JP6466630B1 - 監視装置、ネットワークシステム、トポロジ管理方法および監視プログラム - Google Patents

監視装置、ネットワークシステム、トポロジ管理方法および監視プログラム Download PDF

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Abstract

監視装置(40)の情報取得部(53)は、リングネットワークに属するノード間での情報交換および情報共有によって各ノードで作成されたトポロジマップ情報を各ノードから取得する。トポロジマップ情報は、リングネットワークにおけるノード間の接続関係を示す情報である。監視装置(40)のトポロジ比較部(54)は、情報取得部(53)により各ノードから取得されたトポロジマップ情報と、あらかじめメモリ(42)に保持されているトポロジ定義情報とを比較して、リングネットワークの構成が設計通りになっているかどうかを判断する。トポロジ定義情報は、リングネットワークにおけるノード間の接続関係を定義する情報である。

Description

本発明は、監視装置、ネットワークシステム、トポロジ管理方法および監視プログラムに関するものである。
リングネットワークで使用するプロトコルとして、リングネットワーク上でユーザフレームを多重化してネットワークに接続された端末に配信し、ネットワーク障害発生時に50msで経路切り替えを実施するRPRおよびERPがある。「RPR」は、Resilient Protection Ringの略語である。「ERP」は、Ethernet(登録商標) Ring Protectionの略語である。RPRはIEEE 802.17で、ERPはITU−T G.8023で標準化が完了している。RPRプロトコルにはTopology Discoveryによるトポロジ検出機能があるため、ノードはリング内のトポロジ検出が可能だが、マルチリングネットワークを構成した場合のトポロジ検出に関する規定はない。ERPプロトコルではトポロジ検出機能の規定がない。
特許文献1に記載の方法では、従来のRPR装置でマルチリングネットワークを構成する場合にRPRのトポロジ検出機能に加えて、リング間を接続するノードが冗長ノードであることを示す情報を送信して、リング内の各ノードがこの冗長ノード情報を含めたトポロジテーブルを作成する。このトポロジテーブルに基づいて、各ノードがパケットを配信したり、状態を監視したりする。
特開2006−129071号公報
特許文献1に記載の方法では、TTLフィールドを減算しながら制御フレームを転送し、TTLの値に基づいて送信元ノードからのホップ数を算出してトポロジテーブルを生成している。この方法では、リング内の各ノードが保持するトポロジテーブルがリング内のノード間で整合しているか簡単に判断できない。「TTL」は、Time to Liveの略語である。
本発明は、リングネットワークの構成が所望の構成であるかどうかを簡単に確認できるようにすることを目的とする。
本発明の一態様に係る監視装置は、
リングネットワークに属するノード間での情報交換および情報共有によって各ノードで作成された、前記リングネットワークにおけるノード間の接続関係を示すトポロジマップ情報を各ノードから取得する情報取得部と、
前記情報取得部により各ノードから取得されたトポロジマップ情報と、あらかじめメモリに保持されている、前記リングネットワークにおけるノード間の接続関係を定義するトポロジ定義情報とを比較して、前記リングネットワークの構成が設計通りになっているかどうかを判断するトポロジ比較部と
を備える。
本発明では、リングネットワークの各ノードで作成されたトポロジマップ情報と、あらかじめメモリに保持されているトポロジ定義情報との比較により、リングネットワークの構成が設計通りになっているかどうかが判断される。そのため、本発明によれば、リングネットワークの構成が所望の構成であるかどうかを簡単に確認できる。
実施の形態1に係るノード装置のハードウェア構成を示すブロック図。 実施の形態1に係るノード装置の機能構成を示すブロック図。 実施の形態1に係る監視装置のハードウェア構成を示すブロック図。 実施の形態1に係る監視装置の機能構成を示すブロック図。 実施の形態1に係るネットワークシステムの構成例を示す図。 実施の形態1に係る隣接ノード情報の形式を示す表。 実施の形態1に係る隣接ノード情報の交換例を示す図。 実施の形態1に係る他ノード情報の形式を示す表。 実施の形態1に係る他ノード情報の共有例を示す表。 実施の形態1に係るトポロジマップテーブルの例を示す表。 実施の形態1に係るノード装置のステートマシンを示す図。 実施の形態1に係るトポロジ定義ファイルの照合例を示す図。 実施の形態1の変形例に係るノード装置のハードウェア構成を示すブロック図。 実施の形態1の変形例に係る監視装置のハードウェア構成を示すブロック図。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。各図中、同一または相当する部分には、同一符号を付している。実施の形態の説明において、同一または相当する部分については、説明を適宜省略または簡略化する。なお、本発明は、以下に説明する実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。例えば、以下に説明する実施の形態は、部分的に実施されても構わない。
実施の形態1.
