JP6460262B2 - 往復動工具 - Google Patents

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Description

本発明は往復動するブレードによって被切断材を切断する往復動工具に関し、特にブレードの往復動によりベース部に伝わる振動を低減させた往復動工具に関する。
従来、駆動源としてのモータの回転運動を先端工具の往復運動に変換して作業を行う往復動工具においてジグソーが知られている。ジグソーは、ハウジングの本体部分の下部に取り付けられた水平状のベース部を被切断材に当接させた状態で、本体部分を切断方向となる前方側に移動させながら、往復動するブレードにより被切断材の切断を行うものである(例えば、特許文献1参照)。
ここで図8の縦断面図を用いて従来のジグソー101の構造を説明する。ハウジング2は樹脂等の成型によって左右2分割式に形成された側面視で横向きに倒した略D字状の外見を有する。ハウジング2は回転軸7が水平方向になるように配置されるモータ6を収容するモータ収容部2bと、モータ収容部2bの前方側において鉛直方向に長い所定の空間を有する運動変換機構収容部2cと、運動変換機構収容部2cの上側とモータ収容部2bの後方側を上方側に接続するように延びるハンドル部2aを含んで構成される。ハンドル部2aは作業者が片手で把持する部分であって、その内側にはモータ6のオン又はオフを切替えるトリガスイッチ19が収容され、ハンドル部2aの下側には作業者が操作するトリガレバー19aが設けられる。ハンドル部2aの前方側には、モータ6の回転速度を調整するための速度調整ダイヤル25が設けられる。
モータ収容部2b内にはモータ6が設けられ、ハウジング2の後端付近には商用電源を供給するための電源ケーブル26が設けられる。モータ6の回転軸7には冷却ファン5が固定され、その前方側の先端部分には、ピニオンギヤ7aが設けられる。モータ6が回転することにより冷却ファン5も回転し、ハウジング2に形成された図示しない外気導入口から外気をハウジング2の内部に導入し、モータ6や運動変換機構10等の冷却を行う。ピニオンギヤ7aは、偏心カムと一体形成されたギヤ部9と噛合する。ギヤ部9は回転軸8を中心に回転し、モータ6の動力を変換する動力変換機構を構成し、ギヤ部9の後方側は回転軸7に対して同心に回転する平ギヤであり、その前方側には偏心カム9bが形成される。
偏心カム9bの外周形状は円形であり、偏心カム9bの中心は回転軸7の回転中心から偏心するように形成される。偏心カム9bの周囲にはバランスウエイト16が配置される。バランスウエイト16は金属の一体成形であって、偏心カム9bを収容する長穴16aが形成される。長穴16aの長軸は水平方向に延びるように形成され、偏心カム9bが長穴16aの内部で回転することによって、それらの当接箇所が変化してバランスウエイト16が上下方向に移動する。バランスウエイト16は、上下方向に延びる直線状のスリット(図示せず)によって移動方向が上下方向に規制される。
偏心カム9bの前方側には、ホルダ11がねじを用いて固定されている。ホルダ11は鋼材により一体成形されたもので、ニードル軸受12を介して水平方向に延びるコネクティングレール13が接続される。コネクティングレール13は、鋼材を押し出し成形したものであってプランジャ14の上端側に保持される。ニードル軸受12が回転軸7の回転中心から偏心するように回転することによって、水平方向に延びるコネクティングレール13の内側で接触位置が水平方向に変化することによりプランジャ14を上下方向に往復移動させる。ニードル軸受12の偏心位置は、偏心カム9bの偏心位置と逆位相(回転角にして180度離れる)に配置され、プランジャが上昇するときにはバランスウエイト16が下降し、プランジャが下降するときにはバランスウエイト16が上昇するようにして、プランジャ14とその下方に取り付けられるブレード(図示せず)の移動に伴う反動をバランスウエイト16により打ち消すようにした。プランジャ14の下端には、ブレードを取り付けるためのブレード保持部15が設けられる。ブレード保持部15の前方側には切断紛などの飛散防止用のチップカバー35が設けられる。
