JP6462364B2 - スローアウェイ式ドリル及びそれを用いた切削加工物の製造方法 - Google Patents

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Description

本態様は、穿孔加工に用いられるスローアウェイ式ドリル及び切削加工物の製造方法に関する。
従来、穿孔加工に用いられるドリルとしては、その全体が一体的に形成されたソリッド式ドリルの他に、ドリルの本体部と、この本体部に着脱可能に装着された、切削用の切刃を有する切削インサートとによって構成されたスローアウェイ式ドリルがある。スローアウェイ式ドリルとしては、例えば特許文献1に記載のドリルが知られている。特許文献1に記載のドリルは、工具内周側に位置するチップ(切削インサート)及び工具外周側に位置するチップを有している。
特開平10−244411号公報
ソリッド式ドリルにおいては、ドリルの回転軸を中心として切刃が回転対称になるように設けられる。一方、スローアウェイ式ドリルにおいては、内周側に位置する切削インサートが有する切刃(内切刃)と、外周側に位置する切削インサートが有する切刃(外切刃)とが回転軸を中心として回転対称になるようには設けられてはいない。そのため、内切刃によって生じる切削負荷と外切刃によって生じる切削負荷との合力は、回転中心軸から外周の特定の方向に向かって生じることになる。このような合力による力のモーメントは、内切刃及び外切刃から離れた切屑排出溝の後端側において大きくなる。これにより、切削加工においてドリルがたわみ、加工条件や被削材を変更した場合に、加工穴径が変動してしまう可能性がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、耐久性の良好なスローアウェイ式ドリルを提供することを目的とする。
一態様に基づくスローアウェイ式ドリル(以下、単にドリルともいう)は、回転中心軸に沿って延びる棒形状の本体部と、該本体部の先端における中心側に装着され、内切刃を有する第1の切削インサートと、前記本体部の先端における外周側に装着され、外切刃を有する第2の切削インサートと、前記第1の切削インサートから前記本体部の後端側に向かって前記回転中心軸の周りを螺旋状に延びる第1の切屑排出溝と、前記第2の切削インサートから前記本体部の後端側に向かって前記回転中心軸の周りを螺旋状に延びる第2の切屑排出溝と、前記本体部の外周面であって前記第1の切屑排出溝と前記第2の切屑排出溝との間に位置する第1のランド面及び第2のランド面とを有している。
そして、前記第1のランド面の後端部における幅が、前記第2のランド面の後端部における幅よりも大きく、前記本体部を先端透視した場合に、前記回転中心軸から前記内切刃の外周側の端部に向かって延びる仮想直線の延長線上に前記第1のランド面の後端部が位置している。前記第2の切屑排出溝は、先端側に位置する第1領域と後端側に位置する第2領域とを有している。さらに、前記第1領域のねじれ角、前記第2領域のねじれ角及び前記第1の切屑排出溝のねじれ角が、それぞれ先端側から後端側にかけて一定であり、前記第1領域のねじれ角が、前記第の切屑排出溝のねじれ角と同じであって、前記第2領域のねじれ角が、前記第1領域のねじれ角よりも小さい。
スローアウェイ式ドリルにおける内切刃によって生じる切削負荷と外切刃によって生じる切削負荷との合力は、先端視した場合に回転中心軸から内切刃の外周側の端部に向かう方向に加わる。上記態様のスローアウェイ式ドリルにおいては、回転中心軸から内切刃の外周側の端部に向かって延びる仮想直線の延長線上に幅の相対的に大きな第1のランド面の後端部が位置している。そのため、第1のランド面において安定して本体部が保持されるので、スローアウェイ式ドリルのたわみを小さく抑えることができる。
本発明の一実施形態のドリルを示す斜視図である。 図1に示すドリルにおける先端方向からの正面図である。 図2に示すドリルを先端透視した概念図である。 図2に示すドリルにおけるA1方向からの側面図である。 図2に示すドリルにおけるA2方向からの側面図である。 図5に示すドリルにおけるD1−D1断面の断面図である。 図5に示すドリルにおけるD2−D2断面の断面図である。 図1に示すドリルにおける外周面を展開した模式図である。 図1に示すドリルにおけるホルダを示す斜視図である。 図1に示すドリルの変形例を示す斜視図である。 図10に示すドリルにおける図4に対応する側面の側面図である。 図10に示すドリルにおける外周面を展開した模式図である。 本発明の一実施形態の切削加工物の製造方法の一工程を示す斜視図である。 本発明の一実施形態の切削加工物の製造方法の一工程を示す斜視図である。 本発明の一実施形態の切削加工物の製造方法の一工程を示す斜視図である。
