JP6465188B2 - 情報処理プログラム、装置、及び方法 - Google Patents

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Description

開示の技術は、情報処理プログラム、情報処理装置、及び情報処理方法に関する。
従来、様々な検索対象のコンテンツが記憶されたデータベースから、入力された検索条件に応じて検索結果を取得することが行われている。例えば、Google(登録商標)等の検索エンジンでは、任意に指定されたキーワードを用いて検索対象を検索し、キーワードの全て又は一部を含む検索対象を取得する。そして、検索対象のコンテンツに含まれるキーワードの量やその他の優先度によって、取得したコンテンツを検索結果として順番に一覧表示している。検索結果の件数が多数になった場合、検索結果全体を既定の件数毎にページ分割し、ユーザが指定するページに含まれる検索結果の一覧を、ディスプレイ等の表示装置に表示する。
また、様々な商品に関する情報が記憶されたデータベースから、希望の商品を検索し、検索結果を直感的かつ視覚的に表示する商品検索システムが提案されている。この商品検索システムでは、記憶部に商品情報及び商品画像が格納されている。また、ユーザ端末からの指示に基づいて選択された商品特徴項目を縦軸の商品特徴項目に設定し、縦軸の商品特徴項目以外の商品特徴項目を横軸の商品特徴項目に設定し、2次元座標空間を規定する。そして、2次元座標空間における商品の座標位置を導出し、座標位置に基づいて、複数の商品のそれぞれの商品画像を配置してなる分布図を生成している。
また、情報の属性値を多次元的に表示して属性値による効率的な検索結果の絞り込みを可能にする情報処理装置が提案されている。この情報処理装置では、入力部から入力されたキーワードに基づいて各検索ファイル夫々の検索スコアを求める。そして、総ての検索ファイルに関して、検索スコアの各区分と更新時刻の各区分とに基づく二次元空間上の各升目に属する検索ファイル数をカウントする。さらに、総ての升目に関して表示濃度を検索ファイル数に応じて決定し、その濃度で夫々の升目を塗りつぶしている。
特開2011−108072号公報 特開平11−272675号公報
Google(登録商標)等の検索エンジンで任意のキーワードを用いて検索を行った場合、上述のように、そのキーワードの全て又は一部が多く含まれる順に検索結果が一覧で表示される。また、キーワードが複数指定された場合、より前に書かれたキーワードを優先的に用いて検索した検索結果が一覧の中で優先的に表示される場合がある。また、検索結果が多くなった場合、一覧が複数のページにわたる場合がある。このような場合、どのページにどの程度キーワードと一致する検索結果が含まれているかを把握することができず、先頭ページから順に検索結果の内容を確認する必要がある。さらに、キーワードが複数指定された場合、どの程度キーワードの各々と一致する検索結果であるかということを把握することは、より困難になる。
このように、従来の検索エンジンによる検索結果の表示では、検索に用いたキーワードが検索結果に与える影響を把握するのは困難である。キーワードが検索結果に与える影響について、より具体的に説明する。例えば、検索結果をスコア順に並べることにより、キーワードを多く含む検索結果から順に並んだ一覧を得ることはできる。検索結果が例えば10件存在し、スコア順に検索結果が1位、2位、・・・、10位と並んでいる場合を考える。この場合、各検索結果に含まれるキーワードに一致する単語の数が、1位から順に10ワード、9ワード、・・・、1ワードのように一定割合で減っている場合もある。一方、1位の検索結果には10ワード含まれていて、2位以下の検索結果には1ワードしか含まれていない場合もある。
特に、検索の際に、キーワードが複数指定された場合、あるキーワードに一致する単語が多く含まれ、他のキーワードに一致する単語は少ししか含まれていない検索結果や、全てのキーワードを万遍なく含む検索結果などが、検索結果の一覧に混在することになる。
検索に用いたキーワードが検索結果に与える影響を把握することができない場合には、上記のような検索結果の一覧から目的の検索結果に到達するには、検索結果が示すコンテンツの中身をそれぞれ確認しなければならない場合もあり、ユーザの負担が大きくなる。
