JP6463121B2 - エンジン制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジン特性を変化させる可変デバイスを備えたエンジン制御装置に関する。
エンジン特性を変化させる可変デバイスとして、バルブタイミングやバルブリフト量を制御する可変動弁機構や、排気系から吸気系に排出ガスを供給する排気再循環機構等がある(特許文献1および2参照)。これらの可変デバイスを用いることにより、エンジンの吸入空気量や膨張比を変化させることができ、エンジン特性を変化させることができる。例えば、低負荷走行時には、エンジンの燃費性能を向上させるように、可変デバイスを用いてエンジン特性が制御される。一方、高負荷走行時には、エンジンの動力性能を向上させるように、可変デバイスを用いてエンジン特性が制御される。
特開平10−184408号公報 特開2007−278083号公報
ところで、燃費性能を向上させる際の可変デバイスの制御内容と、動力性能を向上させる際の可変デバイスの制御内容とでは、相反する制御内容になることが一般的である。このため、1つの制御マップを用いて可変デバイスを制御した場合には、燃費性能と動力性能とを共に向上させることが困難であった。そこで、燃費性能を優先する制御マップと動力性能を優先する制御マップとを別個に準備し、走行状況に応じて制御マップを切り替える制御方法が考えられる。しかしながら、単純に制御マップを切り替えることは、エンジンのトルク変動を招く要因となっていた。
本発明の目的は、可変デバイスの制御マップを切り替える際のトルク変動を抑制することにある。
本発明のエンジン制御装置は、エンジン特性を変化させる可変デバイスを備えたエンジン制御装置であって、エンジンの動力性能よりも燃費性能を優先する第1制御マップと、前記エンジンの燃費性能よりも動力性能を優先する第2制御マップとに基づいて、前記可変デバイスを制御するデバイス制御部と、前記エンジンの吸気通路に設けられ、前記吸気通路の開口面積を変化させるスロットルバルブと、前記エンジンの目標トルクに基づいて前記スロットルバルブを制御し、前記エンジンの目標トルクに出力トルクを追従させるトルク追従制御を実行するスロットル制御部と、を有し、前記デバイス制御部は、アクセル操作速度とアクセル操作量との少なくともいずれか一方に基づいて、前記第1制御マップと前記第2制御マップとの切替時間を設定し、前記デバイス制御部は、前記トルク追従制御が実行された状態のもとで、前記切替時間をかけて前記第1制御マップと前記第2制御マップとを切り替えることにより、前記可変デバイスの制御目標値を、切替前の制御マップに基づき設定される制御目標値から、切替後の制御マップに基づき設定される制御目標値まで、前記切替時間をかけて連続的あるいは段階的に変化させる。
本発明によれば、トルク追従制御が実行された状態のもとで、第1制御マップと第2制御マップとを切り替えることにより、エンジンの燃費性能および動力性能を向上させつつ、エンジンのトルク変動を抑制することができる。
本発明の一実施の形態であるエンジン制御装置を示す図である。 制御ユニットを構成するスロットル制御部の一例を示すブロック図である。 制御ユニットを構成するデバイス制御部の一例を示すブロック図である。 (a)および(b)は、VVT機構の制御に用いられる制御マップの一例を示す図である。 (a)および(b)は、EGR機構の制御に用いられる制御マップの一例を示す図である。 比較例1の制御状況を示すタイミングチャートである。 燃費優先マップと出力優先マップとを纏めた制御マップを示すイメージ図である。 比較例2の制御状況を示すタイミングチャートである。 実施例1の制御状況を示すタイミングチャートである。 (a)は燃費優先マップを示すイメージ図であり、(b)は出力優先マップを示すイメージ図である。 実施例2の制御状況を示すタイミングチャートである。 (a)はアクセル操作速度に基づいて設定される切替時間の例を示す線図であり、(b)はアクセル開度に基づいて設定される切替時間の例を示す線図である。 本発明の他の実施の形態であるエンジン制御装置の一部を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形態であるエンジン制御装置10を示す図である。図1に示すように、エンジン制御装置10は、内燃機関であるエンジン11を備えている。エンジン11は、クランク軸12を収容するクランクケース13と、ピストン14を収容するシリンダ15とを有している。また、クランク軸12とピストン14とは、コネクティングロッド16を介して連結されている。さらに、エンジン11のシリンダヘッド17には、燃焼室18に開口する吸気ポート19および排気ポート20が形成されている。シリンダヘッド17の吸気ポート19には吸気管(吸気通路)21が接続されており、シリンダヘッド17の排気ポート20には排気管(排気通路)22が接続されている。