以下、一実施形態のドリルについて、図面を用いて詳細に説明する。但し、以下で参照する各図は、説明の便宜上、実施形態の構成部材のうち、本実施形態を説明するために必要な主要部材のみを簡略化して示したものである。従って、本発明のドリルは、本明細書が参照する各図に示されていない任意の構成部材を備え得る。また、各図中の部材の寸法は、実際の構成部材の寸法および各部材の寸法比率等を忠実に表したものではない。
<ドリル>
本実施形態のドリル1は、図1〜9に示すように、ホルダ3と、第1の切削インサート5(以下、単に第1インサート5ともいう)と、第2の切削インサート7(以下、単に第2インサート7ともいう)とを有している。
ホルダ3は、本体部9と、第1の切屑排出溝11(以下、単に第1溝11ともいう)と、第2の切屑排出溝13(以下、単に第2溝13ともいう)と、第1のランド面15と、第2のランド面17とを有している。本体部9は、回転中心軸Xに沿って延びる棒形状である。本体部9は切削加工時において回転中心軸Xを中心に回転中心軸Xの周りで回転する。
本実施形態における本体部9は、工作機械(不図示)の回転するスピンドル等で把持される、シャンク(shank)と呼ばれる把持部9aと、この把持部9aの先端側に位置する
、ボデー(body)と呼ばれる切削部9bとを備えている。把持部9aは、工作機械におけるスピンドル等の形状に応じて設計される部位である。切削部9bは、先端に第1インサート5及び第2インサート7が装着される部位であり、被削材の切削加工において主たる
役割を有する部位である。なお、矢印Yは、本体部9の回転方向を示している。
第1インサート5は、切削部9bの先端における中心側に着脱可能に装着されている。第1インサート5は、内切刃5aを有している。また、第2インサート7は、切削部9bの先端における外周側に着脱可能に装着されている。第2インサート7は、外切刃7aを有している。本体部9における切削部9bには、第1ポケット19及び第2ポケット21が設けられている。第1ポケット19は、切削部9bの先端における中心側に設けられた凹部であり、第1インサート5が装着される部分である。第2ポケット21は、切削部9bの先端における外周側に設けられた凹部であり、第2インサート7が装着される部分である。第1インサート5と第2インサート7が接触しないように、第1ポケット19及び第2ポケット21は、互いに離れて設けられている。
第1溝11は、第1インサート5から本体部9の後端側に向かって回転中心軸Xの周りを螺旋状に延びている。また、第2溝13は、第2インサート7から本体部9の後端側に向かって回転中心軸Xの周りを螺旋状に延びている。本実施形態においては、第1溝11及び第2溝13は本体部9における切削部9bに設けられており、把持部9aには設けられていない。第1のランド面15及び第2のランド面17は、それぞれ本体部9の外周面であって第1溝11と第2溝13との間に位置している。そのため、第1のランド面15及び第2のランド面17は、第1溝11を間に介して離れている。また、第1のランド面15及び第2のランド面17は、第2溝13を間に介して離れている。
従来、第2のランド面は、第1のランド面を回転中心軸の周りで180°回転させた位置に概ね形成されており、第1のランド面及び第2のランド面は回転対称となっていた。しかしながら、本実施形態においては、第1のランド面15及び第2のランド面17は回転対称にはなっておらず、少なくとも第1のランド面15の後端部における幅W1が、第2のランド面17の後端部における幅W2よりも大きくなっている。そして、本体部9を先端透視した場合に、回転中心軸Xから内切刃5aの外周側の端部に向かって延びる仮想直線の延長線上に第1のランド面15の後端部が位置している。
ソリッド式ドリルにおいては、ドリルの回転中心軸Xを中心として切刃が回転対称になるように設けられる。そのため、各切刃で生じる切削負荷の合力は、先端視した場合においては相殺される。一方、互いに回転対称になるようには設けられてはいない内切刃及び外切刃を有するスローアウェイ式ドリルにおいては、内切刃によって生じる切削負荷と外切刃によって生じる切削負荷との合力は、先端視した場合に回転中心軸Xから外周の特定の方向に向かって生じる。そして、このような合力による力のモーメントは、内切刃及び外切刃から離れた切屑排出溝の後端側において大きくなる。これによって、切削加工においてドリルがたわみ、加工条件や被削材を変更した場合に、加工穴径が変動してしまう可能性がある。
本発明者が鋭意検討した結果、上記の合力Fは、図3に示すように、先端視した場合に回転中心軸Xから内切刃5aの外周側の端部に向かう方向に加わることが見出された。そこで本実施形態のドリル1においては、第1溝11及び第2溝13の間にそれぞれ位置する第1のランド面15及び第2のランド面17に関して、少なくとも第1のランド面15の後端部における幅1が第2のランド面17の後端部における幅W2よりも大きくなっている。そして、上記の合力が向かう方向である回転中心軸Xから内切刃5aの外周側の端部に向かって延びる仮想直線の延長線上に幅の相対的に大きな第1のランド面15の後端部を位置させている。そのため、上記の合力に対して第1のランド面15において安定して本体部9が保持されるので、ドリル1のたわみを小さく抑えることができる。
また、ドリル1のたわみが小さく抑えられることによって、本体部9の外周面が加工穴
の壁面に干渉する可能性が小さくなる。そのため、本体部9が損傷する可能性や外周面が加工穴の壁面の表面粗さが悪化する可能性を小さくできる。
なお、ここで第1のランド面15及び第2のランド面17の幅とは、本体部9を側面視した場合における回転中心軸Xに直交する方向での第1のランド面15及び第2のランド面17それぞれの幅を意味している。
本実施形態においては、第1のランド面15の幅が、本体部9の先端側から後端側に向かうにしたがって大きくなり、且つ、第2のランド面17の幅が、本体部9の先端側から後端側に向かうにしたがって小さくなっている。内切刃5aによって生じる切削負荷と外切刃7aによって生じる切削負荷との合力による力のモーメントは、内切刃5a及び外切刃7aから離れるにしたがって大きくなる。しかしながら、第1のランド面15の幅が上記のように構成されていることによって、内切刃5a及び外切刃7aからの距離に応じて大きくなる力のモーメントに対しても第1のランド面15において安定して本体部9を保持することができる。
また、第1のランド面15の幅が、本体部9の先端側から後端側に向かうにしたがって大きくなっている一方で、第2のランド面17の幅が、本体部9の先端側から後端側に向かうにしたがって小さくなっていることから、第1溝11及び第2溝13のスペースを確保することができる。
本実施形態における切削部9bは、回転中心軸Xに沿って延びる円柱から第1溝11及び第2溝13に該当する部分を除いた形状となっている。切削部9bにおける第1溝11及び第2溝13を除く部分、すなわち、第1溝11及び第2溝13の間に位置する部分は、第1のランド面15及び第2のランド面17となっている。
本実施形態における第1のランド面15は、第2溝13に対して回転中心軸Xの回転方向の後方において隣接している。本実施形態における第2のランド面17は、第1溝11に対して回転中心軸Xの回転方向の後方において隣接している。
本実施形態のドリル1は、例えば、切削部9bの外径が6mm〜42.5mmに設定される。また、本実施形態のドリル1は、例えば、軸線の長さ(切削部9bの長さ)をLとし、径(切削部9bの外径)をDとするとき、L=3D〜12Dに設定される。
本体部9の材質としては、WC(タングステンカーバイド)を含有し、バインダとしてCo(コバルト)を含有する超硬合金、この超硬合金にTiC(チタンカーバイド)またはTaC(タンタルカーバイド)のような添加物を含んだ合金、ステンレスおよびチタンのような金属などが挙げられる。
第1溝11は、第1インサート5における内切刃5aによって生成される切屑を排出することを主な目的としている。切削加工時において、内切刃5aで形成された切屑は、第1溝11を通って本体部9の後端側へと排出される。また、第2溝13は、第2インサート7における外切刃7aによって生成される切屑を排出することを主な目的としている。切削加工時において、外切刃7aで形成された切屑は、第2溝13を通って本体部9の後端側へと排出される。
第1溝11及び第2溝13のそれぞれの深さとしては、切削部9b15の外径に対して10〜40%程度に設定できる。ここで、第1溝11及び第2溝13の深さとは、回転中心軸Xに直交する断面における、第1溝11及び第2溝13の底と回転中心軸Xとの距離を切削部9bの半径から引いた値を意味している。そのため、切削部9bにおける回転中
心軸Xに直交する断面での内接円の直径によって示される芯厚(web thickness)の直径
としては、切削部9bの外径に対して20〜80%程度に設定される。具体的には、例えば、切削部9bの外径Dが20mmである場合、第1溝11及び第2溝13の深さは2〜8mm程度に設定できる。
なお、本実施形態においては、外切刃7aを有する第2インサート7よりも内切刃5aを有する第1インサート5が回転中心軸Xの近くに位置していることから、第2インサート7から延びる第2溝13よりも第1インサート5から延びる第1溝11の方が、深さが深くなっている。
本実施形態においては、側面視した場合において、第1溝11の溝幅W3が、第2溝13の溝幅W4よりも大きい。内切刃5aによって生じる切屑は長く螺旋状に繋がった形状になり易い一方で、外切刃7aによって生じる切屑は短く分断され易い。そのため、内切刃5aによって生じる切屑は相対的に切屑排出溝を流れにくい。本実施形態においては、内切刃5aに繋がっている第1溝11の溝幅W3が相対的に大きくなっていることから、切屑を円滑に外部に排出し易くなっている。
なお、ここで第1溝11及び第2溝13の溝幅W3、W4とは、本体部9を側面視した場合における回転中心軸Xに直交する方向での切屑排出溝の幅を意味している。
本実施形態において、螺旋状に延びている第1溝11のねじれ角θ1及び第2溝13のねじれ角θ2は、それぞれ先端側から後端側にかけて概ね一定である。第1溝11のねじれ角θ1及び第2溝13のねじれ角θ2としては、例えば、3〜45°程度に設定される。
このとき、本実施形態において、第1溝11のねじれ角θ1及び第2溝13のねじれ角θ2は同じ値ではなく、第1溝11のねじれ角θ1が第2溝13のねじれ角θ2よりも大きくなっている。そのため、第2溝13に対して回転中心軸Xの回転方向の後方において隣接している第1のランド面15の後端部における幅を、第1溝11に対して回転中心軸Xの回転方向の後方において隣接している第2のランド面17の後端部における幅よりも大きくすることが可能になっている。
なお、本実施形態におけるねじれ角とは、第1溝11と第2のランド面17との交線、又は、第2溝13と第1のランド面15との交線であるリーディングエッジ(leading edge of land)と、これらの上の1点を通り回転中心軸Xに平行な仮想直線とがなす角を意味している。
なお、第1のランド面15の後端部における幅W1を、第2のランド面17の後端部における幅W2よりも大きくするためには、例えば図10〜12に示す変形例のような構成としてもよい。
図10〜12に示す変形例においては、第1溝11のねじれ角θ1が先端側から後端側にかけて一定である一方で、第2溝13のねじれ角が、先端側から後端側に向かう途中で変化している。より具体的には、本変形例にける第2溝13は、先端側に位置する第1領域13aと、後端側に位置する第2領域13bとを有している。第2溝13における第1領域13a及び第2領域13bのねじれ角はそれぞれ一定であるが、第2領域13bにおけるねじれ角θ4が、第1領域13aにおけるねじれ角θ3よりも小さくなっている。
このように第2溝13が構成されていることによっても、第1のランド面15の後端部における幅を、第2のランド面17の後端部における幅よりも大きくすることができる。
特に本変形例においては、第1領域13aのねじれ角θ3が、第1溝11のねじれ角θ1と同じ構成になっている。
本実施形態における第1インサート5及び第2インサート7は、それぞれ上面、下面、側面を有する多角板形状である。第1インサート5における上面と側面とが交差する稜線には内切刃5aが形成されている。また、第2インサート7における上面と側面とが交差する稜線には外切刃7aが形成されている。先端視した場合において、内切刃5aの回転軌跡及び外切刃7aの回転軌跡は一部が重なり合っており、かつ、本体部9の全体と重なり合っている。このように形成された内切刃5a及び外切刃7aによって穴あけ加工が行なわれる。
内切刃5aによって生じる切削負荷と外切刃7aによって生じる切削負荷との合力を小さくするため、第1インサート5の内切刃5a及び第2インサート7の外切刃7aが概ね1つの直線上に位置するように、第1インサート5及び第2インサート7は本体部9に装着される。
第1インサート5が着脱可能に装着される本体部9の第1ポケット19は、第1インサート5の下面及び側面の形状に対応した凹形状になっている。また、第2インサート7が着脱可能に装着される本体部9の第2ポケット21は、第2インサート7の下面及び側面の形状に対応した凹形状になっている。
<切削加工物(machined product)の製造方法>
次に、本発明の実施形態に係る切削加工物の製造方法について、上述の実施形態に係るドリル1を用いる場合を例に挙げて詳細に説明する。以下、図13〜15を参照しつつ説明する。なお、図13〜15において、ドリル1の把持部における後端側の部分を省略している。
本実施形態にかかる切削加工物の製造方法は、以下の(1)〜(4)の工程を備える。
(1)準備された被削材101に対して上方にドリル1を配置する工程(図13参照)。
(2)ドリル1を、回転中心軸Xの周りで矢印Yの方向に回転させるとともに、被削材101に向かってZ1方向にドリル1を近づける工程(図13,14参照)。
