JP6462451B2 - エアゾール容器用吐出具 - Google Patents

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本発明は、エアゾール容器のマウンティングカップに装着されるエアゾール容器用吐出具に関するものであり、特に、2種類の内容物を一度に吐出する吐出具に関する。
従来、2液タイプの毛染め剤や整髪剤等を収容するエアゾール容器においては、2種類の内容物を一度に吐出する吐出具として、例えば特許文献1に示される如きものが用いられている。特許文献1に記載の吐出具は、概略、蓋体と櫛体とから構成されるものであり、蓋体及び櫛体の内側に設けられた内容物の通路には、軸部の軸線に沿って3種類の円環部を設けた部材を配置している。そして、かかる部材で内容物の流れを乱すことによって、2種類の内容物の混合を促進するとしている。
また特許文献2には、内容物の通路に配置される部材として、棒状部の外周面に螺旋状に延在する鍔状部を設けるとともに鍔状部の一部に欠落域を設けた内容物混合用の通路部材が示されている。そして、内容物の螺旋状の流れに対し、この流れから分流する欠落域を通る流れが隣の螺旋状の流れに交わることで、内容物を十分に混合することができるとしている。
特許第5113409号公報 特許第4290941号公報
しかしながら内容物の種類等によっては、吐出具内で十分に混合されずに内容物が吐出されることがある。そして内容物の通路に配置される部材として、例えば棒状部の外周面に鍔状部を設けるものであって、鍔状部が、傾いた半円状の部材(半円片)が棒状部を中心として点対称の関係で設けられる半円片対で構成されるものにあっては、図9(a)に例示するように、2種類の内容物が櫛歯の列に沿って交互に並ぶようにして吐出されることがあった。ここで、吐出した内容物を髪等の対象物に対して梳かしながら塗布するには、エアゾール容器を、髪等の流れに対して櫛歯が並ぶ方向が直角になる向きで動かすことが通常であるため(図9(a)参照)、交互に吐出された内容物は、ほとんど混ざり合うことなく対象物に塗布されることになる。このため、2種類の内容物がムラになって塗布されることがあった。
本発明は、このような点を解決することを課題とするものであり、2種類の内容物が塗布具内で十分に混合されなくても、髪等の対象物に塗布すれば、これらの内容物が十分に混ざり合う、新たなエアゾール容器用吐出具を提案することを目的とする。
本発明は、2種類の内容物をまとめて収容した単一のエアゾール容器、或いは2種類の内容物を別々に収容したエアゾール容器対のマウンティングカップに装着される固定盤と、
各ステムから吐出される内容物を個別に通す2つの連結孔を備える天壁、及び上方へ向けて延在するとともに外周面に鍔状部を備える棒状部を有する連結部材と、
前記棒状部、鍔状部、及び2つの連結孔を取り囲んで内容物の通路を形成する内筒部を有するカバーと、
前記通路からの内容物を外界に向けて吐出させるスリット状の吐出口を有するとともに吐出した内容物を対象物に塗布する櫛部を有する塗布部材とを備えるエアゾール容器用吐出具であって、
前記櫛部は、複数の櫛歯が列状に並ぶ櫛歯列を備え、
前記鍔状部は、半円状をなし一方の端部が他方の端部よりも上方に位置するように傾斜させた半円片が前記棒状部を中心として上下方向位置を同一とした点対称の関係で設けられる半円片対で構成されるものであって、最上方に位置する該半円片が該櫛歯列と同方向に並ぶエアゾール容器用吐出具である。
前記櫛部は、前記吐出口を間に挟んで前記櫛歯列を一対以上有するものであることが好ましい。
前記櫛部は、前記吐出口の両端部の外側に前記櫛歯を有することが好ましい。
