JP6463146B2 - 漏水補修装置及び漏水補修工法 - Google Patents

漏水補修装置及び漏水補修工法 Download PDF

Info

Publication number
JP6463146B2
JP6463146B2 JP2015011188A JP2015011188A JP6463146B2 JP 6463146 B2 JP6463146 B2 JP 6463146B2 JP 2015011188 A JP2015011188 A JP 2015011188A JP 2015011188 A JP2015011188 A JP 2015011188A JP 6463146 B2 JP6463146 B2 JP 6463146B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
concrete structure
gap
water
water shielding
shielding material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015011188A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016135952A (ja
Inventor
正人 高見
正人 高見
榎田 忠宏
忠宏 榎田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Nippon Steel Texeng Co Ltd
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Nippon Steel Texeng Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp, Nippon Steel Texeng Co Ltd filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP2015011188A priority Critical patent/JP6463146B2/ja
Publication of JP2016135952A publication Critical patent/JP2016135952A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6463146B2 publication Critical patent/JP6463146B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Revetment (AREA)

Description

本発明は、既設のコンクリート構造物の漏水を遮断するための漏水補修装置及び漏水補修工法に関する。
従来から、既設の護岸コンクリートの下面を遮水する工法として、護岸コンクリートの下方地盤にセメント系深層混合処理工法を適用して改良土層を形成する工法や、護岸コンクリートの下方地盤に薬液注入工法を適用して固化層を形成する工法が提案されている。
これら従来の工法は、護岸コンクリートの下方に改良土層や固化層を形成することで、護岸コンクリートの下面からの漏水を改良土層や固化層で遮断して、護岸コンクリートからの漏水を防止することを目的とするものである。
セメント系深層混合処理工法を適用する方法として、例えば、特許文献1に開示される遮水護岸構造が提案されている。特許文献1に開示された遮水護岸構造は、一組の鋼製壁が間隔を空けて設けられるとともに、鋼製壁の間隔内に粘性土等の固化処理土が中詰めされて、さらに、鋼製壁の下方にセメント系深層混合処理工法によって改良土層が形成されるものである。
特開2002−227166号公報
ここで、既設の護岸コンクリートは、海洋と地盤との間に護岸壁として構築されることから、海洋における潮位変動や、波浪の影響、船舶接岸時の衝突力、及び地盤地下水の水位変動等の影響によって、海洋と地盤との間で絶えず地盤側や海洋側に変位するものとなる。
このため、特許文献1に開示された遮水護岸構造は、既設の護岸コンクリートのみが絶えず地盤側や海洋側に変位して、護岸コンクリートの下面と改良土層との間で変位差が生じることで、既設の護岸コンクリートの下面と改良土層との間の界面に水みちが形成される。
このとき、特許文献1に開示された遮水護岸構造は、既設の護岸コンクリートの下面と改良土層との間の界面を地下水等が通過して、既設の護岸コンクリートに発生した亀裂等から護岸コンクリートの内部に地下水等が浸入することで、地下水等が海洋側に流出するものとなるという問題点があり、また、既設の護岸コンクリートの下方地盤や背面側地盤の土砂も地下水等と一緒に海洋側に流出させるものとなるという問題点があった。
そこで、本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、コンクリート構造物の下面に形成される遮水層の品質を向上させて、既設のコンクリート構造物から海洋への漏水を確実に遮断することのできる漏水補修装置及び漏水補修工法を提供することにある。
第1発明に係る漏水補修装置は、既設のコンクリート構造物の漏水を遮断するための漏水補修装置であって、コンクリート構造物の下方に形成された空隙部から、コンクリート構造物の下面に遮水材を吹き付けるための吹付装置と、前記空隙部に発泡材を充填するための充填装置とを備え、前記吹付装置は、前記空隙部の上方から前記空隙部に延びて前記遮水材を前記空隙部に供給するための遮水材供給管が設けられて、前記充填装置は、前記空隙部の上方から前記空隙部に延びて前記発泡材を前記空隙部に供給するための発泡材供給管が設けられて、前記吹付装置の使用後に用いられ、前記空隙部は、コンクリート構造物の下面から離間させてコンクリート構造物の奥行方向に延びる複数の間仕切材が、コンクリート構造物の幅方向に所定の間隔を空けて設けられて、前記充填装置は、前記空隙部に配置される前記発泡材供給管の先端が、コンクリート構造物の下面と前記間仕切材との間に形成される間隙に挿入されて、また、前記空隙部で複数の前記間仕切材の間に挿入されるものであることを特徴とする。
第2発明に係る漏水補修装置は、第1発明において、前記吹付装置は、前記空隙部に配置される前記遮水材供給管の先端に、コンクリート構造物の下面に向けて前記遮水材を噴出させるノズルが設けられることを特徴とする。
第3発明に係る漏水補修装置は、第1発明又は第2発明において、コンクリート構造物の下面に吹き付けた前記遮水材の吹付状態を確認するための確認装置をさらに備え、前記確認装置は、コンクリート構造物の下面に吹き付けた前記遮水材の吹付状態を撮影するための画像記録装置、又は、コンクリート構造物の下面に吹き付けた前記遮水材の吹付状態を映し出して視認するためのミラーが、前記空隙部の上方から高さ方向に延びる棒状部材の下端側に取り付けられて設けられて、前記吹付装置の使用後、前記充填装置の使用前に用いられることを特徴とする。
第4発明に係る漏水補修工法は、既設のコンクリート構造物の漏水を遮断するための漏水補修工法であって、コンクリート構造物の下方に空隙部を形成させてから、前記空隙部の上方から前記空隙部に延びて前記空隙部に遮水材を供給するための遮水材供給管が設けられるとともに、前記空隙部に配置される前記遮水材供給管の先端に前記遮水材を噴出させるノズルが設けられた吹付装置を用いることで、コンクリート構造物の下面に前記遮水材を吹き付けて遮水層を形成する吹付工程と、前記吹付工程を実施した後、コンクリート構造物の下面に吹き付けた前記遮水材の吹付状態を撮影するための画像記録装置、又は、コンクリート構造物の下面に吹き付けた前記遮水材の吹付状態を映し出して視認するためのミラーが、前記空隙部の上方から高さ方向に延びる棒状部材の下端側に設けられた確認装置を用いることで、コンクリート構造物の下面に吹き付けた前記遮水材の吹付状態を確認する確認工程と、前記確認工程を実施した後、コンクリート構造物の下面から離間させてコンクリート構造物の奥行方向に延びる複数の間仕切材を、コンクリート構造物の幅方向で所定の間隔を空けて、前記空隙部に設ける設置工程と、前記設置工程を実施した後、前記空隙部の上方から前記空隙部に延びて前記空隙部に発泡材を供給するための発泡材供給管が設けられた充填装置を用いて、前記空隙部に配置される前記発泡材供給管の先端を、コンクリート構造物の下面と前記間仕切材との間に形成される間隙に挿入して、また、前記空隙部で複数の前記間仕切材の間に挿入して、前記発泡材供給管の先端から供給された前記発泡材を前記空隙部で発泡させるとともに硬化させることで、前記発泡材を充填して形成された難透水層が、コンクリート構造物の下面に前記遮水層を密着させるものとなる充填工程とを備えることを特徴とする。
第1発明〜第3発明によれば、空隙部の上方から延びる遮水材供給管が設けられた吹付装置や、空隙部の上方から延びる発泡材供給管が設けられた充填装置が用いられることで、コンクリート構造物と背面構造物との間の狭隘な空間に作業員が入れない場合であっても、コンクリート構造物の下面に遮水層及び難透水層を設けて、遮水層と難透水層との二重遮水構造により、コンクリート構造物の漏水防止性能を著しく向上させることが可能となる。
第4発明によれば、コンクリート構造物のみが絶えず海洋側や地盤側に変位した場合であっても、遮水層をコンクリート構造物の下面に密着させることで、コンクリート構造物の下面に水みちが形成されることを防止して、コンクリート構造物の下方地盤又は背面側地盤からの地下水等の流出に伴う土砂流出を防止することで、コンクリート構造物の地盤支持力の低下を回避することが可能となる。
本発明を適用した漏水補修工法が実施されるコンクリート構造物を示す斜視図である。 本発明を適用した漏水補修工法が実施されるコンクリート構造物を示す側面図である。 本発明を適用した漏水補修工法が実施された後のコンクリート構造物を示す側面図である。 本発明を適用した漏水補修装置の吹付装置を示す側面図である。 本発明を適用した漏水補修装置の画像記録装置が設けられた確認装置を示す側面図である。 本発明を適用した漏水補修装置のミラーが設けられた確認装置を示す側面図である。 本発明を適用した漏水補修装置の充填装置を示す側面図である。 本発明を適用した漏水補修装置で空隙部に設けられた間仕切材を示す拡大背面図である。 本発明を適用した漏水補修工法でコンクリート構造物の背面を露出させる工程を示す側面図である。 本発明を適用した漏水補修工法でコンクリート構造物の下方に空隙部を形成する工程を示す側面図である。 本発明を適用した漏水補修工法でコンクリート構造物の下方の空隙部から遮水材を吹き付ける工程を示す側面図である。 本発明を適用した漏水補修工法でコンクリート構造物の下方の空隙部から遮水材を吹き付ける工程を示す拡大側面図である。 本発明を適用した漏水補修工法でコンクリート構造物の下面に遮水層を形成する工程を示す側面図である。 本発明を適用した漏水補修工法でコンクリート構造物の下面に吹き付けられた遮水材の吹付状態を確認する工程を示す側面図である。 本発明を適用した漏水補修工法でコンクリート構造物の下面に吹き付けられた遮水材の吹付状態を確認する工程を示す拡大側面図である。 本発明を適用した漏水補修工法でコンクリート構造物の下方の空隙部に複数の間仕切材を設ける工程を示す拡大平面図である。 本発明を適用した漏水補修工法でコンクリート構造物の下方の空隙部に発砲材を供給する工程を示す側面図である。 本発明を適用した漏水補修工法でコンクリート構造物の下面と間仕切材との間に発砲材を供給する工程を示す拡大平面図である。 本発明を適用した漏水補修工法で複数の間仕切材の間に発砲材を供給する工程を示す拡大平面図である。 本発明を適用した漏水補修工法でコンクリート構造物の下方で遮水層に連続して難透水層を設ける工程を示す側面図である。 本発明を適用した漏水補修工法でコンクリート構造物の背面に遮水シートを設置する工程を示す側面図である。
