JP6460001B2 - 制御スイッチ機構、トリガースイッチ、及び電動工具 - Google Patents

制御スイッチ機構、トリガースイッチ、及び電動工具 Download PDF

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Description

本発明は、動作機器の出力を増減制御する制御スイッチ機構、トリガースイッチ、及び電動工具に関するものである。
トリガースイッチは、例えば、電動ノコギリ等の電動工具用に設計されたスイッチであり、操作部形状が引き金(Trigger)に似ていることからトリガースイッチと呼ばれている。トリガースイッチには、モータ回転数を無段変速制御できる速度制御付トリガースイッチも開発されている。これによって、例えば電動ノコギリ刃の回転速度を増減させることができる。
例えば図7に示すように、前記速度制御付トリガースイッチ100として、制御回路基板101に設けられた可変抵抗部102に摺動接点103を摺動させることにより、抵抗変化によりモータの速度を制御するものが知られている。
しかし、摺動接点103を採用した速度制御付トリガースイッチ100では、摺動接点103及び可変抵抗部102に機械的摩耗、機械的消耗及び振動による導通不良が発生し、摺動接点103及び可変抵抗部102の機械的寿命が短命となり出力が不安定となる問題がある。
そこで、この問題を解決すべく、特許文献1に開示された電動工具用トリガースイッチが提案されている。
図8に示すように、特許文献1に開示された電動工具用トリガースイッチ200は、ケース201の内部に組み込まれ、かつトリガーレバー202の引き込み操作に連動して移動する摺動操作部210を備えている。摺動操作部210は、速度制御部211の側面に取り付けられた永久磁石212を備えていると共に、永久磁石212に対向する位置には、磁界センサ221を備えた回路基板220が設けられている。
上記電動工具用トリガースイッチ200では、トリガーレバー202の引き込み操作に連動して、速度制御部211が引き込み方向に移動する。このときに、磁界センサ221の受ける磁界が変化することによる信号を発生させ、該発生した信号に基づいてモータの速度制御をするようになっている。
特開2012−245605号公報(2012年12月13日公開)
しかしながら、上記従来の特許文献1に開示された電動工具用トリガースイッチ200では、以下の問題点を有している。
すなわち、従来の磁石と磁界センサとを用いた速度制御付トリガースイッチでは、モータ速度制御部に摺動接点を用いる必要がないものの、磁力を発生させる磁石が必ず必要になる。しかし、磁石は、高温・高振動領域等の外部環境下での使用においては、磁力劣化等の経時劣化が懸念され、その結果、誤動作するという問題点を有している。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、耐振性及び耐久性を有し、誤動作を防止し得る制御スイッチ機構、トリガースイッチ、及び電動工具を提供することにある。
本発明の制御スイッチ機構は、前記課題を解決するために、発光素子と受光素子とを有する光学センサと、前記受光素子の受光量を増減させる機械的構造とを備え、前記光学センサと前記機械的構造とが互いに相対移動することによる前記受光素子の受光量の増減に伴って動作機器の出力を増減制御することを特徴としている。
従来、制御スイッチ機構として、例えば、摺動接点方式が存在していたが、摺動接点の機械的寿命が短命となり出力が不安定になる問題があった。また、非接触方式を採用するものとして、磁石を利用するものがあったが、磁力劣化等の経時劣化の問題があり、いずれにしても耐久性能が劣るという問題があった。
これに対して、本発明では、制御スイッチ機構は、発光素子と受光素子とを有する光学センサと、受光素子の受光量を増減させる機械的構造とを備えている。そして、光学センサと機械的構造とが互いに相対移動することによる受光素子の受光量の増減に伴って動作機器の出力を増減制御する。
この結果、本発明では、発光素子と受光素子とを有する光学センサを用いて非接点方式により、受光素子の受光量を検出する。このため、接点方式のスイッチではないので、接点の摩耗により耐久性が悪化するということはない。
また、発光素子と受光素子とを有する光学センサにおいては、高温・高振動領域等の外部環境下での使用において経時劣化が生じるということもなく、延いては誤動作するということもない。
したがって、耐振性及び耐久性を有し、誤動作を防止し得る制御スイッチ機構を提供することができる。
また、本発明の制御スイッチ機構は、前記制御スイッチ機構において、前記機械的構造は、前記光学センサと前記機械的構造とが互いに相対移動することによって、前記受光素子の受光量を単調に増加又は減少させるように形成されている。