本実施の形態について、図1から図12を用いて説明する。
***構成の説明***
図1および図2を参照して、本実施の形態に係るノード装置10の構成を説明する。
ノード装置10は、コンピュータである。
図1に示すように、ノード装置10は、プロセッサ11を備えるとともに、メモリ12、ERP機能回路13、リングネットワークインタフェース14およびローカルリンクインタフェース15といった他のハードウェアを備える。プロセッサ11は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
図2に示すように、ノード装置10は、機能要素として、制御部20と、ERP機能部21と、物理インタフェース部22と、物理インタフェース部23と、LANインタフェース部24とを備える。「LAN」は、Local Area Networkの略語である。制御部20は、テーブル作成部25を備える。ERP機能部21は、ノード管理部26と、カウンタ管理部27と、ERP通信部28とを備える。ERP通信部28は、メッセージ送信部29と、パケット配信部30とを備える。
制御部20は、ERP機能部21を制御し、リングネットワークのトポロジ情報を生成する機能を持つ。制御部20のテーブル作成部25は、ノード装置10が認識したリングネットワークのトポロジ情報として、そのリングネットワークに接続されたERPノードの情報を記録したトポロジマップテーブル32を作成する機能を持つ。制御部20の機能は、ソフトウェアにより実現される。具体的には、制御部20の機能は、制御プログラムにより実現される。制御プログラムは、制御部20により行われる処理を制御処理としてコンピュータに実行させるプログラムである。制御プログラムは、コンピュータ読取可能な媒体に記録されて提供されてもよいし、記録媒体に格納されて提供されてもよいし、プログラムプロダクトとして提供されてもよい。
ERP機能部21は、ERP機能を持つ。ERP機能部21のノード管理部26は、ノード装置10に接続される隣接ノードのノード情報31を収集する機能を持つ。ERP機能部21のカウンタ管理部27は、トポロジマップテーブル32のエントリの内容を示す固有値をトポロジカウンタとして演算する機能を持つ。ERP機能部21のメッセージ送信部29は、制御部20、ノード管理部26およびカウンタ管理部27が使用するメッセージをフレーム化して送信する機能を持つ。パケット配信部30は、制御部20、ノード管理部26およびカウンタ管理部27が使用するフレームを分離して、各機能要素に配信したり、ユーザフレームを物理インタフェース部22、物理インタフェース部23およびLANインタフェース部24に転送したりする機能を持つ。ERP機能部21の機能は、ERP機能回路13により実現される。
物理インタフェース部22および物理インタフェース部23は、リングネットワーク内でノード装置10に隣接するノードと接続するためのリングインタフェース機能を持つ。物理インタフェース部22および物理インタフェース部23の機能は、リングネットワークインタフェース14により実現される。
LANインタフェース部24は、図示していない端末と接続したり、ノード装置10が属するリングネットワークとは別のリングネットワークのノードと接続したりするためのローカルインタフェース機能を持つ。LANインタフェース部24の機能は、ローカルリンクインタフェース15により実現される。
プロセッサ11は、制御プログラムを実行する装置である。プロセッサ11は、例えば、CPUである。「CPU」は、Central Processing Unitの略語である。
メモリ12は、制御プログラムをあらかじめまたは一時的に記憶する装置である。メモリ12は、例えば、RAM、フラッシュメモリまたはこれらの組み合わせである。「RAM」は、Random Access Memoryの略語である。
メモリ12には、ノード情報31およびトポロジマップテーブル32も記憶される。
ERP機能回路13は、ERP機能部21の機能を実現する回路である。ERP機能回路13は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ロジックIC、GA、FPGA、ASIC、または、これらのうちいくつか、もしくは、すべての組み合わせである。「IC」は、Integrated Circuitの略語である。「GA」は、Gate Arrayの略語である。「FPGA」は、Field−Programmable Gate Arrayの略語である。「ASIC」は、Application Specific Integrated Circuitの略語である。
リングネットワークインタフェース14は、リングネットワーク内でノード装置10に隣接するノードからデータを受信するレシーバと、その隣接するノードにデータを送信するトランスミッタとを備える。リングネットワークインタフェース14は、例えば、通信チップまたはNICである。「NIC」は、Network Interface Cardの略語である。
ローカルリンクインタフェース15は、ノード装置10が属するリングネットワークとは別のリングネットワークのノードからデータを受信するレシーバと、その別のリングネットワークのノードにデータを送信するトランスミッタとを備える。ローカルリンクインタフェース15は、例えば、通信チップまたはNICである。
