチ画面表示が行なわれる。
【0029】図2は、第1近似サイズフォント選定部(1
2)及び第2近似サイズフォント選定部(13)がそれぞれ実
行する近似サイズフォント選定手続きを表わしている。
先ずステップS1にて、番組制作者によって指定される
指定フォントサイズをpp、変倍率をr、ROM内のフ
ォントサイズを{p0,p1,p2,・・・,pn}とお
き、ステップS2では、指定フォントサイズppに変倍
率rを乗算して、フォントサイズの理論値prを算出す
る。
【0030】次にステップS3にて、フォントサイズ理
論値prと最小フォントサイズp0とを大小比較し、フ
ォントサイズ理論値prが最小フォントサイズp0以下
のときは、ステップS4にて、近似フォントサイズpa
を最小フォントサイズp0に設定する。
【0031】これに対し、フォントサイズ理論値prが
最小フォントサイズp0よりも大きいときは、ステップ
S5にてカウンタiに0を設定した後、ステップS6に
て、フォントサイズ理論値prと連続する2つのフォン
トサイズの平均値{(pi+pi+1)/2}とを大小比較
し、フォントサイズ理論値prが2つのフォントサイズ
の平均値{(pi+pi+1)/2}よりも小さいときは、ス
テップS9に移行して、フォントサイズpiを近似フォ
ントサイズpaに設定する。
【0032】ステップS6にて、フォントサイズ理論値
prが2つのフォントサイズの平均値{(pi+pi+1)/
2}以上のときは、ステップS7に移行して、カウンタ
iをインクリメントした後、ステップS8にて、カウン
タiがnに一致したどうかを判断し、ノーの場合はステ
ップS6に戻って、近似フォントサイズの設定を繰り返
す。その後、ステップS8にてイエスと判断されたとき
は、ステップS10に移行し、近似フォントサイズpa
を最大フォントサイズpnに設定する。
【0033】上記手続きによって、フォントROMに格
納されている複数のフォントの内、フォントサイズの理
論値に一致し若しくは最も近い値を有する近似フォント
サイズが設定されることになる。この結果、マルチ画面
表示において、各データ放送番組の表示画面には、動画
についての表示サイズの変化率と同一或いは略同一の変
化率の大きさで文字列が表示されることになるが、該文
字列は、フォントROMに格納されているフォントの画
像に縮小や拡大の処理を施すことなく、フォントの画像
をそのまま用いて生成されているので、画像処理に伴う
画質の劣化はない。
【0034】又、図3は、上述の手続きによって近似フ
ォントサイズを設定した後、更にユーザの操作に応じ
て、近似フォントサイズと指定フォントサイズの間でフ
ォントサイズを変化させるための手続きを表わしてい
る。ステップS11では、ROM内のフォントサイズを
{p0,p1,p2,・・・,pn}、指定フォントサイズ
をpp、変倍率をrとおき、ステップS12では、指定
フォントサイズppに変倍率rを乗算して、フォントサ
イズの理論値prを算出する。その後、ステップS13
では、図2と同じ手続きによって近似フォントサイズp
aを導出する。次にステップS14では、カウンタiに
pの値を設定し、ステップS15にて、文字列を表示す
べきフォントサイズpsとして、フォントサイズpiを
設定する。
【0035】続いて、ステップS16にてユーザ操作が
あったかどうかを判断し、操作があったときは、更にス
テップS17にて、そのユーザ操作が文字表示の縮小操
作であるか、拡大操作であるかを判断する。
【0036】縮小操作の場合は、ステップS18に移行
して、カウンタiが近似フォントサイズpaのaの値よ
りも大きいかどうかを判断し、イエスの場合はステップ
S19にてカウンタiをデクリメントした後、ステップ
S15に戻って、文字列を表示すべきフォントサイズp
