JP6469628B2 - 台数制御装置、台数制御方法、及びプログラム - Google Patents

台数制御装置、台数制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、台数制御装置、台数制御方法、及びプログラムに関し、特に、電力を供給する複数台の供給装置の運転台数を制御する技術に関する。
エネルギーセンターから各工場へ電力を供給するコージェネレーションシステム(以下「CGS」とも表記)は、電力負荷に応じて運転台数制御がなされる。通常の運転台数制御では、電力負荷が所定の設定値(起動設定値)を超えると待機号機が起動し、所定の設定値(停止設定値)を下回ると稼働号機から一台を停止する。
このとき起動設定値と停止設定値が近いと、電力負荷の微小な変動により起動と停止が頻発するため、一般的に2つの設定値に幅を設けて起動と停止が頻発することを回避する。この幅は「ヒステリシス」と呼ばれる(特許文献1などを参照)。
図12は、ヒステリシスに基づく運転台数制御の概要を説明する図である。図12の例では、起動設定値hと停止設定値lによって規定されるヒステリシスに基づいて、CGSの運転台数をN台からN+1台に増加させる、或いはN+1台からN台に減少させる台数制御を行う例である。図12に示すように、最初N台のCGSが運転している。その後、図に示すように電力負荷が次第に上昇し、ヒステリシスの起動設定値hを超えると、待機中のCGSを1台起動させ、運転台数がN+1台となるように制御する。その後、電力負荷が次第に減少し、ヒステリシスの停止設定値lを下回ると、稼働中のCGSを1台停止させ、運転台数がN台となるように制御する。ここで電力負荷がヒステリシス内で推移する場合には運転台数の増減を行わない。このように運転台数を変化させない領域をヒステリシスとして設けることで、電力負荷の微小な変動により起動と停止が頻発することが回避される。
特開2010−213454号公報
ところで、一般的に、CGSは負荷率が高いほど高効率で運転することができる。図13は、負荷率と発電効率の関係を示す図である。図13に示すように、CGSの負荷率の上昇と相関してCGSの発電効率も上昇することが分かる。
しかしながら、複数台のCGSを運転中に、電力負荷が減少し、起動設定値と停止設定値の間(ヒステリシス内)で電力負荷が推移し続けると、CGSが負荷率の低い状態で運転を続けることになり発電効率が悪化する。図14は発電効率が悪化する例を示した図である。図14の例は、起動設定値hと停止設定値lで規定されるヒステリシスに基づいて、CGSの運転台数を2台または3台に制御する例である。特に図14においては、電力負荷が上昇してCGSの運転台数が当初2台から3台に増えたのち、電力負荷が減少し、図の時間帯Tにおいてヒステリシス内で電力負荷が推移し続けている。すなわち、時間帯Tにおいては3台のCGSが負荷率の低い状態で運転を続けていることになり、CGSの発電効率が悪化する。
この問題に対して、本発明者は、電力負荷が減少傾向となる場合には、ヒステリシスの幅を狭くして余剰に稼働しているCGSを早期に停止させることで、発電効率の改善効果が得られることに着目した。図15は、発電効率が改善される例を示した図である。図15に示すように、電力負荷が減少傾向に転じる場合、図14のヒステリシスの停止設定値lを停止設定値l’まで上げてヒステリシスの幅を狭くする。これにより、稼働中のCGSを早期に停止させることができる。例えば、図14では3台のCGSが運転していた時間帯Tにおいて、図15では2台のCGSで運転させることができる。このとき、時間帯TにおけるCGS1台あたりの負荷率は図14の場合と比較して大きくなるため、図14のような発電効率の悪化は生じない。
本発明は、前述した観点に鑑みてなされたものであり、その目的とすることは、電力負荷傾向の予測に基づいて、余剰に稼働している供給装置を早期に停止させることで、発電効率および省エネ性の高い運転を実現する、台数制御装置、台数制御方法、及びプログラムを提供することである。
前述した目的を達成するための第1の発明は、1以上の供給先に電力を供給する複数台の供給装置の運転台数を制御する台数制御装置であって、所定の起動条件に基づいて運転台数を増加させ、所定の停止条件に基づいて運転台数を減少させる台数制御部と、前記供給先のこれから先の電力負荷の傾向を予測する予測部と、電力負荷が増えないと予測された場合、運転台数が減少しやすくなるように前記停止条件を変更する条件変更部と、を備え、前記台数制御部は、電力負荷値が所定の起動設定値を超えると運転台数を増加させ、電力負荷値が起動設定値より小さい値に設定された所定の停止設定値を下回ると運転台数を減少させ、前記条件変更部は、前記起動設定値は固定のまま前記停止設定値を上げることを特徴とする台数制御装置である。第1の発明によれば、これから先、供給先の電力負荷が増えないと予測された場合、運転台数が減少しやすくなるように停止条件が変更されるので、余剰に稼働している供給装置を早期に停止させることができる。これにより、発電効率および省エネ性の高い供給装置の運転が実現される。特に、停止設定値を上げてヒステリシスの幅を狭くするので、余剰に稼働している供給装置を早期に停止させることができ、残りの供給装置を高効率で運転させることが可能となる。