機械的構造として、例えば、発光素子の対向面に傾斜面を有する反射板を設置しておくことができる。これにより、光学センサと傾斜面を有する反射板とが互いに相対移動することによって、発光素子から反射板までの距離が単調に変化し、受光素子の受光量が単調に増加又は減少する。
この結果、受光素子の受光量の単調な増加又は減少の変化に基づいて、モータの出力を増加又は減少する等の動作機器の出力を増加又は減少させるように制御することができる。
また、本発明の制御スイッチ機構は、前記制御スイッチ機構において、前記機械的構造は、前記光学センサと前記機械的構造とが互いに相対移動することによって、前記受光素子の受光量を階段状に増加又は減少させるように形成されている。
機械的構造として、例えば、発光素子の対向面に、階段状に距離が変化する反射板を設置しておくことができる。これにより、光学センサと階段状に距離が変化する反射板とが互いに相対移動することによって、発光素子から反射板までの距離が階段状に変化し、受光素子の受光量が階段状に増加又は減少する。
この結果、受光素子の受光量の階段状の増加又は減少の変化に基づいて、モータの出力を段階的に増加又は減少する等の動作機器の出力を増加又は減少させるように制御することができる。
また、本発明の制御スイッチ機構は、前記制御スイッチ機構において、前記光学センサは、反射型光学センサからなっていると共に、前記機械的構造は、前記発光素子の対向位置に設けられた反射板からなっている。
これにより、反射型光学センサを用いて反射型の光学センサによる制御スイッチ機構を構成することが可能となる。
また、本発明の制御スイッチ機構は、前記制御スイッチ機構において、前記反射板は、前記発光素子から出射される光の光軸に垂直な平面に対して所定の角度で傾斜しているとすることができる。
これにより、反射板の傾斜角度が所定の角度となっているので、比較的単純な構成の反射板によって、動作機器の出力の増減を調整することができる。
また、本発明の制御スイッチ機構は、前記制御スイッチ機構において、前記反射板は、前記発光素子から出射される光の光軸に垂直な平面に対して傾斜しており、前記反射板の傾斜角度は、前記光学センサと前記機械的構造との互いの相対移動量に対応して前記反射板の領域に応じて異なっている。尚、反射板の傾斜角度が反射板の領域に応じて異なっているとは、反射板の相対移動量の全体的領域において反射板の傾斜角度が変化していることを含む他、反射板の相対移動量の部分的領域において反射板の傾斜角度が変化していることを含む。
これにより、反射板の傾斜角度を全体的領域において又は部分的領域において変更することによって、相対移動量に対する発光素子から反射板までの距離の変化率を随時変更し、動作機器の出力の増減を調整することができる。例えば、反射板の傾斜角度を大きくすれば、光学センサと機械的構造との互いの相対移動量が小さくても動作機器の出力を即座に増減させることができる。一方、反射板の傾斜角度を小さくすれば、光学センサと機械的構造との互いの相対移動量が大きくても動作機器の出力を穏やかに増減させることができる。
また、本発明の制御スイッチ機構は、前記制御スイッチ機構において、前記反射板の材質、表面処理又は色を変えることにより、前記反射板の反射率が前記反射板の領域に応じて異なっている。尚、反射板の反射率が反射板の領域に応じて異なっているとは、反射板の相対移動量の全体的領域において反射板の材質、表面処理又は色を変えることを含む他、反射板の相対移動量の部分的領域において反射板の材質、表面処理又は色を変えることを含む。
これにより、反射板の材質、表面処理又は色を変えることによって、反射板の反射率を変更し、光学センサの検出能力を高めることが可能となる。また、光学センサの特性に応じた適切な反射光量となるように調整することが可能となる。
また、本発明の制御スイッチ機構は、前記制御スイッチ機構において、前記光学センサは、透過型光学センサからなっていると共に、前記機械的構造は、前記発光素子と受光素子との間に設けられ、前記光学センサと前記機械的構造とが互いに相対移動することによって前記受光素子の受光量を増減させる遮蔽板からなっている。
これにより、透過型光学センサを用いて透過型の光学センサによる制御スイッチ機構を構成することが可能となる。
尚、従来、透過型光学センサを用いて、発光素子から出射された光を遮蔽板にて遮蔽することによるオン・オフタイプのスイッチは存在していた。しかし、発光素子と遮蔽板とを互いに相対移動させることにより、受光素子の受光量を増減させる制御スイッチ機構は存在しなかった。
