JP4585560B2 - ネットワーク障害検知方法、データ通信ネットワークシステムおよびノード装置 - Google Patents

ネットワーク障害検知方法、データ通信ネットワークシステムおよびノード装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4585560B2
JP4585560B2 JP2007226488A JP2007226488A JP4585560B2 JP 4585560 B2 JP4585560 B2 JP 4585560B2 JP 2007226488 A JP2007226488 A JP 2007226488A JP 2007226488 A JP2007226488 A JP 2007226488A JP 4585560 B2 JP4585560 B2 JP 4585560B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
node device
transmission
blocking
diagnostic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007226488A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009060418A (ja
Inventor
英昭 益子
義弘 中野
卓真 西村
守 市村
修一 岡崎
広茂 柏原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Information and Control Solutions Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Information and Control Solutions Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Information and Control Solutions Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2007226488A priority Critical patent/JP4585560B2/ja
Publication of JP2009060418A publication Critical patent/JP2009060418A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4585560B2 publication Critical patent/JP4585560B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、ノード装置が伝送路によりリング状に接続されて構成されたデータ通信ネットワークシステムに好適なネットワーク障害検知方法、ならびに、そのネットワーク障害検知方法を適用したデータ通信ネットワークシステム、および、ノード装置に関する。
工場や事業所の構内のLAN(Local Area Network)を構築する場合、しばしば、リング型のデータ通信ネットワークが採用される。ここで、リング型のデータ通信ネットワークとは、複数のノード装置(ルータやスイッチングハブなど)を光ファイバなどの伝送路によってリング状に接続して構成したデータ通信ネットワークをいう。
リング型のデータ通信ネットワークでは、ノード装置間を接続する伝送路のうち1箇所の伝送路に障害が生じた場合であっても、なお、すべてのノード装置間で通信を継続して行うことができる。これはリング型のデータ通信ネットワークの大きな長所となっているが、一方、伝送路に障害がない場合には、ノード装置からリング状に接続された伝送路に伝送フレーム(以下、フレームという)が送出されると、その送出されたフレームは、リング状の伝送路を何回も周回することになる。そこで、フレームの複数周回を防止するために、ブロッキングという概念が導入されている。
ブロッキングは、ノード装置間を接続する伝送路のいずれか1箇所の伝送路に設定され、そのブロッキングが設定された伝送路の伝送機能を喪失させる。従って、ブロッキングが設定されると、リング状の伝送路は、実質的に紐状の伝送路に変換される。紐状の伝送路においては、フレームの複数周回は生じ得ないので、フレームの複数周回を防止することができる。
ところで、伝送路にブロッキングを設定するには、つまり、その伝送路の伝送機能を喪失させるには、例えば、その伝送路に接続されるノード装置がその伝送路に対するフレームの送受信を停止する(ブロッキングする)ようにすればよい。従って、ブロッキングが設定された伝送路に対するフレーム送受信の停止機能(以下、ブロッキング機能という)を担うことになるノード装置は、紐状に変換された伝送路の端に位置するノード装置(以下、端局という)であり、しばしば、マスタ局またはマスタノード装置と呼ばれる。
このようなリング型のデータ通信ネットワークにおいて、マスタノード装置が、何らかの原因によりブロッキング機能を喪失した場合には、紐状に変換された伝送路は、元のリング状の伝送路に戻る。すなわち、このリング型のデータ通信ネットワークは、フレームの複数周回が生じるネットワーク障害の状況に陥る。
そこで、例えば、特許文献1に開示された例においては、マスタノード装置は、ブロッキングによってブロッキングされない管理用フレームを、所定の時間間隔で送出し、その管理用フレームがリング状の伝送路を1周して自ノード装置へ戻ってきたことを検知することにより、リング状の伝送路の健全性を確認する。一方、マスタノード装置でないノード装置(以下、スレーブ局またはスレーブノード装置という)は、マスタノード装置から送信される管理用フレームを監視し、所定の時間以上経過しても、その管理用フレームを受信しなかったときには、自らがマスタノード装置としての動作を開始する。このようにして、マスタノード装置の不在が検知されると、新たなマスタノード装置が設定されるので、フレームの複数周回が防止される。
特開2003−218894号公報(請求項1、請求項10、段落0007、段落0016)
しかしながら、特許文献1に開示された例においては、マスタノード装置の不在を検知しているが、マスタノード装置のブロッキング機能の喪失そのものを検知しているわけではない。従って、マスタノード装置が、管理用フレームを所定の時間間隔で送出する機能を有したまま、何らかの原因により、ブロッキング機能を喪失したような場合には、フレームの複数周回を防止することができない。
また、特許文献1に開示された例においては、スレーブノード装置は、管理用フレームの受信を監視し、所定時間以上経過しても受信しなかった場合、マスタノード装置の不在を検知するが、その時間監視の時間待ちがあるため、検知時間をどうしてもその待ち時間以下にすることができない。
以上の従来技術の問題点に鑑み、本発明の目的は、マスタノード装置におけるブロッキング機能の喪失を直接的に検知することができ、かつ、その検知時間を短縮することができるネットワーク障害検知方法、データ通信ネットワークシステムおよびノード装置を提供することにある。
前記目的を達成するために本発明においては、ノード装置は、診断用フレーム送出部とブロッキング喪失検知部を備え、その診断用フレーム送出部により、リング状のデータ通信ネットワークを形成する伝送路に、所定の時間ごとにその診断用フレームを送出するようにし、ブロッキング喪失検出部により、その送出された診断用フレームを受信し、その受信した診断用フレームが自らが送出したものであるのか否かを判定し、自らが送出したものであった場合には、その診断用フレームは、伝送路を1周したものであると判定し、ブロッキングの喪失を検知する。
本発明によれば、スレーブノード装置は、マスタノード装置のブロッキング機能の喪失を直接的に検知するので、確実にそのブロッキング機能の喪失を検知することができる。また、マスタノード装置のブロッキング機能の喪失があった場合には、スレーブノード装置は、送出した診断用フレームがリング状に接続された伝送路を1周して戻って来るだけで、マスタノード装置のブロッキング機能の喪失を検知することができる。この場合、その検知時間は、診断用フレームがリング状に接続された伝送路を1周して戻って来るときの遅れ時間だけであり、従来のように、ある設定時間を待つことがないので、マスタノード装置のブロッキング機能の喪失を検知するのに要する時間を短縮することができる。
本発明によれば、マスタノード装置におけるブロッキング機能の喪失を、直接的に検知することができ、かつ、その検知時間を短縮することができるようになる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るデータ通信ネットワークシステムの構成の例を示した図である。図1に示すように、データ通信ネットワークシステム1は、リング型の双方向の幹線伝送路4a,4bに、複数のノード装置2(2a〜2d)が接続されて構成され、さらに、そのそれぞれのノード装置2には、端末として1つ以上のパソコンなどの計算機3が接続されている。
ここで、ノード装置2(2a〜2d)は、スイッチングハブなど、いわゆる、LANスイッチ(L2スイッチ)と呼ばれるものであるが、L3スイッチやルータであっても構わない。また、図1においては、幹線伝送路4a,4bに4つのノード装置2が接続されているが、そのノード装置2の数は、「4」に限定されるものではない。
データ通信ネットワークシステム1においては、フレームは、幹線伝送路4aではA方向に沿って伝送され、また、幹線伝送路4bではB方向に沿って伝送される。このとき、フレームがリング状の幹線伝送路4a,4bを複数回にわたって伝送されるのを防止するために、例えば、ノード装置2aとノード装置2dとの間にブロッキングBLが設けられる。
ブロッキングBLが設けられた部分の幹線伝送路4a,4bは、物理的には接続された伝送路のままであり、ブロッキングBLが設けられても変わりがないが、論理的にフレームの通過がブロッキングされる。従って、論理的には、リング状の幹線伝送路4a,4bは、ブロッキングBLで分断されて、ノード装置2aおよびノード装置2dを端局とする紐状の伝送路となる。この場合、ノード装置2aとノード装置2dとの間で送受信されるフレームは、遠くなるが、ノード装置2bおよびノード装置2cを経由して伝送されることになる。
ブロッキングBLを実現するには、端局であるノード装置2aおよびノード装置2dが、ブロッキングBLが設定された幹線伝送路4a,4bの部分に対し、フレームの送出を停止すればよい。逆にいえば、隣接する2つのノード装置2が、その2つのノード装置2を接続する伝送路に対し、それぞれフレームの送出を停止することによってブロッキングBLが設定される。以下、本実施形態では、ノード装置2がブロッキングBLが設定される伝送路に対し、フレームの送出を停止する機能をブロッキング機能という。
ところで、端局であるノード装置2aおよびノード装置2dの一方は、しばしば、マスタノード装置と呼ばれ、また、他のノード装置2は、スレーブノード装置と呼ばれる。図1では、A方向の伝送路の終端となるノード装置2aをマスタノード装置としている。なお、マスタノード装置は、一般的には、当該リング型ネットワーク(図1では、データ通信ネットワークシステム1)の構成やノード装置のアドレスなどを管理する機能を備えるが、本実施形態ではそれを考慮しないものとする。
図1の場合、A方向の幹線伝送路4aのブロッキング機能は、ノード装置2aが担うが、B方向の幹線伝送路4bのブロッキング機能は、ノード装置2dが担う。このようにして、幹線伝送路4a,4bのある部分に対し、ブロッキングBLを設定した場合には、そのブロッキングを担うノード装置2a,2dは、一方の方向のフレームの送出を停止するだけでなく、実質的には、その伝送路部分に対してフレームの送受信が停止されることになる。
以下、本実施形態では、特に断らない限り、ブロッキング機能を有するノード装置をマスタノード装置と呼ぶ。従って、図1の場合、A方向の幹線伝送路4aのマスタノード装置は、ノード装置2aであり、B方向の幹線伝送路4bのマスタノード装置は、ノード装置2dである。また、以下、ノード装置の動作の説明では、その説明を簡単にするために、B方向の幹線伝送路4bおよびそのマスタノード装置についての説明を省略する。
図2は、本実施形態に係るノード装置2の内部構成の例を示した図である。図2に示すように、ノード装置2は、2つの幹線ポート制御部20、4つの支線ポート制御部21、ポート間接続制御部22、障害検知制御部23などの機能ブロックを含んで構成される。図2では、ノード装置2に4つの支線ポート制御部21が設けられているが、その数は、4つに限定されるものではない。
このとき、2つの幹線ポート制御部20は、ポート入力端子24およびポート出力端子25を介して、幹線伝送路4に接続されている。また、4つの支線ポート制御部21は、それぞれ、ポート入力端子24およびポート出力端子25を介して、支線a〜dの伝送路に接続されている。そして、支線a〜dの伝送路の先には、図示しない計算機3(図1参照)が接続されている。
図2において、幹線ポート制御部20は、ポート入力端子24側に受信フレームバッファ201、受信フレーム制御部202などを備え、また、ポート出力端子25側に送信フレームバッファ203、送信フレーム制御部204などを備える。
受信フレーム制御部202は、ポート入力端子24から入力される伝送フレームの信号を受信し、同期化し、所定のフォーマットのフレームに復元する。また、受信フレーム制御部202は、復元したフレームの中から宛先アドレス、送信元アドレス、伝送対象のデータなどを、適宜、抽出するとともに、その復元したフレームを受信フレームバッファ201に格納する。ここで、受信フレームバッファ201は、受信、復元されたフレームを一時記憶するメモリである。
一方、送信フレームバッファ203は、送信すべきフレームを一時記憶するメモリである。また、送信フレーム制御部204は、送信フレームバッファ203に格納され、送信待ちになっているフレームを、ポート出力端子25を介して幹線伝送路4へ送出する。また、送信フレーム制御部204は、障害検知制御部23などからの指示に従って、適宜、診断用フレームなどのネットワーク管理用フレームを送出する。
ポート間接続制御部22は、ルーティングテーブル221を含んで構成され、そのルーティングテーブル221には、例えば、それぞれの幹線ポート制御部20または支線ポート制御部21に対応させて、その幹線ポート制御部20または支線ポート制御部21が接続される伝送路の先に接続されている他のノード装置2または計算機3のMAC(Media Access Control)アドレスなどが登録される。
そこで、あるポート入力端子24から入力されたフレームが、そのポート入力端子24が接続された幹線ポート制御部20または支線ポート制御部21の受信フレームバッファ201に格納されると、ポート間接続制御部22は、そのフレームに含まれている宛先アドレスに基づき、ルーティングテーブル221を参照して、転送先の幹線ポート制御部20または支線ポート制御部21を決定する。そして、受信フレームバッファ201に格納されているフレームを読み出し、その読み出したフレームを、先に決定した幹線ポート制御部20または支線ポート制御部21の送信フレームバッファ203に格納する。
なお、図1におけるA方向の端局つまりマスタノード装置(ノード装置2a)の場合には、そのルーティングテーブル221では、ブロッキングが設定された幹線伝送路4a,4bに接続される幹線ポート制御部20に対して登録される他のノード装置2のアドレスは、存在しない。従って、その幹線ポート制御部20の送信フレームバッファ203に他の幹線ポート制御部20または支線ポート制御部21からフレームが転送されることはなく、よって、ブロッキングが設定された幹線伝送路4a,4bに対し、フレームが送出されることはない。この事情は、B方向の端局(ノード装置2b)の場合も、同様である。
次に、障害検知制御部23は、データ通信ネットワークシステム1(図1参照)においてブロッキングBLが喪失するという障害を検出する。ブロッキングBLが喪失すると、フレームがリング状の幹線伝送路4a,4bを複数回、さらに放置すれば、無限回周回することになるので、幹線伝送路4の伝送帯域が圧迫されることになる。そこで、障害検知制御部23は、ブロッキングBLが喪失する障害を検知し、その解決を図る。
障害検知制御部23は、診断用フレーム送出部231、ブロッキング喪失検知部232、マスタ競合調停部233、動作モード管理部234、ブロッキング制御部235などのサブ機能ブロックを含んで構成される。なお、これらのサブ機能ブロックの動作については後記するが、このような構成を有する障害検知制御部23は、CPU(Central Processing Unit)とメモリとを備えたマイクロプロセッサ(図示せず)などによって実現することができる。その場合、障害検知制御部23を構成するサブ機能ブロックの動作は、前記CPUがメモリに格納された所定のプログラムを実行することによって実現される。
続いて、障害検知制御部23の動作について詳細に説明する前に、障害検知制御部23で用いるネットワークの管理用フレームについて説明する。
図3は、ネットワークの管理用フレームの構成の例を示した図であり、(a)は、診断用フレームの例、(b)は、競合調停用フレームの例である。これらのフレームの構成において、宛先アドレス、送信元アドレス、フレーム長/タイプ、データ部、および、CRC(Cyclic Redundancy Check Code)の各フィールドは、いわゆるイーサネット(登録商標)フレームを構成するフィールドである。
ここで、宛先アドレスおよび送信元アドレスは、ノード装置2または計算機3にそれぞれ割り当てられた物理アドレスであり、いわゆる、MACアドレスで表される。ただし、診断用フレームおよびマスタ競合調停用フレームのような管理用フレームの場合には、そのフレームをすべてのノード装置2に送信可能なように、その宛先アドレスには、マルチキャストが指定される。
また、図3の管理用フレームの構成において、タグフィールドは、IEEE802.1Qの規格に準拠して設けたものである。タグフィールドを利用することにより、いわゆるVLAN(Virtual Local Area Network)を実現することができる。また、本実施形態では、タグフィールドを、管理用フレームの種別を識別するのにも利用する。
図3(a)に示す診断用フレームは、ブロッキングBLの喪失を検知するためのフレームであり、従って、ブロッキングBLが設定された伝送路を通過できないフレームであるとする。そして、少なくとも1つのスレーブノード装置が、所定の時間間隔ごとに、宛先アドレスにマルチキャストを指定して、その診断用フレームを幹線伝送路4に送出する。そして、スレーブノード装置は、自らが送出した診断用フレームを自らが受信したときには、その診断用フレームは、幹線伝送路4を1周したことを意味するので、ブロッキングBLが喪失されたものと判断する。
なお、図3(a)に示すように、診断用フレームのデータ部には、管理フレーム識別情報および送信元アドレスが付されているものとする。ここで、管理フレーム識別情報は、このフレームが診断用フレームであることを示す情報である。また、送信元アドレスは、イーサネット(登録商標)フレームの送信元アドレスと同じものである。
このように、本実施形態では、フレームに同じ情報を2重に付加している。すなわち、送信元アドレスを2重化することにより、伝送誤りなどによって発生し得る診断用フレームの誤検出を防止することができる。当然であるが、送信元アドレスの2重化は、必須ではなく、データ部には送信元アドレスが付されなくてもよい。
また、図3(b)に示すマスタ競合調停用フレームは、ブロッキングBLの喪失を検知した後に、マスタ競合の調停を実施するために、ブロッキングBLの喪失を検知したスレーブノード装置が送出するフレームである。マスタ競合調停用フレームのデータ部には、管理フレーム識別情報および優先度が付されているものとする。ここで、管理フレーム識別情報は、このフレームがマスタ競合調停用フレームであることを示す情報である。また、優先度は、マスタ競合調停時に用いられる優先順位を示す情報である。
次に、フレームの種別について説明しておく。まず、通常のデータが伝送される場合に用いられるフレームは、ブロッキングBLによってその伝送がブロッキングされる。これを第1種のフレームとする。
また、図3(a)の診断用フレームは、ブロッキングBLによってその伝送がブロッキングされる必要がある。また、診断用フレームは、ブロッキングBLが喪失した場合を前提として送出される。ブロッキングBLが喪失した状況で診断用フレームを送出すると、診断用フレームが無限に周回することになる。そこで、診断用フレームについては、送出したノード装置が自らに戻ってきたときに、そのフレームの送出を停止するようにする。この種のフレームを第2種のフレームとする。
また、ブロッキングがあってもそのブロッキングを通り抜けるような種別のフレームがあってもよい。この種別のフレームは、フレームの無限周回を防止するために、送出したノード装置が自らに戻ってきたときに、そのフレームの送出を停止するようにする。この種のフレームを第3種のフレームとする。なお、図3(b)のマスタ競合調停用フレームは、この第3種のフレームに分類される。
なお、フレームフォーマットは、図3に示したフレームフォーマットに限定されるものではなく、他のフレームフォーマットであっても構わない。
図2に戻って、障害検知制御部23の動作について、以下、詳しく説明する。
診断用フレーム送出部231は、自ノード装置がスレーブノード装置である場合に、所定の時間、例えば、0.1秒ごとに、図3(a)に示した構成を有する診断用フレームを生成し、生成した診断用フレームを幹線伝送路4へ送出する。
すなわち、診断用フレーム送出部231の処理は、ノード装置2がスレーブノード装置である場合に、例えば、ノード装置2が内蔵する図示しない周期タイマなどによって起動され、障害検知制御部23の図示しないCPU(以下、単にCPUという)によって実行される。CPUは、まず、前記の診断用フレームを生成し、生成した診断用フレームを送信フレームバッファ203に格納し、送信フレーム制御部204に対し、幹線伝送路4への診断用フレームの送出を指示する。このとき、診断用フレームの宛先アドレスには、マルチキャストが指定される。
なお、診断用フレーム送出部231の処理は、幹線伝送路4によりリング状に接続されたノード装置2のすべてのスレーブノード装置で実行される必要はなく、少なくとも1つのスレーブノード装置で実行されればよい。ただし、ここでは、信頼性向上のために、2つ以上のスレーブノード装置が実行するものとする。
次に、ブロッキング喪失検知部232は、自ノード装置がスレーブノード装置である場合に、診断用フレームを受信し、その送信元アドレスが自ノード装置のアドレス(以下、自アドレスという)と同じであったときには、幹線伝送路4のどこかに設定されているはずのブロッキングBLが喪失していると判定し、つまり、ブロッキングの喪失を検知し、新たなブロッキングを設定するべく、新しいマスタノード装置決定のためのマスタ競合調停処理を起動する。
図4は、ブロッキング喪失検知部232におけるブロッキング喪失検知処理の処理フローの例を示した図である。ブロッキング喪失検知処理は、幹線ポート制御部20が診断用フレームを受信することによって開始される。ただし、自ノード装置の診断用フレーム送出部231が診断用フレームの送出を行わない場合には、CPUは、以下のブロッキング喪失検知処理を実行する必要がない。
図4に示すように、CPUは、まず、受信フレームバッファ201を参照して、受信した診断用フレームに含まれる送信元アドレスを取得する(ステップS01)。ここで、送信元アドレスは、図3(a)に示すように、診断用フレームのアドレスフィールドとデータ部の両方に付されているので、その両者に付されている送信元アドレスを取得する。
次に、CPUは、その取得した2つの送信元アドレスを自アドレスと比較し、アドレスフィールドの送信元アドレスが自アドレスと同じであり(ステップS02でYes)、さらに、データ部の送信元アドレスが自アドレスと同じであったときには(ステップS03でYes)、自ノード装置が送出した診断用フレームが幹線伝送路を1周して自ノード装置に戻ってきたことになるので、ブロッキングが喪失している、つまり、マスタノード装置が不在であると判定し、マスタ競合調停処理を開始する(ステップS04)。
一方、アドレスフィールドの送信元アドレスが自アドレスと異なっていたか(ステップS02でNo)、あるいは、データ部の送信元アドレスが自アドレスと異なっていたときには(ステップS03でNo)、受信した診断用フレームは他のノード装置から送出されたものであるので、そのまま処理を終了する。
なお、以上のブロッキング喪失検知処理において、CPUは、送信元アドレスの判定に用いた診断用フレームについては、その使用後速やかに破棄する。従って、診断用フレームの複数周回が防止される。また、CPUは、マスタ競合調停処理を開始する前に、診断用フレーム送出部231に対し、マスタノード装置が新たに動作を開始するまでの間、診断用フレームの送出を停止させる。それまでの間は、ブロッキングが喪失していることが認識されている状態であるので、診断用フレームの送出は不要だからである。
再び、図2に戻り、説明を続ける。マスタ競合調停部233は、ブロッキング喪失検知部232によりブロッキング喪失が検知されたとき、つまり、マスタノード装置の不在が検知されたときには、複数のスレーブノード装置がマスタノード装置になろうとするマスタ競合を調停するマスタ競合調停処理を実行する。すなわち、当該ノード装置の立場では、マスタ競合調停処理は、自らが新たなマスタノード装置になるか、または、スレーブノード装置のままでいるかを決定する処理である。
マスタ競合の調停の手順としては、種々のものを想定することができる。例えば、特開2007−129606号公報に開示されている調停手順を利用することが可能である。ここでは、その調停方法に準じる形で、ブロッキング喪失時の最も簡便なマスタ競合調停手順について説明する。
図5は、マスタ競合調停部233におけるマスタ競合調停処理の処理フローの例を示した図である。マスタ競合調停処理は、ブロッキング喪失検知部232によりブロッキング喪失が検知されたとき開始される。
図5に示すように、CPUは、まず、図3(b)に示した構成を有するマスタ競合調停用フレームを幹線伝送路へ送出する(ステップS11)。すなわち、CPUは、前記のマスタ競合調停用フレームを生成し、生成したマスタ競合調停用フレームを送信フレームバッファ203に格納し、送信フレーム制御部204に対し、幹線伝送路へのマスタ競合調停用フレームの送出を指示する。このとき、マスタ競合調停用フレームの宛先アドレスではマルチキャストが指定され、また、そのデータ部には自ノード装置のマスタ競合調停用の優先度が付される。
次に、CPUは、受信フレーム制御部202および受信フレームバッファ201から得られる情報に基づき、他のノード装置からのマスタ競合調停用フレームを受信したか否かを判定する(ステップS12)。その判定の結果、他のノード装置からのマスタ競合調停用フレームを受信していた場合には(ステップS12でYes)、CPUは、受信したマスタ競合調停用フレームのデータ部を参照して、その送信元ノード装置の優先度と自ノード装置の優先度とを比較する(ステップS13)。このとき、他の複数のノード装置からのマスタ競合調停用フレームをそれぞれ受信していたときには、そのそれぞれについて優先度を比較する。
その優先度の比較の結果、他のすべてのノード装置の優先度より、自ノード装置の優先度が高かった場合には(ステップS14でYes)、CPUは、動作モード管理部234に指示して自ノード装置をマスタノード装置にし(ステップS15)、自ノード装置がマスタノード装置になったことを他のノード装置に知らせるマスタ決定通知用フレームを送信する(ステップS16)。
なお、マスタ決定通知用フレームは、前記した第3種のフレームに分類され、その構成は、診断用フレームと同様である。また、その宛先アドレスには、マルチキャストが指定される。従って、このマスタ決定通知用フレームは、他のすべてのノード装置によって受信され、それを受信したノード装置は、その送信元アドレスによって、どのノード装置がマスタノード装置であるかを知ることができる。
また、ステップS13の判定において、他のノード装置からのマスタ競合調停用フレームを受信しなかった場合には、CPUは、動作モード管理部234に指示して自ノード装置をマスタノード装置にし(ステップS15)、自ノード装置がマスタノード装置になったことを他のノード装置に知らせるマスタ決定通知用フレームを送信する(ステップS16)。
また、ステップS13における優先度の比較の結果、自ノード装置の優先度が、他のいずれかのノード装置の優先度より高くなかった場合には(ステップS14でNo)、CPUは、そのままマスタ競合調停処理を終了する。すなわち、そのノード装置は、スレーブノード装置であることを継続する。
なお、以上に説明したマスタ競合調停処理において、マスタ競合調停用フレームを送出する(ステップS11)前に、他のノード装置からのマスタ競合調停用フレームを受信していた(ステップS12)場合には、マスタ競合調停用フレームの送出、つまり、ステップS11の実行は不要である。
また、以上に説明したマスタ競合調停処理により実現されるマスタ競合調停手順は、診断用フレームを送出したスレーブノード装置のうち、ブロッキング喪失を検知したスレーブノード装置に対しマスタノード装置になる資格を与え、その資格が与えられたノード装置のうち、最も優先度が高いノード装置がマスタノード装置になるというものである。従って、優先度がいくら高くても、診断用フレームを送出しないノード装置は、マスタノード装置になれない。
そこで、診断用フレームを送出しないノード装置をも含めて最も優先度が高いノード装置がマスタノード装置になれるように変更することは可能である。その場合には、マスタ競合調停用フレームを受信した他のすべてのノード装置は、そのマスタ競合調停用フレームに応答する応答フレームを送出し、その応答フレームに自ノード装置の優先度を付す。そして、各ノード装置は、他のノード装置から送出された応答フレームを受信することにより、他のノード装置の優先度を取得し、自ノード装置の優先度と他のノード装置の優先度とを比較する。このようにして、優先度が最も高いノード装置がマスタノード装置になることができる。
再び、図2に戻り、説明を続ける。動作モード管理部234は、ノード装置2の動作モードを管理する。ここで、動作モードとしては、マスタモードとスレーブモードがあり、ノード装置2は、初期状態でスレーブモードが設定され、マスタ競合調停部233の指示に従って、マスタモードに遷移させる。
なお、マスタモードとスレーブモードとは、幹線伝送路4a,4bの方向(A方向またはB方向)ごとに設定される。従って、マスタ競合調停部233により、その一方の方向(例えば、A方向)についてマスタノード装置が設定された場合には、他の方向(例えば、B方向)についてのマスタノード装置は、そのとき一方の方向(例えば、A方向)により設定されたブロッキングを含む伝送路によって接続される相手側のノード装置が他の方向(例えば、B方向)についてのマスタノード装置となる。
また、ブロッキング制御部235は、動作モード管理部234によりマスタモードが設定された場合には、ルーティングテーブル221を、適宜、書き換えることにより、幹線ポート制御部20または支線ポート制御部21へ入力されたフレームが、ブロッキングを設定する伝送路に接続される幹線ポート制御部20へ転送されないようにする。
以上、本実施形態では、スレーブノード装置は、伝送路に設定されたブロッキングでブロッキングされる診断用フレームを送出し、その後、自ら送出した診断用フレームを自ら受信したことを検知するによって、ブロッキングの喪失を直接的に検知する。従って、本実施形態では、診断用フレームがリング状の幹線伝送路4a,4bを1周さえすれば、ブロッキングの喪失を検知することができる。従って、その検知時間は、診断用フレームがリング状の幹線伝送路4a,4bを1周する時間に、CPUがその診断用フレームのアドレスを判定する時間を加えた程度の時間となる。
これに対し、従来技術の場合には、マスタノード装置が送出する管理用フレームの受信を待つわけであるので、その待ち時間は、管理用フレームが幹線伝送路4a,4bを数周伝送される時間を見込んでおく必要がある。この場合、CPUの処理時間のほうが、管理用フレームの伝送時間よりも充分小さいので、本実施形態により、ブロッキング喪失の検知時間を短縮することができる。
本発明の実施形態に係るデータ通信ネットワークシステムの構成の例を示した図。 本発明の実施形態に係るノード装置の内部構成の例を示した図。 本発明の実施形態に係るネットワークの管理用フレームの構成の例を示した図。 ブロッキング喪失検知部におけるブロッキング喪失検知処理の処理フローの例を示した図。 マスタ競合調停部におけるマスタ競合調停処理の処理フローの例を示した図。
符号の説明
1 データ通信ネットワークシステム
2,2a,2b,2c,2d ノード装置
3 計算機
4,4a,4b 幹線伝送路
20 幹線ポート制御部
21 支線ポート制御部
22 ポート間接続制御部
23 障害検知制御部
24 ポート入力端子
25 ポート出力端子
201 受信フレームバッファ
202 受信フレーム制御部
203 送信フレームバッファ
204 送信フレーム制御部
221 ルーティングテーブル
231 診断用フレーム送出部
232 ブロッキング喪失検知部
233 マスタ競合調停部
234 動作モード管理部
235 ブロッキング制御部

Claims (6)

  1. ノード装置を相互に接続する伝送路により複数のノード装置がリング状に接続されて構成されたデータ通信ネットワークシステムにおいて、前記複数のノード装置のうちのいずれか1つのノード装置をマスタノード装置とし、他のノード装置をスレーブノード装置とするとき、前記マスタノード装置が自らに接続された前記リング状の伝送路の一方の伝送路に対する伝送フレームの送受信を停止する機能であるブロッキング機能の喪失を検知するネットワーク障害検知方法であって、
    前記データ通信ネットワークシステムを構成するスレーブノード装置のうち複数のスレーブノード装置が、
    前記リングを形成する伝送路に所定の診断用フレームを所定の時間ごとに送出し、
    前記伝送路から前記診断用フレームを受信し、その受信した診断用フレームの送信元が自ノード装置であったときには、前記マスタノード装置が前記ブロッキング機能を喪失していると判定し、前記ブロッキング機能の喪失を検知し、
    前記ブロッキング機能の喪失を検知したときには、優先度のデータを含んでなる競合調停用フレームを送出するとともに、他のスレーブノード装置から送出される競合調停用フレームを受信し、その受信した競合調停用フレームに含まれる優先度のデータを、自らが送出した競合調停用フレームに含まれる優先度のデータと比較し、その比較結果に基づき、自らが新たなマスタノード装置になるか、または、スレーブ装置のままでいるかを決定すること
    を特徴とするネットワーク障害検知方法。
  2. 前記スレーブノード装置は、
    前記診断用フレームを送出するときには、前記診断用フレームの送信元アドレスフィールドの他に、前記診断用フレームのデータフィールドにも自らのアドレス情報を付すこと
    を特徴とする請求項1に記載のネットワーク障害検知方法。
  3. ノード装置を相互に接続する伝送路により複数のノード装置がリング状に接続されて構成され、前記複数のノード装置のうちのいずれか1つのノード装置をマスタノード装置とし、他のノード装置をスレーブノード装置とするデータ通信ネットワークシステムであって、
    前記マスタノード装置が、
    自らに接続された前記リング状の伝送路の一方の伝送路に対して伝送フレームの送受信を停止する伝送フレームブロッキング手段
    を備え、
    前記データ通信ネットワークシステムを構成するスレーブノード装置のうち複数のスレーブノード装置が、
    前記リングを形成する伝送路に所定の診断用フレームを所定の時間ごとに送出する診断用フレーム送出手段と、
    前記伝送路から前記診断用フレームを受信し、その受信した診断用フレームの送信元が自ノード装置であったときには、前記マスタノード装置における前記伝送フレームブロッキング手段がそのブロッキング機能を喪失していると判定し、前記ブロッキング機能の喪失を検知するブロッキング喪失検知手段と、
    前記ブロッキング機能喪失検知手段により、前記ブロッキング機能の喪失を検知したときには、優先度のデータを含んでなる競合調停用フレームを送出するとともに、他のスレーブノード装置から送出される競合調停用フレームを受信し、その受信した競合調停用フレームに含まれる優先度のデータを、自らが送出した競合調停用フレームに含まれる優先度のデータと比較し、その比較結果に基づき、自らが新たなマスタノード装置になるか、または、スレーブ装置のままでいるかを決定する動作モード決定手段と、
    を備えること
    を特徴とするデータ通信ネットワークシステム。
  4. 前記スレーブノード装置は、
    前記診断用フレームを送出するときには、前記診断用フレームの送信元アドレスフィールドの他に、前記診断用フレームのデータフィールドにも自らのアドレス情報を付すこと
    を特徴とする請求項に記載のデータ通信ネットワークシステム。
  5. ノード装置を相互に接続する伝送路により複数のノード装置がリング状に接続されて構成され、前記複数のノード装置のうちのいずれか1つのノード装置をマスタノード装置とし、他のノード装置をスレーブノード装置とするデータ通信ネットワークシステムにおいて、前記スレーブノード装置として用いられるノード装置であって、
    前記リングを形成する伝送路に所定の診断用フレームを所定の時間ごとに送出する診断用フレーム送出手段と、
    前記伝送路から前記診断用フレームを受信し、その受信した診断用フレームの送信元が自ノード装置であったときには、前記マスタノード装置における前記伝送フレームブロッキング手段がそのブロッキング機能を喪失していると判定し、前記ブロッキング機能の喪失を検知するブロッキング喪失検知手段と、
    前記ブロッキング機能喪失検知手段により、前記ブロッキング機能の喪失を検知したときには、優先度のデータを含んでなる競合調停用フレームを送出するとともに、他のスレーブノード装置から送出される競合調停用フレームを受信し、その受信した競合調停用フレームに含まれる優先度のデータを、自らが送出した競合調停用フレームに含まれる優先度のデータと比較し、その比較結果に基づき、自らが新たなマスタノード装置になるか、または、スレーブ装置のままでいるかを決定する動作モード決定手段と、
    を備えること
    を特徴とするノード装置。
  6. 前記診断用フレームを送出するときには、前記診断用フレームの送信元アドレスフィールドの他に、前記診断用フレームのデータフィールドにも自らのアドレス情報を付すこと
    を特徴とする請求項に記載のノード装置。
JP2007226488A 2007-08-31 2007-08-31 ネットワーク障害検知方法、データ通信ネットワークシステムおよびノード装置 Active JP4585560B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007226488A JP4585560B2 (ja) 2007-08-31 2007-08-31 ネットワーク障害検知方法、データ通信ネットワークシステムおよびノード装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007226488A JP4585560B2 (ja) 2007-08-31 2007-08-31 ネットワーク障害検知方法、データ通信ネットワークシステムおよびノード装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009060418A JP2009060418A (ja) 2009-03-19
JP4585560B2 true JP4585560B2 (ja) 2010-11-24

Family

ID=40555733

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007226488A Active JP4585560B2 (ja) 2007-08-31 2007-08-31 ネットワーク障害検知方法、データ通信ネットワークシステムおよびノード装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4585560B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5572064B2 (ja) 2010-11-01 2014-08-13 富士通テレコムネットワークス株式会社 通信システム、通信装置およびリング網監視方法
US20210184920A1 (en) * 2018-10-29 2021-06-17 Mitsubishi Electric Corporation Communication system, communication device, and recording medium

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004222106A (ja) * 2003-01-17 2004-08-05 Fujitsu Ltd スパニングツリープロトコル使用のlanにおけるループ発生の検出及び解除方法並びに中継装置
JP2007129606A (ja) * 2005-11-07 2007-05-24 Hitachi Ltd 伝送路システム、および同システムにおけるフレーム伝送装置、ならびに伝送路切り替え方法、プログラム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3296703B2 (ja) * 1995-11-22 2002-07-02 株式会社日立製作所 通信制御装置、通信ネットワーク及びその競合制御方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004222106A (ja) * 2003-01-17 2004-08-05 Fujitsu Ltd スパニングツリープロトコル使用のlanにおけるループ発生の検出及び解除方法並びに中継装置
JP2007129606A (ja) * 2005-11-07 2007-05-24 Hitachi Ltd 伝送路システム、および同システムにおけるフレーム伝送装置、ならびに伝送路切り替え方法、プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009060418A (ja) 2009-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7440397B2 (en) Protection that automatic and speedily restore of Ethernet ring network
JP4437984B2 (ja) ネットワーク中継装置及びその制御方法
EP1655905B1 (en) Stack switch manager protocol with automatic assignment of stack switch identifiers
JP4074631B2 (ja) 伝送路システム、および同システムにおけるフレーム伝送装置、ならびに伝送路切り替え方法
US7944815B2 (en) System and method for network recovery from multiple link failures
US7505403B2 (en) Stack manager protocol with automatic set up mechanism
EP1655906B1 (en) Stack switch manager protocol with temporary suspension of supervision
JP4370999B2 (ja) ネットワークシステム、ノード及びノード制御プログラム、ネットワーク制御方法
US8411690B2 (en) Preventing data traffic connectivity between endpoints of a network segment
US20040008722A1 (en) Redundant network interface for ethernet devices
US8264954B2 (en) Method and device for operating a network and communication system comprising such device
JP2006270839A (ja) レイヤ2機器の設定制御装置
JP2005260927A (ja) イーサネット自動保護スイッチング
US9819536B2 (en) Relay system and switching device
US5528594A (en) Method and system for implementing sub-tokens on a token ring network
JP2007174119A (ja) レイヤ2ネットワーク
US20090006650A1 (en) Communication device, communication method, communication interface, and program product
CN109691031B (zh) 业务报文传输方法及节点设备
US20050068903A1 (en) Method and apparatus for preventing spanning tree loops during traffic overload conditions
US20170155522A1 (en) Communication apparatus and communication system
JP4585560B2 (ja) ネットワーク障害検知方法、データ通信ネットワークシステムおよびノード装置
JP6042549B2 (ja) コンピュータネットワークを稼働する方法
JP2011004435A (ja) 伝送路システム、フレーム伝送装置、伝送路システムにおける伝送路切り替え方法およびプログラム
JP4653800B2 (ja) 伝送路システム、フレーム伝送装置、伝送路システムにおける伝送路切り替え方法およびプログラム
JP4725271B2 (ja) リング型ネットワークの監視方法、ネットワーク装置、リング型ネットワークシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090731

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20100331

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20100517

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100525

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100723

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100824

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100903

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4585560

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910

Year of fee payment: 3