sとしてフォントサイズpiを設定する。これに対し、
拡大操作の場合は、ステップS20に移行して、カウン
タiが近似フォントサイズpaのaの値以下であるかど
うかを判断し、イエスの場合はステップS21にてカウ
ンタiをインクリメントした後、ステップS15に戻っ
て、文字列を表示すべきフォントサイズpsとしてフォ
ントサイズpiを設定する。
【0037】上記手続きによれば、先ず指定フォントサ
イズppが設定され、その後のユーザ操作によって、フ
ォントサイズが増大方向若しくは減少方向に順次変更さ
れて、最終的に近似フォントサイズpaまでフォントサ
イズの変更が行なわれる。従って、ユーザは、適切なフ
ォントサイズが設定されるまで操作を繰り返すことによ
って、読み易いフォントサイズによる文字列の表示を実
現することが出来る。
【0038】例えば図6に示す如く、ディスプレイ(20)
の画面に2チャンネル分のデータ放送番組をマルチ画面
表示した場合、文字列については、番組制作者が意図す
るフォントサイズ(指定フォントサイズ)を最大値とし、
動画の縮小率と同等の縮小率を有するフォントサイズ
(近似フォントサイズ)を最小値として、ユーザが読み易
いフォントサイズを選択設定することが出来る。尚、文
字列のフォントサイズの選択によっては、縮小された表
示エリアに全ての文字列を一度に表示することが出来な
い場合が生じるが、この場合は、図6に示す様に、画面
中にスクロールバーを表示し、リモートコントロール操
作器(40)等によってスクロール操作を可能とすることに
より、全ての文字列をスクロール表示することが出来
る。
【0039】尚、本発明の各部構成は上記実施の形態に
限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の
変形が可能である。例えば、図1に示す実施例では、2
チャンネルのデータ放送の受信を行なう構成を採用して
いるが、3チャンネル以上の複数チャンネルのデータ放
送を受信することが出来る構成とすることも可能であ
る。又、多重分離部(6)(7)以降の回路ブロックについ
ては、時分割処理等の採用によって複数チャンネルの回
路ブロックを共通のハードウエアによって実現すること
も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ放送受信装置の構成を示す
ブロック図である。
【図2】近似フォントサイズ設定手続きを表わすフロー
チャートである。
【図3】ユーザ操作に応じたフォントサイズ変更手続き
を表わすフローチャートである。
【図4】従来のデータ放送受信装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】マルチ画面表示における従来の問題点を説明す
る図である。
【図6】本発明によるマルチ画面表示の一例を示す図で
ある。
【符号の説明】
(1) 電波受信部 (2) 第1チューナ部 (3) 第2チューナ部 (6) 第1多重分離部 (7) 第2多重分離部 (10) 第1データ解析部 (11) 第2データ解析部 (12) 第1近似サイズフォント選定部 (13) 第2近似サイズフォント選定部 (14) フォントROM (15) 第1データ合成部 (16) 第2データ合成部 (19) 管面合成部 (23) 第1変倍処理部 (24) 第2変倍処理部 (25) ユーザ操作部 (26) 第1倍率計算部 (27) 第2倍率計算部 (20) ディスプレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C025 AA25 BA14 BA27 BA28 CA06 CA09 CA11 CB05 DA04 5C063 AB07 CA23 CA36 DA03 DA07 EB01 EB04 EB35 EB37 EB40

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画情報と文字列情報を含む放送波を受
    信して、画像表示面に動画と文字列を同時に表示するこ
    とが出来るデータ放送受信装置において、 ユーザの操作に応じて、画像表示面に表示すべき動画及
    び文字列の表示エリアの大きさと、該表示エリアに表示
    すべき動画の大きさとを変化させるための表示サイズ変
    更手段と、 文字列を構成すべき複数の文字のそれぞれについて、サ
    イズの異なる複数種類のフォントが格納されているフォ
    ント格納手段と、 文字列の表示に用いるフォントサイズの候補値を設定す
    るためのフォントサイズ候補値設定手段と、 放送波に含まれる文字列情報に応じ、前記フォントサイ
    ズ候補値設定手段によって設定されたフォントサイズの
    候補値に一致し若しくは最も近いサイズを有するフォン
    トを、前記フォント格納手段から順次読み出して、一連
    の文字列の画像を生成する文字列画像生成手段と、 前記表示サイズ変更手段によって大きさの変更された動
    画と、前記文字列画像生成手段から得られる一連の文字
    列の画像とを合成して、合成画像を生成し、該合成画像
    を前記表示サイズ変更手段によって大きさの変更された
    表示エリアに表示する画像合成/表示手段とを具えてい
    ることを特徴とするデータ放送受信装置。
  2. 【請求項2】 前記フォントサイズ候補値設定手段は、
    ユーザの操作によって表示サイズの変更が指令されたと
    き、放送波に含まれる文字列情報によって指定されるフ
    ォントサイズに表示サイズの変更率を乗算して、フォン
    トサイズの理論値を算出し、該理論値をフォントサイズ
    の候補値として設定する請求項1に記載のデータ放送受
    信装置。
  3. 【請求項3】 前記フォントサイズ候補値設定手段は、
    ユーザの操作によって入力されるフォントサイズを候補
    値として設定する請求項1に記載のデータ放送受信装
    置。
  4. 【請求項4】 前記フォントサイズ候補値設定手段は、
    ユーザの操作によって表示サイズの変更が指令されたと
    き、放送波に含まれる文字列情報によって指定されるフ
    ォントサイズに表示サイズの変更率を乗算して、フォン
    トサイズの理論値を算出し、前記フォント格納手段から
    該理論値に一致し若しくは最も近い近似フォントサイズ
    を選定し、ユーザの操作に応じて、該近似フォントサイ
    ズと放送波に含まれる文字列情報によって指定されるフ
    ォントサイズとの間で、フォントサイズの候補値を変化
    させる請求項3に記載のデータ放送受信装置。
  5. 【請求項5】 前記フォントサイズ候補値設定手段は、
    放送波に含まれる文字列情報によって指定されるフォン
    トサイズを初期値として、ユーザ操作の度に、フォント
    サイズの候補値を増大方向若しくは減少方向に順次変化
    させる請求項3又は請求項4に記載のデータ放送受信装
    置。
  6. 【請求項6】 前記フォントサイズ候補値設定手段は、
    ユーザの操作に応じてフォントサイズの最小値を記憶す
    るフォントサイズ最小値記憶手段を具え、フォントサイ
    ズの候補値を減少方向に順次変化させる際、該フォント
    サイズの最小値を下限値とする請求項5に記載のデータ
    放送受信装置。
  7. 【請求項7】 更に、放送波に含まれる文字列情報によ
    って指定されるフォントサイズに対するフォントサイズ
    候補値の変化率の基準値を記憶する変化率基準値記憶手
    段を具え、前記フォントサイズ候補値設定手段は、該変
    化率基準値記憶手段に記憶されている変化率の基準値に
    基づいて、フォントサイズ候補値を算出する請求項3に
    記載のデータ放送受信装置。
  8. 【請求項8】 更に、前記表示サイズ変更手段によって
    大きさの変更された表示エリアに前記文字列画像生成手
    段から得られる一連の文字列の全てが表示出来ないとき
    に、ユーザの操作に応じ、該文字列をスクロールによっ
    て表示し、若しくはページ切換えによって表示するため
    の文字表示制御手段を具えている請求項1乃至請求項7
    の何れかに記載のデータ放送受信装置。
JP2001373265A 2001-12-06 2001-12-06 データ放送受信装置 Pending JP2003174630A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001373265A JP2003174630A (ja) 2001-12-06 2001-12-06 データ放送受信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001373265A JP2003174630A (ja) 2001-12-06 2001-12-06 データ放送受信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003174630A true JP2003174630A (ja) 2003-06-20

