JP6466745B2 - ロッドの接続構造 - Google Patents
ロッドの接続構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6466745B2 JP6466745B2 JP2015049004A JP2015049004A JP6466745B2 JP 6466745 B2 JP6466745 B2 JP 6466745B2 JP 2015049004 A JP2015049004 A JP 2015049004A JP 2015049004 A JP2015049004 A JP 2015049004A JP 6466745 B2 JP6466745 B2 JP 6466745B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- rods
- end engaging
- pin
- rear end
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
- Earth Drilling (AREA)
Description
本実施形態に係るロッドの接続構造は、図1〜図4、図6に示すように、複数のロッド10を一連に接続して地盤中に挿入し、ロッド10の先端部に設けた噴射口70から噴射物を噴射することにより地盤改良体を造成する際に、ロッド10を軸方向に連続して接続するための構造である。
ロッド10は、例えば、図1及び図2に示すように、二重管からなり、外管11の内部に保持プレート12を介して内管13が収容されている。また、ロッド10の先端部及び後端部には、それぞれ先端係合部20と後端係合部30とを設けてある。なお、ロッド10は二重管に限られず、三重管等の多重管であってもよい。
先端係合部20は、ロッド10の先端部を切り欠いて形成されており、軸方向の係合面21と径方向の係合面22とを有している。また、後端係合部30は、ロッド10の後端部を切り欠いて形成されており、先端係合部20と係合する軸方向の係合面31と径方向の係合面32とを有している。すなわち、一組のロッド10を軸方向に接続するには、先端側(地中側)のロッド10の後端係合部30に対して、後端側(地上部側)のロッド10の先端係合部20を係合させればよい。
ピン挿通孔40は、図1〜図3に示すように、先端係合部20と後端係合部30とを係合した状態で、一連となるように形成されている。詳しくは、外管11に設けたピン挿通孔40は、両端部に設けた開口部41と、中間部に設けられ、内管13側に開放した外管溝部42とからなり、開口部41と外管溝部42とが一連となっている。一方、内管13に設けたピン挿通孔40は、外管11に設けたピン挿通孔40に向かって開放した内管溝部43からなる。本実施形態のピン挿通孔40は、ロッド10の軸方向に対して対称となるように2箇所(一対)設けられている。
接続ピン50は、図5に示すように、軸方向に沿って連続した開口溝を有する鞘管51と、当該鞘管51の内部に挿入することにより当該鞘管51を拡径する挿入棒52とからなる。すなわち、挿入棒52は鞘管51内に挿入可能となっており、鞘管51内に挿入棒52を挿入することにより鞘管51が拡径する。接続ピン50により一組のロッド10を接続するには、一連となったピン挿通孔40内に鞘管51を挿入し、鞘管51内に挿入棒52を押し込めばよい。これにより、鞘管51が拡径してピン挿通孔40の内周面に密着し、確実にピン挿通孔40内に接続ピン50を保持することができる。
方向指示部60は、図6に示すように、複数のロッド10の先端係合部20と後端係合部30とを係合した状態で、ロッド10の軸方向の向き(例えば,噴射口70の向き)を示すためのマーク等からなる。この方向指示部60は、ロッド10の軸方向の向きを示すことができればどのような態様であってもよく、例えば、直線状のマーク(ライン)であってもよいし、所定間隔で設けたマーク(ポインタ)であってもよいし、これらを組み合わせたものであってもよい。硬化材や空気の噴射口70に相対させて方向指示部60を設けることにより、噴射物の噴射方向を確実に把握することができる。
本実施形態のロッド10の接続構造によりロッド10を接続するには、まず、先端側のロッド10の後端係合部30に対して、後端側のロッド10の先端係合部20を係合させる。そして、一連となった一対のピン挿通孔40にそれぞれ接続ピン50を挿入する。この際、まず、一連となったピン挿通孔40内に鞘管51を挿入し、その後、鞘管51内に挿入棒52を押し込めばよい。なお、ピン挿通孔40内に鞘管51及び挿入棒52を押し込むには、棒状の挿入治具(図示せず)を接続ピン50の片側に押し付け、ハンマー等で挿入治具を叩けばよい。ピン挿通孔40に接続ピン50を挿入することにより、外管11で内管13を挟み込み、軸方向に隣り合うロッド10を一連に係合することができる。
11 外管
12 保持プレート
13 内管
20 先端係合部
21 軸方向の係合面
22 径方向の係合面
30 後端係合部
31 軸方向の係合面
32 径方向の係合面
40 ピン挿通孔
41 開口部
42 外管溝部
43 内管溝部
50 接続ピン
51 鞘管
52 挿入棒
60 方向指示部
70 噴射口
90 接続解除凹部
Claims (2)
- 複数のロッドを一連に接続して地盤中に挿入し、前記ロッドの先端部から噴射物を噴射することにより地盤改良体を造成する際に、前記ロッドを接続するための構造であって、
前記各ロッドの先端部を切り欠いて形成され、軸方向の係合面と径方向の係合面とを有する先端係合部と、
前記各ロッドの後端部を切り欠いて形成され、前記先端係合部と係合する軸方向の係合面と径方向の係合面とを有する後端係合部と、
前記先端係合部と前記後端係合部とを係合した状態で、一連となるピン挿通孔と、
一組のロッドを軸方向に連続させて、前記先端係合部と前記後端係合部とを係合した状態で、前記ピン挿通孔に挿通することにより、当該一組のロッドの係合状態を維持するとともに、前記ピン挿通孔から抜去することにより、当該一組のロッドの係合状態を解除する接続ピンと、を備え、