また、本発明の制御スイッチ機構は、前記制御スイッチ機構において、前記遮蔽板には、前記発光素子からの出射光が通過するスリットが形成されていると共に、前記遮蔽板のスリットの開口面積は、前記光学センサと前記機械的構造との互いの相対移動量に対応して前記遮蔽板の領域に応じて異なっている。尚、遮蔽板のスリットの開口面積が遮蔽板の領域に応じて異なっているとは、遮蔽板の相対移動量の全体的領域において遮蔽板のスリットの開口面積が変化していることを含む他、遮蔽板の相対移動量の部分的領域において遮蔽板のスリットの開口面積が変化していることを含む。
これにより、光学センサと前記機械的構造との互いの相対移動量に対する、遮蔽板のスリットの開口面積の大きさが変わるので、受光素子の受光量の増減制御を行い、動作機器の出力の増減を調整することができる。
また、本発明の制御スイッチ機構は、前記制御スイッチ機構において、前記遮蔽板の材質、表面処理又は色を変えることにより、前記遮蔽板の透過率が前記遮蔽板の領域に応じて異なっている。尚、遮蔽板の透過率が遮蔽板の領域に応じて異なっているとは、遮蔽板の相対移動量の全体的領域において遮蔽板の材質、表面処理又は色を変えることを含む他、遮蔽板の相対移動量の部分的領域において遮蔽板の材質、表面処理又は色を変えることを含む。
これにより、遮蔽板に開口部が無い場合には、遮蔽板の材質、表面処理又は色を変えることにより、遮蔽板の透過率を変更し、受光素子の受光量の増減制御を行うことができる。
また、本発明のトリガースイッチは、前記制御スイッチ機構を備えたトリガースイッチであって、前記受光素子の受光量の増減変化であって、トリガーレバーの引き込み操作に連動する前記受光量の増減変化に伴って動作機器の出力を増減させる出力制御部を備えていることを特徴としている。
上記の発明によれば、トリガースイッチは、本発明の制御スイッチ機構を備えている。このため、トリガーレバーの引き込み操作を行えば、トリガーレバーの引き込み操作に連動して、機械的構造により受光量が増減する。そこで、出力制御部は、この受光素子の受光量の増減変化により動作機器の出力を増減させる。
この結果、耐振性及び耐久性を有する制御スイッチ機構を備えたトリガースイッチを提供することができる。
また、本発明の電動工具は、前記トリガースイッチを備えていることを特徴としている。
上記の発明によれば、耐振性及び耐久性を有する制御スイッチ機構を備えたトリガースイッチを備えた電動ノコギリや電動ドリル等の電動工具を提供することができる。
本発明の一態様によれば、耐振性及び耐久性を有し、誤動作を防止し得る制御スイッチ機構、トリガースイッチ、及び電動工具を提供するという効果を奏する。
本発明の実施の形態1における制御スイッチ機構を備えたトリガースイッチの構成を示す分解斜視図である。 (a)は前記トリガースイッチにおける反射板の傾斜の一例を示す斜視図であり、(b)は前記トリガースイッチにおける反射板の傾斜の一例を示す側面図である。 (a)は前記トリガースイッチにおける反射板の他の傾斜の一例を示す斜視図であり、(b)は前記トリガースイッチにおける反射板の他の傾斜の一例を示す側面図である。 前記トリガースイッチにおける反射板の変形例の構成を示す側面図である。 本発明の実施の形態2におけるトリガースイッチの構成を示す斜視図である。 (a)は前記トリガースイッチにおけるトリガーレバーの引き込み前の構成を示す斜視図であり、(b)は前記トリガースイッチにおけるトリガーレバーの引き込み後の構成を示す斜視図である。 摺動接点を備えた従来のトリガースイッチの構成を示す斜視図である。 磁力センサを備えた従来の他のトリガースイッチの構成を示す分解斜視図である。
〔実施の形態1〕
本発明の一実施の形態について図1〜図4に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
本実施の形態においては、本発明の制御スイッチ機構を電動工具のトリガースイッチに適用した場合について説明する。尚、電動工具としては、例えば電動ノコギリ又は電動ドリル等への適用が可能である。
本実施の形態1における制御スイッチ機構を備えたトリガースイッチ1の構成について、図1〜図3の(a)(b)に基づいて説明する。図1は、本実施の形態1における制御スイッチ機構20を備えたトリガースイッチ1の構成を示す斜視図である。尚、図1では、内部構造を理解し易くするために、ハウジング10の一部を破断して示している。図2の(a)はトリガースイッチ1における反射板の傾斜の一例を示す斜視図であり、図2の(b)はトリガースイッチ1における反射板22の傾斜の一例を示す側面図である。図3の(a)はトリガースイッチ1における反射板22の他の傾斜の一例を示す斜視図であり、図3の(b)はトリガースイッチ1における反射板22の他の傾斜の一例を示す側面図である。
図1に示すように、本実施の形態のトリガースイッチ1は、第1カバー11aと第2カバー11bと第3カバー11cとを組み合わせて形成されたハウジング10内に、プリント基板13、プランジャ14、復帰バネ15及び制御スイッチ機構20を備えている。また、ハウジング10の外部には、トリガーレバー16及び蛇腹状筒体17が設けられている。