以下、本発明を適用した漏水補修装置1を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明を適用した漏水補修装置1は、図1に示すように、例えば、河川又は海洋と地盤との境界に構築された護岸コンクリート等で、既設のコンクリート構造物5から海洋等への漏水を遮断するために用いられるものである。
コンクリート構造物5は、海洋側Aと地盤側Bとを隔てる境界に沿って、幅方向Xで所定の壁幅寸法となるように構築されるものであり、壁体として設けられるコンクリート上部51と、基礎等として設けられるコンクリート下部52とが、壁構造体として一体的に構築される。
コンクリート構造物5は、図2に示すように、コンクリート上部51が高さ方向Yで所定の壁高寸法となるように構築されるとともに、コンクリート下部52が奥行方向Zで所定の壁厚寸法となるように構築される。コンクリート構造物5は、例えば、コンクリート基礎等の背面構造物9が、奥行方向Zで30cm〜70cm程度の間隔を空けて地盤側Bに設けられる。
コンクリート構造物5は、複数のU形鋼矢板53等がコンクリート下部52に埋め込まれて、背面構造物9の下部に複数のH形鋼54等が埋め込まれるものとなる。コンクリート構造物5は、例えば、コンクリート下部52のU形鋼矢板53と、背面構造物9のH形鋼54とが、奥行方向Zでタイロッド55等により連結されるものとなる。
コンクリート構造物5は、図3に示すように、漏水補修の後の状態で、コンクリート構造物5への地下水等の浸入を遮断する遮水層7と、コンクリート構造物5の下方の地盤で遮水層7の下方に連続して設けられる難透水層8とを備えて、必要に応じて、コンクリート構造物5の地盤側Bの背面5bに、所定の遮水性能を有する遮水シート56が設置される。
遮水層7は、既設のコンクリート構造物5の下面5aに遮水材70が吹き付けられることで、コンクリート構造物5の下面5aに被覆させて設けられる。遮水材70は、例えば、伸縮性を有するゴムアスファルト系塗膜防水材やセメント系防水材等の遮水材料が用いられる。
遮水材70は、コンクリート構造物5の下面5aに吹き付けられて、コンクリート構造物5の下面5aからの地下水等の浸入を防止して海洋への漏水を遮断するものとなる。遮水材70は、これに限らず、漏水を遮断するための所定の遮水性能を確保したものであれば、如何なる材質等の遮水材料が用いられてもよい。
難透水層8は、既設のコンクリート構造物5の下方の地盤が掘削されて、高さ方向Yに所定の高さ寸法で形成された空隙部6に設けられる。難透水層8は、空隙部6で発泡材80を発泡させるとともに硬化させることで、空隙部6に発泡材80を充填して形成される。
発泡材80は、例えば、発泡硬化後の透水係数が非常に僅少なものとなる硬質発泡ウレタン等の難透水材料が用いられる。発泡材80は、これに限らず、空隙部6で発泡硬化させることができるものであれば、如何なる材質等の難透水材料や遮水材料等が用いられてもよい。
本発明を適用した漏水補修装置1は、図4〜図7に示すように、既設のコンクリート構造物5の地盤側Bで、特に、コンクリート構造物5のコンクリート下部52と背面構造物9との間の狭隘な空間Sに作業員等が入ることを必要としないで、コンクリート構造物5の下方に形成された空隙部6から、遮水層7及び難透水層8を設けることができるものである。
本発明を適用した漏水補修装置1は、図4に示すように、コンクリート構造物5の下面5aに遮水材70を吹き付けるための吹付装置2と、図7に示すように、コンクリート構造物5の下方に形成された空隙部6に発泡材80を充填するための充填装置4とを備えて、吹付装置2の使用後に充填装置4が用いられる。
また、本発明を適用した漏水補修装置1は、図5、図6に示すように、コンクリート構造物5の下面5aに吹き付けた遮水材70の吹付状態を確認するための確認装置3を必要に応じてさらに備えて、吹付装置2の使用後、充填装置4の使用前に確認装置3が用いられる。
吹付装置2は、図4に示すように、コンクリート構造物5の地盤側Bで空隙部6の上方から空間Sを経由して空隙部6に延びる樹脂管等の遮水材供給管20が設けられる。吹付装置2は、空隙部6に配置される遮水材供給管20の先端20aにノズル21が設けられる。
遮水材供給管20は、コンクリート構造物5の地盤側Bの空間Sで空隙部6の上方から高さ方向Yに延びる金属製等の棒状部材25に沿って固定される。遮水材供給管20は、空隙部6の上方で空間Sの外側に配置される基端20bから遮水材70が注入されて、空隙部6に配置される先端20aのノズル21から、空隙部6に遮水材70を供給するものとなる。
遮水材供給管20は、棒状部材25の高さ方向Yの下端25aが支持台26に固定されて、棒状部材25の下端25aから奥行方向Zの海洋側Aに向けて、適宜の奥行寸法Lで空隙部6まで延びることで、遮水材供給管20の先端20aが空隙部6に配置される。