ブレード保持部15は、プランジャ14の先端部(下端部)に設けられ、ブレードを着脱可能に保持する。プランジャ14は略円柱形状をなし、ハウジング2に上下方向に往復動可能かつ回動可能に支持される。上下方向略中央部分において、プランジャガイド18によって上下方向に摺動可能に支持される。プランジャガイド18は、その外周部においてスプリング17により径方向に付勢されることにより、プランジャ14の前後方向のオービタル動作を許容する。偏心カム9aにはオービタルカム21aが接続され、ギヤ部9が回転するとオービタルカム21aが上下動し、その下端部に一体に設けられた作用片21bが逆L字状のローラホルダ22の一端側を押圧または開放し、ローラホルダ22は揺動軸23を中心に揺動移動されることによりローラホルダ22の他端側に設けられたローラ24を前後方向に移動させる。ローラ24は、ローラホルダ22の前端部に位置していて、ローラ24を回転可能に支承する。ローラ24は外周面の左右中央に図示しないブレードを案内するための周方向に連続した溝が形成されており、これらオービタル機構部20により、ブレードの刃先側と反対側の背部を押圧することによりオービタル動作を可能とした。
ベース130は、長手方向が切断方向と一致するように、ボルト48を介してモータ収容部2bの底面側に、ギヤカバー3の一部を介在させて固定される。ベース130は、ジグソー101を安定してがたつかないように被切断材に押し当てることができるように比較的大きめの面積を有する底面を有する。ベース130はベース基台131とベースプレート141から主に構成される。ベース基台131の上面は、ハウジングのベース取付部2dにボルト48にて固定するための円弧状の突出部分131aが形成される。ベース基台131の下側(反ハウジング側)には、被切断材と対向するベースプレート141が設けられる。通常、ジグソー101は、ハウジング2の分割面がベース130に対して垂直に位置しており、被切断材の垂直切断を行うが、ハウジング2をベース130に対して傾斜させて任意の角度で被切断材を切断することも可能である。
次に図9を用いてベース130の底面部分の形状を説明する。ベース130は主面部分の前方側にブレード(図示せず)を挿通させるための開口部131a、141aが設けられる。開口部131a、141aは前方側に開口するように下面視で略コ字状に形成されるもので、この開口部131a、141a内を下方向に延出するブレードによる切断方向の左右両側に平行に伸びる細長い形状のガイド面が形成される。ベース基台131の中央付近の略半円筒状に上方に隆起するように形成された部分は、ボルト48(図8参照)を介してハウジング2に固定するためのネジ孔131bが形成される。ベースプレート141には、中央に略長方形に切り抜かれた開口141bが形成され、ボルト48(図8参照)の締め付けを可能としている。
ベースプレート141の外縁形状は、ベース基台131の外縁形状に対応した相似形であり、下面視においてベース基台131よりも僅かに小さい外縁を有する。ベースプレート141は4つのネジ134a、134b、135a、135bによってベース基台131にネジ止めされる。ネジ134a、134bの後方側であって、ベースプレート141の底面には、被切断材との間の摩擦力を低減するための低摩擦剤136a、136bが塗布又は貼付けられる。
特開2015−71229号公報
従来のジグソーにおいては、被切断材の上面にジグソーを安定して位置づけるために、ハウジングの下側にベース部が設けられる。ベース部の底面は平面状であり、平面部分を被切断材に押し当てながら切断作業を行う。通常、ジグソーは、ブレードが往復動する際に生ずる振動を打ち消すためのバランスウエイトを用いたバランサを有する。しかしながら、バランサだけでは振動を完全に打ち消すことができないため、往復動に伴う振動がベース部から被切断材に伝わる。この振動の伝達は切断精度を向上させる上での阻害要件となるため、ベースプレートから被切断材に伝わる振動をできるだけ抑制した方が好ましい。しかし、単に振動を抑制するための緩衝材をベースプレートとベース部との間に設けると、ハンドル操作がベースプレートに伝達されにくく操作性が悪くなってしまう。また、操作性を確保するために硬い部材を緩衝材に用いると振動低減の効果が薄れてしまう。
本発明は上記背景に鑑みてなされたもので、その目的は、往復動に起因する振動がベース部から被切断材に伝わることを効果的に低減できる往復動工具を提供することにある。
本願において開示される発明のうち代表的なものの特徴を説明すれば次の通りである。本発明の一つの特徴によれば、ハウジングに収容されるモータと、先端部にブレードを装着可能であってモータにより駆動され往復動するプランジャと、ハウジングに取付けられハウジングと共に被切断材上を移動するように設けられたベース部と、を有する往復動工具において、ベース部は、ハウジングに保持されるベース基台とベース基台の反ハウジング側に取り付けられるベースプレートによって構成され、ベース基台とベースプレートとが接触する当接部と、ベース基台が弾性体を介してベースプレートを支持する弾性支持部と、を有し、当接部と弾性支持部とは、モータとプランジャが並ぶ方向において離間して設けられ、ベースプレートは当接部を支点として揺動可能であり、弾性支持部においてベース基台に対して近接・離間するように揺動するようにした。ベース基台を取り付けるためのベース取付部をハウジングの下側に設け、切断方向にみてベース基台の中央付近にてベース取付部にベース基台が取り付けられ、当接部と弾性支持部は、下面視においてベース取付部の位置と重複しない領域内に配置される。さらに、ベースプレートは、ブレードの通過する開口部よりも後方側に位置する主面と、開口部の両側において前方側に平行して延びる2本のガイド面を有し、当接部は主面又はガイド面のいずれか一方側に設け、他方側に弾性支持部が配置される。
本発明の他の特徴によれば、ベースプレートは可撓性を有する金属板材であって、弾性支持部においてスプリングを用いてプランジャの移動方向に金属板材の板厚以上の移動ストロークを確保した。また、当接部はネジによってベース基台の下面にベースプレートが接するように固定され、ベース取付部に対面する領域においてベース基台とベースプレートは隙間を持って非接触状態に保たれる。さらに、ハウジングは、回転軸が水平方向になるようにモータを収容するモータ収容部と、モータ収容部の前方側にて鉛直方向に延びプランジャを収容する運動変換機構収容部と、運動変換機構収容部の上側とモータ収容部の後方側が上方で接続されるようにして形成したハンドル部を有する側面視で横に倒した略D字状であって、当接部のネジによる固定箇所が往復動工具の重心位置に対して前後方向の一方側に位置し、振動発生源たる運動変換機構と弾性支持部による保持箇所が往復動工具の重心位置に対して前後方向の他方側に位置するようにした。
本発明のさらに他の特徴によれば、運動変換機構には、プランジャと、プランジャと逆位相で往復動することによって振動を打ち消すためのバランサと、プランジャとバランサをモータの回転力によって往復移動させるための動力変換機構を有する。また、ベース基台が水平に位置づける状態でハウジングを持ち上げたときに、ベースプレートのベース基台から下方向への突出量は、切断方向にみて、ベース基台とベースプレートの当接部で小さく、弾性支持部側で大きくなるようにした。尚、ベースプレートはバネ性を有する金属板にて形成した。
本発明によれば、ハウジングの本体側で発生した振動はベースプレートがベース本体に対して揺動することで被切断材側に伝わることを大幅に抑制できる。また、ベースプレートと揺動側に弾性体を介在させたので被切断材に伝わる振動が大幅に抑制され、切断精度を向上させることができる。さらに、作業者にとってもハウジングの振動が抑制されるので切断作業の疲労を大幅に低減できる。
本発明の実施例に係るジグソー1の右側面図である。 本発明の実施例に係るジグソー1のベース30の底面図である。 本発明の実施例に係るジグソー1のベース30による振動減衰動作を説明するための模式図である。 本発明の第二の実施例に係るジグソーのベース60付近の部分側面図であり、一部を断面図にて示す。 本発明の第二の実施例に係るジグソーのベース60の底面図である。 本発明の第三の実施例に係るジグソーのベース80付近の部分側面図であり、一部を断面図にて示す。 本発明の第三の実施例に係るジグソーのベース80の底面図である。 従来のジグソー101の全体構造を示す縦断面図である。 従来のジグソー101のベース130の底面図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。なお、以下の図において、同一の部分には同一の符号を付し、繰り返しの説明は省略する。また、本明細書においては、前後、上下の方向は図中に示す方向であるとして説明する。
図1は本発明の実施例に係る往復動工具の一例たるジグソー1の右側面図である。本実施例のジグソー1において、ハウジング2と、その内部に収容される本体部は、図8で説明したジグソー101の内部構造と同じである。本実施例では、ハウジング2のベース取付部2dに装着されるベース部(ベース30)の構成を改良した。ベース30は、ベース取付部2dに装着されるベース基台31と、ベース基台31にて固定されるベースプレート41により主に構成される。ベースプレート41はベース基台31の下側(反ハウジング側)に配置され、被切断材に当接する接地面を形成し、切断作業時においては被切断材の上面を摺動しながら移動する。