吸気管21には、吸入空気量を調整するスロットルボディ30が設けられている。スロットルボディ30は、吸気管21の開口面積を変化させるスロットルバルブ31を有している。スロットルバルブ31は、吸気管21の開口面積を最小にする全閉位置から、吸気管21の開口面積を最大にする全開位置まで、回動自在にスロットルボディ30に組み付けられている。スロットルバルブ31の作動位置を制御することにより、吸気管21の開口面積を自在に変化させることができ、吸気ポート19に流入する吸入空気量を制御することができる。また、スロットルボディ30は、スロットルバルブ31を回動させるアクチュエータとしてスロットルモータ32を備えている。なお、吸気管21には、エアクリーナ33が取り付けられている。
シリンダヘッド17には、吸気ポート19を開閉する吸気バルブ40が設けられており、排気ポート20を開閉する排気バルブ41が設けられている。また、シリンダヘッド17には、吸気バルブ40を駆動する吸気カム軸42が設けられており、排気バルブ41を駆動する排気カム軸43が設けられている。さらに、エンジン11には、可変デバイスとして、吸気バルブ40および排気バルブ41のバルブタイミング(バルブ開閉時期)を制御する可変動弁機構44(以下、VVT機構と記載する。)が設けられている。VVT機構44は、吸気カム軸42と吸気スプロケット45との間に設けられる吸気アクチュエータ46と、排気カム軸43と排気スプロケット47との間に設けられる排気アクチュエータ48とを有している。図示する吸気および排気アクチュエータ46,48は、作動油によって制御される油圧アクチュエータである。吸気および排気アクチュエータ46,48には、複数の電磁バルブや油路からなるバルブユニット49が接続されている。
バルブユニット49を用いて吸気アクチュエータ46に供給される作動油を制御することにより、吸気カム軸42と吸気スプロケット45とを相対的に回動させることが可能である。これにより、吸気バルブ40のバルブタイミングを、進角側や遅角側に制御することができる。同様に、バルブユニット49を用いて排気アクチュエータ48に供給される作動油を制御することにより、排気カム軸43と排気スプロケット47とを相対的に回動させることが可能である。これにより、排気バルブ41のバルブタイミングを、進角側や遅角側に制御することができる。なお、VVTとは、「Variable Valve Timing」である。
また、エンジン11には、可変デバイスとして、排気管22から吸気管21に排出ガスを供給する排気再循環機構50(以下、EGR機構と記載する。)が設けられている。EGR機構50は、排気管22に接続される第1配管51と、吸気管21に接続される第2配管52と、第1配管51および第2配管52を接続するEGRバルブ53と、を有している。EGRバルブ53を開放側に制御することにより、排気管22から第1および第2配管51,52を経て吸気管21に案内される排出ガス量(以下、還流ガス量と記載する。)を増加させることができる。一方、EGRバルブ53を閉塞側に制御することにより、還流ガス量を減少させることができる。なお、EGRとは、「Exhaust Gas Recirculation」である。
エンジン制御装置10には、スロットルボディ30、VVT機構44、およびEGR機構50等を制御する制御ユニット60が設けられている。制御ユニット60には、各種センサから、エンジン11等の運転状態を示す信号が入力されている。制御ユニット60は、各種センサからの入力信号に基づいてエンジン11の運転状態を判断し、後述するエンジン11の要求トルクに出力トルクを追従させるため、スロットルバルブ31を制御して吸入空気量を調整する。ここで、要求トルクとは、エンジン11に対して出力が要求されるエンジントルクである。また、出力トルクとは、エンジン11から実際に出力されるエンジントルクであり、実トルクとも呼ばれている。
制御ユニット60に接続される各種センサとして、スロットルバルブ31の作動位置つまりスロットル開度を検出するスロットルセンサ61、吸気管21を通過する吸入空気量を検出するエアフローセンサ62、吸気管21内の吸気管圧力を検出する吸気管圧力センサ63がある。また、各種センサとして、アクセルペダル64の踏み込み量(以下、アクセル開度と記載する。)を検出するアクセルセンサ65、クランク軸12の回転速度つまりエンジン回転数を検出するエンジン回転数センサ66、車両の走行速度つまり車速を検出する車速センサ67等がある。なお、制御ユニット60には、CPU、ROM、RAM等によって構成されるマイクロコンピュータが組み込まれている。
