JPH0718108Y2 - 光感圧スイッチ - Google Patents
光感圧スイッチInfo
- Publication number
- JPH0718108Y2 JPH0718108Y2 JP1989084577U JP8457789U JPH0718108Y2 JP H0718108 Y2 JPH0718108 Y2 JP H0718108Y2 JP 1989084577 U JP1989084577 U JP 1989084577U JP 8457789 U JP8457789 U JP 8457789U JP H0718108 Y2 JPH0718108 Y2 JP H0718108Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- contact rubber
- photoconductive element
- pressure
- rubber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Electronic Switches (AREA)
- Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ビデオカメラのズーム長、自動車の荷重感
知、リモコンの早送り等のスイッチ部に使用される圧力
または変位を連続的に検知する感圧スイッチに関するも
のである。
知、リモコンの早送り等のスイッチ部に使用される圧力
または変位を連続的に検知する感圧スイッチに関するも
のである。
[従来の技術] 従来は、導電粒子をゴムに分散させてなる感圧導電ゴ
ム、あるいはゴムの代りに光ファイバーを用い、光ファ
イバーの変形により変化する光量を受光素子により感知
する光タッチスイッチ等がある。
ム、あるいはゴムの代りに光ファイバーを用い、光ファ
イバーの変形により変化する光量を受光素子により感知
する光タッチスイッチ等がある。
[考案が解決しようとする問題点] 従来の感圧スイッチのスイッチング機能だけでは、社会
的ニーズの高度化、多様化に対応できず、圧力−変位な
どの外力のアナログセンシングへの要求が高まってい
る。
的ニーズの高度化、多様化に対応できず、圧力−変位な
どの外力のアナログセンシングへの要求が高まってい
る。
導電粒子分散タイプの感圧導電ゴムでは導電粒子をゴム
内に均一に分散させることが難しいため、抵抗値のバラ
ツキが大きく、さらにまた応答速度も遅く、且つ再現性
に劣るなどの諸欠点を有している。
内に均一に分散させることが難しいため、抵抗値のバラ
ツキが大きく、さらにまた応答速度も遅く、且つ再現性
に劣るなどの諸欠点を有している。
次に光ファイバータイプのタッチスイッチは、長期間の
使用でシリコーンゴムが黄変するので光の透過量が変化
してしまいON圧力の経時変化が発生してしまう。
使用でシリコーンゴムが黄変するので光の透過量が変化
してしまいON圧力の経時変化が発生してしまう。
このようなことから、さらに精度が要求される場合は、
各種精密センサーや変位センサーを用いる必要がある
が、これらセンサーは、高価で大型のものが多く簡易圧
力スイッチとして使用するにはコストの点で不利であ
る。
各種精密センサーや変位センサーを用いる必要がある
が、これらセンサーは、高価で大型のものが多く簡易圧
力スイッチとして使用するにはコストの点で不利であ
る。
[問題点を解決するための手段] そこで、本考案は接点ゴムの押し圧によるストローク変
化に着目して、接点ゴム内に突出させた遮断部にて、こ
の接点ゴム内に対向させて配置した発光素子と光導電素
子間の光通路を遮光することにより、光導電素子側の抵
抗を変化させるようにした。そして光量を徐々に変化さ
せる遮断部として、一つは形状を両素子間の光通路の光
面を鋭角に遮断するような円錐、または角錐等の尖頭形
状にしたものを採用し光量を徐々に変化させていくこと
により、光導電素子の抵抗変化を比例的に検知するよう
にした。
化に着目して、接点ゴム内に突出させた遮断部にて、こ
の接点ゴム内に対向させて配置した発光素子と光導電素
子間の光通路を遮光することにより、光導電素子側の抵
抗を変化させるようにした。そして光量を徐々に変化さ
せる遮断部として、一つは形状を両素子間の光通路の光
面を鋭角に遮断するような円錐、または角錐等の尖頭形
状にしたものを採用し光量を徐々に変化させていくこと
により、光導電素子の抵抗変化を比例的に検知するよう
にした。
接点ゴムに押し圧が与えられなければ光導電素子は一定
の抵抗値を示したままであるが、外部から押し圧が与え
られると、その圧に応じて光通路が徐々に遮断され、比
例的に抵抗値が変化する。
の抵抗値を示したままであるが、外部から押し圧が与え
られると、その圧に応じて光通路が徐々に遮断され、比
例的に抵抗値が変化する。
利用する発光素子としては光量が一定であればよく、市
販のLEDで十分であるが、光導電素子はCDSセルのように
抵抗値が広範囲で連続的に変化するものが望ましい。
販のLEDで十分であるが、光導電素子はCDSセルのように
抵抗値が広範囲で連続的に変化するものが望ましい。
弾性体の材質としては、外部からの光の影響を無視でき
る色と厚みを有していればよく、できれば寒冷地でもゴ
ム硬度変化が少く、しそて安定であるシリコーンゴムを
用いるのが望ましい。また弾性体と両素子との接合部は
接着剤で固定することも可能であり、各素子が結合でき
るような位置決めミゾを設けても良い。
る色と厚みを有していればよく、できれば寒冷地でもゴ
ム硬度変化が少く、しそて安定であるシリコーンゴムを
用いるのが望ましい。また弾性体と両素子との接合部は
接着剤で固定することも可能であり、各素子が結合でき
