JP6465618B2 - 香り成分放出方法 - Google Patents
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Description
と、前記空気室において前記放出口から離間する壁面を構成する可動部材と、該可動部材を前記空気室の内容積が膨張する方向および収縮する方向に駆動して前記放出口から空気を放出させるリニアアクチュエータと、前記成分供給口を開閉するためのシャッター部材と、前記シャッター部材を駆動して前記成分供給口を開閉するシャッター部材駆動装置と、を有する香り成分放出装置における香り成分放出方法であって、前記発生源収容室が複数設けられているとともに、前記成分供給口は、前記複数の発生源収容室の各々が前記空気室と個別に連通可能に複数設けられ、前記複数の発生源収容室には、少なくとも、前記香り成分発生源として、第1香り成分発生源が収容された発生源収容室と、前記第1香り成分発生源とは異なる第2香り成分発生源が収容された発生源収容室とが含まれており、前記複数の発生源収容室のうち、前記第1香り成分発生源が収容された発生源収容室に対応する前記成分供給口を開状態にした状態で、前記リニアアクチュエータが前記可動部材を駆動して前記放出口から空気とともに前記第1香り成分を放出する前回の成分放出動作と、前記第2香り成分発生源が収容された発生源収容室に対応する前記成分供給口を開状態にした状態で、前記リニアアクチュエータが前記可動部材を駆動して前記放出口から空気とともに前記第2香り成分を放出する今回の成分放出動作との間では、前記シャッター部材が複数の前記成分供給口を閉状態にした状態で、前記リニアアクチュエータが前記可動部材を駆動して前記放出口から空気を放出する空打ち動作を行うことを特徴とする。
図1は、本発明を適用した香り成分放出装置を放出口の側からみた説明図であり、図1(a)、(b)、(c)は、香り成分放出装置の斜視図、ケース部材を取り外した状態の分解斜視図、およびさらにリニアアクチュエータ等を取り外した状態の分解斜視図である。図2は、本発明を適用した香り成分放出装置を放出口とは反対側からみた説明図であり、図2(a)、(b)、(c)は、香り成分放出装置の斜視図、リニアアクチュエータ等を取り外した状態の分解斜視図、およびさらにケース部材等を取り外した状態の分解斜視図である。図3は、本発明を適用した香り成分放出装置の断面構成を示す説明図であり、図3(a)、(b)、(c)は、香り成分放出装置の断面図、ケース部材を取り外した状態の断面図、および放出口を拡大して示す断面図である。
。なお、固形状の香り成分発生源17としては、多孔性部材に香り成分を充填したものを用いてもよいし、香り成分を有するセルロースであってもよい。
図4は、本発明を適用した香り成分放出装置1のハウジング部材10等を放出口の側からみた説明図であり、図4(a)、(b)は、ケース部材3と隔壁部材4とを分離させた状態の分解斜視図、およびさらにシャッター部材等を分離させた状態の分解斜視図である。図5は、本発明を適用した香り成分放出装置1のハウジング部材10等を放出口とは反対側からみた説明図であり、図5(a)、(b)は、ケース部材3と隔壁部材4とを分離させた状態の分解斜視図、およびさらにシャッター部材等を分離させた状態の分解斜視図である。
防止することができるので、異なる香り成分が混ざることを防止することができる。
本形態の香り成分放出装置1では、成分供給口118を開閉するためのシャッター部材8と、シャッター部材8を駆動して成分供給口118を開閉するシャッター部材駆動装置9とが設けられている。本形態において、シャッター部材8は、筒状隔壁部111の内側で周方向に延在する円筒状の筒部81と、筒部81の後側L2の端部で拡径する略円形のフランジ部82とを有しており、フランジ部82は、隔壁部材4の底板部41の後側L2の面に重なっている。このため、シャッター部材8は、前側L1の移動が阻止されている。また、筒部81の外径は、筒状隔壁部111の内径と略等しく、シャッター部材8は、筒部81が筒状隔壁部111の内面に摺動することによって軸線L周りに回転可能である。かかるシャッター部材8では、筒部81の内側は、空気室15の一部になっており、空気室15において放出口30から空気が放出される際の空気通路となる。