図2は制御ユニット60を構成するスロットル制御部70の一例を示すブロック図である。図2に示すように、制御ユニット60のスロットル制御部70は、要求トルク設定部71、目標空気量設定部72、フィードバック係数算出部73、および目標開口面積算出部74を有している。要求トルク設定部71は、アクセルセンサ65から入力されるアクセル開度Accに基づいて、エンジン11に要求される要求トルク(目標トルク)Tteを設定する。要求トルク設定部71は、アクセル開度が増加する程に、設定する要求トルクTteを増加させる一方、アクセル開度が減少する程に、設定する要求トルクTteを減少させる。また、目標空気量設定部72は、要求トルク設定部71から入力される要求トルクTteに基づいて、吸入空気量の目標値である目標吸入空気量Tgnを設定する。目標空気量設定部72は、要求トルクTteが増加する程に、設定する目標吸入空気量Tgnを増加させる一方、要求トルクTteが減少する程に、設定する目標吸入空気量Tgnを減少させる。
フィードバック係数算出部73には、エアフローセンサ62から実際の吸入空気量GNが入力され、目標空気量設定部72から目標吸入空気量Tgnが入力される。このフィードバック係数算出部73は、目標吸入空気量Tgnを吸入空気量GNで除算し、フィードバック係数αを算出する(α=Tgn/GN)。また、目標開口面積算出部74には、スロットルセンサ61から現在のスロットル開度TOが入力され、フィードバック係数算出部73からフィードバック係数αが入力される。目標開口面積算出部74は、スロットル開度TOから現在の吸気管21の開口面積OAを算出し、この開口面積OAにフィードバック係数αを乗算する。このように、目標開口面積算出部74は、吸気管21の開口面積の目標値である目標開口面積Toaを算出する(Toa=OA×α)。
また、制御ユニット60のスロットル制御部70は、モータ制御部75を有している。モータ制御部75は、目標開口面積Toaに基づき目標スロットル開度Ttoを設定し、目標スロットル開度Ttoをスロットルモータ32に送信する。そして、スロットルモータ32は、目標スロットル開度Ttoに基づきスロットルバルブ31の作動位置を制御し、吸気管21を通過する吸入空気量を目標吸入空気量Tgnに向けて増減させる。このように、スロットルボディ30を制御して吸入空気量を増減させることにより、目標吸入空気量Tgnに応じた出力トルクTEを得ることができ、要求トルクTteに向けて出力トルクTEを制御することができる。
すなわち、制御ユニット60のスロットル制御部70は、要求トルクTteに基づいてスロットルバルブ31を制御することにより、要求トルクTteに出力トルクTEを追従させるトルク追従制御を実行している。このトルク追従制御とは、要求トルクTteに応じて出力トルクTEを制御する所謂トルクデマンド制御である。なお、スロットル制御部70は、常にアクセル開度Accに基づいてトルク追従制御を実行している。つまり、スロットル制御部70は、所定時間毎にアクセル開度Accに基づいて要求トルクTteを算出し、この要求トルクTteに基づいて目標スロットル開度Ttoを更新している。
図3は制御ユニット60を構成するデバイス制御部80の一例を示すブロック図である。図3に示すように、制御ユニット60のデバイス制御部80は、制御マップ判定部81、VVT制御部82、およびEGR制御部83を有している。制御マップ判定部81は、VVT機構44およびEGR機構50の制御に用いる制御マップを、アクセル操作量であるアクセル開度Accに基づいて、燃費優先マップおよび出力優先マップから選択する。ここで、燃費優先マップ(第1制御マップ)とは、エンジン11の動力性能よりも燃費性能を優先する制御マップである。出力優先マップ(第2制御マップ)とは、エンジン11の燃費性能よりも動力性能を優先する制御マップである。制御マップ判定部81は、アクセル開度Accが所定の閾値を下回る場合に、運転手が加速走行を要求していないと判断して燃費優先マップを選択する。一方、制御マップ判定部81は、アクセル開度Accが所定の閾値を上回る場合に、運転手が加速走行を要求していると判断して出力優先マップを選択する。
制御ユニット60のVVT制御部82は、吸入空気量GNおよびエンジン回転数NEに基づいて、燃費優先マップまたは出力優先マップを参照し、VVT機構44の制御目標値(進角量,遅角量)を設定する。そして、VVT制御部82は、制御目標値に基づいてバルブユニット49を制御し、制御目標値に向けてVVT機構44の作動状態を制御する。同様に、制御ユニット60のEGR制御部83は、吸入空気量GNおよびエンジン回転数NEに基づいて、燃費優先マップまたは出力優先マップを参照し、EGR機構50の制御目標値(還流ガス量)を設定する。そして、EGR制御部83は、制御目標値に基づいてEGRバルブ53を制御し、制御目標値に向けてEGR機構50の作動状態を制御する。