Family

ID=19182017

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001373265A Pending JP2003174630A (ja) 2001-12-06 2001-12-06 データ放送受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003174630A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008028844A (ja) * 2006-07-24 2008-02-07 Sharp Corp テレビジョン受信機
WO2008018479A1 (en) * 2006-08-08 2008-02-14 Sony Corporation Receiver apparatus, display control method and program
JP2010161658A (ja) * 2009-01-08 2010-07-22 Toshiba Corp 映像記録再生装置及び番組情報表示方法
JP2012034037A (ja) * 2010-07-28 2012-02-16 Toshiba Corp 映像信号処理装置及び映像信号処理方法
JP2014126774A (ja) * 2012-12-27 2014-07-07 Mitsubishi Electric Corp 画像処理装置、画像表示装置、および画像処理方法
KR101430964B1 (ko) 2013-03-21 2014-08-26 주식회사 모바일유틸리티 디스플레이 제어방법
JP2016092768A (ja) * 2014-11-11 2016-05-23 シャープ株式会社 受信機
JP2016134720A (ja) * 2015-01-19 2016-07-25 シャープ株式会社 受信装置、受信方法及びプログラム
JP2019174734A (ja) * 2018-03-29 2019-10-10 プリントネットワーク株式会社 表示制御装置、表示制御システム、方法およびプログラム

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008028844A (ja) * 2006-07-24 2008-02-07 Sharp Corp テレビジョン受信機
WO2008018479A1 (en) * 2006-08-08 2008-02-14 Sony Corporation Receiver apparatus, display control method and program
US8872975B2 (en) 2006-08-08 2014-10-28 Sony Corporation Receiving device, display controlling method, and program
JP2010161658A (ja) * 2009-01-08 2010-07-22 Toshiba Corp 映像記録再生装置及び番組情報表示方法
JP2012034037A (ja) * 2010-07-28 2012-02-16 Toshiba Corp 映像信号処理装置及び映像信号処理方法
JP2014126774A (ja) * 2012-12-27 2014-07-07 Mitsubishi Electric Corp 画像処理装置、画像表示装置、および画像処理方法
KR101430964B1 (ko) 2013-03-21 2014-08-26 주식회사 모바일유틸리티 디스플레이 제어방법
JP2016092768A (ja) * 2014-11-11 2016-05-23 シャープ株式会社 受信機
JP2016134720A (ja) * 2015-01-19 2016-07-25 シャープ株式会社 受信装置、受信方法及びプログラム
JP2019174734A (ja) * 2018-03-29 2019-10-10 プリントネットワーク株式会社 表示制御装置、表示制御システム、方法およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2590899B2 (ja) 文字図形情報表示装置
JP5124619B2 (ja) Tvの画像処理方法
KR870006788A (ko) 텔레비전 수상기
EP1199888B1 (en) Image data output device and receiving device
JP2003348479A (ja) 番組表示制御装置および番組表示制御方法
JP2003195852A (ja) 画像処理装置
US20040012724A1 (en) Video process device capable of realizing triple-window and method of realizing the same
JP2003174630A (ja) データ放送受信装置
KR100757735B1 (ko) 디스플레이 장치에서 메모리 최소화를 위한 수평 라인 활성시점 결정 방법 , 이를 이용하는 피아이피 수행방법 및이를 이용한 디스플레이 장치.
JP2005033741A (ja) テレビジョン用文字情報表示装置およびテレビジョン用文字情報表示方法
JP2003259213A (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP2014175793A (ja) 映像処理装置、表示装置、テレビジョン受信機及び映像処理方法
JP2009267612A (ja) 画像処理装置、及び画像処理方法
JP2005203955A (ja) 電子番組表処理装置及び方法並びにコンピュータプログラム
JP2007259193A (ja) 映像出力装置、及び方法
JP3906167B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JPH11261920A (ja) テレビジョン受信機の表示装置
EP2461317A1 (en) Image processing device, control method for image processing device, control program for image processing device, and recording medium in which control program is recorded
JP2006215320A (ja) 映像変換装置、及び映像表示装置
JP4640587B2 (ja) 映像表示装置、映像処理装置並びに映像処理方法
JP5473563B2 (ja) 表示制御装置及びその制御方法
JP2906145B2 (ja) 文字図形情報表示装置
JP4697482B2 (ja) 画像合成装置
US20050190297A1 (en) Video signal processor and video display device
JP2007074526A (ja) 画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20040824

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041022

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041221