制御プログラムは、メモリ12からプロセッサ11に読み込まれ、プロセッサ11によって実行される。メモリ12には、制御プログラムだけでなく、OSも記憶されている。「OS」は、Operating Systemの略語である。プロセッサ11は、OSを実行しながら、制御プログラムを実行する。なお、制御プログラムの一部または全部がOSに組み込まれていてもよい。
制御プログラムおよびOSは、補助記憶装置に記憶されていてもよい。補助記憶装置は、例えば、HDD、フラッシュメモリまたはこれらの組み合わせである。「HDD」は、Hard Disk Driveの略語である。制御プログラムおよびOSは、補助記憶装置に記憶されている場合、メモリ12にロードされ、プロセッサ11によって実行される。
ノード装置10は、プロセッサ11を代替する複数のプロセッサを備えていてもよい。これら複数のプロセッサは、制御プログラムの実行を分担する。それぞれのプロセッサは、例えば、CPUである。
制御プログラムにより利用、処理または出力されるデータ、情報、信号値および変数値は、メモリ12、補助記憶装置、または、プロセッサ11内のレジスタまたはキャッシュメモリに記憶される。
図3および図4を参照して、本実施の形態に係る監視装置40の構成を説明する。
監視装置40は、コンピュータである。
図3に示すように、監視装置40は、プロセッサ41を備えるとともに、メモリ42、MAC機能回路43およびネットワークインタフェース44といった他のハードウェアを備える。「MAC」は、Media Access Controlの略語である。プロセッサ41は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
図4に示すように、監視装置40は、機能要素として、制御部50と、フレーム送受信部51と、物理インタフェース部52とを備える。制御部50は、情報取得部53と、トポロジ比較部54とを備える。フレーム送受信部51は、メッセージ送信部55と、メッセージ受信部56とを備える。
制御部50の情報取得部53は、フレーム送受信部51を制御し、ノード装置10から必要なトポロジ情報を取得するためのコマンドフレームを送受する指示を出す機能を持つ。制御部50のトポロジ比較部54は、定期的にトポロジ定義ファイル58にあらかじめ記録されたトポロジ情報とノード装置10から収集されたトポロジ情報を記録したリング別トポロジマップテーブル57内の情報とを比較し、比較結果を出力する機能を持つ。比較結果の出力形式は、任意の形式でよいが、本実施の形態では、図示していないディスプレイの画面に比較結果を表示する形式が用いられる。比較結果は、具体的には、トポロジ定義ファイル58に記録されたトポロジ情報とリング別トポロジマップテーブル57に記録された、ノード装置10から受信されたリングごとのトポロジ情報とが一致するかどうかの確認結果である。制御部50の機能は、ソフトウェアにより実現される。具体的には、制御部50の機能は、監視プログラムにより実現される。監視プログラムは、情報取得部53およびトポロジ比較部54により行われる処理をそれぞれ情報取得処理およびトポロジ比較処理としてコンピュータに実行させるプログラムである。監視プログラムは、コンピュータ読取可能な媒体に記録されて提供されてもよいし、記録媒体に格納されて提供されてもよいし、プログラムプロダクトとして提供されてもよい。
フレーム送受信部51は、制御部50からの指示により、リングごとのトポロジ情報をノード装置10から収集するためのコマンドフレームを送受信して、収集したトポロジ情報をリング別トポロジマップテーブル57に書き込む機能を持つ。フレーム送受信部51のメッセージ送信部55は、制御部50からの指示により、ノード装置10に対して情報収集のためのメッセージを生成して送信する機能を持つ。フレーム送受信部51のメッセージ受信部56は、ノード装置10から受信したメッセージからトポロジ情報を取り出してリング別トポロジマップテーブル57に書き込む機能を持つ。フレーム送受信部51の機能は、MAC機能回路43により実現される。
物理インタフェース部52は、ノード装置10と接続するためのインタフェース機能を持つ。物理インタフェース部52の機能は、ネットワークインタフェース44により実現される。
プロセッサ41は、監視プログラムを実行する装置である。プロセッサ41は、例えば、CPUである。
メモリ42は、監視プログラムをあらかじめまたは一時的に記憶する装置である。メモリ42は、例えば、RAM、フラッシュメモリまたはこれらの組み合わせである。
メモリ42には、リング別トポロジマップテーブル57およびトポロジ定義ファイル58も記憶される。
MAC機能回路43は、フレーム送受信部51の機能を実現する回路である。MAC機能回路43は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ロジックIC、GA、FPGA、ASIC、または、これらのうちいくつか、もしくは、すべての組み合わせである。
ネットワークインタフェース44は、ノード装置10が属するリングネットワークの各ノードからデータを受信するレシーバと、そのリングネットワークの各ノードにデータを送信するトランスミッタとを備える。ネットワークインタフェース44は、例えば、通信チップまたはNICである。
監視プログラムは、メモリ42からプロセッサ41に読み込まれ、プロセッサ41によって実行される。メモリ42には、監視プログラムだけでなく、OSも記憶されている。プロセッサ41は、OSを実行しながら、監視プログラムを実行する。なお、監視プログラムの一部または全部がOSに組み込まれていてもよい。
