JP6467456B2 - セパレータ巻芯、セパレータ捲回体、およびセパレータ捲回体の製造方法 - Google Patents
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Description
まず、リチウムイオン二次電池について、図1から図3に基づいて説明する。
セパレータ12は、リチウムイオン二次電池1の正極であるカソード11と、その負極であるアノード13との間に、これらに挟持されるように配置される。セパレータ12は、カソード11とアノード13との間を分離しつつ、これらの間におけるリチウムイオンの移動を可能にする。セパレータ12は、その材料として、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィンなどが用いられる。
図3は、他の構成のリチウムイオン二次電池1の各状態における様子を示す模式図である。図3の(a)は通常の様子を示し、(b)はリチウムイオン二次電池1が急激に昇温したときの様子を示す。
電または過充電も停止する。このように、セパレータ12の破壊が抑制される。
リチウムイオン二次電池1のセパレータ及び耐熱セパレータの製造は特に限定されるものではなく、公知の方法を利用して行うことができる。以下では、セパレータ(耐熱セパレータ)の原料である多孔質フィルムがその材料として主にポリエチレンを含む場合を仮定して説明する。しかし、多孔質フィルムが他の材料を含む場合でも、同様の製造工程により、セパレータ(耐熱セパレータ)を製造できる。
耐熱セパレータ又は耐熱層を有しないセパレータ(以下「セパレータ」)は、リチウムイオン二次電池1などの応用製品に適した幅(以下「製品幅」)であることが好ましい。しかし、生産性を上げるために、セパレータは、その幅が製品幅以上となるように製造される。そして、一旦製造された後に、セパレータは、製品幅に切断(スリット)される。
スリット装置6では、原反を巻きつけた円筒形状のコアcが、巻出ローラー61に嵌められている。図4の(b)に示されるように、原反は、コアcから経路U又はLへ巻き出される。巻き出された原反は、ローラー63〜67を経由し、ローラー68へ搬送される。搬送される工程において原反は、複数のセパレータにスリットされる。なお、原反を所望の軌道で搬送するために、ローラー62〜69の数及び配置を変更してもよい。
図4の(b)に示されるように、複数のスリットセパレータの一部は、それぞれ、巻取ローラー70Uに嵌められた円筒形状の各コアuへ巻き取られる。また、複数のスリットセパレータの他の一部は、それぞれ、巻取ローラー70Lに嵌められた円筒形状の各コアl(セパレータ巻芯)へ巻き取られる。なお、ロール状に巻き取られたスリットセパレータ及びコアu・lの一体物を「捲回体(セパレータ捲回体)」と称する。
図5はコアおよびコアにセパレータを捲回した捲回体の正面図である。
図5(a)に示すコア100は、外側円筒部材101、内側円筒部材102、および複数のリブ103を備える。外側円筒部材101は、セパレータ12が捲回されるコア100の外周面を規定する。内側円筒部材102は、外側円筒部材101の内側に設けられ、コアを回転させる巻取ローラー等の軸が嵌まる軸受として機能する。リブ103は、外側円筒部材101と内側円筒部材102との間に径方向に延び、両者と繋がる支持部材である。
図6は、コア100を積み上げた様子を表した図である。
積み上げられたコア100が崩れないように固定する方法の例として、図7(a)に示すような、円筒の平面の略中心に、略垂直の長い円筒形状の軸を有する台座120を用いる方法が考えられる。
上記の問題点から、台座120のような固定具を必要とせず、積み上げたコア100のずれを防ぐことが要求される。この問題を解決する方法として、コア100の側面の摩擦力を向上させ、コア100同士のずれを低減する方法が考えられる。
しかし、算術平均粗さが非常に大きい面は、細かな異物が付着した場合、洗浄が困難となる問題を有する。
以上を踏まえ、発明者は、異なる表面粗さを有するコア100に対して、摩擦力、および洗浄容易性を検証する実験を行った。
以上の実験をコアAと同様に、それぞれ側面の表面粗さが異なるコアB〜Gに関しても行い、同様の評価を行った。コアB〜Gについても、コア100と同様の形状を有する。下記の表1はコアA〜Gに対して行った実験の評価の結果をそれぞれ表したものである。
コアAの実験結果は、コア100の側面の算術平均粗さが0.15μm以下であると、コア100にセパレータ12が捲回された、捲回体110の側面の摩擦力が小さいことがわかる。これより、積み上げた捲回体110が大きくずれることにより、保管している捲回体110が崩れる可能性が高いことを示唆している。
以上の実験結果を踏まえると、捲回体110は、側面における算術平均粗さが、少なくとも、0.16μm以上のコア100に捲回されてなることが望ましいと推察できる。以上の構成であれば、積み上げても保管しても崩れにくい捲回体110を実現できる。このとき、捲回体110を積み上げて保管することにより、コア100のみでなく、捲回されたセパレータ12も地面等他の物に接触させず保管することが容易に可能となる。
2 外部機器
3 リチウムイオン
4 耐熱層
11 カソード
12 セパレータ
12a 耐熱セパレータ
13 アノード
100 コア
110 捲回体
120 台座
Claims (10)
- 非水電解液二次電池用のセパレータが捲回されるセパレータ巻芯であって、
上記セパレータ巻芯において、上記セパレータが捲回されない面である側面の少なくとも1つの面の算術平均粗さが、0.16μm以上10μm以下であることを特徴とするセパレータ巻芯。 - 上記算術平均粗さが、3μm以下であることを特徴とする請求項1に記載のセパレータ巻芯。
- 上記算術平均粗さが、0.9μm以下であることを特徴とする請求項2に記載のセパレータ巻芯。
- 上記セパレータ巻芯は、上記側面を上下方向として、少なくとも2つを積み上げることができることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載のセパレータ巻芯。
- 材質に、ABS樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリエステル樹脂、及び塩化ビニール樹脂のいずれかを含むことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載のセパレータ巻芯。
- 請求項1から5の何れか1項に記載のセパレータ巻芯に上記セパレータが捲回されてなるセパレータ捲回体。
- 上記セパレータの幅よりも上記セパレータ巻芯の幅が大きいことを特徴とする、請求項6記載のセパレータ捲回体。
- セパレータ巻芯に非水電解液二次電池用のセパレータが捲回されてなるセパレータ捲回体の製造方法であって、
上記セパレータを製造するセパレータ製造工程と、
上記セパレータ巻芯において、上記セパレータが捲回されない面である側面の少なくとも1つの面の算術平均粗さが、0.16μm以上10μm以下である上記セパレータ巻芯に上記セパレータを捲回する捲回工程とを有することを特徴とするセパレータ捲回体の製造方法。 - 上記算術平均粗さが、3μm以下であることを特徴とする請求項8に記載のセパレータ捲回体の製造方法。
- 上記算術平均粗さが、0.9μm以下であることを特徴とする請求項9に記載のセパレータ捲回体の製造方法。
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