上記第1カバー11a及び第2カバー11bのトリガーレバー16側には、円形状の開口部10aが形成されており、円形状の開口部10aには、上記蛇腹状筒体17が挿入可能となっている。
また、第1カバー11aの端部には、爪部10b・10bが設けられており、第3カバー11cに設けられた爪係合部12・12が第1カバー11aの爪部10b・10bに係合することにより、ハウジング10が一体に組み合せ固定されるようになっている。これにより、ハウジング10の内部は、封止されており、光を透過しない状態となっている。
ハウジング10の内部には、プリント基板13とプランジャ14と、復帰バネ15と、制御スイッチ機構20とが設けられている。
プリント基板13は、第3カバー11c及び第1カバー11aに固定されており、本発明の出力制御部としての機能を有している。また、プリント基板13の下側には、発光素子21a及び受光素子21bからなる光学センサ21が設けられている。この光学センサ21は、封止されたハウジング10に内蔵されているので、迷光が入らないようになっている。
プランジャ14は、トリガーレバー16の引き込み動作に伴って、蛇腹状筒体17を介して、蛇腹状筒体17の先端がプランジャ14に当接して第3カバー11c側に移動される移動体である。プランジャ14と第3カバー11cとの間には、例えばコイルバネからなる復帰バネ15が設けられており、復帰バネ15は、プランジャ14が第3カバー11c側に移動したときに、この移動力に反してプランジャ14を元の位置に戻すための復帰力を付勢するようになっている。
プランジャ14の移動方向の側面には、図2の(a)(b)に示すように、傾斜面22aを有する反射板22が形成されており、この反射板22は、プランジャ14の進退移動に伴って、進退移動するようになっている。
反射板22は、発光素子21aから出射された光を反射し、受光素子21bにて該反射光を受光ささせるものであり、本発明の機械的構造としての機能を有している。
本実施の形態のトリガースイッチ1では、発光素子21a及び受光素子21bを備えた光学センサ21と反射板22とによって、制御スイッチ機構20が構成されている。この制御スイッチ機構20は、光学センサ21と反射板22とが互いに相対移動することによる受光素子21bの受光量の増減に伴って例えば電動ノコギリ等の電動工具の動作機器である図示しないモータの出力を増減制御するようになっている。
すなわち、本実施の形態では、トリガーレバー16を引き込み操作することによって、蛇腹状筒体17を介してプランジャ14を第3カバー11c側に進出移動させる。これにより、発光素子21aから反射板22の傾斜面22aまでの距離が変わる。このことは、例えば、発光素子21aから反射板22の傾斜面22aまでの距離が大きければ、受光素子21bの受光量が小さいが、発光素子21aから反射板22の傾斜面22aまでの距離が小さければ、受光素子21bの受光量が大きくなることを示している。本実施の形態では、例えば、傾斜面22aは、第3カバー11c側では発光素子21aからの距離が遠く、第3カバー11cとは逆の方向側では発光素子21aからの距離が近くなるように傾斜されている。
この結果、トリガーレバー16を引き込み操作することによって、蛇腹状筒体17を介してプランジャ14を第3カバー11c側に進出移動させる。これにより、発光素子21aから傾斜面22aまでの距離が小さくなるように遷移する。したがって、トリガーレバー16を引き込めば引き込む程、受光素子21bの受光量が大きくなる。
また、本実施の形態のトリガースイッチ1では、受光素子21bの受光量の変化に伴いプリント基板13に設けた図示しない出力制御部によって、例えば電動ノコギリ等の電動工具の動作機器である図示しないモータの出力を増加制御するようになっている。その結果、トリガーレバー16の引き込みを大きくすればするほど、モータの出力が大きくなり、電動ノコギリ刃の例えば回転速度が大きくなるようになっている。
ただし、本発明においては、必ずしもこれに限らず、傾斜面22aの傾斜方向を逆にすることが可能である。これにより、トリガーレバー16を引き込み操作することによって、受光素子21bの受光量を小さくし、モータの出力を小さくすることも可能である。
ここで、本実施の形態では、反射板22の傾斜面22aの傾斜角度は、光学センサ21の移動量に対応して調整されている。
具体的には、図3の(a)(b)に示すように、反射板22の傾斜面22aの傾斜角度を大きくすれば、光学センサ21と反射板22との互いの相対移動量が小さくてもモータの出力を即座に増減させることができる。一方、図2の(a)(b)に示すように、反射板22の傾斜面22aの傾斜角度を小さくすれば、光学センサ21と反射板22との互いの相対移動量が大きくてもモータの出力を穏やかに増減させることができる。