また、従来技術のように、検索結果そのものが持つ属性や検索スコア及び更新時刻等を二次元的に表示する場合でも、検索に用いたキーワードが検索結果に与える影響を把握することは困難である。
一つの側面として、本発明は、検索に用いたキーワードの含有度を把握可能とすることで、検索の便に資することを目的とする。
1つの態様では、複数の検索対象情報から、一つ又は複数のキーワードに応じて検索された検索結果の各々に含まれる前記キーワードに関連する単語の含有度に基づいて、含有度と検索結果との対応関係を表す分布図を作成する。そして、含有度の大きさに応じて、色又は濃淡を徐々に変化させた表示に基づいて指定された含有度に対応する検索結果を前記分布図から取得して表示するように制御する。
一つの側面として、検索に用いたキーワードの含有度を把握可能とすることで、検索の便に資することを目的とするという効果を有する。
第1実施形態及び第2実施形態における情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 第1実施形態における分布図の一例を示す図である。 第1実施形態における表示画面の一例を示す図である。 第1実施形態における含有度表示の一例を示す図である。 含有度と検索結果との対応関係を説明するための図である。 第1実施形態における表示画面の他の例を示す図である。 情報処理装置として機能するコンピュータの一例を示す概略ブロック図である。 第1実施形態における情報処理を示すフローチャートである。 第2実施形態における分布図の一例を示す図である。 第2実施形態における含有度表示の一例を示す図である。 含有度表示の他の例を示す図である。 含有度表示の他の例を示す図である。 情報処理システムの構成の一例を示すブロック図である。
以下、図面を参照して開示の技術に係る実施形態の一例を詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1に、第1実施形態に係る情報処理装置10を示す。情報処理装置10には、検索に用いるキーワードが入力される。情報処理装置10は、入力されたキーワードに応じた検索結果を表示部に表示する。情報処理装置10は、検索部12、分布作成部14、及び表示制御部16を含んでいる。以下、各部について詳述する。
検索部12は、検索対象であるコンテンツが複数記憶された検索対象データベース(DB)20から、入力されたキーワードに応じた検索結果の各々を取得する。検索対象であるコンテンツとは、例えば、テキストデータによる文書ファイル、キーワードによる検索が可能なタグ付きの画像データ、音声データ等である。検索対象DB20は、情報処理装置10内部の記憶部に記憶されていてもよいし、外部装置に記憶されていてもよい。検索対象DB20が外部装置に記憶されている場合には、検索部12は、ネットワーク等を介して検索対象DB20にアクセスする。検索部12によるキーワードに応じたコンテンツの検索は、一般的な検索手法を用いることができるため、ここでは詳細な説明を省略する。
分布作成部14は、検索部12で検索された検索結果の各々について、検索結果の各々に含まれるキーワードに関連する単語の含有度(以下、「キーワードの含有度」又は単に「含有度」という)を計算する。キーワードに関連する単語とは、キーワードと完全に一致する単語又は単語列、キーワードの一部と一致する単語又は単語列、キーワードの類似語等である。なお、以下では、単語と単語列とを区別なく説明する場合には、単に「単語」と表記して説明する。
キーワードの含有度は、例えば、検索結果に含まれるキーワードに関連する単語の数とすることができる。また、キーワードと完全に一致する単語か、キーワードの一部と一致する単語かにより重み付けをした含有度を計算してもよい。例えば、キーワードと完全に一致する単語については3pt(ポイント)、キーワードと半分以上が一致する単語については2pt、キーワードと半分未満が一致する単語については1ptのポイントを設定する。また、検索結果に含まれるキーワードと完全に一致する単語、半分以上が一致する単語、及び半分未満が一致する単語の各々の数をカウントする。そして、カウントした各単語の数に設定したポイントを乗算した値の総和を、そのキーワードの含有度として計算する。
