JP2000123046A - 情報検索方法及び装置並びに記憶媒体 - Google Patents

情報検索方法及び装置並びに記憶媒体

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JP2000123046A
JP2000123046A JP30319998A JP30319998A JP2000123046A JP 2000123046 A JP2000123046 A JP 2000123046A JP 30319998 A JP30319998 A JP 30319998A JP 30319998 A JP30319998 A JP 30319998A JP 2000123046 A JP2000123046 A JP 2000123046A
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Kazuyo Ikeda
和世 池田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検索条件を満たす情報が多数存在する場合で
も、個々の検索結果の情報を見易くし、また、検索結果
を表示する画面を一致度により分けて表示する場合、画
面中最も一致度が高い情報がどの程度の一致度を持って
いるのかが一目で分かる情報検索方法及び装置を提供す
る。 【解決手段】 一致度算出部102aで情報記憶部10
3a中に格納された情報と検索条件とを比較して一致度
を求め、表示範囲決定部102bで一致度の範囲を決定
/記憶し、検索結果表示部102cで検索条件を完全に
満たす情報の表示位置を定め該位置からの検索結果情報
表示位置までの距離を一致度と対応させて決定し表示範
囲決定部102bにより定めれた範囲にある情報を表示
し、表示範囲変更部102dで表示範囲決定部102b
により記憶されている表示範囲を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ等に
おける情報検索方法及び装置並びに情報検索装置を制御
する制御プログラムを格納したコンピュータ読み取り可
能な記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、検索条件を与えて、検索の対象と
なる情報を記憶した記憶部を検索し、個々の情報と検索
条件との一致度を求め、該求められた一致度に基づき、
情報を検索結果として表示する手法として、特開平8−
339375号公報に開示されているように、検索結果
の情報を二次元或いは三次元の空間に表示し、一致度の
高い検索結果ほど空間の原点近くに表示することで、検
索結果の一致度を視覚的に分かりやすくして検索結果の
表示を行う手法が採られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例にあっては、検索条件を満たす情報が多数存在
する場合は、検索結果を表示する領域に検索結果が多数
表示されるために、個々の検索結果の情報が見ずらくな
るという問題点があった。
【0004】また、検索結果を表示する画面を一致度に
より分けて表示しようとした場合、完全一致の一致度か
ら表示していない画面では、画面の中で最も一致度が高
い情報がどの程度の一致度を持っているのかが視覚的に
分からないという問題点があった。
【0005】本発明は上述した従来の技術の有するこの
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その第1の
目的とするところは、検索条件を満たす情報が多数存在
する場合でも、個々の検索結果の情報を見易くすること
ができ、また、検索結果を表示する画面を一致度により
分けて表示しようとした場合、画面の中で最も一致度が
高い情報がどの程度の一致度を持っているのかが一目で
分かる情報検索方法及び装置を提供しようとするもので
ある。
【0006】また、本発明の第2の目的とするところ
は、上述した本発明の情報検索装置を円滑に制御するこ
とができる制御プログラムを格納した記憶媒体を提供し
ようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために請求項1記載の情報検索方法は、検索条件を入
力し、検索の対象となる個々の情報を記憶した情報記憶
部を検索して、前記検索条件を満たす情報を検索結果と
して表示する情報検索方法において、前記情報記憶部中
に格納された個々の情報と前記検索条件とを比較して前
記検索条件を満たす度合いである一致度を求める一致度
算出工程と、検索結果として表示する前記一致度の範囲
を決定して記憶する表示範囲決定工程と、前記検索条件
を完全に満たす情報を表示する位置を完全一致表示位置
として定め該完全一致表示位置からの検索結果の情報を
表示する位置までの距離を該情報の一致度と対応させて
決定し前記表示範囲決定工程によって定められた範囲に
ある情報を表示する検索結果表示工程と、前記表示範囲
決定工程によって記憶されている表示範囲を変更する表
示範囲変更工程とを有することを特徴とする。
【0008】また、上記第1の目的を達成するために請
求項2記載の情報検索方法は、請求項1記載の情報検索
方法において、前記一致度に対する検索結果の情報の個
数の分布状況を求める分布算出工程を有し、前記表示範
囲決定工程と前記表示範囲変更工程は、前記分布算出工
程によって求められた分布状況に基づき表示する一致度
の範囲を決定することを特徴とする。
【0009】また、上記第1の目的を達成するために請
求項3記載の情報検索方法は、請求項2記載の情報検索
方法において、前記一致度の変化の度合いとなる指標と
して目盛りを表示する目盛り表示工程を有し、該目盛り
表示工程は、前記表示範囲決定工程によって記憶されて
いる表示範囲に含まれていない前記一致度の高い目盛り
を目盛り間の表示間隔を狭めて表示することを特徴とす
る。
【0010】また、上記第1の目的を達成するために請
求項4記載の情報検索方法は、請求項3記載の情報検索
方法において、前記検索結果表示工程は、前記完全一致
表示位置を中心に放射状に表示されるように情報を表示
し、前記目盛り表示工程は、前記完全一致表示位置を中
心とする同心円を目盛りとして表示することを特徴とす
る。
【0011】また、上記第1の目的を達成するために請
求項5記載の情報検索方法は、請求項4記載の情報検索
方法において、前記検索結果表示工程において表示され
る個々の情報をグループ化するグループ化工程を有し、
前記分布算出工程は、前記一致度に対するグループの個
数の分布状況を求め、前記検索結果表示工程は、各グル
ープに属する情報が互いに近くに表示されるように表示
位置を決定して表示することを特徴とする。
【0012】また、上記第1の目的を達成するために請
求項6記載の情報検索装置は、検索条件を入力し、検索
の対象となる個々の情報を記憶した情報記憶部を検索し
て、前記検索条件を満たす情報を検索結果として表示す
る情報検索装置において、前記情報記憶部中に格納され
た個々の情報と前記検索条件とを比較して前記検索条件
を満たす度合いである一致度を求める一致度算出手段
と、検索結果として表示する前記一致度の範囲を決定し
て記憶する表示範囲決定手段と、前記検索条件を完全に
満たす情報を表示する位置を完全一致表示位置として定
め該完全一致表示位置からの検索結果の情報を表示する
位置までの距離を該情報の一致度と対応させて決定し前
記表示範囲決定手段によって定められた範囲にある情報
を表示する検索結果表示手段と、前記表示範囲決定手段
によって記憶されている表示範囲を変更する表示範囲変
更手段とを有することを特徴とする。
【0013】また、上記第1の目的を達成するために請
求項7記載の情報検索装置は、請求項6記載の情報検索
装置において、前記一致度に対する検索結果の情報の個
数の分布状況を求める分布算出手段を有し、前記表示範
囲決定手段と前記表示範囲変更手段は、前記分布算出手
段によって求められた分布状況に基づき表示する一致度
の範囲を決定することを特徴とする。
【0014】また、上記第1の目的を達成するために請
求項8記載の情報検索装置は、請求項7記載の情報検索
装置において、前記一致度の変化の度合いとなる指標と
して目盛りを表示する目盛り表示手段を有し、該目盛り
表示手段は、前記表示範囲決定手段によって記憶されて
いる表示範囲に含まれていない前記一致度の高い目盛り
を目盛り間の表示間隔を狭めて表示することを特徴とす
る。
【0015】また、上記第1の目的を達成するために請
求項9記載の情報検索装置は、請求項8記載の情報検索
装置において、前記検索結果表示手段は、前記完全一致
表示位置を中心に放射状に表示されるように情報を表示
し、前記目盛り表示手段は、前記完全一致表示位置を中
心とする同心円を目盛りとして表示することを特徴とす
る。
【0016】また、上記第1の目的を達成するために請
求項10記載の情報検索装置は、請求項9記載の情報検
索装置において、前記検索結果表示手段において表示さ
れる個々の情報をグループ化するグループ化手段を有
し、前記分布算出手段は、前記一致度に対するグループ
の個数の分布状況を求め、前記検索結果表示手段は、各
グループに属する情報が互いに近くに表示されるように
表示位置を決定して表示することを特徴とする。
【0017】また、上記第2の目的を達成するために請
求項11記載の記憶媒体は、検索条件を入力し、検索の
対象となる個々の情報を記憶した情報記憶部を検索し
て、前記検索条件を満たす情報を検索結果として表示す
る情報検索装置を制御する制御プログラム(情報検索プ
ログラム)を格納した記憶媒体において、前記情報記憶
部中に格納された個々の情報と前記検索条件とを比較し
て前記検索条件を満たす度合いである一致度を求め、検
索結果として表示する前記一致度の範囲を決定して記憶
し、前記検索条件を完全に満たす情報を表示する位置を
完全一致表示位置として定め該完全一致表示位置からの
検索結果の情報を表示する位置までの距離を該情報の一
致度と対応させて決定し前記定められた範囲にある情報
を表示し、前記記憶されている表示範囲を変更するよう
に制御するステップの制御モジュールを有する制御プロ
グラムを格納したことを特徴とする。
【0018】また、上記第2の目的を達成するために請
求項12記載の記憶媒体は、請求項11記載の記憶媒体
において、前記制御プログラムは、前記一致度に対する
検索結果の情報の個数の分布状況を求め、該求められた
分布状況に基づき表示する一致度の範囲を決定するよう
に制御するステップの制御モジュールを有することを特
徴とする。
【0019】また、上記第2の目的を達成するために請
求項13記載の記憶媒体は、請求項12記載の記憶媒体
において、前記制御プログラムは、前記一致度の変化の
度合いとなる指標として目盛りを表示し、前記記憶され
ている表示範囲に含まれていない前記一致度の高い目盛
りを目盛り間の表示間隔を狭めて表示するように制御す
るステップの制御モジュールを有することを特徴とす
る。
【0020】また、上記第2の目的を達成するために請
求項14記載の記憶媒体は、請求項13記載の記憶媒体
において、前記制御プログラムは、前記完全一致表示位
置を中心に放射状に表示されるように情報を表示し、前
記完全一致表示位置を中心とする同心円を目盛りとして
表示するように制御するステップの制御モジュールを有
することを特徴とする。
【0021】更に、上記第2の目的を達成するために請
求項15記載の記憶媒体は、請求項14記載の記憶媒体
において、前記制御プログラムは、前記表示される個々
の情報をグループ化し、前記一致度に対するグループの
個数の分布状況を求め、各グループに属する情報が互い
に近くに表示されるように表示位置を決定して表示する
ように制御するステップの制御モジュールを有すること
を特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態を図
面に基づき説明する。
【0023】(第1の実施の形態)まず、本発明の第1
の実施の形態を図1乃至図29に基づき説明する。
【0024】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
情報検索装置の概念図であり、同図において、情報検索
装置は、入力部101、制御部102、記憶部103及
び表示部104からなる。
【0025】入力部101は、文字キー及びファンクシ
ョンキー等を備えたキーボード等よりなり、検索条件を
制御部102へ入力する。制御部102はマイクロプロ
セッサからなり、一致度算出部102a、表示範囲決定
部102b、検索結果表示部102c及び表示範囲変更
部102dを有している。そして、記憶部103の情報
記憶部103aに格納された検索対象の個々の情報と検
索条件とを比較し、一致度算出部102aにおいて個々
の情報とクエリの一致度を算出し、表示範囲決定部10
2bにおいて検索結果として表示する一致度の範囲を決
定して記憶し、検索結果表示部102cにおいて検索条
件の全てまたは一部を満たす情報を表示する位置を一致
度から決定して、表示範囲決定部102bに記憶されて
いる一致度の範囲にある情報を表示部104へ出力して
表示する。また、表示範囲変更部102dにおいて表示
されている範囲を変更して、検索結果表示部102cに
おいて新たな範囲の一致度にある情報を表示する。
【0026】図2は、本発明の第1の実施の形態に係る
情報検索装置のシステム構成図であり、同図において、
201はCPU(中央演算処理装置)、202はROM
(リードオンリーメモリ)、203はRAM(ランダム
アクセスメモリ)、204はCD−ROM(コンパクト
ディスク・リードオンリーメモリ)ドライブ、205は
CD−ROM(コンパクトディスク・リードオンリーメ
モリ)、206はHD(ハードディスク)ドライブ、2
07はキーボード、208はディスプレイ、209はマ
ウス、210はプリンタ、211は制御バスである。
【0027】ROM202には、図4に示すような制御
手順プログラム401が格納されている。また、ROM
203には、図6に示すような情報検索プログラム(制
御プログラム)603、画像データベース604、一致
領域データ605、一致画像データ606、半径増分デ
ータ607、配置角度データ608、類似画像バッファ
609、類似画像情報610、分布情報611、グルー
プ情報612及び画面情報613等が格納されている。
【0028】図3は、プログラム等が記憶媒体であるC
D−ROM205からコンピュータシステムに供給され
ることを示す図であり、同図において、204はCD−
ROMドライブ、205はCD−ROM、300はコン
ピュータシステムである。
【0029】CD−ROM205には、図5に示すよう
な情報検索プログラム(制御プログラム)501並びに
関連データである画像データベース502、一致領域デ
ータ503、一致画像データ504、半径増分データ5
05及び配置角度データ506等が格納されている。
【0030】図6は、CD−ROM205に格納されて
いる情報検索プログラム501並びに関連データである
画像データベース502、一致領域データ503、一致
画像データ504、半径増分データ505及び配置角度
データ506等が、RAM203にロードされ実行可能
となった状態のメモリマップを示す図である。実行可能
となった状態では、情報検索プログラム603、画像デ
ータベース604、一致領域データ605、一致画像デ
ータ606、半径増分データ607、配置角度データ6
08以外に、情報検索プログラム603が使用するメモ
リとして、類似画像バッファ609、類似画像情報61
0、分布情報611、グループ情報612及び画面情報
613の領域が確保され、初期化される。また、図6に
おいて、600はメモリマップ、601は基本I/O
(入出力)プログラム、602はOS(オペレーティン
グシステム)である。
【0031】図7、図8及び図9は、情報検索プログラ
ム603がディスプレイ208に表示する画面の構成例
並びに情報検索プログラム603を利用して画像検索を
行う操作を説明するための図である。
【0032】図7において、701はクエリを入力する
ためのクエリボックス(テキストボックス)で、クエリ
として「red apple」と入力された状態を示し
ている。702は検索を指示するための検索ボタンで、
マウス209(図2参照)を用いて検索ボタン702を
クリックすることにより、クエリボックス701に格納
されたクエリによって画像データベース604(図6参
照)が検索され、その検索結果が検索結果表示領域70
3に表示される。この検索結果表示領域703は、縦6
00ドット、横600ドットの正方形の領域である。四
角形で示される704,705は検索された画像であ
る。各画像704,705のサイズは、縦60ドット、
横80ドットで表示される。図7乃至図9では、説明の
都合上、実際の画像は示していない。
【0033】また、図7において、四角形の中にある
「ID:234」等の数字は、画像704の画像IDが
「234」であることを示している。斜線円で示される
706は検索の条件を完全に満たす画像を表示するため
の一致領域である。一致領域706の中に表示される画
像は、検索の条件を完全に満たした画像である。破線円
で示される707,708は検索の条件を満たす度合い
を示すための目盛りである。本実施の形態では、検索の
条件を満たす度合いを類似度で表現することにする。検
索の条件を完全に満たす場合は、類似度は「1.0」に
なり、検索の条件を全く満たさない場合は、類似度は
「0」になる。目盛り707は類似度「0.9」を示す
目盛りであり、目盛り708は類似度「0.8」を示す
目盛りである。
【0034】一致領域706は、類似度が「1.0」で
あることを示している。本実施の形態では、類似度
「0.1」刻みに各目盛り707,708が表示され
る。これから分かるように、検索結果表示領域703の
中心から離れるに連れて類似度は下がっていく。即ち、
検索の条件を満たす度合いの高い画像ほど、検索結果表
示領域703の中心近くに表示され、検索の条件を満た
す度合いの低い画像ほど、検索結果表示領域703の中
心から離れて表示される。画像IDが「567」、「7
65」、「851」の画像は、少しずつ重なって表示さ
れている。これは、これらの画像が互いに似通ってお
り、1つのグループを形成していることを示している。
また、画像705と画像711は、直線710で結ばれ
ている。以下、この直線710をグループ連結線と記述
する。
【0035】このように、オーバーラップしていなくて
も、直線で結ばれている画像も似通っており、1つのグ
ループを形成していることを示している。各グループの
中では、必ず1つの画像から直線709が検索結果表示
領域703の中心に向かって延びている。以下、この直
線709を代表線と記述する。また、この代表線709
を持つ画像を代表画像と記述する。例えば、画像711
は代表画像であり、代表線709を持っている。代表画
像はグループの中で最も類似度が高いことを示してい
る。
【0036】各グループの中で、代表画像とそれ以外の
画像との間の中心の距離は、代表画像との類似度を示し
ている。代表画像との間の類似度が高いと、画像IDが
「567」、「765」、「851」の画像のようにグ
ループ連結線710は表示されず、各画像が重なって表
示される。ここで、画像704に示されるように、1つ
の画像であっても、グループを形成していると見なし、
代表線709が表示される。
【0037】712は前画面ボタンで、検索結果表示領
域703に表示されている画像よりも類似度が高い画像
を表示するための操作ボタンである。図7では、クエリ
「red apple」に対して検索を行った際の最初
の検索結果表示領域703を示しているので、ここに表
示されている画像よりも類似度の高い画像は存在せず、
前画面ボタン712の三角形は白地で表示されている。
713は次画面ボタンで、検索結果表示領域703に表
示されている画像よりも類似度の低い画像を表示するた
めの操作ボタンである。図7では、次の画面が存在する
ので、次画面ボタン713の三角形は黒地で表示されて
いる。
【0038】図8は、図7の状態において、次画面ボタ
ン713をマウス209(図2参照)を用いてクリック
した後のディスプレイ203(図2参照)の表示状態を
示す図である。同図において、801,802,803
は、それぞれ類似度「0.8」,「0.7」,「0.
6」を示す目盛りである。目盛り802と目盛り803
との間の距離は、その2つの目盛り802,803の間
の領域に表示されている画像が1つも無いので、目盛り
801と目盛り802との間の距離よりも狭くなってい
る。また、目盛り801の内側にある目盛り804の間
隔や一致領域706のサイズは、その中に画像が1つも
表示されていないので、図7に比べて小さくなってい
る。
【0039】図8においては、前画面ボタン712は、
高い類似度の画像が存在するので、三角形は黒地で表示
されているが、次画面ボタン713は、それよりも類似
度が低い画像が存在しないので、三角形は白地で表示さ
れている。
【0040】図9は、図7の状態において、画像711
をマウス209(図2参照)を用いてクリックした後の
ディスプレイ203(図2参照)の表示状態を示す図で
ある。検索結果表示領域703に表示されている画像を
マウス209(図2参照)を用いてクリックすると、ク
リックされた画像に似ている画像が検索され、その検索
結果が検索結果表示領域703に表示される。また、図
9においては、クエリボックス701は、検索結果に対
応するクエリが存在しないのでクリアされる。その代わ
りに、一致領域901には検索の元になった画像711
が表示される。その際、画像711は、クエリによって
検索した場合と区別するために、二重枠で表示されてい
る。また、目盛り902,903,904,905の間
隔は、図7の状態と比較すると、狭くなっている。
【0041】図10は、RAM(図2参照)に読み込ま
れた画像データベース604(図6参照)の構成を示す
図である。画像データベース604には、画像IDとそ
の画像IDに対応する画像ファイルの名称と説明文と
を、それぞれ1つずつ対応させたものを1つの項目と
し、複数の項目が格納されている。例えば、図10にお
いては、1つの項目として、画像ID「0」と画像ファ
イル「0000000.jpg」と説明文「a red
apple」とが対応して格納されている。
【0042】画像IDは、画像データベース604に格
納されている画像を識別するための番号であり、画像デ
ータベース604に格納された順番に、「0」から昇順
に番号が画像に付与されるものである。従って、画像デ
ータベース604に格納されている画像IDの最大値
は、画像データベース604に格納されている画像の個
数から「1」を引いた値と一致する。
【0043】画像ファイルは、画像データベース604
に格納された画像データのファイルの格納場所を指し示
す情報である。従って、画像ファイルから画像データを
求めることによって、画像をディスプレイ208(図2
参照)に表示することができる。
【0044】説明文は、対応する画像を記述した文であ
り、情報検索プログラム603(図6参照)は、この説
明文を使用して画像データベース604の中から所望の
画像を検索する。各項目は、画像IDによって昇順にソ
ートされている。
【0045】図11は、RAM203(図2参照)に読
み込まれた一致領域データ605(図6参照)の構成を
示す図である。一致領域データ605には、一致領域7
06(図7及び図8参照)の大きさを該一致領域706
に表示される画像の個数に応じて変更するためのデータ
が格納されている。一致領域データ605は、図11に
示すように一次元の配列であり、配列の添字として一致
領域706に表示される画像の個数が対応し、配列の要
素として一致領域706の半径を示すドット数が格納さ
れる。一致領域706に表示される画像の個数と、一致
領域706の半径のサイズとの対応は、一致領域706
に表示される画像が互いに重なることなく表示できるよ
うに予め決定される。例えば、図11から一致領域70
6に表示される画像が0個である場合は、一致領域70
6の半径は30ドットであり、1個である場合は60ド
ット、2個である場合は90ドット、3個である場合は
120ドットであることが分かる。
【0046】図12は、RAM203(図2参照)に読
み込まれた一致画像データ606(図6参照)の構成を
示す図である。一致画像データ606には、一致領域7
06中に表示される類似度「1.0」の画像を表示する
画像の中心の座標を、一致領域706に表示する画像の
個数と対応させて格納している。即ち、一致領域706
に1個の画像を表示する場合は1個の座標が、2個の画
像を表示する場合は2個の座標が、3個の画像を表示す
る場合は3個の座標が、というように、一致領域706
に表示する画像の個数に対して、同じ個数の座標がそれ
ぞれ対応して格納されている。
【0047】各座標は、一致領域706の中心を原点と
し、画面に向かって右側水平方向をx軸、上側鉛直方向
をy軸とした場合の座標が格納されている。各画像の座
標は、一致領域706に表示する座標が互いに重なるこ
となく表示されるように予め決定される。例えば、図1
2から、一致領域706に1個の画像を表示する場合は
座標(0,0)の位置に、2個の画像を表示する場合は
座標(0,35)、(0,−35)の位置に、3個の画
像を表示する場合は座標(0,35)、(45,−3
5)、(−45,−35)の位置に表示する情報が格納
されていることが分かる。
【0048】図13は、RAM203に読み込まれた半
径増分データ607(図6参照)の構成を示す図であ
る。半径増分データ607は、目盛り707,708の
間隔を決定するために使用される。目盛りの間隔は、2
つの目盛りの間に表示される画像の個数によって決定さ
れる。従って、半径増分データ607には、目盛りの間
に表示される画像の個数と目盛りの間隔を対応させた項
目が複数格納されており、個数によって昇順にソーティ
ングされている。目盛りの間隔は、対象となる目盛りよ
りも「0.1」大きい目盛りとの、半径の増分がドット
数で格納される。例えば、図13から、画像の個数が0
個である場合は、30ドット半径を大きくした目盛りを
表示し、画像の個数が1個以上4個以下である場合は、
60ドット半径を大きくした目盛りを表示し、画像の個
数が5個以上10個以下である場合は、90ドット半径
を大きくした目盛りを表示すれば良いことが分かる。
【0049】図14は、RAM203に格納された配置
角度データ608(図6参照)の構成を示す図である。
配置角度データ608は、検索結果表示領域703に表
示する代表画像の位置を決定するために使用される。配
置角度データ608は、検索結果表示領域703の中心
から向かって水平右方向の角度を0度とした場合、代表
画像を表示する角度を規定する。配置角度データ608
は、一次元の配列であり、配列の先頭から代表画像を表
示する順番に合わせて、代表画像の表示する角度が格納
される。例えば、図14から、一番目に表示する代表画
像は90度の方向に、2番目は270度の方向に、3番
目は180度の方向に、4番目は0度の方向にそれぞれ
表示されることが分かる。
【0050】図15は、RAM203に格納された類似
画像バッファ609(図6参照)の構成を示す図であ
る。類似画像バッファ609には、画像データベース6
04(図6参照)を検索した結果が格納される。検索さ
れた結果の1つの画像に対して、画像IDと類似度が対
応して格納される。検索された各画像は、類似度によっ
て降順に格納される。類似度は前述したように「1.
0」から「0.0」までの値をとり、その値の大きい方
が類似度が高いことを意味し、「1.0」が完全に一致
していることを示す。
【0051】図15から画像ID「0」、「456」、
「789」の3つの画像が類似度「1.0」で検索さ
れ、画像ID「123」の画像が類似度「0.952」
で検索されたこと等が分かる。
【0052】図16は、RAM203に格納された類似
画像情報610(図6参照)の構成を示す図である。画
像データベース604(図6参照)に格納されている全
ての画像に対して、他の画像との類似度を算出し、求ま
った類似度を類似画像リストとして各画像に対応させて
格納する。各類似画像リストは、図16に示すように、
画像ID「0」に対する類似画像リストから順番に、類
似画像情報610の先頭から昇順に格納される。各類似
画像リストの構造は、図15に示す類似画像バッファ6
09の構造と全く同じである。
【0053】図17は、RAM203に格納された分布
情報611(図6参照)の構成を示す図である。分布情
報611は、検索した結果を表示する際、各目盛りの間
に存在する画像の個数の分布を格納するためのものであ
る。
【0054】図17において、(T101)及び(T1
02)は、それぞれ「red apple」をクエリと
して検索した場合の分布情報、画像ID「999」に似
た画像を検索した場合の分布情報、画像ID「999」
に似た画像を検索した場合の分布情報を示している。
(T101)から類似度「1.0」を持つ画像が3個あ
り、類似度が「1.0」より小さく「0.9」以上の画
像が5個あり、類似度が「0.9」より小さく「0.
8」以上の画像が8個あること等が分かる。
【0055】図18は、RAM203に格納されたグル
ープ情報612(図6参照)の構成を示す図である。こ
のグループ情報612は、画像をグループにまとめるた
めに利用される。グループ情報612に格納される画像
は、代表画像以外の画像が格納され、その画像IDと、
その画像が属するグループの代表画像の画像IDと、そ
の画像と代表画像との類似度とが対応して格納される。
例えば、図18から、画像ID「345」の画像は、画
像ID「876」を代表とするグループに属し、画像I
D「345」の画像と画像ID「876」の代表画像の
類似度は、「0.928」であることが分かる。グルー
プ情報612に格納されている各画像は、代表画像ID
によって昇順に格納される。
【0056】図19は、RAM203に格納された画面
情報613(図6参照)の構成を示す図である。画面情
報613は、検索結果に対して検索結果表示領域703
に表示する各画面の情報を格納するためのものであり、
検索結果を全て表示するために必要な画面数や、各画面
において表示する画像の範囲や、各画面の目盛りのレイ
アウト等を求めることができる。
【0057】図19において、(T201)及び(T2
02)は、それぞれ「red apple」をクエリと
して検索した場合の画面情報及び画像ID「999」に
似た画像を検索した場合の画面情報を示している。画面
情報には、各画面毎に、表示を開始する画像を示すため
の分布情報611(図6参照)の配列の添字と目盛りの
目盛り幅とが対応して格納される。目盛りの目盛り幅
は、一致領域706(図7及び図8参照)、即ち、類似
度「1.0」の目盛りの半径から始まり、隣り合った目
盛りとの幅、即ち、半径の差分がドット数で順番に格納
される。画面次表示しない目盛りに対しては、「−1」
が格納される。例えば、(T201)から、最初の画面
は、分布情報611(図6参照)の配列の添字「0」に
対応した画像、即ち、類似度「1.0」の画像から表示
を開始することが分かる。また、最初の画面の、一致領
域706の半径のサイズは120ドット、類似度「0.
9」の目盛りは、一致領域706よりも半径を90ドッ
ト大きくし、類似度「0.8」の目盛りは、類似度
「0.9」の目盛りよりも半径を90ドット大きくし、
類似度「0.7」以降の目盛りは表示しないことが分か
る。また、その次の画面は、分布情報611の配列の添
字「3」に対応した画像、即ち、類似度「0.8」より
小さい画像から表示を開始することが分かる。また、最
初の画面の、一致領域706の半径のサイズは30ドッ
ト、類似度「0.9」の目盛りは、一致領域706より
も半径を30ドット大きくし、類似度「0.8」の目盛
りは、類似度「0.9」の目盛りよりも半径を30ドッ
ト大きくし、類似度「0.7」の目盛りは、類似度
「0.8」の目盛りよりも半径を90ドット大きくし、
類似度「0.6」の目盛りは、類似度「0.7」の目盛
りよりも半径を90ドット大きくし、類似度「0.5」
の目盛りは、類似度「0.6」の目盛りよりも半径を9
0ドット大きくし、類似度「0.4」以降の目盛りは、
表示しないことが分かる。
【0058】次に、情報検索プログラム501(図5参
照)の動作を図20のフローチャートを用いて説明す
る。
【0059】まず、CD−ROM205(図2参照)に
格納された情報検索プログラム501及びその関連デー
タの画像データベース502、一致領域データ503、
半径増分データ505、配置角度データ506をCD−
ROMドライブ204からRAM203にロードし、更
に、RAM203に類似画像バッファ609、類似画像
情報610、分布情報611、グループ情報612、画
面情報613の領域を確保する(ステップS200
1)。
【0060】次に、情報検索プログラム501(図5参
照)に制御を移行し、この情報検索プログラム501
は、検索を行うために必要な初期化を行う(ステップS
2002)。即ち、画像データベース604に格納され
ている全ての個々の画像を用いて、それぞれ画像データ
ベース604を検索し、その検索結果を類似画像情報6
10に格納する。なお、この処理の詳細については、図
21を用いて後述する。
【0061】次に、ステップS2003で、発生するイ
ベントに応じて処理を分岐させる。即ち、キーボード2
07(図2参照)を用いて文字キーを押下するイベント
が発生した場合は、ステップS2004へ分岐する。ま
た、図7に示すOKボタン702をマウス209(図2
参照)を用いてクリックするイベントが発生した場合
は、ステップS2005へ分岐する。また、図7に示す
画像704や画像705等をマウス209を用いてクリ
ックするイベントが発生した場合は、ステップS200
6へ分岐する。また、図7に示す次画面ボタン712を
マウス209を用いてクリックするイベントが発生した
場合は、ステップS2007へ分岐する。更に、図7に
示す前画面ボタン713をマウス209を用いてクリッ
クするイベントが発生した場合は、ステップS2008
へ分岐する。
【0062】ステップS2004は、クエリが入力され
た場合の処理である。ステップS2003において押下
された文字を取り込み、図7に示すクエリボックス70
1に表示する。この処理が終了後は前記ステップS20
03へ戻る。
【0063】また、ステップS2005は、クエリボッ
クス701に表示されているクエリを用いて検索を行う
ように指示された場合の処理である。ステップS200
5では、クエリボックス701にクエリが入力されてい
るか否かによって分岐する。即ち、クエリボックス70
1に文字が存在すればクエリを用いて画像を検索するこ
とが可能であるので、ステップS2009へ進んでクエ
リを用いた検索を行った後、前記ステップS2003へ
戻る。また、クエリボックス701に文字が存在しなけ
ればクエリを用いて画像の検索を行うことができないの
で、ステップS2010へ進んでランダムに選択された
画像を用いて検索を行った後、次のステップS2011
へ進む。
【0064】また、ステップS2006は、特定の画像
を用いて検索するように指示された場合の処理である。
ここではクリックされた画像に対応した画像IDを求
め、比較元IDに格納する。比較元IDはRAM203
(図2参照)中に確保される。この処理が終了後はステ
ップS2011へ進む。
【0065】また、ステップS2007は、検索結果の
次の画面を表示するように指示された場合の処理であ
る。この処理の詳細については、図24を用いて後述す
る。この処理が処理終了後は前記ステップS2003へ
戻る。
【0066】また、ステップS2008は、検索結果の
前の画面を表示するように指示された場合の処理であ
る。この処理の詳細については、図25を用いて後述す
る。この処理が終了後は前記ステップS2003へ戻
る。
【0067】前記ステップS2009は、クエリボック
ス701に格納されている文字列を用いて画像データベ
ース604を検索し、その検索結果をディスプレイ20
8(図2参照)に表示する処理である。この処理の詳細
については、図22を用いて後述する。この処理が終了
後はステップS2003へ戻る。
【0068】前記ステップS2010では、画像データ
ベース604の中からランダムに画像を選択し、該選択
された画像に対する画像IDを比較元IDに格納する。
比較元IDはRAM203内に確保される。この処理が
終了後はステップS2011へ進む。
【0069】前記ステップS2011は、ステップS2
006またはステップS2010において選択された画
像に類似する画像をディスプレイ208に表示する処理
である。類似する画像は、既にステップS2006また
はステップS2010において類似画像バッファ609
に格納されているので、特に類似する画像を検索する処
理は行わない。この処理の詳細については、図23を用
いて後述する。この処理が終了後は前記ステップS20
03へ戻る。
【0070】図21は、前記図20のステップS200
2における検索初期化の処理動作の流れを示すフローチ
ャートである。本処理では必要な様々な初期化を行う。
また、画像データベース604に格納された全ての個々
の画像に対して、類似する画像を検索し、その検索結果
を類似画像情報610へ格納する。以下、本処理の詳細
について説明する。
【0071】まず、ステップS2101で様々な初期化
処理を行う。即ち、RAM203に確保された類似画像
バッファ609、類似画像情報610、分布情報61
1、グループ情報612、画面情報613等の情報の初
期化を行う。また、必要に応じて、その他の初期化を行
う。この処理を終了後は次のステップS2102へ進
む。
【0072】ステップS2102では、比較元の画像を
示す比較元IDに初期値「0」を格納する。比較元ID
は、RAM203中に確保される。この処理が終了後は
次のステップS2103へ進む。
【0073】ステップS2103では、比較元の画像に
似た画像を検索するために、クエリバッファに比較元の
画像の説明文が格納される。比較元IDに対応した説明
文を画像データベース604の中から求め、クエリバッ
ファにコピーする。クエリバッファはRAM203中に
確保される。この処理が終了後は次のステップS210
4へ進む。
【0074】ステップS2104では、比較先の画像を
示す比較先IDに初期値「0」を格納する。比較先ID
はRAM203中に確保される。この処理が終了後は次
のステップS2105へ進む。
【0075】ステップS2105では、比較元IDによ
って示される画像と比較先IDによって示される画像と
の類似度を算出する。類似度の算出は比較元IDに対応
する画像に対する説明文と比較先IDに対応する画像に
対する説明文とから算出する。比較元IDに対応する画
像に対する説明文は、クエリバッファに格納されてい
る。比較先IDに対応する画像に対する説明文は、画像
データベース604の中から求めることができる。2つ
の文の類似度を求める方法は、情報検索の分野において
一般的に行われているので、ここでは特に詳細な説明は
行わないが、類似度の最大値が「1.0」に、最小値が
「0.0」になるように正規化を行う。類似度を求めた
ならば次のステップS2106へ進む。
【0076】ステップS2106は、類似画像バッファ
609に比較先IDによって示される画像を格納できる
か否かを判別し、その判別結果によって分岐する処理で
ある。類似画像バッファ609が一杯でなければ、無条
件で格納できると判別される。また、類似画像バッファ
609が一杯である場合は、類似画像バッファ609の
末尾の項目の類似度の値と、前記ステップS2105に
おいて求めた類似度の値とを比較し、前記ステップS2
105において求めた類似度の値の方が大きければ格納
できると判別され、大きくなければ格納できないと判別
される。格納できると判別された場合はステップS21
07へ、格納できないと判別された場合はステップS2
108へそれぞれ進む。
【0077】ステップS2107は、比較先IDを前記
ステップS2105において算出した類似度と対応させ
て類似画像バッファ609へ格納する処理である。類似
画像バッファ609中の各項目が類似度によって降順に
ソートされるように格納する。類似画像バッファ609
が一杯の場合は、類似画像バッファ609中の末尾の項
目が捨てられる。この処理が終了後は次のステップS2
108へ進む。
【0078】ステップS2108は、比較先IDの値を
「1」だけカウントアップし、比較先の画像を画像デー
タベース604中の次の画像に変更する処理である。こ
の処理が終了後は次のステップS2109へ進む。
【0079】ステップS2109は、比較元の画像に対
して画像データベース604中の画像を全て比較したか
否かによって分岐する処理である。比較先IDの値が画
像データベース604中に格納されている末尾の画像I
Dの値よりも大きければ、全ての画像を比較したことに
なるので、次のステップS2110へ進む。また、比較
先IDの値が画像データベース604中に格納されてい
る末尾の画像IDの値よりも大きくなければ前記ステッ
プS2105へ戻る。
【0080】ステップS2110は、比較元IDの値を
「1」だけカウントアップし、比較元の画像を画像デー
タベース604中の次の画像に変更する処理である。こ
の処理が終了後は次のステップS2111へ進む。
【0081】ステップS2111は、画像データベース
604中の全ての画像に対して類似する画像を求めたか
否かによって分岐する処理である。比較元IDの値が画
像データベース604中に格納されている末尾の画像I
Dの値よりも大きければ、全ての画像に対して処理を行
ったことになるので、本処理動作を終了する。また、比
較元IDの値が画像データベース604中に格納されて
いる末尾の画像IDの値よりも大きくなければ、前記ス
テップS2103へ進む。
【0082】図22は、前記図20のステップS200
9のクエリ検索の処理動作の流れを示すフローチャート
である。本処理では、クエリボックス701に格納され
ているクエリを用いて画像データベース604を検索
し、その検索結果をディスプレイ208へ表示する。以
下、本処理の詳細を説明する。
【0083】ステップS2201でクエリボックス70
1に格納されている文字列をクエリバッファにコピーす
る。クエリバッファはRAM203中に確保される。こ
の処理が終了後は次のステップS2202へ進む。
【0084】ステップS2202では、比較先の画像を
示す比較先IDに初期値「0」を格納する。比較先ID
はRAM203中に確保される。この処理が終了後は次
のステップS2203へ進む。
【0085】ステップS2203では、クエリバッファ
に格納されている文と、比較先IDに対応した画像の説
明文との類似度を算出する。比較先IDに対応する画像
に対する説明文は、画像データベース604の中から求
めることができる。2つの文の類似度を求める手法は、
情報検索の分野において一般的に行われているので、こ
こでは、特に詳細な説明は行わないが、類似度の最大値
が「1.0」に、最小値が「0.0」になるように正規
化を行う。類似度を求めたならば次のステップS220
4へ進む。
【0086】ステップS2204は、類似画像バッファ
609に比較先IDによって示される画像を格納できる
か否かを判別し、その判別結果によって分岐する処理で
ある。類似画像バッファ609が一杯でなければ、無条
件で格納できると判別される。また、類似画像バッファ
609が一杯である場合は、類似画像バッファ609の
末尾の項目の類似度の値と、前記ステップS2203に
おいて求めた類似度の値とを比較し、前記ステップS2
203において求めた類似度の値の方が大きければ格納
できると判別される。また、大きくなければ格納できな
いと判別される。そして、格納できると判別された場合
はステップS2205へ進み、格納できないと判別され
た場合はステップS2206へ進む。
【0087】ステップS2205は、比較IDを前記ス
テップS2203において算出した類似度と対応させて
類似画像バッファ609へ格納する処理である。類似画
像バッファ609中の各項目が類似度によって降順にー
トされるように格納する。類似画像バッファ609が一
杯の場合は、類似画像バッファ609中の末尾の項目が
捨てられる。この処理が終了後は次のステップS220
6へ進む。
【0088】ステップS2206は、比較先IDの値を
「1」だけカウントアップし、比較先の画像を画像デー
タベース604中の次の画像に変更する処理である。こ
の処理が終了後は次のステップS2207へ進む。
【0089】ステップS2207は、クエリに対して画
像データベース604中の画像を全て比較したか否かに
よって分岐する処理である。比較先IDの値が画像デー
タベース604中に格納されている末尾の画像IDの値
よりも大きければ、全ての画像を比較したことになるの
で、次のステップS2208へ進む。また、比較先ID
の値が画像データベース604中に格納されている末尾
の画像IDの値よりも大きくなけければ、前記ステップ
S2203へ戻る。
【0090】ステップS2208は、類似画像バッファ
609に格納されている検索結果から、その検索結果を
表示するための画面の構成を決定し、該決定された画面
の構成の情報を画面情報613へ出力する処理である。
本処理の詳細は、図26を用いて後述する。この処理が
終了後はステップS2209へ進む。
【0091】ステップS2209は、検索結果の最初の
画面を表示するために画面番号に「0」を代入する処理
である。画面番号はRAM203中に確保される。この
処理が終了後はステップS2210へ進む。
【0092】ステップS2210は、画面情報613に
格納された画面構成と、類似画像バッファ609に格納
された検索結果に基づいて、その検索結果をディスプレ
イ208に表示する処理である。本処理の詳細は図29
を用いて後述する。この処理が終了後は本処理動作を終
了する。
【0093】図23は、前記図20のステップS201
1における類似検索の処理動作の流れを示すフローチャ
ートである。本処理では、比較元IDに格納されている
画像に類似する画像を、類似画像情報610から求め、
類似する画像をディスプレイ208に表示するものであ
る。以下、本処理の詳細を説明する。
【0094】ステップS2301では、クエリバッファ
に格納されている文字列をクリアし、クエリボックス7
01をクリアして、ディスプレイ208に表示する。こ
の処理が終了後は次のステップS2302へ進む。
【0095】ステップS2302では、類似画像情報6
10から比較元IDに格納された画像IDに対する類似
画像リストを求め、該類似画像リストの内容を類似画像
バッファ609にコピーする。この処理が終了後はステ
ップS2303へ進む。
【0096】ステップS2303は、類似画像バッファ
609に格納されている検索結果から、該検索結果を表
示するための画面の構成を決定し、該決定された画面の
構成の情報を画面情報613に出力する処理である。本
処理の詳細は、図26を用いて後述する。この処理が終
了後はステップS2304へ進む。
【0097】ステップS2304は、検索結果の最初の
画面を表示するために画面番号に「0」を代入する処理
である。画面番号はRAM23中に確保される。この処
理が終了後はステップS2305へ進む。
【0098】ステップS2305は、画面情報613に
格納された画面構成と、類似画像バッファ609に格納
された検索結果に基づいて、検索結果をディスプレイ2
08に表示する処理である。本処理の詳細は図29を用
いて後述する。この処理が終了後は本処理動作を終了す
る。
【0099】図24は、前記図20のステップS200
7における次画面表示の処理動作の流れを示すフローチ
ャートである。本処理では、ディスプレイ208に表示
されている検索結果の次の画面を表示するものである。
以下、本処理の詳細を説明する。
【0100】ステップS2401では、次の画面が存在
するか否かによって分岐する。画面番号に格納されてい
る値に「1」を加えた値に対応した項目が画面情報61
3に存在すれば、次の画面が存在すると判別して次のス
テップS2402へ進む。また、画面番号に格納されて
いる値に「1」を加えた値に対応した項目が画面情報6
13に存在しなければ、次の画面は存在しないと判別し
て本処理動作を終了する。画面番号に格納されている値
に「1」を加えた値に対応した項目が画面情報613に
存在するか否かは、対応する項目の表示開始の値が「−
1」であるか否かによって判別できる。対応する項目の
表示開始の値が「−1」である場合は、次の画面は存在
しないと判別され、対応する項目の表示開始の値が「−
1」でない場合は、次の画面は存在すると判別される。
【0101】ステップS2402は、現在表示されてい
る次の画面を表示するために、画面番号の値に「1」を
加える処理である。この処理が終了後は次のステップS
2403へ進む。
【0102】ステップS2403は、画面情報613に
格納された画面構成と、類似画像バッファ609に格納
された検索結果に基づいて、画面番号で示される画面を
ディスプレイ208に表示する処理である。本処理の詳
細は図29を用いて後述する。この処理が終了後は本処
理動作を終了する。
【0103】図25は、前記図20のステップS200
8における前画面表示の処理動作の流れを示すフローチ
ャートである。本処理では、ディスプレイ208に表示
されている検索結果の前の画面を表示するものである。
以下、本処理の詳細を説明する。
【0104】ステップS2501では、前の画面が存在
するか否かによって分岐する。画面番号の値が「0」で
なければ、前の画面が存在すると判別して、次のステッ
プS2502へ進む。また、画面番号の値が「0」であ
れば、前の画面は存在しないと判別して、本処理動作を
終了する。
【0105】ステップS2502では、現在表示されて
いる前の画面を表示するために、画面番号の値を「1」
だけカウントダウンする処理である。この処理が終了後
は次のステップS2503へ進む。
【0106】ステップS2503は、画面情報613に
格納された画面構成と、類似画像バッファ609に格納
された検索結果に基づいて、画面番号で示される画面を
ディスプレイ208に表示する処理である。本処理の詳
細は、図29を用いて後述する。この処理が終了後は本
処理動作を終了する。
【0107】図26は、前記図22のステップS220
8及び図23のステップS2303における画面構成決
定の処理動作の流れを示すフローチャートである。本処
理では、類似画像バッファ609に格納されている情報
を元に、検索結果を表示する画面の構成を決定し、その
画面の構成の情報を画面情報613に出力するものであ
る。以下、本処理の詳細を説明する。
【0108】ステップS2601では、類似画像バッフ
ァ609に格納されている画像の類似度に対する分布状
況を調べ、その分布状況を分布情報611に格納する。
まず、類似度が「1.0」の画像IDの個数を類似画像
バッファ609から求めて分布情報611に格納する。
次に、「1.0」より小さく「0.9」以上の類似度を
持つ画像IDの個数を類似画像バッファ609から求め
て分布情報611に格納する。以降同様に、「0.1」
刻みで、類似画像バッファ609に格納されている画像
IDの個数を求めて分布情報611に格納する。この処
理が終了後は次のステップS2602へ進む。
【0109】ステップS2602は、類似画像バッファ
609に格納されている画像をお互いの類似度に合わせ
てグループ化して、そのグループ化した結果をグループ
情報612に格納する処理である。本処理の詳細は図2
7を用いて後述する。この処理が終了後は次のステップ
S2603へ進む。
【0110】ステップS2603は、各画面において表
示する目盛りを決定し、該決定された結果を画面情報6
13へ格納する処理である。本処理の詳細は図28を用
いて後述する。この処理が終了後は本処理動作を終了す
る。
【0111】図27は、前記図26のステップS260
2におけるグループ化の処理動作の流れを示すフローチ
ャートである。以下、本処理の詳細を説明する。
【0112】ステップS2701では、類似画像バッフ
ァ609中の各項目を指し示すバッファ項目に「0」を
代入して、バッファ項目が類似画像バッファ609の先
頭の項目を指し示すようにする。バッファ項目はRAM
203中に確保される。この処理が終了後は次のステッ
プS2702へ進む。
【0113】ステップS2702では、バッファ項目が
指し示す類似画像バッファ609中の画像IDに対応し
た類似画像リストを類似画像情報610から求める。類
似画像情報610は、図16に示されるように、類似画
像リストの配列になっており、配列の添字が画像IDに
なっているので、容易に対応した類似画像リストを取り
出すことができる。この処理が終了後は次のステップS
2703へ進む。
【0114】ステップS2703では、前記ステップS
2702において取り出した類似画像リスト中の各項目
を指し示すリスト項目に「0」を代入して、リスト項目
が類似画像リストの先頭の項目を指し示すようにする。
リスト項目はRAM203中に確保される。この処理が
終了後は次のステップS2704へ進む。
【0115】ステップS2704では、リスト項目が指
し示す類似画像リスト中の項目の類似度が規定値以上で
あるか否かによって分岐する。規定値以上であれば次の
ステップS2705へ進み、規定値以下であればステッ
プS2709へ進む。規定値は、例えば、「0.8」に
設定しておく。
【0116】ステップS2705では、リスト項目が指
し示す画像IDが、バッファ項目が指し示す項目よりも
先頭側にある類似画像バッファ609中の項目に存在す
るか否かによって分岐する。即ち、バッファ項目の値よ
りも小さい値に対応する類似画像バッファ609中の項
目の中に、リスト項目が指し示す類似画像リスト中の項
目の画像IDと一致する画像IDが存在すればステップ
S2706へ進み、存在しなければステップS2707
へ進む。
【0117】ステップS2706では、バッファ項目に
対応した画像IDと、リスト項目に対応した画像ID
と、リスト項目に対応した類似度の組みを、グループ情
報612に格納する。バッファ項目に対応した画像ID
をグループ情報612の画像IDの格納領域に、リスト
項目に対応した画像IDをグループ情報612の代表画
像IDの格納領域に、リスト項目に対応した類似度をグ
ループ情報612の類似度の格納領域に、それぞれ格納
する。この処理が終了後はステップS2709へ進む。
【0118】ステップS2707では、リスト項目の値
を「1」だけカウントアップし、前記ステップS270
2において取り出した類似画像リスト中の次の項目を指
し示すようにする。この処理が終了後は次のステップS
2708へ進む。
【0119】ステップS2708では、リスト項目が指
し示す項目が有効であるか否かによって分岐する。有効
でなければ前記ステップS2702において取り出した
類似画像リスト中の全ての有効な項目に対して処理を行
ったので、ステップS2709へ進む。また、有効であ
れば、まだ、処理する必要があるので、前記ステップS
2704へ戻る。
【0120】ステップS2709では、バッファ項目の
値を「1」だけカウントアップし、類似画像バッファ6
09中の次の項目を指し示すようにする。この処理が終
了後は次のステップS2710へ進む。
【0121】ステップS2710では、バッファ項目が
指し示す項目が有効であるか否かによって分岐する。有
効でなければ類似画像バッファ609中の全ての有効な
項目に対して処理を行ったので、ステップS2711へ
進む。また、有効であれば、まだ、処理する必要がある
ので、前記ステップS2702へ戻る。
【0122】ステップS2711では、グループ情報6
12に格納されている有効な項目を、代表画像IDの値
によって昇順に並ぶようにソートする。この処理が終了
後は本処理動作を終了する。
【0123】図28は、前記図26のステップ2603
における表示目盛り決定の処理動作の流れを示すフロー
チャートである。以下、本処理の詳細を説明する。
【0124】ステップS2801では、表示目盛りを決
定するために必要な初期化を行う。即ち、画面番号に
「0」を格納し、開始領域に「0」を格納する。画面番
号は検索結果を表示する画面の番号であり、開始領域は
各画面において画像の表示を開始する領域の番号であ
る。ここで領域とは、隣り合った目盛りと目盛りとの間
の空間のことを指している。領域の番号は分布情報61
1の配列の添字にも相当する。画面番号及び開始領域は
RAM203中に確保される。また、画面情報613の
表示開始や目盛り幅等の各要素の値を「−1」で初期化
しておく。この処理が終了後は次のステップS2802
へ進む。
【0125】ステップS2802では、領域番号と目盛
り半径にそれぞれ「0」を代入する。領域番号と目盛り
半径はRAM203中に確保される。領域番号は分布情
報611の配列の添字に相当し、一致領域706に対す
る領域番号を「0」とし、類似度「1.0」と「0.
9」との間の領域に対する番号を「1」とし、同様にし
て、類似度が高い順に付与される番号である。目盛り半
径は検索結果表示領域703に表示される目盛りの半径
をドット数で表現する値である。この処理が終了後は次
のステップS2803へ進む。
【0126】ステップS2803では、領域番号と開始
番号とを比較した結果に基づいて分岐する。領域番号の
値が開始番号の値より小さければ、領域番号に対する領
域に画像は表示しないのでステップS2804へ進み、
領域番号の値が開始番号の値より大きければ、領域番号
に対する領域に画像を表示するのでステップS2806
へ進む。
【0127】ステップS2804では、領域番号によっ
て示される領域の半径の増分を画面情報613に格納す
る。半径の増分は、領域番号が「0」である場合は一致
領域データ605を用いて、また、領域番号が「0」以
外である場合は半径増分データ607を用いて求める。
ここでは、領域番号の値が開始領域の値よりも小さいの
で、この領域には画像は表示しないので、即ち、表示す
る画像の個数は「0」なので、半径の増分は図11及び
図13から、領域番号が「0」の場合も「0」でない場
合も30ドットであることが分かる。但し、クエリボッ
クス701に文字列が存在しない場合は、類似画像バッ
ファ609には比較元IDに格納された画像IDに類似
した画像が格納されており、開始領域が「0」以外の場
合に、比較元IDによって示される画像を表示しておか
ないと、比較元の画像が分からなくなってしまう。従っ
て、この場合に限り、一致領域706に比較元IDによ
って示される画像を1個表示するものとする。従って、
この場合、領域番号が「0」である場合は、半径の増分
は図11に示す一致領域データ605から60ドットで
あることが分かる。半径の増分が決定されると、画面情
報613の画面番号及び領域番号に対応した目盛り幅
に、半径の増分を格納する。例えば、クエリボックス7
01に「red apple」が格納されて画面番号の
値が「1」である場合、本処理において、図19の(T
201)に示されるように、「1.0」か「0.8」ま
での類似度に対応した領域に対する目盛り幅として、そ
れぞれ「30」が格納される。また、本処理において、
決定された半径の増分を目盛り半径に加算する。この処
理が終了後は次のステップS2805へ進む。
【0128】ステップS2805では、領域番号によっ
て示される領域の次の領域を処理するために、領域番号
の値を「1」だけカウントアップする。この処理が終了
後は前記ステップS2803へ戻る。
【0129】ステップS2806では、領域番号によっ
て示される領域の半径の増分を決定する。半径の増分
は、一致領域データ605及び半径増分データ607と
分布情報611と領域番号とから求めることができる。
分布情報611を用いて、領域番号によって示される領
域に表示する画像の個数を求め、領域番号が「0」の場
合は一致領域データ605を用い、領域番号が「0」以
外の場合は半径増分データ607を用いて、領域に表示
する画像の個数に対応する半径の増分を求める。例え
ば、クエリボックス701に「red apple」が
格納されている場合、分布情報611は図17の(T1
01)のようになっているので、領域番号が「0」、
「1」、「2」、「3」、「4」、「5」に対して、そ
れぞれの領域に、「3」、「5」、「8」、「6」、
「0」、「5」個の画像が表示されることが分かり、図
11に示されている一致領域データ605及び図13に
示されている半径増分データ607を用いることによっ
て、それぞれの領域の半径の増分は、「120」、「9
0」、「90」、「90」、「30」、「90」である
ことが分かる。また、クエリボックス701に文字列が
存在せず、比較元IDに「999」が格納されている場
合は、分布情報611は図17の(T102)のように
なっているので、領域番号が「0」、「1」、「2」、
「3」、「4」、「5」に対して、それぞれの領域に、
「1」、「3」、「4」、「2」、「3」、「0」個の
画像が表示されることが分かり、図11に示されている
一致領域データ605及び図13に示されている半径増
分データ607を用いることによって、それぞれの領域
の半径の増分は、「60」、「60」、「60」、「6
0」、「60」、「60」であることが分かる。この処
理が終了後はステップS2807へ進む。
【0130】ステップS2807では、領域番号によっ
て示される領域が、検索結果表示領域703に表示でき
るか否かによって分岐する。目盛り半径の値に前記ステ
ップS2806において求めた半径の増分を加えた値
が、検索結果表示領域703のサイズ600ドットの半
分よりも大きければ、領域番号によって示される領域を
検索結果表示領域703に表示できないので、ステップ
S2810へ進む。また、目盛り半径の値に前記ステッ
プS2806において求めた半径の増分を加えた値が、
検索結果表示領域703のサイズ600ドットの半分以
下であれば、領域番号によって示される領域を検索結果
表示領域703に表示できるので、ステップS2808
へ進む。例えば、分布情報611が図17の(T10
1)のようになっている場合、画面番号が「0」で領域
番号が「2」の場合は、目盛り半径の値は「300」に
なっており、ステップS2808へ進むが、画面番号が
「0」で領域番号が「3」の場合は、目盛り半径の値は
「390」になるので、ステップS2810へ進む。
【0131】ステップS2808では、前記ステップS
2806において求めた領域番号に対する領域の半径の
増分を画面情報613に格納する。例えば、分布情報6
11が図17の(T101)のようになっている場合、
画面情報613には図19の(T201)に示されるよ
うに、画面番号が「0」に対する類似度が「1.0」か
ら「0.8」までの領域に対する目盛り幅として、それ
ぞれ「120」、「90」、「90」が、画面番号が
「1」に対する類似度が「0.7」から「0.5」まで
の領域に対する目盛り幅に、それぞれ「90」、「3
0」、「90」が格納される。また、分布情報611が
図17の(T102)に示されるようになっている場合
は、画面情報613には図19の(T202)に示され
るように画面番号が「0」に対する類似度が「1.0」
から「0.6」までの領域に対する目盛り幅に、それぞ
れ「60」、「60」、「60」、「60」、「6
0」、「60」が格納される。また、本処理において、
決定された半径の増分は、目盛り半径に加算される。こ
の処理が終了するとステップS2809へ進む。
【0132】ステップS2809では、領域番号によっ
て示される領域の次の領域を処理するために、領域番号
の値を「1」だけカウントアップする。この処理が終了
するとステップS2806へ戻る。
【0133】ステップS2810では、類似画像バッフ
ァ609に格納されている画像に対して全て処理を行っ
たか否かによって分岐する。分布情報611の領域番号
で示される領域以降の要素の値が全て「0」であれば、
全ての画像に対して処理を行ったので、本処理動作を終
了する。また、分布情報611の領域番号で示される領
域以降の要素の値が全て「0」でなければ、次の画面に
まだ処理されていない画像を表示するためにステップS
2811へ進む。
【0134】ステップS2811では、まず、画面情報
613の画面番号に対応した開始領域に、開始領域の値
を代入する。そして、次の画面を処理するために画面番
号の値を「1」だけカウントアップする。また、開始領
域に領域番号の値を代入する。この処理が終了すると前
記ステップS2802へ戻る。
【0135】図29は、図22のステップS2210、
図23のステップS2305、図24のステップS24
03及び図25のステップS2503における検索結果
表示の処理動作の流れを示すフローチャートである。本
処理では、画面情報613に格納された画面の構成の情
報と、類似画像バッファ609及び画像データベース6
04に格納された画像の情報を元に、画面番号で示され
る画面をディスプレイ208に表示するものである。以
下、本処理の詳細を説明する。 ステップS2901で
は、指定された画面番号に対する画面情報613中の目
盛り幅を用いて、検索結果表示領域703に目盛りを表
示する。類似度「1.0」に対応した目盛り幅から順番
に、目盛り幅の値が「−1」になるまで、目盛りの半径
を加算していき、各目盛りの半径に対して検索結果表示
領域703の中心を中心とする円を表示していく。類似
度「1.0」の目盛りに対しては、その内側をグレー色
で塗りつぶす。この処理が終了すると次のステップS2
902へ進む。
【0136】ステップS2902では、一致領域706
の中に、類似度「1.0」の画像を表示する。類似画像
バッファ609の先頭から類似度「1.0」の項目に対
する画像IDを求め、画像データベース604の中から
その画像IDに対応した画像ファイルを求め、その画像
ファイルを一致領域706に表示する。画像ファイルを
一致領域706に表示する座標は、一致画像データ60
6を用いて一致領域706に表示する画像の個数に対応
した座標を求める。また、クエリボックス701に文字
列が存在しない場合は、図9に示すように、比較元ID
で示される画像の縁を二重枠で表示する。この場合は、
必ず比較元IDで示される画像は、類似度「1.0」と
して、類似画像バッファ609の中に格納されている。
この処理が終了すると、次のステップS2903へ進
む。
【0137】ステップS2903では、類似画像バッフ
ァ609の中から類似度「1.0」以外の先頭の画像I
Dを表示する対象の画像IDとして取得する処理であ
る。この処理が終了すると、次のステップS2904へ
進む。
【0138】ステップS2904では、対象となってい
る画像が代表画像であるか否かによって分岐する。対象
となる画像の画像IDがグループ情報612の画像ID
として格納されていれば、代表画像ではないとしてステ
ップS2905へ進む。また、画像IDとして格納され
ていなければ、代表画像であるとしてステップS290
7へ進む。
【0139】ステップS2905では、表示の対象とな
る画像IDとして、類似画像バッファ609中の次の画
像IDに変更する。この処理が終了するとステップS2
906へ進む。
【0140】ステップS2906では、画像の表示を終
了するか否かによって分岐する。類似画像バッファ60
9中の全ての画像を処理し終えた場合、または、対象と
なる画像が表示される領域の目盛り幅が「−1」である
場合は、画像の表示を終了するものと判別して、ステッ
プS2911へ進む。また、画像の表示を終了しないも
のと判別した場合は、まだ、画像の表示を続けるものと
して、前記ステップS2904へ戻る。
【0141】ステップS2907では、表示の対象とな
っている画像、即ち、代表画像の表示位置を決定する。
まず、検索結果表示領域703の中心から表示する画像
の中心の座標の方向を、配置角度データ608を用いて
決定する。配置角度データ608を用いると、何番目の
代表画像を表示するかによって、中心からの方向を一意
に決定することができる。次に、表示する画像の中心の
座標の検索結果表示領域703の中心から表示する画像
の中心の座標までの距離を画面情報613を用いて決定
する。検索結果表示領域703の中心から画像を表示す
る領域までの距離は、指定された画面番号と表示する画
像の類似度から、画面情報613の対応する目盛り幅を
「1.0」の領域から累計することにより求めることが
できる。領域の中での中心からの距離は、領域の目盛り
幅が画面情報613から求めることができるので、その
目盛り幅と類似度から求めることができる。例えば、画
面情報613が図19の(T201)の状態で画面番号
として「1」が指定されている場合に、類似度「0.5
6」の画像を表示する場合は、この画像は、「0.5」
の領域に表示されることが分かり、検索結果表示領域7
03の中心から「0.5」の領域までの距離は、「1.
0」の目盛り幅から「0.6」までの目盛り幅を加える
ことにより、30+30+30+90+30=210ド
ットであることが分かる。また、「0.5」の領域の中
での中心からの距離は、「0.5」の領域の目盛り幅が
90ドットであるので、90×(0.6−0.56)/
0.1=36ドットであることが分かる。従って、この
場合、検索結果表示領域703の中心から類似度「0.
56」の画像の中心までの距離は、210+36=24
6ドットであることが分かる。このようにして、検索結
果表示領域703の中心からの角度と距離を求めること
ができるので、画像を表示する位置を決定することがで
きる。この処理が終了するとステップS2908へ進
む。
【0142】ステップS2908は、検索結果表示領域
703の中心から前記ステップS2907において求め
た表示位置まで、代表線を表示する処理である。但し、
一致領域706には代表線を表示しないようにする。こ
の処理が終了するとステップS2909へ進む。
【0143】ステップS2909は、対象となっている
代表画像が属するグループの画像を、代表画像以外全て
表示する処理である。代表画像が属するグループの画像
は、グループ情報612を用いて求めることができる。
グループ情報612中の代表画像IDの値が、表示の対
象となっている代表画像の画像IDの値と等しい画像I
Dに対応した画像は、全て表示の対象となる。検索結果
表示領域703の中心から表示する各画像までの距離
は、類似画像バッファ609中の各画像の類似度から、
前記ステップS2907の場合と同様にして求めること
ができる。また、代表画像の表示位置から各画像の表示
位置までの距離は、グループ情報612から決定するこ
とができる。例えば、代表画像IDと表示する画像の画
像IDとから、グループ情報612の中から対応する類
似度を求め、「1.0」から類似度を引いた値を500
倍することにより決定することができる。また、各画像
は、代表画像との類似度の低い順に、検索結果表示領域
703を中心として代表線の反時計回り側及び時計回り
側と、交互になるように表示する。このように、検索結
果表示領域703の中心と代表画像の中心の2点からの
距離を求めることができ、また、その2点を結ぶ線のど
ちらに表示するかを決定できるので、各画像を表示する
位置が決定できる。各画像の表示位置が決定されると、
各画像の中心と代表画像の中心とを結ぶ線を表示し、代
表画像との類似度が低い順に各画像を表示する。このよ
うな順番に表示することで、各画像が重なり合った場
合、代表画像との類似度が高い画像ほど、他の画像によ
って表示が遮られにくくなる。この処理が終了するとス
テップS2910へ進む。
【0144】ステップS2910では、前記ステップS
2907において求めた位置に代表画像を表示する。こ
のように、グループの中で代表画像を一番最後に表示す
るので、グループの中で最も類似度の高い代表画像が、
他の画像によって遮られて見えなくなることを防ぐこと
ができる。この処理が終了すると前記ステップS290
5へ進む。
【0145】ステップS2911では、前画面ボタン7
12と次画面ボタン713とを表示する。指定されてい
る画面番号が「0」であれば前画面は存在しないので、
前画面ボタン712の三角形は白地で表示し、指定され
ている画面番号が「0」でなければ前画面が存在するの
で、前画面ボタン712の三角形は黒地で表示する。指
定されている画面番号に「1」を加えた画面番号に対す
る画面情報613の開始領域の値が「−1」であれば次
画面は存在しないので、次画面ボタン713の三角形は
白地で表示し、指定されている画面番号に「1」を加え
た画面番号に対する画面情報613の開始領域の値が
「−1」でなければ次画面は存在するので、次画面ボタ
ン713の三角形は黒地で表示する。この処理が終了す
ると本処理を終了する。
【0146】(他の実施の形態)上述した第1の実施の
形態では、類似画像情報610を図20のステップS2
002において毎回作成する例を示したが、予め類似画
像情報610を図20のステップS2002と同様の処
理を行うことで作成し、関連データとしてCD−ROM
205に格納しておき、図20のステップS2001に
おいてRAM203にロードするようにしても良い。
【0147】また、上述した第1の実施の形態では、画
像データベース502をCD−ROM205に格納する
例を示したが、ハードディスク205に格納されている
画像データベースを扱っても良い。
【0148】また、上述した第1の実施の形態では、外
部記憶装置としてCD−ROM205から情報検索プロ
グラム及び関連データを直接RAM203にロードして
実行させる例を示したが、この他に、CD−ROM20
5から情報検索プログラム及び関連データを一旦ハード
ディスク205に格納(インストール)しておき、情報
検索プログラムを動作させる時点で、ハードディスク2
05からRAM203にロードするようにしても良い。
【0149】また、情報検索プログラムを格納する記憶
媒体は、CD−ROM205以外にFD(フロッピー
(登録商標)ディスク)、ICメモリカード等でも良
い。
【0150】また、情報検索プログラムをROM202
に格納しておき、これをメモリマップの一部となるよう
に構成し、直接CPU201で実行することも可能であ
る。また、上述した第1の実施の形態では、クエリ及び
説明文として使用する言語として、英語を使用した例を
示したが、本発明は英語のみに適用可能なものではな
く、日本語を含めたあらゆる言語に適用可能である。
【0151】また、上述した第1の実施の形態では、図
20のステップS2011において、指定された画像に
類似する画像を求めるために、画像に付与されている説
明文を用いて類似度を算出した例を示したが、本発明で
は、類似度の算出方法に依存するものではない。例え
ば、画像の輝度や色彩や画像の構図等といった画像その
ものの情報を用いて類似度を算出しても良い。
【0152】また、上述した第1の実施の形態では、情
報検索の対象として画像を検索する例を示したが、本発
明の取り扱う検索対象は画像に限定されるものではな
い。例えば、文書や映像や音声等といった様々な情報検
索に対して有効である。また、検索結果表示領域に表示
する検索結果として、画像を検索する場合は画像そのも
のを表示する例を示したが、文書を検索する場合は画像
の代わりに文書のタイトルやキーワード等を表示しても
良い。映像の場合は、タイトルや代表的なシーン等、映
像を代表する情報を表示しても良いし、個々の結果の映
像を表示しても良い。
【0153】また、上述した第1の実施の形態では、図
7に示すように、一致領域を検索結果表示領域の中心を
中心とする円の領域とし、各目盛りは一致領域との同心
円で表示し、検索結果の各画像は、類似度を一致領域か
らの距離に対応させて、検索結果表示領域の中心から放
射状に配置されるように表示した例を示したが、これに
限られるものではない。例えば、図30に示すように、
一致領域を3001に示す検索結果表示領域の左側の矩
形領域とし、各目盛りを3002,3003に示す線の
ように、左辺との平行線とし、各画像から一致領域への
垂線の直線の距離を、各画像の類似度に対応させて表示
するようにしても良い。この場合、配置角度データ60
8のように、各画像の配置位置を一致領域の中心に対す
る角度で指定するのではなく、代わりに、検索結果表示
領域の上辺からの距離で指定することにより、上述した
第1の実施の形態で示した手順と全く同じ手順で、検索
結果の画像を所望の位置に表示することができる。ま
た、検索結果をこのように表示する場合でも、図30に
示すように、上述した第1の実施の形態と同様にして、
検索結果の画像をグループ化して表示することが可能で
ある。
【0154】また、上述した第1の実施の形態では、半
径増分データ607を、隣り合った目盛りの間に表示さ
れる画像の個数に対応させて半径の増分を格納した例を
示したが、隣り合った目盛りの間に表示されるグループ
の代表画像の個数に対応させて、半径の増分を格納して
も良い。この場合、分布情報611には、各目盛りの間
に存在するグループの代表画像の個数を格納し、図26
のステップS2601の分布情報作成処理と、ステップ
S2602のグループ化処理の順序を入れ替えて、グル
ープ化処理を行った後に分布情報作成処理を行う必要が
ある。このようにすることで、限られた領域に、更に多
くの検索結果の情報を表示することが可能となる。
【0155】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の情報検索方
法及び装置によれば、一致度に対する検索結果の情報の
個数の分布等に基づいて、検索結果を表示する一致度の
範囲を決定するので、検索条件を満たす情報が多数存在
する場合でも、表示する一致度の範囲を狭くすることに
より、個々の検索結果の情報を見易くすることができる
という効果を奏する。
【0156】また、情報検索方法及び装置によれば、検
索結果を表示する画面を一致度により分けて表示しよう
とした場合に、完全一致の一致度から表示していない画
面に、表示されていない一致度が高い目盛りを、各目盛
りの間隔を狭めて表示するので、画面の中で最も一致度
が高い情報がどの程度の一致度を持っているのかが一目
で分かるという効果を奏する。
【0157】更に、本発明の記憶媒体によれば、上述し
た情報検索装置を円滑に制御することができるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装置
の概念図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装置
のシステム構成図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装置
のプログラム等が記憶媒体からコンピュータシステムに
供給されることを示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装置
のROMの構成図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装置
の記憶媒体の構成図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装置
の処理プログラム実行時におけるRAM上のメモリマッ
プの構成を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装置
のクエリ検索を行った場合の最初の検索結果の画面構成
の一例を示す図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装置
のクエリ検索の検索結果の次の画面の構成例を示す図で
ある。
【図9】本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装置
の類似検索を行った場合の最初の検索結果の画面の構成
例を示す図である。
【図10】本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装
置のメモリマップ上の画像データベースの構成例を示す
図である。
【図11】本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装
置のメモリマップ上の一致領域データの構成例を示す図
である。
【図12】本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装
置のメモリマップ上の一致画像データの構成例を示す図
である。
【図13】本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装
置のメモリマップ上の半径増分データの構成例を示す図
である。
【図14】本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装
置のメモリマップ上の配置角度データの構成例を示す図
である。
【図15】本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装
置のメモリマップ上の類似画像バッファの構成例を示す
図である。
【図16】本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装
置のメモリマップ上の類似画像情報の構成例を示す図で
ある。
【図17】本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装
置のメモリマップ上の分布情報の構成例を示す図であ
る。
【図18】本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装
置のメモリマップ上のグループ情報の構成例を示す図で
ある。
【図19】本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装
置のメモリマップ上の画面情報の構成例を示す図であ
る。
【図20】本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装
置の情報検索処理動作の流れを示すフローチャートであ
る。
【図21】本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装
置の検索初期化処理動作の流れを示すフローチャートで
ある。
【図22】本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装
置のクエリ検索処理動作の流れを示すフローチャートで
ある。
【図23】本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装
置の類似検索処理動作の流れを示すフローチャートであ
る。
【図24】本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装
置の次画面表示処理動作の流れを示すフローチャートで
ある。
【図25】本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装
置の前画面表示処理動作の流れを示すフローチャートで
ある。
【図26】本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装
置の画面構成決定処理動作の流れを示すフローチャート
である。
【図27】本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装
置のグループ化処理動作の流れを示すフローチャートで
ある。
【図28】本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装
置の表示目盛り決定処理動作の流れを示すフローチャー
トである。
【図29】本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装
置の検索結果表示処理動作の流れを示すフローチャート
である。
【図30】本発明の他の実施の形態に係る情報検索装置
の検索結果表示領域の構成例を示す図である。
【符号の説明】
101 入力部 102 制御部 102a 一致度算出部 102b 表示範囲決定部 102c 検索結果表示部 102d 表示範囲変更部 103 記憶部 103a 情報記憶部 104 表示部 201 CPU(中央演算処理装置) 202 ROM(リードオンリーメモリ) 203 RAM(ランダムアクセスメモリ) 204 CD−ROMドライブ 205 CD−ROM(コンパクトディスク・リード
オンリーメモリ) 206 HD(ハードディスク) 207 キーボード 208 ディスプレイ 209 マウス 210 プリンタ 211 制御バス 300 コンピュータシステム 400 ROM(リードオンリーメモリ) 401 制御手順プログラム 500 記憶媒体 501 情報検索プログラム 502 画像データベース 503 一致領域データ 504 一致画像データ 505 半径増分データ 506 配置角度データ 600 メモリマップ 601 基本I/Oプログラム 602 OS(オペレーティングシステム) 603 情報検索プログラム 604 画像データベース 605 一致領域データ 606 一致画像データ 607 半径増分データ 608 配置角度データ 609 類似画像バッファ 610 類似画像情報 611 分布情報 612 グループ情報 613 画面情報 701 クエリボックス(テキストボックス) 702 OKボタン 703 検索結果表示領域 704 検索結果の画像 705 検索結果の画像 706 一致領域 707 目盛り 708 目盛り 709 代表線 710 グループ連結線 711 検索結果の画像 712 前画面ボタン 713 次画面ボタン 801 目盛り 802 目盛り 803 目盛り 3001 一致領域 3002 目盛り 3003 目盛り

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検索条件を入力し、検索の対象となる個
    々の情報を記憶した情報記憶部を検索して、前記検索条
    件を満たす情報を検索結果として表示する情報検索方法
    において、前記情報記憶部中に格納された個々の情報と
    前記検索条件とを比較して前記検索条件を満たす度合い
    である一致度を求める一致度算出工程と、検索結果とし
    て表示する前記一致度の範囲を決定して記憶する表示範
    囲決定工程と、前記検索条件を完全に満たす情報を表示
    する位置を完全一致表示位置として定め該完全一致表示
    位置からの検索結果の情報を表示する位置までの距離を
    該情報の一致度と対応させて決定し前記表示範囲決定工
    程によって定められた範囲にある情報を表示する検索結
    果表示工程と、前記表示範囲決定工程によって記憶され
    ている表示範囲を変更する表示範囲変更工程とを有する
    ことを特徴とする情報検索方法。
  2. 【請求項2】 前記一致度に対する検索結果の情報の個
    数の分布状況を求める分布算出工程を有し、前記表示範
    囲決定工程と前記表示範囲変更工程は、前記分布算出工
    程によって求められた分布状況に基づき表示する一致度
    の範囲を決定することを特徴とする請求項1記載の情報
    検索方法。
  3. 【請求項3】 前記一致度の変化の度合いとなる指標と
    して目盛りを表示する目盛り表示工程を有し、該目盛り
    表示工程は、前記表示範囲決定工程によって記憶されて
    いる表示範囲に含まれていない前記一致度の高い目盛り
    を目盛り間の表示間隔を狭めて表示することを特徴とす
    る請求項2記載の情報検索方法。
  4. 【請求項4】 前記検索結果表示工程は、前記完全一致
    表示位置を中心に放射状に表示されるように情報を表示
    し、前記目盛り表示工程は、前記完全一致表示位置を中
    心とする同心円を目盛りとして表示することを特徴とす
    る請求項3記載の情報検索方法。
  5. 【請求項5】 前記検索結果表示工程において表示され
    る個々の情報をグループ化するグループ化工程を有し、
    前記分布算出工程は、前記一致度に対するグループの個
    数の分布状況を求め、前記検索結果表示工程は、各グル
    ープに属する情報が互いに近くに表示されるように表示
    位置を決定して表示することを特徴とする請求項4記載
    の情報検索方法。
  6. 【請求項6】 検索条件を入力し、検索の対象となる個
    々の情報を記憶した情報記憶部を検索して、前記検索条
    件を満たす情報を検索結果として表示する情報検索装置
    において、前記情報記憶部中に格納された個々の情報と
    前記検索条件とを比較して前記検索条件を満たす度合い
    である一致度を求める一致度算出手段と、検索結果とし
    て表示する前記一致度の範囲を決定して記憶する表示範
    囲決定手段と、前記検索条件を完全に満たす情報を表示
    する位置を完全一致表示位置として定め該完全一致表示
    位置からの検索結果の情報を表示する位置までの距離を
    該情報の一致度と対応させて決定し前記表示範囲決定手
    段によって定められた範囲にある情報を表示する検索結
    果表示手段と、前記表示範囲決定手段によって記憶され
    ている表示範囲を変更する表示範囲変更手段とを有する
    ことを特徴とする情報検索装置。
  7. 【請求項7】 前記一致度に対する検索結果の情報の個
    数の分布状況を求める分布算出手段を有し、前記表示範
    囲決定手段と前記表示範囲変更手段は、前記分布算出手
    段によって求められた分布状況に基づき表示する一致度
    の範囲を決定することを特徴とする請求項6記載の情報
    検索装置。
  8. 【請求項8】 前記一致度の変化の度合いとなる指標と
    して目盛りを表示する目盛り表示手段を有し、該目盛り
    表示手段は、前記表示範囲決定手段によって記憶されて
    いる表示範囲に含まれていない前記一致度の高い目盛り
    を目盛り間の表示間隔を狭めて表示することを特徴とす
    る請求項7記載の情報検索装置。
  9. 【請求項9】 前記検索結果表示手段は、前記完全一致
    表示位置を中心に放射状に表示されるように情報を表示
    し、前記目盛り表示手段は、前記完全一致表示位置を中
    心とする同心円を目盛りとして表示することを特徴とす
    る請求項8記載の情報検索装置。
  10. 【請求項10】 前記検索結果表示手段において表示さ
    れる個々の情報をグループ化するグループ化手段を有
    し、前記分布算出手段は、前記一致度に対するグループ
    の個数の分布状況を求め、前記検索結果表示手段は、各
    グループに属する情報が互いに近くに表示されるように
    表示位置を決定して表示することを特徴とする請求項9
    記載の情報検索装置。
  11. 【請求項11】 検索条件を入力し、検索の対象となる
    個々の情報を記憶した情報記憶部を検索して、前記検索
    条件を満たす情報を検索結果として表示する情報検索装
    置を制御する制御プログラム(情報検索プログラム)を
    格納した記憶媒体において、前記情報記憶部中に格納さ
    れた個々の情報と前記検索条件とを比較して前記検索条
    件を満たす度合いである一致度を求め、検索結果として
    表示する前記一致度の範囲を決定して記憶し、前記検索
    条件を完全に満たす情報を表示する位置を完全一致表示
    位置として定め該完全一致表示位置からの検索結果の情
    報を表示する位置までの距離を該情報の一致度と対応さ
    せて決定し前記定められた範囲にある情報を表示し、前
    記記憶されている表示範囲を変更するように制御するス
    テップの制御モジュールを有する制御プログラムを格納
    したことを特徴とする記憶媒体。
  12. 【請求項12】 前記制御プログラムは、前記一致度に
    対する検索結果の情報の個数の分布状況を求め、該求め
    られた分布状況に基づき表示する一致度の範囲を決定す
    るように制御するステップの制御モジュールを有するこ
    とを特徴とする請求項11記載の記憶媒体。
  13. 【請求項13】 前記制御プログラムは、前記一致度の
    変化の度合いとなる指標として目盛りを表示し、前記記
    憶されている表示範囲に含まれていない前記一致度の高
    い目盛りを目盛り間の表示間隔を狭めて表示するように
    制御するステップの制御モジュールを有することを特徴
    とする請求項12記載の記憶媒体。
  14. 【請求項14】 前記制御プログラムは、前記完全一致
    表示位置を中心に放射状に表示されるように情報を表示
    し、前記完全一致表示位置を中心とする同心円を目盛り
    として表示するように制御するステップの制御モジュー
    ルを有することを特徴とする請求項13記載の記憶媒
    体。
  15. 【請求項15】 前記制御プログラムは、前記表示され
    る個々の情報をグループ化し、前記一致度に対するグル
    ープの個数の分布状況を求め、各グループに属する情報
    が互いに近くに表示されるように表示位置を決定して表
    示するように制御するステップの制御モジュールを有す
    ることを特徴とする請求項14記載の記憶媒体。
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