JP6456326B2 - 靴用のアクセサリークリップの保護部材 - Google Patents

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本発明は、アクセサリークリップの保護部材に関する。とくに、女性用のアクセサリークリップの足の甲を保護するため部材に関する。
女性用の靴の甲の部分にリボン等装飾部を施したものがある。しかし、時、場所、場合に応じて、又は、趣味感に応じて、装飾品を取り換えたい場合がある。そこで、装飾品を取り換えることができるアクセサリークリップに関する考案がある。具体的には、実昭開59−1565089号のようなアクセサリークリップがある。
実開昭59−156509号
しかし、アクセサリークリップは、通常、金具でできており、それが、足の甲にあたると、痛いので、不便である。また、保護部材の素材についても、適度な摩擦を持ち、かつ、痛くない素材を選択する工夫をした。
また、保護部材を用いることで、アクセサリークリップと足の甲の間のクッション材の役割を果たすとしても、その接触面積が大きすぎても、小さすぎても良くない。更に、保護部材の形状についても、つま先が尖った靴(ポインテッドトウ)や、つま先が丸い靴(ラウンドトウ)に対して、重要であることが分かった。そこで、適切な面積について保護部材の形状について、工夫をする必要がある。
また、保護部材の素材も、足の甲を痛めないようにするクッション材のようなものを使うことが重要であることが分かった。
請求項1では、装飾部を止めるための第1板と、足の甲にあて滑り止め用の第2板と、を備え、第1板と第2板とが互いに連結してなる靴用アクセサリークリップに、第2板を覆うように取り付けるための保護部材であって、保護部材は、第2板に取り付け用の切り込みがあり、折り曲げて使用され、保護部材が挿入された第2板の上の部分にも及び、切り込みは、開いた状態の保護部材における左右対称形状の中心部分に形成されるとともに、保護部材の折り曲げられる箇所に設けられ、保護部材の足との接触面積は、625mm以上3000mm未満であり、靴に対して保護部材をしっかり固定できる面積であることを特徴とする靴用アクセサリークリップの保護部材とした。
請求項2では、上記の保護部材は、0.5mmから3mmの厚さがあり、第2板の中心から外側へ向かって、厚みを薄く、保護部材の厚さを、第2板がある部分では硬さを緩和させるために厚くして、第2板がなく硬さを感じない部分を薄くすることを特徴とする靴用アクセサリークリップの保護部材とした。
請求項3では、上記の保護部材の形状が、概ひし形で、第2板の止着部分を履き口にそってカットしてあり、足の指に保護部材の一部があたることを防止するために、概ひし形を特徴とする請求項1又は2記載の靴用アクセサリークリップの保護部材とした。
請求項4では、上記の保護部材の素材は、皮又は布地又は合成樹脂であることを特徴とする請求項1から3の靴用のアクセサリークリップの保護部材とした。
請求項1記載の発明によれば、保護部材の足の甲との接触面積を所定の範囲内にすることにより、足の甲に金具があたらず痛くなく、また、靴から外れない大きさの面積となる。
請求項2記載の発明によれば、金具の中心から外側へ放射状に、厚さを変えることで、保護部材の厚みを感じることがなく、適度な摩擦の面積が可能となり、靴から外れない。
請求項3記載の発明によれば、保護部材の適切な形状により、より、履き心地が良く、使いやすい靴用のアクセサリークリップが提供できる。
請求項4記載の発明によれば、保護部材の素材が、足の甲に痛くないものである。その結果、長く履いていることが可能となる。皮は、合成皮革、人工皮革であってもよく、合成樹脂は、シリコン、ポリウレタン、ポリエチレンなどを用いてもよい。
実施形態における保護部材及びクリップの構成を示す図であり、(a)は保護部材の平面図、(b)は保護部材へのクリップの取り付け方を示す図、(c)はクリップの斜視図である。 保護部材及びクリップを靴に取り付けた状態を示す図であり、(a)は保護部材が靴に取り付けられた状態における保護部材の取付位置を示す図、(b)はクリップが保護部材に取り付けられた状態を示す斜視図である。 クリップを保護部材に取り付けた状態を示す側面図である。 装飾部が靴に取り付けられた状態を示す図である。
本発明の実施例を、図を用いて説明する。
図1(a)は、保護部材1を開いた状態で、切り込み2がある。そして、全ての角は、指にあたると、痛みを伴うため、丸みを帯びる状態にしてある。(b)は、保護部材1を切り込み2から折り曲げた状態で、装飾部20を止める第1板4と滑り止め用の第2板5が連結されて(図示せず)、切り込み2から保護部材1に、矢印の方向に沿って、差し込む。その後、保護部材1は、のり付けされる(2本の矢印の方向を参考)。保護部材1は、圧着されれば良く、のり付け等に限らず、アップリケのような高温で蒸着されるものでも良い。(c)は、クリップ3の開いた状態であるが、2本の矢印の方向で動き、靴10にクリップされることで、使用される。詳細は、図3を見れば、分かる。
図2(a)は、保護部材1が、カットされる部分を示した図である。(b)は、第2板5と保護部材1が装着された状態である。第2板5には、保護部材1が引っかかって係止するようにエンボス51がついている。もちろん、両者が固定される限り、エンボス51はなくても良い。図3は、保護部材1が、第2板5の中心から、外側へ厚さが薄くなることを示した図である。図4は本願発明の使用状態を示す図である。
図3は、保護部材1の横から見た断面図であるが、アクセサリークリップ3が畳まれた状態が描いてある。両端片41と中央片42の間に、十字片の両端53が挟持されることで、クリップの役割を果たす構造になっている。十字片の先端52は、中央片42と、直接、接触することで、荷重を集中する仕組みになっている。保護部材は、金具の中心部分に厚みがあり、外側へ向かって、薄くなる形状である。保護部材は、アクセサリークリップとは、別に、単体で販売することも考え、素材に粘着のりを塗布してもよく、ゴムの弾力性を利用して固定するものでもよい。
図4は、装飾部20が取り付けられた状態の靴10である。
表3に、保護部材の形状について、実際に、試した結果を記載してある。形状については、これらの形状に限られることはなく、一つの実験例である。
保護部材の靴に対する接触面積について、発明者は次の実験を行った。面積比較一覧を示す。
Figure 0006456326
表1から分かる通り、保護部材の接触面積が625〜2500mmであるとき、しっかりと固定することが可能である。
次に、保護部材の厚みについても、発明者は次の実験を行った。厚み比較一覧を示す。
Figure 0006456326
保護部材の形状についても、発明者は次の実験を行った。形状比較一覧を示す。
Figure 0006456326
表3から分かる通り、形状によって保護部材の足の甲との接触面積が2500mm以上でも、しっかりと取り付け可能であり、金具の硬さを緩和することが可能になる。従って、表1の接触面積の実験結果から、足の甲に対する保護部材の接触面積が625mm以上3000mm未満のとき、しっかりと取り付け可能であり、金具の硬さを緩和することができる。
1…保護部材
2…切り込み
3…クリップ
4…第1板
5…第2板
10…靴
11…靴のアッパー
12…履き口
20…装飾部
41…両端片
42…中央片
51…エンボス
52…十字片の先端
53…十字片の両端

Claims (4)

  1. 装飾部を止めるための第1板と、足の甲にあて滑り止め用の第2板と、を備え、
    前記第1板と前記第2板とが互いに連結してなる靴用アクセサリークリップに、前記第2板を覆うように取り付けるための保護部材であって、
    前記保護部材は、前記第2板に取り付け用の切り込みがあり、折り曲げて使用され、前記保護部材が挿入された前記第2板の上の部分にも及び、
    前記切り込みは、開いた状態の前記保護部材における左右対称形状の中心部分に形成されるとともに、前記保護部材の折り曲げられる箇所に設けられ、
    前記保護部材の足との接触面積は、625mm以上3000mm未満であり、靴に対して前記保護部材をしっかり固定できる面積であることを特徴とする靴用アクセサリークリップの保護部材。
  2. 前記保護部材は、0.5mmから3mmの厚さがあり、前記第2板の中心から外側へ向かって、厚みを薄くし
    前記保護部材の厚さを、前記第2板がある部分では硬さを緩和させるために厚くして、前記第2板がなく硬さを感じない部分を薄くすることを特徴とする請求項1記載の靴用アクセサリークリップの保護部材。
  3. 前記保護部材の形状が、概ひし形で、第2板の止着部分を履き口にそってカットしてあり、
    足の指に前記保護部材の一部があたることを防止するために、概ひし形を特徴とする請求項1又は2記載の靴用アクセサリークリップの保護部材。
  4. 前記保護部材の素材は、皮又は布地又は合成樹脂であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の靴用アクセサリークリップの保護部材。
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