監視プログラムおよびOSは、補助記憶装置に記憶されていてもよい。補助記憶装置は、例えば、HDD、フラッシュメモリまたはこれらの組み合わせである。監視プログラムおよびOSは、補助記憶装置に記憶されている場合、メモリ42にロードされ、プロセッサ41によって実行される。
監視装置40は、プロセッサ41を代替する複数のプロセッサを備えていてもよい。これら複数のプロセッサは、監視プログラムの実行を分担する。それぞれのプロセッサは、例えば、CPUである。
監視プログラムにより利用、処理または出力されるデータ、情報、信号値および変数値は、メモリ42、補助記憶装置、または、プロセッサ41内のレジスタまたはキャッシュメモリに記憶される。
図5を参照して、本実施の形態に係るネットワークシステム60の構成例を説明する。
ネットワークシステム60は、監視装置40と、リングネットワークのノードである複数のノード装置10とを備える。
図5に例示したネットワークシステム60において、M100は監視装置40である。NW100、NW200、NW300およびNW400はリングネットワークである。EN101からEN108はNW100を構成するERPノードである。EN201からEN206はNW200を構成するERPノードである。EN301からEN306はNW300を構成するERPノードである。EN401からEN406はNW400を構成するERPノードである。各ERPノードはノード装置10である。
図5に例示したネットワークシステム60では、NW100とNW200とがEN107およびEN201を介して接続されている。NW100とNW300とがEN105およびEN301を介して接続されている。NW300とNW400とがEN303およびEN406を介して接続されている。このようにリングが複数接続されたネットワークであるマルチリングネットワークにおいて、ERPノード間で情報をやり取りして、各ERPノードでリングネットワークのトポロジ情報が生成される。そして、M100が各ERPノードで生成されたトポロジ情報を読み出して、構築されたネットワークがネットワーク設計通りに接続されているかどうかを確認する。
***動作の説明***
図1から図5のほかに、図6から図12を参照して、本実施の形態に係るネットワークシステム60の動作を説明する。ネットワークシステム60の動作は、本実施の形態に係るトポロジ管理方法に相当する。
ノード装置10がトポロジ情報を生成する動作を、図5の例を用いて説明する。なお、以下に説明する動作は、NW100に所属するノードの動作であるが、NW200、NW300およびNW400に所属するノードも同様の動作をする。図5の例において、リングネットワークの接続にはリングネットワークインタフェース14が使用され、リング間接続にはローカルリンクインタフェース15が使用される。
ERPネットワークには、一般的にRPLオーナノード、RPL隣接ノードおよびその他のノードがある。「RPL」は、Ring Protection Linkの略語である。本実施の形態では、その他のノードを一般ノードと呼ぶ。NW100内のEN107およびEN105等、リングネットワーク同士を接続する一般ノードを網間ノードと呼ぶ。
NW100において、EN101はRPLオーナノードである。EN102はRPL隣接ノードである。EN103からEN108は一般ノードである。ERPリングネットワークでは、RPLオーナノードとRPL隣接ノードとを直接接続する回線は、RPLと呼ばれ通常通信には使用されない。図5の例では、EN101とEN102との間の回線がRPLである。
ノード装置10は起動後、図6に示す隣接ノード情報を図7に両矢印で示すようにLink−by−Linkで定期的に送受し隣接ノード情報を収集する。本実施の形態では、隣接ノード情報はERPネットワーク特有のRPLでも送受される。隣接ノードから受信された隣接ノード情報は、ノード情報31の一部としてメモリ12に書き込まれる。
ノード装置10は、隣接ノード情報からローカルリンクインタフェース15に異なるリングIDを持つ一般ノードが接続されたことを検出すると、ノード装置10の属性を網間ノードとして識別する。「ID」は、Identifierの略語である。
ノード装置10は隣接接続状態が定常化した後、図8に示す情報を図9のようにリング幹線上のAll Bridgeで送受し、他ノード情報を収集する。本実施の形態では、他ノード情報のフレームは、RPL上には流されない。ERPネットワーク上の他ノードから受信された他ノード情報も、ノード情報31の一部としてメモリ12に書き込まれる。
ノード装置10は他ノード情報を受信した後、図8に示す通番4から8の情報をMACアドレス順でテーブルにて管理し、テーブルのCRC32またはハッシュ値等の固有値を計算する。MACアドレス順は、降順でもよいが、本実施の形態では昇順である。
ノード装置10は計算した固有値をリング幹線上のAll Bridgeで送受し、ノード装置10が計算した固有値と他ノードが計算した固有値とを比較する。ノード装置10は、値が同じであればリング内のERPエントリがすべて検出されたことを認識する。