また第1の発明において、前記予測部は、所定の時間帯における電力負荷の傾向を予測し、前記条件変更部は、前記所定の時間帯において電力負荷が増えないと予測された場合、前記所定の時間帯において前記停止条件を変更するように構成してもよい。これにより、時間帯ごとに電力負荷の傾向を予測しながら本発明の台数制御を実行することができる。
また第1の発明において、前記供給先の過去の電力負荷データに基づいて作成された電力負荷パターンを記憶する記憶部、を備え、前記予測部は、前記電力負荷パターンに基づいて、電力負荷の傾向を予測するように構成してもよい。これにより、工場等の供給先の過去の負荷実績に基づいて電力負荷の傾向を予測することができる。
また第1の発明において、前記供給先の実負荷を取得する実負荷取得部と、を備え、前記条件変更部は、前記停止条件が変更されている状態において、前記実負荷が増加傾向となる場合、前記停止条件の変更を解除する、または、前記停止条件が変更されていない状態において、前記実負荷が減少傾向となる場合、前記停止条件を変更するように構成してもよい。これにより、実負荷の傾向を考慮した柔軟な台数制御を行うことができる。
第2の発明は、1以上の供給先に電力を供給する複数台の供給装置の運転台数を制御する台数制御装置の台数制御方法であって、所定の起動条件に基づいて運転台数を増加させ、所定の停止条件に基づいて運転台数を減少させる台数制御ステップと、前記供給先のこれから先の電力負荷の傾向を予測する予測ステップと、電力負荷が増えないと予測された場合、運転台数が減少しやすくなるように前記停止条件を変更する条件変更ステップと、を含み、前記台数制御ステップは、電力負荷値が所定の起動設定値を超えると運転台数を増加させ、電力負荷値が起動設定値より小さい値に設定された所定の停止設定値を下回ると運転台数を減少させ、前記条件変更ステップは、前記起動設定値は固定のまま前記停止設定値を上げることを特徴とする台数制御方法である。第2の発明によれば、これから先、供給先の電力負荷が増えないと予測された場合、運転台数が減少しやすくなるように停止条件が変更されるので、余剰に稼働している供給装置を早期に停止させることができる。これにより、発電効率および省エネ性の高い供給装置の運転が実現される。特に、停止設定値を上げてヒステリシスの幅を狭くするので、余剰に稼働している供給装置を早期に停止させることができ、残りの供給装置を高効率で運転させることが可能となる。
第3の発明は、1以上の供給先に電力を供給する複数台の供給装置の運転台数を制御する台数制御装置のプログラムであって、前記台数制御装置を、所定の起動条件に基づいて運転台数を増加させ、所定の停止条件に基づいて運転台数を減少させる台数制御部と、前記供給先のこれから先の電力負荷の傾向を予測する予測部と、電力負荷が増えないと予測された場合、運転台数が減少しやすくなるように前記停止条件を変更する条件変更部と、して機能させ、前記台数制御部は、電力負荷値が所定の起動設定値を超えると運転台数を増加させ、電力負荷値が起動設定値より小さい値に設定された所定の停止設定値を下回ると運転台数を減少させ、前記条件変更部は、前記起動設定値は固定のまま前記停止設定値を上げることを特徴とするプログラムである。第3の発明のプログラムをインストールすることによって、第1の発明の台数制御装置を実現し、第2の発明の台数制御方法を実行することができる。
本発明によれば、電力負荷傾向の予測に基づいて、余剰に稼働している供給装置を早期に停止させることで、発電効率および省エネ性の高い運転を実現する。
エネルギー供給システム1の概要を示す図 情報端末10、台数制御装置30のハードウェア構成の例を示す図 (a)通常時起動停止条件100Aを示す図、(b)省エネ時起動停止条件100Bを示す図 電力負荷パターン300を作成する処理の流れを示すフローチャート 電力負荷パターン300を作成する処理を模式的に表す図 次の日の運転計画テーブル400を作成する処理の流れを示すフローチャート (a)自動作成された運転計画テーブル400Aの例を示す図(b)オペレータ変更後の運転計画テーブル400Bの例を示す図 台数制御装置の処理の一例を示すフローチャート 台数制御装置の処理の別例を示すフローチャート 「最適制御」と「通常制御」による運転台数の比較図 「最適制御」と「通常制御」による発電効率の比較図 ヒステリシスに基づく運転台数制御の概略を説明する図 負荷率と発電効率の関係を示す図 発電効率が悪化する例を示す図 発電効率が改善される例を示す図