前記接続ピンは、軸方向に沿って連続した開口溝を有する鞘管と、当該鞘管の内部に挿入することにより当該鞘管を拡径する挿入棒とからなることを特徴とするロッドの接続構造。 - 前記各ロッドの外周面には、前記複数のロッドの前記先端係合部と前記後端係合部とを係合した状態で一連となって、前記ロッドの軸方向の向きを示す方向指示部を設けたことを特徴とする請求項1に記載のロッドの接続構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015049004A JP6466745B2 (ja) | 2015-03-12 | 2015-03-12 | ロッドの接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015049004A JP6466745B2 (ja) | 2015-03-12 | 2015-03-12 | ロッドの接続構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016169499A JP2016169499A (ja) | 2016-09-23 |
JP6466745B2 true JP6466745B2 (ja) | 2019-02-06 |
Family
ID=56983286
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015049004A Active JP6466745B2 (ja) | 2015-03-12 | 2015-03-12 | ロッドの接続構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6466745B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5454104U (ja) * | 1977-09-26 | 1979-04-14 | ||
JPS59400Y2 (ja) * | 1978-08-16 | 1984-01-07 | 日本コンクリ−ト工業株式会社 | オ−ガスクリユ−軸の継手 |
JP5061079B2 (ja) * | 2008-10-03 | 2012-10-31 | 裕治 金子 | 地盤改良機材 |
IT1395476B1 (it) * | 2009-05-26 | 2012-09-21 | Soilmec Spa | Aste di perforazione. |
-
2015
- 2015-03-12 JP JP2015049004A patent/JP6466745B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016169499A (ja) | 2016-09-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6889168B2 (ja) | コネクタ | |
JP5749280B2 (ja) | 切削工具締め付け機構、およびそれを組み立てる方法 | |
CN106764146B (zh) | 接头、套管以及套管制造方法 | |
JP6016786B2 (ja) | クイックコネクタアセンブリ | |
SE524585C2 (sv) | Kopplingsanordning för rör innefattande två ledbara halvor | |
JP2008520932A5 (ja) | ||
JP2008513041A5 (ja) | ||
US20110012339A1 (en) | Push Lock Pipe Connection System and Disconnection Tool | |
JP2007127208A (ja) | 雄雌部材アセンブリ | |
JP6466745B2 (ja) | ロッドの接続構造 | |
JP4579147B2 (ja) | 管接続用補助具 | |
JP2011236578A (ja) | 沈下防止杭 | |
JP6028147B2 (ja) | セグメントの継手部構造 | |
JP2007146379A (ja) | セグメントの連結装置及びセグメント | |
KR200465369Y1 (ko) | 에어 커플러 | |
JP6902980B2 (ja) | ヤットコ | |
JP3708839B2 (ja) | 小口径推進工法用推進体 | |
JP6358598B2 (ja) | 止水方法及び止水具セット | |
JP6309395B2 (ja) | 連結具 | |
JP6697032B2 (ja) | カッター刃及びコンクリートコアカッター | |
JP2009092153A (ja) | 管継手用ロックリング及び管継手 | |
JP6967930B2 (ja) | 鋼管杭・鋼管矢板のシリーズ及び該シリーズに属する鋼管杭・鋼管矢板に着脱可能なヤットコ | |
JP2008236841A (ja) | 配線具 | |
EP3532761B1 (en) | Pipe joint | |
JP2008274617A (ja) | 非開削掘削埋設装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180201 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180912 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181002 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181105 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190108 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190110 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6466745 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |