JP2009245162A - 表示制御装置、表示制御方法、及び、表示制御プログラム - Google Patents

表示制御装置、表示制御方法、及び、表示制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画面上の余白領域を利用してノードの関連情報を利用者が見易いように表示する表示制御装置等を提供する。
【解決手段】複数のノードの情報を階層状に表示画面290に表示する表示制御装置100であって、前記複数のノードの中から主要となるノードを主要ノードとして決定する主要ノード決定部230と、前記主要ノードに関連する付属ノードを前記複数のノードから決定する付属ノード決定部240と、前記主要ノード決定部230が決定した主要ノード及び前記付属ノード決定部240が決定した付属ノードの表示態様を前記表示画面290の余白領域に基づいて、当該主要ノードを中心として前記付属ノードを前記主要ノードの周辺に線図で接続した状態で表示し、前記主要ノードのサイズを前記付属ノードのサイズより大きく表示する表示制御部250とを備える。
【選択図】図2

Description

ノードの関連情報を表示する表示制御装置に関し、特に、表示領域に応じてノードの表示態様を変化させて表示する表示制御装置に関する。
インターネットの検索サイトにおいて、キーワードを入力して検索を行うと、ヒット率に基づいて大量の情報が羅列して表示される場合がある。利用者は、必要な情報のみを取得するため、更に別のキーワードで情報を絞り込み、最終的には検索された情報を1件1件確認して必要な情報のみを取得する。大量の情報が検索された場合は、このように利用者にとって手間が係る作業により情報を絞り込まないといけない問題がある。
上記問題を解決する技術として、以下に示す技術が知られている。
第1の技術として、ユーザがノード相互間の関係に加えてアンカーとリンクとの関係をも容易に認識することができる情報処理方法が知られている。この技術は、画像の実体ノード表示領域には、実体ノードが表示されており、この実体ノードのリンクボタンからは、それぞれのリンク先ノードに対応する縮小イメージに対して、リンク関係を示す画像が描写される。縮小イメージは縮小イメージ表示領域に表示されている。ユーザはリンク関係を示す画像からリンクボタンとリンク先のノードとの関係を容易に認識することができるものである。
第2の技術として、ネットワーク上に分散した蓄積情報へアクセスする場合に、ユーザがよくアクセスする情報を効率よく引き出せるようにし、また人気のある情報、最新情報、よく更新されている情報等を効率よく引き出せるようにする技術が知られている。この技術は、ネットワーク上に分散して存在する蓄積情報へのユーザのアクセス履歴を収集し、記録しておく。その記録を利用して蓄積情報に対応する3次元CGオブジェクトを仮想空間上に配置する。この配置は、例えば特定のユーザまたは複数のユーザの散策の履歴を、空間依存配置関数によって反映したものとするものである。
第3の技術として、分散ハイパーメディアシステムのブラウジング装置において、ノードとリンクからなるマクロ構造をユーザに提示することにより見通しの良いナビゲーションを可能にする技術が知られている。この技術は、ユーザからのノード取得要求を受け付ける入力部、要求されたノードをサーバから取得する情報取得部、取得したノードの内容情報を出力する内容情報出力部、受け取ったノードの内容情報から関係構造を抽出する関係情報抽出部、関係情報抽出部で得られた構造情報を格納する履歴情報格納部、履歴情報格納部に格納される構造情報をユーザに対して地図の形式で提示する構造表示部を備えるものである。
特開平7−37058号公報 特開平9−81577号公報 特開平9−198408号公報
しかしながら、第1の技術は、リンク元とリンク先を表示する表示領域が別領域に区分されており、それぞれの表示領域が表示内容に関わらず固定的となっているため、リンクの関係が複雑になった場合には表示内容が混雑して、利用者にとって見難い画面になってしまうという課題を有する。
また、第2及び第3の技術についても、第1の技術と同様にリンクの関係が複雑になった場合には表示内容が混雑して、利用者にとって見難い画面になってしまうという課題を有する。
そこで、本発明は前記課題を解決するためになされたものであり、画面上の余白領域を利用してノードの関連情報を利用者が見易いように表示する表示制御装置、表示制御方法、及び、表示制御プログラムを提供することを目的とする。
(1.余白領域に基づいてノードを表示)
本願に開示する表示制御装置は、複数のノードの情報を階層状に画面に表示する表示制御装置であって、前記複数のノードの中から主要となるノードを主要ノードとして決定する主要ノード決定手段と、前記主要ノードに関連する付属ノードを前記複数のノードから決定する付属ノード決定手段と、前記主要ノード決定手段が決定した主要ノード及び前記付属ノード決定手段が決定した付属ノードの表示態様を前記画面の余白領域に基づいて、当該主要ノードを中心として前記付属ノードを前記主要ノードの周辺に線図で接続した状態で表示し、前記主要ノードのサイズを前記付属ノードのサイズより大きく表示する表示制御手段とを備えるものである。
このように、本願に開示する表示制御装置においては、画面の余白領域に基づいてノードの関連情報を画面に表示するため、余白領域の形状やサイズに合わせて様々な態様でノード及びノードの関連情報を表示することができると共に、関連情報が複雑になった場合であっても表示内容が混雑しないように表示することができるため利用者にとって見やすい表示画面を提供することができるという効果を奏する。
(2.パラメタに基づいてノードの表示態様を決定)
本願に開示する表示制御装置は、前記複数のノードに関するパラメタを格納するパラメタ格納手段を備え、前記表示制御手段が、前記パラメタ格納手段に格納されたパラメタに基づいて前記主要ノード及び付属ノードの表示サイズ決定するものである。