以下図面に基づいて、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態におけるエネルギー供給システム1の概要を示す図である。エネルギー供給システム1は、エネルギーセンター2と、エネルギーセンター2から電力および熱の供給を受ける工場3(3−1、3−2、…、3−M)と、からなる。
エネルギーセンター2は、電力および熱を発生させ工場3へ供給するコージェネレーションシステム40(以下「CGS40」とも表記)と、各工場3の過去の電力負荷データに基づいて電力負荷パターン300(図5参照)を作成し、電力負荷パターン300に基づいて次の日のCGS40の運転計画テーブル400(図7参照)を作成する情報端末10と、運転計画テーブル400(或いは電力負荷パターン300)に基づいて電力負荷の変動傾向を予測しながらCGS40の運転台数を制御する台数制御装置30と、各工場3から送信される電力負荷データやエネルギーセンター2内部のデータの授受を媒介するプロセスコントローラ20と、を備える。
CGS40は、一次エネルギーを電力および熱に変換して供給する供給装置である。CGS40は、例えば、一次エネルギーとしてガスを用いて電力を供給するガスエンジンと、排熱を回収して蒸気(熱)を供給する排熱回収ボイラーなどにより構成される。CGS40は、図に示すように複数台設置され、台数制御装置30によって運転台数が制御される。
各CGS40の電力の出力側は、電力系統(不図示)に接続されている。また各CGS40の熱の出力側は、熱系統(不図示)に接続されている。これにより、各CGS40は、電力および熱を各工場3に供給する。
各工場3(3−1、3−2、…、3−M)は、電力系統と熱系統を介して、エネルギーセンター2(CGS40)から電力および熱の供給を受ける。各工場3は、エネルギーセンター2から供給されるエネルギーを消費する任意の消費設備を備える。
また各工場3(3−1、3−2、…、3−M)の分電盤には、リモートI/O50(50−1、50−2、…、50−M)が設置され、通信ネットワーク5を介して、各工場3の電力負荷データを、エネルギーセンター2のプロセスコントローラ20へ送信する。
プロセスコントローラ20は、各工場3(3−1、3−2、…、3−M)の電力負荷データを、各工場3に設置されたリモートI/O50から受信する。受信した電力負荷データは、プロセスコントローラ20の記憶領域に格納するとともに、情報端末10と台数制御装置30に転送する。
図2はエネルギーセンター2に設置される情報端末10と台数制御装置30のハードウェア構成の例を示す。情報端末10と台数制御装置30は、図に示すように、制御部11、記憶部12、メディア入出力部13、通信制御部14、入力部15、表示部16、周辺機器I/F部17等が、バス18を介して接続されて構成される。
制御部11は、CPU(Central Processing
Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成される。CPUは、記憶部12、ROM、記録媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、情報端末10および台数制御装置30が行う後述する処理(図4、図6、図8、図9)を実現する。
記憶部12は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)であり、制御部が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS(Operating System)等が格納される。これらの各プログラムコードは、制御部11により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUに読み出されて実行される。
記憶部12には、プロセスコントローラ20から転送される各工場3の電力負荷データが格納される。このデータにより、情報端末10および台数制御装置30は、各工場3の電力負荷の状況を把握することが可能である。
メディア入出力部13(ドライブ装置)は、データの入出力を行い、例えば、CDドライブ(−ROM、−R、−RW等)、DVDドライブ(−ROM、−R、−RW等)等のメディア入出力装置を有する。通信制御部14は、通信制御装置、通信ポート等を有し、コンピュータとネットワーク間の通信を媒介する通信インタフェースであり、ネットワークを介して、他のコンピュータ間との通信制御を行う。ネットワークは、有線、無線を問わない。
入力部15は、データの入力を行い、例えば、キーボード、マウス等のポインティングデバイス、テンキー等の入力装置を有する。入力部15を介して、情報端末10および台数制御装置30に対して、操作指示、動作指示、データ入力等を行うことができる。
表示部16は、液晶パネル、有機EL等のディスプレイ装置、ディスプレイ装置と連携してコンピュータのビデオ機能を実現するための論理回路等(ビデオアダプタ等)を有する。尚、入力部15及び表示部16は、タッチパネルディスプレイのように、一体となっていても良い。