ノズル21は、遮水材供給管20の先端20aから上方に向けて固定されて、コンクリート構造物5の下面5aに向けて遮水材70を噴出させるものとなる。また、ノズル21は、必要に応じて、遮水材供給管20の先端20aから海洋側Aに向けて固定されるものとすることで、コンクリート下部52のU形鋼矢板53等に向けて遮水材70を噴出させるものとなる。
支持台26は、例えば、略矩形状等に形成された台車が用いられるものであり、支持台26の下面に4箇程度の車輪26aが取り付けられる。支持台26は、幅方向Xに延びる金属製等のガイドレール27が空間Sの底面に敷設されて、支持台26の下面の車輪26aを奥行方向Zに間隔を空けたガイドレール27の内側に載置して回転させることで、ガイドレール27に沿って略直線状に遮水材供給管20が移動するものとなる。
確認装置3は、コンクリート構造物5の下面5aに吹き付けた遮水材70の吹付状態を撮影して記録させるために、図5に示すように、空隙部6の上方から高さ方向Yに延びる棒状部材25の下端25a側に、デジタルカメラ等の画像記録装置30が取り付けられて設けられる。
画像記録装置30は、空隙部6に向けて先端側に設けられた撮影機構30aを高さ方向Yに回動させることで、コンクリート構造物5の下面5aに吹き付けた遮水材70の吹付状態を、空隙部6の海洋側Aから地盤側Bまで広く撮影、記録するものとなる。画像記録装置30は、例えば、棒状部材25の上端25b側に、吹付状態を映し出すためのモニター30bや、撮影機構30aを回動操作するための操作スイッチ30cが設けられる。
支持台26は、例えば、略矩形状等に形成された台車が用いられるものであり、支持台26の下面に4箇程度の車輪26aが取り付けられて、支持台26の下面の車輪26aを奥行方向Zに間隔を空けたガイドレール27の内側に載置するとともに回転させて、ガイドレール27に沿って略直線状に画像記録装置30が移動するものとなる。
確認装置3は、これに限らず、図6に示すように、コンクリート構造物5の下面5aに吹き付けた遮水材70の吹付状態を映し出して視認するためのミラー31が、空隙部6の上方から高さ方向Yに延びる棒状部材25の下端25a側に取り付けられて設けられてもよい。
ミラー31は、コンクリート構造物5の下面5aに向けて奥行方向Zに傾斜させて空隙部6に配置されるものであり、コンクリート構造物5の下面5aを空隙部6の上方に投影するための中継ミラー32が支持台26に取り付けられる。確認装置3は、必要に応じて、ミラー31に向けて所定の角度で傾斜させた図示しない懐中電灯等が設けられてもよい。
充填装置4は、図7に示すように、コンクリート構造物5の地盤側Bで空隙部6の上方から空間Sを経由して空隙部6に延びる樹脂管等の発泡材供給管40が設けられる。充填装置4は、空隙部6に配置される発泡材供給管40の先端40aに吐出口41が設けられる。
発泡材供給管40は、コンクリート構造物5の地盤側Bの空間Sで空隙部6の上方から高さ方向Yに延びる金属製等の棒状部材25に沿って固定される。発泡材供給管40は、空隙部6の上方で空間Sの外側に配置される基端40bから発泡材80が注入されて、空隙部6に配置される先端40aの吐出口41から、空隙部6に発泡材80を供給するものとなる。
支持台26は、例えば、略矩形状等に形成された台車が用いられるものであり、支持台26の下面に4箇程度の車輪26aが取り付けられて、支持台26の下面の車輪26aを奥行方向Zに回転させて、奥行方向Zで略直線状に発泡材供給管40が移動するものとなる。
空隙部6は、図8に示すように、コンクリート構造物5の下面5aから離間させて奥行方向Zに延びる複数の間仕切材45が、幅方向Xで互いに所定の間隔を空けて設けられる。各々の間仕切材45は、発泡材80と同様に、発泡硬化後の透水係数が非常に僅少なものとなる硬質発泡ウレタン等の難透水材料が用いられるものであり、間仕切材45の上面45aが略凹状の断面略逆三角形状等に形成されて、コンクリート構造物5の下面5aから間仕切材45の上面45aを離間させて、コンクリート構造物5の下面5aとの間に間隙dが形成される。
充填装置4は、コンクリート構造物5の下面5aと間仕切材45の上面45aとの間に形成される間隙dに、発泡材供給管40の先端40aが挿入される。また、充填装置4は、空隙部6で複数の間仕切材45の間に形成される間隙eに、発泡材供給管40の先端40aが挿入される。
本発明を適用した漏水補修工法は、図9〜図20に示すように、既設のコンクリート構造物5の漏水を遮断するためのものであり、コンクリート構造物5の下面5aに遮水材70を吹き付けて遮水層7を形成する吹付工程を備える。
また、本発明を適用した漏水補修工法は、必要に応じて、コンクリート構造物5の下面5aに吹き付けた遮水材70の吹付状態を確認する確認工程や、複数の間仕切材45を空隙部6に設ける設置工程、空隙部6に発泡材80を充填して難透水層8を形成する充填工程を備える。
吹付工程では、最初に、図9に示すように、コンクリート構造物5と背面構造物9との間で、コンクリート構造物5の地盤側Bを高さ方向Yに掘削してコンクリート下部52の下方までの土砂を取り除いて、コンクリート構造物5の地盤側Bの空間Sで背面5bを露出させる。
次に、吹付工程では、図10に示すように、コンクリート下部52の地盤側Bから海洋側Aに向けて、コンクリート構造物5の下方の地盤を奥行方向Zにウォータージェットで掘削するとともに、バキューム装置等で泥土回収を実施する。
このとき、吹付工程では、コンクリート構造物5の下方に空隙部6を形成させるものとなる。空隙部6は、例えば、空隙奥行Dを30cm〜55cm程度、空隙高さHを20cm〜50cm程度のものとして、コンクリート構造物5の下方の地盤の掘削量を増大させることなく、コンクリート構造物5の下方に作業員が入ることを必要としないで形成される。
次に、吹付工程では、図11に示すように、遮水材供給管20から供給される遮水材70を上方に向けて噴出させるノズル21が設けられた吹付装置2を用いて、コンクリート構造物5の下面5aに向けて遮水材70を噴出させる。このとき、吹付装置2は、空間Sの底面に敷設されて幅方向Xに延びるガイドレール27に沿って、幅方向Xで略直線状に遮水材供給管20が移動するものとなる。
吹付工程では、図12に示すように、遮水材供給管20を支持台26により支持した状態で、ノズル21を揺動しないように拘束して、コンクリート構造物5の下面5aに向けてノズル21から遮水材70が噴出される。吹付装置2は、遮水材供給管20を最長の奥行寸法L1として空隙部6まで延ばしたときに、空隙部6の奥行方向Zの最も海洋側Aで、ノズル21から遮水材70が噴出されて、また、遮水材供給管20を最短の奥行寸法L2としたときに、空隙部6の奥行方向Zの最も地盤側Bでも、ノズル21から遮水材70が噴出される。
吹付工程では、2.0〜6.0リットル/min程度の吹付量でノズル21から遮水材70を噴出させて、10〜18m/min程度の速度で遮水材供給管20を幅方向Xに移動させる。このとき、吹付装置2は、遮水材供給管20が所定の奥行寸法Lとなるように、遮水材供給管20の先端20aが取り換えられて、又は、遮水材供給管20の先端20aが奥行方向Zに伸縮するものとなる。
吹付工程では、空隙部6の奥行方向Zの各位置で2〜6回程度、ノズル21から遮水材70を噴出させながら遮水材供給管20を幅方向Xに移動させることで、奥行方向Zで段階的に、コンクリート構造物5の下面5aに遮水材70が吹き付けられるものとなる。このとき、吹付装置2は、支持台26がガイドレール27に沿って略等速度で移動することで、コンクリート構造物5の下面5aに遮水材70が幅方向X及び奥行方向Zで略均一に吹き付けられる。
吹付工程では、図13に示すように、コンクリート構造物5の下面5aに遮水材70を均一に吹き付けて、コンクリート構造物5から海洋への地下水等の漏水を遮断する遮水層7を形成するものとなる。なお、吹付工程では、遮水材供給管20の先端20aから海洋側Aに向けてノズル21を固定することで、U形鋼矢板53の略垂直部分に遮水材70を1〜5回程度吹き付けて、また、コンクリート下部52の地盤側Bの背面5bにも遮水材70を吹き付けることもできる。
次に、確認工程では、図14に示すように、コンクリート構造物5の下面5aに吹き付けた遮水材70の吹付状態を撮影するための画像記録装置30が設けられた確認装置3を用いて、コンクリート構造物5の下面5aに吹き付けた遮水材70の吹付状態を確認する。このとき、確認装置3は、図15に示すように、画像記録装置30の撮影機構30aを高さ方向Yに回動させることで、空隙部6の海洋側Aから地盤側Bまで広く撮影、記録しながら、ガイドレール27に沿って、幅方向Xで略直線状に画像記録装置30が移動するものとなる。
確認工程では、図5に示すように、モニター30bで作業員が遮水材70の吹付状態を確認しながら、画像記録装置30の撮影機構30aを操作スイッチ30cで回動操作することで、遮水材70の吹付状態を画像記録装置30で撮影して視認することができるとともに、遮水材70の吹付状態を画像記録装置30で記録することができるものとなる。なお、確認工程では、図6に示すように、コンクリート構造物5の下面5aに吹き付けた遮水材70の吹付状態を映し出して視認するためのミラー31が設けられた確認装置3を用いるものとされてもよい。
次に、設置工程では、図16に示すように、空隙部6の奥行方向Zに延びる複数の間仕切材45を、幅方向Xで互いに1.6m〜4.8m程度の間隔を空けて、空隙部6に設ける。このとき、空隙部6は、コンクリート構造物5の下面5aから各々の間仕切材45の上面45aを離間させて、コンクリート構造物5の下面5aと各々の間仕切材45との間に間隙dが形成されるとともに、複数の間仕切材45の間に間隙eが形成される。
次に、充填工程では、図17に示すように、発泡材80を供給するための発泡材供給管40が設けられた充填装置4を用いて、発泡材供給管40の吐出口41から供給される発泡材80を空隙部6で発泡させるとともに硬化させる。
充填工程では、図18に示すように、コンクリート構造物5の下面5aと間仕切材45との間に形成される間隙dに、発泡材供給管40の先端40aを挿入して、海洋側Aから地盤側Bに向けて順番に、空隙部6の間隙dに発泡硬化前の発泡材80を設置する。次に、充填工程では、図19に示すように、複数の間仕切材45の間に間隙eに、発泡材供給管40の先端40aを挿入して、海洋側Aから地盤側Bに向けて順番に、空隙部6の間隙eに発泡硬化前の発泡材80を設置する。
充填工程では、空隙部6の間隙dに設置された発泡材80が硬化して、各々の間仕切材45の間隙dで硬化した発泡材80を各々の間仕切材45と一体化させることで、各々の間仕切材45と硬化した発泡材80とで、空隙部6の間隙eが幅方向Xに区切られるものとなる。充填工程では、例えば、2液混合用ホース等の発泡材供給管40を空隙部6に挿入して、空隙部6で2液混合させながら発泡材80を設置するものとなる。ここで、2液混合とは、例えば、ポリイソシアネート成分を含有する第1液と、ポリオール成分を含有する第2液とを混合させるものである。
充填工程では、図20に示すように、吹付工程で形成された遮水層7の下方の空隙部6で、発泡材80が発泡するとともに硬化することで、発泡材80を空隙部6に充填して難透水層8が設けられる。充填工程では、空隙部6に充填された発泡材80が膨張することで、遮水層7の下方に連続して形成される難透水層8に遮水層7が下方から押し付けられて、難透水層8がコンクリート構造物5の下面5aに遮水層7を密着させるものとなる。
最後に、本発明を適用した漏水補修工法は、図21に示すように、コンクリート構造物5の地盤側Bの背面5bに、コンクリート構造物5への地下水等の浸入を遮断するための遮水性能を有する遮水シート56を設置して、図3に示すように、コンクリート構造物5の地盤側Bを埋め戻して、既設のコンクリート構造物5の漏水補修作業を完了させる。
コンクリート構造物5は、発泡材80に透水材料が用いられた場合や、空隙部6に土砂等が埋め戻された場合に、空隙部6に地下水が浸入した状態となり、空隙部6の上方に地下水位が設定されるものとなる。このとき、コンクリート構造物5は、空隙部6の上方の地下水位から遮水層7までの高低差による上向きの地下水圧が遮水層7に作用する。これに対して、本発明を適用した漏水補修工法は、難透水材料等が発泡材80として用いられることで、空隙部6への地下水の浸入が抑制されて、空隙部6の上方の地下水位から難透水層8の下端面8aまでの高低差により、難透水層8の下方から大きい上向きの地下水圧が作用するものとなる。
本発明を適用した漏水補修工法は、発泡材80に難透水材料等を用いて、難透水層8の下方から大きい上向きの地下水圧を作用させることで、難透水層8に作用した上向きの地下水圧により遮水層7がコンクリート構造物5の下面5aに密着させて設けられるため、遮水材70の剥離等を防止することが可能となる。
本発明を適用した漏水補修工法は、漏水補修時に掘削量を低減させるものとして、狭い範囲に形成された空隙部6からコンクリート構造物5の下面5aに遮水材70が吹き付けられる。本発明を適用した漏水補修工法は、狭い範囲で空隙部6が形成されるにもかかわらず、空隙部6に発泡材80を充填することによって、遮水層7をコンクリート構造物5の下面5aに密着させることが可能となる。
本発明を適用した漏水補修工法は、コンクリート構造物5のみが絶えず海洋側Aや地盤側Bに変位した場合であっても、遮水層7をコンクリート構造物5の下面5aに密着させることで、コンクリート構造物5の下面5aに水みちが形成されることを防止するものとなる。本発明を適用した漏水補修工法は、コンクリート構造物5の下面5aでの水みちの形成を防止して、コンクリート構造物5の下方地盤又は背面側地盤からの地下水等の流出に伴う土砂流出を防止することで、コンクリート構造物5の地盤支持力の低下を回避することが可能となる。
本発明を適用した漏水補修工法は、既設のコンクリート構造物5の下面5aの遮水層7と、遮水層7の下方に連続して設けられた難透水層8との二重遮水構造が導入されることにより、コンクリート構造物5の漏水防止性能を著しく向上させることが可能となる。また、本発明を適用した漏水補修工法は、コンクリート構造物5の下方に空隙部6を形成するのみで、遮水層7と難透水層8との二重遮水構造を容易に導入することができるため、漏水補修時の掘削量を低減させて作業効率や安全性を向上させることが可能となる。
本発明を適用した漏水補修装置1は、図4、図7に示すように、空隙部6の上方から延びる遮水材供給管20が設けられた吹付装置2や、空隙部6の上方から延びる発泡材供給管40が設けられた充填装置4が用いられることで、コンクリート構造物5のコンクリート下部52と背面構造物9との間の狭隘な空間Sに作業員が入れない場合であっても、コンクリート構造物5の下面5aに遮水層7及び難透水層8を設けて、遮水層7と難透水層8との二重遮水構造により、コンクリート構造物5の漏水防止性能を著しく向上させることが可能となる。
本発明を適用した漏水補修装置1は、図4に示すように、遮水材供給管20が支持台26に揺動しないように固定されることで、コンクリート構造物5の下面5aに遮水材70を均一に吹き付けて、ムラのない遮水層7を形成することが可能となる。また、本発明を適用した漏水補修装置1は、図5に示すように、画像記録装置30を取り付けた確認装置3が用いられて、遮水材70の吹付状態が撮影及び記録されることで、作業員が吹付状態を容易かつ正確に把握して、コンクリート構造物5の下面5aでの遮水層7の品質を向上させることができるものとなり、コンクリート構造物5から海洋への漏水を確実に遮断することが可能となる。
以上、本発明の実施形態の例について詳細に説明したが、上述した実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。
1 :漏水補修装置
2 :吹付装置
20 :遮水材供給管
20a :遮水材供給管の先端
20b :遮水材供給管の基端
21 :ノズル
25 :棒状部材
25a :下端
25b :上端
26 :支持台
26a :車輪
27 :ガイドレール
3 :確認装置
30 :画像記録装置
30a :撮影機構
30b :モニター
30c :操作スイッチ
31 :ミラー
32 :中継ミラー
4 :充填装置
40 :発泡材供給管
40a :発泡材供給管の先端
40b :発泡材供給管の基端
41 :吐出口
45 :間仕切材
45a :上面
5 :コンクリート構造物
5a :下面
5b :背面
51 :コンクリート上部
52 :コンクリート下部
53 :U形鋼矢板
54 :H形鋼
55 :タイロッド
56 :遮水シート
6 :空隙部
7 :遮水層
70 :遮水材
8 :難透水層
8a :下端面
80 :発泡材
9 :背面構造物
A :海洋側
B :地盤側
X :幅方向
Y :高さ方向
Z :奥行方向

Claims (4)

  1. 既設のコンクリート構造物の漏水を遮断するための漏水補修装置であって、
    コンクリート構造物の下方に形成された空隙部から、コンクリート構造物の下面に遮水材を吹き付けるための吹付装置と、前記空隙部に発泡材を充填するための充填装置とを備え、
    前記吹付装置は、前記空隙部の上方から前記空隙部に延びて前記遮水材を前記空隙部に供給するための遮水材供給管が設けられて、
    前記充填装置は、前記空隙部の上方から前記空隙部に延びて前記発泡材を前記空隙部に供給するための発泡材供給管が設けられて、前記吹付装置の使用後に用いられ
    前記空隙部は、コンクリート構造物の下面から離間させてコンクリート構造物の奥行方向に延びる複数の間仕切材が、コンクリート構造物の幅方向に所定の間隔を空けて設けられて、
    前記充填装置は、前記空隙部に配置される前記発泡材供給管の先端が、コンクリート構造物の下面と前記間仕切材との間に形成される間隙に挿入されて、また、前記空隙部で複数の前記間仕切材の間に挿入されるものであること
    を特徴とする漏水補修装置。
  2. 前記吹付装置は、前記空隙部に配置される前記遮水材供給管の先端に、コンクリート構造物の下面に向けて前記遮水材を噴出させるノズルが設けられること
    を特徴とする請求項1記載の漏水補修装置。
  3. コンクリート構造物の下面に吹き付けた前記遮水材の吹付状態を確認するための確認装置をさらに備え、
    前記確認装置は、コンクリート構造物の下面に吹き付けた前記遮水材の吹付状態を撮影するための画像記録装置、又は、コンクリート構造物の下面に吹き付けた前記遮水材の吹付状態を映し出して視認するためのミラーが、前記空隙部の上方から高さ方向に延びる棒状部材の下端側に取り付けられて設けられて、前記吹付装置の使用後、前記充填装置の使用前に用いられること
    を特徴とする請求項1又は2記載の漏水補修装置。
  4. 既設のコンクリート構造物の漏水を遮断するための漏水補修工法であって、
    コンクリート構造物の下方に空隙部を形成させてから、前記空隙部の上方から前記空隙部に延びて前記空隙部に遮水材を供給するための遮水材供給管が設けられるとともに、前記空隙部に配置される前記遮水材供給管の先端に前記遮水材を噴出させるノズルが設けられた吹付装置を用いることで、コンクリート構造物の下面に前記遮水材を吹き付けて遮水層を形成する吹付工程と、
    前記吹付工程を実施した後、コンクリート構造物の下面に吹き付けた前記遮水材の吹付状態を撮影するための画像記録装置、又は、コンクリート構造物の下面に吹き付けた前記遮水材の吹付状態を映し出して視認するためのミラーが、前記空隙部の上方から高さ方向に延びる棒状部材の下端側に設けられた確認装置を用いることで、コンクリート構造物の下面に吹き付けた前記遮水材の吹付状態を確認する確認工程と、
    前記確認工程を実施した後、コンクリート構造物の下面から離間させてコンクリート構造物の奥行方向に延びる複数の間仕切材を、コンクリート構造物の幅方向で所定の間隔を空けて、前記空隙部に設ける設置工程と、
    前記設置工程を実施した後、前記空隙部の上方から前記空隙部に延びて前記空隙部に発泡材を供給するための発泡材供給管が設けられた充填装置を用いて、前記空隙部に配置される前記発泡材供給管の先端を、コンクリート構造物の下面と前記間仕切材との間に形成される間隙に挿入して、また、前記空隙部で複数の前記間仕切材の間に挿入して、前記発泡材供給管の先端から供給された前記発泡材を前記空隙部で発泡させるとともに硬化させることで、前記発泡材を充填して形成された難透水層が、コンクリート構造物の下面に前記遮水層を密着させるものとなる充填工程とを備えること
    を特徴とする漏水補修工法。
JP2015011188A 2015-01-23 2015-01-23 漏水補修装置及び漏水補修工法 Active JP6463146B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015011188A JP6463146B2 (ja) 2015-01-23 2015-01-23 漏水補修装置及び漏水補修工法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015011188A JP6463146B2 (ja) 2015-01-23 2015-01-23 漏水補修装置及び漏水補修工法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016135952A JP2016135952A (ja) 2016-07-28
JP6463146B2 true JP6463146B2 (ja) 2019-01-30