底面視におけるベースプレート41の形状は、従来のベースプレート141とほぼ同等の可撓性を有する金属板材であるが、ベースプレート141のベース基台31への取り付け方向が従来の構造とは異なる。ベースプレート41は後方側では左右2本のネジ45a、45b(図では45bは見えない)によって固定される。これは従来例と同じ固定方法である。一方、ベースプレート41の前方側では、スプリング51aを有する緩衝機構50aを介在させてベース基台31とベースプレート41が上下方向、即ちブレードの往復移動方向と同方向に可動となるように構成した。また、図1では見えないが緩衝機構50bも設けてブレードが上下動する左右両側において緩衝機構50a、50bを配置した。
このように緩衝機構50a、50bを設けてベースプレート41の前方側を保持したので、作業者がハンドル部2aを把持してジグソー1を持ち上げた際に、ベースプレート41の下面とベース基台31の前側下端位置は、距離Sだけ隔てることになる。この距離Sは、後方側のベースプレート41の下面からベース基台31の後側下端位置の突出量S1よりも大きくなる。さらに、突出量Sをベースプレートの板厚tよりも大きくなる程度に確保して、ベースプレート41の前側部分が、緩衝機構50aによってベース基台31に対して十分なストローク量、例えば板厚t以上の移動ストロークを確保できるようにした。スプリング51aを圧縮してベースプレート41の前側部分が上方に移動すると、ベース基台31の前側下端部が被切断材に当接するので、それ以上のベースプレート41の揺動は阻止され、スプリング51aの過度な圧縮による破損を抑制できる。
ベースプレート41の後方側においては、ネジ45a、45b(45bは図2参照)によってベース基台31に固定されるうえ、ベース基台31の後端の下方位置とベースプレート41の後端下方位置が、僅かな段差による突出量S1(但しS1<ベースプレート41の板厚t)となるようにした。このように突出量S1を設けたことにより切断作業時には被切断材に対してベースプレート41が当接することになる。ベース基台31は例えばアルミ合金の成形品によって構成し、ベースプレート41はステンレス、アルミ合金、または、ある程度のバネ性を有する金属板をプレスしたものである。スプリング51aは、ジグソー1を単に被切断材においた際には、ある程度縮むものの完全に沈まないようにする。そして、作業者が切断作業を行うときにハンドル部2aを把持してジグソー1を下方向に押しつけた際に、スプリング51aが更に縮んだ状態(緩衝機構50aの実用状態)になるようにした。このとき、スプリング51aのバネ定数は、通常の作業状態(押付力)であればベース基台31の前側下端部が被切断材に当たらないような値に設定してある。このようにベース30のうち、ベースプレート41の切断方向の一方側(ここでは後方側)を、ベース基台31とベースプレート41が面接触するように固定された当接部にして、他方側(ここでは前方側)をベース基台31とベースプレート41が所定の距離を隔てるように隔てた揺動部としたので、ジグソー1の本体側から被切断材側に伝わる振動、又は、被切断材側から本体側に伝わる反動の影響を、緩衝機構50aによる緩衝効果によって吸収することができる。また、金属製のベースプレート41自体の板バネ効果も加わって、反動の影響を一層吸収することができる。
ベースプレート41は、ネジ45a、45bで固定される固定点付近では左右方向ほぼ全面においてベース基台31と接する当接部となる。この構造とするために、ベース基台31のネジ45a、45b付近は前後方向に所定の長さを有する平面状になっている。この平面状部分は、左右方向に辺部まで延びて下面視で細長い長方形状に形成される。従って、この長方形状の面部分が揺動するベースプレート41の揺動軸又は揺動支点としての機能を果たす。当接部の前方側であってベース取付部2dの直下部分では、ベース基台31とベースプレート41は所定の空間43を有している。ベース取付部に対面する領域において前記ベース基台と前記ベースプレートは、隙間を持って非接触状態に保たれ、ハウジング2のベース取付部2dに対面する領域(直下部分)とその前側部分においては、ベース基台31とベースプレート41の間は隙間を持って非接触状態に保たれる。このように、ベース30の前方側ではベース基台31とベースプレート41が上下方向に完全に離れた状態となっているので、この部分ではベースプレート41が上下方向、即ちプランジャ14(図8参照)の揺動方向と同じ方向に揺動可能となる。