本工程は、例えば、被削材101を、ドリル1を取り付けた工作機械のテーブル上に固定し、ドリル1を回転した状態で近づけることにより行なうことができる。なお、本工程では、被削材101とドリル1とは相対的に近づけばよく、被削材101をドリル1に近づけてもよい。
(3)ドリル1をさらに被削材101に近づけることによって、回転しているドリル1の内切刃及び外切刃を、被削材101の表面の所望の位置に接触させて、被削材101に加工穴103(貫通孔)を形成する工程(図14参照)。
本工程において、良好な仕上げ面を得る観点から、ドリル1の切削部のうち後端側の一部の領域が被削材101を貫通しないように設定することが好ましい。すなわち、この一部の領域を切屑排出のための領域として機能させることで、当該領域を介して優れた切屑排出性を奏することが可能となる。
(4)ドリル1を被削材101からZ2方向に離す工程(図15参照)。
本工程においても、上述の(2)の工程と同様に、被削材101とドリル1とは相対的に離隔すればよく、例えば被削材101をドリル1から離してもよい。
以上のような工程を経ることによって、加工穴103を有する切削加工物を得ることができる。
なお、以上に示したような被削材101の切削加工を複数回行う場合、例えば、1つの被削材101に対して複数の加工穴103を形成する場合には、ドリル1を回転させた状態を保持しつつ、被削材101の異なる箇所にドリル1の内切刃及び外切刃を接触させる工程を繰り返せばよい。
以上、本発明に係るドリルに関して1つの実施形態を例示したが、本発明のドリル1はこれらに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない限り任意のものとすることができることは言うまでもない。
1・・・ドリル
3・・・ホルダ
5・・・第1の切削インサート(第1インサート)
5a・・・内切刃
7・・・第2の切削インサート(第2インサート)
7a・・・外切刃
9・・・本体部
11・・・第1の切屑排出溝(第1溝)
11a・・・第1領域
11b・・・第2領域
13・・・第2の切屑排出溝(第2溝)
15・・・第1のランド面
17・・・第2のランド面
19・・・第1ポケット
21・・・第2ポケット
101・・・被削材
103・・・加工穴

Claims (4)

  1. 回転中心軸に沿って延びる棒形状の本体部と、
    該本体部の先端における中心側に装着され、内切刃を有する第1の切削インサートと、
    前記本体部の先端における外周側に装着され、外切刃を有する第2の切削インサートと、
    前記第1の切削インサートから前記本体部の後端側に向かって前記回転中心軸の周りを螺旋状に延びる第1の切屑排出溝と、
    前記第2の切削インサートから前記本体部の後端側に向かって前記回転中心軸の周りを螺旋状に延びる第2の切屑排出溝と、
    前記本体部の外周面であって前記第1の切屑排出溝と前記第2の切屑排出溝との間に位置する第1のランド面及び第2のランド面とを有するドリルであって、
    前記第1のランド面の後端部における幅が、前記第2のランド面の後端部における幅よりも大きく、
    前記本体部を先端透視した場合に、前記回転中心軸から前記内切刃の外周側の端部に向かって延びる仮想直線の延長線上に前記第1のランド面の後端部が位置しており、
    前記第2の切屑排出溝は、先端側に位置する第1領域と後端側に位置する第2領域とを有し、
    前記第1領域のねじれ角、前記第2領域のねじれ角及び前記第1の切屑排出溝のねじれ角が、それぞれ先端側から後端側にかけて一定であり、
    前記第1領域のねじれ角が、前記第の切屑排出溝のねじれ角と同じであって、
    前記第2領域のねじれ角が、前記第1領域のねじれ角よりも小さいことを特徴とするスローアウェイ式ドリル。
  2. 前記第1のランド面の幅が、先端側から後端側に向かうにしたがって大きくなり、且つ、前記第2のランド面の幅が、先端側から後端側に向かうにしたがって小さくなっていることを特徴とする請求項1に記載のスローアウェイ式ドリル。
  3. 側面視した場合において、前記第1の切屑排出溝の溝幅が、前記第2の切屑排出溝の溝幅よりも大きいことを特徴とする請求項1又は2に記載のスローアウェイ式ドリル。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載のスローアウェイ式ドリルを前記回転軸の周りで回転させる工程と、
    回転している前記スローアウェイ式ドリルの前記内切刃及び前記外切刃を被削材に接触させる工程と、
    前記スローアウェイ式ドリルを前記被削材から離す工程と、を備えた切削加工物の製造方法。
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