例えば、「キーワードの一致」というキーワードの場合を例に説明する。ある検索結果に、キーワードと完全に一致する単語(「キーワードの一致」)が3個、半分以上が一致する単語(「キーワード」)が1個、及び半分未満が一致する単語(「一致」)が2個含まれていたとする。この場合、その検索結果についてのキーワード「キーワードの一致」の含有度は下記のように計算することができる。
含有度=(3pt×3個)+(2pt×1個)+(1pt×2個)=13pt
また、分布作成部14は、計算した検索結果毎の含有度に基づいて、含有度と検索結果との対応関係を示す分布図を作成する。分布作成部14は、例えば、図2に示すように、横軸に含有度をとり、対応する含有度の位置に検索結果を配置した分布図を作成することができる。図2では、内部に数字を表示したボックスの各々が検索結果の各々を示す。
表示制御部16は、大きさを視覚的に確認できるように含有度を表した含有度表示と、含有度表示に基づいて指定された含有度に対応する検索結果の一覧とを、表示部に表示するように制御する。表示制御部16は、例えば、図3に示すような表示画面30を表示するように制御することができる。
図3の例では、表示制御部16は、表示画面30の上部に含有度表示32を配置する。含有度表示32は、例えば、一端を含有度の最大値、他端を含有度の最小値に対応させ、一端から他端にかけて変化する含有度に応じて、一端と他端との間の色又は濃淡を変化させた帯状の表示とすることができる。図3の例では、色が濃いほど含有度が高く、色が薄いほど含有度が低いことを表している。含有度表示32は、含有度の最大値から最小値までを表すため、例えば、含有度が高い検索結果が多い場合には、図4(A)に示すように、色の濃い部分が多い表示となる。同様に、含有度が低い検索結果が多い場合には、図4(B)に示すように、色の薄い部分が多い表示となる。また、図5に示すように、含有度表示32の各位置が示す含有度と、分布作成部14で作成された分布図における含有度とは対応する。従って、分布図を介して、含有度表示32の各位置が示す含有度と検索結果との対応関係が把握可能である。
また、表示制御部16は、図3に示すように、含有度表示32に基づいて含有度を指定するためのスライドバー34を、含有度表示32の一端と他端との間をスライド可能に配置する。また、表示制御部16は、スライドバー34の位置が示す含有度と対応する検索結果を分布図から取得し、取得した検索結果を一覧表示するための一覧領域36を、含有度表示32の下部に配置する。スライドバー34の位置が示す含有度と対応する検索結果とは、スライドバー34の位置が示す含有度±αの含有度に対応する検索結果とすることができる。また、スライドバー34の位置が示す含有度と近い含有度に対応する検索結果から順に、一覧領域36に表示可能な件数分としてもよい。
また、表示制御部16は、マウス、キーボード、タッチパネル等の操作部を介して、ユーザにより操作されたスライドバー34の位置の変更を受け付ける。ユーザは、含有度表示32の色又は濃淡の変化により、キーワードがどの程度含まれているかを視覚的に確認することができ、検索の目的に応じて含有度を選択することができる。表示制御部16は、スライドバー34の位置の変更を受け付けると、変更されたスライドバー34の位置が示す含有度に応じた検索結果が一覧領域36に表示されるように、表示画面30を変更する。
例えば、図3に示すスライドバー34の位置が示す含有度が、図5中の矢印Aが示す検索結果(51、52、・・・)に対応するとする。この状態からスライドバー34が左へスライドされ、図6に示す状態になったとする。図6に示すスライドバー34の位置が示す含有度が、図5中矢印Bが示す検索結果(21、22、・・・)に対応するとする。このスライドバー34の位置の変更により、図3の一覧領域36に表示されていた検索結果(51、52、・・・)よりも、キーワードの含有度が高い検索結果(21、22、・・・)が一覧領域36に表示される。これにより、ユーザが検索の目的に応じて選択した含有度でキーワードを含む検索結果への到達が容易になる。