ここで、図4(a)および(b)は、VVT機構44の制御に用いられる制御マップの一例を示す図である。図4(a)には、燃費優先マップが示されており、図4(b)には、出力優先マップが示されている。なお、図4(a)および(b)に示される制御マップは、吸気バルブ40のバルブタイミング、つまり吸気カム軸42の位相を制御する際に用いられる制御マップである。
図4(a)に示すように、燃費優先マップが選択されると、VVT制御部82は、エンジン回転数および吸入空気量に基づいて、吸気バルブ40のバルブタイミングを遅角側に制御する。このように、吸気バルブ40のバルブタイミングを遅らせることにより、シリンダ15内から吸気ポート19に吸入空気を戻すことができ、エンジン11の膨張比を高めることができる。すなわち、エンジン11のミラーサイクル化を達成することができ、エンジン11の燃費性能を向上させることができる。一方、図4(b)に示すように、出力優先マップが選択されると、VVT制御部82は、エンジン回転数および吸入空気量に基づいて、吸気バルブ40のバルブタイミングを進角側に制御する。このように、吸気バルブ40のバルブタイミングを進めることにより、シリンダ15に対する吸入空気の充填量を増加させることができ、エンジン11の動力性能を向上させることができる。このように、燃費優先マップと出力優先マップとを切り替えることにより、VVT機構44によってエンジン特性を変化させることができる。
また、図5(a)および(b)は、EGR機構50の制御に用いられる制御マップの一例を示す図である。図5(a)には、燃費優先マップが示されており、図5(b)には、出力優先マップが示されている。
図5(a)に示すように、燃費優先マップが選択されると、EGR制御部83は、エンジン回転数および吸入空気量に基づいて、排気管22から吸気管21に供給する排出ガス量を増減させる。このように、排気管22から吸気管21に排出ガスを供給することにより、吸入空気の酸素濃度が低下することから、出力トルクを維持しつつ吸入空気量を増加させることができる。すなわち、スロットルバルブ31を開放側に制御することができるため、ポンピングロスを低減してエンジン11の燃費性能を向上させることができる。一方、図5(b)に示すように、出力優先マップが選択されると、EGR制御部83は、EGRバルブ53を遮断することにより、吸気管21に対する排出ガスの供給を停止する。これにより、吸入空気の酸素濃度を高めて出力トルクを確保することができ、エンジン11の動力性能を向上させることができる。このように、燃費優先マップと出力優先マップとを切り替えることにより、EGR機構50によってエンジン特性を変化させることができる。
ところで、燃費優先マップと出力優先マップとを切り替える際には、エンジン特性が変化することから、エンジン11の出力トルクが変動することになる。この制御マップの切り替えに伴う出力トルクの変動は、所謂ドライバビリティを損なう要因、つまり運転手に違和感を与える要因であった。以下、図6に示される比較例1を用いて、制御マップの切り替えに伴う出力トルクの変動について説明する。
[比較例1]
図6は、比較例1の制御状況を示すタイミングチャートである。図6のタイミングチャートには、制御マップの切り替えに伴う出力トルクの変動状況が示されている。図6に示すように、アクセル開度Accが閾値A1を下回る領域では、VVT機構44やEGR機構50が燃費優先マップに基づき制御される。この燃費優先マップに基づいて、吸気バルブ40のバルブタイミングVTは遅角側に制御され(符号D1)、還流ガス量RGは増加側に制御される(符号E1)。また、還流ガス量RGが増加することから、スロットルバルブ31は開放側に制御される(符号C1)。続いて、時刻t1で示すように、アクセル開度Accが閾値A1に到達すると、VVT機構44やEGR機構50の制御マップが、燃費優先マップから出力優先マップに切り替えられる。これにより、VVT機構44の制御目標値Tvtが進角側に設定され(符号D2)、EGR機構50の制御目標値Trgが減少側に設定される(符号E2)。そして、バルブタイミングVTは制御目標値Tvtに向けて制御され(符号D3)、還流ガス量RGは制御目標値Trgに向けて制御される(符号E3)。また、還流ガス量RGが減少することから、スロットルバルブ31は閉塞側に制御される(符号C2)。符号D3,E3で示すように、VVT機構44やEGR機構50を作動させる際には、制御目標値Tvt,Trgに対する応答遅れが発生している。このため、燃費優先マップから出力優先マップに切り替える際には、符号B1で示すように、出力トルクTEの立ち上がりが遅れ、出力トルクTEに変動が生じていた。