ノード装置10はリング幹線上のすべての他ノードから受信した固有値がノード装置10で計算した値と同じであることを確認した後、ノード情報31をもとにリング幹線上の接続順に図10に示すようなトポロジ情報を生成する。なお、図10では、例として、EN106により作成されるトポロジマップテーブル32を示しているが、EN106以外のノードも同様のトポロジマップテーブル32を作成する。
ノード装置10が生成したトポロジ情報には、リングIDの異なるERPノードの接続情報が含まれる。図10の例では、EN201およびEN301の接続情報が含まれている。図10のトポロジマップテーブル32では、トポロジ情報を生成したノードであるEN106が起点となっている。そのため、EN106の「ホップ数」は、「幹線ポート1」および「幹線ポート2」のいずれについても0になっている。「幹線ポート1」は図5の右回りホップ数、「幹線ポート2」は左回りホップ数である。「網間接続」は、「ノード種別」が網間ノードであった場合のリンクアグリゲーションポートである。「MACアドレス」は、各ノードのMACアドレスである。「ノード種別」は、各ノードのノード種別である。「リングID」は、各ノードにあらかじめ設定されたリングIDである。「網間ノードMACアドレス」は、リングIDが異なるノードが接続されている網間ノードのMACアドレスである。
さらに細かいレベルでノード装置10のトポロジ検出動作を説明する。
図11は、ノード装置10の制御部20に実装されるステートマシンを示している。
S1は初期状態である。初期状態は、ERP初期化を行うステートである。このステートでは、スイッチポートは学習状態に設定され、転送テーブルはクリアされ、ERPデーモンが起動される。
S2はノード装置10が隣接するERPノードを検出するステートである。このステートでは、図7に示したようにLink−by−Linkで周期的に隣接ノード情報を送信する動作が開始される。隣接ノード情報には、ノード装置10固有のIDが含まれる。これにより、隣接ノードに送信元がノード装置10であることが通知される。
さらに、このステートでは隣接ERP検出機能が起動される。これにより、隣接ノードから隣接ノード情報が受信され、図6に示した形式の情報が記憶される。具体的には、送信元ノードのMACアドレス、リングID、ノード種別およびフレーム送信ポートを示す情報が記憶される。なお、リングIDと、ノード種別のうち、RPLオーナノードおよびRPL隣接ノードとしては保守者によって設定された値が通知される。ノード種別は、RPLオーナノード、RPL隣接ノード、網間ノードおよび一般ノードのいずれかである。ノード装置10は任意のLANポートに接続されたERPノードを検出した場合に、ノード装置10が網間ノードであることを認識する。ノード装置10は、RPLオーナノード=RPL隣接ノード>網間ノード>一般ノードの優先順でノード種別を選択する。
S3はノード装置10が隣接するERPノードを除く他のERPノードを検出するステートである。このステートでは、図9に示したようにリング幹線上のAll Bridgeで他ノード情報を送受し合う動作が開始される。
さらに、このステートでは、カウンタ管理部27が有効化される。カウンタ管理部27では、他ノード情報が受信された後、図8に示した通番4から8の情報がMACアドレス順でテーブルにて管理され、テーブルのCRC32またはハッシュ値がトポロジカウンタ値として計算される。MACアドレス順は、降順でもよいが、本実施の形態では昇順である。リング幹線上のノードからAll Bridgeで周期的に転送されてくるトポロジカウンタ値とカウンタ管理部27が計算したトポロジカウンタ値とが照合される。
S4は収集された情報からトポロジ情報を生成するステートである。制御部20はテーブル作成部25を起動し、ノード管理部26のノード情報31から各ノードの接続状態を確認し、リングネットワークのトポロジ情報を生成する。図10に示したトポロジマップテーブル32では、EN101からEN108という8台のノードが接続された、リングID=1であるリング内の接続関係が示されている。リングID=1であるリングと、リングID=2であるEN201およびリングID=3であるEN301の2台のノードとの接続関係も示されている。トポロジマップテーブル32のエントリは、ノード装置10の所属するリングネットワークのリングIDを持つノードから生成される。リングIDの異なるノードのエントリは、リングIDの昇順で生成される。その後、ノード装置10をテーブルの先頭として、ポート1のホップ数が昇順となるようにテーブルがソートされる。
S5はリングネットワークのトポロジ生成が完了した状態である。再びトポロジカウンタが不一致になった場合はS3への遷移が発生する。リンク断または隣接ノード追加等の隣接接続状態変化が検出されるとS2への遷移が発生する。
以上のように、ネットワークシステム60の複数のノード装置10は、リングネットワークに属するノード間での情報交換および情報共有によって得られた情報からトポロジマップ情報を作成する。本実施の形態では、それぞれのノード装置10により情報交換および情報共有によって得られた情報は、ノード情報31としてメモリ12に記憶される。トポロジマップ情報は、リングネットワークにおけるノード間の接続関係を示すトポロジ情報である。本実施の形態では、それぞれのノード装置10により作成されたトポロジマップ情報は、トポロジマップテーブル32としてメモリ12に記憶される。
