JP6463168B2 - 送風装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の遠心送風機を箱体内に組込んだ送風装置に関する。
従来、建物内の空間を換気する換気装置には、複数の遠心送風機を備える送風装置を用いることがある。このような送風装置は、遠心式ファンとこれを駆動する電動機とを有する複数の遠心送風機が、箱体内に組込まれて構成される。特許文献1では、2台の遠心送風機を送風方向および遠心式ファンの回転軸に沿った方向にずらして配置することで、箱体に形成されたメンテナンス開口から、両方の送風機をメンテナンス可能とする構成が開示されている。
特許第5012260号公報
上述したような送風装置では、メンテナンススペースの確保等の観点から、遠心送風機のファンの回転軸方向への送風装置の小型化要望がある。小型化のために、箱体内で複数の遠心送風機を互いに近づけて配置することで、一方の遠心送風機の吸込口と、隣り合う他方の遠心送風機の吸込口とが接近して対向した状態となる。そのため、双方の遠心送風機の吸込口で空気を奪い合い干渉し合う結果、双方の遠心送風機の吸込口へ流れる空気流に乱れが生じ圧力損失が生じることで、送風装置としての送風性能が低下する場合があった。また、空気流の乱れによって騒音が増大する場合があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、複数の遠心送風機を組み込みつつ、送風性能の向上、騒音の抑制、および装置の小型化を図ることのできる送風装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、互いに対向する第1の壁と第2の壁を有し、箱体吸込口と箱体吐出口が形成された箱体と、第1の遠心式ファンと第1の遠心式ファンを回転させる第1の電動機を有して箱体の内部に収容され、第1の遠心式ファンの両側に空気を吸い込む送風機吸込口が形成された第1の遠心送風機と、第2の遠心式ファンと第2の遠心式ファンを回転させる第2の電動機を有して箱体の内部に収容され、第2の遠心式ファンの片側から空気を吸い込む送風機吸込口が形成された第2の遠心送風機と、第2の遠心式ファンの回転軸および第2の遠心送風機からの空気の吐出方向と垂直な方向から見た場合に、空気の吐出方向と反対方向に向けて間隔が狭くなる形状を呈する第1の整流部と、を備え、第1の遠心送風機は、一方の送風機吸込口を第1の壁に向けて配置され、第2の遠心送風機は、送風機吸込口を第1の壁に向けて配置され、第2の遠心送風機は、第1の遠心送風機よりも空気の吐出方向の下流側、かつ第1の遠心送風機よりも第1の壁側にずらして配置され、第1の整流部は、外側面の一面が第2の遠心送風機の送風機吐出口が形成される面の反対側に当接されることを特徴とする。
本発明にかかる送風装置によれば、複数の遠心送風機を組み込みつつ、送風性能の向上、騒音の抑制、および装置の小型化を図ることができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかる送風装置の斜視図 実施の形態1にかかる送風装置を側方から見た図であって、メンテナンスパネルを外した状態を示す図 実施の形態1にかかる送風装置を上方から見た断面図 実施の形態1における第1の遠心送風機の斜視図 整流部の有無での送風性能グラフ 比較例にかかる送風装置を上方から見た断面図 本発明の実施の形態2にかかる送風装置を上方から見た断面図 実施の形態1にかかる送風装置で整流部交点が第1の遠心送風機の本体気流の上流側送風機吸込口の曲線開始端よりも本体気流の上流側に位置する場合を上方から見た断面図 実施の形態2にかかる送風装置で整流部交点が第1、第2の遠心送風機の本体気流の上流側送風機吸込口の曲線開始端よりも本体気流の上流側に位置する場合を上方から見た断面図
以下に、本発明の実施の形態にかかる送風装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる送風装置の斜視図である。図2は、実施の形態1にかかる送風装置を側方から見た図であって、メンテナンスパネルを外した状態を示す図である。図3は、実施の形態1にかかる送風装置を上方から見た断面図である。図4は、実施の形態1における第1の遠心送風機の斜視図である。本発明の実施の形態1にかかる送風装置70は、建物内に設けられて、建物内の空間を換気する換気装置である。
送風装置70は、内部に送風機を収容する空間が形成された箱体である外側ケーシング1を備える。外側ケーシング1は、第1の壁1aと、第1の壁1aに対向する第2の壁1bとを有して直方体形状を呈している。第2の壁1bには、メンテナンス用のメンテナンス開口8が形成されている。メンテナンス開口8は、着脱可能なメンテナンスパネル15で塞がれている。外側ケーシング1には、第1の壁1aおよび第2の壁1bと異なる壁に、内部に空気を吸い込む箱体吸込口2が形成されている。箱体吸込口2が形成されている壁と対向する壁には、外側ケーシング1の外部に空気を吐き出す箱体吐出口3が形成されている。
