JP6461846B2 - 積層造形装置、及びプログラム - Google Patents

積層造形装置、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6461846B2
JP6461846B2 JP2016059601A JP2016059601A JP6461846B2 JP 6461846 B2 JP6461846 B2 JP 6461846B2 JP 2016059601 A JP2016059601 A JP 2016059601A JP 2016059601 A JP2016059601 A JP 2016059601A JP 6461846 B2 JP6461846 B2 JP 6461846B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
data
layer
shape data
modeling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016059601A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017170764A (ja
Inventor
田中 正幸
正幸 田中
貴洋 寺田
貴洋 寺田
竜一 寺本
竜一 寺本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2016059601A priority Critical patent/JP6461846B2/ja
Priority to US15/446,150 priority patent/US20170277168A1/en
Priority to DE102017002073.6A priority patent/DE102017002073A1/de
Publication of JP2017170764A publication Critical patent/JP2017170764A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6461846B2 publication Critical patent/JP6461846B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C64/00Additive manufacturing, i.e. manufacturing of three-dimensional [3D] objects by additive deposition, additive agglomeration or additive layering, e.g. by 3D printing, stereolithography or selective laser sintering
    • B29C64/30Auxiliary operations or equipment
    • B29C64/386Data acquisition or data processing for additive manufacturing
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/18Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
    • G05B19/4097Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by using design data to control NC machines, e.g. CAD/CAM
    • G05B19/4099Surface or curve machining, making 3D objects, e.g. desktop manufacturing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B33ADDITIVE MANUFACTURING TECHNOLOGY
    • B33YADDITIVE MANUFACTURING, i.e. MANUFACTURING OF THREE-DIMENSIONAL [3-D] OBJECTS BY ADDITIVE DEPOSITION, ADDITIVE AGGLOMERATION OR ADDITIVE LAYERING, e.g. BY 3-D PRINTING, STEREOLITHOGRAPHY OR SELECTIVE LASER SINTERING
    • B33Y30/00Apparatus for additive manufacturing; Details thereof or accessories therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B33ADDITIVE MANUFACTURING TECHNOLOGY
    • B33YADDITIVE MANUFACTURING, i.e. MANUFACTURING OF THREE-DIMENSIONAL [3-D] OBJECTS BY ADDITIVE DEPOSITION, ADDITIVE AGGLOMERATION OR ADDITIVE LAYERING, e.g. BY 3-D PRINTING, STEREOLITHOGRAPHY OR SELECTIVE LASER SINTERING
    • B33Y50/00Data acquisition or data processing for additive manufacturing
    • B33Y50/02Data acquisition or data processing for additive manufacturing for controlling or regulating additive manufacturing processes
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/35Nc in input of data, input till input file format
    • G05B2219/351343-D cad-cam
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/49Nc machine tool, till multiple
    • G05B2219/49007Making, forming 3-D object, model, surface
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

Description

本発明の実施形態は、積層造形装置、及びプログラムに関する。
従来、粉末状の材料の層を形成し、当該材料の層毎に材料をバインダー(結合剤)やレーザ光によって固化させ、3次元形状の造形物を造形する3次元プリンタのような積層造形装置が提案されている。
特開2003−71940号公報
ところで、3次元形状を造形する際に、3次元形状の内部構造として、ラティス(格子)構造を適用する技術が提案されているが、3次元形状の内部構造としてラティス(格子)構造を適用する場合に、3次元形状を造形するための3次元形状モデルのデータ量が大きくなり、処理負担が増大する。
本発明の一実施形態は、上記に鑑みてなされたものであって、3次元形状モデルのデータ量にかかわらず、3次元形状を容易に造形できる積層造形装置、及びプログラムを提供する。
実施形態の積層造形装置は、通信制御部と、取得部と、生成部と、積層造形部と、を備える。通信制御部は、物質の表面を自由曲面で3次元形状を表すサーフェス形状データと、サーフェス形状データから造形される造形物の内部をラティス構造に変換した単位格子の3次元形状データを示す単位格子形状データと、受信する。取得部は、サーフェス形状データのうち、造形物として積層造形される所定の積層厚さの層毎に、層毎の形状データである層形状データを取得する。生成部は、層形状データの内部を前記単位格子形状データに変換した、層の造形データを生成する。積層造形部は、生成部により生成された層の造形データに従って、所定の積層厚さの層毎に造形物の積層造形を行う。
図1は、第1の実施形態の情報処理装置、及び3次元積層造形装置の構成を例示した図である。 図2は、サーフェス形状データから、造形物を造形するまでの遷移を例示した図である。 図3は、造形物を示した造形データの例を示した図である。 図4は、第1の実施形態の層の造形データの例を示した図である。 図5は、第1の実施形態の3次元積層造形装置における全体的な処理の手順を示すフローチャートである。 図6は、第1の実施形態の変形例の3次元積層造形装置において、任意の面を任意の肉厚で造形物を造形するまでの遷移を示した図である。 図7は、第2の実施形態の情報処理装置、及び3次元積層造形装置の構成を例示した図である。 図8は、サポート材が必要な領域を示した説明図である。 図9は、サーフェス形状データのうち、対象層に基づいて、造形データを生成する例を示している。 図10は、図9に示された対象層において、サポート材が必要な領域を示した図である。 図11は、サーフェス形状データのうち、対象層に基づいて造形データを生成する例を示した図である。 図12は、図11に示された対象層において、サポート材が必要な領域を示した図である。 図13は、第2の実施形態の3次元積層造形装置の判定部における判定処理の手順を示すフローチャートである。 図14は、第3の実施形態の情報処理装置、及び3次元積層造形装置の構成を例示した図である。 図15は、本実施形態の造形物を構成する単位格子の密度による違いを例示した図である。 図16は、ボクセルデータのセル単位と、単位格子形状データのサイズと、の違いを例示した図である。 図17は、第3の実施形態の変換部によるデータ変換の一例を示した図である。
以下、図面を参照して、積層造形装置、及びプログラムを適用した実施形態について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態の情報処理装置、及び3次元積層造形装置の構成を例示した図である。
情報処理装置150は、サーフェス形状データと、単位格子形状データと、を3次元積層造形装置100に送信する。
サーフェス形状データは、3次元積層造形装置100が造形物を造形する際に用いる3次元形状データの一例であって、物質の表面を自由曲面で3次元形状を表したデータとする。本実施形態では、3次元形状を表したデータとして、サーフェス形状データを送信する例について説明するが、サーフェス形状データに制限するものではなく、ソリッドモデルなど、3次元積層造形装置100が3次元形状を認識可能なデータであればよい。
単位格子形状データは、サーフェス形状データに従って造形される造形物の内部構造であるラティス構造を構成する単位格子の立体形状データを示している。
本実施形態の情報処理装置150は、3次元CADアプリケーション等で作成したサーフェス形状データを、単位格子形状データと共に送信する例について説明するが、情報処理装置150が単位格子データを送信する例に制限するものではない。他の情報処理装置が単位格子データを送信しても良いし、3次元積層造形装置100が、単位格子データを予め記憶していても良い。
3次元積層造形装置100は、表示装置101と、操作デバイス102と、積層造形部103と、制御部104と、を備えている。
操作デバイス102は、3次元積層造形装置100に対する操作を受け付けるデバイスとする。
表示装置101は、3次元積層造形装置100が造形している造形物等に関する情報を表示する。
積層造形部103は、制御部104からの指示に従って、例えば、対象物にノズル装置で供給される材料を層状に積み重ねることにより、所定の形状の積層造形物を造形する。積み重ねられる材料は、例えば所定の粉体とする。また、積み重ねられる材料は、一種類の材料に制限するものではなく、2種類以上であっても良い。
本実施形態の積層造形部103は、制御部104から送信される層毎の造形データに従って、当該材料を層状に積み重ねる。本実施形態で造形される造形物は、3次元形状の内部に、微少なラティス(格子)を予め定められた規則に従って配置した構造を有する。
図2は、サーフェス形状データから、造形物を造形するまでの遷移を例示した図である。図2に示されるように、情報処理装置150が、サーフェス形状データ201と、単位格子形状データ202と、を3次元積層造形装置100に送信する。
単位格子配置レイアウト203は、サーフェス形状データの内部に単位格子形状を配置するために、単位格子形状のサイズ毎に区切った構成を示している。単位格子配置レイアウト203は、単位格子配置アルゴリズム211を実行することで、特定できる。
なお、本実施形態においては、単位格子配置アルゴリズム211による単位格子配置レイアウト203の導出は、造形物204として積層造形される層毎に行われる。
そして、積層造形部103が、単位格子配置レイアウト203で区切られたサイズ毎に、単位格子形状データ202で示された単位格子を割り当てた造形物204を、層毎に積層造形(逐次造形212)していく。
このように、本実施形態の積層造形部103は、制御部104から出力される層の造形データに従って、積層造形を行う。
造形データとは、積層造形部103が造形物として積層造形させる材料を噴出制御するためのデータとする。本実施形態の造形データは、サーフェス形状データで示された3次元形状を、立体格子形状サイズの単位領域(例えば、辺0.1mmの立方体形状)で区切り、当該区切られた単位領域毎に単位立体格子で置き換えられたラティス構造の造形物を生成するためのデータとする。
造形物204の3次元形状を示した造形データは、微細な単位格子からなる複雑な形状のため、データサイズが巨大となる。例えば、10mm角の領域に格子幅0.1mmの格子を配置した場合に、データサイズが100GBとなる。このようなデータサイズが大きい造形データを用いて造形を行う場合に、処理負担が大きくなる。
そこで、本実施形態の制御部104は、層毎に造形データを生成し、当該層毎の造形データを、積層造形部103に出力する。そして、積層造形部103は、層毎に積層造形を行う。これにより、制御部104が処理するデータのデータサイズ、及び積層造形部103が受け取るデータのデータサイズを低減できるので、処理負担を軽減できる。
つまり、図2で示される例では、説明のために、単位格子配置レイアウト203の全体的な形状を示したが、本実施形態では、サーフェス形状データから、層毎の形状データを取得し、当該層毎の形状データを単位格子レイアウトに変換しているものとする。これにより、処理するデータのサイズを削減できる。
本実施形態では、サーフェス形状データで示された3次元形状を、予め定められた規則に従って単位格子レイアウトに変換している。このため、層の形状データに含まれる領域毎に、単位格子のどの部位で変換するのかを、単位格子配置アルゴリズム211から導出できる。このため、層単位で、サーフェス形状データを、ラティス構造の造形データに変換した場合でも、層間で矛盾の生じない造形物を造形できる。
制御部104は、ROMに格納されているプログラムをCPUが実行することで、通信制御部111と、取得部113と、生成部114と、出力部115と、を実現する。また、サーフェス形状データ記憶部112は、RAMに設けられる。
通信制御部111は、外部との装置との間で情報の送受信を行う。例えば、通信制御部111は、情報処理装置150から、サーフェス形状データや、単位格子形状データを、受信する。
サーフェス形状データ記憶部112は、受信したサーフェス形状データや、単位格子形状データを記憶する。なお、本実施形態は、単位格子形状データも受信する例とするが、単位格子形状データが、サーフェス形状データ記憶部112に予め記憶されてもよい。この場合、3次元積層造形装置100は、情報処理装置150から、サーフェス形状データのみ受信する。
取得部113は、サーフェス形状データ記憶部112に記憶されたサーフェス形状データから、積層造形部103により造形物として積層造形される所定の積層厚さの層毎に当該サーフェス形状を区切った形状データを取得する。所定の積層厚さは、例えば、積層造形部103が積層造形する1回分の層の厚さが考えられるが、当該層の厚さに制限されるものではなく、処理負担が軽減可能な層の厚さであれば良い。
生成部114は、サーフェス形状データから造形される造形物の内部をラティス構造に変換した造形データの断面の造形を表した層の造形データを、層毎の形状データから生成する。
本実施形態の生成部114は、サーフェス形状データを、立体格子形状サイズの予め定められた3次元領域ごとに区切り、区切られた3次元領域を、サーフェス形状データ記憶部112に記憶された単位格子形状データに置き換えることで成形されたラティス構造の造形データの一部である、層の造形データを生成する。
図3は、生成される造形物を示した造形データの例を示した図である。図3に示される積層造形物を、サーフェス形状データ及び単位格子形状データから生成する。造形物を造形する際に、第1層、第2層、……、第N−1層、第N層の順に積層造形していくことで積層造形物が形成される。
図3に示されるように、造形物の層毎の断面形状は、立体格子形状の配置、立体格子形状、及び当該層の高さから特定できる。換言すれば、単位格子配置アルゴリズム211においては、サーフェス形状データを、立体格子形状サイズの単位領域(例えば、辺0.1mmの立方体形状)で区切る手法、及び当該単位領域を立体格子形状に変換する手法を、予め設定しておく。これにより、単位格子配置アルゴリズム211は、層の高さが入力された場合に、立体格子形状サイズの単位領域で区切る手法と、単位領域を立体格子形状に変換する手法と、を呼び出すことで、当該層における造形データの断面形状を特定できる。
換言すれば、生成部114は、次に積層造形する層(の高さ)を指定することで、単位格子配置アルゴリズム211を用いて、当該層の造形データを生成できる。
図4は、本実施形態の層の造形データの例を示した図である。図4に示される例では、図3の造形物の第1の層301を構成する材料401と、サポート材402と、の配置例を示している。本実施形態では層毎に造形データを生成するため、当該層より上の造形物の形状を認識していない。従って、本実施形態の積層造形部103は、造形物を構成する材料401が配置される領域以外に、サポート材402を配置する必要がある。
そして、出力部115は、生成部114により生成された層毎の造形データを、積層造形部103に出力する。
積層造形部103は、入力された層の造形データに従って、所定の積層厚さの層毎に積層造形を行う際に、当該造形データに従って造形物の材料を配置する。さらに、積層造形部103は、材料が配置された領域以外の領域にサポート材を配置する。これにより、本実施形態は、造形物の全体的な形状を認識することなく、造形物を造形できる。
次に、本実施形態の3次元積層造形装置100における全体的な処理について説明する。図5は、本実施形態の3次元積層造形装置100における上述した処理の手順を示すフローチャートである。
まず、通信制御部111は、情報処理装置150から、サーフェス形状データを受信する(S501)。また、通信制御部111は、情報処理装置150から、単位格子形状データを受信する。なお、単位格子形状データは、サーフェス形状データと共に受信しても良いし、別途受信しても良い。
通信制御部111は、受信したサーフェス形状データと、単位格子形状データと、をサーフェス形状データ記憶部112に記憶する(S502)。
取得部113は、サーフェス形状データ記憶部112に記憶されたサーフェス形状データから、積層造形部103が積層する層の(材料が配置される)領域の形状データを取得する(S503)。本実施形態の取得部113は、サーフェス形状データの最下面の層の形状データから、積層される層の順に、層の領域の形状データを取得する。
生成部114は、取得した層の領域の形状データに基づいて、単位領域毎に単位格子の立体形状に置き換えられた造形データの断面形状を示した、(積層造形の)対象となる層の造形データを生成する(S504)。
出力部115は、生成部114により生成された、対象となる層の造形データを、積層造形部103に出力する(S505)。
そして、積層造形部103は、対象となる層毎に造形データに基づいた、積層造形を行う(S506)。
そして、制御部104は、サーフェス形状データによる造形物の積層造形が終了したか否かを判定する(S507)。積層造形が終了していないと判定した場合(S507:No)。S503から処理を再開する。
一方、制御部104は、サーフェス形状データによる造形物の積層造形が終了したと判定した場合(S507:Yes)、処理を終了する。
本実施形態では、造形物を積層造形する層毎に造形データを生成し、当該層毎の造形データに従って積層造形を行うこととした。これにより、造形物の内部構造がラティス構造であるため、造形物全体では造形データのデータサイズが大きくなる場合であっても、層毎の造形データで処理を行うため、利用するデータのサイズを抑止できる。これにより、処理負担を軽減できる。
(第1の実施形態の変形例)
第1の実施形態では、サーフェス形状データの内部構造を全てラティス構造に変換する際、面の形状については考慮しなかった。そこで、第1の実施形態の変形例では、造形物の任意の面に任意の肉厚で造形する場合について説明する。
図6は、第1の実施形態の変形例の3次元積層造形装置100において、任意の面を任意の肉厚で造形物を造形するまでの遷移を示した図である。図6に示される例では、表示装置101が、サーフェス形状データ記憶部112に記憶されたサーフェス形状データ601を表示する。
そして、制御部104は、操作デバイス102から、サーフェス形状データ601のうち、面611に対する肉厚設定の操作を受け付ける。また、制御部104は、面に対する肉厚設定の操作を受け付ける際に、当該厚みの設定操作を受け付けても良い。
そして、生成部114において、単位格子配置レイアウト203が、単位格子形状サイズ毎に区切った単位格子配置レイアウト602を生成する際に、肉厚が設定された面612については、単位格子形状サイズ毎に区切る対象から除かれる。
これにより、肉厚が設定された面612は、立体格子形状に変換されずに、残肉領域として面が形成される。
このように、変形例の生成部114は、層の造形データを生成する際に、造形データを任意の面に任意の肉厚で覆う設定を実現している。
そして、積層造形部103は、造形物603を造形する際に、立体格子形状に変換されなかった残肉領域613を、造形物の任意の肉厚の面として積層造形する。
本変形例では、内部構造がラティス構造の造形物を生成する際に、所望の面について所望の肉厚で残すことができるので、利用者が要求する造形物を生成できる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、層毎に積層造形を行う際に、造形物の材料が噴出(配置)されない領域をサポート材で埋める例について説明した。しかしながら、造形物の材料が噴出されない全ての領域をサポート材で埋めた場合に、かなりの量のサポート材が必要なる。そこで、第2の実施形態では、造形物の形状に応じて、利用するサポート材を抑止する例について説明する。
図7は、第2の実施形態の情報処理装置、及び3次元積層造形装置の構成を例示した図である。第2の実施形態の3次元積層造形装置700は、第1の実施形態の3次元積層造形装置100と比べて、実行する処理が異なる制御部701が設けられた例とする。
制御部701は、第1の実施形態の制御部104と比べて、判定部711が追加されている。
判定部711は、サーフェス形状データの形状に従って、層の造形データから積層造形を行う際に、層内の領域単位でサポート材が必要な領域か否かを判定する。本実施形態の判定部711は、サーフェス形状データ記憶部112に記憶されている、サーフェス形状データに基づいて、サポート材が必要な領域か否かを判定する。
図8は、サポート材が必要な領域を示した説明図である。図8に示されるサーフェス形状データ801においては、上面から参照した場合に、領域802がサポート材を必要とする領域となる。一方、サーフェス形状データ801の中心の円筒状の中空領域は、立体格子形状が造形されないため、判定部711は、当該円筒状の中空領域においてサポート材不要と判定する。
また、サーフェス形状データ801は、下面から積層造形を行う際に、高さ820で形状が変化している。つまり、高さ820より上に造形物が存在し、高さ820より下の積層造形を行う場合には、造形物が存在しない領域(以下、造形物が存在しない領域を外部領域とも称する)であっても、上に存在する造形物を支持するためのサポート材の配置が必要となる。
一方、高さ820より上の積層造形を行う場合、当該造形物が存在しない領域(外部領域)には、(これより上に造形物は存在しないため)サポート材は不要となる。
そこで、本実施形態では、サポート材を必要とする領域内で、サポート材の配置が必要な最大の高さを最大高さ情報とする。
サポート材の配置を必要とする最大高さ情報が示された領域803では、高さ820までサポート材が必要な領域812と、造形物の最大高さまでサポート材が必要な領域811と、が設定されている。そして、判定部711は、生成部114が層の造形データを生成する際に、当該層の高さ情報に応じて、サポート材が不要か否かを判定する。
図9は、サーフェス形状データ901のうち、対象層911に基づいて、造形データを生成する例を示している。図9に示される対象層911は、高さ820より下の層とする。
当該対象層911においては、(造形物が存在する)内部領域921と、(造形物が存在しない)外部領域922と、で構成される。
そして、判定部711は、当該外部領域922が、図8のサポート材を必要とする領域802に含まれているか否かを判定する。外部領域922が、サポート材を必要とする領域802に含まれていると判定した場合に、判定部711は、サポート材を必要とする最大高さ情報が示された領域803に基づいて、サポート材が必要か否かを判定する。つまり、当該外部領域922に対応する領域811に設定されている最大高さよりも、現在の層の高さが低い場合には、サポート材が必要と判定する。
図10は、図9に示された対象層911において、サポート材が必要な領域を示した図である。図10に示される例では、円形領域1001がサポート材不要な領域であり、領域1003が造形物の材料が配置される領域となる。そして、外部領域1002は、サポート材が必要な最大高さより層の高さが低いため、サポート材が配置される領域となる。
図11は、サーフェス形状データ1100のうち、対象層1111に基づいて、造形データを生成する例を示した図である。図11に示される対象層1111は、高さ820より上の層とする。
当該対象層1111においては、(造形物が存在する)内部領域1121と、(造形物が存在しない)外部領域1122と、で構成される。
そして、判定部711は、当該外部領域1122が、図8のサポート材を必要とする領域802に含まれているか否かを判定する。外部領域1122が、サポート材を必要とする領域に含まれていると判定した場合に、判定部711は、サポート材を必要とする最大高さ情報が示された領域803に基づいて、サポート材が必要か否かを判定する。つまり、当該外部領域1122に対応する領域812に設定されている最大高さよりも、現在の層の高さが高い場合には、サポート材が不要と判定する。
図12は、図11に示された対象層1111において、サポート材が必要な領域を示した図である。図12に示される例では、円形領域と外部領域とを組み合わせた領域1201がサポート材不要な領域であり、領域1203が造形物の材料が配置される領域となる。内部領域のうち造形物が配置されていない領域1202に限り、サポート材が配置される。
そして、積層造形部103は、出力部115から出力されたデータに従って、判定部711でサポート材が必要と判定された領域1202にサポート材を配置して積層造形を行う。
次に、本実施形態の3次元積層造形装置700の判定部711が行う判定処理について説明する。図13は、本実施形態の3次元積層造形装置700の判定部711における上述した処理の手順を示すフローチャートである。
まず、判定部711は、サーフェス形状データ記憶部112から、サーフェス形状データを取得する(S1301)。
そして、判定部711は、サーフェス形状データから、サポート材が必要な領域を特定する(S1302)。
判定部711は、サポート材が必要な領域について、所定の単位領域毎に、サポート材が必要となる最大高さ情報を算出する(S1303)。以降、層毎に制御が行われる。
判定部711は、対象となる層について、造形物の材料が配置される内部領域と、造形物の材料が配置されない外部領域と、を特定する(S1304)。
判定部711は、内部領域のうち、ラティス構造による材料が配置されない隙間領域にサポート材を配置するための設定を行う(S1305)。
判定部711は、外部領域について、サポート材が必要な領域、且つ対象となる層の高さが当該領域に設定された最大高さ以下か否かを判定する(S1306)。サポート材が必要な領域に含まれていない又は、対象となる層の高さが最大高さより高いと判定された場合(S1306:No)、当該外部領域にサポート材を配置しないものとして、S1308に遷移する。
一方、判定部711は、外部領域について、サポート材が必要な領域且つ対象となる層の高さが当該領域に設定された最大高さ以下と判定した場合(S1306:Yes)、外部領域をサポート材の配置対象に設定する(S1307)。
そして、判定部711は、対象となる層の全ての外部領域について判定が終了したか否かを判断する(S1308)。全ての外部領域について判定が終了していないと判断した場合(S1308:No)、S1306から処理を行う。
一方、判定部711が、対象となる層の全ての外部領域について判定が終了したと判断した場合(S1308:Yes)、出力部115が、判定部711により判定されたサポート材が配置される領域を、積層造形部103に出力する。
そして、判定部711は、積層造形部103が造形物の積層造形を完了したか否かを判定する(S1309)。完了していないと判定した場合(S1309:No)、再びS1304から処理を行う。
一方、判定部711は、積層造形部103が造形物の積層造形を完了したと判定した場合(S1309:Yes)、処理を終了する。
本実施形態においては、サポート材が不要な領域については、サポート材を配置しないように制御を行うことで、サポート材の利用を低減することができる。これにより、サポート材の節約、及びコストの削減等を実現できる。
(第3の実施形態)
上述した実施形態では、造形物内のラティス構造においては、密度の違いを設けなかった例について説明した。しかしながら、造形物内に密度の違いを設けても良い。そこで第3の実施形態では、造形物内に密度の違いを設けた場合について説明する。
図14は、第3の実施形態の情報処理装置、及び3次元積層造形装置の構成を例示した図である。
第3の実施形態の情報処理装置1450は、サーフェス形状データ及び単位格子形状データの他に、ボクセルデータを、3次元積層造形装置1400に送信する。