ネットワークシステム60の複数のノード装置10は、互いに隣接するノード間のリンクのうち、リングネットワークに属するノードの1つであるオーナノードとオーナノードに隣接する隣接ノードとの間の閉塞リンクと、残りのリンクとの両方を介して、互いに隣接するノード間での情報交換を行う。閉塞リンクは、正常時にはループを回避するために閉塞される。本実施の形態では、RPLが閉塞リンクに相当する。
ネットワークシステム60の複数のノード装置10は、リングネットワークに属するノードのうち、リングネットワークとは別のリングネットワークに属する網間ノードに接続するノードと網間ノードとの間のリンクも介して、互いに隣接するノード間での情報交換を行う。
ネットワークシステム60の複数のノード装置10は、情報交換によって得られた情報を、閉塞リンクを除く残りのリンクを介して各ノードに通知することで、情報共有を行う。
ネットワークシステム60の複数のノード装置10は、情報交換および情報共有によって得られた情報を共通の手順で符号化し、得られた符号を、残りのリンクを介して各ノードに通知する。これら複数のノード装置10は、各ノードで得られた符号が一致する場合、情報交換および情報共有によって得られた情報からトポロジマップ情報を作成する。本実施の形態では、符号として、CRC32またはハッシュ値が計算される。
監視装置40は、NW100、NW200、NW300およびNW400のすべてのトポロジ情報をあらかじめ持つ。監視装置40は、NW100、NW200、NW300およびNW400に所属する複数のノード装置10から、これら複数のノード装置10が生成したトポロジ情報を収集する。監視装置40は、収集したトポロジ情報を監視装置40が持つトポロジ情報と照合することで、マルチリングネットワーク全体が所望のネットワーク構成であるかどうかを確認する。
監視装置40での照合動作を説明する。
監視装置40は、制御部50からの指示により、フレーム送受信部51のメッセージ送信部55からネットワーク内の各ノード装置10に対してSNMP等の任意のプロトコルに準拠したフレームを、物理インタフェース部52を介して送信する。監視装置40は、物理インタフェース部52から受信した各ノード装置10からの応答をメッセージ受信部56で受信し、フレームからリングごとのトポロジマップ情報を分離して、各ノード装置10がトポロジマップテーブル32として持つトポロジマップ情報をリング別トポロジマップテーブル57に書き込む。
監視装置40は、あらかじめ設定されたトポロジ定義情報をトポロジ定義ファイル58に持っている。監視装置40は、トポロジ定義ファイル58とリング別トポロジマップテーブル57に格納された情報との比較を制御部50の指示によりトポロジ比較部54にて行う。なお、トポロジ定義ファイル58はリング別トポロジマップテーブル57と同様にリングIDごとのトポロジ情報と隣接リングの網間ノードの情報とを含んでもよいし、マルチリングネットワーク全体のトポロジ情報を含んでもよい。
監視装置40は、各ノード装置10の持つトポロジ情報を、監視装置40が持つトポロジ情報とリングごとに比較することで、トポロジマップ異常有無を判断する。
具体的手順は、以下の通りである。
監視装置40は、ノードENnからトポロジマップ情報を取得した場合、トポロジ定義ファイル58内のノードENmに対して図12に示すようなチェックを行う。以下の条件が1つでも満たされない場合は、監視装置40は、ノードENmについてトポロジマップ異常が発生したと判定する。チェックは、すべての定義ノードを順にノードENmとして行われる。
条件1:トポロジマップ内にノードENmが存在すること。
条件2:定義ファイル上でノードENmとノードENnのPort1側との距離が、トポロジマップ上のノードENmエントリの距離に等しいこと。
条件3:定義ファイル上でノードENmとノードENnのPort2側との距離が、トポロジマップ上のノードENmエントリの距離に等しいこと。
ノードENmのトポロジマップ異常検出元ノードとして、ノードENnが管理される。そして、定義ファイル上の次のノードに対するチェックが実施される。
なお、トポロジマップ、トポロジマップ異常状態およびトポロジマップ異常検出元ノード等の情報または状態は、監視周期ごとにリセットされ、常に最後の監視周期で取得された情報を用いて検出が行われる。
以上のように、監視装置40の情報取得部53は、リングネットワークに属するノード間での情報交換および情報共有によって各ノードで作成されたトポロジマップ情報を各ノードから取得する。前述したように、トポロジマップ情報は、リングネットワークにおけるノード間の接続関係を示す情報である。本実施の形態では、情報取得部53により各ノードから取得されたトポロジマップ情報は、リング別トポロジマップテーブル57としてメモリ42に保存される。
監視装置40のトポロジ比較部54は、情報取得部53により各ノードから取得されたトポロジマップ情報と、あらかじめメモリ42に保持されているトポロジ定義情報とを比較して、リングネットワークの構成が設計通りになっているかどうかを判断する。トポロジ定義情報は、リングネットワークにおけるノード間の接続関係を定義する情報である。本実施の形態では、トポロジ定義情報は、トポロジ定義ファイル58として、あらかじめメモリ42に記憶されている。
トポロジ比較部54は、情報取得部53によりノードENnから取得されたトポロジマップ情報Inに、トポロジ定義情報で定義された、リングネットワークに属する別のノードENmの情報が含まれていない場合、リングネットワークの構成が設計通りになっていないと判断する。