緩衝機構50aはベース基台31の下面とベースプレート41の上面の間に、金属製のコイル式のスプリング51aを介在させたものである。スプリング51aを設ける位置は、図9で示したネジ134a、134bよりも更に前方側に配置した。図1ではベース基台31とスプリング51aの固定、ベースプレート41とスプリング51aの固定の方法の図示を省略しているが、ベース基台31の下面側にスプリング51aを嵌合させるための凹状の窪みを設け、ベースプレート41側にスプリング51aの内径部分に嵌合させるための凸状の円柱突起を設けることにより、ベース基台31又はベースプレート41からスプリング51aが抜け落ちないように構成すれば良い。また、図1では図示していないが、緩衝機構50b側の構成や用いられるスプリング51bも、緩衝機構50a側の構成と同様である。尚、スプリング51a、51bの固定の仕方は任意であり、その他の固定方法を用いるようにしても良い。
次に図2を用いてベース30の底面形状を説明する。ベース30の底面形状は図9で示した従来の構成とほぼ同形である。前後方向に見たときにベース取付部2dと重複する部分の前方側には、開口部31a、41aが形成されその左右両側には細長く前方側に延びる前側延長部(ガイド面42a、42b)が形成される。開口部31a、41aの左右両側のガイド面42a、42bにおいては、ネジ及びネジ穴が存在しない。緩衝機構50a、50bは、点線で示すようにガイド面42a、42bのほぼ前端付近にそれぞれ設けるようにした。
ベースプレート41の中央付近には開口41bが形成される。この開口41bからベース基台31の突出部31bの内壁部分にアクセス可能であり、ベース基台31のその位置にはT字状のネジ孔32が形成される。ベース取付部2dにはボルト48(図8参照)が貫通するボルト孔が設けられており、ネジ孔32はベース取付部2dの長手方向に延びた第1孔部32aと、第1孔部に対して垂直方向に円弧方向に延びた第2孔部32bからなり略T字状に構成されている。一方、ベース取付部よりも後方側の後方延長部の領域内において2本のネジ45a、45bによりベース基台31とベースプレート41がネジ止めされる。ネジ45a、45bによる固定箇所はジグソーの重心位置(後述)に対して前後方向の一方側(ここでは後側)に配置される。
図3は、本発明の実施例に係るジグソー1のベース30による振動減衰動作を説明するための模式図である。ジグソー1のハウジング2の内部には、モータ6を中心とした固定重量物27がモータ収容部2bに配置され、その前方側の運動変換機構収容部2cには、振動発生源たる運動変換機構10やバランスウエイト16、プランジャ14等(図8参照)の可動重量物28が収容される。可動重量物28は上下方向に可動であり、ブレード4の動きに合わせて同方向又は反対方向に移動するので、重心29よりも前側部分でハウジング2を上向き又は下向きに移動させる力が大きく作用する。つまり、可動重量物28が往復運動すると、ハウジング2が重心29を中心に揺動する。重心29はトリガレバー19aの真下付近に位置し、さらに重心29に下側位置にてベース取付部2dがベース30を固定する。
本実施例ではベース30のベース基台31とベースプレート41との間で緩衝効果を得るように構成した。この際、ベース基台31の一端側(ここでは後方側)を支点として、他端側(ここでは前方側)にてベースプレート41が揺動点として揺動可能なように、スプリングを用いた緩衝機構50a、50bにて保持する。つまり、ベース取付部2dに取り付けられるベース基台31に対して、ベースプレート41は後方側においてネジ45a、45bにより固定されるため、ネジ止め部分にてベース基台31とベースプレート41が接する。一方、ベースプレート41の前方側においては、緩衝機構50a、50bによって揺動可能に保持される。この結果、ベースプレート41は後方側のネジ45a、45bによって固定される固定部を支点(又は支持面)として、前方側部分が上下方向に揺動可能な可動部となる。このように振動発生源たる運動変換機構と弾性支持部による保持箇所が、ジグソーの重心位置に対して前後方向の他方側に位置することにより可動重量物28が上下方向に往復移動してもベース30においては、後方の支点を揺動中心として前方側が上下方向に揺動する。すなわち可動重量物28の往復運動中は、後方側の固定部分を中心にハウジング2とベース基台31がベースプレート41に対して揺動するので、ベースプレート41から被切断材に伝達される振動が低減でき、ハウジング2側から被切断材側に伝わる振動、又は被切断材側からハウジング2側に伝わる反力が大幅に減衰される。この様に、固定重量物27と可動重量物28が並ぶ方向(モータ6とプランジャ14が並ぶ方向)におけるベースプレート41(ベース30の被切断材との接触面)の一方側をハウジング2に対して固定し、一方と離間した他方側をハウジング2に対して移動可能なように保持することが本発明の特徴である。
以上、本実施例では、ベースプレート41が前端付近に緩衝機構50a、50bを設け、ベースプレート41の揺動する際の固定点(支点)を後端付近に設けたので、支点から揺動点までの距離を十分確保することができ、良好な緩衝性能を実現することができた。特に、揺動支点と揺動点との距離をベース30の前後方向の長さをほとんど使ったのでその減衰効果は大きい。また、ハンドル部2aの直下にベースプレート41の揺動する際の固定点を設けたので、作業時の押付力が被切断材に伝達しやすくして操作性を確保しつつ、効果的に振動を低減することができた。尚、本実施例では緩衝機構50a、50bを金属製のコイルバネによって達成したが、コイルバネだけに限られずに、皿ばね、板バネ、ゴムダンパ、その他の弾性体など、良好な弾性効果と制震効果を有する弾性部材を用いて実現しても良い。
次に図4及び図5を用いて本発明の第二の実施例を説明する。第二の実施例ではベース60においてベース基台61とベースプレート71の取り付け方法、特に支点側と揺動点側の関係を前後方向に見て第一の実施例とは逆になるようにした。ベースプレート71は前方側においてベース基台61に2本のネジ73a、73b(73bは図では見えない)によって固定される。ベースプレート71にはネジ73aの頭部を収容するための円環状の溝部72aが形成され、取り付けられたネジ73aの頭部がベースプレート71の外面よりも突出しないように構成される。ネジ73a、73bにて固定される部分のベース基台61部分は、ネジボス状の所定の領域でベースプレートと接触する当接部となっている。当接部の後方側は、ベース基台61とベースプレート71が離れるように配置され、緩衝機構75a、75b(図では75bは見えない)により保持される。緩衝機構75a、75bは2カ所であって、それらを設ける位置は図2で示したネジ45a、45bとほぼ同じ位置、またはやや後方側に配置すれば良い。図5では緩衝機構75a、75bの位置を点線にて示している。緩衝機構75a、75bの構成はコイル状の金属製のスプリング74a、74bを用いて実現できる。スプリング74a、74bは、ベース基台61の下側に形成される円筒形の穴部64a、64b(図4では64bは見えない)に嵌合される。
ここで緩衝機構75a、75bは、図5に示すようにハウジング2のベース取付部2dの下側領域(ベース取付部)よりも後方側になるようにし、ネジ73a、73bにて固定する部分はベース取付部2dの下側領域(ベース取付部)よりも前側にした。このようにすれば、揺動支点となる当接部に対して揺動部の長さを十分長くすることができるので、揺動半径を大きくとることができ、小型のスプリング74a、74bにて良好な緩衝効果を得ることができる。
次に図6及び図7を用いて本発明の第三の実施例を説明する。第三の実施例ではベース80において、ベース基台81の前後方向の一方側に所定の面積を有する当接面たる下面82を形成した。また、下面82の前方側において、ベース基台81から緩衝機構によって分離して保持されたベースプレート91を配置した。この結果、ベース80のうち、後方側の固定部においてはベース基台81が直接被切断材に当接し、前方側の可動部においてはベースプレート91の前面が被切断材に当接する。この考えは、ベース80のうち一端側(ここでは後方側)において揺動支点として、他端側(ここでは前方側)を揺動部にするという点で、第一の実施例と考えと共通する。しかしながら、第三の実施例では固定部と、緩衝機構によって可動する可動部を分離して構成した。固定部となるベース基台81の下面82は、切断方向とは直交する方向(ここでは左右方向)に細長い略長方形として、ジグソー1が切断方向を含む鉛直面状で揺動する際の支点として作用する。
可動部たるベースプレート91は、四隅付近でネジ84a、84b、87a、87bとスプリング95a、95b、97a、97b(但し図6では95b、97bは見えない)によって固定される。ネジ84a、84b、87a、87bは、ベース基台81に形成される貫通穴(ネジ頭部の径より小さい)を貫通するが、貫通穴にはネジ山が形成されておらず、ネジ84a、84b、87a、87b側にも貫通穴と摺動する付近にはネジ山が形成されていない。つまり、ネジ84a、84b、87a、87bは軸方向先端付近だけにネジ山が形成され、ベースプレート91に設けたネジ穴94a、94b、96a、96bと螺合する。このように配置した際に、ベース基台81とベースプレート91との間は空間92が形成される。これらのネジ84a、84b、87a、87bは、それぞれの頭部によってベースプレート91をベース基台81に保持させるための部材であるが、締めこんだ分だけベースプレート91がベース基台81に接近し、スプリング95a、95b、97a、97bが最大まで圧縮させることができる。つまり、作業者はネジの締め込み量を調整することでスプリングの圧縮量を調整可能であり、作業形態に合わせて緩衝機構の持つ振動低減能力を調節(消失)させることができるため、多様な作業に合わせた往復動工具とすることができる。