尚、本実施の形態では、図2の(a)(b)及び図3の(a)(b)に示すように、反射板22の傾斜面22aの傾斜角度が調整されることを説明しているが、必ずしも傾斜角度だけではなく、深さ方向の距離つまり光学センサ21から反射板22までの距離も調整することが可能である。これにより、プランジャ14の短移動にて、受光素子21bの受光量の変化を大きくすることが可能となる。
また、反射板22の傾斜面22aは、必ずしも平面ではなく、本発明では、例えば曲面にすることも可能である。これにより、光学センサ21の感度特性が非線形である場合に、反射板22の移動量に応じた受光素子21bの受光量の出力特性を所望の状態に調整することが可能となる。
ところで、本実施の形態のトリガースイッチ1では、発光素子21a及び受光素子21bを備えた光学センサ21をプリント基板13に固定しておく一方、プランジャ14に反射板22を固定しておき、トリガーレバー16の引き込み操作に伴って、プランジャ14を進出移動させ、反射板22を進出移動させていた。しかし、本発明では必ずしもこれに限らず、反射板22をプリント基板13に固定しておき、光学センサ21をプランジャ14に固定して該プランジャ14と共に光学センサ21を移動させることも可能である。したがって、光学センサ21を反射板22に対して相対的に移動すれば、モータの出力を増加させる制御を行うことが可能である。
また、本実施の形態では、受光素子21bの受光量の大きさに応じてモータの出力を増大していた。しかし、本発明においては、必ずしもこれに限らず、受光素子21bの受光量の大きさに応じてモータの出力を減縮させることも可能である。
さらに、本実施の形態の制御スイッチ機構20では、反射板22の反射率は、反射板22の材質、表面処理又は色を変えることにより異なっている。反射板の材質としては、例えばポリカーボネート樹脂、ポリプレン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリアミド樹脂等を使用することができる。また、表面処理を行うことにより、例えば、光学センサ21の感度が最もよい光量となるように、つまり反射板22の進出移動に伴って光量変化が適切に行われ、かつ、光学センサ21の出力も的確に変化するような光量の範囲となるように、反射率を調整することができる。さらに、傾斜面22aの色としては白色系を使用することによって、反射率を向上させることができる。
尚、反射板22の領域に応じて表面処理及び色を変更することも可能である。これにより、反射板22の進出移動により、反射光量を所望の値に変化させることが可能となる。
上記構成のトリガースイッチ1の操作方法を説明する。
まず、トリガーレバー16の引き込み操作を行う。これにより、蛇腹状筒体17を介してプランジャ14が第3カバー11c側に進出移動する。このとき、プリント基板13に固定された光学センサ21に対向する反射板22の傾斜面22aも進出移動するので、発光素子21aと傾斜面22aとの距離が次第に小さくなる。その結果、受光素子21bの受光量が大きくなるので、モータの出力が大きくなる。
このモータの出力は、トリガーレバー16の押し込み操作を途中で止めて押し込み位置を保持すれば、その位置でのモータ出力を得ることができる。また、トリガーレバー16を最大限に押し込んだ状態ではモータ出力が最も大きくなる。尚、トリガーレバー16の押圧力を弱めれば、復帰バネ15によって、トリガーレバー16は元の位置に戻るようになる。
このように、本実施の形態の制御スイッチ機構20は、発光素子21a及び受光素子21bを有する光学センサ21と、受光素子21bの受光量を増減させる機械的構造とを備え、光学センサ21と機械的構造とが互いに相対移動することによる受光素子21bの受光量の増減に伴って動作機器の出力を増減制御する。
この結果、本実施の形態では、発光素子21a及び受光素子21bを有する光学センサ21を用いて非接点方式により、受光素子21bの受光量を検出する。このため、接点方式のスイッチではないので、接点の摩耗により耐振性、耐久性及び検出精度が劣るということはない。したがって、本実施の形態の制御スイッチ機構20では、従来の制御スイッチにおける摺動接点部の機械的寿命の向上を図ることができるものとなっている。また、摺動接点部による振動の影響による断続的な接触不良もないので、安定した出力を得ることができる。
また、発光素子21a及び受光素子21bを有する光学センサ21においては、高温・高振動領域等の外部環境下での使用において経時劣化が生じるということもなく、延いては磁力低下により出力電圧が低下又は変動し、誤動作又は特性が変化、ばらつきが大きくなるということもない。このため、長期間に亘って制御スイッチ機構20の品質が維持できる。
したがって、耐振性及び耐久性を有し、誤動作を防止し得る制御スイッチ機構20を提供することができる。
尚、制御スイッチ機構として磁界センサを用いた場合には、内蔵されている永久磁石の厚みの厚い方が磁力が大きくなり、また経時変化も発生し難くなるので好ましく、その結果、検出のために広い空間が必要となる。これに対して、光学センサ21を用いた場合には、発光素子21a及び受光素子21bと光が通る領域とがあれば足り、発光素子21a及び受光素子21bと反射板22との距離も小さいもので足りる。この結果、磁界センサ方式に比べて省スペース化の実現が可能となる。また、磁界センサと永久磁石との間隔についても単純ではないことを考慮すると、光学センサ21を用いた方が構造が簡単で、検出精度も高く、扱い易い。
また、本実施の形態の制御スイッチ機構20では、光学センサ21と機械的構造とが互いに相対移動することによって、受光素子21bの受光量を単調に増加又は減少させるように形成されている。
これにより、光学センサ21と傾斜面22aを有する反射板22とが互いに相対移動することによって、発光素子21aから反射板22までの距離が単調に変化し、受光素子21bの受光量が単調に増加又は減少する。
この結果、受光素子21bの受光量の単調な増加又は減少の変化に基づいて、モータの出力を増加又は減少する等の動作機器の出力を増加又は減少させるように制御することができる。
また、本実施の形態の制御スイッチ機構20は、光学センサ21は、反射型光学センサからなっていると共に、機械的構造は、発光素子21aの対向位置に設けられた反射板22からなっている。
これにより、反射型の光学センサ21による制御スイッチ機構20を構成することが可能となる。
また、本実施の形態の制御スイッチ機構20では、反射板22は、発光素子21aから出射される光の光軸に垂直な平面に対して所定の角度で傾斜しているとすることができる。
これにより、反射板22の傾斜角度が所定の角度となっているので、比較的単純な構成の反射板22によって、動作機器の出力の増減を調整することができる。
また、本実施の形態の制御スイッチ機構20では、反射板22は、発光素子21aから出射される光の光軸に垂直な平面に対して傾斜しており、反射板22の傾斜角度は、光学センサ21と反射板22との互いの相対移動量に対応して反射板22の領域に応じて異なっているとすることが可能である。尚、反射板22の傾斜角度が反射板22の領域に応じて異なっているとは、反射板22の相対移動量の全体的領域において反射板22の傾斜角度が変化していることを含む他、反射板22の相対移動量の部分的領域において反射板22の傾斜角度が変化していることを含む。
これにより、反射板の傾斜角度を全体的領域において又は部分的領域において変更することによって、相対移動量に対する発光素子から反射板までの距離の変化率を随時変更し、動作機器の出力の増減を調整することができる。例えば、反射板の傾斜角度を大きくすれば、光学センサと機械的構造との互いの相対移動量が小さくても動作機器の出力を即座に増減させることができる。一方、反射板の傾斜角度を小さくすれば、光学センサと機械的構造との互いの相対移動量が大きくても動作機器の出力を穏やかに増減させることができる。
また、本実施の形態の制御スイッチ機構20では、反射板22の材質、表面処理又は色を変えることにより、反射板22の反射率が異なっている。尚、反射板22の反射率が反射板22の領域に応じて異なっているとは、反射板22の相対移動量の全体的領域において反射板22の材質、表面処理又は色を変えることを含む他、反射板22の相対移動量の部分的領域において反射板22の材質、表面処理又は色を変えることを含む。
これにより、反射板22の材質、表面処理又は色を変えることによって、反射板22の反射率を変更し、光学センサ21の検出能力を高めることが可能となる。また、光学センサ21の特性に応じた適切な反射光量となるように調整することが可能となる。尚、反射板22の材質には、材料の密度、硬度も含む。
尚、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変更が可能である。例えば、上記実施の形態の制御スイッチ機構20は、反射板22が傾斜面22aからなっていた。しかし、本発明においては、必ずしもこれに限らず、例えば、図4に示すように、反射板22を階段状とすることが可能である。
これにより、光学センサ21と階段状の反射板22とが互いに相対移動することによって、発光素子21aから反射板22までの距離が階段状に変化し、受光素子21bの受光量が階段状に増加又は減少する。
この結果、受光素子21bの受光量の階段状の増加又は減少の変化に基づいて、モータの出力を段階的に増加又は減少する等の動作機器の出力を増加又は減少させるように制御することができる。
〔実施の形態2〕