ボクセルデータとは、小さな体積の立方体の集まりであって、立方体に対応したスカラ値/ベクトル値(以下、ボクセル値とも称する)を有するボリュームデータの一種とする。本実施形態では、立方体に対応したボクセル値として、様々な属性を設定可能とする。例えば、CTスキャンでは、X線の吸収率(Hounsfield Unit)をボクセル値として設定しても良いし、MRIや超音波で得られる密度や流速変化率をボクセル値として設定しても良い。本実施形態では、このようなボクセル値の違いを、造形物のラティス構造の単位格子の密度の違いとして表現する。なお、本実施形態は、ボクセルデータに制限するものではなく、3次元空間内に単位となるセル毎にスカラーやベクトルを有することが可能なボリュームデータであれば良い。
図15は、本実施形態の造形物を構成する単位格子の密度による違いを例示した図である。図15に示されるように、単位格子のサイズは異ならせず、単位格子の線径を密度に応じて変化させていく。つまり、単位格子1501に示されるように、低密度の時に線径を小さくし、単位格子1502に示されるように、高密度の時に線径を大きくする。
図14に戻り、第3の実施形態の3次元積層造形装置1400は、第2の実施形態の3次元積層造形装置700と比べて、実行する処理が異なる制御部1401が設けられた例とする。
制御部1401は、ROMに格納されているプログラムをCPUが実行することで、通信制御部111と、取得部1412と、生成部1413と、判定部711と、出力部115と、を実現する。また、サーフェス形状データ記憶部1411は、RAMに設けられる。なお、第2の実施形態と同様の構成については、同一の符号を割り振り、説明を省略する。
通信制御部111は、情報処理装置1450から、サーフェス形状データ、単位格子形状データ、及びボクセルデータを受信する。
通信制御部111は、受信したサーフェス形状データ、単位格子形状データ、及びボクセルデータを、サーフェス形状データ記憶部1411に記憶する。
取得部1412は、サーフェス形状データ、及び単位格子形状データの他に、サーフェス形状データ内の3次元空間の領域毎のベクトル値/スカラー値を含むボクセルデータを取得する。本実施形態では、領域毎のベクトル値/スカラー値を、密度の違いとして処理する。本実施形態の取得部1412は、ボリュームデータとして、CT撮像装置で撮像されたCTデータを立体的に示したデータであるボクセルデータを取得する。また、本実施形態は、撮像装置を、CT撮像装置に制限するものではなく、磁気共鳴断層撮影装置(MRI)や、超音波画像診断装置を用いても良い。
生成部1413は、変換部1421と、線径算出部1422と、を備え、取得したボクセルデータ(の密度の違い)に従って、単位格子形状の形状を変化させた、層の造形データを生成する。
なお、本実施形態の層の造形データでは、ボクセルデータに従って単位格子の形状を変化させるが、造形データに含まれる単位格子形状のサイズは全て揃えるもの(換言すれば、単位格子形状に必要な単位領域は全て同じ)とする。
変換部1421は、ボクセルデータで示される、3次元空間の領域の単位毎の密度の違いを、単位格子毎に変換する。つまり、ボクセルデータで示されるセルのサイズと、造形データの材料を配置する単位領域のサイズと、が異なる場合がある。そこで、本実施形態の変換部1421は、このサイズの違いを抑止するための変換処理を行う。
図16は、ボクセルデータのセル単位と、単位格子形状データのサイズと、の違いを例示した図である。図16に示される例では、ボクセルデータの3次元空間1601と、単位格子形状データを示した3次元空間1602と、の間で変換する例とする。なお、3次元空間の粒度は、実際態様に応じて異なるものとし、ボクセルデータ(ボリュームデータ)の方が、3次元格子形状データの粒度より大きい場合も存在する。
図16に示される例では、変換部1421は、ボクセルデータで示された領域1622を、単位格子が配置される空間領域1611に変換し、ボクセルデータで示された領域1621を、単位格子が配置される空間領域1612に変換する。
次に、変換部1421により行われる変換例について説明する。図17は、変換部1421によるデータ変換の一例を示した図である。図17に示される例では、ボクセルデータの空間データ1701の要素の値(スカラー値/ベクトル値)を、単位格子が配置される空間データ1702の要素の値に変換する。単位格子の位置iの要素の値Fiを算出するために、変換部1421は、空間データ1701の(位置i近傍の)要素を示す値f1、f2、…、fNを抽出する。
そして、変換部1421は、空間データ1701の要素を示す値f1、f2、…、fNを、以下の式(1)に代入することで、値Fiを算出する。なお、変数kは1〜Nで変化するパラメータとし、wikは、任意の重み係数とする。
Figure 0006461846
なお、本実施形態は、上述した変換手法に制限するものではなく、他の変換手法を用いても良い。
例えば、変換部1421は、単位格子の位置iに最近傍の、ボクセルデータの空間データの要素の値xjを抽出する。そして、変換部1421は、空間データの最近傍の要素の値fjと、周囲の要素の値とから、最近傍の勾配∇fを差分法等から算出する。そして、変換部1421は、以下の式(2)を用いることで、単位格子の位置iの値Fiを算出できる。なお、値xjは、ボクセルデータの空間データにおける位置iに最近傍の要素の座標とし、値xiは、単位格子の空間データの位置iの座標とする。
Figure 0006461846
これにより、変換部1421は、単位格子が配置される空間データにおける、単位格子毎の密度の違いを導出できる。
線径算出部1422は、変換部1421で変換された後、(ボクセルデータから変換された)単位格子毎の密度の違いを、当該単位格子内の線径の太さとして算出する。線径算出部1422は、造形物のラティス構造の格子毎に、密度の違いに応じた線径の太さを算出する。これにより図15に示されるような構造を実現できる。なお、本実施形態は、線径の太さで、密度を異ならせた例について説明するが、単位格子の形状を異ならせて密度の違いを表現できれば、どのような手法を用いても良い。
本実施形態の3次元積層造形装置1400によれば、ボリュームデータに基づいて、密度の違いが示された造形物を生成することができる。
(第3の実施形態の変形例1)
第3の実施形態は、サーフェス形状データと、ボクセルデータと、をそれぞれ取得する例について説明した。しかしながら、ボクセルデータも3次元形状に関する情報が含まれている。そこで、第3の実施形態の変形例1は、ボクセルデータに基づいて造形物を生成する例とする。
つまり、情報処理装置1450は、単位格子形状データと、ボクセルデータと、を3次元積層造形装置1400に送信する。
そして、3次元積層造形装置1400の通信制御部111が、単位格子形状データと、ボクセルデータと、をサーフェス形状データ記憶部1411に記憶する。
そして、取得部1412は、ボクセルデータから、造形物で積層造形される所定の積層厚さの層毎に、形状データを取得する。なお、以降の処理については上述した実施形態と同様として説明を省略する。
(第3の実施形態の変形例2)
上述した実施形態では、材料を混合させる場合について考慮しなかった。そこで、第3の実施形態の変形例2においては、材料を混合させる場合について説明する。
第3の実施形態の変形例2の取得部1412は、ボクセルデータを取得する。そして、積層造形部103は、所定の積層厚さの層毎に造形物の積層造形を行う際に、取得したボクセルデータで示された密度の違いに応じて、材料の混合比を変更する。これにより、立体格子の線径の他に材料の混合比を変更することで、より柔軟な造形物の積層造形を実現できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100、700、1400…3次元積層造形装置、101…表示装置、102…操作デバイス、103…積層造形部、104、701、1401…制御部、111…通信制御部、112、1411…サーフェス形状データ記憶部、113、1412…取得部、114、1413…生成部、115…出力部、150、1450…情報処理装置、711…判定部、1421…変換部、1422…線径算出部。

Claims (11)

  1. 物質の表面を自由曲面で3次元形状を表すサーフェス形状データと、前記サーフェス形状データから造形される造形物の内部をラティス構造に変換した単位格子の3次元形状データを示す単位格子形状データと、受信する通信制御部と、
    前記サーフェス形状データのうち、前記造形物として積層造形される所定の積層厚さの層毎に、層毎の形状データである層形状データを取得する取得部と、
    前記層形状データの内部を前記単位格子形状データに変換した、層の造形データを生成する生成部と、
    前記生成部により生成された前記層の造形データに従って、前記所定の積層厚さの層毎に前記造形物の積層造形を行う積層造形部と、
    を備える積層造形装置。
  2. 前記生成部は、前記サーフェス形状データを予め定められた3次元領域ごとに区切り、当該3次元領域を、予め定められた単位格子形状で置き換えることで生成されるラティス構造の前記造形データの一部である、前記層の造形データを生成する、
    請求項1に記載の積層造形装置。
  3. 前記取得部は、さらに、前記サーフェス形状データ内の領域毎に値が示されたボリューム情報を取得し、
    前記生成部は、さらに、取得した前記ボリューム情報の領域毎の値に従って、前記単位格子形状の形状を変化させた、前記層の造形データを生成する、
    請求項2に記載の積層造形装置。
  4. 前記取得部は、さらに、前記サーフェス形状データ内の領域毎に値が示されたボリューム情報を取得し、
    前記積層造形部は、前記所定の積層厚さの層毎に前記造形物の積層造形を行う際に、取得した前記ボリューム情報の領域毎の値に従って、材料の混合比を変更する、
    請求項1又は2に記載の積層造形装置。
  5. 前記生成部は、さらに、前記ボリューム情報で示される前記領域毎の値を、単位格子毎の値に変換する変換部を有する、
    請求項3又は4に記載の積層造形装置。
  6. 前記積層造形部は、さらに、前記所定の積層厚さの層毎に前記造形物の積層造形を行う際に、前記層内に、造形物を生成するための材料を配置するとともに、当該材料が配置される領域以外の領域にサポート材を配置する、
    請求項1乃至5のいずれか一つに記載の積層造形装置。
  7. 前記サーフェス形状データの形状に基づいて、前記層内の領域単位でサポート材が必要な領域か否かを判定する判定部を、さらに備え、
    前記積層造形部は、前記判定部でサポート材が必要と判定された領域にサポート材を配置する、
    請求項6に記載の積層造形装置。
  8. 前記生成部が、前記層の造形データを生成する際に、当該造形データの任意の面に任意の肉厚を設定する、
    請求項1乃至7のいずれか一つに記載の積層造形装置。
  9. 前記取得部は、前記サーフェス形状データ内の領域毎の密度の違いを示したボリューム情報として、撮像装置で撮像されたデータを立体的に示した情報を取得する、
    請求項3に記載の積層造形装置。
  10. 前記取得部は、前記ボリューム情報から、造形物として積層造形される所定の積層厚さの層毎に、形状データを取得する
    請求項4に記載の積層造形装置。
  11. 物質の表面を自由曲面で3次元形状を表すサーフェス形状データと、前記サーフェス形状データから造形される造形物の内部をラティス構造に変換した単位格子の3次元形状データを示す単位格子形状データと、受信する受信ステップと、
    前記サーフェス形状データのうち、前記造形物として積層造形される所定の積層厚さの層毎に、層毎の形状データである層形状データを取得する取得ステップと、
    前記層形状データの内部を前記単位格子形状データに変換した、層の造形データを生成する生成ステップと、
    前記生成ステップにより生成された前記層の造形データを、積層造形部に出力する出力ステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
JP2016059601A 2016-03-24 2016-03-24 積層造形装置、及びプログラム Active JP6461846B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016059601A JP6461846B2 (ja) 2016-03-24 2016-03-24 積層造形装置、及びプログラム
US15/446,150 US20170277168A1 (en) 2016-03-24 2017-03-01 Additive manufacturing apparatus and computer program product
DE102017002073.6A DE102017002073A1 (de) 2016-03-24 2017-03-03 Additivherstellungsgerät und Computerprogrammprodukt