このようなトルク変動は、運転手に違和感を与える要因であることから、出力トルクTEの変動を抑制することが求められている。出力トルクTEの変動を抑制する方法としては、燃費優先マップと出力優先マップとを連続的に切り替えること、つまり燃費優先マップと出力優先マップとを1つの制御マップに纏めることが考えられる。続いて、図7および図8に示される比較例2を用いて、燃費優先マップと出力優先マップとを纏めた制御マップによる、VVT機構44およびEGR機構50の制御状況について説明する。
[比較例2]
図7は、燃費優先マップと出力優先マップとを纏めた制御マップを示すイメージ図である。また、図8は、比較例2の制御状況を示すタイミングチャートである。図8のタイミングチャートには、図7の制御マップを用いた制御状況が示されている。なお、図8に示すアクセル開度Accの推移は、図6に示したアクセル開度Accの推移と同じである。
図7に示すように、燃費優先マップと出力優先マップとを1つの制御マップに纏めた場合には、吸入空気量つまりエンジントルクが減少する領域に、燃費優先マップに相当する燃費優先領域が設定される。また、吸入空気量つまりエンジントルクが増加する領域に、出力優先マップに相当する出力優先領域が設定される。そして、燃費優先領域と出力優先領域との間には、双方の制御領域を連続的に接続するための移行領域が設定される。このような制御マップを使用することにより、図8に示すように、制御目標値Tvtや制御目標値Trgを緩やかに変化させることができ、出力トルクTEを滑らかに変化させることが可能である。しかしながら、移行領域において設定される制御目標値Tvt,Trgは、燃費性能や動力性能に関して妥協した数値であるため、エンジン11の燃費性能や動力性能を十分に発揮させることが不可能である。特に、図8に示す場合には、EGR機構50の制御目標値Trgが早めに減少することから(符号Xa)、スロットル開度を十分に拡大させることが困難となっていた(符号Xb)。このため、エンジン11のポンピングロスを十分に低減することができず、エンジン11の燃費性能を向上させることが困難であった。
そこで、本発明の一実施の形態であるエンジン制御装置10は、前述したように、トルク追従制御が実行された状態のもとで、燃費優先マップと出力優先マップとを切り替えている。続いて、図9に示される実施例1を用いて、トルク追従制御の実行中に制御マップを切り替えることについて説明する。
[実施例1]
図9は、実施例1の制御状況を示すタイミングチャートである。図9のタイミングチャートには、トルク追従制御の実行中に制御マップを切り替えたときの出力トルクの推移を示すタイミングチャートである。なお、図9に示すアクセル開度Accの推移は、図6に示したアクセル開度Accの推移と同じである。また、図9において、図6に示す制御状況と同様の制御状況については、同一の符号が付されている。
図9に示すように、アクセル開度Accが閾値A1を下回る領域では、VVT機構44やEGR機構50が燃費優先マップに基づき制御される。この燃費優先マップに基づいて、吸気バルブ40のバルブタイミングVTは遅角側に制御され(符号D1)、還流ガス量RGは増加側に制御される(符号E1)。また、還流ガス量RGが増加することから、スロットルバルブ31は開放側に制御される(符号C1)。続いて、時刻t1で示すように、アクセル開度Accが閾値A1に到達すると、VVT機構44やEGR機構50の制御マップが、燃費優先マップから出力優先マップに切り替えられる。これにより、VVT機構44の制御目標値Tvtは進角側に設定され(符号D2)、EGR機構50の制御目標値Trgは減少側に設定される(符号E2)。そして、バルブタイミングVTは制御目標値Tvtに向けて制御され(符号D3)、還流ガス量RGは制御目標値Trgに向けて制御される(符号E3)。
このように、制御マップの切り替えに伴って制御目標値Tvt,Trgを急速に変化させる場合であっても、要求トルクTteに出力トルクTEを追従させるトルク追従制御が実行されるため、出力トルクTEの変動を抑制してドライバビリティを向上させることができる。すなわち、図9に示すように、還流ガス量RGが減少した場合であっても(符号E3)、トルク追従制御の実行に伴って、スロットルバルブ31の開放状態は継続される(符号C3)。これにより、VVT機構44やEGR機構50に起因する出力トルクTEの変動を、スロットルバルブ31のトルク追従制御によって打ち消すことができるため、符号B2で示すように、出力トルクTEの変動(トルク変動)を抑制することができる。これにより、運転手の違和感を抑制することができ、ドライバビリティを向上させることができる。
また、換言すれば、トルク追従制御を実行することにより、運転手に違和感を与えることなく、燃費優先マップと出力優先マップとを単純に切り替えることができる。すなわち、図4および図5に示すように、燃費優先マップの制御領域と、出力優先マップの制御領域とを、互いに重ねて設定することができる。ここで、図10(a)は燃費優先マップを示すイメージ図であり、図10(b)は出力優先マップを示すイメージ図である。図10(a)および(b)に示すように、燃費優先マップと出力優先マップとを別個に設定することにより、燃費優先マップと出力優先マップとの制御領域を重ねることができる。これにより、燃費優先マップと出力優先マップとの制御領域を十分に拡大することができ、幅広い運転領域でエンジン11の燃費性能や動力性能を向上させることができる。
特に、図10(b)に示すように、燃費優先マップとは別個に出力優先マップを設定することから、出力優先マップの制御領域を吸入空気量が少ない領域から設定することが可能である。これにより、吸入空気量が低下する高地走行時においても、エンジン11の動力性能を高めることができる。すなわち、高地走行時には低地走行時に比べて吸入空気量が低下するため、図7に示すような制御マップを用いた場合には、アクセルペダル64を踏み込んだとしても、吸入空気量を十分に確保して出力優先領域を維持することが困難であった。これに対し、図10(b)に示すように、制御領域が拡大された出力優先マップを用いることにより、吸入空気量を確保することが困難な高地走行においても、エンジン11の動力性能を高めるようにVVT機構44やEGR機構50を制御することができる。
前述の説明では、燃費優先マップと出力優先マップとを切り替える際に、制御目標値Tvt,Trgを急速に変化させているが、これに限られることはなく、制御目標値Tvt,Trgを緩やかに変化させても良い。続いて、図11および図12に示される実施例2を用いて、制御マップの切り替えに伴う制御目標値の変化速度について説明する。
[実施例2]
図11は、実施例2の制御状況を示すタイミングチャートである。図11のタイミングチャートには、トルク追従制御を実行した状態のもとで制御マップを切り替える際に、制御目標値を緩やかに変化させる制御状況が示されている。なお、図11に示すアクセル開度Accの推移は、図6に示したアクセル開度Accの推移と同じである。また、図11において、図6に示す制御状況と同様の制御状況については、同一の符号が付されている。
図11に示すように、アクセル開度Accが閾値A1を下回る領域では、VVT機構44やEGR機構50が燃費優先マップに基づき制御される。この燃費優先マップに基づいて、吸気バルブ40のバルブタイミングVTは遅角側に制御され(符号D1)、還流ガス量RGは増加側に制御される(符号E1)。また、還流ガス量RGが増加することから、スロットルバルブ31は開放側に制御される(符号C1)。続いて、時刻t1で示すように、アクセル開度Accが閾値A1に到達すると、VVT機構44やEGR機構50の制御マップが、所定の切替時間Taをかけて燃費優先マップから出力優先マップに切り替えられる。すなわち、切替時間Taをかけて制御マップを切り替えることにより、制御目標値Tvt,Trgの切替速度が抑制される。ここで、切替時間Taをかけて制御マップを切り替えるということは、燃費優先マップに基づき設定される制御目標値から、出力優先マップに基づき設定される制御目標値まで、切替時間Taをかけて連続的あるいは段階的に変化させるということである。
これにより、VVT機構44の制御目標値Tvtは、切替時間Taをかけて緩やかに進角側に変化し(符号D4)、バルブタイミングVTは、緩やかに変化する制御目標値Tvtに向けて制御される。また、EGR機構50の制御目標値Trgは、切替時間Taをかけて緩やかに減少側に変化し(符号E4)還流ガス量RGは、緩やかに変化する制御目標値Trgに向けて制御される。このように、制御マップの切り替えに伴って制御目標値Tvt,Trgを緩やかに変化させることにより、VVT機構44、EGR機構50およびスロットルバルブ31の制御精度を向上させることができる。すなわち、VVT機構44、EGR機構50およびスロットルバルブ31のオーバーシュートを防止することができ、出力トルクTEの制御精度を高めてドライバビリティを向上させることができる。
図11に示す場合には、所定の切替時間Taをかけて燃費優先マップと出力優先マップとを切り替えているが、アクセルペダル64の操作状況に応じて切替時間を変化させても良い。ここで、図12(a)はアクセル操作速度に基づいて設定される切替時間Taの例を示す線図であり、図12(b)はアクセル開度に基づいて設定される切替時間Taの例を示す線図である。
図12(a)に特性線La1〜La3で示すように、アクセルペダル64の操作速度(以下、アクセル操作速度と記載する。)が遅い場合には、切替時間Taが短く設定される一方、アクセル操作速度が速い場合には、切替時間Taが長く設定される。このように、アクセル操作速度に基づいて切替時間Taを設定することにより、運転手の要求に応じて適切に制御マップを切り替えることができ、ドライバビリティを向上させることができる。また、アクセル操作速度に限られることはなく、アクセル開度Accに基づいて切替時間Taを設定しても良い。すなわち、図12(b)に特性線Lb1〜Lb3で示すように、アクセル開度Accが小さい場合には、切替時間Taが短く設定される一方、アクセル開度Accが大きい場合には、切替時間Taが長く設定される。このように、アクセル開度Accに基づいて切替時間Taを設定した場合であっても、運転手の要求に応じて適切に制御マップを切り替えることができ、ドライバビリティを向上させることができる。
なお、図12(a)および(b)に示す場合には、アクセル操作速度やアクセル開度Accに応じて、切替時間Taを連続的に設定しているが、これに限られることはなく、切替時間Taを段階的に設定しても良い。また、アクセル操作速度とアクセル開度Accとの双方に基づいて、切替時間Taを設定しても良いことはいうまでもない。
[他の実施の形態]
以下、本発明の他の実施の形態であるエンジン制御装置90について説明する。前述の説明では、エンジン特性を変化させる可変デバイスとして、VVT機構44やEGR機構50を用いているが、可変デバイスとしてはこれらの機構に限られることはない。ここで、図13は、本発明の他の実施の形態であるエンジン制御装置90の一部を示す図である。なお、図13において、図1に示す部材と同様の部材については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図13に示すように、エンジン制御装置90を構成するエンジン11には、可変デバイスとして、シリンダ15内の吸気流れを変化させる気流可変機構(以下、TGV機構91と記載する。)が設けられている。TGV機構91は、タンブルバルブ92が組み込まれたバルブボディ93を有している。タンブルバルブ92は、吸気管21の一部を閉塞する閉塞位置から、吸気管21を開放する開放位置まで、回動自在にバルブボディ93に設けられている。また、バルブボディ93には、タンブルバルブ92を回動させる電動アクチュエータ94が設けられている。タンブルバルブ92を閉塞側に制御することにより、吸気ポート19内の吸入空気を片側に寄せて流すことができ、シリンダ15内のタンブル流(縦渦流)を強めることができる。一方、タンブルバルブ92を開放側に制御することにより、吸気ポート19内の吸入空気を一様に流すことができ、シリンダ15内のタンブル流を弱めることができる。このようなTGV機構91においても、前述したVVT機構44やEGR機構50と同様に、制御用の燃費優先マップと出力優先マップとを備えている。そして、燃費優先マップと出力優先マップとを切り替えることにより、タンブル流を調整して混合気の燃焼速度を変化させることができ、EGR機構50によってエンジン特性を変化させることができる。なお、TGVとは、「Tumble Generation Valve」である。
このように、可変デバイスとしてTGV機構91を備えたエンジン制御装置90であっても、スロットルバルブ31によるトルク追従制御を実行した状態のもとで、TGV機構91の燃費優先マップと出力優先マップとが切り替えられる。これにより、前述したエンジン制御装置10と同様に、エンジン11の燃費性能や動力性能を向上させつつ、出力トルクTEの変動を抑制してドライバビリティを向上させることができる。なお、気流可変機構としては、シリンダ15内のタンブル流の強弱を制御するTGV機構91に限られることはなく、シリンダ15内のスワール流の強弱を制御する気流可変機構であっても良い。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。前述の説明では、アクセルペダル64の踏み込み量を増加させることにより、燃費優先マップから出力優先マップに制御マップを切り替えているが、これに限られることはない。すなわち、アクセルペダル64の踏み込み量を減少させることにより、出力優先マップから燃費優先マップに制御マップを切り替える場合であっても、本発明を有効に適用することが可能である。つまり、トルク追従制御が実行された状態のもとで、出力優先マップから燃費優先マップに切り替えることにより、エンジン11の燃費性能や動力性能を向上させつつ、出力トルクTEの変動を抑制してドライバビリティを向上させることができる。
前述の説明では、スロットル制御部70は、要求トルクTteに出力トルクTEを追従させるトルク追従制御を常に実行しているが、これに限られることはなく、トルク追従制御以外の制御方法を併用していても良い。この場合には、スロットル制御部70が、トルク追従制御の実行中であることを判定した上で、燃費優先マップと出力優先マップとを切り替えることになる。また、前述の説明では、2つの制御マップを用いて可変デバイスを制御しているが、これに限られることはなく、3つ以上の制御マップを用いて可変デバイスを制御しても良い。