本発明者が検討を重ねたところ、スリット状の吐出口を有するとともに櫛部を有する塗布部材を備え、また内容物の通路に配置される部材として、棒状部の外周面に鍔状部を設けるものであって、鍔状部は、半円状をなし一方の端部が他方の端部よりも上方に位置するように傾斜させた半円片が前記棒状部を中心として点対称の関係で設けられる半円片対で構成されるものを備えるエアゾール容器用吐出具にあっては、塗布部材に設けた複数の櫛歯が列状に並ぶ櫛歯列に対して、最上方に位置する半円片が、櫛歯列と同方向に並ぶように構成することで、内容物を櫛歯列に沿って吐出できることを見出した。すなわち、2種類の内容物が十分に混合されなくても、2種類の内容物は櫛歯列に沿って吐出されるので、通常通りに髪等の流れに対して櫛歯列の延在する方向が直角になる向きでエアゾール容器を動かせば、内容物を十分に混ぜ合わせながら塗布することができる。
櫛部が、吐出口を間に挟んで櫛歯列を一対以上有する場合は、吐出口から吐出させた内容物がこぼれ落ちないようにこれらの櫛歯列で保持することができるので、使い勝手が良くなる。
櫛歯列に加えて、吐出口の両端部の外側に櫛歯を有する場合は、吐出口は櫛歯列及び櫛歯で取り囲まれるため、内容物がよりこぼれ落ちにくくなって使い勝手がさらに良くなる。
本発明に従うエアゾール容器用吐出具の一実施形態を、単一のエアゾール容器に装着した状態で示す正面視での断面図である。 図1に示すエアゾール容器用吐出具の側面視での断面図である。 図1に示すエアゾール容器用吐出具の平面図である。 連結部材を開状態にした図であり、(a)は下面図であり、(b)は(a)に示すB−Bに沿う断面図である。 連結部材を開状態にした斜視図である。 図2に示すカバーを固定盤から取り外した状態を示す側面図である。 カバーから連結部材を取り外した状態を示す側面図である。 図1に示すエアゾール容器用吐出具から吐出される内容物の状態を例示する、(a)は平面図であり、(b)は図1のA−Aに沿う断面図である。 最上方に位置する半円片の向きが櫛歯列の並ぶ方向に対して直交する場合での内容物の吐出状態を、図8に準じて示した図である。
以下、図面を参照して、本発明に従うエアゾール容器用吐出具をより具体的に説明する。なお、本明細書、特許請求の範囲及び要約書では、エアゾール容器に対してエアゾール容器用吐出具が位置する側を上方とし、その反対側を下方とする。
図1〜図3において、符号1は、本発明に従うエアゾール容器用吐出具(以下、「吐出具」と称する)の一実施形態を示す。吐出具1は、固定盤2と、連結部材3と、カバー4と、塗布部材5とから構成されている。また符号6は、吐出具1を装着する単一のエアゾール容器を示す。
エアゾール容器6は、例えば合成樹脂製となる有底筒状の容器本体10に、例えば金属製となるマウンティングカップ11の外縁を巻き締めして固着したものであって、容器本体10の内側には2種類の内容物が別個に収容されている。本実施形態のマウンティングカップ11は、容器本体10に巻き締めした円環状部12と、円環状部12の上方に位置し、円周状の側面の一部を平面状にしたマウンティングカップ本体部13とを有している。またエアゾール容器6は、それぞれの内容物の収容空間につながる総計2つのステム14を有していて、2つのステム14は、マウンティングカップ本体部13から上方に向けて突出している。
固定盤2は、中央部に開口20を設けて2つのステム14を露出させた上壁21と、マウンティングカップ本体部13の側面を取り囲む円筒状の側壁22とを備えている。本実施形態の側壁22は、マウンティングカップ本体部13の側面における平面状の部位に対応する位置にリブ23を有していて(図2参照)、マウンティングカップ本体部13に対して回転しないようにしている。また側壁22の下端には、径方向外側に向けて延在するフランジ24を設けていて、フランジ24の下部には、円環状部12を取り囲んで円環状部12に抜け止め保持される嵌合壁25を設けている。またフランジ24の外側端には、フランジ24に対して上下方向に延在する円筒状の外周壁26を設けている。
連結部材3は、図4(a)、(b)に示すように、下部部材30と上部部材31とを、薄肉状のヒンジ32で一体に連結したものであり(図4(a)、(b)は、連結部材3の開状態を示す)、ヒンジ32で折り曲げることで、図1、2に示す閉状態にすることができる。
下部部材30は、平板状をなす下部部材本体33を備えている。下部部材本体33の下方には、2つのステム14のそれぞれに連結する2つの接続筒34を設けていて、それぞれの接続筒34の内側には、下部部材本体33を貫いてステム14から吐出させた内容物を通す貫通孔35を設けている。また、下部部材本体33の上方には、2つの貫通孔35を取り囲む下部環状壁36と、2つの貫通孔35の間に位置する一対の下部仕切り壁37とを設けている。そして、図1に示すように下部部材本体33における両側の外側端には、下方に向けて延在する下部摘み部38をそれぞれ設けている。また、下部摘み部38の外面には、指掛かりとなる突起38aを設けている。
上部部材31は、下部環状壁36に液密に当接する上部環状壁39を備えている。上部環状壁39の外周面には、外側に向けて延在する一対の支持壁40を設けていて(図2、図5参照)、各支持壁40の外側端には、支持壁40に対して上下方向に延在する上部摘み部41を設けている。ここで、一方の上部摘み部41には、その下端に前述のヒンジ32を設けていて、他方の上部摘み部41には、その下端に、連結部材3を閉状態にした際に下部部材本体33に係合する爪部42を設けている。また他方の上部摘み部41には、その上方に、指掛かりとなる突起41aを設けている。
また、上部環状壁39の上端には、中央部を上方に向けて筒状に突出させた天壁43を設けている。また天壁43の内側には、図1に示すように、対をなす下部仕切り壁37の間に入り込む上部仕切り壁44を設けている。そして天壁43の上方には、上部仕切り壁44を挟んで両側に、天壁43を貫く孔(連結孔)45を総計2つ設けている(図1、図5参照)。連結部材3を閉状態にした場合、下部部材30と上部部材31との間には、2つのステム14からの内容物が、貫通孔35から連結孔45まで個別に流れる通路が形成されることになる。
また天壁43には、連結孔45の相互間から上方に向けて延在する円柱状の棒状部46を設けている。そして棒状部46の外周面には、図1、図5に示すように、半円片対47で構成される鍔状部48が設けられている。半円片対47は、半円状をなす半円片47aを、その一方の端部47bが他方の端部47cよりも上方に位置するように傾斜した状態にし、さらに棒状部46を中心として点対称の関係になるように配置したものである。本実施形態では、図5に示すように、最下方に位置する半円片対47を、一方の端部47bが連結孔45に隣接するように位置させている。また最下方の直上に位置する半円片対47は、最下方に位置する半円片対47に対して傾斜方向を逆にしつつ、棒状部46を中心に90度ずれた位置に設けている。さらに最下方に位置する半円片対47から数えて3つ目の半円片対47(最上方に位置する半円片対47)は、最下方に位置する半円片対47と同方向になるように設けている。
図1に示すようにカバー4は、棒状部46、鍔状部48、及び2つの連結孔45を取り囲んで天壁43に液密に当接する円筒状の内筒部50を備えている。すなわち、2つの連結孔45を個別に通過した2種類の内容物は、鍔状部48によって旋回しながら内筒部50内を流れる。
また内筒部50の上端には、外側に向けて延在する頂壁51を設けていて、頂壁51には、上方に向けて延在するカバー環状壁52を設けている。また頂壁51の中央部には、内筒部50の内側に通じるカバー貫通孔53を設けている。さらに頂壁51の外側端には、内筒部50を取り囲んで下方に向けて延在し、マウンティングカップ11を覆い隠すとともに固定盤2の側壁22と外周壁26との間に入り込む外筒部54を設けている(図1参照)。また外筒部54には、下方から上方に向けて外筒部54を切り欠く切り欠き部55を設けていて、この切り欠き部55に下部摘み部38を収めている。本実施形態の切り欠き部55は、マウンティングカップ11を間に挟んで一対設けられている。本実施形態の下部摘み部38、切り欠き部55は、外周壁26によって覆い隠されているので、見映えが良くなる。
さらに図2に示すように外筒部54は、径方向外側に広がった後、下方に向けて延在する一対の操作片56を備えている。操作片56の内面には、傾斜部57を設けている。ここで、操作片56は、外側から押圧することで傾斜部57が外周壁26の下端に当接するように構成されている。そして、操作片56を外側から押圧すると、カバー4は傾斜部57に沿って下方に移動し、これによって連結部材3、及び2つのステム14を下方に押し下げることができる。