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016059601A JP6461846B2 (ja) 2016-03-24 2016-03-24 積層造形装置、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017170764A JP2017170764A (ja) 2017-09-28
JP6461846B2 true JP6461846B2 (ja) 2019-01-30

Family

ID=59814334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016059601A Active JP6461846B2 (ja) 2016-03-24 2016-03-24 積層造形装置、及びプログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20170277168A1 (ja)
JP (1) JP6461846B2 (ja)
DE (1) DE102017002073A1 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10811835B2 (en) * 2017-02-16 2020-10-20 University Of Pittsburgh-Of The Commonwealth System Of Higher Education Laser system enabled by additive manufacturing
US10962958B2 (en) * 2017-06-05 2021-03-30 Raytheon Technologies Corporation Library of predefined shapes for additive manufacturing processes
US11449030B2 (en) * 2017-07-03 2022-09-20 Sony Corporation Solid shape information generation system, solid shape forming apparatus, solid shape information generation method and program
US10661552B2 (en) * 2017-07-28 2020-05-26 General Electric Company Systems and methods for advanced additive manufacturing
US10723079B2 (en) * 2017-08-23 2020-07-28 Lawrence Livermore National Security, Llc Fast, efficient direct slicing method for lattice structures
US20190126558A1 (en) * 2017-11-02 2019-05-02 Eos Gmbh Electro Optical Systems Method and assembly for generating control data for the manufacture of a three-dimensional object by means of an additive manufacturing method
US11567628B2 (en) * 2018-07-05 2023-01-31 International Business Machines Corporation Cognitive composition of multi-dimensional icons
EP3762218B1 (en) 2018-07-23 2023-07-12 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Adapting printing parameters during additive manufacturing processes
US11383447B2 (en) 2018-07-31 2022-07-12 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Three-dimensional object production
JP7200605B2 (ja) * 2018-11-02 2023-01-10 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 三次元形状データの生成装置、三次元造形装置、及び三次元形状データの生成プログラム
JP7247531B2 (ja) * 2018-11-16 2023-03-29 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 情報処理装置及びプログラム
US11717265B2 (en) * 2018-11-30 2023-08-08 General Electric Company Methods and systems for an acoustic attenuating material
US11079739B2 (en) * 2019-02-25 2021-08-03 General Electric Company Transfer learning/dictionary generation and usage for tailored part parameter generation from coupon builds
JP2022056810A (ja) * 2020-09-30 2022-04-11 セイコーエプソン株式会社 三次元造形用データの生成方法および三次元造形物の製造方法
US11654616B2 (en) * 2021-01-22 2023-05-23 Palo Alto Research Center Incorporated Controller and 3D printing apparatus for varying density support structures through interpolation of support polygon boundaries with scalar density fields
US11639023B2 (en) 2021-01-22 2023-05-02 Palo Alto Research Center Incorporated Interactive design tool for varying density support structures
US20220332050A1 (en) 2021-04-19 2022-10-20 General Electric Company Systems, devices, and methods for generating a lattice support structure outside of an exclusion area

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002001828A (ja) * 2000-06-16 2002-01-08 Minolta Co Ltd 接着液、着色材料および着色方法
US6471800B2 (en) * 2000-11-29 2002-10-29 Nanotek Instruments, Inc. Layer-additive method and apparatus for freeform fabrication of 3-D objects
JP2003071940A (ja) * 2001-09-03 2003-03-12 Konica Corp 積層造形装置及び積層造形方法
JP4102922B2 (ja) * 2002-10-08 2008-06-18 Jsr株式会社 光造形方法、光造形プログラム及び光造形装置
JP5533574B2 (ja) * 2010-11-10 2014-06-25 セイコーエプソン株式会社 データ変換装置およびデータ変換方法
JP5830326B2 (ja) * 2011-09-22 2015-12-09 株式会社キーエンス 三次元造形装置、三次元造形方法、三次元造形装置用の設定データ作成装置、三次元造形装置用の設定データ作成プログラム並びにコンピュータで読み取り可能な記録媒体
KR102058955B1 (ko) * 2011-11-17 2019-12-26 스트라타시스 엘티디. 다중-재료 적층 가공을 사용하여 신체 부분 모델을 제조하기 위한 시스템 및 방법
JP2014065179A (ja) * 2012-09-25 2014-04-17 Brother Ind Ltd 立体造形装置および立体造形データ作成プログラム
US9789651B2 (en) * 2014-01-09 2017-10-17 Siemens Product Lifecycle Management Software, Inc. Method for structure preserving topology optimization of lattice structures for additive manufacturing
JP2015208904A (ja) * 2014-04-25 2015-11-24 コニカミノルタ株式会社 三次元造形装置
EP3250366A4 (en) * 2015-01-30 2018-09-05 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Three-dimensional object substructures
WO2016169606A1 (en) * 2015-04-23 2016-10-27 Hewlett-Packard Development Company L.P. Lattice structure representation for a three-dimensional object
US10216172B2 (en) * 2015-09-18 2019-02-26 Siemens Aktiengesellschaft Functional 3-D: optimized lattice partitioning of solid 3-D models to control mechanical properties for additive manufacturing

Also Published As

Publication number Publication date
US20170277168A1 (en) 2017-09-28
JP2017170764A (ja) 2017-09-28
DE102017002073A1 (de) 2017-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6461846B2 (ja) 積層造形装置、及びプログラム
US10654220B2 (en) Multi-material three dimensional models
US10216172B2 (en) Functional 3-D: optimized lattice partitioning of solid 3-D models to control mechanical properties for additive manufacturing
US20210402701A1 (en) Systems and methods of hierarchical material design for additive fabrication
US8874248B2 (en) Image processing method and method of three-dimensional printing incorporating the same
US10678959B2 (en) Creating gradients of different materials for three-dimensional models in computer aided design applications
US10363703B2 (en) Radial lattice structures for additive manufacturing
TWI601627B (zh) 立體列印方法、立體列印裝置及電子裝置
Jin et al. A novel path planning methodology for extrusion-based additive manufacturing of thin-walled parts
CN113196273A (zh) 用于计算机辅助设计和制造的利用不同物理模拟的宏观结构拓扑生成
US20170286567A1 (en) Interactive Digital Drawing and Physical Realization
CN108268222A (zh) 用于3d打印的图案
US11320802B2 (en) Method for setting printing properties of a three-dimensional object for additive manufacturing process
US9789650B2 (en) Conversion of stereolithographic model into logical subcomponents
KR20170029204A (ko) 3d 프린터의 출력공간보다 큰 객체를 3d 프린팅하기 위한 방법 및 이를 이용한 장치
Sharif Ullah Design for additive manufacturing of porous structures using stochastic point-cloud: a pragmatic approach
EP4080397A1 (en) Computer aided generative design with modal analysis driven shape modification process
JP2020035209A (ja) 三次元形状データの生成装置、三次元造形装置、及び三次元形状データの生成プログラム
JP2015208873A (ja) 3次元造形データ生成装置、3次元造形データ生成方法、及び、プログラム
Shi et al. A design and fabrication method for a heterogeneous model of 3D bio-printing
WO2021102018A1 (en) Volumetric kernel representation of three dimensional models
JP2015231711A (ja) 3次元印刷装置、情報処理装置および制御方法
KR102474886B1 (ko) 3d 솔리드 모델의 디자인 방법
EP4339898A2 (en) System and method for generating an infill geometry of a body
KR102124915B1 (ko) 3d프린터에 적용 가능한 비정형 구조 모델링 장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180717

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180711

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180914

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181127

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181226

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6461846

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151