JP6459619B2 - 媒体収納庫及び媒体処理装置 - Google Patents
媒体収納庫及び媒体処理装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6459619B2 JP6459619B2 JP2015034244A JP2015034244A JP6459619B2 JP 6459619 B2 JP6459619 B2 JP 6459619B2 JP 2015034244 A JP2015034244 A JP 2015034244A JP 2015034244 A JP2015034244 A JP 2015034244A JP 6459619 B2 JP6459619 B2 JP 6459619B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stage
- light
- medium
- storage space
- light receiving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
図1に模式的な側面図を示すように、紙幣出金機1は、例えば金融機関等に設置され、利用者(すなわち金融機関の顧客)の操作に応じて紙幣を出金するようになっている。この紙幣出金機1は、大きく分けて下側の収納ユニット2及び上側の束搬送ユニット3により構成されており、さらに全体を制御する制御部4が組み込まれている。
ここで、紙幣カセット11の構成について詳しく説明する。尚、紙幣カセット11A〜11Dは、同一の構成である為、ここでは紙幣カセット11Aについて説明する。
図2(A)に示すように、紙幣カセット11Aに紙幣BLがフルに収納されている状態で、繰り出しローラ35、駆動ローラ38、アイドルローラ39が回転すると、紙幣カセット11Aから紙幣BLが順に排出される。このとき、ステージ19は、ステージスプリング34のテンションによって、フル位置からエンド位置へ向かう方向(すなわち後方)に移動していく。
ここまで説明したように、本実施の形態では、紙幣カセット11の内部に、収納空間33に収納されている紙幣の量に応じて移動するステージ19と、このステージ19と一体に移動するステージディテクタ19Aと、紙幣カセット11の外部に設けられたステージ位置検知センサ30の発光部30Aから発せられた光を受光部30Bへと反射させるプリズム40とを設けた。
[5−1.他の実施の形態1]
尚、上述した実施の形態では、ステージ位置検知センサ30の発光部30A及び受光部30Bと1個のプリズム40との間に2本の光軸を形成するようにして、この光軸が、ステージディテクタ19Aに遮られているかどうかにより、ステージ19が、エンド位置からニアエンド位置の範囲内に位置するかどうかを検知するようにした。
また、上述した実施の形態では、コの字型のプリズム40を用いて、ステージ位置検知センサ30の発光部30Aから発せられた光を、受光部30Bへと反射するようにしたが、これに限らず、例えば、図6(B)に示すように、板状のミラー100によって、発光部30Aから発せられた光を、受光部30Bへと反射するようにしてもよい。
さらに、上述した実施の形態では、ステージ19の上部にステージディテクタ19Aを設けるようにした。これに限らず、図7に示すように、例えば、ステージ19の右端(もしくは左端)などに、ステージディテクタ19Aを設けるようにしてもよい。
さらに、上述した実施の形態では、ステージディテクタ19Aの後端の位置を、ステージ19の後面の位置から前方に距離d3だけずらすようにしたが、これに限らず、紙幣カセット11の内部構造に応じて、ステージディテクタ19Aの後端の位置を、ステージ19の後面の位置と一致させてもよく、また、ステージ19の後面の位置から後方にずらすようにしてもよい。
さらに、上述した実施の形態では、ステージ19の位置を検知する範囲を、ニアエンド位置からエンド位置までの範囲としたが、これに限らず、収納空間33内の範囲であれば、ステージ19の位置を検知する範囲を、ニアエンド位置からエンド位置までの範囲とは異なる範囲としてもよい。
さらに、上述した実施の形態では、媒体収納庫としての紙幣カセット11に、第1の反射部としてのプリズム40、40Aや、ミラー100を設けた。これに限らず、第1の発光部としてのステージ位置検知センサ30の発光部30Aから発せられた光を、第1の受光部としての受光部30Bへと反射できるものであれば、プリズム40、40Aや、ミラー100とは異なる光学部品を用いるようにしてもよい。また、第2の反射部としてのプリズム41も同様に、第2の発光部としての紙幣有無検知センサ31の発光部31Aから発せられた光を、第2の受光部としての受光部31Bへと反射できるものであれば、プリズム41とは異なる光学部品を用いるようにしてもよい。
さらに本発明は、上述した各実施の形態に限定されるものではない。すなわち本発明は、上述した各実施の形態の一部又は全部を任意に組み合わせた実施の形態や、一部を抽出した実施の形態にもその適用範囲が及ぶものである。
Claims (6)
- 装置に装着され、当該装置で取り扱う媒体を収納する収納空間を有する媒体収納庫であって、
前記収納空間内を前記媒体の収納量に応じて移動可能なステージと、