なお、ここでのパラメタの一例として、親ノードからのアクセス数、ノード自体のアクセス数、親ノードからのアクセス率、予め設定されたお気に入り情報のキーワードとのマッチ度、趣味嗜好情報とのマッチ度、更新日時等のパラメタが挙げられる。
(3.アクセス数)
本願に開示する表示制御装置は、前記パラメタが、前記複数のノードに対するアクセス数であるものである。
(4.パラメタに基づいて線図の表示態様を決定)
本願に開示する表示制御装置は、前記表示制御手段が、前記パラメタ格納手段に格納されたパラメタに基づいて前記ノードを接続する線図の表示態様、または、前記主要ノード及び付属ノードの表示位置及び表示色の少なくとも一の属性の表示態様を決定して表示するものである。
(5.付属ノードを主要ノードに変更)
本願に開示する表示制御装置は、利用者の操作に基づいて、前記表示制御手段が表示した付属ノードのいずれかを主要ノードに変更する主要ノード変更手段を備え、前記表示制御手段が、前記主要ノード変更手段にて変更された新たな主要ノードを中心に、当該新たな主要ノードに関連する付属ノードを前記主要ノードと線図で接続した状態で前記主要ノードの周辺に表示し、前記主要ノードの表示領域を前記付属ノードの表示領域より大きく表示するものである。
(6.ノードの内容情報の表示)
本願に開示する表示制御装置は、前記表示制御手段が、前記主要ノードと前記付属ノードとの接続図を表示する第一の表示領域と、当該第一の表示領域と同一の画面上に当該主要ノードの内容情報を表示する第二の表示領域とで表示するものである。
これまで、本発明を装置として示したが、所謂当業者であれば明らかであるように本発明を方法、及び、プログラムとして捉えることもできる。これら前記の発明の概要は、本発明に必須となる特徴を列挙したものではなく、これら複数の特徴のサブコンビネーションも発明となり得る。
すなわち、本願に開示する表示制御装置の構成要素または構成要素の任意の組合せを、方法、装置、回路、システム、コンピュータプログラム、記録媒体、データ構造などに適用したものも、他の態様として有効である。
以下、本発明の実施の形態を説明する。本発明は多くの異なる形態で実施可能である。従って、本実施形態の記載内容のみで本発明を解釈すべきではない。また、本実施形態の全体を通して同じ要素には同じ符号を付けている。
以下の実施の形態では、主に装置について説明するが、所謂当業者であれば明らかな通り、本発明は方法、及び、コンピュータを動作させるためのプログラムとしても実施できる。また、本発明はハードウェア、ソフトウェア、または、ハードウェア及びソフトウェアの実施形態で実施可能である。プログラムは、ハードディスク、CD−ROM、DVD−ROM、光記憶装置、または、磁気記憶装置等の任意のコンピュータ可読媒体に記録できる。さらに、プログラムはネットワークを介した他のコンピュータに記録することができる。
(本発明の第1の実施形態)
(1.構成と機能)
(1−1 ハードウェア構成)
図1は、本実施形態に係る表示制御装置のハードウェアの構成図である。表示制御装置100は、CPU(Central Processing Unit)101、RAM(Random Access Memory)102、ROM(Read Only Memory)103、フラッシュメモリ(Flash Memory)104、外部記憶装置であるHD(Hard Disk)105、LAN(Local Area Network)カード106、マウス107、キーボード108、ビデオカード109、このビデオカード109と電気的に接続する表示装置であるディスプレイ109a、サウンドカード110、このサウンドカード110と電気的に接続する音出力装置であるスピーカ110a及びフレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM等の記憶媒体を読み書きするドライブ111からなる。
なお、上記ハードウェア構成はあくまで一例を示したものであり、構成要素の変更をすることができるのは当然である。
(1−2 モジュール構成と機能)
図2は、本実施形態に係る表示制御装置のモジュール構成図である。表示制御装置100は、入力部210と、読込部220と、主要ノード決定部230と、付属ノード決定部240と、表示制御部250と、ノード情報260と、パラメタ情報270とを備える。表示制御部250は、表示領域特定部251と、主要ノード表示態様決定部252と、余白検出部253と、付属ノード表示態様決定部254とを備える。
入力部210は、利用者から入力された入力データ280を受け付ける処理を行う。
読込部220は、入力部210が受け付けた入力データ280に基づいて、ノード情報260からノード情報を読み込む処理を行う。
主要ノード決定部230は、読込部220が読み込んだノード情報のうち、画面の中心に表示する主要ノードを決定する処理を行う。
付属ノード決定部240は、読込部220が読み込んだノード情報のうち、主要ノードに関連する付属ノードを所定の階層数に基づいて決定する処理を行う。所定の階層数に基づいてとは、例えば、予め所定の階層数を2と設定した場合は、主要ノードに直接関連する付属ノード(第1階層)と第1階層の付属ノードに直接関連する付属ノード(第2階層)を表示対象として決定する。
表示領域特定部251は、表示画面290において、ノードの関連情報を表示する領域を特定する処理を行う。例えば、ウインドウが複数に分かれているような場合(メイン画面以外に操作ツール用の画面や補助画面等がある場合)にノードの関連情報を表示する領域を特定する。
主要ノード表示態様決定部252は、主要ノードの表示態様を決定する処理を行う。表示態様には、例えば、表示形状、表示位置、表示サイズ、表示色等の情報が含まれる。これらの表示態様はパラメタ情報270に基づいて決定される。
余白検出部253は、表示領域特定部251が特定した表示領域と主要ノード表示態様決定部252が決定した主要ノードの表示態様に基づいて表示領域の余白部分を検出する処理を行う。
付属ノード表示態様決定部254は、余白検出部が検出した余白領域に基づいて付属ノードの表示態様を決定する処理を行う。また、併せてパラメタ情報270の情報も考慮して表示態様が決定される。
ノード情報260は、ノードに関する情報及びノード間の関連情報を格納する記憶部である。
パラメタ情報270は、パラメタに関する情報を格納する記憶部である。
(2.動作)
以下に、本実施形態に係る表示制御装置の動作について説明する。図3は、本実施形態に係る表示制御装置の動作を示すフローチャートである。まず、初期パラメタが入力されて設定される(ステップS301)。この初期パラメタは、ノード情報260に格納されて保存される。
ここで、初期パラメタについて説明する。初期パラメタには、ノードの表示方法に関する様々な情報が初期値として含まれ設定される。以下に、初期パラメタとして設定される情報の一例を示す。
(1)表示の優先度に応じた配置位置
図4は、優先度に応じた初期値としての表示配置の一例を示す図である。図中の番号はノードを示している。ここでは、優先度が高い方から「画面中心→画面端」、「画面中心より上方→画面中心より下方」、「画面中心より右方→画面中心より左方」というパラメタが設定されている。つまり、中央のノード1が主要ノードであり、優先度に応じて画面中央から上方、さらに画面中央から右方に優先度が高いノードを配置する。図4の例では、6番のノードの優先度が最も高い位置となり、9番のノードの優先度が最も低い位置となる。各ノードの優先度のランク付けについては詳細を後述する。
(2)表示するノードの大きさ
図5は、表示するノードの初期値としての大きさと形状の一例を示す図である。図中の楕円がノードを示す。まず、画面中心の主要ノードの大きさは表示ウインドウの縦、横それぞれの1/3、形状は楕円(形状テーブル:テーブルNo.2)に設定されている。また、付属ノードの大きさは、余白部分の長さの1/3以下、形状は楕円(形状テーブル:2)に設定されている。図5の例では、ウインドウの横の長さをA、縦の長さをBとすると、ノード1の横方向の直径a=1/3Aとなり、縦方向の直径b=1/3Bとなる。また、1つ下位の階層であるノード4の大きさは、横方向の直径a1=1/3a以下となり、縦方向の直径はSとTを結んだ2本の線分間を結ぶ線分XYの長さ以下となる。ノード4のさらに1つ下位の階層のノードについても同様に、余白部分の長さと線分STによって決定される。このような初期値を設定することで中心から外側にかけて放射状に楕円の形状で表示される。
(3)表示するノードの階層数とノード数
主要ノードから数えて何階層目までの付属ノードを表示するかを設定する。また、1つのノードから関連づけられるノードの表示個数を設定する。例えば、図4の例では階層数が1、ノードの表示個数は「8」に設定されている。
なお、表示個数の設定は、ノードの階層ごとに行ってもよい。例えば、主要ノードに直接接続する付属ノードの表示個数は「8」、1階層目の付属ノードに直接接続する付属ノードの表示個数は「3」、2階層目の付属ノードに直接接続する付属ノードの表示個数は「2」、・・・という設定を行ってもよい。
また、ノードの優先度に応じて表示する階層数を決定するようにしてもよい。例えば、優先度が高いノードに直接接続するノードの表示個数を多く、優先度が低いノードに直接接続するノードの表示個数を少なくするようにしてもよい。
(4)先読みする情報の数
表示する階層数より何階層先までの付属ノード先読みしておくかを設定する。図6は、先読みする階層数を設定した場合の模式図である。ここでは、表示階層数が4に設定されている。従って、4階層目までの付属ノードの情報を、表示対象となる付属ノードとして決定するが、例えば、主要ノードが2階層目の付属ノードに変更された場合には、2階層目の付属ノードを主要ノードとし、それから4階層目までの付属ノードを表示しなければならない。その場合に、処理の遅延を解消するために、ここでは7階層目の付属ノードまで先読みしてキャッシュに格納しておく。
(5)ノードを接続する線図の設定
図7は、ノードを接続する線図の表示方法を示した図である。ここでは、付属ノードに関して、同一階層間のノードは線図で接続しないように設定されている。また、異階層間であっても、1つ上位の関連する親ノードが複数存在する場合は、主要ノードとの接続を最優先するように設定されている。また、1つ上位の関連する親ノードが複数存在し、いずれも主要ノードではない場合は、いずれか1つの親ノードとの関連情報を線図で接続するように設定されている。なお、いずれの親ノードとの接続を優先するかは、後述する優先度やアクセス数に基づいて決定するようにしてもよい。
つまり、図7(a)に示すように、例えば、ノード2はノード3と同一階層であるためこれらのノード間は接続されない。また、ノード4については、1つ上位の関連する親ノードがノード2とノード3であるが、ここでは、ノード2との関連性を優先して接続されている。同様に図7(b)では、主要ノードがノード2に変更されているため、同一階層であるノード1、ノード3及びノード4は接続されない。図7(c)では、主要ノードがノード2に変更されているため、同一階層であるノード2及びノード3は接続されない。また、ノード1については、1つ上位の関連する親ノードがノード2とノード3であるが、ここでは、ノード3との関連性を優先して接続されている。
(6)主要ノード情報
主要ノードの初期値は予め設定しておいてもよい。具体的には、例えば、インターネットのホームページ(以下、HPとする)をノードとして表示する場合には、初期値として主要ノードのURLを設定し、ファイルやフォルダをノードとして表示する場合には、そのパスを設定する。また、主要ノードが予め初期設定されていれば、付属ノードも予め取得することができる。付属ノードについては、ノード情報260とは別の記憶部(図示しない)に予めキャッシュとして格納されている情報から取得してもよいし、初期パラメタで設定された主要ノードに基づいて装置起動時に取得するようにしてもよいし、ノード情報260に予め設定しておいてもよい。
以上が、初期パラメタについての説明である。なお、ここで示した(1)〜(6)の設定はあくまでも例示であり、その他にも様々な種類の初期値の設定(例えば、ノードの表示色、背景色等)を行うことができる。
また、上記(1)〜(6)で設定した初期値についてもあくまで例示であり、利用者や開発者によって任意に設定することができる。
図3に戻って、初期パラメタが設定されたら、利用者により表示制御装置が起動される(ステップS302)。ノード情報260に設定された初期パラメタに基づいて主要ノードと付属ノードを決定し、それぞれのノードにリンクする総リンク数を取得する(ステップS303)。画面上の表示ウインドウが複数に分割されているかどうかを判定し(ステップS304)、複数に分かれていなければ何もしない。複数に分かれていれば表示領域を特定する(ステップS305)。ノード情報260に設定された初期パラメタに基づいて、初期値としてのノードの階層数、個数、表示座標、大きさ、形状等の情報を取得する(ステップS306)。
ここで、ノードの表示座標と大きさについて説明する。図8は、ノードの表示座標、大きさに関する図である。図8(a)は、各ノードが表示されるウインドウの座標系の一例を示し、図8(b)は、ノードの大きさを示す図であり、図8(c)は、ノードの座標情報及びノードの大きさが格納されているテーブルの一例を示す。図8(a)に示すように、各ノードはウインドウの座標系上に配置され、その値に基づいて表示される。座標データはノードごとに設定されており、ノードの中心の座標が座標データとして設定されている。
また、図8(b)に示すように、ノードの大きさはノードの高さと幅によって設定される。ここでは、図5の形状テーブルにおける楕円(テーブルNo.2)の例を示す。この場合は、ノードの高さの最大値と幅の最大値が設定される。つまり、いかなる形状であっても、各形状のエクステントの縦と横の長さを設定することで、ノードの大きさが決定される。
図8(c)は、図8(a)で設定された座標と図8(b)で設定された大きさを管理するテーブルである。テーブルに示すように、各ノードごとにX座標、Y座標、ノードの高さ(H)、ノードの幅(W)が設定されている。また、図8(a)には図示していないが、2階層以降のノードがある場合も同様の情報を保持しており、親ノードからの相対的な位置及び相対的な大きさで情報が作成されている。
なお、2階層以降のノードについては、親ノードからの相対的な位置や大きさの情報ではなく、座標における絶対的な位置や大きさの情報を作成してもよい。
図3に戻って、ステップS306で取得した情報(ノードの階層数、ノードの個数)に基づいて表示対象となるノードを特定する(ステップS307)。特定された各ノードのアクセス情報を取得し(ステップS308)、ノードのランク付けを行う(ステップS309)。初期値として取得したノードの表示態様を、取得したアクセス情報、ランク付けによって調整する(ステップS310)。
ここで、ノードのランク付けについて説明する。図9は、ノードにランク付けを行うためのテーブルの一例を示す図である。このテーブル情報は、パラメタ情報270に格納されており、この情報に基づいてランク付けが行われる。図9において、列がパラメタの種類であり、行はその設定値が格納されている。第1列の親ノードからのアクセス数とは、親ノードから本ノードにアクセスされたアクセス数であり、そのアクセス数に応じて設定値が決定する。例えば、アクセス数1〜100であれば設定値1、アクセス数101〜200であれば設定値2というように設定値が決定される。第2列の本ノード自体のアクセス数とは、アクセス元に関わらず、本ノードにアクセスされたアクセス数である。第3列の親ノードからのアクセス率とは、親ノードからリンクしている複数のノードへのアクセス数に対する、本ノードへのアクセス数の割合である。第4列のお気に入りキーワードマッチ度とは、お気に入りのリンク先として利用者が予め登録している場合に、当該お気に入りに使用しているキーワードが、リンク先の情報に含まれるキーワードとマッチしている数である。第5列のジャンル趣味嗜好情報マッチ度とは、予め初期パラメタとして登録されている利用者のジャンルや趣味の情報と、リンク先の情報のジャンルとのマッチ度である。
上記項番1〜5の設定値を合計した値を獲得ポイントとしてポイントテーブルを作成する。これはノードごとのポイント数を示すテーブルである。ポイントが高いほど優先度が高く、この優先度に応じて、初期パラメタで設定した表示位置(初期パラメタの説明における(1)参照)が決定される。すなわち、優先度が高いノードほど中心、画面上方、画面右方に配置される。
なお、図9において、列に示したパラメタは利用者が任意に設定することができ、追加や削除も自由に行うことができる。
また、ここでは、テーブル左方から右方にかけて設定値が低くなっている。つまり、優先したいパラメタをテーブルの左方に設定し、それほど優先しないパラメタについてはテーブルの右方に設定すれば、より利用者の意思を反映した優先度を設定することも可能となる。
さらに、設定値は自由に変更することができ、主要ノードからのアクセス数、本ノード自体のアクセス数、主要ノードからのアクセス率、お気に入りキーワードマッチ度、ジャンル趣味嗜好情報マッチ度に応じた設定値の値も自由に変更できるようにしてもよい。
以上がランク付けについての説明である。次に、ノードの表示形態の調整について説明する。図10は、ノードの表示形態をアクセス情報に基づいて調整する場合の処理を示す図である。図10(a)は、ノードとアクセス情報の関係を対応付けるテーブルであり、図10(b)は、アクセス情報とノード大きさの調整値を対応付けるテーブルであり、図10(c)は、アクセス情報とノードの表示位置の調整値を対応付けるテーブルであり、図10(d)は、アクセス情報に基づいてノードの表示形態を調整した図である。
図10(a)は、主要ノードAについて付属ノードがNo.1〜8まであり、各付属ノードのアクセス情報として、主要ノードAからのアクセス数と主要ノードA以外からの全てのアクセス数とそれらの合計を有する。図10(a)の情報に基づいて付属ノードの表示サイズを調整するためのテーブルが図10(b)のテーブルである。図10(b)は、アクセス数に対応する倍率が設定されている。つまり、アクセス数が50以上あれば、初期パラメタで設定されている表示サイズよりも大きいサイズに設定される。これは、アクセス数が多いノードほど、関連性が深く、利用者にとって目に付き易くするためである。
なお、ここでは、主要ノードAからのアクセス数と主要ノードA以外からのアクセス数の合計アクセス数で倍率を決定しているが、いずれか一方のみでもよいし、重み付けをしてアクセス数の合計を算出してもよい。例えば、主要ノードAからのアクセス数をXとし、主要ノードA以外からのアクセス数をYとすると、アクセス数=sX+tY(s、tは重み係数)としてアクセス数の合計を算出する。
図10(c)は、アクセス数に対応するノード間の距離の調整値が設定されている。アクセス数が50以下の場合にはノード間の距離を1.2倍し、アクセス数が増えるにつれてその調整値を減少させる。つまり、アクセス数が多いほどノード間の距離が近くなるように調整する。これは、アクセス数が多いノードほど(特に、親ノードからのアクセス数が多い場合)、ノード間の関連性が深いと判断でき、関連が強いことをノード間の距離で表現するためである。図10(c)に基づいて実際にノードの表示位置を調整した場合の一例が図10(d)である。ノードAが親ノードであり、ノードB、C、Dが子ノードである。ノードAからノードBへのアクセス数は70であるため、ノード間の距離は1(初期パラメタに設定済みであるとする)である。ノードAからノードCへのアクセス数は10であるため、ノード間の距離は1.2である。ノードAからノードDへのアクセス数は350であるため、ノード間の距離は0.5である。このように、関連性が強いノード間の距離を短くすることで、ノードの関連性の視認性が向上する。
図3に戻って、ステップS310で調整されると、ノード間を接続する線図の表示形態及びノードの表示色を決定する(ステップS311)。
ここで、ノード間を接続する線図の表示形態の決定とノードの表示色の決定について説明する。図11は、ノードを接続する線図の表示形態とノードの表示色を決定するためのテーブルの一例を示す図である。図11(a)は、アクセス数に基づいて線図とノードの表示形態を決定するためのテーブルであり、図11(b)は、更新情報に基づいて線図とノードの表示形態を決定するためのテーブルである。図11(a)において、アクセス数が多くなるに連れてノードを接続する線図が太くなるように対応付けられている。また、ここでは、線図の太さに応じて異なる色が対応付けられており、さらに、一定のアクセス数を超える場合は、点滅表示等のアクションも設定されている。ノードの表示色についても同様にアクセス数に応じて異なる色が対応付けられており、さらに、一定のアクセス数を超える場合は、点滅表示等のアクションが設定されている。
また、図11(b)においては、ノードの更新が新しくなるに連れてノードを接続する線図が太くなるように対応付けられている。例えば1ヶ月前(1M前)の更新の場合は線図の太さは1.2倍であるが、本日の更新の場合は線図の太さは1.5倍になる。また、線図太さに応じて異なる色が対応付けられており、さらに、一定の期間以内に更新があったノードについては、点滅表示等のアクションも設定されている。ノードの表示色についても同様に更新日時の新しさに応じて異なる色が対応付けられており、さらに、一定の期間以内に更新がある場合は、点滅表示等のアクションが設定されている。
図3に戻って、ステップS311で線図の表示形態及びノードの表示色が決定したら表示処理を行って、処理を終了する。
(3.表示形態)
上記処理の結果による表示結果について説明する。図12は、本実施形態に係る表示制御装置が表示処理を行った結果の一例を示した模式図である。図12においては、ウインドウが3つに分割されており、ウインドウ1101がメイン操作ウインドウであり、ウインドウ1102が操作ツール画面等が表示されるウインドウであり、ウインドウ1103が補助画面等に利用されるウインドウである。表示領域特定部251が表示領域(ここでは、ウインドウ1101)を特定し、主要ノード表示態様決定部252と付属ノード表示態様決定部254がウインドウ1101の中央の主要ノードと周囲の付属ノードの表示態様を決定して表示画面に表示する。表示結果は、図12に示すように、主要ノードを中心に、付属ノードが放射状に配置されてそれぞれの親子関係が線図で接続される。
なお、上記にも示したが、見やすさを維持するために、上位、下位の関係にないノード間の線図は、関連があっても線図による接続は行わないようにするのが好ましい。
また、図12に示すように、関連性が大きいノードは大きく表示され、線図も太くなっている。さらに、図12では、ノードの形状が楕円に設定されており、余白領域を検出し、その領域に基づいてノードのサイズが縦と横の変化率を調整しているために全体的にノード間の関連性が見やすく、視認性が大きく向上していることがわかる。
なお、優先度を決定するパラメタには、HPのデザイン上でリンク先が表示される位置や専用ボタンの有無に応じて重み付けを行ってもよい。例えば、リンク先がトップページのタイトル付近にデザインされているような場合には、利用頻度が高い故に、そのような目立つ場所にリンク先が表示されていると判断できる。また、リンク先のURL等が文字列で表示されているよりも、専用のリンクボタンが用意されているほうが、利用頻度が高いと判断できる。すなわち、デザイン上の特徴を解析してパラメタの重み付けに利用してもよい。
また、ノード同士が重なるか否かは、調整済みの座標とノードの大きさ、距離から認識することができ、重なっている場合は、重なったもの同士でアクセス数を比較して、多い方のノードを調整済みの座標で表示し、少ない方のノードを移動させるようにしてもよい。
さらに、図12においてはウインドウが複数に分割されているが、ウインドウはいくつに分割されていてもよい。
さらにまた、付属ノードの表示サイズは、階層が下がるに連れて小さくなるようにしたが、主要ノードのサイズ未満のサイズであれば、下位の階層のノードが上位の階層のノードより大きく表示されてもよい。例えば、リンクの関係では、主要ノード→1階層目の付属ノード→2階層目の付属ノードという階層関係にあるが、優先度等パラメタの関係では、2階層目の付属ノードが、1階層目の付属ノードより主要ノードとの関係が強いと判断される場合には、1階層目の付属ノードよりも2階層目の付属ノードを大きく表示するようにしてもよい。
さらにまた、図12においては、付属ノードが主要ノードから放射状に画面の外側方向に配置されるように表示しているが、必ずしも画面の外側方向に配置されなくてもよい。つまり、2階層目以降の付属ノードについては、その上位の付属ノードよりも画面の中心側(主要ノード側)に配置してもよい。そうすることで、余白領域をより有効に活用することができる。
このように、本実施形態に係る表示制御装置によれば、画面の余白領域に基づいてノードの関連情報を画面に表示するため、余白領域の形状やサイズに合わせて様々な態様でノード及びノードの関連情報を表示することができ、利用者にとって見やすい表示画面を提供することができる。
また、ノードに関するパラメタに基づいて表示するノードの表示サイズを決定するため、設定されたパラメタの値に従って、利用者にとって見やすい表示画面を提供することができる。
さらに、パラメタがノードに対するアクセス数であるため、アクセス数に基づいてノードの表示サイズを決定することができ、ノードの関連性についても利用者にとって見やすい画面を提供することができる。
さらにまた、パラメタに基づいてノードを接続する線図又は主要ノード及び付属ノードの表示位置及び表示色の少なくとも一の属性の表示態様を決定して表示するため、設定されたパラメタの値に従って、ノード間の関連を瞬時に視認することができ、利用者にとって見やすい表示画面を提供することができる。
さらにまた、パラメタを利用者が自ら設定することで、個人の仕様に応じた表示処理を行うことができ、利用者にとって使いやすくなる。
(本発明の第2の実施形態)
以下に、本発明の第2の実施形態について説明する。ここでは、第1の実施形態に係る表示制御装置により表示処理が行われた後に、利用者により付属ノードが新たな主要ノードとして選択された場合の処理について説明する。
図7の説明において少し触れたが、本実施形態においては、付属ノードとして表示されていたノードを主要ノードにし、新たな主要ノードを中心にノード間の関連情報を表示する。図13は、本実施形態に係る表示制御装置のモジュール構成図である。第1の実施形態と異なるのは、主要ノード変更部1310を備える点である。
主要ノード変更部1310は、利用者から入力されたデータに基づいて、利用者が選択した付属ノードを主要ノードとして決定し、その選択された付属ノードを新しい主要ノードとして読込部220に情報を渡す。読込部220は、主要ノード変更部1310から渡された情報に基づいて、利用者が選択した付属ノードを主要ノードとしてノード情報260から情報を読み込む。以降の処理方法は第1の実施形態と同様である。
図14は、選択された付属ノードが新たな主要ノードとして変更された場合のデータの一例を示す図である。図14(a)は、変更前の表示データであり、図14(b)は、変更後の表示データである。ここでは、付属ノードの表示階層が初期パラメタで2階層に設定されているとし、また、3〜5階層のデータはキャッシュとして格納されているとする。つまり、画面上には主要ノード、1階層の付属ノード及び2階層の付属ノードまでが表示され、3階層以降の付属ノードは表示されない。
ここで、利用者により1階層のA−2が選択され、このA−2が新たな主要ノードに変更された場合、図14(b)に示すように、A−1−a、A−1−b及びA−3−aが画面上から非表示となり、新たにA−2−aの1つ下位の階層(3階層)に含まれる付属ノードが画面上に表示されるようになる。
図14のデータを画面上に表示したものが図15である。図15(a)では、主要ノードAに1階層のA−1、A−2及びA−3の付属ノードが接続され、さらに、付属ノードA−1には2階層のA−1−a及びA−1−bの付属ノードが接続され、付属ノードA−2には2階層のA−2−aの付属ノードが接続され、付属ノードA−3には2階層のA−3−aの付属ノードが接続されている。A−2−aの付属ノードには、さらに4つの付属ノードが接続されている。付属ノードの表示階層は初期パラメタで2階層に設定されているため、3階層以降の付属ノードは表示領域に含まれていない。この状態でA−2のノードが利用者により選択され、図の矢印方向(画面中心又は主要ノード領域)にマウスでドラッグされたとする。この操作をトリガにしてA−2の付属ノードは新たな主要ノードに変更され、画面の表示が図15(b)に更新される。
図15(b)では、A−2が主要ノードになっているので、A−2から2階層先の付属ノードが画面上に表示される。つまり、A−1−a、A−1−b及びA−3−aが画面上から消え、新たにA−2−aの1つ下位の階層であるA−2−a−1、A−2−a−2、A−2−a−3及びA−2−a−4が表示される。A−2−a−1、A−2−a−2、A−2−a−3及びA−2−a−4は図14に示すように、予めキャッシュとして格納されているため、表示処理に要する時間は、キャッシュとして格納していない場合と比較して早くなる。
なお、図15(b)の表示が行われた際には、主要ノードが1層ずれたことにより、キャッシュに6階層目の付属ノード(新たな主要ノード配下の付属ノードで6層目に該当する付属ノード)が追加されるようにしてもよい。また、その場合には、新たに主要ノードに変更されたノードからの相対パスで6層目に該当するノードについてはキャッシュから削除するようにしてもよい。
また、初期パラメタ設定されている表示階層に応じてキャッシュに格納する付属ノードの階層数を決定してもよい。例えば、表示階層が2階層に設定されている場合には、2階層先までのノードをキャッシュとして格納しておけば、画面上でいずれの付属ノードが主要ノードに変更されても、キャッシュ上からデータを読み出すことができる。
このように、本実施形態に係る表示制御装置によれば、付属ノードとして表示されていたノードを利用者の操作に従って主要ノードに変更するため、新たに主要ノードとして変更された付属ノードを中心とした新たな関連情報を表示することができ、様々な視点からノードの関連情報を利用者に提供することができる。
(その他の実施形態)
以下に、本発明のその他の実施形態について説明する。ここでは、表示制御装置が、第1の表示領域と第2の表示領域を備える。第1の表示領域には、上記第1又は第2の実施形態における表示結果が表示され、第2の表示領域には第1の表示領域に表示された各ノードの内容情報が表示される。
図16は、本実施形態に係る表示制御装置のモジュール構成図である。第1の実施形態及び第2の実施形態と異なる点は、内容情報取得部1610と内容情報表示制御部1620を備える点である。また、表示画面290は、上記第1又は第2の実施形態における表示結果が表示される第1の表示領域と第1の表示領域に表示された各ノードの内容情報が表示される第2の表示領域とを備える。
内容情報取得部1610は、利用者から入力されたデータに基づいて読込部220が読み込んだノード情報における内容情報をWebサーバ295から取得する処理を行う。
内容情報表示制御部1620は、内容情報取得部1610が取得した内容情報を、第2の表示領域に表示する処理を行う。
なお、内容情報取得部1610は、Webサーバ295から内容情報を取得するようにしたが、予めキャッシュとしてノード情報260に内容情報を格納しておき、読込部220が読み込んだ内容情報を、内容情報取得部1610が受け取るようにしてもよい。その場合、ノード情報260に格納する内容情報は、キャッシュとして予め格納されているノード情報に対応する内容情報を格納しておく。
図17は、内容情報が表示された場合の表示画面の一例を示す図である。ここでは、利用者が、第1の表示領域を画面上の任意の場所に配置することができ、大きさも任意に変更することが可能である。図17においては、第1の表示領域を画面右上に縮小して表示し、第1の表示領域上で選択されているノードの内容情報が第2の表示領域に表示されている。ここで、利用者が、第1の表示領域に表示されている現在選択中のノード以外のノードをマウス等により選択した場合には、第2の表示領域は、新たに選択されたノードの内容情報に更新されて表示される。
なお、第2の表示領域には、第1の表示領域にて利用者により選択されたノードの内容情報を表示するようにしたが、第1の表示領域における主要ノードの内容情報を表示するようにしてもよい。その場合には、上記第2の実施形態にて示したように、利用者が、第1の表示領域にて内容情報を参照したい所定の付属ノードを主要ノードに変更することで内容情報を参照することができる。
このような表示制御装置によれば、ノードの関連情報とノードの内容情報を同一の画面上で表示するため、ノードの内容を参照しながら、そのノードの関連情報を随時参照して、利用者が必要な情報に辿りつく手間を省くことができる。
また、ノードの関連情報とノードの内容情報がリンクして、利用者の選択により表示するノードの内容情報を随時変更するため、操作性が上がり、利用者が作業を効率的に行うことができる。
なお、上記各実施形態において、各ノード情報はインターネットのHPのURL情報でもよいし、ファイルやフォルダのパスの情報でもよい。インターネットのHPのURL情報の場合、ノード間を接続する線図はHP間のリンクを意味する。また、ファイルやフォルダのパスの情報の場合、ノード間を接続する線図は、ファイルが管理されている木構造(ファイル管理が木構造により行われている場合)の親子関係を意味する。
図18は、ノードがURL情報の場合又はファイルやフォルダのパスの情報の場合の処理の一例を示す図である。図18(a)は、ノードがURL情報の場合であり、図18(b)は、ファイルやフォルダのパスの情報の場合である。図a−1では、主要ノードとしてF社HPが設定されており、それにリンクする総務HP、事業推進HP、M社HP等が線図で接続されて表示されている。図a−2で、利用者が総務HPをマウスで選択して矢印の方向にドラッグすると、図a―3に示すように総務HPが主要ノードとなり、総務HPにリンクする福利、人事、就業等のノードが新たに表示される。
図18(b)における図b−1では、主要ノードとしてマイデータが設定されており、マイデータの直下に存在するCデータ、Dデータ、Eデータが線図で接続されて表示されている。図b−2で、利用者がCデータをマウスで選択して矢印の方向にドラッグすると、図b−3に示すようにCデータが主要ノードとなり、Cデータの直下に存在するプログラム、ドキュメント、管理ファイル等のノードが新たに表示される。
なお、フォルダとファイルではノードの表示方法を変えて表示させてもよい。例えば、フォルダのノードとファイルのノードで色を変えたり、ファイルのノードのみを点滅させてもよい。図18(b)においては、管理ファイルのみがファイルであり、その他のノードはフォルダを示している。従って、管理ファイルのみが異なる色で表示されている。
以上の前記各実施形態により本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は実施形態に記載の範囲には限定されず、これら各実施形態に多様な変更又は改良を加えることが可能である。そして、かような変更又は改良を加えた実施の形態も本発明の技術的範囲に含まれる。このことは、特許請求の範囲及び課題を解決する手段からも明らかなことである。
第1の実施形態に係る表示制御装置のハードウェアの構成図である。 第1の実施形態に係る表示制御装置のモジュール構成図である。 第1の実施形態に係る表示制御装置の動作を示すフローチャートである。 優先度に応じた初期値としての表示配置の一例を示す図である。 表示するノードの初期値としての大きさと形状の一例を示す図である。 先読みする階層数を設定した場合の模式図である。 ノードを接続する線図の表示方法を示した図である。 ノードの表示座標、大きさに関する図である。 ノードにランク付けを行うためのテーブルの一例を示す図である。 ノードの表示形態をアクセス情報に基づいて調整する場合の処理を示す図である。 ノードを接続する線図の表示形態とノードの表示色を決定するためのテーブルの一例を示す図である。 第1の実施形態に係る表示制御装置が表示処理を行った結果の一例を示した模式図である。 第2の実施形態に係る表示制御装置のモジュール構成図である。 選択された付属ノードが新たな主要ノードとして変更された場合のデータの一例を示す図である。 図14のデータを画面上に表示した場合の表示画面を示す図である。 その他の実施形態に係る表示制御装置のモジュール構成図である。 内容情報が表示された場合の表示画面の一例を示す図である。 ノードがURL情報の場合又はファイルやフォルダのパスの情報の場合の処理の一例を示す図である。
符号の説明
100 表示制御装置
101 CPU
102 RAM
103 ROM
104 フラッシュメモリ
105 HD
106 LANカード
107 マウス
108 キーボード
109 ビデオカード
109a ディスプレイ
110 サウンドカード
110a スピーカ
111 ドライブ
210 入力部
220 読込部
230 主要ノード決定部
240 付属ノード決定部
250 表示制御部
251 表示領域特定部
252 主要ノード表示態様決定部
253 余白検出部
254 付属ノード表示態様決定部
260 ノード情報
270 パラメタ情報
280 入力データ
290 表示画面
295 Webサーバ
1310 主要ノード変更部
1610 内容情報取得部
1620 内容情報表示制御部

Claims (8)

  1. 複数のノードの情報を階層状に画面に表示する表示制御装置であって、
    前記複数のノードの中から主要となるノードを主要ノードとして決定する主要ノード決定手段と、
    前記主要ノードに関連する付属ノードを前記複数のノードから決定する付属ノード決定手段と、
    前記主要ノード決定手段が決定した主要ノード及び前記付属ノード決定手段が決定した付属ノードの表示態様を前記画面の余白領域に基づいて、当該主要ノードを中心として前記付属ノードを前記主要ノードの周辺に線図で接続した状態で表示し、前記主要ノードのサイズを前記付属ノードのサイズより大きく表示する表示制御手段とを備える表示制御装置。
  2. 請求項1に記載の表示制御装置において、
    前記複数のノードに関するパラメタを格納するパラメタ格納手段を備え、
    前記表示制御手段が、前記パラメタ格納手段に格納されたパラメタに基づいて前記主要ノード及び付属ノードの表示サイズを決定する表示制御装置。
  3. 請求項2に記載の表示制御装置において、
    前記パラメタが、前記複数のノードに対するアクセス数である表示制御装置。
  4. 請求項2または3に記載の表示制御装置において、
    前記表示制御手段が、前記パラメタ格納手段に格納されたパラメタに基づいて前記ノードを接続する線図の表示態様、または、前記主要ノード及び付属ノードの表示位置及び表示色の少なくとも一の属性の表示態様を決定して表示する表示制御装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の表示制御装置において、
    利用者の操作に基づいて、前記表示制御手段が表示した付属ノードのいずれかを主要ノードに変更する主要ノード変更手段を備え、
    前記表示制御手段が、前記主要ノード変更手段にて変更された新たな主要ノードを中心に、当該新たな主要ノードに関連する付属ノードを前記主要ノードと線図で接続した状態で前記主要ノードの周辺に表示し、前記主要ノードの表示領域を前記付属ノードの表示領域より大きく表示する表示制御装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の表示制御装置において、
    前記表示制御手段が、前記主要ノードと前記付属ノードとの接続図を表示する第一の表示領域と、当該第一の表示領域と同一の画面上に当該主要ノードの内容情報を表示する第二の表示領域とで表示する情報制御装置。
  7. 複数のノードの情報を階層状に画面に表示する表示制御方法であって、
    前記複数のノードの中から主要となるノードを主要ノードとして決定する主要ノード決定ステップと、
    前記主要ノードに関連する付属ノードを前記複数のノードから決定する付属ノード決定ステップと、
    前記主要ノード決定ステップで決定された主要ノード及び前記付属ノード決定ステップで決定された付属ノードの表示態様を前記画面の余白領域に基づいて、当該主要ノードを中心として前記付属ノードを前記主要ノードの周辺に線図で接続した状態で表示し、前記主要ノードのサイズを前記付属ノードのサイズより大きく表示する表示制御ステップとを含む表示制御方法。
  8. 複数のノードの情報を階層状に画面に表示するようにコンピュータを機能させる表示制御プログラムであって、
    前記複数のノードの中から主要となるノードを主要ノードとして決定する主要ノード決定手段と、
    前記主要ノードに関連する付属ノードを前記複数のノードから決定する付属ノード決定手段と、
    前記主要ノード決定手段が決定した主要ノード及び前記付属ノード決定手段が決定した付属ノードの表示態様を前記画面の余白領域に基づいて、当該主要ノードを中心として前記付属ノードを前記主要ノードの周辺に線図で接続した状態で表示し、前記主要ノードのサイズを前記付属ノードのサイズより大きく表示する表示制御手段としてコンピュータを機能させる表示制御プログラム。
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