JP6485180B2 - 摩擦ローラ式減速機 - Google Patents
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Description
(1) 入力軸と同心に配置されるサンローラと、
前記サンローラの外周側に前記サンローラと同心に配置され、出力軸に連結されるリングローラと、
前記サンローラの外周面と前記リングローラの内周面に転がり接触する複数の中間ローラと、
複数の前記中間ローラにそれぞれ設けられ、前記中間ローラの自転軸を支持する複数のホルダと、
前記サンローラと前記リングローラとの間に配置され、複数の前記ホルダが支持されるキャリアと、
を備える摩擦ローラ式減速機であって、
前記キャリアは、前記サンローラの回転中心から径方向外側に向かう方向に沿って形成されたガイド溝を有し、
前記ホルダは、
前記中間ローラの前記自転軸を支持し、互いに平行な一対のガイド平面が外周面に形成された一対の軸受部と、
一対の前記軸受部を一体に連結する架橋部と、
を備え、
前記一対のガイド平面が前記ガイド溝に摺動可能に挟持されることを特徴とする摩擦ローラ式減速機。
(2) 前記架橋部は、前記中間ローラの両端面から外周面を跨いで配置されることを特徴とする(1)に記載の摩擦ローラ式減速機。
(3) 前記中間ローラは、内径部を軸方向に貫通する軸孔に前記自転軸が挿通され、
前記自転軸の両端部に前記軸受部がそれぞれ固定されて前記架橋部を構成することを特徴とする(1)に記載の摩擦ローラ式減速機。
図1は本発明の実施形態を説明するための図で、摩擦ローラ式減速機の一部断面斜視図、図2は摩擦ローラ式減速機の要部拡大断面図である。図1及び図2に示すように、摩擦ローラ式減速機100は、入力軸11と出力軸13とが同芯に配置され、入力軸11から入力される回転を出力軸に減速して伝達する。この摩擦ローラ式減速機100は、入力軸11と同心に配置されるサンローラ15と、リングローラ17と、複数の中間ローラ19と、リングローラ17と出力軸13とを連結する連結部21と、ローディングカム機構23と、を備える。
サンローラ15は、図2に示す入力軸11の一端に、入力軸11と一体形成された中実構造のローラである。サンローラ15の外周面15aは、軸断面の外縁形状が単一円弧状の凹曲線となる凹曲面に形成される。
次に、ローディングカム機構について説明する。
図2に示す可動リングローラ素子31と、カムリング49と、玉51は、ローディングカム機構23を構成する。このローディングカム機構23は、サンローラ15、リングローラ17、及び中間ローラ19の各転がり接触面の接触面圧を変更する。
次に、中間ローラ19の支持形態について説明する。図5は中間ローラ19を支持するホルダ71の外観斜視図である。
ホルダ71の軸受部73,73は、第2キャリア部材93に形成されたガイド溝135Aと、第1キャリア部材91に形成されたガイド溝135Bにそれぞれ挿入される。
次に、中間ローラ19の軸方向変位について説明する。
本構成の摩擦ローラ式減速機100は、図1、図2に示すように、ローディングカム機構23が、リングローラ素子29,31のうち一方の軸方向外側にのみ配置される。ローディングカム機構23は、入力軸11からの回転トルクに応じて、可動リングローラ素子31を固定リングローラ素子29に向けて変位させる。すると、中間ローラ19には軸方向力が作用する。
以上説明した中間ローラ19の支持構造によれば、次の作用効果が得られる。
図5に示すように、一対の軸受部73,73が、架橋部79により連結されることで一体化される。これにより、軸受部73,73の径方向位置の相対差が生じることを抑制でき、軸受部73,73同士の相対ねじれを防止できる。その結果、中間ローラ19の姿勢を常に安定して維持できる。
次に、中間ローラ19に潤滑油を供給する給油路について説明する。
図9はホルダ71とこれを支持するキャリア89の一部断面斜視図である。キャリア89は、軸孔81に連通する油路143が形成される。この油路143を通じて軸孔81に潤滑油が供給される。
次に、中間ローラとホルダの変形例を説明する。
図10は中間ローラとホルダの変形例の構成を示す一部断面斜視図である。以下の説明では、前述した部材と同一の部材又は対応する部材に対しては、同一の符号を付与することで、その説明を簡略化、又は省略する。
13 出力軸
15 サンローラ
15a 外周面
17 リングローラ
17a 内周面
19,20 中間ローラ
19a,20a 外周面
19A ローラ本体
19B 支持軸(自転軸)
23 ローディングカム機構
27 ニードル軸受
71 ホルダ
73 軸受部
74a,74b ガイド平面
79 架橋部
89 キャリア
100 摩擦ローラ式減速機
135A,135B ガイド溝
137a,137b 平面部
Claims (3)
- 入力軸と同心に配置されるサンローラと、
前記サンローラの外周側に前記サンローラと同心に配置され、出力軸に連結されるリングローラと、
前記サンローラの外周面と前記リングローラの内周面に転がり接触する複数の中間ローラと、
複数の前記中間ローラにそれぞれ設けられ、前記中間ローラの自転軸を支持する複数のホルダと、
前記サンローラと前記リングローラとの間に配置され、複数の前記ホルダが支持されるキャリアと、
を備える摩擦ローラ式減速機であって、
前記キャリアは、前記サンローラの回転中心から径方向外側に向かう方向に沿って形成されたガイド溝を有し、
前記ホルダは、
前記中間ローラの前記自転軸を支持し、互いに平行な一対のガイド平面が外周面に形成された一対の軸受部と、
一対の前記軸受部を一体に連結する架橋部と、
を備え、
前記一対のガイド平面が前記ガイド溝に摺動可能に挟持されることを特徴とする摩擦ローラ式減速機。 - 前記架橋部は、前記中間ローラの両端面から外周面を跨いで配置されることを特徴とする請求項1に記載の摩擦ローラ式減速機。
- 前記中間ローラは、内径部を軸方向に貫通する軸孔に前記自転軸が挿通され、
前記自転軸の両端部に前記軸受部がそれぞれ固定されて前記架橋部を構成することを特徴とする請求項1に記載の摩擦ローラ式減速機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015081889A JP6485180B2 (ja) | 2015-04-13 | 2015-04-13 | 摩擦ローラ式減速機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015081889A JP6485180B2 (ja) | 2015-04-13 | 2015-04-13 | 摩擦ローラ式減速機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2016200244A JP2016200244A (ja) | 2016-12-01 |
JP6485180B2 true JP6485180B2 (ja) | 2019-03-20 |
Family
ID=57422539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015081889A Active JP6485180B2 (ja) | 2015-04-13 | 2015-04-13 | 摩擦ローラ式減速機 |
Country Status (1)
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2015
- 2015-04-13 JP JP2015081889A patent/JP6485180B2/ja active Active
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