図6は、本発明を適用した香り成分放出装置において、リニアアクチュエータに印加される駆動電圧の説明図である。本形態の香り成分放出装置1を用いた香り成分放出方法では、シャッター部材8が成分供給口118を開状態にした状態で、リニアアクチュエータ6が可動部材5を駆動して放出口30から空気とともに香り成分発生源17から発生した香り成分を放出する成分放出動作を行った後、シャッター部材8が成分供給口118を閉状態にした状態で、リニアアクチュエータ6が可動部材5を駆動して放出口30から空気を放出する空打ち動作を行う。
以上説明したように、本形態の香り成分放出装置1では、成分放出動作では、シャッター部材8が成分供給口118を開状態とし、リニアアクチュエータ6が可動部材5を駆動して空気室15の内容積を収縮させると、発生源収容室19で香り成分発生源17から発
生した香り成分が空気とともに放出口30から放出される。また、成分放出動作を行った後、シャッター部材8によって全ての成分供給口118を閉状態とし、この状態で、空打ち動作を行う。このため、空気室15に残っていた香り成分を減らすことができる。従って、香り成分を放出した以降の香りの不要な拡散を抑制することができる。
は、可動部材5(振動板)の中央を放出口30に接近する方向および放出口30から離間する方向に駆動する。このため、可動部材5およびリニアアクチュエータ6によってスピーカーを構成することができる。従って、1台の香り成分放出装置1によって音声の再生と成分の放出とを行うことができる。
図7は、本発明を適用した香り成分放出装置1を搭載したアミューズメント機器の説明図である。本発明を適用した香り成分放出装置1は、例えば、図7に示すパチンコ台等のアミューズメント機器100に1台あるいは複数台を搭載することができる。本発明におけるアミューズメント機器とは、パチンコ遊技機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機、回胴式遊技機等の遊技場に設置される遊技機の他、アーケードゲームと呼ばれるゲームセンターや遊園地などのアミューズメントスポットに設置される業務用の遊技機を含む意味である。かかる構成によれば、遊技中に発生したイベントの内容や遊技者の指示によって、香りを遊技者に向けて放出することができる。このことによって、遊技者には、視覚や聴覚だけでなく、香りによる嗅覚や、渦輪による風圧による多彩な感覚を与えることができる。よって、遊技者は、さらに特別感や幸福感、驚きを得ながら遊技を楽しむことができる。その場合でも、成分放出装置1から出射される空気は指向性を有するため、隣の遊技者に空気が吹き付けられることを防止することができる。その際、渦輪を単発で発生させることもできるとともに、連発で発生させることもできる。さらに、渦輪の量を制御することで香りの量も制御できる。また、空打ち動作の1回当たりの空気放出量は、成分放出動作の1回当たりの空気放出量より小であり、遊技者に届かない程の空気放出量とすれば、遊戯者に無駄な演出を与えることを防止することができる。また、空打ち動作の1回当たりの空気放出量も成分放出動作の1回当たりの空気放出量と同じにして、遊技者に特別感や幸福感、驚きを与える演出として利用してもよい。
上記実施の形態では、香り成分発生源17が固形状であったが、液状であってもよい。また、香り成分発生源17が液状である場合、放出成分をパック詰めやボトル詰めにして、発生源収容室19に収容してもよい。
Claims (12)
- 放出口に連通する空気室と、
前記空気室に成分供給口を介して連通し、香り成分を発生させる香り成分発生源が収容された発生源収容室と、
前記空気室において前記放出口から離間する壁面を構成する可動部材と、
該可動部材を前記空気室の内容積が膨張する方向および収縮する方向に駆動して前記放出口から空気を放出させるリニアアクチュエータと、
前記成分供給口を開閉するためのシャッター部材と、
前記シャッター部材を駆動して前記成分供給口を開閉するシャッター部材駆動装置と、
を有する香り成分放出装置における香り成分放出方法であって、
前記発生源収容室が複数設けられているとともに、
前記成分供給口は、前記複数の発生源収容室の各々が前記空気室と個別に連通可能に複数設けられ、