前記装置に設けられた第1の発光部から発せられた光を、前記装置に設けられ前記第1の発光部から前記ステージの移動方向に離れた位置にある第1の受光部へと反射する第1の反射部と、
前記ステージと一体に移動する遮光部と
を有し、
前記第1の反射部は、
光が入射される入射面と光を出射する出射面とを有するプリズムでなり、前記第1の発光部から前記入射面に入射された光を、前記プリズム内を通して、前記出射面から前記第1の受光部へ出射し、
前記遮光部は、
移動方向の長さが、前記第1の発光部及び前記第1の受光部と前記第1の反射部との間に形成される偶数の光軸の光軸間の距離以上でなり、前記ステージが前記収納空間内の当該収納空間内に収納されている前記媒体が所定枚数以下のときのステージ位置であるニアエンド位置から、前記収納空間内に前記媒体が無いときのステージの位置であるエンド位置までの範囲内に位置するときに、常に前記偶数の光軸のうちの少なくとも1本を遮る
ことを特徴とする媒体収納庫。 - 前記ステージに設けられ、前記装置に設けられた第2の発光部から発せられた光を、前記収納空間内を経由して前記装置に設けられた第2の受光部へと反射する第2の反射部
をさらに有し、
前記第2の発光部及び前記第2の受光部と前記第2の反射部との間に形成される光軸が、前記収納空間内に収納されている紙幣によって遮られる
ことを特徴とする請求項1に記載の媒体収納庫。 - 前記収納空間内の前記媒体を排出口へ繰り出す繰り出しローラ
をさらに有し、
前記第2の受光部が前記第2の反射部によって反射された光を受光した際に、前記繰り出しローラを、前記媒体を前記排出口へ繰り出すときの回転方向とは逆方向に回転させる
ことを特徴とする請求項2に記載の媒体収納庫。 - 前記第1の反射部は、
前記ステージの移動方向に並べて配置された複数の前記プリズムでなり、前記第1の発光部から発せられた光を、前記第1の発光部と前記第1の受光部との間に設けられた装置側の1以上のプリズムとの間で反射して、前記第1の受光部へと導光する
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の媒体収納庫。 - 装置に装着され、当該装置で取り扱う媒体を収納する収納空間を有する媒体収納庫であって、
前記収納空間内を前記媒体の収納量に応じて移動可能なステージと、
前記装置に設けられた第1の発光部から発せられた光を、前記装置に設けられ前記第1の発光部から前記ステージの移動方向に離れた位置にある第1の受光部へと反射する第1の反射部と、
前記ステージと一体に移動する遮光部と
を有し、
前記第1の反射部は、
前記第1の発光部から入射される光を反射して、前記第1の受光部へと出射するミラーでなり、
前記遮光部は、
移動方向の長さが、前記第1の発光部及び前記第1の受光部と前記第1の反射部との間に形成される偶数の光軸の光軸間の距離以上でなり、前記ステージが前記収納空間内の当該収納空間内に収納されている前記媒体が所定枚数以下のときのステージ位置であるニアエンド位置から、前記収納空間内に前記媒体が無いときのステージの位置であるエンド位置までの範囲内に位置するときに、常に前記偶数の光軸のうちの少なくとも1本を遮る
ことを特徴とする媒体収納庫。 - 媒体を収納する収納空間を有する媒体収納庫と、
前記媒体収納庫が装着される装置筐体と
を有し、
前記媒体収納庫は、
前記収納空間内を前記媒体の収納量に応じて移動可能なステージと、
前記装置筐体に設けられた第1の発光部から発せられた光を、前記装置筐体に設けられ前記第1の発光部から前記ステージの移動方向に離れた位置にある第1の受光部へと反射する第1の反射部と、
前記ステージと一体に移動する遮光部と
を有し、
前記第1の反射部は、
光が入射される入射面と光を出射する出射面とを有するプリズムでなり、前記第1の発光部から前記入射面に入射された光を、前記プリズム内を通して、前記出射面から前記第1の受光部へ出射し、
前記遮光部は、
移動方向の長さが、前記第1の発光部及び前記第1の受光部と前記第1の反射部との間に形成される偶数の光軸の光軸間の距離以上でなり、前記ステージが前記収納空間内の当該収納空間内に収納されている前記媒体が所定枚数以下のときのステージ位置であるニアエンド位置から、前記収納空間内に前記媒体が無いときのステージの位置であるエンド位置までの範囲内に位置するときに、常に前記偶数の光軸のうちの少なくとも1本を遮る
ことを特徴とする媒体処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015034244A JP6459619B2 (ja) | 2015-02-24 | 2015-02-24 | 媒体収納庫及び媒体処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015034244A JP6459619B2 (ja) | 2015-02-24 | 2015-02-24 | 媒体収納庫及び媒体処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016157251A JP2016157251A (ja) | 2016-09-01 |
JP6459619B2 true JP6459619B2 (ja) | 2019-01-30 |
Family