トポロジ比較部54は、トポロジマップ情報Inとトポロジ定義情報との間で、第1方向でのノードENnからノードENmまでの距離が一致しない場合、リングネットワークの構成が設計通りになっていないと判断する。
トポロジ比較部54は、トポロジマップ情報Inとトポロジ定義情報との間で、第1方向とは逆の第2方向でのノードENnからノードENmまでの距離が一致しない場合、リングネットワークの構成が設計通りになっていないと判断する。
***実施の形態の効果の説明***
本実施の形態では、リングネットワークの各ノードで作成されたトポロジマップ情報と、あらかじめメモリ42に保持されているトポロジ定義情報との比較により、リングネットワークの構成が設計通りになっているかどうかが判断される。そのため、本実施の形態によれば、リングネットワークの構成が所望の構成であるかどうかを簡単に確認できる。
本実施の形態では、マルチリングネットワークにおけるリングの隣接接続関係が正常であることを監視装置40で簡易な方法で判断するための情報がノードで収集される。本実施の形態によれば、マルチリングネットワークを構成する各リング内のノードが保持するトポロジマップ情報がリング内のノード間で整合しているか監視装置40で簡易な方法で判断できる。
本実施の形態によれば、ERPノードで構成された図5に例示したリングネットワークで、監視装置40が保持するトポロジ情報と各ノードが生成したトポロジ情報とを照合し、トポロジ異常を簡易な方式で検出できる。
***他の構成***
本実施の形態では、ノード装置10の制御部20の機能がソフトウェアにより実現されるが、変形例として、制御部20の機能がハードウェアにより実現されてもよい。この変形例について、主に本実施の形態との差異を説明する。
図13を参照して、本実施の形態の変形例に係るノード装置10の構成を説明する。
ノード装置10は、電子回路16、ERP機能回路13、リングネットワークインタフェース14およびローカルリンクインタフェース15といったハードウェアを備える。
電子回路16は、制御部20の機能を実現する専用のハードウェアである。電子回路16は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ロジックIC、GA、FPGA、ASIC、または、これらのうちいくつか、もしくは、すべての組み合わせである。
ノード装置10は、電子回路16を代替する複数の電子回路を備えていてもよい。これら複数の電子回路は、全体として制御部20の機能を実現する。それぞれの電子回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ロジックIC、GA、FPGA、ASIC、または、これらのうちいくつか、もしくは、すべての組み合わせである。
別の変形例として、制御部20の機能がソフトウェアとハードウェアとの組み合わせにより実現されてもよい。すなわち、制御部20の機能の一部が専用のハードウェアにより実現され、残りがソフトウェアにより実現されてもよい。
プロセッサ11および電子回路16は、いずれも処理回路である。すなわち、ノード装置10のハードウェア構成が図1および図13のいずれに示した構成であっても、制御部20の動作は、処理回路により行われる。
本実施の形態では、監視装置40の制御部50の機能がソフトウェアにより実現されるが、変形例として、制御部50の機能がハードウェアにより実現されてもよい。この変形例について、主に本実施の形態との差異を説明する。
図14を参照して、本実施の形態の変形例に係る監視装置40の構成を説明する。
監視装置40は、電子回路45、MAC機能回路43およびネットワークインタフェース44といったハードウェアを備える。
電子回路45は、制御部50の機能を実現する専用のハードウェアである。電子回路45は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ロジックIC、GA、FPGA、ASIC、または、これらのうちいくつか、もしくは、すべての組み合わせである。
監視装置40は、電子回路45を代替する複数の電子回路を備えていてもよい。これら複数の電子回路は、全体として制御部50の機能を実現する。それぞれの電子回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ロジックIC、GA、FPGA、ASIC、または、これらのうちいくつか、もしくは、すべての組み合わせである。
別の変形例として、制御部50の機能がソフトウェアとハードウェアとの組み合わせにより実現されてもよい。すなわち、制御部50の機能の一部が専用のハードウェアにより実現され、残りがソフトウェアにより実現されてもよい。
プロセッサ41および電子回路45は、いずれも処理回路である。すなわち、監視装置40のハードウェア構成が図3および図14のいずれに示した構成であっても、制御部50の動作は、処理回路により行われる。
本実施の形態は、ERPネットワーク以外のリングネットワークにも適用可能である。