情報処理装置10は、例えば図7に示すコンピュータ40で実現することができる。コンピュータ40はCPU42、メモリ44、不揮発性の記憶部46、入出力インターフェース(I/F)47、及びネットワークI/F48を備えている。CPU42、メモリ44、記憶部46、入出力I/F47、及びネットワークI/F48は、バス49を介して互いに接続されている。また、入出力I/F47には、表示部及び操作部が接続されている。
記憶部46はHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ等によって実現できる。記録媒体としての記憶部46には、コンピュータ40を情報処理装置10として機能させるための情報処理プログラム50が記憶されている。CPU42は、情報処理プログラム50を記憶部46から読み出してメモリ44に展開し、情報処理プログラム50が有するプロセスを順次実行する。
情報処理プログラム50は、検索プロセス52、分布作成プロセス54、及び表示制御プロセス56を有する。
CPU42は、検索プロセス52を実行することで、図1に示す検索部12として動作する。また、CPU42は、分布作成プロセス54を実行することで、図1に示す分布作成部14として動作する。また、CPU42は、表示制御プロセス56を実行することで、図1に示す表示制御部16として動作する。これにより、情報処理プログラム50を実行したコンピュータ40が、情報処理装置10として機能することになる。
なお、情報処理装置10は、例えば半導体集積回路、より詳しくはASIC(Application Specific Integrated Circuit)等で実現することも可能である。
次に、第1実施形態に係る情報処理装置10の作用について説明する。情報処理装置10にキーワードが入力されると、情報処理装置10において、図8に示す情報処理ルーチンが実行される。
図8に示す情報処理装置のステップ100で、検索部12が、検索対象であるコンテンツが複数記憶された検索対象DB20から、入力されたキーワードに応じた検索結果の各々を取得する。
次に、ステップ102で、分布作成部14が、検索部12で検索された検索結果の各々について、検索結果の各々に含まれるキーワードの含有度を計算する。例えば、キーワードと完全一致する単語か、キーワードの一部と一致する単語かにより重み付けをした含有度を計算する。
次に、ステップ104で、分布作成部14が、計算した検索結果毎の含有度に基づいて、含有度と検索結果との対応関係を示す分布図を作成する。分布作成部14は、例えば、図2に示すように、横軸に含有度をとり、対応する含有度の位置に検索結果を配置した分布図を作成する。
次に、ステップ106で、表示制御部16が、検索結果の初期の表示画面30をディスプレイ等の表示部に表示するように制御する。表示画面30には、例えば、図3に示すように、一端を含有度の最大値、他端を含有度の最小値に対応させ、一端から他端にかけて変化する含有度に応じて、一端と他端との間の色又は濃淡を変化させた帯状の含有度表示32が配置される。また、含有度表示32に基づいて含有度を指定するためのスライドバー34が、含有度表示32の一端と他端との間をスライド可能に配置される。また、スライドバー34の位置が示す含有度と対応する検索結果を一覧表示するための一覧領域36が配置される。なお、初期の表示画面30とは、スライドバー34を、予め定めた位置、例えば、含有度表示32において含有度が最も高いことを示す一端に配置したときの表示画面である。
次に、ステップ108で、表示制御部16が、マウス、キーボード、タッチパネル等の操作部を介して、ユーザによりスライドバー34の位置が変更されたか否かを判定する。スライドバー34の位置が変更された場合には、ステップ110へ移行する。所定時間経過してもスライドバー34の位置が変更されない場合には、ステップ112へ移行する。
ステップ110では、表示制御部16が、変更されたスライドバー34の位置が示す含有度に応じた検索結果が一覧領域36に表示されるように、表示画面30を変更する。
次に、ステップ112で、検索部12が、検索を終了するか否かを判定する。検索を終了しない場合には、ステップ108へ戻る。一方、例えば、ウェブブラウザの終了、検索結果の選択、新たなキーワードの入力等を受け付けた場合には、検索を終了すると判定し、情報処理ルーチンを終了する。