Family

ID=56512101

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015011188A Active JP6463146B2 (ja) 2015-01-23 2015-01-23 漏水補修装置及び漏水補修工法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6463146B2 (ja)

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2706678B2 (ja) * 1989-04-20 1998-01-28 セキソ株式会社 海岸、港湾等における護岸の補修方法
US5002438B1 (en) * 1990-01-03 1995-05-30 Strong Systems Inc Method of rehabilitating manholes by custom lining/relining.
JP3021192B2 (ja) * 1992-06-22 2000-03-15 米山工業株式会社 移動吊り足場装置
JP3820652B2 (ja) * 1996-11-21 2006-09-13 株式会社大阪防水建設社 地下構造物の下地盤の調査方法及び調査補修方法
JP3334591B2 (ja) * 1998-02-02 2002-10-15 株式会社大林組 コンクリートの補修装置
JP3310949B2 (ja) * 1999-04-01 2002-08-05 カワシマ物産株式会社 建造物の空隙充填方法
JP2001254315A (ja) * 2000-03-09 2001-09-21 Samikon Koji:Kk 沓座の補修方法
JP2004218352A (ja) * 2003-01-17 2004-08-05 Kajima Corp コンクリート片の剥離剥落箇所の補修法
JP2005299236A (ja) * 2004-04-12 2005-10-27 Arai Gumi Ltd 構造物の維持管理装置
JP2005336952A (ja) * 2004-05-31 2005-12-08 Denki Kagaku Kogyo Kk コンクリート劣化部の断面修復工法およびそれに用いる無収縮ポリマーセメントモルタル
JP2006007671A (ja) * 2004-06-28 2006-01-12 Kubota Kensetsu Kk モルタル吹付け具
JP4144804B2 (ja) * 2004-10-19 2008-09-03 飛島建設株式会社 吹付けノズルおよびモルタル吹付け工法
JP2007100423A (ja) * 2005-10-05 2007-04-19 Birudorando:Kk 橋梁におけるコンクリート床版裏面の補修構造
JP5476056B2 (ja) * 2009-06-30 2014-04-23 株式会社ネクスコ・メンテナンス新潟 吹付けノズル装置
CA2827910A1 (en) * 2011-02-27 2012-08-30 Kabushikikaisha Shinseikomu Method for reinforcing piling, and piling
JP2014015777A (ja) * 2012-07-10 2014-01-30 Yoshifumi Hitomi 遊間封止用充填材充填工法
JP2014174280A (ja) * 2013-03-07 2014-09-22 Hitachi Ltd マルチカメラ撮影装置
JP6260333B2 (ja) * 2014-02-19 2018-01-17 新日鐵住金株式会社 護岸コンクリートの遮水構造及び護岸コンクリートの補修工法
JP6325319B2 (ja) * 2014-04-09 2018-05-16 新日鐵住金株式会社 漏水補修装置及び漏水補修工法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016135952A (ja) 2016-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN205172598U (zh) 管幕旋喷桩支护结构
US11001983B2 (en) Membrane-lined wall
JP4761780B2 (ja) 遮水層の構築工法
JP4509812B2 (ja) 乾式作業函およびその設置方法
CN105507335A (zh) 钢板桩围堰基坑封底结构及施工方法
JP6463146B2 (ja) 漏水補修装置及び漏水補修工法
JP6325319B2 (ja) 漏水補修装置及び漏水補修工法
JP6260333B2 (ja) 護岸コンクリートの遮水構造及び護岸コンクリートの補修工法
JP5728206B2 (ja) 仕切護岸の構築工法
JPH10165916A (ja) 外部を囲繞する土木構造物における遮水設備
JP6340248B2 (ja) 山留め壁、山留め壁の構築方法
JP5648850B2 (ja) 地下水集水構造および地下水通水構造
JP2002309569A (ja) 遮水壁ジョイント部の遮水処理方法
JP5306885B2 (ja) 水中構造物の施工方法
JP4223147B2 (ja) 海底埋設構造物の構築工法
JP4982632B2 (ja) 防波堤下の液状化対策工法
JP6206899B2 (ja) 到達坑形成用土留パイプおよびこれを用いた土中管路築造工法
JP6322560B2 (ja) 既設護岸または岸壁の更新方法および護岸または岸壁構造
JP5131742B2 (ja) 護岸構造物の基礎構築工法
KR20140109006A (ko) 오픈실드공법
CN110373999B (zh) 一种基于跨江斜拉桥主塔基础施工的江堤防渗处置方法
JP6006138B2 (ja) 鉛直孔掘削方法及び鉛直孔掘削装置
JP3923482B2 (ja) 土中管路築造工法
JP2009057682A (ja) 山留め壁の構築方法及び山留め壁
JPH07150549A (ja) コンクリート壁清掃装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181009

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181211

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181228

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6463146

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250