10 ノード装置、11 プロセッサ、12 メモリ、13 ERP機能回路、14 リングネットワークインタフェース、15 ローカルリンクインタフェース、16 電子回路、20 制御部、21 ERP機能部、22 物理インタフェース部、23 物理インタフェース部、24 LANインタフェース部、25 テーブル作成部、26 ノード管理部、27 カウンタ管理部、28 ERP通信部、29 メッセージ送信部、30 パケット配信部、31 ノード情報、32 トポロジマップテーブル、40 監視装置、41 プロセッサ、42 メモリ、43 MAC機能回路、44 ネットワークインタフェース、45 電子回路、50 制御部、51 フレーム送受信部、52 物理インタフェース部、53 情報取得部、54 トポロジ比較部、55 メッセージ送信部、56 メッセージ受信部、57 リング別トポロジマップテーブル、58 トポロジ定義ファイル、60 ネットワークシステム。

Claims (10)

  1. リングネットワークに属する複数のノード間での情報交換および情報共有によって各ノードで作成された、前記リングネットワークにおけるノード間の接続関係と前記リングネットワークとは別のリングネットワークに属する網間ノードの情報とを示すトポロジマップ情報を前記複数のノードから取得する情報取得部と、
    前記情報取得部により前記複数のノードから取得された複数のトポロジマップ情報と、あらかじめメモリに保持されている、前記リングネットワークにおけるノード間の接続関係及びリングネットワーク同士を接続する網間ノードの情報を定義するトポロジ定義情報とを比較して、前記リングネットワークの構成が設計通りになっているかどうかを判断するトポロジ比較部と
    を備える監視装置。
  2. 前記トポロジ比較部は、前記情報取得部によりノードENnから取得されたトポロジマップ情報Inに、前記トポロジ定義情報で定義された、前記リングネットワークに属する別のノードENmの情報が含まれていない場合、前記リングネットワークの構成が設計通りになっていないと判断する請求項1に記載の監視装置。
  3. 前記トポロジ比較部は、前記トポロジマップ情報Inと前記トポロジ定義情報との間で、第1方向での前記ノードENnから前記ノードENmまでの距離が一致しないか、前記第1方向とは逆の第2方向での前記ノードENnから前記ノードENmまでの距離が一致しない場合、前記リングネットワークの構成が設計通りになっていないと判断する請求項2に記載の監視装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の監視装置と、
    前記リングネットワークのノードである複数のノード装置と
    を備えるネットワークシステム。
  5. 前記複数のノード装置は、互いに隣接するノード間のリンクのうち、正常時にループを回避するために閉塞される、前記リングネットワークに属するノードの1つであるオーナノードと前記オーナノードに隣接する隣接ノードとの間の閉塞リンクと、残りのリンクとの両方を介して、互いに隣接するノード間での前記情報交換を行う請求項4に記載のネットワークシステム。
  6. 前記複数のノード装置は、前記リングネットワークに属するノードのうち、前記リングネットワークとは別のリングネットワークに属する網間ノードに接続するノードと前記網間ノードとの間のリンクも介して、互いに隣接するノード間での前記情報交換を行う請求項5に記載のネットワークシステム。
  7. 前記複数のノード装置は、前記情報交換によって得られた情報を、前記閉塞リンクを除く前記残りのリンクを介して各ノードに通知することで、前記情報共有を行う請求項5または6に記載のネットワークシステム。
  8. 前記複数のノード装置は、前記情報交換および前記情報共有によって得られた情報を共通の手順で符号化し、得られた符号を、前記残りのリンクを介して各ノードに通知し、各ノードで得られた符号が一致する場合、前記情報交換および前記情報共有によって得られた情報から前記トポロジマップ情報を作成する請求項5から7のいずれか1項に記載のネットワークシステム。
  9. リングネットワークのノードである複数のノード装置が、前記リングネットワークに属する複数のノード間での情報交換および情報共有によって得られた情報から、前記リングネットワークにおけるノード間の接続関係と前記リングネットワークとは別のリングネットワークに属する網間ノードの情報とを示す複数のトポロジマップ情報をそれぞれ作成し、
    監視装置が、前記複数のノード装置により作成された前記複数のトポロジマップ情報を取得し、取得した前記複数のトポロジマップ情報と、あらかじめメモリに保持されている、前記リングネットワークにおけるノード間の接続関係及びリングネットワーク同士を接続する網間ノードの情報を定義するトポロジ定義情報とを比較して、前記リングネットワークの構成が設計通りになっているかどうかを判断するトポロジ管理方法。
  10. コンピュータに、
    リングネットワークに属する複数のノード間での情報交換および情報共有によって各ノードで作成された、前記リングネットワークにおけるノード間の接続関係と前記リングネットワークとは別のリングネットワークに属する網間ノードの情報とを示すトポロジマップ情報を前記複数のノードから取得する情報取得処理と、
    前記情報取得処理により前記複数のノードから取得された複数のトポロジマップ情報と、あらかじめメモリに保持されている、前記リングネットワークにおけるノード間の接続関係及びリングネットワーク同士を接続する網間ノードの情報を定義するトポロジ定義情報とを比較して、前記リングネットワークの構成が設計通りになっているかどうかを判断するトポロジ比較処理と
    を実行させる監視プログラム。
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