JP6459302B2 - 摩擦ローラ式減速機 - Google Patents
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Description
(1)入力軸と同心に配置されたサンローラと、前記サンローラの外周側に前記サンローラと同心に配置されたリングローラと、前記サンローラの外周面と前記リングローラの内周面との間で、前記入力軸と平行な自転軸を中心として回転自在に支持され、前記サンローラの外周面と前記リングローラの内周面に転がり接触する複数の中間ローラと、前記リングローラを出力軸と連結する連結部と、を備え、減速機取付部材に締結部材によって締結固定される摩擦ローラ式減速機であって、
前記中間ローラは、前記自転軸の両端部が中間ローラ毎に独立して設けた揺動ホルダに回転自在に支持され、
前記揺動ホルダは、前記入力軸を中心とする周方向に関して前記自転軸とは異なる周位置に前記自転軸と平行な揺動軸を有し、該揺動軸を中心とする揺動変位が可能にキャリアに支持され、
前記キャリアは、前記減速機取付部材にインロー嵌合されるインロー嵌合部を有し、前記出力軸側から前記キャリアを前記減速機取付部材に固定するための締結部材が挿通される固定用貫通孔が、前記入力軸を中心とする円周方向に沿った複数位置に形成され、
前記入力軸を中心とする前記揺動軸中心のピッチ円直径は、前記締結部材中心のピッチ円直径よりも小さく、
前記連結部は、円板状に形成され中心部が前記出力軸に連結される基端部と、前記基端部の外周縁から軸方向に延設されて内径側に前記リングローラを保持する円筒状のローラ保持部とを有し、
前記基端部には、前記締結部材を表裏挿通させる挿入孔が複数位置に形成され、
前記挿入孔は、前記締結部材中心のピッチ円直径の径方向位置において、少なくとも前記キャリアの前記固定用貫通孔と軸方向に重なる周方向位置に配置されたことを特徴とする摩擦ローラ式減速機。
(2)前記締結部材は、固定用ボルトであり、
前記挿入孔は、前記固定用ボルトの頭部より大きい内径を有する(1)に記載の摩擦ローラ式減速機。
(3)前記挿入孔は、前記固定用ボルトの位置との円周方向に関する位相が一致している(2)に記載の摩擦ローラ式減速機。
<摩擦ローラ式減速機の構成>
図1は本発明の実施形態を説明するための図で、摩擦ローラ式減速機の一部断面斜視図、図2は摩擦ローラ式減速機の要部拡大断面図である。図1及び図2に示すように、摩擦ローラ式減速機100は、入力軸11と同心に配置されるサンローラ15と、リングローラ17と、複数の中間ローラ19と、リングローラ17と出力軸13とを連結する連結部21と、ローディングカム機構23と、を備える。
次に、ローディングカム機構について説明する。
図2に示す可動リングローラ素子29と、カムリング49と、転動体である玉51は、ローディングカム機構23を構成する。このローディングカム機構23は、サンローラ15、リングローラ17、及び中間ローラ19の各転がり接触面の接触面圧を変更する。
図2に示すように、連結部21の基端部37における入力軸11側の内側面には、出力軸13と平行な内周面を有する円環状の第1段付部41が形成されている。
次に、上記した摩擦ローラ式減速機100の各部材の支持形態について詳細に説明する。
図5は中間ローラを支持する揺動ホルダ32の斜視図である。中間ローラ19は、自転軸となる支持軸31の両端部で揺動ホルダ32に支持される。揺動ホルダ32は、中間ローラ19と同数だけ設けられ、各揺動ホルダ32に一つの中間ローラ19が支持される。揺動ホルダ32は、支持軸31の両端部を支持する一対のアーム部71a,71bと、各アーム部71a,71bを連結する基部75とを有する。基部75には、支持軸31と平行な揺動軸73が挿通されている。
図7は摩擦ローラ式減速機100のモータ本体111への取付方法を説明する摩擦ローラ式減速機100の分解斜視図である。摩擦ローラ式減速機100は、減速機取付部材であるモータ本体111に、締結部材である固定ボルト35によって締結固定される。
次に、上記の固定ボルト35と揺動ホルダ32の揺動軸との配置関係について説明する。
図9はキャリア33を連結板83側から見た軸方向正面図である。キャリア33をモータ本体に固定する固定ボルト35は、前述の図6に示すボルト締結孔87、ボルト挿通孔85を貫通してモータ本体に締結されている。また、キャリア33には、揺動ホルダ32を支持する揺動軸73が揺動軸孔91(底部77側も同様)に軸支されている。
13 出力軸
15 サンローラ
17 リングローラ
19 中間ローラ
21 連結部
31 支持軸(自転軸)
32 揺動ホルダ
33 キャリア
35 固定ボルト(締結部材)
73 揺動軸
77 底部(インロー嵌合部)
85 ボルト挿通孔(固定用貫通孔)
87 ボルト締結孔(固定用貫通孔)
91 揺動軸孔
100 摩擦ローラ式減速機
D1 締結部材中心のピッチ円直径
D2 揺動軸中心のピッチ円直径
Claims (3)
- 入力軸と同心に配置されたサンローラと、前記サンローラの外周側に前記サンローラと同心に配置されたリングローラと、前記サンローラの外周面と前記リングローラの内周面との間で、前記入力軸と平行な自転軸を中心として回転自在に支持され、前記サンローラの外周面と前記リングローラの内周面に転がり接触する複数の中間ローラと、前記リングローラを出力軸と連結する連結部と、を備え、減速機取付部材に締結部材によって締結固定される摩擦ローラ式減速機であって、
前記中間ローラは、前記自転軸の両端部が中間ローラ毎に独立して設けた揺動ホルダに回転自在に支持され、
前記揺動ホルダは、前記入力軸を中心とする周方向に関して前記自転軸とは異なる周位置に前記自転軸と平行な揺動軸を有し、該揺動軸を中心とする揺動変位が可能にキャリアに支持され、
前記キャリアは、前記減速機取付部材にインロー嵌合されるインロー嵌合部を有し、前記出力軸側から前記キャリアを前記減速機取付部材に固定するための締結部材が挿通される固定用貫通孔が、前記入力軸を中心とする円周方向に沿った複数位置に形成され、
前記入力軸を中心とする前記揺動軸中心のピッチ円直径は、前記締結部材中心のピッチ円直径よりも小さく、
前記連結部は、円板状に形成され中心部が前記出力軸に連結される基端部と、前記基端部の外周縁から軸方向に延設されて内径側に前記リングローラを保持する円筒状のローラ保持部とを有し、
前記基端部には、前記締結部材を表裏挿通させる挿入孔が複数位置に形成され、
前記挿入孔は、前記締結部材中心のピッチ円直径の径方向位置において、少なくとも前記キャリアの前記固定用貫通孔と軸方向に重なる周方向位置に配置されたことを特徴とする摩擦ローラ式減速機。 - 前記締結部材は、固定用ボルトであり、
前記挿入孔は、前記固定用ボルトの頭部より大きい内径を有する請求項1に記載の摩擦ローラ式減速機。 - 前記挿入孔は、前記固定用ボルトの位置との円周方向に関する位相が一致している請求項2に記載の摩擦ローラ式減速機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014170821A JP6459302B2 (ja) | 2014-08-25 | 2014-08-25 | 摩擦ローラ式減速機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014170821A JP6459302B2 (ja) | 2014-08-25 | 2014-08-25 | 摩擦ローラ式減速機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2016044782A JP2016044782A (ja) | 2016-04-04 |
JP6459302B2 true JP6459302B2 (ja) | 2019-01-30 |
Family
ID=55635530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014170821A Active JP6459302B2 (ja) | 2014-08-25 | 2014-08-25 | 摩擦ローラ式減速機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6459302B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2687752B1 (en) * | 2011-03-16 | 2019-08-21 | NSK Ltd. | Friction roller type deceleration device and drive device for electric automobile |
-
2014
- 2014-08-25 JP JP2014170821A patent/JP6459302B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2016044782A (ja) | 2016-04-04 |
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