前述の説明では、可変デバイスとして、VVT機構44、EGR機構50およびTGV機構91を挙げているが、これに限られることはなく、エンジン特性を変化させる他の可変デバイスを用いても良い。さらに、図1に示したエンジン制御装置10は、可変デバイスとしてVVT機構44およびEGR機構50を備え、図11に示したエンジン制御装置90は、可変デバイスとしてTGV機構91を備えているが、これに限られることはない。例えば、VVT機構44、EGR機構50およびTGV機構91の少なくともいずれか1つを備えたエンジン制御装置に、本発明を適用することが可能である。
前述の説明では、可変動弁機構として、吸気バルブ40および排気バルブ41のバルブタイミングを制御するVVT機構44を用いているが、これに限られることはない。可変動弁機構として、バルブリフト量(バルブ揚程量)を制御する可変動弁機構を採用しても良く、バルブタイミングとバルブリフト量との双方を制御する可変動弁機構を採用しても良い。また、可変動弁機構として、吸気バルブ40だけを制御する可変動弁機構であっても良く、排気バルブ41だけを制御する可変動弁機構であっても良い。なお、図示する可変動弁機構は、油圧アクチュエータを備えた油圧式の可変動弁機構であるが、これに限られることはなく、電動アクチュエータを備えた電動式の可変動弁機構であっても良い。
前述の説明では、アクセル開度Accに基づいて要求トルクTteを設定しているが、これに限られることはなく、アクセル開度Accおよび車速に基づいて要求トルクTteを設定しても良い。また、所謂クルーズコントロール機能を備えた車両においては、アクセル開度Accを用いることなく、設定車速や車間距離等に基づいて要求トルクTteを設定しても良い。
10 エンジン制御装置
11 エンジン
15 シリンダ
21 吸気管(吸気通路)
22 排気管(排気通路)
31 スロットルバルブ
44 VVT機構(可変動弁機構,可変デバイス)
50 EGR機構(排気再循環機構,可変デバイス)
60 制御ユニット
70 スロットル制御部
80 デバイス制御部
90 エンジン制御装置
91 TGV機構(気流可変機構,可変デバイス)

Claims (6)

  1. エンジン特性を変化させる可変デバイスを備えたエンジン制御装置であって、
    エンジンの動力性能よりも燃費性能を優先する第1制御マップと、前記エンジンの燃費性能よりも動力性能を優先する第2制御マップとに基づいて、前記可変デバイスを制御するデバイス制御部と、
    前記エンジンの吸気通路に設けられ、前記吸気通路の開口面積を変化させるスロットルバルブと、
    前記エンジンの目標トルクに基づいて前記スロットルバルブを制御し、前記エンジンの目標トルクに出力トルクを追従させるトルク追従制御を実行するスロットル制御部と、
    を有し、
    前記デバイス制御部は、アクセル操作速度とアクセル操作量との少なくともいずれか一方に基づいて、前記第1制御マップと前記第2制御マップとの切替時間を設定し、
    前記デバイス制御部は、前記トルク追従制御が実行された状態のもとで、前記切替時間をかけて前記第1制御マップと前記第2制御マップとを切り替えることにより、前記可変デバイスの制御目標値を、切替前の制御マップに基づき設定される制御目標値から、切替後の制御マップに基づき設定される制御目標値まで、前記切替時間をかけて連続的あるいは段階的に変化させる、
    エンジン制御装置。
  2. 請求項1記載のエンジン制御装置において、
    前記第1制御マップの制御領域と、前記第2制御マップの制御領域とは、少なくとも一部が重ねられる、エンジン制御装置。
  3. 請求項1または2記載のエンジン制御装置において、
    前記デバイス制御部は、アクセル操作量に基づいて、前記第1制御マップと前記第2制御マップとを切り替える、エンジン制御装置。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載のエンジン制御装置において、
    前記可変デバイスは、バルブ開閉時期とバルブ揚程量との少なくともいずれか一方を変化させる可変動弁機構である、エンジン制御装置。
  5. 請求項1〜のいずれか1項に記載のエンジン制御装置において、
    前記可変デバイスは、排気通路から前記吸気通路に排出ガスを供給する排気再循環機構である、エンジン制御装置。
  6. 請求項1〜のいずれか1項に記載のエンジン制御装置において、
    前記可変デバイスは、前記エンジンのシリンダ内の吸気流れを変化させる気流可変機構である、エンジン制御装置。
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