前記複数の発生源収容室には、少なくとも、前記香り成分発生源として、第1香り成分発生源が収容された発生源収容室と、前記第1香り成分発生源とは異なる第2香り成分発生源が収容された発生源収容室とが含まれており、
前記複数の発生源収容室のうち、前記第1香り成分発生源が収容された発生源収容室に対応する前記成分供給口を開状態にした状態で、前記リニアアクチュエータが前記可動部材を駆動して前記放出口から空気とともに前記第1香り成分を放出する前回の成分放出動作と、前記第2香り成分発生源が収容された発生源収容室に対応する前記成分供給口を開状態にした状態で、前記リニアアクチュエータが前記可動部材を駆動して前記放出口から空気とともに前記第2香り成分を放出する今回の成分放出動作との間では、前記シャッター部材が複数の前記成分供給口を閉状態にした状態で、前記リニアアクチュエータが前記可動部材を駆動して前記放出口から空気を放出する空打ち動作を行うことを特徴とする香り成分放出方法。 - 前記前回の前記成分放出動作と前記今回の前記成分放出動作との間において、前記空打ち動作を複数回、行うことを特徴とする請求項1に記載の香り成分放出方法。
- 前記複数の発生源収容室は、前記空気室のうち、前記放出口側に位置する空気通路の周りで仕切り壁を介して周方向で隣り合うように配置され、
前記複数の発生源収容室は各々、前記空気通路の径方向で前記成分供給口を介して前記空気通路と連通可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の香り成分放出方法。 - 前記空打ち動作の1回当たりの空気放出量は、前記成分放出動作の1回当たりの空気放出量より小であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の香り成分放出方法。
- 前記成分放出動作を行う際、前記可動部材は、前記空気室の内容積を膨張させる方向に移動した後、前記空気室の内容積を収縮させる方向に移動することを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の香り成分放出方法。
- 前記成分放出動作を行う際、前記可動部材は、前記空気室の内容積を収縮させる方向に移動するときには、前記空気室の内容積を膨張させる方向に移動するときより、移動速度が速いことを特徴とする請求項5に記載の香り成分放出方法。
- 前記成分放出動作を行う際に前記リニアアクチュエータに印加される駆動電圧は、前記空気室の内容積を収縮させる方向に前記可動部材を移動させるときには、前記空気室の内容積を膨張させる方向に前記可動部材を移動させるときより、時間的変化が大であることを特徴とする請求項6に記載の香り成分放出方法。
- 前記駆動電圧は、前記空気室の内容積を収縮させる方向に前記可動部材を移動させるとき、および前記空気室の内容積を膨張させる方向に前記可動部材を移動させるときのいずれにおいても、時間的変化が直線的であることを特徴とする請求項7に記載の香り成分放出方法。
- 前記空気を前記放出口から環状の渦輪として放出することを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載の香り成分放出方法。
- 前記香り成分発生源は、固形状であることを特徴とする請求項1乃至9の何れか一項に記載の香り成分放出方法。
- 前記可動部材および前記リニアアクチュエータは、スピーカーとして構成されていることを特徴とする請求項1乃至10の何れか一項に記載の香り成分放出方法。
- 前記空気室、前記発生源収容室、前記可動部材、前記リニアアクチュエータ、前記シャッター部材、および前記シャッター部材駆動装置をアミューズメント機器に搭載し、
前記アミューズメント機器から香り成分を放出することを特徴とする請求項1乃至11の何れか一項に記載の香り成分放出方法。
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WO2008072744A1 (ja) * | 2006-12-15 | 2008-06-19 | Akira Tomono | 気体放出装置 |
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