以上説明したように、第1実施形態に係る情報処理装置によれば、大きさを視覚的に確認できるように含有度を表した表示に基づいて、検索の目的に応じた含有度を直感的に選択することができる。また、含有度を表した表示に基づいて指定された含有度と、含有度と検索結果との対応関係を表す分布図において対応する検索結果を一覧表示する。これにより、検索に用いたキーワードが検索結果に与える影響を容易に把握し、目的の検索結果への到達時間を短縮することができる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態では、二つのキーワードが入力される場合について説明する。なお、第2実施形態に係る情報処理装置において、第1実施形態に係る情報処理装置10と同一の部分については、同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
図1に示すように、第2実施形態に係る情報処理装置210は、検索部12、分布作成部214、及び表示制御部216を含む。
分布作成部214は、検索部12で検索された検索結果の各々について、検索結果の各々に含まれるキーワード毎の含有度を計算し、検索結果毎に、一方のキーワードAの含有度と他方のキーワードBの含有度との比率を計算する。例えば、含有度を検索結果に含まれるキーワードに関連する単語の数とし、検索結果にキーワードAに関連する単語が70個、キーワードBに関連する単語が30個含まれていた場合、含有度の比率は、A:B=7:3となる。また、含有度を第1実施形態のようにキーワードとの一致度に応じた重み付けを用いて計算した場合も同様に、含有度の比率を求めることができる。例えば、検索結果におけるキーワードAの含有度が50pt、キーワードBの含有度が50ptの場合、含有度の比率は、A:B=1:1となる。
分布作成部14は、計算した検索結果毎の含有度の比率に基づいて、例えば、図9に示すように、横軸に含有度の比率をとり、対応する含有度の比率の位置に検索結果を配置した分布図を作成することができる。図9では、内部に数字を表示したボックスの各々が検索結果の各々を示す。
表示制御部216は、第1実施形態の場合と同様に、含有度表示232、スライドバー34、一覧領域36を含む表示画面30を表示部に表示するように制御する。表示制御部216は、例えば、図10に示すような含有度表示232を表示画面30の上部に配置する。含有度表示232は、例えば、一端をキーワードAの含有度の最大値、他端をキーワードBの含有度の最小値に対応させる。そして、一端から他端にかけて変化するキーワードAの含有度とキーワードBの含有度との比率に応じて、一端と他端との間の色又は濃淡を変化させた帯状の表示とすることができる。
図10の例では、赤色が濃いほどキーワードAに関連する単語の含有度が高く、青色が濃いほどキーワードBの含有度が高いことを表し、含有度の比率に応じて赤色と青色とを混合した色となるように、含有度表示232の色を変化させる。なお、図10では、赤色及び青色をそれぞれ異なるハッチングで表現している。また、第1実施形態の場合と同様に、含有度表示232の各位置が示す含有度の比率と、分布作成部214で作成された分布図における含有度の比率とは対応する。従って、分布図を介して、含有度表示232の各位置が示す含有度の比率と検索結果との対応関係が把握可能である。
図10の例では、含有度表示232の一番左端の位置が示す含有度の比率に対応する検索結果は、キーワードBの含有度に対してキーワードAの含有度が最も高い検索結果となる。また、含有度表示232の中央付近の位置が示す含有度の比率に対応する検索結果は、キーワードAに関連する単語及びキーワードBに関連する単語の両方を同程度ずつ含むような検索結果となる。
従って、ユーザは、例えば、キーワードAに関連する単語を多く含み、キーワードBに関連する単語を少し含む検索結果を探したい場合など、検索の目的に応じて、キーワードの含有度の比率を選択することができる。
