JP6458596B2 - プロトコル変換装置 - Google Patents
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Description
しかしながら、第2ネットワーク2に接続される空調機器用のリモコンは過去に開発・販売されているため多数の種類があり、新しいネットワークの設置時に古いネットワーク用として使用されるのか不明であるにも係わらず、過去に販売した全ての種類のリモコンに、前述した操作受付を禁止する機能を追加して販売できるように準備する必要があり、多額の費用が発生する問題があった。
前記第1プロトコルで通信を行なう第1通信手段と、前記第2プロトコルで通信を行なう第2通信手段と、前記第1プロトコルと前記第2プロトコルを相互に変換するプロトコル変換手段と、
前記第2空調機器を操作する第2指示装置から送信される第2指示を受信して前記第2空調機器に出力する指示手段と、
前記第1指示が前記第2空調機器の操作を禁止する操作禁止指示である場合、前記指示手段から出力される前記第2指示の前記第2空調機器への出力を禁止する指示禁止手段とを備えた。
このため、従来の第2指示装置(背景技術で説明したリモコン7)をそのまま利用しても、第1指示装置の操作禁止指示に従って第2指示装置による第2ネットワーク内の第2空調機器の運転を禁止することができる。
また、指示禁止手段が必要となる場合は、新しいネットワーク(第1ネットワーク)と古いネットワーク(第2ネットワーク)の間を通信接続する場合だけである。このため、指示禁止手段をプロトコル変換装置に内蔵させることで、禁止機能を備えた全ての種類のリモコンを新しく開発・生産する場合よりもコストを低減できる。また、指示禁止手段を備えた装置とプロトコル変換装置を個別の製品とするよりも一体とした方がコストや設置工数を低減できる。
この空調機システムは、過去に設置されて運用されていた第2ネットワーク2と、新規に設置された第1ネットワーク1が本発明による指示禁止手段30を備えたプロトコル変換装置20を介して通信接続されたものである。なお、指示禁止手段30に関しては後で詳細に説明する。
一方、第2ネットワーク2内には室内機8と通信接続された室外機9などの空調機器が備えられており、室内機8はプロトコル変換装置20と通信接続されている。また、プロトコル変換装置20にはリモコン7(第2指示装置)が接続されている。このリモコン7はプロトコル変換装置20内の指示禁止手段30を介して第2ネットワーク2内の空調機器(室内機8)を操作するようになっている。ここで室外機4と室内機5と室内機6が第1空調機器であり、室内機8と室外機9が第2空調機器である。
プロトコル変換装置20は、第1ネットワーク1内の空調機器と通信を行なう第1通信部20aと、第2ネットワーク2内の空調機器と通信を行なう第2通信部20bと、後述するプロトコル変換テーブル及びリモコン操作管理テーブルが記憶された記憶部20dと、リモコン7と通信を行なうリモコン通信部20cと、これらを制御する制御部20eを備えている。
プロトコル変換装置20は、第1ネットワーク内の空調機器と通信する第1通信部20aである第1通信手段21と、第2ネットワーク内の空調機器と通信する第2通信部20bである第2通信手段24と、記憶部20dに記憶されたプロトコル変換テーブルを用いて第1プロトコルと第2プロトコルと第3プロトコルのプロトコル変換を相互に行なうプロトコル変換手段23と、第2ネットワーク2に接続された空調機器である室内機8を操作するリモコン7から操作指示信号を受信して操作指示データとして出力する指示手段33と、指示禁止手段30を備えている。
指示禁止手段30は、管理装置3から送信される指示データ(第1指示)に従って、指示手段33から出力される操作指示データ(第2指示)の第2ネットワーク内の空調機器への出力を禁止するものである。なお、詳細な動作は後で説明する。
なお、プロトコル変換手段23と指示禁止手段30は、記憶部20dと制御部20eで構成され、指示手段33はリモコン通信部20cと制御部20eで構成されている。
第1通信手段21は、第1ネットワーク1に接続された管理装置3からの指示信号を受信して指示データとしてプロトコル変換手段23に出力する。プロトコル変換手段23は、この指示データを第2ネットワーク2で用いられるプロトコルに対応する指示データに変換して第2通信手段24に出力する。第2通信手段24はプロトコル変換手段23から出力された指示データを第2ネットワーク2へ送信する。なお、プロトコル変換手段23は、第2通信手段24で受信した第2ネットワークのデータをプロトコル変換して第1通信手段21から第1ネットワーク1へ送信する機能も備えている。
指示禁止手段30内の禁止指示検出手段31は、第1通信手段21からプロトコル変換手段23へ出力される指示データを監視しており、この指示データのうち第2ネットワーク2のプロトコルに対応していない操作禁止指示の指示データを後述するプロトコル変換テーブルを参照して検出する。
禁止操作管理手段32は、指示手段33から入力される操作指示データをプロトコル変換手段23を介して第2通信手段24へ出力し、第2通信手段24は入力された操作指示データを室内機8へ送信する機能を備えている。
前述したように第1通信手段21からプロトコル変換手段23へ出力される指示データは図4で説明したプロトコル変換テーブルの項目と対応している。ただし、室温のデータは第2通信手段24から入力されてプロトコル変換手段23からプロトコル変換されたデータが第1通信手段21へ出力される状態データである。
このため、従来の第2指示装置(背景技術で説明したリモコン7)をそのまま利用しても、管理装置3の操作禁止指示に従ってリモコン7による第2ネットワーク内の室内機8の運転を禁止することができる。
また、指示禁止手段30が必要となる場合は、新しいネットワーク(第1ネットワーク)と古いネットワーク(第2ネットワーク)の間を通信接続する場合だけである。このため、指示禁止手段30をプロトコル変換装置に内蔵させることで、禁止機能を備えた全ての種類のリモコンを新しく開発・生産する場合よりもコストを低減できる。また、指示禁止手段とプロトコル変換装置を個別の製品とするよりも一体とした方がコストや設置工数を低減できる。
2 第2ネットワーク
3 管理装置(第1指示装置)
4 室外機
5 室内機
5a リモコン(第2指示装置)
6 室内機
7 リモコン
8 室内機
9 室内機
10 室外機
20 プロトコル変換装置
20a 第1通信部
20b 第2通信部
20c リモコン通信部
20d 記憶部
20e 制御部
21 第1通信手段
23 プロトコル変換手段
24 第2通信手段
30 指示禁止手段
31 禁止指示検出手段
32 禁止操作管理手段
33 指示手段
Claims (1)
- 第1指示を送信する第1指示装置と第1空調機器とが通信接続されて第1プロトコルで通信を行なう第1ネットワークと第2空調機器が通信接続されて第2プロトコルで通信を行なう第2ネットワークとの間に接続され、
前記第1プロトコルで通信を行なう第1通信手段と、前記第2プロトコルで通信を行なう第2通信手段と、前記第1プロトコルと前記第2プロトコルを相互に変換するプロトコル変換手段と、
前記第2空調機器を操作する第2指示装置から送信される第2指示を受信して前記第2空調機器に出力する指示手段と、
前記第1指示が前記第2空調機器の操作を禁止する操作禁止指示である場合、前記指示手段から出力される前記第2指示の前記第2空調機器への出力を禁止する指示禁止手段とを備えたことを特徴とするプロトコル変換装置。
Priority Applications (1)
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JP2015067207A JP6458596B2 (ja) | 2015-03-27 | 2015-03-27 | プロトコル変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015067207A JP6458596B2 (ja) | 2015-03-27 | 2015-03-27 | プロトコル変換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2016186408A JP2016186408A (ja) | 2016-10-27 |
JP6458596B2 true JP6458596B2 (ja) | 2019-01-30 |
Family
ID=57203180
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015067207A Active JP6458596B2 (ja) | 2015-03-27 | 2015-03-27 | プロトコル変換装置 |
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