図7は本発明の第三の実施例に係るジグソーのベース80の底面図である。ベース80の下面の外縁輪郭は、第一及び第二の実施例のベース30、60と同様であることが理解できるであろう。第三の実施例によればベース80のうち下面82に相当する部分がベース基台81と一体に成型されるので、作業者がジグソー1を被切断材に押しつける際の力を効果的に伝達できる。一方で、下面82よりも前側の部分が緩衝機構によって四隅を保持されたベースプレート91としたので、効果的な制震作用を奏することが可能となる。スプリング95a、95b側においてベースプレート91の揺動範囲の圧縮側は、ベース基台81のガイド部分の前端部分83a、83bが被切断材に当接する事により制限される。スプリング97a、97b側においてにおいてベースプレート91の揺動範囲の圧縮側は、ベース基台81の下面82により制限される。尚、固定面たる下面82は完全な平面だけに限られずに、可動面たるベースプレート91の動きに追従するような曲面を有していても良い。
以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。例えば、第三の実施例において使用されたベースプレートのネジによる固定方法は第一、第二の実施例にも適用可能である。ベースプレートの可動部をネジによって保持させることで、スプリングの圧縮量(突出量Sの大きさ)を変化させて第三の実施例と同様に緩衝機構の持つ振動低減機能の調節が可能となる。また、ベース基台81に下面82を設けないようにして、ベースプレート91の部分だけで被切断材に接するようにし、ベースプレート91は緩衝機構によって四隅を保持するように構成し、空間92部分に、支点となる突起をベース基台81側からベースプレート91側に突出させて、その支点部分をベースプレート91に接触させた状態でベースプレート91が可動状態となるように構成しても良い。また、上述の実施例ではジグソーのベースに用いられる例で本発明を説明したが、セーバソーや丸鋸に用いられるベースにおいて、上記ベース基台とベースプレートの保持方法に適用しても良いし、その他の被切断材又は非研磨材に押し当てるベース部材を有する往復動工具に適用しても良い。
1…ジグソー、2…ハウジング、2a…ハンドル部、2b…モータ収容部、2c…運動変換機構収容部、2d…ベース取付部、3…ギヤカバー、4…ブレード、5…冷却ファン、6…モータ、7…回転軸、7a…ピニオンギヤ、8…回転軸、9…ギヤ部、9a,9b…偏心カム、10…運動変換機構、11…ホルダ、12…ニードル軸受、13…コネクティングレール、14…プランジャ、15…ブレード保持部、16…バランスウエイト、16a…長穴、17…スプリング、18…プランジャガイド、19…トリガスイッチ、19a…トリガレバー、20…オービタル機構部、21a…オービタルカム、21bv作用片、22…ローラホルダ、23…揺動軸、24…ローラ、25…速度調整ダイヤル、26…電源ケーブル、27…固定重量物、28…可動重量物、29…重心、30…ベース、31…ベース基台、31a…開口部、31b…突出部、32…ネジ孔、32a…第1孔部、32b…第2孔部、35…チップカバー、41…ベースプレート、41a…開口部、41b…開口、42a,42b…ガイド面、43…空間、45a,45b…ネジ、48…ボルト、50a,50b…緩衝機構、51a,51b…スプリング、60…ベース、61…ベース基台、71…ベースプレート、73a,73b…ネジ、74a,74b…スプリング、75a,75b…緩衝機構、80…ベース、81…ベース基台、82…下面、84a,84b…ネジ、91…ベースプレート、92…空間、94a,94b,96a,96b…ネジ穴、95a,95b,97a,97b…スプリング、101…ジグソー、130…ベース、131…ベース基台、131a…開口部、131b…ネジ孔、134a,134b…ネジ、135a,135b…ネジ、136a…低摩擦剤、141…ベースプレート、141b…開口

Claims (11)

  1. ハウジングと、前記ハウジングに収容されるモータと、先端部にブレードを装着可能であって前記モータにより駆動され往復動するプランジャと、前記ハウジングに取付けられ前記ハウジングと共に被切断材上を移動するように設けられたベース部と、を有する往復動工具において、前記ベース部は、前記ハウジングに保持されるベース基台と前記ベース基台の反ハウジング側に取り付けられるベースプレートによって構成され、前記ベース基台と前記ベースプレートとが接触する当接部と、前記ベース基台が弾性体を介して前記ベースプレートを支持する弾性支持部と、を有し、前記当接部と前記弾性支持部とは、前記モータと前記プランジャが並ぶ方向において離間して設けられ、前記ベースプレートは前記当接部を支点として揺動可能であり、前記弾性支持部において前記ベース基台に対して近接・離間するように揺動することを特徴とする往復動工具。
  2. 前記ベース基台を取り付けるためのベース取付部を前記ハウジングの下側に設け、切断方向にみて前記ベース基台の中央付近にて前記ベース取付部に前記ベース基台が取り付けられ、前記当接部と前記弾性支持部は、下面視において前記ベース取付部の位置と重複しない領域内に配置されることを特徴とする請求項1に記載の往復動工具。
  3. 前記ベースプレートは、前記ブレードの通過する開口部よりも後方側に位置する主面と、前記開口部の両側において前方側に平行して延びる2本のガイド面を有し、前記当接部は、前記主面又は前記ガイド面のいずれか一方側に設け、他方側に前記弾性支持部が配置されることを特徴とする請求項2に記載の往復動工具。
  4. 前記ベースプレートは可撓性を有する金属板材であって、前記弾性支持部においてスプリングを用いて前記プランジャの移動方向に前記金属板材の板厚以上の移動ストロークを確保したことを特徴とする請求項2又は3に記載の往復動工具。
  5. 前記当接部はネジによって前記ベース基台の下面に前記ベースプレートが接するように固定され、前記ベース取付部に対面する領域において前記ベース基台と前記ベースプレートは、隙間を持って非接触状態に保たれることを特徴とする請求項4に記載の往復動工具。
  6. 前記ハウジングは、回転軸が水平方向になるようにモータを収容するモータ収容部と、前記モータ収容部の前方側にて鉛直方向に延び前記プランジャを収容する運動変換機構収容部と、前記運動変換機構収容部の上側と前記モータ収容部の後方側が上方で接続されるようにして形成したハンドル部を有する側面視で横に倒した略D字状であって、前記当接部の前記ネジによる固定箇所が、前記往復動工具の重心位置に対して前後方向の一方側に位置し、振動発生源たる運動変換機構と前記弾性支持部による保持箇所が、前記往復動工具の重心位置に対して前後方向の他方側に位置することを特徴とする請求項5に記載の往復動工具。
  7. 前記運動変換機構には、前記プランジャと、前記プランジャと逆位相で往復動することによって振動を打ち消すためのバランサと、前記プランジャと前記バランサを前記モータの回転力によって往復移動させるための動力変換機構を有することを特徴とする請求項6に記載の往復動工具。
  8. 前記ベース基台が水平に位置づける状態で前記ハウジングを持ち上げたときに、前記ベースプレートの前記ベース基台から下方向への突出量は、切断方向にみて、前記ベース基台と前記ベースプレートの前記当接部で小さく、前記弾性支持部側で大きいことを特徴とする請求項6に記載の往復動工具。
  9. 前記ベースプレートはバネ性を有する金属板にて形成されることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の往復動工具。
  10. ハウジングと、前記ハウジングに収容されるモータと、先端部にブレードを装着可能であって前記モータにより駆動され往復動するプランジャと、 前記ハウジングに取付けられ前記ハウジングと共に被切断材上を移動するように設けられたベース部と、を有する往復動工具において、前記ベース部の前記ハウジング側とは反対側には前記被切断材と接触する接触面が設けられ、前記接触面は、前記ベース部に対して前記プランジャの往復動方向に相対移動不能な固定部と、前記ベース部に対して前記往復動方向に相対移動可能な可動部からなることを特徴とする往復動工具。
  11. 前記固定部と前記可動部とは、前記モータと前記プランジャとが並ぶ方向と略同様な方向に並ぶことを特徴とする請求項10に記載の往復動工具。
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