本発明の他の実施の形態について図5及び図6に基づいて説明すれば、以下のとおりである。尚、本実施の形態において説明すること以外の構成は、前記実施の形態1と同じである。また、説明の便宜上、前記の実施の形態1の図面に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
前記実施の形態1のトリガースイッチ1では、光学センサ21は透過型光学センサからなっていると共に、発光素子21aの対向位置に設けられた反射板22からなる機械的構造を採用していた。これに対して、本実施の形態のトリガースイッチ2では、光学センサ31は透過型光学センサからなっていると共に、発光素子31a及び受光素子31bとの間に設けられた遮蔽板からなる機械的構造を備えている点が異なっている。
本実施の形態における制御スイッチ機構30を備えたトリガースイッチ2の構成について、図5及び図6に基づいて説明する。図5は、本実施の形態2における制御スイッチ機構30を備えたトリガースイッチ2の構成を示す斜視図である。尚、図5では、内部構造を理解し易くするために、ハウジング10の一部を破断して示している。図6の(a)はトリガースイッチ2におけるトリガーレバー16の引き込み前の構成を示す斜視図であり、図6の(b)はトリガースイッチ2におけるトリガーレバー16の引き込み後の構成を示す斜視図である。
図5に示すように、本実施の形態のトリガースイッチ2は、封止された状態のハウジング10内に、制御スイッチ機構30を備えている。
本実施の形態の制御スイッチ機構30は、プランジャ14の移動方向の側面に設けられた、スリット33を有する機械的構造としての遮蔽板32と、この遮蔽板32を挟んで両側に設けられた発光素子31a及び受光素子31bを有する光学センサ31とからなっている。したがって、本実施の形態の制御スイッチ機構30では、光学センサ31が透過型光学センサを採用している。
上記スリット33は、トリガーレバー16側が第3カバー11c側に比べて開口面積が大きくなる断面三角形となっている。そして、トリガーレバー16を引き込み操作することによって、蛇腹状筒体17を介してプランジャ14を第3カバー11c側に進出移動させたときに、スリット33を有する遮蔽板32も第3カバー11c側に進出移動する。
一方、遮蔽板32を挟んで両側に設けられた発光素子31a及び受光素子31bを有する光学センサ31は、図示しないプリント基板13に固定されている。
この結果、図6の(a)(b)に示すように、遮蔽板32の第3カバー11c側への進出移動に伴ってスリット33の開口面積が大きくなるので、スリット33を通過する発光素子31aから受光素子31bへの透過光量が増大する。したがって、遮蔽板32の第3カバー11c側への進出移動に伴って、受光素子31bの受光量が大きくなる。すなわち、トリガーレバー16を引き込めば引き込む程、受光素子31bの受光量が大きくなる。
そして、本実施の形態のトリガースイッチ2では、受光素子31bの受光量の変化に伴い図示しないプリント基板13に設けた図示しない出力制御部によって、例えば電動ノコギリ等の電動工具の動作機器である図示しないモータの出力を増加制御するようになっている。その結果、トリガーレバー16の引き込みを大きくすればするほど、モータの出力が大きくなり、電動ノコギリ刃の例えば回転速度が大きくなるようになっている。
ただし、本発明においては、必ずしもこれに限らず、スリット33の三角形開口の方向を進退方向について逆にすることが可能である。これにより、トリガーレバー16を引き込み操作することによって、受光素子31bの受光量を小さくし、モータの出力を小さくすることも可能である。
このように、本実施の形態の制御スイッチ機構30は、遮蔽板32には、発光素子31aからの出射光が通過するスリット33が形成されていると共に、遮蔽板32のスリット33の開口面積は、光学センサ31と遮蔽板32との互いの相対移動量に対応して遮蔽板32の領域に応じて異なっている。尚、遮蔽板32のスリット33の開口面積が遮蔽板32の領域に応じて異なっているとは、遮蔽板32の相対移動量の全体的領域において遮蔽板32のスリットの開口面積が変化していることを含む他、遮蔽板32の相対移動量の部分的領域において遮蔽板32のスリット33の開口面積が変化していることを含む。
これにより、光学センサ31と遮蔽板32との互いの相対移動量に対する、遮蔽板32のスリット33の開口面積の大きさが変わるので、受光素子31bの受光量の増減制御を行い、モータの出力の増減を調整することができる。