より具体的な例を挙げて説明する。ユーザが「Java(登録商標)言語とMySQL(登録商標)データベースとを連携する技術情報」を知りたい場合に、キーワードAとして「Java(登録商標)」、及びキーワードBとして「MySQL(登録商標)」を入力する。この場合、含有度表示232上のスライドバー34をキーワードA側にスライドさせると、一覧領域36には、「Java(登録商標)」という言語に関する記述の割合が多い検索結果が表示される。一方、スライドバー34をキーワードB側にスライドさせると、「MySQL(登録商標)」というデータベースに関する記述の割合が多い検索結果が表示される。従って、ユーザが言語を重点に置いた情報を得たい場合には、スライドバー34をキーワードA側にスライドさせればよい。また、ユーザがデータベースを重点に置いた情報を得たい場合には、スライドバー34をキーワードB側にスライドさせればよい。また、ユーザが言語とデータベースとの連携に重点を置いた情報を得たい場合には、スライドバー34を含有度表示232の中央付近にスライドさせればよい。これにより、一覧領域36に、選択された含有度の比率に対応してキーワードA及びキーワードBを含む検索結果が表示されるため、目的の検索結果への到達時間が短縮できる。
情報処理装置210は、例えば図7に示すコンピュータ40で実現することができる。コンピュータ40の記録媒体としての記憶部46には、コンピュータ40を情報処理装置210として機能させるための情報処理プログラム250が記憶されている。CPU42は、情報処理プログラム250を記憶部46から読み出してメモリ44に展開し、情報処理プログラム250が有するプロセスを順次実行する。
情報処理プログラム250は、検索プロセス52、分布作成プロセス254、及び表示制御プロセス256を有する。
CPU42は、検索プロセス52を実行することで、図1に示す検索部12として動作する。また、CPU42は、分布作成プロセス254を実行することで、図1に示す分布作成部214として動作する。また、CPU42は、表示制御プロセス256を実行することで、図1に示す表示制御部216として動作する。これにより、情報処理プログラム250を実行したコンピュータ40が、情報処理装置210として機能することになる。
なお、情報処理装置210は、例えば半導体集積回路、より詳しくはASIC等で実現することも可能である。
第2実施形態に係る情報処理装置210の作用は、二つのキーワードの含有度の比率と検索結果との分布を作成する点、含有度の比率に応じて色又は濃淡を変化させた含有度表示を表示する点が第1実施形態と異なるだけであるため、詳細な説明を省略する。
以上説明したように、第2実施形態に係る情報処理装置210によれば、大きさを視覚的に確認できるように含有度を表した表示に基づいて、二つのキーワードの含有度の比率を直感的に選択することができる。また、含有度を表した表示に基づいて指定された含有度の比率と、含有度の比率と検索結果との対応関係を表す分布図において対応する検索結果を一覧表示する。これにより、検索に用いたキーワードが検索結果に与える影響を容易に把握し、目的の検索結果への到達時間を短縮することができる。
なお、第2実施形態では、含有度表示として、帯状の表示を用いる場合について説明したが、図11に示すように、縦軸に一方のキーワードAの含有度、横軸に他方のキーワードの含有度をとった二次元の表示としてもよい。この場合、立体的な表示とすることにより、キーワードが三つの場合にも対応可能である。
また、第1実施形態及び第2実施形態では、含有度表示において、色又は濃淡の変化で含有度の大きさを表す場合について説明したが、これに限定されない。例えば、図12(A)に示すようなグラフで含有度の大きさを表したり、図12(B)に示すようなグラフで含有度の比率を表したりしてもよい。
また、一覧領域36に表示する検索結果は、含有度の高い順に表示してもよいし、検索部12で検索された際の検索スコアが高い順に表示してもよい。また、第2実施形態のように、二つのキーワードの含有度の比率を指定した場合に、指定した割合でキーワードが含まれている検索結果であっても、含まれているキーワードの個数が少ない場合には、目的の検索結果ではない可能性も高い。例えば、キーワードAの含有度とキーワードBの含有度との比率を1:1と指定した場合には、キーワードAを1個、及びキーワードBを1個含む検索結果も、指定された含有度の比率に対応した検索結果となる。このような検索結果は目的の情報があまり含まれていない可能性が高い。そこで、一覧領域36に、検索結果に含まれるキーワードに関連する単語の数が多い順に検索結果を表示するようにしてもよい。これにより、キーワードに関連する単語を多く含む検索結果が一覧の上方に配置されることになるため、目的の検索結果を早く見つけることができる。