周辺機器I/F(インタフェース)部17は、周辺装置を接続させるためのポートであり、周辺機器I/F部17を介して周辺装置とのデータの送受信を行う。バス18は、各装置間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
本実施の形態では、情報端末10と台数制御装置30は、周辺機器I/F部17を介して、プロセスコントローラ20と接続される。
また台数制御装置30は、周辺機器I/F部17を介して、各CGS40(40−1、40−2、…、40−M)とケーブル7で接続される。台数制御装置30は、周辺機器I/F部17を介して、各CGS40に起動命令、停止命令等を送ることでCGS40の運転台数の制御を行う。
図3は、ヒステリシスの起動設定値と停止設定値を保持する起動停止条件100の内容を示す図である。起動停止条件100は、台数制御の制御パラメータとして予め台数制御装置30に設定されている。図3(a)は、電力負荷が減少傾向でない場合(通常運転時)に台数制御装置30により参照される起動停止条件100(通常時起動停止条件100A)を示す。図3(b)は、電力負荷が減少傾向となる場合(省エネ運転時)に台数制御装置30により参照される起動停止条件100(省エネ時起動停止条件100B)を示す。省エネ時起動停止条件100Bは、後述するように、CGS40の運転台数が減少しやすくなるように(すなわち、稼働中のCGS40が停止しやすくなるように)通常時起動停止条件100Aの停止条件を変更したものである。
起動停止条件100(100A、100B)には、CGS40の運転台数を増加させるための電力負荷の閾値である起動設定値(ヒステリシスの上端値)と、CGS40の運転台数を減少させるための電力負荷の閾値である停止設定値(ヒステリシスの下端値)と、が設定されている。これにより、台数制御装置30は、電力負荷の変動に応じて適切に台数制御を行う。
例えば、図3(a)の運転台数「1台⇔2台」の起動停止条件には、CGS40の運転台数を1台から2台へ増やすための起動設定値101A「H(kW)」(ヒステリシスの上端値)と、CGS40の運転台数を2台から1台へ減らすための停止設定値102A「L(kW)」(ヒステリシスの下端値)と、が設定されている。これにより、台数制御装置30は、1台のCGS40が運転中に電力負荷が増加し起動設定値H(kW)を超えると(電力負荷が起動条件「電力負荷>起動設定値H」を満たすと)、CGS40の運転台数を1台から2台へ増やすように台数制御を行う。また、2台のCGS40が運転中に電力負荷が減少し停止設定値L(kW)を下回ると(電力負荷が停止条件「電力負荷<停止設定値L」を満たすと)、CGS40の運転台数を2台から1台へ減らすように台数制御を行う。
また、図3(a)の運転台数「2台⇔3台」の起動停止条件には、運転台数を2台から3台へ更に増加させるための起動設定値101A「H(kW)」(ヒステリシスの上端値)と、運転台数を3台から2台へ減少させるための停止設定値102A「L(kW)」(ヒステリシスの下端値)と、が設定されている。これにより、台数制御装置30は、2台のCGS40が運転中に電力負荷が増加し起動設定値H(kW)を超えると(電力負荷が起動条件「電力負荷>起動設定値H」を満たすと)、CGS40の運転台数を2台から3台へ増やすように台数制御を行う。また、3台のCGS40が運転中に電力負荷が減少し停止設定値L(kW)を下回ると(電力負荷が停止条件「電力負荷<停止設定値L」を満たすと)、CGS40の運転台数を3台から2台へ減らすように台数制御を行う。
前述したように、省エネ時起動停止条件100Bは、CGS40の運転台数が減少しやすくなるように通常時起動停止条件100Aの停止条件を変更したものである。具体的には、省エネ時起動停止条件100Bにおけるヒステリシスの停止設定値を通常時起動停止条件100Aにおけるヒステリシスの停止設定値より所定値上昇させる(ヒステリシスの幅が狭まる)。
例えば、図3(b)を参照すると、運転台数「2台⇔3台」における省エネ時起動停止条件100Bの停止設定値102B(「L’」)は、通常時起動停止条件100Aの停止設定値102A(「L」)を所定値上昇させた値であり、図3(b)に示すように「L’>L」の関係を満たす。これにより、電力負荷が減少傾向となる場合(省エネ運転時)においては、通常運転時に比べて電力負荷がヒステリシスの停止設定値を早い段階で下回るので、余剰に稼働しているCGS40を早期に停止させることができ、残りのCGS40を高効率で運転させることが可能となる。
次に、図4のフローチャートを参照して、情報端末10が電力負荷パターン300を作成する処理について説明する。電力負荷パターン300とは、工場3の過去(例えば前年度)の負荷実績に基づいて1日の電力負荷の推移をパターン化したものである。
本実施の形態では、情報端末10の記憶部12に、各工場3の前年度の電力負荷データが記憶されているものとする。情報端末10が工場3の電力負荷データを取得し記憶する手段は如何なるものでもよく、例えば、リモートI/O50から定期的に送信される各工場3の電力負荷データを情報端末10において手動または自動で集計したものでもよいし、各工場3から前年度の電力負荷データを保存した記録媒体(USB等)の提供を受け、記憶媒体を介して情報端末10の記憶部12に記憶したものでもよい。
まず、情報端末10は、1年(365日)を季節(夏季/冬季/中間期)、曜日(平日/土日祝日)、特日(盆期間/年末年始、等)ごとに分類し、各工場3の前年度の電力負荷データを元に、分類毎に1日の電力負荷の推移を工場別にパターン化する(ステップS1)。これを工場別電力負荷パターン200とする。そして情報端末10は、パターン化された工場別電力負荷パターン200を合算し、電力負荷パターン300を作成する(ステップS2)。
図5は、ある分類の電力負荷パターン300を作成する処理を模式的に表す図である。図に示すように、各工場(工場1、工場2、…、工場M)の工場別電力負荷パターン200(200−1、200−2、…、200−M)を合算し、電力負荷パターン300を作成する。
なお、図5に示すように、本実施の形態では、電力負荷の推移を1時間単位でパターン化しているが、パターン化する時間単位は15分、30分、…など任意に設定可能である。
次に図6のフローチャートを参照して、情報端末10が電力負荷パターン300に基づいて次の日の運転計画テーブル400を作成する処理について説明する。何れの電力負荷パターン300を用いるかは、次の日の分類に応じて適宜決定される。例えば、次の日の分類が「夏季/平日」であれば、当該分類「夏季/平日」に紐づいた電力負荷パターン300を用いる。
まず、情報端末10は、運転モードを設定する時間帯nをn=1に初期化する(ステップS11)。本実施の形態では、時間帯n=1は「AM0:00〜AM1:00」、時間帯n=2は「AM1:00〜AM2:00」、…、時間帯n=24は「PM11:00〜PM12:00」である。
続いて、全ての時間帯(n=1〜24)の運転モードが設定されたか否かを判断し(ステップS12)、全ての時間帯の運転モードが設定された場合には(ステップS12において「Yes」)、ステップS16へ移行する。
全ての時間帯の運転モードが設定されていない場合(時間帯nがn≦24の場合)には(ステップS12において「No」)、情報端末10は、当該時間帯nの運転モードを以下のように設定する。
まず、情報端末10は、電力負荷パターン300に基づいて、時間帯nの開始時間を基準として向こう2時間電力負荷が増えないかを判断する(ステップS13)。具体的には、時間帯nの電力負荷をP、次の時間帯n+1の電力負荷をPn+1とすると、P≧Pn+1の関係を満たすかどうかを判断する。なお、本実施の形態では、判断対象とする時間帯を「向こう2時間」としているが、この時間帯は任意に変更可能である。
この結果、向こう2時間電力負荷が増えない場合(すなわちP≧Pn+1の関係を満たす場合)には(ステップS13において「Yes」)、情報端末10は、時間帯nを「負荷減少時間帯」とし、運転計画テーブル400の時間帯nの運転モードを「省エネモード」に設定する(ステップS14)。
一方、P≧Pn+1の関係を満たさない場合(ステップS13において「No」)、情報端末10は、運転計画テーブル400の時間帯nの運転モードを「通常モード」に設定する(ステップS15)。
続いて、情報端末10は、運転モードを設定する時間帯nをインクリメントし(n=n+1、ステップS16)、ステップS12へ戻る。ステップS12〜ステップS16の処理は、全ての時間帯の運転モードが設定されるまで繰り返される。
全ての時間帯の運転モードが設定されると(ステップS12において「Yes」)、情報端末10は、オペレータの入力操作を受付け、運転計画テーブル400の運転モードを適宜手動で変更したうえで(ステップS17)、運転計画テーブル400を記憶部12に保存して処理を終了する。
図7(a)は、ステップS11〜S16の処理により情報端末10が自動作成した運転計画テーブル400A(400)の例を示す。運転計画テーブル400A(400)には、時間帯ごとにCGS40の運転モード(「通常モード」または「省エネモード」)が自動設定される。
図7(b)は、ステップS17において、自動作成した運転計画テーブル400Aの運転モードをオペレータが手動で変更した運転計画テーブル400B(400)の例を示す。図の例では、オペレータが、時間帯「1」(AM0:00〜AM1:00)における運転モードを「通常モード」から「省エネモード」に手動で変更し、時間帯「15」(PM3:00〜PM4:00)における運転モードを「省エネモード」から「通常モード」に手動で変更し、時間帯「24」(PM11:00〜PM12:00)における運転モードを「通常モード」から「省エネモード」に手動で変更している。このように、自動作成された運転計画をオペレータは適宜修正することができる。
なお、作成された運転計画テーブル400(400Aまたは400B)は、プロセスコントローラ20を介して台数制御装置30に送られ、台数制御装置30の記憶部12に記憶される。台数制御装置30は、以降に示すように、この運転計画テーブル400に基づいて電力負荷の変動傾向を予測しながらCGS40の運転台数を制御する。
次に、図8のフローチャートを参照して、台数制御装置30が実行する処理の一例を説明する。図のフローチャートは、台数制御装置30が、ある1日のCGS40の台数制御を行う流れを示す。本処理の開始時における時刻はAM0:00とする。
まず、台数制御装置30は、電力負荷の変動傾向を予測するこれから先の時間帯nをn=1(AM0:00〜AM1:00)に初期化する(ステップS21)。
続いて、1日(全ての時間帯)の運転が終了したか否かを判断し(n>24、ステップS22)、1日の運転が終了した場合には(ステップS22において「Yes」)、本処理を終了する。
1日の運転が終了していない場合(時間帯nがn≦24の場合)には(ステップS22において「No」)、台数制御装置30は、これから先の時間帯nの電力負荷の変動傾向を予測する(ステップS23)。具体的には、運転計画テーブル400を参照し、時間帯nの運転モードが「省エネモード」(負荷減少時間帯)であれば、電力負荷の変動傾向を「負荷減少傾向」と予測する。一方、時間帯nの運転モードが「通常モード」であれば、「負荷減少傾向ではない」と予測する。
時間帯nが「負荷減少傾向ではない」と予測された場合には(ステップS24において「No」)、台数制御装置30は、通常時起動停止条件100A(図3(a))に基づいて台数制御を実行する(通常モード運転、ステップS26)。
一方、時間帯nが「負荷減少傾向」と予測された場合には(ステップS24において「Yes」)、台数制御装置30は、CGS40の運転台数が減少しやすくなるように停止条件を変更した省エネ時起動停止条件100B(図3(b))に基づいて台数制御を実行する(省エネモード運転、ステップS25)。これにより、ヒステリシスの停止設定値が通常運転時における停止設定値より大きな値となるので、通常運転時に比べて電力負荷がヒステリシスの停止設定値を早い段階で下回るようになり、余剰に稼働しているCGS40を早期に停止させることができる。
ステップS25またはステップS26の後、台数制御装置30は、現在時刻を取得しながら、現在時刻が運転計画テーブル400の次の時間帯になるまで(ステップS27において「Yes」またはステップS28において「Yes」)、ステップS25またはステップS26の起動停止条件100(100Aまたは100B)で台数制御を実行する。そして、現在時刻が次の時間帯になると、時間帯nをインクリメントし(n=n+1、ステップS29)、ステップS22へ戻る。ステップS22〜S29の処理は、1日の運転が終了するまで繰り返される。
以上のように、図8の処理によれば、台数制御装置30は、電力負荷の変動傾向を予測し、電力負荷が減少傾向となる場合、ヒステリシスの停止設定値を上げてCGS40の停止条件を変更する。これにより、通常運転時に比べて電力負荷がヒステリシスの停止設定値を早い段階で下回るので、余剰に稼働しているCGS40を早期に停止させることができ、発電効率および省エネ性の高いCGS40の運転が実現される。
なお、本実施の形態では、電力負荷パターン300に基づいて運転計画テーブル400を作成したが、運転計画テーブル400の作成は必須ではない。この場合、台数制御装置30は、電力負荷パターン300に基づいて台数制御を実行する。具体的には図8の処理が次のように変わる。すなわち、図8のステップS23において、台数制御装置30は、電力負荷パターン300を参照し、時間帯nの電力負荷Pと次の時間帯n+1の電力負荷Pn+1に基づいて、向こう2時間の電力負荷の変動傾向を予測する。具体的には、P≧Pn+1の場合には「負荷減少傾向」と予測する。一方、P<Pn+1の場合には「負荷減少傾向ではない」と予測する。
時間帯nが「負荷減少傾向ではない」と予測された場合には(ステップS24において「No」)、台数制御装置30は、通常時起動停止条件100A(図3(a))に基づいて、台数制御を実行する(ステップS26)。一方、時間帯nが「負荷減少傾向」と予測された場合には(ステップS24において「Yes」)、台数制御装置30は、CGS40の運転台数が減少しやすくなるように停止条件を変更した省エネ時起動停止条件100B(図3(b))に基づいて台数制御を実行する(ステップS25)。
ステップS25またはステップS26の後、台数制御装置30は、現在時刻を取得しながら、現在時刻が電力負荷パターン300の次の時間帯になるまで(ステップS27において「Yes」またはステップS28において「Yes」)、ステップS25またはステップS27の起動停止条件100(100Aまたは100B)で台数制御を実行する。そして、現在時刻が次の時間帯になると、時間帯nをインクリメントし(n=n+1、ステップS29)、ステップS22へ戻る。ステップS22〜S29の処理は、1日の運転が終了するまで繰り返される。
以上のように、台数制御装置30は、電力負荷パターン300を直接参照しながら台数制御を行ってもよい。
次に、図9のフローチャートを参照して、台数制御装置30が実行する処理の別例を説明する。図9の処理は、図8のステップS25およびステップS26の後段に、運転計画テーブル400(或いは電力負荷パターン300)から予測される電力負荷の変動傾向が実負荷の変動傾向と異なる場合に運転モードを強制的に切り替える処理(ステップS31およびステップS32の処理)を加えたものである。
具体的には、運転計画テーブル400(或いは電力負荷パターン300)に基づいて「負荷減少傾向」と予測され(ステップS24において「Yes」)、CGS40の運転台数が減少しやすくなるように停止条件を変更した省エネ時起動停止条件100Bに基づき台数制御を実行しているにも関わらず(ステップS25)、工場3の実負荷の変動傾向が増加傾向となる場合には(ステップS31において「Yes」)、ステップS26へ移行し、運転モードを「省エネモード」から「通常モード」に強制的に切り替える。すなわち、台数制御装置30は、停止条件の変更を強制的に解除し、通常時起動停止条件100Aに基づき台数制御を継続する。
また、運転計画テーブル400(或いは電力負荷パターン300)に基づいて「負荷減少傾向ではない」と予測され(ステップS24において「No」)、通常時起動停止条件100Aに基づき台数制御を実行しているにも関わらず(ステップS26)、工場3の実負荷の変動傾向が減少傾向となる場合には(ステップS32において「Yes」)、ステップS25へ移行し、運転モードを「通常モード」から「省エネモード」に強制的に切り替える。すなわち、台数制御装置30は、CGS40の運転台数が減少しやすくなるように停止条件を強制的に変更し、省エネ時起動停止条件100Bに基づき台数制御を継続する。
なお、図9の処理中、台数制御装置30は、工場全体の実負荷データ(各工場3の各リモートI/O50から送信される各工場3の電力負荷データを合算した負荷データ)を所定時間おきに取得しており、この実負荷データを時系列解析することによって、ステップS31およびステップS32において実負荷の変動傾向(増加傾向、減少傾向など)を判断することができる。
以上のように、図9の処理によれば、工場3の実負荷の変動傾向を考慮した柔軟な台数制御が実現される。
なお、図9の例では、予測した電力負荷の変動傾向と工場3の実負荷の変動傾向が異なる場合に(ステップS31において「Yes」またはステップS32において「Yes」)、強制的に運転モードを切り替えるようにしたが、運転モードの切替えをオペレータの判断に委ねるようにしても良い。この場合、台数制御装置30は、運転計画テーブル400(或いは電力負荷パターン300)に基づく予測傾向と実負荷の傾向が異なる旨だけを表示情報や音声情報で通知する。
<実施例>
図10、11は、実績運転データを元に、本発明の台数制御(以下「最適制御」と表記)と通常の台数制御(以下「通常制御」と表記)を適用した比較結果を示す。通常制御とは、通常時起動停止条件100A(図3(a))のみに基づいて台数制御を行うものである。
図9は、「最適制御」と「通常制御」によるCGSの運転台数を時系列で比較した図である。図に示すように、「最適制御」を適用した場合、電力負荷が減少傾向となる「AM2:00〜AM4:00」頃と「PM6:00〜PM10:00」頃においてCGSの運転台数が減少するのに対し、「通常制御」を適用した場合、同時間帯における運転台数は減少しない。
また図10は、「最適制御」と「通常制御」の発電効率を比較した図である。図に示すように、「最適制御」を適用した場合、図9において運転台数が減少した時間帯において、「通常制御」と比べて発電効率が改善されていることが分かる。具体的には、1日最大で「1.87%」、1日平均で「0.47%」、発電効率が改善された。
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係る好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。
例えば、本実施の形態では、CGSの起動条件を「電力負荷がヒステリシスの起動設定値を超える」、CGSの停止条件を「電力負荷がヒステリシスの停止設定値を下回る」のように規定したうえで、電力負荷が減少傾向となる場合はヒステリシスの停止設定値を上げることでCGSの運転台数が減少しやすくなるように停止条件を変更させた。しかしながら、CGSの起動停止条件、ならびにCGSの運転台数が減少しやすくなるように停止条件を変更する手段はこの例に限定されない。