尚、本実施の形態のトリガースイッチ2では、発光素子31a及び受光素子31bを備えた光学センサ31をプリント基板13に固定しておく一方、プランジャ14に遮蔽板32を固定しておき、トリガーレバー16の引き込み操作に伴って、プランジャ14を進出移動させ、遮蔽板32を進出移動させていた。しかし、本発明では必ずしもこれに限らず、遮蔽板32をプリント基板13に固定しておき、光学センサ31をプランジャ14に固定して該プランジャ14と共に光学センサ31を進退移動させることも可能である。したがって、光学センサ31を遮蔽板32に対して相対的に移動すれば、モータの出力を増加させる制御を行うことが可能である。
また、本実施の形態では、受光素子31bの受光量の大きさに応じてモータの出力を増大していた。しかし、本発明においては、必ずしもこれに限らず、受光素子31bの受光量の大きさに応じてモータの出力を減縮させることも可能である。
尚、上記の説明では、遮蔽板32は、スリット33を有していたが、スリット33が必ず必要であるということではない。例えば、スリット33の無い遮蔽板32にて発光素子31aと受光素子31bとの間を遮蔽することも可能である。これによっても、受光素子31bの受光量を増減制御することが可能である。具体的には、遮蔽板32にスリット33が無い場合には、遮蔽板32の材質、表面処理又は色を変えることにより、遮蔽板32の透過率を変更し、受光素子31bの受光量の増減制御を行うことができる。この場合、遮蔽板32の透過率を変更するとは、遮蔽板32の相対移動量の全体的領域において遮蔽板32の材質、表面処理又は色を変えることを含む他、遮蔽板32の相対移動量の部分的領域において遮蔽板32の材質、表面処理又は色を変えることを含む。
このように、本実施の形態の制御スイッチ機構30では、光学センサ31は、透過型光学センサからなっている。そして、機械的構造は、発光素子31aと受光素子31bとの間に設けられ、光学センサ31と機械的構造とが互いに相対移動することによって受光素子31bの受光量を増減させる遮蔽板32からなっている。
これにより、透過型光学センサを用いて透過型の光学センサ31による制御スイッチ機構30を構成することが可能となる。
このように、本実施の形態のトリガースイッチ1・2及び電動工具は、制御スイッチ機構20・30を備えている。
したがって、耐振性及び耐久性を有し、誤動作を防止し得る制御スイッチ機構20・30を備えたトリガースイッチ1・2及び電動工具を提供することができる。
尚、本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1・2 トリガースイッチ
10 ハウジング
11a 第1カバー
11b 第2カバー
11c 第3カバー
13 プリント基板
14 プランジャ
15 復帰バネ
16 トリガーレバー
17 蛇腹状筒体
20・30 制御スイッチ機構
21・31 光学センサ
21a・31a 発光素子
21b・31b 受光素子
22 反射板(機械的構造)
22a 傾斜面
32 遮蔽板(機械的構造)
33 スリット

Claims (6)

  1. 発光素子と受光素子とを有する光学センサと、
    前記受光素子の受光量を増減させる機械的構造とを備え、
    前記光学センサと前記機械的構造とが互いに相対移動することによる前記受光素子の受光量の増減に伴って動作機器の出力を増減制御し、
    前記光学センサは、反射型光学センサからなっていると共に、
    前記機械的構造は、前記発光素子の対向位置に設けられた反射板からなっており、
    前記反射板は、前記発光素子から出射される光の光軸に垂直な平面に対して傾斜しており、
    前記反射板の傾斜角度は、前記光学センサと前記機械的構造との互いの相対移動量に対応して前記反射板の領域に応じて異なっていることを特徴とする制御スイッチ機構。
  2. 前記機械的構造は、前記光学センサと前記機械的構造とが互いに相対移動することによって、前記受光素子の受光量を単調に増加又は減少させるように形成されていることを特徴とする請求項1記載の制御スイッチ機構。
  3. 前記機械的構造は、前記光学センサと前記機械的構造とが互いに相対移動することによって、前記受光素子の受光量を階段状に増加又は減少させるように形成されていることを特徴とする請求項1記載の制御スイッチ機構。
  4. 前記反射板の材質、表面処理又は色を変えることにより、前記反射板の反射率が前記反射板の領域に応じて異なっていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の制御スイッチ機構。
  5. 請求項1〜のいずれか1項に記載の制御スイッチ機構を備えたトリガースイッチであって、
    前記受光素子の受光量の増減変化であって、トリガーレバーの引き込み操作に連動する前記受光量の増減変化に伴って動作機器の出力を増減させる出力制御部を備えていることを特徴とするトリガースイッチ。
  6. 請求項記載のトリガースイッチを備えていることを特徴とする電動工具。
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