また、検索結果が広告と対応付けられている場合には、広告料に応じて一覧領域36の上方に検索結果を配置するなど、他の優先度に基づいて、一覧領域36に表示する検索結果の並び順を決定するようにしてもよい。
また、開示の技術は、図13に示すように、情報処理装置10とユーザ端末60とを含む情報処理システム70として構成することもできる。情報処理システム70では、ユーザ端末60から入力されたキーワードが情報処理装置10へ送信される。情報処理装置10は、第1実施形態又は第2実施形態と同様に、受信したキーワードに基づいて検索対象を検索して検索結果を取得し、検索結果毎にキーワードに関連する単語の含有度を計算し、含有度と検索結果との対応関係を表す分布図を作成する。そして、情報処理装置10は、含有度表示と検索結果の一覧とが、ユーザ端末60の表示部に表示されるように、ユーザ端末60へ検索結果を送信する。
また、情報処理システム70では、ユーザ端末60にも表示制御部66を設け、開示の技術における表示制御部の機能の一部をユーザ端末60側で実現するようにしてもよい。例えば、検索結果の表示画面30において、スライドバー34の位置が変更された際には、ユーザ端末60に設けられた表示制御部66により、一覧領域36に表示する検索結果を変更するようにしてもよい。
また、上記では開示の技術における情報処理プログラムの一例である情報処理プログラム50、250が記憶部46に予め記憶(インストール)されている態様を説明した。しかし、開示の技術における情報処理プログラムは、CD−ROMやDVD−ROM等の記録媒体に記録されている形態で提供することも可能である。
10、210 情報処理装置
12 検索部
14、214 分布作成部
16、 216表示制御部
30 表示画面
32、232 含有度表示
34 スライドバー
36 一覧領域
40 コンピュータ
42 CPU
44 メモリ
46 記憶部

Claims (4)

  1. コンピュータに、
    複数の検索対象情報から、一つ又は複数のキーワードに応じて検索された検索結果の各々に含まれる前記キーワードに関連する単語の含有度に基づいて、含有度と検索結果との対応関係を表す分布図を作成し、
    含有度の大きさに応じて、色又は濃淡を徐々に変化させた表示に基づいて指定された含有度に対応する検索結果を前記分布図から取得して表示するように制御する
    ことを含む処理を実行させるための情報処理プログラム。
  2. 前記コンピュータに、検索結果に含まれる前記キーワードに関連する単語の数が多い順に、検索結果の一覧が表示されるように制御することを含む処理を実行させるための請求項1に項記載の情報処理プログラム。
  3. 複数の検索対象情報から、一つ又は複数のキーワードに応じて検索された検索結果の各々に含まれる前記キーワードに関連する単語の含有度に基づいて、含有度と検索結果との対応関係を表す分布図を作成する分布作成部と、
    含有度の大きさに応じて、色又は濃淡を徐々に変化させた表示に基づいて指定された含有度に対応する検索結果を前記分布図から取得して表示するように制御する表示制御部と、
    を含む情報処理装置。
  4. コンピュータが、
    複数の検索対象情報から、一つ又は複数のキーワードに応じて検索された検索結果の各々に含まれる前記キーワードに関連する単語の含有度に基づいて、含有度と検索結果との対応関係を表す分布図を作成し、
    含有度の大きさに応じて、色又は濃淡を徐々に変化させた表示に基づいて指定された含有度に対応する検索結果を前記分布図から取得して表示するように制御する
    ことを含む処理を実行する情報処理方法。
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