JP6466068B2 - エキスパンションジョイント - Google Patents
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Description
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、人が転落する危険性がなく、しかも、躯体との一体性を醸し出す外観意匠性の高いエキスパンションジョイントを提供することにある。
本実施によるエキスパンションジョイントは、図2と図3のように、足場2と、一方と他方の二枚の手摺3a,3bと、回動連結部4と、被回動連結部5とから構成してある。足場2は、一方の躯体1aと他方の躯体1bの間の渡り廊下を構成するものであり、通路の一部を構成するために盤状をなすとともに、通路進行方向の一端側部を一方の躯体1aの通路端部に、通路進行方向に対して直交方向にスライド自在に取り付けてある。さらに、足場2の通路進行方向の他端側部は、他方の躯体1bの通路端部に載置してあり、他方の躯体1bが動いても足場2が一緒に動かない構造となっている。また、二枚の手摺3a,3bは、引違い戸のように通路進行方向にスライド自在に嵌合してある。さらに、回動連結部4は、一方の手摺3aの一方の躯体1a側と、他方の手摺3bの他方の躯体1b側のそれぞれに取り付けてあり、一方及び他方の躯体1a,1b側のそれぞれに設けてある被回動連結部5と連結し、上記した足場2とは独立して二枚の手摺3a,3bを垂直軸回りに回動自在としている。
図1(b)を参照すれば、一方の手摺3aを構成する笠木6と下桟7には、他方の手摺3bと対向する側に、それぞれ嵌合部9が設けてある。この嵌合部9は、笠木6の側壁面からほぼ水平に突出しており、笠木6とは一体成形してあるとともに、笠木6の長手方向に連続して形成されている。これに対して他方の手摺3bを構成する笠木6と下桟7には、上記の嵌合部9と嵌合する被嵌合部10が設けてある。この被嵌合部10は、嵌合部9を呑み込む溝形状をなしており、嵌合部9と同様に、笠木6の長手方向に連続して設けてある。これにより、一方の手摺3aと他方の手摺3bは、各手摺3a,3bの長手方向にスライド自在に嵌合されるが、各手摺3a,3bが通路側と屋外側に離れる方向には離脱しない構造となっている。
図5(b)は、一方の躯体1aと他方の躯体1b間が最も狭まったときの状態を示すものである。このときには、各躯体1a,1bと各手摺3a,3bは、ほぼ直交した位置関係にあり、各手摺3a,3bは、通路側と屋外側に重なった状態で配置される。
図5(c)(d)は、一方の躯体1aと他方の躯体1bが通路側と屋外側の相反する方向に揺れたときの状態を示すものである。このときには、一方の躯体1aと他方の躯体1bの方立22と手摺3a,3bを連結する回動連結部4が被回動連結部5の軸部19で回動し、各手摺3a,3bが斜めに向いて一方の躯体1aと他方の躯体1b間の架設状態を維持する。さらに、一方の手摺3aと他方の手摺3bとのスライドによって、複雑に変化する躯体1a,1b間の間隔の拡がりや狭まりに対して逐次対応することになる。
図5(e)は、一方の躯体1aと他方の躯体1b間が最大に拡がったときの本実施によるエキスパンションジョイントの状態である。本実施のエキスパンションジョイントが対応できる躯体1a,1b間の間隔は、最大で手摺3a,3bの1枚分の範囲まで対応が可能となるが、このときに、一方の手摺3aは、躯体1a,1b間に配置され、他方の手摺3bは他方の躯体1b側に配置される。さらに、回動連結部4と被回動連結部5は、一方または他方の躯体1a,1bに設置した方立22と手摺3a,3bの間に配置され、回動連結部4が各躯体1a,1bとそれに対応する各手摺3a,3bの間から露出することにより、躯体1a,1bと手摺3a,3bが連続的な外観意匠となる。
尚、躯体1a,1bは、上記のように水平方向の動きに伴って上下に揺動するものであるが、回動連結部4が被回動連結部5の形成範囲内で軸部19に沿って上下に移動自在であることから、各手摺3a,3bの浮き上がりや沈み込みにも柔軟に対応できる構造となっている。
本実施のエキスパンションジョイントは、図6のように、通路の両側に配置される手摺3a,3b,33a,33bのうち、一側の手摺3a,3bは、上記の実施形態と同様に二枚の各手摺3a,3bでスライド嵌合するものとし、他側の手摺33a,33bは、二枚の手摺33a,33bを回動自在及び上下動自在に連結したものである。
一側の手摺3a,3bについては、上記実施形態と同様の構造であることから説明を省略する。そして、他側の手摺33a,33bについては、図9のように、一方の躯体1aの壁面31に、壁面31に沿ってほぼ水平に延長するレール材32が設けてあり、そのレール材32には嵌合部20が設けてある。これに対して一方の手摺33aには、被嵌合部21が設けてあり、一方の躯体側1aのレール材32に一方の手摺33aがスライド自在に嵌合される。また、一方の手摺33aの通路側端部には、上記の実施形態と同じ構造の回動連結部4が取り付けてあり、回動連結部4には、他方の手摺33bに取り付けてある被回動連結部5が回動自在且つ上下動自在に連結する。さらに、他方の手摺33bは、一方の手摺33aとほぼ同一の構成なので図示は省略するが、他方の躯体1bの通路側の壁面34に嵌合部20を有するレール材32を設け、他方の手摺33bには、上記の嵌合部20と嵌合する被嵌合部21を設けてある。これにより、他方の手摺33bは、他方の躯体1bの通路側の壁面34のレール材32に沿って進路進行方向にスライド自在に嵌合される。
図8(b)は、躯体1a,1b間が最も狭まったときの状態を示すものである。このときに、図8(a)と比較し、一側の手摺3a,3bは、他方の手摺3a,3bがスライドして一方の手摺3aと通路側と屋外側に重なる状態で一方の躯体1a側に配置される。また、他側の手摺33a,33bは、一方の手摺33aがレール材32に沿ってスライドして一方の躯体1aの壁面31の屋外側にし、さらに、他方の手摺33bは、他方の躯体1bの通路側の壁面34に沿ってスライドして通路進行方向の奥側に移動する。さらに、図8(e)のものは、躯体1a,1b間が最も拡がった状態を示すものであり、一側および他側の手摺3a,3b,33a,33bのうち、それぞれの他方の手摺3b,33bと足場2が躯体1a,1b間にほぼ全長に亘って配置される。
図8(c)(d)は、一方の躯体1aと他方の躯体1bが通路側と屋外側の相反する方向に揺れたときの状態を示すものである。このときには、図8(a)と比較し、一方の躯体1aと他方の躯体1bの方立22と手摺3a,3bを連結する回動連結部4が被回動連結部5の軸部19で回動し、各手摺3a,3bが斜めに向いて一方の躯体1aと他方の躯体1b間の足場2の架設を維持する(図7(a)(b)(c)もあわせて参照)。さらに、一方の手摺3aと他方の手摺3bとのスライドによって、上記の躯体1a,1b間の変化に加えて躯体1a,1b間の間隔の拡がりや狭まりの変化に対しても追従する。
1b 他方の躯体
2 足場
3a 一方の手摺(一側の手摺)
3b 他方の手摺(一側の手摺)
4 回動連結部
5 被回動連結部
6 笠木
7 下桟
8,8a 縦桟
9,20 嵌合部
10,21 被嵌合部
11 軸受側壁部
12 軸外周側壁部
13 支持壁部
14 手摺固定片
15 軸受け溝
16 方立固定片
17 軸部支持片
18 遮視片
19 軸部
22 方立
31 一方の躯体の壁面
32 レール材(嵌合部)
33a 一方の手摺(他側の手摺)
33b 他方の手摺(他側の手摺)
34 他方の躯体の壁面
35 上側規制蓋
36 底側規制蓋
P 上下動スペース
S 回動スペース
Claims (2)
- 躯体間の動きに追従して可動連結するエキスパンションジョイントであって、
足場と、複数の手摺と、躯体と手摺を連結する回動連結部と、被回動連結部を備えており、
足場は、躯体間に跨って水平移動が自在な状態で配置してあり、
手摺は、笠木と下桟と縦桟とからなり、一方の手摺と他方の手摺は、水平方向にスライド自在に嵌合してあり、
回動連結部と被回動連結部は、被回動連結部に設けた軸部を中心として垂直軸回りに回動自在であるとともに、軸部に沿って上下に移動自在に連結してあって、手摺と躯体間の間隙に一組配置してあり、
回動連結部は、屋外側と通路側の何れか一方側に位置する軸受側壁部と、軸受側壁部に形成したものであって軸部に嵌合する軸受け溝と、軸部および軸受け溝を他方側から覆い且つ被回動連結部との間隙に常に配置される軸外周側壁部を設けてあり、
被回動連結部は、一方側に位置する軸部支持片を有しており、軸部支持片は、根元部に対して先端部が他方側へ屈曲していてその先端に軸部を形成してあり、軸部は、常に軸受側壁部と軸部支持片との間隙に位置するものであり、
回動連結部の軸受側壁部と被回動連結部の軸部支持片の根元部が面一となる状態で、回動連結部と被回動連結部の軸部支持片の根元部との間に回動スペースが形成されることを特徴とするエキスパンションジョイント。 - 躯体間の動きに追従して可動連結するエキスパンションジョイントであって、
足場と、進行方向の両側に設けた複数の手摺と、回動連結部と、被回動連結部とを備えており、
足場は、躯体間に跨って水平移動が自在な状態で配置してあり、
手摺は、上桟と下桟と縦桟とからなり、
進行方向両側のうち一側の一方の手摺と他方の手摺同士は、水平方向にスライド自在に嵌合してあり、一方の手摺および他方の手摺は、それぞれ一方の躯体および他方の躯体と、回動連結部と被回動連結部によって被回動連結部に設けた軸部を中心として垂直軸回りで回動自在に連結してあり、
進行方向両側のうち他側の一方の手摺と他方の手摺同士は、回動連結部と被回動連結部によって被回動連結部に設けた軸部を中心として垂直軸回りで回動自在に連結してあるとともに、軸部に沿って上下に移動自在に連結してあり、一方の手摺および他方の手摺は、それぞれ一方の躯体および他方の躯体にスライド自在に嵌合しており、
手摺間および手摺と躯体間に取り付けられる回動連結部と被回動連結部は、手摺間および手摺と躯体間の各々の間隙に一組配置してあり、
回動連結部は、屋外側と通路側の何れか一方側に位置する軸受側壁部と、軸受側壁部に形成したものであって軸部に嵌合する軸受け溝と、軸部および軸受け溝を他方側から覆い且つ被回動連結部との間隙に常に配置される軸外周側壁部を設けてあり、
被回動連結部は、一方側に位置する軸部支持片を有しており、軸部支持片は、根元部に対して先端部が他方側へ屈曲していてその先端に軸部を形成してあり、軸部は、常に軸受側壁部と軸部支持片との間隙に位置するものであり、
回動連結部の軸受側壁部と被回動連結部の軸部支持片の根元部が面一となる状態で、回動連結部と被回動連結部の軸部支持片の根元部との間に回動スペースが形成されることを特徴とするエキスパンションジョイント。
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