塗布部材5は、頂壁51の上方に設けられるとともに塗布部材5に嵌合保持されるドーム状壁60を備えている。ドーム状壁60の下面には、カバー環状壁52と液密に当接する塗布部材環状壁61を設けている。ドーム状壁60の中央部には、カバー貫通孔53を通過した内容物を外界に向けて吐出させるスリット状の吐出口62を設けている。またドーム状壁60には、吐出口62から吐出させた内容物を、髪等の対象物に対して梳かしながら塗布するための櫛部63を設けている。図3に示すように本実施形態の櫛部63は、大径の櫛歯63aを吐出口62の延在する向きに列状に並べた大径櫛歯列63bを備えていて、大径櫛歯列63bは、吐出口62を間に挟んで一対設けられている。また、吐出口62の両端部の外側には、大径の櫛歯63aが1つずつ設けられている。さらに大径櫛歯列63bの両外側には、小径の櫛歯63cが、大径櫛歯列63bと同方向に列状に並べられて一対の小径櫛歯列63dを形成している。
ここで、鍔状部48における最上方に位置する半円片47aは、図8(a)、(b)に示すように、吐出口62、大径櫛歯列63b、及び小径櫛歯列63dと同方向に並んでいる。
このような構成になる吐出具1を用いてエアゾール容器6から内容物を吐出させるには、図2に示す操作片56を外側から押圧する。これによって、カバー4が連結部材3及び2つのステム14とともに下方に押し下げられる。本実施形態では図1に示すように、カバー4の外筒部54が、固定盤2の側壁22と外周壁26との間に入り込むため、外筒部54は、カバー4を押し下げる際のガイドとして機能し、カバー4を真っ直ぐ押し下げることができる。
そして押し下げられたステム14から吐出される2種類の内容物(内容物A、B)は、貫通孔35と連結孔45とを通り抜け、内筒部50に至る。内筒部50内では、内容物A、Bは鍔状部48によって旋回しながら流れ、カバー貫通孔53を介して吐出口62から吐出される。ここで内筒部50内を流れる際、内容物A、Bが相手の内容物と十分に混ざり合わなければ、図5に示す矢印の如く2つの流れのままでカバー貫通孔53へ向い、図8(a)に例示するように、相互に分かれたまま吐出されてしまうおそれがある。但しこの場合であっても、内容物A、Bは、大径櫛歯列63b、及び小径櫛歯列63dに対して平行に吐出される(図では横方向)ため、通常通り、髪等の対象物の流れに対して大径櫛歯列63b、及び小径櫛歯列63dの延在する方向が直角になる向き(図では縦方向)でエアゾール容器を動かせば、内容物A、Bを十分に混ぜ合わせながら塗布することができる。なお、図示した内容物A、Bは、これらが大径櫛歯列63b及び小径櫛歯列63dに対して平行に吐出されることを示す一例にすぎず、図示のような一列ずつに分かれて吐出される形態に限定されるものではない。
また、連結部材3を洗浄するにあたっては、図6に示すように、エアゾール容器6に対してカバー4を上方に引き上げる。これにより、固定盤2をエアゾール容器6に残したまま、カバー4を取り外すことができる。
外筒部54に設けた一対の切り欠き部55には、連結部材3の下部摘み部38がそれぞれ収まっていることから、一方の手でカバー4を掴み、他方の手の指でこれらの下部摘み部38を挟むようにして連結部材3を掴むことができる。そして、両方の手が互いに離れるようにすることで、図7に示すようにカバー4から連結部材3を取り外すことができる。なお、カバー4の内筒部50内にも内容物が溜まっているが、内筒部50には連結部材3の鍔状部48が入り込んでおり、この鍔状部48は複数の半円片対47で構成されているため、カバー4から連結部材3を取り外すと、溜まった内容物を半円片対47に絡みつかせながら掻き出すことができる。すなわち、内筒部50内に溜まった大半の内容物を一度に取り除くことができるので、その後の内筒部50の洗浄がより簡単になる。
取り外した連結部材3は、一方の手の指で下部部材30に設けた一対の下部摘み部38を挟むようにして掴み、他方の手の指で上部部材31に設けた一対の上部摘み部41の上方を挟むようにして掴めば、下部部材本体33に係合していた爪部42が外れて、図4に示すように開状態にすることができる。これにより、連結部材3の内部を洗浄することができる。なお、下部摘み部38に設けた突起38a、及び上部摘み部41に設けた突起41aは、指掛かりとして機能するので、カバー4から連結部材3を取り外す際や連結部材3を開く際の滑りを抑制することができる。
以上、本発明の構成とその作用効果を説明したが、本発明に従うエアゾール容器用吐出具は、上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に従う範囲で種々の変更が可能である。例えば上述の実施形態では、単一のエアゾール容器に装着されるものとして説明したが、2種類の内容物を別々に収容したエアゾール容器を左右に並べた、エアゾール容器対に装着されるものであってもよい。また半円片対を3組設けているが、組数は適宜変更可能であって、1組でもよい。また櫛部は、上方に向けて延在しているが、カバーに対して塗布部材を傾けて取り付けるようにすることで、エアゾール容器に対して櫛部を傾けて延在させるようにしてもよい。また、上述した実施形態では、カバーと塗布部材は別の部材として構成したが、これらを一体連結させてもよい。さらに、上述した実施形態では、操作片を用いてカバーを押し下げるようにしたが、操作片を省略してカバーを直接押し下げるようにしてもよい。
1:エアゾール容器用吐出具(吐出具)
2:固定盤
3:連結部材
4:カバー
5:塗布部材
6:エアゾール容器
10:容器本体
11:マウンティングカップ
12:円環状部
13:マウンティングカップ本体部
14:ステム
20:開口
21:上壁
22:側壁
23:リブ
24:フランジ
25:嵌合壁
26:外周壁
30:下部部材
31:上部部材
32:ヒンジ
33:下部部材本体
34:接続筒
35:貫通孔
36:下部環状壁
37:下部仕切り壁
38:下部摘み部
38a:突起
39:上部環状壁
40:支持壁
41:上部摘み部
41a:突起
42:爪部
43:天壁
44:上部仕切り壁
45:連結孔
46:棒状部
47:半円片対
47a:半円片
47b:一方の端部
47c:他方の端部
48:鍔状部
50:内筒部
51:頂壁
52:カバー環状壁
53:カバー貫通孔
54:外筒部
55:切り欠き部
56:操作片
57:傾斜部
60:ドーム状壁
61:塗布部材環状壁
62:吐出口
63:櫛部
63a:大径の櫛歯
63b:大径櫛歯列
63c:小径の櫛歯
63d:小径櫛歯列

Claims (3)

  1. 2種類の内容物をまとめて収容した単一のエアゾール容器、或いは2種類の内容物を別々に収容したエアゾール容器対のマウンティングカップに装着される固定盤と、
    各ステムから吐出される内容物を個別に通す2つの連結孔を備える天壁、及び上方へ向けて延在するとともに外周面に鍔状部を備える棒状部を有する連結部材と、
    前記棒状部、鍔状部、及び2つの連結孔を取り囲んで内容物の通路を形成する内筒部を有するカバーと、
    前記通路からの内容物を外界に向けて吐出させるスリット状の吐出口を有するとともに吐出した内容物を対象物に塗布する櫛部を有する塗布部材とを備えるエアゾール容器用吐出具であって、
    前記櫛部は、複数の櫛歯が列状に並ぶ櫛歯列を備え、
    前記鍔状部は、半円状をなし一方の端部が他方の端部よりも上方に位置するように傾斜させた半円片が前記棒状部を中心として上下方向位置を同一とした点対称の関係で設けられる半円片対で構成されるものであって、最上方に位置する該半円片が該櫛歯列と同方向に並ぶエアゾール容器用吐出具。
  2. 前記櫛部は、前記吐出口を間に挟んで前記櫛歯列を一対以上有するものである請求項1に記載のエアゾール容器用吐出具。
  3. 前記櫛部は、前記吐出口の両端部の外側に前記櫛歯を有する請求項2に記載のエアゾール容器用吐出具。
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