例えば、CGSの起動条件を「電力負荷がヒステリシスの起動設定値を60秒継続して超える」、CGSの停止条件を「電力負荷がヒステリシスの停止設定値を60秒継続して下回る」のように継続時間の条件を付加して起動停止条件を規定することもできる。この場合、例えば「電力負荷がヒステリシスの停止設定値を30秒継続して下回る」のように継続時間の条件を緩めることでCGSの運転台数が減少しやすくなるように停止条件を変更することもできる。
その他、当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1……………エネルギー供給システム
2……………エネルギーセンター
3……………工場
5……………通信ネットワーク
10…………情報端末
20…………プロセスコントローラ
30…………台数制御装置
40…………コージェネレーションシステム
50…………リモートI/O
100………起動停止条件
100A……通常時起動停止条件
100B……省エネ時起動停止条件
200………工場別電力負荷パターン
300………電力負荷パターン
400………運転計画テーブル

Claims (6)

  1. 1以上の供給先に電力を供給する複数台の供給装置の運転台数を制御する台数制御装置であって、
    所定の起動条件に基づいて運転台数を増加させ、所定の停止条件に基づいて運転台数を減少させる台数制御部と、
    前記供給先のこれから先の電力負荷の傾向を予測する予測部と、
    電力負荷が増えないと予測された場合、運転台数が減少しやすくなるように前記停止条件を変更する条件変更部と、を備え、
    前記台数制御部は、電力負荷値が所定の起動設定値を超えると運転台数を増加させ、電力負荷値が起動設定値より小さい値に設定された所定の停止設定値を下回ると運転台数を減少させ、
    前記条件変更部は、前記起動設定値は固定のまま前記停止設定値を上げることを特徴とする台数制御装置。
  2. 前記予測部は、所定の時間帯における電力負荷の傾向を予測し、
    前記条件変更部は、前記所定の時間帯において電力負荷が増えないと予測された場合、前記所定の時間帯において前記停止条件を変更する
    ことを特徴とする請求項1に記載の台数制御装置。
  3. 前記供給先の過去の電力負荷データに基づいて作成された電力負荷パターンを記憶する記憶部、を備え、
    前記予測部は、前記電力負荷パターンに基づいて、電力負荷の傾向を予測する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の台数制御装置。
  4. 前記供給先の実負荷を取得する実負荷取得部と、を備え、
    前記条件変更部は、前記停止条件が変更されている状態において、前記実負荷が増加傾向となる場合、前記停止条件の変更を解除する、または、前記停止条件が変更されていない状態において、前記実負荷が減少傾向となる場合、前記停止条件を変更することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の台数制御装置。
  5. 1以上の供給先に電力を供給する複数台の供給装置の運転台数を制御する台数制御装置の台数制御方法であって、
    所定の起動条件に基づいて運転台数を増加させ、所定の停止条件に基づいて運転台数を減少させる台数制御ステップと、
    前記供給先のこれから先の電力負荷の傾向を予測する予測ステップと、
    電力負荷が増えないと予測された場合、運転台数が減少しやすくなるように前記停止条件を変更する条件変更ステップと、を含み、
    前記台数制御ステップは、電力負荷値が所定の起動設定値を超えると運転台数を増加させ、電力負荷値が起動設定値より小さい値に設定された所定の停止設定値を下回ると運転台数を減少させ、
    前記条件変更ステップは、前記起動設定値は固定のまま前記停止設定値を上げることを特徴とする台数制御方法。
  6. 1以上の供給先に電力を供給する複数台の供給装置の運転台数を制御する台数制御装置のプログラムであって、
    前記台数制御装置を、
    所定の起動条件に基づいて運転台数を増加させ、所定の停止条件に基づいて運転台数を減少させる台数制御部と、
    前記供給先のこれから先の電力負荷の傾向を予測する予測部と、
    電力負荷が増えないと予測された場合、運転台数が減少しやすくなるように前記停止条件を変更する条件変更部と、して機能させ、
    前記台数制御部は、電力負荷値が所定の起動設定値を超えると運転台数を増加させ、電力負荷値が起動設定値より小さい値に設定された所定の停止設定値を下回ると運転台数を減少させ、
    前記条件変更部は、前記起動設定値は固定のまま前記停止設定値を上げることを特徴とするプログラム。
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