るような位置決めミゾを設けても良い。
[実施例] 第1図には、接点ゴム1の空洞内の裾部1aに、対向する
位置決めスペースを設け、このスペース内に緑色LEDの
発光素子2と暗抵抗5MlのCDSセルの光導電素子3をそれ
ぞれ取付けてある。
位置決めスペースを設け、このスペース内に緑色LEDの
発光素子2と暗抵抗5MlのCDSセルの光導電素子3をそれ
ぞれ取付けてある。
接点ゴム1に外部より押し圧が加えられると接点ゴム1
は、第2図の状態にストローク変化して変形し、下部の
遮断部5もそのストローク量だけ下降する。両素子間に
侵入した遮断部5は、光通路の光面を徐々に遮断して光
導電素子の抵抗を変化させる。
は、第2図の状態にストローク変化して変形し、下部の
遮断部5もそのストローク量だけ下降する。両素子間に
侵入した遮断部5は、光通路の光面を徐々に遮断して光
導電素子の抵抗を変化させる。
遮断部5は両素子面7から見ると第3図のようになり、
ストローク変化させることにより第4図のように光面を
鋭角に遮光し、光導電素子の抵抗変化が比例的に検知さ
れる。
ストローク変化させることにより第4図のように光面を
鋭角に遮光し、光導電素子の抵抗変化が比例的に検知さ
れる。
この結果良好な感圧スイッチが得られた。
この第1実施例におけるストローク変化と抵抗値変化の
関係を第5図に示してある [考案の効果] 本考案に使用する各部品は調達が容易であり、組立ても
簡単であるのでコストが安くて済む。また、抵抗値変化
を比例的に検知できるので再現性に優れており、且つ検
出基準が位相となるので、接点ゴムのバネ部6の形状
や、ゴム硬度、遮断部5の角度を変化させることにより
圧力−変位また感度を自由に設計でき変位スイッチなら
びに感圧スイッチの良好な性能なものを得ることができ
る。
関係を第5図に示してある [考案の効果] 本考案に使用する各部品は調達が容易であり、組立ても
簡単であるのでコストが安くて済む。また、抵抗値変化
を比例的に検知できるので再現性に優れており、且つ検
出基準が位相となるので、接点ゴムのバネ部6の形状
や、ゴム硬度、遮断部5の角度を変化させることにより
圧力−変位また感度を自由に設計でき変位スイッチなら
びに感圧スイッチの良好な性能なものを得ることができ
る。
第1図は、実施例の断面図。 第2図は、実施例の押圧時を示す断面図。 第3図は、実施例の遮断部の断面図。 第4図は、実施例の押圧時を示す遮断部5の断面図。 第5図は、実施例1の押圧時のストローク変化による抵
抗値変化。 1…接点ゴム、2…発光素子 3…光導電素子、4…基板 5…遮断部、6…バネ部 7…光面、8…遮断部
抗値変化。 1…接点ゴム、2…発光素子 3…光導電素子、4…基板 5…遮断部、6…バネ部 7…光面、8…遮断部
Claims (1)
- 【請求項1】接点ゴムの空胴内に、発光素子と光導電素
子を対向させて配置し、接点ゴムを押圧することによ
り、この接点ゴム内に突出させた遮断部が、前記両素子
間に下降して光通路を遮光させ、光導電素子の抵抗値を
変化させる光感圧スイッチにおいて、光量を徐々に変化
させるための遮断部が、光面を鋭角に遮断するような尖
頭形状となっている、接点ゴムの押圧によるストローク
変化に対する光導電素子の抵抗値変化を比例的に検出す
る光感圧スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989084577U JPH0718108Y2 (ja) | 1989-07-20 | 1989-07-20 | 光感圧スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989084577U JPH0718108Y2 (ja) | 1989-07-20 | 1989-07-20 | 光感圧スイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0324228U JPH0324228U (ja) | 1991-03-13 |
JPH0718108Y2 true JPH0718108Y2 (ja) | 1995-04-26 |
Family
ID=31633149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989084577U Expired - Fee Related JPH0718108Y2 (ja) | 1989-07-20 | 1989-07-20 | 光感圧スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0718108Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6460001B2 (ja) | 2016-02-12 | 2019-01-30 | オムロン株式会社 | 制御スイッチ機構、トリガースイッチ、及び電動工具 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5137174Y2 (ja) * | 1971-10-19 | 1976-09-11 | ||
JPS611220U (ja) * | 1984-06-08 | 1986-01-07 | セイコーエプソン株式会社 | 断続器の開閉装置 |
-
1989
- 1989-07-20 JP JP1989084577U patent/JPH0718108Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0324228U (ja) | 1991-03-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |