JP6465080B2 - 流体加熱システム - Google Patents

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Description

本発明は、産業プラントで発生した排熱を利用して水その他の流体を加熱する流体加熱システムに関し、排熱を有効利用した省エネ技術に関する。
産業用の加熱システムとしては、例えば特許文献1に記載の加熱システムがある。この加熱システムでは、空気供給路を流れる作動流体(空気)が、直列に配置した排熱回収型ヒートポンプ、ボイラ、及び電気ヒータからなる3つの加熱部で加熱されて高温となる。そして、高温となった作動流体が連続して加熱室に供給される。なお、加熱室からの排ガスの熱は、排熱回収装置によって吸熱導管に一部回収され、その回収された熱が上記排熱回収型ヒートポンプ4で利用される。
この加熱システムでは、系内が必要としている合計熱量と、各加熱部(ヒートポンプ4、電気ヒータ、ボイラ)の効率とを考慮しつつ、経済性評価で各産業用加熱システムの負荷率を算出して、各加熱部のヒートポンプ、電気ヒータ及びボイラを稼動する。
特開2011−145041号公報
排熱回収型ヒートポンプは排熱を利用した省エネ機器ではあるが、発明者らは、より流体の加熱コストを抑えることを考えて、排熱回収型ヒートポンプの代わりに既設の排熱による直接の加熱(排熱回収)による、作動流体としての液体の加熱を考えた。しかし、この場合、排熱回収量では必要熱量が十分ではないため、高温の蒸気を付加するなどの対応が必要であった。
本発明は、上記のような点に着目してなされたものであり、より排熱回収量を最大化して省エネを図りつつ、流体の加熱温度を精度良く制御可能な流体加熱システムの提供を目的とする。
発明者らは、更に、既設の排熱による加熱(排熱回収)と併用して排熱回収型ヒートポンプも利用することで、流体を目標温度まで加熱することを考えた。しかしながら、排熱回収型ヒートポンプと既設の排熱系統の両方を組み合わせて作動流体を加熱する際の最適化について、従来確立していなかった。
ここで、排熱系統からの排熱を熱交換器で回収してそのまま作動流体に付加する場合、排熱系統からの作動流体の排熱回収量を一定に制御することは、別途コストが掛かる。このような排熱系統からの熱回収を考慮した場合、一般には、作動流体が供給される配管の排出口近傍での検出温度(上記加熱装置に供給される作動流体の温度)と目標温度との偏差に応じて、ヒートポンプの負荷を決定する方法を採用すると想定される。しかしながら、この方法では、加熱温度の精度が良くないおそれがある。特に、複数の既設の排熱系統を組み合わせて利用すると特に加熱の変動が大きくなり、複数の既設の排熱系統を組み合わせて加熱する場合における最適化が確立していなかった。
そして、発明者らは、排熱回収系と他の加熱装置とを組み合わせた上で、排熱回収熱量をベースとし、残りの不足熱量をヒートポンプで行わせる制御方法について検討することで、上記の課題を解決した。
すなわち、課題を解決するために、本発明の一態様の流体加熱システムは、管路に供給された流体を目標温度に加熱する流体加熱装置であって、上記管路に供給される流体よりも高温の排熱によって、上記管路に供給された流体を加熱する複数系統の排熱回収機器と、上記管路に供給された流体に対し設定熱量を付加可能な流体加熱装置とを有し、上記複数の排熱回収機器によって、上記管路に供給された流体に排熱回収される熱量である回収熱量を算出する回収熱量算出部と、上記回収熱量算出部が算出した回収熱量に応じて、上記流体加熱装置の設定熱量を決定する負荷演算部と、を備える。
本発明の態様によれば、排熱回収量を最大化し且つヒートポンプなどからなる流体加熱装置の負荷が最小化して、より省エネを図りつつ、加熱精度を向上可能となる。
本発明に基づく実施形態に係る流体加熱システムの構成を示す概念図である。 コントローラの構成を説明する図である。
次に、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
ここで、連続焼鈍ラインは、冷間圧延時に冷延材に付着した圧延油を除去する為に、焼鈍工程に入る前に冷延材をクリーニングタンクで温水クリーニングする。このクリーニング温水の温度を例えば70℃などの設定温度に制御するために、設定温度の温水をクリーニングタンクに連続して供給する。また、クリーニングタンクから排出された温水はスクラバ設備に供給されて洗浄集塵処理が行われ、その洗浄集塵処理後の排温水が、例えば後述の第1の排熱回収機器に供給される。
本実施形態では、上記のクリーニングタンクに設定温度(目標温度)の温水を供給するシステムに、本発明に基づく流体加熱システムを適用する場合を例に挙げて説明する。
<構成>
本実施形態の流体加熱システムは、図1に示すように、流体である軟水(工業用水)を目標温度Tに加熱してクリーニングタンク5に供給する。クリーニングタンク5内の温水は、適宜、スクラバ設備11に排出される。
軟水をクリーニングタンク5に搬送する管路1は、図1に示すように、途中で3つの分岐管路に分岐している。各分岐管路の下流端はそれぞれクリーニングタンク5に接続されている。
ここで、以下の説明では、管路1のうち、分岐するまでの管路部分を第1管路1aと、分岐した3つの管路部分をそれぞれ、第1分岐管路1b、第2分岐管路1c及び第3分岐管路1dと呼ぶ場合もある。
本実施形態では、管路1に供給された軟水を加熱する装置として、2つの排熱回収機器2,3とヒートポンプ4とを備える。ヒートポンプ4は流体加熱装置を構成する。
そして、分岐管路1a、1b、1c毎に、2系統の排熱回収機器2,3の一つ、若しくはヒートポンプ4のいずれかをそれぞれ個別に配置している。具体的には、第1分岐管路1bの途中に第1の排熱回収機器2が介装され、第2分岐管路1cの途中に第2の排熱回収機器3が介装され、第3分岐管路1dの途中にヒートポンプ4が介装されている。
ここで、各排熱回収機器2,3は、管路1に供給される軟水よりも高温(>T1)の排温水や排ガスなどの排流体が流れる排熱導管と、管路1との間で熱交換を行う熱交換器を備え、排温水や排ガスが有する排熱を回収して管路1を流れる軟水に供給する。
各排熱導管を流れる排流体は、特に限定されるものではない。例えば温水クリーニング処理の後段にあるスクラバ設備11で処理した排温水や、加熱炉から出てきた製造物を冷却する際に発生する排流体(排熱)を採用する。
ヒートポンプ4の構成は、公知の構成を採用すれば良く、吸熱用の熱源も特に限定されない。吸熱用の熱源としては、例えば、各種プラントで使用されている冷却用循環水などの低温排熱を利用する。
また、第1温度計21及び第1流量計22が第1管路1aに設けられている。第2温度計23及び第2流量計24が第1分岐管路1bにおける第1の排熱回収機器2の出側に設けられている。第3温度計25及び第3流量計26が第2分岐管路1cにおける第2の排熱回収機器3の出側に設けられている。また、第4温度計27及び第4流量計28が第3分岐管路1dにおけるヒートポンプ4の出側に設けられている。
また、クリーニングタンク5内の温度を測定する第5温度計29を備える。
各温度計21,23,25,27,29及び流量計22,24,26,28の測定値は、コントローラ10に供給される。
ここで、第1温度計21の検出値に基づく管路1の入口での軟水の温度、すなわち管路1に供給される軟水の温度をT1[℃]とし、その供給流量をF1[T/h]とする。F1は第1流量計22によって測定することが出来る。第1の排熱回収機器2の出口温度をT2[℃]、第1の排熱回収機器2を通過する軟水の流量をF2[T/h]とする。T2は第2温度計23によって測定することが出来る。F2は第2流量計24によって測定することが出来る。第2の排熱回収機器3の出口温度をT3[℃]、第1の排熱回収機器2を通過する軟水の流量をF3[T/h]とする。T3は第3温度計25によって測定することが出来る。F3は第3流量計26によって測定することが出来る。また、ヒートポンプ4出側での軟水の温度をT4[℃]、ヒートポンプ4を通過する軟水の流量をF4[T/h]とする。T4は第4温度計27によって測定することが出来る。F4は第4流量計28によって測定することが出来る。また、クリーニングタンク5内の温水の温度をT5[℃]とする。T5は第5温度計29によって測定することが出来る。
コントローラ10は、回収熱量算出部10Aと負荷演算部10Bとを備える。
回収熱量算出部10Aは、2つの分岐管路1b、1cに供給された軟水に各排熱回収機器2,3によって排熱回収される熱量である回収熱量Q1、Q2を算出する。回収熱量算出部10Aは、例えば、軟水における各排熱回収機器2,3に対する入側での温度と出側での温度との温度差から回収熱量を算出する。
本実施形態の回収熱量算出部10Aは、第1分岐管路1bでの第1の排熱回収熱量Q1と、第2分岐管路1cでの第2の排熱回収熱量Q2とを個別に算出し、その合算値を合計排熱回収熱量Qtとして算出する。
第1の排熱回収熱量Q1は、下記(1)式で算出する。第2の排熱回収熱量Q2は、下記(2)式で算出する。合計排熱回収熱量Qtは下記(3)式で算出する。
第1の排熱回収熱量Q1[kcal/hr]
= (T2−T1)[℃]×F2[kg/hr]×1[kcal/℃・kg]
・・・(1)
第2の排熱回収熱量Q2[kcal/hr]
= (T3−T1)[℃]×F3[kg/hr]×1[kcal/℃・kg]
・・・(2)
合計排熱回収熱量Qt[kcal/hr]=Q1 +Q2 ・・(3)
また、負荷演算部10Bは、回収熱量算出部10Aが算出した合計排熱回収熱量Qtに応じて、ヒートポンプ4が供給する設定熱量を決定する。負荷演算部10Bは、例えば、管路1に供給される流体を目標温度Tに加熱するのに要する必要熱量と上記回収熱量算出部10Aが算出した合計排熱回収熱量とから上記設定熱量を決定する。
本実施形態の負荷演算部10Bは、必要熱量算出部10Baと熱源負荷算出部10Bbと稼動制御部10Bcとを備える。
必要熱量算出部10Baは、下記(4)式に基づき、供給された軟水を目標温度Tに加熱するために必要な必要熱量Q3を算出する。
必要熱量Q3[kcal/hr]
= (T−T1)[℃]×F1[kg/hr]×1[kcal/℃・kg]
・・・(4)
なお目標温度Tの代わりにクリーニングタンク5内の温度T5を使用しても良い。
熱源負荷算出部10Bbは、必要熱量算出部10Baが算出した必要熱量Q3と回収熱量算出部10Aが算出した合計排熱回収熱量Qtとに応じて、下記(5)式で、ヒートポンプ4が負担する熱量である熱源負荷Q4を算出する。
熱源負荷Q4[kcal/hr]= Q3−Qt ・・・(5)
稼動制御部10Bcは、熱源負荷算出部10Bbが算出した熱源負荷Q4に応じたヒートポンプ4出側での熱源目標温度を求め、ヒートポンプ4の出側温度T4が熱源目標温度となるように、ヒートポンプ4の駆動制御を行う。
ここで、ヒートポンプ4の出口温度である熱源目標温度Td[℃]は、下記(6)式で算出することが出来る。
Td[℃] = Q4[kcal/hr] /(F4[kg/hr]×1[kcal/℃・kg])+T1[℃]・・・(6)
なお、非常用の補填熱源として、高温の蒸気をクリーニングタンク5に供給する蒸気注入装置12を備える。蒸気注入装置12は、第5温度計29が測定した温度T5となるように蒸気をクリーニングタンク5内に注入する。蒸気注入装置12は、通常時は作動していないが、例えば目標温度Tよりも所定温度だけ下がった場合に作動してクリーニングタンク5内の温度補償を行うように構成してもよい。
<動作その他>
本実施形態の流体加熱システムは、供給される軟水を3つの分岐管路1b、1c、1dに分岐し、分岐した軟水はクリーニングタンク5内で再度合流してクリーニングタンク5に供給される。
ここで、第1管路1aから3つの分岐管路1b、1c、1dへの分岐の割合は、各分岐管路1b、1c、1dの径や管長などで決まる流路抵抗によって自ずと決定されている。このため、管路に供給される軟水の量が一定であれば、各分岐管路1b、1c、1dを流れる流用はほぼ一定に保たれる。
第1分岐管路1bを流れる軟水は、第1の排熱回収機器2によって排熱によって加熱される。同様に、第2分岐管路1cを流れる軟水は、第2の排熱回収機器3によって排熱によって加熱される。また、第3分岐管路1dを流れる軟水は、ヒートポンプ4によって加熱される。
そして、分岐された軟水は、クリーニングタンク5内で再度合流する。このとき、ヒートポンプ4の負荷を制御することで、クリーニングタンク5に供給される軟水の全体としての温度を目標温度Tに調整する。
このとき、本実施形態では、管路1に設置した各流量計および温度計の測定値から、軟水を目標温度Tに加熱するために必要としている必要熱量Q3及び排熱回収可能な熱量Qtを求めることで、排熱回収型ヒートポンプ4が補填すべき熱量Q4を計算にて算出する。
更に、ヒートポンプ4で補填すべき熱量と、排熱回収型ヒートポンプ4の入側での軟水温度T1と出側での軟水温度である出側温度T4とから、排熱回収型ヒートポンプ4からクリーニングタンク5に供給される軟水の温水出口温度の目標値を算出し、算出した目標値となるように排熱回収型ヒートポンプ4に対しフィードバック制御を行う。
これによって、本実施形態にあっては、複数の排熱回収機器2,3と排熱回収型ヒートポンプ4を組み合わせたプロセスにおいて、排熱回収量を最大化し、ヒートポンプ稼動量を最小化した最適な機器制御を行わせることができるようになる。
また、軟水を一旦分岐して、各分岐管路を流れる軟水を、それぞれ個別の排熱回収機器2,3若しくはヒートポンプ4で、加熱することで、排熱回収前の軟水温度T1と排流体の排熱温度との温度差をその分大きく設定出来て、直列に排熱回収機器2,3やヒートポンプ4を直列に配置した場合に比べて、各排流体からの排熱回収の効率が向上する。すなわち、排熱回収系統とヒートポンプ系統を分割して軟水に個別に熱量を供給することで、ヒートポンプで加温する流体流量を最適化し、ヒートポンプ運転効率を最大化でき、省エネ効果を最大限享受することができる。
また、一つの管路1の入口から軟水を供給することで、クリーニングタンク5に供給する、加熱した軟水の供給流量の調整も容易となる。ここで、本実施形態では、軟水を、複数の分岐管路に分岐して流して、クリーニングタンク5で再度合流させる場合を例示している。複数の分岐管路を再度を一つの管路に合流させてからクリーニングタンク5に接続しても良いが、各分岐管路の下流端部を直接クリーニングタンク5に接続した方が、各分岐管路での流路抵抗が小さい。
また、加熱する流体は軟水以外の流体であっても良い。
本実施形態の流体加熱システムは、焼鈍設備に限定されず、冷延設備、メッキ設備など温水などを使用する設備であれば適用可能である。
ここで、上記の実施形態の説明では、利用する排熱が2種類の場合を例示しているが3種類以上の排熱から熱回収を行っても良い。
また流体加熱装置としてヒートポンプ4を例示したが、流体加熱装置がボイラや電気ヒータなどであっても良い。但し、排熱を利用して省エネを達成する観点からは、ヒートポンプ4が好ましい。
1 管路
1a、1b、1c 分岐管路
2 第1の排熱回収機器
3 第2の排熱回収機器
4 ヒートポンプ
5 クリーニングタンク
10 コントローラ
10A 回収熱量算出部
10B 負荷演算部
10Ba 必要熱量算出部
10Bb 熱源負荷算出部
10Bc 稼動制御部
11 スクラバ設備
12 蒸気注入装置

Claims (3)

  1. 管路に供給された流体を目標温度に加熱する流体加熱システムであって、
    上記管路に供給される流体よりも高温の排熱によって、上記管路に供給された流体を加熱する複数系統の排熱回収機器と、上記管路に供給された流体に対し設定熱量を付加可能な流体加熱装置とを有し、
    上記複数系統の排熱回収機器によって、上記管路に供給された流体に排熱回収される熱量である回収熱量を算出する回収熱量算出部と、
    上記回収熱量算出部が算出した回収熱量に応じて、上記流体加熱装置の設定熱量を決定する負荷演算部と、を備えることを特徴とする流体加熱システム。
  2. 上記管路に供給される流体は、複数の分岐管路に分岐して流れたのち再度合流し、
    上記分岐管路毎に、上記複数系統の排熱回収機器の一つ、若しくは上記流体加熱装置のいずれかをそれぞれ配置し、
    上記回収熱量算出部は、上記流体における各排熱回収機器に対する入側での温度と出側での温度との温度差から上記回収熱量を算出し、
    上記負荷演算部は、管路に供給される流体を目標温度に加熱するのに要する必要熱量と上記回収熱量算出部が算出した回収熱量とから上記設定熱量を決定することを特徴とする請求項1に記載した流体加熱システム。
  3. 上記流体加熱装置は排熱回収型ヒートポンプであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載した流体加熱システム。
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