外側ケーシング1の内部には、第1の遠心送風機4と第2の遠心送風機5が組み込まれている。第1の遠心送風機4は、第1の電動機41によって回転軸42を中心に回転される第1の遠心式ファン43が、ファンケーシング44に収容されて構成される。ファンケーシング44には、回転軸42の延長線と交差する面の両面に空気を吸い込む送風機吸込口44aが形成されている。すなわち、第1の遠心送風機4は、第1の遠心式ファン43の両側から空気を吸い込む両吸込型遠心送風機である。ファンケーシング44には、回転軸42と垂直となる方向に空気を吐き出す送風機吐出口44bが形成されている。図4にも示すように、両吸込型遠心送風機である第1の遠心送風機4では、第1の電動機41は、一方の送風機吸込口44a側に設けられている。
第2の遠心送風機5は、第2の電動機51によって回転軸52を中心に回転される第2の遠心式ファン53が、ファンケーシング54に収容されて構成される。ファンケーシング54には、回転軸52の延長線と交差する面のうち一方の面に空気を吸い込む送風機吸込口54aが形成されている。ファンケーシング54には、回転軸52と垂直となる方向に空気を吐き出す送風機吐出口54bが形成されている。すなわち、第2の遠心送風機5は、第2の遠心式ファン53の片側から空気を吸い込む片吸込型遠心送風機である。片吸込型遠心送風機である第2の遠心送風機5では、第2の電動機51は、送風機吸込口54aが形成された面の反対側となる面の外側に設けられている。
第1の遠心送風機4は、第1の電動機41が設けられていない送風機吸込口44aが、第1の壁1aに向けて配置される。第2の遠心送風機5は、送風機吸込口54aが、第1の壁1aに向けて配置される。第1の遠心送風機4と第2の遠心送風機5は、回転軸42の延長線および回転軸52の延長線が、第1の壁1aおよび第2の壁1bと交差するように外側ケーシング1内に配置され、空気の吐出方向が一致するようになっている。ここで、吐出方向が一致するとは、吐出方向が概ね一致することを含み、吐出方向が多少ずれた状態も、吐出方向が一致した状態に含まれる。本実施の形態1では、第1の遠心送風機4と第2の遠心送風機5の吐出方向が、図2および図3の紙面上で右方向に一致されている。
また、第2の遠心送風機5は、第1の遠心送風機4よりも第1の壁1a側にずらして配置されている。具体的には、第1の遠心送風機4のファンケーシング44の送風機吐出口44bが形成された面に、第2の遠心送風機5のファンケーシング54が重ならない位置に、第2の遠心送風機5がずらして配置されている。より具体的には、第1の壁1a側への第2の遠心送風機5のずれ量は、第1の遠心送風機4のファンケーシング44の送風機吐出口44bが形成された面の回転軸42に沿った方向の幅X1と等しくなっている。これにより、第1の遠心送風機4から吐出される空気の流れが第2の遠心送風機5によって妨げられにくくなる。
また、第2の遠心送風機5は、第1の遠心送風機4の空気の吐出方向の下流側にずらして配置されている。具体的には、吐出方向の下流側への第2の遠心送風機5のずれ量は、第2の遠心送風機5の送風機吐出口54bと、第2の遠心式ファン53のうち第1の遠心送風機4側となる端部53aとの距離Y1より大きくなっている。これにより、第1の遠心送風機4のファンケーシング44を取り外すことなく、第2の遠心送風機5の第2の遠心式ファン53を取り外すことができ、羽根清掃やモータ交換等のメンテナンスが容易となる。
また、第1の遠心送風機4は、第1の電動機41を第2の壁1bに向けて、外側ケーシング1内に配置されている。また、第2の遠心送風機5は、第2の電動機51を第2の壁1bに向けて、外側ケーシング1内に配置されている。
第1の遠心送風機4のファンケーシング44の送風機吐出口44bが形成された面と、外側ケーシング1の第2の壁1bとの間には、仕切り壁19が設けられている。また、第2の遠心送風機5のファンケーシング54の送風機吐出口54bが形成された面と、外側ケーシング1の第1の壁1aとの間には、仕切り壁19が設けられている。
外側ケーシング1の内部空間のうち、第1の遠心送風機4、第2の遠心送風機5および仕切り壁19よりも箱体吸込口2側となる領域が吸込風路20となり、箱体吐出口3側となる領域が吐出風路21となる。これは、外側ケーシング1の内部空間が、第1の遠心送風機4の送風機吸込口44aおよび第2の遠心送風機5の送風機吸込口54aが面する吸込風路20と、第1の遠心送風機4の送風機吐出口44bおよび第2の遠心送風機5の送風機吐出口54bが面する吐出風路21とに区切られていると換言できる。上述した第1の遠心送風機4、第2の遠心送風機5および仕切り壁19の配置によって、第2の遠心送風機5が有する第2の電動機51は、吐出風路21内に露出される。また、第2の電動機51は、第1の遠心送風機4の送風機吐出口44bに対向する位置に設けられることとなる。
吸込風路20には、第1の整流部31が設けられる。第1の整流部31は、図3に示すように回転軸52および第2の遠心送風機5からの空気の吐出方向と垂直な方向から見た場合、すなわち上方から見た場合に三角形形状を呈し、全体として三角柱形状を呈するものである。ここでいう三角形形状には、概ね三角形形状を呈する形状が含まれ、図3に示すように角部が直線状に面取りされた三角形も含まれる。第1の整流部31は、外側面のうち四角形形状を呈する一面が、第2の遠心送風機5のファンケーシング54の送風機吐出口54bが形成される面の反対側の面に当接させて貼り付けられている。なお、ファンケーシング54に貼り付けられた第1の整流部31の一面を底面31aという。また、第1の整流部31の形状については、第2の遠心送風機5の空気の吐出方向と反対方向に向けて互いの間隔が狭くなるテーパ面31b,31cを有するとも換言できる。
また、第1の整流部31は、第1の遠心送風機4の第1の壁1a側の送風機吸込口44aに対向する位置まで延びている。なお、第1の整流部31に対して図3に示すような面取りがなされていない場合には、平面視における三角形形状の頂点が交点Aとなる。なお、面取りがなされている場合には、テーパ面31b,31cの延長線の交差する点が交点Aとなる。
このような第1の整流部31の形状により、送風機吸込口44aと対向する位置で空気の流れの向きを送風機吸込口44a側に向けることができるので、送風機吸込口44aに向けて空気を円滑に案内することができる。
テーパ面31bは第2の遠心送風機5の吸込面とファンケーシング54の送風機吐出口54bが形成される面の反対側の面の交点から始まり、第1の整流部31の交点Aは、回転軸42の延長線よりも本体気流の上流側(第1の遠心送風機4、第2の遠心送風機5の空気の吐出方向の反対側)となる位置に設けられることが好ましく、まず、この交点Aが回転軸42から第1の遠心送風機4の本体気流の送風機吸込口44aの曲線開始端の間に位置する場合、第2の遠心式ファン53の回転軸52および第2の遠心送風機5からの空気の吐出方向と垂直な方向から見た場合に、第1の整流部31の交点Aは、第2の遠心式ファン53の回転軸52に沿った方向での第1の壁1aとの距離L2が、第2の遠心送風機5の必要風量に応じた距離となる位置に設けられる。この交点Aの位置を、「第2の遠心送風機5の必要風量に基づいて定めた交点Aの位置」とする。これにより、第1の壁1aと第1の整流部31によって形成される流路が狭くなりすぎて、送風機吸込口54aに向けた空気の流れが阻害されてしまうことを抑制できる。
また、第1の整流部31の交点Aは、第1の遠心式ファン43の回転軸42に沿った方向での第1の遠心送風機4の第1の壁1a側の送風機吸込口44aとの距離L1が、第1の遠心送風機4の必要風量に応じた距離となる位置に設けられてもよい。この交点Aの位置を、「第1の遠心送風機4の必要風量に基づいて定めた交点Aの位置」とする。次に、第1の整流部31の交点Aが第1の遠心送風機4の本体気流の送風機吸込口44aの曲線開始端よりも本体気流の上流側に位置する場合(図8を参照)、第1の遠心送風機4の本体気流の送風機吸込口44aの曲線開始端と第1の遠心送風機4の本体気流の送風機吸込口44aの曲線開始端を通り回転軸42方向のテーパ面31cの距離L6が第1の遠心送風機の必要風量に応じた幅以上になるように第1の整流部31の交点Aを設定する。これにより、第1の整流部31が送風機吸込口44aと対向する領域を覆いすぎて、送風機吸込口44aに向けた空気の流れが阻害されてしまうことを抑制できる。
ここで、「第2の遠心送風機5の必要風量に基づいて定めた交点Aの位置」と、「第1の遠心送風機4の必要風量に基づいて定めた交点Aの位置」とが一致しない場合には、「第2の遠心送風機5の必要風量に基づいて定めた交点Aの位置」と、「第1の遠心送風機4の必要風量に基づいて定めた交点Aの位置」との間の任意の位置に交点Aを設けてもよい。ここの必要風量とは送風装置全体での必要な風量を第1の遠心送風機4および第2の遠心送風機5の合計で発生させるために各送風機で必要な風量であり、第1の遠心送風機4および第2の遠心送風機5の風量をそれぞれQ1、Q2とした場合、L1,L2はQ1:Q2≒L1:L2となる。
また、送風装置70の小型化を図るためには第2の遠心送風機5と第1の壁1aとの距離を可能な限り狭くすることが望ましい。ここで、第2の遠心送風機5と第1の壁1aとの距離を一定以上狭くしてしまうと、上流側にある第1の遠心送風機4側に気流が偏って流れてしまい、第2の遠心送風機5に気流が流れ込みにくくなる。
一方、本実施の形態1では、第1の整流部31によって、第1の遠心送風機4と第2の遠心送風機5の両方に円滑に空気を流すことが可能となる。そのため、第2の遠心送風機5と第1の壁1aとの距離を、第1の整流部31を設けていない場合よりも狭くすることが可能となる。
ここで、第2の遠心送風機5と第1の壁1aとの距離を可能な限り狭くするため羽根外径280mm、羽根幅140mmの遠心送風機において、整流部材有無とL2寸法を振り第2の送風機の送風性能評価を行った。図5に横軸にL2寸法、縦軸に同一動作点での第2の送風機の空気出力を記した、整流部材の有無での実測比較グラフを示す。さらに第1の遠心送風機4を動作させない状態、つまり第1の遠心送風機4の吸込みが第2の遠心送風機5の吸込みに影響を及ぼさない条件での送風性能も示す。図5が示すように、整流部材有りでは第1の遠心送風機4を動作させない状態と同様の風量を発揮する。すなわち、整流部材が有る場合では第1の遠心送風機4の吸込みが第2の遠心送風機5の送風性能へほとんど影響しないことがわかる。しかし、整流部材無しで有りの場合と同一の空気出力が必要な場合、整流部材有りと比べ図3に示す距離L2を大きくする必要であることがわかり、整流部材によって第1の遠心送風機4の吸込による影響が軽減されていることがわかる。
このように、第1の整流部31を設けることで、送風装置70の小型化を図ることができる。なお、第1の整流部31は歩留りおよび製作の容易さを考え、直角三角形状をしているが、本体気流上流方向に互いに間隔の狭くなる三角形状または、円弧形状でもよく、また、頂点は面取りされて上方から見た場合に直線形状とされているが、円弧形状の面取り、または面取りをしない場合であっても、送風性能の向上を図ることができる。
図6は、比較例にかかる送風装置を上方から見た断面図である。比較例にかかる送風装置170では、第1の遠心送風機104および第2の遠心送風機105のどちらも両吸込型遠心送風機である。そのため、第1の遠心送風機104と第2の遠心送風機105との間に、隙間を設ける必要がある。第1の遠心送風機104と第2の遠心送風機105との間に流入する空気は、第1の遠心送風機104に吸い込まれる気流と、第2の遠心送風機105に吸い込まれる気流とが逆方向を向くため、気流間で干渉が生じやすい。気流間で干渉が生じることで送風性能の低下を招くおそれがある。また、気流間で干渉が生じないように第1の遠心送風機104と第2の遠心送風機105との間隔を広げれば、送風装置170の小型化が阻害される。
一方、本実施の形態1にかかる送風装置70によれば、両吸込型遠心送風機である第1の遠心送風機4と片吸込型遠心送風機である第2の遠心送風機5を併用したことで、吸込風路20において、第1の遠心送風機4よりも第1の壁1a側では、第1の遠心送風機4および第2の遠心送風機5に吸い込まれる際の空気の向きが第2の壁1bに向かう方向に統一される。そのため、吸込風路20内で気流の干渉が生じにくく、送風性能の向上を図ることができる。また、気流の乱れを抑えて、騒音の抑制を図ることができる。
また、両吸込型遠心送風機と片吸込型遠心送風機の併用によって、第1の遠心送風機4と第2の遠心送風機5との間に、第1の遠心式ファン43の回転軸42および第2の遠心式ファン53の回転軸52に沿った隙間を設ける必要がない。そのため、第1の遠心送風機4と第2の遠心送風機5との間に隙間を設けるよりも送風装置70の小型化を図ることができる。このように、両吸込型遠心送風機と片吸込型遠心送風機の併用および第1の整流部31の設置によって、送風装置70のより一層の小型化を図ることができる。
また、メンテナンスの際は、外側ケーシング1のメンテナンスパネル15を取り外せば、第1の遠心送風機4と第2の遠心送風機5の両方がメンテナンス開口8に臨む。吐出方向の下流側への第2の遠心送風機5のずれ量が、距離Y1より大きくなっているため、第1の遠心送風機4だけでなく第2の遠心送風機5の第2の電動機51および第2の遠心式ファン53の全体がメンテナンス開口8に臨む。そのため、第1の遠心送風機4および仕切り壁19を取り外さずに、メンテナンス開口8を通して第2の遠心送風機5のメンテナンスを行うことができる。
また、メンテナンス開口8が形成された第2の壁1b側に第1の電動機41および第2の電動機51を向けて第1の遠心送風機4および第2の遠心送風機5が配置されているので、第1の電動機41および第2の電動機51もメンテナンス開口8に臨む。そのため、第1の遠心送風機4および第2の遠心送風機5を外側ケーシング1から取り出さずに、第1の電動機41および第2の電動機51の触診を行うことが可能となり、メンテナンス性の向上を図ることができる。
また、第2の遠心送風機5に用いた片吸込型遠心送風機では、送風機吸込口54aから吸い込まれる空気によって運転中の第2の電動機51を冷却するために、第2の電動機51を送風機吸込口54aに設けることが一般的である。この場合、送風機吸込口54aの一部が第2の電動機51で塞がれるため、流路断面積が狭められて流路抵抗が増大することで、圧力損失が大きくなって送風性能が低下しやすい。
一方、本実施の形態1では、ファンケーシング54の送風機吸込口54aが形成された面の反対側となる面の外側が吐出風路21となっており、第1の遠心送風機4から吐出された空気が流れている。そのため、送風機吸込口54aが形成された面の反対側となる面の外側に第2の電動機51を設けた場合であっても、本実施の形態1にかかる送風装置70のように第2の電動機51を吐出風路21に露出させれば、第1の遠心送風機4から吐出された空気によって第2の電動機51の冷却を図ることができる。そのため、送風機吸込口54aが第2の電動機51に塞がれず、第2の電動機51を送風機吸込口54aに設ける場合に比べて、送風性能の向上を図ることができる。
また、両吸込型遠心送風機では、片側の送風機吸込口に電動機が設けられている。したがって、電動機の冷却に用いられる空気は、片側の送風機吸込口から吸い込まれる空気、すなわち両吸込型遠心送風機に吸い込まれる空気の半分だけが電動機の冷却に用いられる。一方、送風装置70では、第2の遠心送風機5の第2の電動機51は吐出風路21に露出しており、第1の遠心送風機4から吐出されるほとんどの空気を用いて冷却される。したがって、一般的な両吸込型遠心送風機に設けられる電動機よりも高い効率での冷却が図られる。
なお、第2の遠心送風機5の吐出方向へのずれ量は、第2の遠心式ファン53がファンケーシング54から回転軸52方向に真直ぐ取り出せる距離関係であればよい。したがって、図3に示した距離Y1よりも、大きなずれ量であっても構わない。また、第1の整流部31の形状は三角柱形状に限られず、整流効果を得ることができる上述した本体気流の上流側に向けて幅が狭くなる形状であればよい。
実施の形態2.
図7は、本発明の実施の形態2にかかる送風装置を上方から見た断面図である。なお、上記実施の形態1と同様の構成については、同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
本実施の形態2にかかる送風装置80では、第1の遠心送風機4および第2の遠心送風機5に加えて、第3の遠心送風機6が外側ケーシング1の内部に追加されている。
第3の遠心送風機6は、第3の電動機61によって回転軸62を中心に回転される第3の遠心式ファン63が、ファンケーシング64に収容されて構成される。ファンケーシング64には、回転軸62の延長線と交差する面のうち一方の面に空気を吸い込む送風機吸込口64aが形成されている。ファンケーシング64には、回転軸62と垂直となる方向に空気を吐き出す送風機吐出口64bが形成されている。すなわち、第3の遠心送風機6は、第3の遠心式ファン63の片側から空気を吸い込む片吸込型遠心送風機である。片吸込型遠心送風機である第3の遠心送風機6では、第3の電動機61は、送風機吸込口64aが形成された面の反対側となる面の外側に設けられている。
第3の遠心送風機6は、送風機吸込口64aが、第1の壁1aに向けて配置される。第3の遠心送風機6は、第1の遠心送風機4および第2の遠心送風機5と空気の吐出方向が一致するように外側ケーシング1内に配置される。
また、第3の遠心送風機6は、第2の遠心送風機5よりも第1の壁1a側にずらして配置されている。具体的には、第2の遠心送風機5のファンケーシング54の送風機吐出口54bが形成された面に、第3の遠心送風機6のファンケーシング64が重ならない位置に、第3の遠心送風機6がずらして配置されている。より具体的には、第2の遠心送風機5に対する第1の壁1a側への第3の遠心送風機6のずれ量は、第2の遠心送風機5のファンケーシング54の送風機吐出口54bが形成された面の回転軸52に沿った方向の幅X2と等しくなっている。これにより、第2の遠心送風機5から吐出される空気が第3の遠心送風機6によって妨げられにくくなる。
また、第3の遠心送風機6は、第2の遠心送風機5の空気の吐出方向の下流側にずらして配置されている。具体的には、吐出方向の下流側への第3の遠心送風機6のずれ量は、第3の遠心送風機6の送風機吐出口64bと、第3の遠心式ファン63のうち第2の遠心送風機5側となる端部63aとの距離Y2よりも大きくなっている。これにより、第2の遠心送風機5のファンケーシング54を取り外すことなく、第2の遠心送風機5の遠心式ファン53を取り外すことができ、羽根清掃やモータ交換等のメンテナンスが容易となる。
また、第3の遠心送風機6は、第3の電動機61を第2の壁1bに向けて、外側ケーシング1内に配置されている。
吸込風路20には、第2の整流部32が設けられる。第2の整流部32は、図7に示すように回転軸62および第3の遠心送風機6からの空気の吐出方向と垂直な方向から見た場合、すなわち上方から見た場合に三角形形状を呈し、全体として三角柱形状を呈するものである。ここでいう三角形形状には、概ね三角形形状を呈する形状が含まれ、図7に示すように角部が直線状に面取りされた三角形も含まれる。第2の整流部32は、外側面のうち四角形形状を呈する一面が、第3の遠心送風機6のファンケーシング64の送風機吐出口64bが形成される面の反対側の面に当接させて貼り付けられている。なお、ファンケーシング64に貼り付けられた第2の整流部32の一面を底面32aという。
また、第2の整流部32は、第2の遠心送風機5の送風機吸込口54aに対向する位置まで延びている。テーパ面32b,32cの延長線の交差する点を交点Cとする。なお、第2の整流部32に対して図7に示すような面取りがなされていない場合には、平面視における三角形形状の頂点が交点Cとなる。
テーパ面32bは第3の遠心送風機6の吸込面とファンケーシング64の送風機吐出口64bが形成される面の反対側の面の交点から始まり、第2の整流部32の交点Cは、回転軸52の延長線よりも本体気流の上流側となる位置に設けられることが好ましく、まず、この交点Aが回転軸52から第2の遠心送風機5の本体気流の送風機吸込口54aの曲線開始端の間に位置する場合、第3の遠心式ファン63の回転軸62および第3の遠心送風機6からの空気の吐出方向と垂直な方向から見た場合に、第2の整流部32の交点Cは、第3の遠心式ファン63の回転軸62に沿った方向での第1の壁1aとの距離L4が、第3の遠心送風機6の必要風量に応じた距離となる位置に設けられる。この交点Cの位置を、「第3の遠心送風機6の必要風量に基づいて定めた交点Cの位置」とする。これにより、第1の壁1aと第の整流部32によって形成される流路が狭くなりすぎて、送風機吸込口64aに向けた空気の流れが阻害されてしまうことを抑制できる。
また、第2の整流部32の交点Cは、第2の遠心式ファン53の回転軸52に沿った方向での第2の遠心送風機5の第1の壁1a側の送風機吸込口54aとの距離L3が、第2の遠心送風機5の必要風量に応じた距離となる位置に設けられてもよい。この交点Cの位置を、「第2の遠心送風機5の必要風量に基づいて定めた交点Cの位置」とする。次に、第2の整流部32の交点Cが第2の遠心送風機5の本体気流の送風機吸込口54aの曲線開始端よりも本体気流の上流側に位置する場合(図9を参照)、第2の遠心送風機5の本体気流の送風機吸込口54aの曲線開始端と第2の遠心送風機5の本体気流の送風機吸込口54aの曲線開始端を通り回転軸52方向のテーパ面32cの距離L7が第2の遠心送風機5の必要風量に応じた幅以上になるように第2の整流部32の交点Cを設定する。これにより、第2の整流部32が送風機吸込口54aと対向する領域を覆いすぎて、送風機吸込口54aに向けた空気の流れが阻害されてしまうことを抑制できる。
ここで、「第3の遠心送風機6の必要風量に基づいて定めた交点Cの位置」と、「第2の遠心送風機5の必要風量に基づいて定めた交点Cの位置」とが一致しない場合には、「第3の遠心送風機6の必要風量に基づいて定めた交点Cの位置」と、「第2の遠心送風機5の必要風量に基づいて定めた交点Cの位置」との間の任意の位置に交点Cを設けてもよい。ここの必要風量とは送風装置全体での必要な風量を第1の送風機及び第2の送風機、第3の送風機の合計で発生させるために各送風機で必要な風量であり、第1の送風機及び第2の送風機、第3の送風機の風量をそれぞれQ3、Q4、Q5とした場合、L3,L4、L5はQ3:Q4:Q5≒L3:L4:L5となる。
このように、第2の整流部32を設けることで、第1の整流部31を設けた場合と同様に、送風性能の向上によって送風装置80の小型化を図ることができる。なお、第2の整流部32の頂点は面取りされて上方から見た場合に直線形状とされているが、歩留りおよび製作の容易さを考え、円弧形状の面取りや面取りをしない場合であっても、送風性能の向上を図ることができる。
また、本実施の形態2にかかる送風装置80によれば、両吸込型遠心送風機である第1の遠心送風機4と片吸込型遠心送風機である第2の遠心送風機5および第3の遠心送風機6を併用したことで、吸込風路20内で気流の干渉が生じにくく、送風性能の向上を図ることができる。
また、両吸込型遠心送風機と片吸込型遠心送風機の併用によって、第2の遠心送風機5と第3の遠心送風機6との間に隙間を設ける必要がない。そのため、第2の遠心送風機5と第3の遠心送風機6との間に隙間を設けるよりも送風装置80の小型化を図ることができる。
また、メンテナンスの際は、外側ケーシング1のメンテナンスパネル15を取り外せば、第1の遠心送風機4、第2の遠心送風機5および第3の遠心送風機6がメンテナンス開口8に臨む。第3の遠心送風機6の全体がメンテナンス開口8に臨むため、第1の遠心送風機4、第2の遠心送風機5および仕切り壁19を取り外さずに、メンテナンス開口8を通して第3の遠心送風機6のメンテナンスを行うことができる。
また、メンテナンス開口8が形成された第2の壁1b側に第1の電動機41、第2の電動機51および第3の電動機61を向けて第1の遠心送風機4、第2の遠心送風機5および第3の遠心送風機6が配置されているので、第1の電動機41、第2の電動機51および第3の電動機61もメンテナンス開口8に臨む。そのため、第1の遠心送風機4、第2の遠心送風機5、第3の遠心送風機6を外側ケーシング1から取り出さずに、第1の電動機41、第2の電動機51および第3の電動機61の触診を行うことが可能となり、メンテナンス性の向上を図ることができる。
また、第2の遠心送風機5と同様に、送風機吸込口64aが形成された面の反対側となる面の外側に第3の電動機61を設けることで、第2の遠心送風機5から吐出された空気によって第3の電動機61の冷却を図ることができる。そのため、送風機吸込口64aが第3の電動機61に塞がれず、第3の電動機61を送風機吸込口64aに設ける場合に比べて、送風性能の向上を図ることができる。
なお、第3の遠心送風機6の吐出方向へのずれ量は、第3の遠心式ファン63がファンケーシング64から回転軸62方向に真直ぐ取り出せる関係であればよく、距離Y2よりも、大きなずれ量であっても構わない。
また、本実施の形態2で示すように、片吸込型遠心送風機をずらして追加していくことで、遠心送風機自体を大きくせずに、送風装置の風量を増やすことが可能となる。遠心送風機を大きくすることで風量の増加を図った場合には、送風装置の高さも高くなってしまう。近年では、室内空間を広くするために、天井高さを大きくする傾向がある。それに伴って、天井内空間の高さが小さくなる傾向があるため、片吸込型遠心送風機の追加によって、送風装置自体の高さを抑えて風量の増加が可能であることは有意であるといえる。
なお、外側ケーシング1内に組み込まれる送風機の数は3台に限られず4台以上であっても構わない。4台以上の送風機を組み込む場合にも、第1の遠心送風機よりも第1の壁1a側に組み込まれる遠心送風機に対して整流部を設けることで、送風性能の向上による送風装置の小型化を図ることができる。また、第2の整流部32の形状は三角柱形状に限られず、整流効果を得ることができる上述したテーパ面を有する形状であればよい。
また、外側ケーシング1内に組み込まれる遠心送風機は外側ケーシング1内で角度を設けて設置してもよい。図7では、第1の遠心送風機4が角度を設けて設置された例を示している。この場合であっても、第1の遠心式ファン43の回転軸42に沿った方向での第1の整流部31の交点Aと送風機吸込口44aとの距離L5もしくは図9に示す距離L8が第1の遠心送風機4の必要風量に応じた幅以上あればよい。このように、交点A,Cの位置は、遠心式ファン43,53の回転軸42,52に沿った方向での、第1の壁1aまたは送風機吸込口44a,54aとの距離を、各遠心送風機の必要風量に基づいて確保できる位置とすればよい。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 外側ケーシング(箱体)、1a 第1の壁、1b 第2の壁、2 箱体吸込口、3 箱体吐出口、4 第1の遠心送風機、5 第2の遠心送風機、8 メンテナンス開口、15 メンテナンスパネル、19 仕切り壁、20 吸込風路、21 吐出風路、31 第1の整流部、31a 底面、32 第2の整流部、32a 底面、41 第1の電動機、42 回転軸、43 第1の遠心式ファン、44 ファンケーシング、44a 送風機吸込口、44b 送風機吐出口、51 第2の電動機、52 回転軸、53 第2の遠心式ファン、54 ファンケーシング、54a 送風機吸込口、54b 送風機吐出口、70,80,170 送風装置、104 第1の遠心送風機、105 第2の遠心送風機。

Claims (15)

  1. 互いに対向する第1の壁と第2の壁を有し、箱体吸込口と箱体吐出口が形成された箱体と、
    第1の遠心式ファンと前記第1の遠心式ファンを回転させる第1の電動機を有して前記箱体の内部に収容され、前記第1の遠心式ファンの両側に空気を吸い込む送風機吸込口が形成された第1の遠心送風機と、
    第2の遠心式ファンと前記第2の遠心式ファンを回転させる第2の電動機を有して前記箱体の内部に収容され、前記第2の遠心式ファンの片側から空気を吸い込む送風機吸込口が形成された第2の遠心送風機と、
    前記第2の遠心式ファンの回転軸および前記第2の遠心送風機からの空気の吐出方向と垂直な方向から見た場合に、互いに対向するテーパ面を有し、空気の吐出方向と反対方向に向けて前記テーパ面の間隔が狭くなる形状を呈する第1の整流部と、を備え、
    前記第1の遠心送風機は、一方の送風機吸込口を前記第1の壁に向けて配置され、
    前記第2の遠心送風機は、送風機吸込口を前記第1の壁に向けて配置され、
    前記第2の遠心送風機は、前記第1の遠心送風機よりも空気の吐出方向の下流側、かつ前記第1の遠心送風機よりも前記第1の壁側にずらして配置され、
    前記第1の整流部は、前記第2の遠心送風機の送風機吐出口が形成される面の反対側に設けられることを特徴とする送風装置。
  2. 前記第2の遠心式ファンの回転軸および前記第2の遠心送風機からの空気の吐出方向と垂直な方向から見た場合に、前記第1の整流部のテーパ面同士の延長線の交点は、前記第2の遠心式ファンの回転軸に沿った方向での前記第1の壁との距離が、前記第2の遠心送風機の必要風量に応じた距離となる位置に設けられ、前記第1の遠心送風機の風量をQ1、前記第2の遠心送風機の風量をQ2とした場合、Q1:Q2≒L1:L2となることを特徴とする請求項に記載の送風装置。
  3. 前記第1の整流部は、前記第2の遠心送風機に当接された前記第1の整流部の一面から、前記第1の遠心送風機の前記一方の送風機吸込口と対向する位置まで延びていることを特徴とする請求項に記載の送風装置。
  4. 前記第2の遠心式ファンの回転軸および前記第2の遠心送風機からの空気の吐出方向と垂直な方向から見た場合に、前記第1の整流部のテーパ面同士の延長線の交点は、前記第1の遠心式ファンの回転軸の延長線と重なる位置、または前記第1の遠心式ファンの回転軸の延長線よりも前記第2の遠心送風機から離れた位置に設けられることを特徴とする請求項に記載の送風装置。
  5. 前記第1の遠心式ファンの回転軸および前記第1の遠心送風機からの空気の吐出方向と垂直な方向から見た場合に、前記第1の整流部のテーパ面同士の延長線の交点は、前記第1の遠心式ファンの回転軸に沿った方向での前記第1の遠心送風機の前記一方の送風機吸込口との距離が、前記第1の遠心送風機の必要風量に応じた距離となる位置に設けられることを特徴とする請求項に記載の送風装置。
  6. 前記第2の壁には、メンテナンス用のメンテナンス開口が形成されていることを特徴とする請求項1からのいずれか1つに記載の送風装置。
  7. 前記第1の遠心送風機は、前記第1の電動機を前記第2の壁に向けて配置されることを特徴とする請求項に記載の送風装置。
  8. 前記第2の遠心送風機は、前記第2の電動機を前記第2の壁に向けて配置されることを特徴とする請求項またはに記載の送風装置。
  9. 前記第2の遠心送風機の前記第1の壁側へのずれ量は、前記第1の遠心送風機のファンケーシングの送風機吐出口が形成された面の前記第1の遠心式ファンの回転軸に沿った方向の幅と等しいことを特徴とする請求項1からのいずれか1つに記載の送風装置。
  10. 前記第2の遠心送風機の吐出方向の下流側へのずれ量は、前記第2の遠心送風機の送風機吐出口から前記第2の遠心式ファンのうち前記第1の遠心送風機側となる端部との距離より大きいことを特徴とする請求項1からのいずれか1つに記載の送風装置。
  11. 第3の遠心式ファンと前記第3の遠心式ファンを回転させる第3の電動機を有して前記箱体の内部に収容され、前記第3の遠心式ファンの片側から空気を吸い込む送風機吸込口が形成された第3の遠心送風機と、
    前記第3の遠心式ファンの回転軸および前記第3の遠心送風機からの空気の吐出方向と垂直な方向から見た場合に、空気の吐出方向と反対方向に向けて間隔が狭くなるテーパ面を有する第2の整流部と、をさらに備え、
    前記第3の遠心送風機は、送風機吸込口を前記第1の壁に向けるとともに、前記第2の遠心送風機よりも空気の吐出方向の下流側、かつ前記第2の遠心送風機よりも前記第1の壁側にずらして配置され、
    前記第2の整流部は、前記第3の遠心送風機の送風機吐出口が形成される面の反対側に設けられることを特徴とする請求項に記載の送風装置。
  12. 前記第3の遠心式ファンの回転軸および前記第3の遠心送風機からの空気の吐出方向と垂直な方向から見た場合に、前記第2の整流部のテーパ面の延長線の交点は、前記第1の壁との距離が、前記第3の遠心送風機の必要風量に応じた距離となる位置に設けられ、前記第3の遠心送風機の風量をQ3、前記第2の遠心送風機の風量をQ4、前記第1の遠心送風機の風量をQ5とした場合、Q3:Q4:Q5≒L3:L4:L5となることを特徴とする請求項11に記載の送風装置。
  13. 前記第2の遠心式ファンの回転軸および前記第2の遠心送風機からの空気の吐出方向と垂直な方向から見た場合に、前記第2の整流部のテーパ面同士の延長線の交点は、前記第2の遠心式ファンの回転軸に沿った方向での前記第2の遠心送風機の送風機吸込口との距離が、前記第2の遠心送風機の必要風量に応じた距離となる位置に設けられることを特徴とする請求項11に記載の送風装置。
  14. 前記第2の遠心式ファンの回転軸および前記第2の遠心送風機からの空気の吐出方向と垂直な方向から見た場合に、前記第1の整流部のテーパ面同士の延長線の交点は、前記第2の遠心式ファンの回転軸に沿った方向での前記第2の遠心送風機の送風機吸込口との距離が、前記第2の遠心送風機の必要風量に応じた距離となる位置に設けられることを特徴とする請求項11から13のいずれか1つに記載の送風装置。
  15. 前記第1の遠心式ファンの回転軸および前記第1の遠心送風機からの空気の吐出方向と垂直な方向から見た場合に、前記第1の整流部のテーパ面同士の延長線の交点は、前記第1の遠心式ファンの回転軸に沿った方向での前記第1の遠心送風機の前記一方の送風機吸込口との距離が、前記第1の遠心送風機の必要風量に応じた距離となる位置に設けられることを特徴とする請求項11から13のいずれか1つに記載の送風装置。
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