ID=56826256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015034244A Active JP6459619B2 (ja) | 2015-02-24 | 2015-02-24 | 媒体収納庫及び媒体処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6459619B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018083686A (ja) * | 2016-11-24 | 2018-05-31 | グローリー株式会社 | 紙葉類検出装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57151675U (ja) * | 1981-03-19 | 1982-09-22 | ||
JP3849987B2 (ja) * | 1994-12-26 | 2006-11-22 | サンデン株式会社 | 紙葉類識別装置の光学検出部 |
KR101053728B1 (ko) * | 2008-01-21 | 2011-08-02 | 엘지엔시스(주) | 매체자동지급기의 매체분리장치 |
JP5440445B2 (ja) * | 2010-08-26 | 2014-03-12 | 沖電気工業株式会社 | 媒体集積装置 |
-
2015
- 2015-02-24 JP JP2015034244A patent/JP6459619B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016157251A (ja) | 2016-09-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5704027B2 (ja) | 媒体処理装置及び媒体取引装置 | |
US8857598B2 (en) | Paper sheet conveying device and automatic cash transaction device | |
EP2176840B1 (en) | Document handling device | |
US9604812B2 (en) | Medium processing apparatus | |
JP2000172946A (ja) | 紙幣入出金機 | |
US11535477B2 (en) | Medium processing device and automatic transaction device | |
JP6281406B2 (ja) | 厚み検出装置及び媒体取引装置 | |
JP6439371B2 (ja) | 媒体収容装置及び媒体取引装置 | |
JP2000172903A (ja) | 紙幣入出金機 | |
JP6459619B2 (ja) | 媒体収納庫及び媒体処理装置 | |
JP2016157250A (ja) | 媒体束収納装置及び媒体処理装置 | |
JP6467968B2 (ja) | 媒体引渡装置 | |
JP7124467B2 (ja) | 媒体処理装置及び自動取引装置 | |
WO2019225182A1 (ja) | 媒体処理装置及び自動取引装置 | |
WO2016059844A1 (ja) | 媒体収納装置及び媒体取引装置 | |
KR101865141B1 (ko) | 지폐 처리 장치 | |
JP6187020B2 (ja) | 媒体集積装置及び媒体取引装置 | |
JP6127482B2 (ja) | 媒体収納繰出装置及び媒体処理装置 | |
JP6237911B2 (ja) | 媒体搬送識別装置及び媒体取引装置 | |
JP2012256293A (ja) | 包装硬貨処理ユニット | |
JP6722011B2 (ja) | 硬貨処理装置 | |
CN111742355A (zh) | 纸张处理装置 | |
US11066265B2 (en) | Value note cassette | |
JP2018184289A (ja) | 媒体処理装置及び自動取引装置 | |
JP2017228250A (ja) | 媒体処理装置及び媒体取引装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171120 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180927 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181002 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181120 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181204 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181217 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6459619 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |