JP6455257B2 - Fpcの引き出し構造,画像表示装置,及び撮像装置 - Google Patents

Fpcの引き出し構造,画像表示装置,及び撮像装置 Download PDF

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Description

本発明は、FPCの引き出し構造,画像表示装置,及び撮像装置に係る。特に、筐体の密閉性を維持しつつ筐体内部から外部にFPC(フレキシブルプリント基板)を引き出すFPCの引き出し構造と、その構造を備えた画像表示装置と、その画像表示装置を備えた撮像装置と、に関する。
筐体の内部に収容された電子部品に一端側が接続されたFPCの他端側を、筐体の密閉性を維持しつつFPCを筐体外に引き出すFPCの引き出し構造が知られている。一例が特許文献1に記載されている。筐体の密閉性は、防滴,防水,或いは防塵などのために必要となる。
特許文献1に記載されたFPC引き出し構造は、密閉性を維持すべき筐体に設けられた開口部から引き出されたFPCと、そのFPCを筐体表面に密着させて貼着する第1の接着テープ(両面粘着テープ)と、開口部,第1の接着テープ,及びFPCとを覆うように貼着された第2の接着テープ(片面粘着テープ)と、により構成されている。この構成では、第1及び第2の接着テープにより、開口部からの筐体内外の空気の出入りが防止される。
特許文献1に記載されたFPC引き出し構造はハードディスク装置に適用されたものであるが、他に、液晶表示パネル及びそれを駆動するドライバ基板を収容した筐体を有する画像表示装置や、その画像表示装置を備えた撮像装置にも適用され得る。
特開2006−209829号公報
ところで、特許文献1に記載されたFPC引き出し構造では、第2の接着テープの粘着層が第1の接着テープの粘着層に比して厚く形成されていることにより、FPC側縁の段差(FPCの厚さに相当)に隙間が生じない、とされている。
しかしながら、第2の接着テープにおける、FPC側縁の段差に対応した部分には、接着テープ自体の剛性によって、段差をなくす方向、すなわち貼着を引き剥がす方向の力(引き剥がし力)が常に生じる。
そのため、貼着後の時間経過に伴い、第2の接着テープは、貼着力が引き剥がし力に負けて浮き上がり、FPCの側縁部に沿って隙間が生じて外気と筐体内空間とが連通し、筐体の密閉性が維持できなくなる可能性が排除できない。
引き剥がし力は、第2の接着テープの剛性を低くすることで小さくなるが、接着テープの剛性を低くするといわゆるテープの腰がなくなり、製造時の貼着作業が難しくなる。そのため、生産効率が低下する。
そこで、筐体の密閉性が長期間維持されると共に、製造が容易で生産効率が低下しにくいFPCの引き出し構造と、その構造を備えた画像表示装置と、その画像表示装置を備えた撮像装置が望まれている。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、筐体の密閉性が長期間維持されると共に、製造が容易で生産効率が低下しにくいFPCの引き出し構造,画像表示装置,及び撮像装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は次の構成を有する。
1)筐体の外面に開口して内外を連通する開口部と、圧縮弾性を有する第1の基材を含み両面に粘着性層を有して形成され、一面側が前記外面に対し前記開口部を一周取り囲んで貼着された両面粘着シール部材と、前記開口部を通して前記筐体の内部から外部に引き出され前記両面粘着シール部材の他面側に貼着されたFPCと、前記FPCと前記両面粘着シール部材との境界部分に形成され、前記FPCの側縁部に前記両面粘着シール部材の他面側に貼着された部分の幅方向に凹凸となる凹凸部を有する封止部と、圧縮弾性を有する第2の基材と、前記第2の基材の一面側に付着された樹脂シート及び他面側に形成された粘着層と、を含んで形成され、前記粘着層が、前記開口部と、前記FPCと、前記封止部と、を覆うように前記両面粘着シール部材の前記他面側に貼着された片面粘着シール部材と、 を備えたFPCの引き出し構造である。
2)筐体の外面に開口して内外を連通する開口部と、圧縮弾性を有する第1の基材を含み両面に粘着性層を有して形成され、一面側が前記外面に対し前記開口部を一周取り囲んで貼着された両面粘着シール部材と、前記開口部を通して前記筐体の内部から外部に引き出され前記両面粘着シール部材の他面側に貼着されたFPCと、前記FPCと前記両面粘着シール部材との境界部分に形成された封止部と、圧縮弾性を有する第2の基材と、前記第2の基材の一面側に付着された樹脂シート及び他面側に形成された粘着層と、を含んで形成され、前記粘着層が、前記開口部と、前記FPCと、前記封止部と、を覆うように前記両面粘着シール部材の前記他面側に貼着され、前記両面粘着シール部材よりも前記FPCの引き出し方向に突出し、前記筐体の外面に貼着された突出部を有している片面粘着シール部材と、を備えるFPCの引き出し構造である。
)画像表示パネルと、前記画像表示パネルを収容した筐体と、一端側が前記画像表示パネルに電気的に接続され他端側が前記筐体の外部に所定の引き出し構造で引き出されたFPCと、を備え、 前記筐体を請求項1記載の筐体とし、前記FPCを請求項1記載のFPCとして、前記所定の引き出し構造を、1)または2)に記載のFPCの引き出し構造としたことを特徴とする画像表示装置である。
)撮像素子を有する本体部と、前記撮像素子で撮像した画像を表示する画像表示装置と、を備え、 前記画像表示装置を、)に記載の画像表示装置としたことを特徴とする撮像装置である。
本発明によれば、筐体の密閉性が長期間維持されると共に、生産効率が低下しにくい、という効果が得られる。
図1は、本発明の実施の形態に係るFPCの引き出し構造の実施例を搭載した撮像装置51を説明するための斜視図である。 図2は、本発明の実施の形態に係るFPCの引き出し構造の実施例を搭載した画像表示装置52を説明するための斜視図である。 図3は、図2におけるS3−S3位置での断面図である。 図4は、画像表示装置52に搭載されるヒンジ組立て体2Tを説明するための斜視図である。 図5は、画像表示装置52に用いられる中間シール部材11を説明するための斜視図(a)と部分断面図(b)である。 図6は、画像表示装置52に用いられる外側シール部材12を説明するための斜視図(a)と部分断面図(b)である。 図7は、図2におけるS7−S7位置での断面図である。 図8は、図2におけるS8−S8位置での断面図である。 図9は、画像表示装置52の組立て手順を説明するための第1の図である。 図10は、画像表示装置52の組立て手順を説明するための第2の図である。 図11は、画像表示装置52における接着剤硬化部13a,13bを説明するための平面図である。 図12は、画像表示装置52の変形例を説明するための図11に対応した平面図である。
本発明の実施の形態に係るFPCの引き出し構造の実施例を、画像表示装置52及びそれを備えた撮像装置51により図1〜図12を参照して説明する。
図1は、画像表示装置52を備えた撮像装置51を説明するための左前斜め上方から見た斜視図である。以下の説明において、前後左右上下の各方向を、図1に矢印で示される方向に便宜的に規定する。
撮像装置51は、いわゆるビデオカメラであって、前方側に設けられたレンズ部53及びレンズ部53の結像を電気信号に変換する撮像素子SSを備えた本体部54と、本体部54の左側面において上下に延びる回動軸線CLaまわりに回動し、本体部54に対して開閉する画像表示装置52と、を備えている。図1では、閉状態の画像表示装置52を実線で、開状態の画像表示装置52の概略を二点鎖線で示してある。
画像表示装置52は、本体部54で撮像中の画像や記憶媒体等に記憶された画像などを表示する液晶表示パネル7を有している。
また、画像表示装置52は、ヒンジ部2を有している。ヒンジ部2は、本体部54に連結されると共に、本体部54に対し、回動軸線CLaまわりの矢印Da方向、及び開状態における回動軸線CLaに直交する回動軸線CLbまわりの矢印Db方向、の回動を可能とする。
また、画像表示装置52は、閉状態で本体部54と意匠連続性をもつ形状で形成された外カバー3と、図1に示される開状態で、外カバー3に対し後方側から組み付けられている枠状の枠パネル4と、を有している。
次に、画像表示装置52の詳しい構造を、図2及び図3も参照して説明する。
図2は、画像表示装置52を左前斜め下方から見た斜視図であり、図3は、図2におけるS3−S3位置を下方側から見た断面図である。いずれも、前後左右上下の各方向は、閉状態にあるときの方向で示してある。
また、図2では、外カバー3及び枠パネル4を外した状態で示してある。外カバー3は概略外形を二点鎖線で示してある。
一方、図3では、外カバー3のみを外した状態での断面としてある。外カバー3の外形位置を二点鎖線で示してある。
画像表示装置52は、密閉すべき筐体として、枠パネル4を含んで構成された扁平箱状の内筐体部5を有する。内筐体部5の密閉性は、画像表示装置52の使用用途に応じて、防滴,防水,或いは防塵などのために必要とされる。
内筐体部5は、枠パネル4と、枠パネル4に対し左方側から組み付けられた基体部6と、枠パネル4の開口部4aを通して表示画像が臨めるように取り付けられた液晶表示パネル7(ハッチング非付与)と、により概ね扁平箱状とされている。
内筐体部5の内部には、液晶表示パネル7を駆動する駆動回路などが搭載されたパネル基板8が固定されている。
枠パネル4と基体部6と液晶表示パネル7との境界部分は、シール構造(図示せず)により封止されている。
ヒンジ部2は、箱状の外観を呈するヒンジ本体部2aと、ヒンジ本体部2aに対して上下方向に挿通された回動機構部2bと、を有する。
回動機構部2bの上下方向端部は、ヒンジ本体部2aの外部に露出して本体部54側に取り付ける取り付け部2b1,2b2とされている。
回動機構部2bは、ヒンジ本体部2aの後面における上下方向中央部から後方に突出するシャフト2c(図3参照)を有している。
詳しくは、シャフト2cの一端側(前方側)が回動機構部2bに連結しており、ヒンジ本体部2aから後方に突出した他端側には、図2及び図3において上下方向に長く延びる連結プレート2dが取り付けられている。
基体部6の左面前方側には、連結プレート2dを挿着するポケット部6pが形成されている。
ヒンジ部2と内筐体部5とは、連結プレート2dをポケット部6pに挿着し、挿着した連結プレート2dを、図示しないねじによって基体部6又は基体部6側の部材に固定することで一体化される。
回動機構部2bは、シャフト2cを、回動軸線CLaまわり及びシャフト2cの軸線である回動軸線CLbまわりに回動可能としている。
これにより、取り付け部2b1,2b2が撮像装置51の本体部54に取り付けられた画像表示装置52は、内筐体部5が本体部54に対し開閉し、開状態において液晶表示パネル7に表示された画像を後方側から視認できる。
また、開状態において、内筐体部5は回動軸線CLbまわりに回動可能である。これにより、回動角度に応じて前方,上方,及び下方などからも液晶表示パネル7に表示された画像を視認できる。
図3に示されるように、液晶表示パネル7からは、電気接続用のフレキシブルプリント基板であるFPC7aが引き出されている。FPC7aは、パネル基板8に実装されたコネクタ8aに挿着されている。
また、パネル基板8に実装されたコネクタ8bには、フレキシブルプリント基板であるFPC9の一端側が接続される。FPC9の他端側は、本体部54内において、電気回路に接続されたコネクタ(図示せず)に接続される。これにより、本体部54と画像表示装置52とが電気的に接続される。
FPC9は、一般的なフレキシブルプリント基板であって、絶縁部がポリイミドで形成され、導体部が銅で形成されている。
FPC9は、画像表示装置52の製造工程において、ヒンジ部2を内筐体部5に取り付けて一体化する前にヒンジ部2に組み付けられる。組み付けられたFPC9とヒンジ部2とによりヒンジ組立て体2Tが構成される。
すなわち、ヒンジ部2は、内筐体部5に対し、ヒンジ組立て体2Tとして組み付けられ一体化される。
次に、ヒンジ組立て体2Tについて、図4も参照して詳述する。図4は、ヒンジ組立て体2Tを説明するための斜視図である。
図4に示されるように、FPC9は、複数の折れ曲がり部を有して概ね帯状に形成された基部9kと、基部9kに固定された補強板9fと、を有する。
基部9kの一方端には、本体部54側のコネクタに挿着される端子部9aが、他方端には、パネル基板8のコネクタ8bに挿着される端子部9bが設けられている。
ヒンジ組立て体2Tにおいて、ヒンジ本体部2aの前側面2a1からは端子部9aを有する前方延部9dが前方に延出し、後側面2a2からは端子部9bを有する後方延部9eが後方に延出している。
補強板9fは、複数枚のポリイミドフィルムが接着剤で積層固定されて、細長い薄板状に形成されている。これにより、補強板9fは、基部9kよりも高剛性となっている。
補強板9fは、後方延部9eにおいて、連結プレート2dの後方直近位置に、基部9kに対して上下方向に張り出すように接着剤で取り付けられている。
補強板9fは、上端側及び下端側それぞれに貫通孔9f1及び貫通孔9f2を有している。
貫通孔9f1,9f2は、基部9kから上下に張り出した部分に位置して基部9kで塞がれないようになっている。
ヒンジ組立て体2Tにおいて、FPC9の基部9kは、ヒンジ本体部2aの内部でシャフト2cのまわりに複数回巻回され、ロール部9krを形成している。
これにより、シャフト2c及び連結プレート2dの、ヒンジ本体部2aに対する回動軸線CLbまわりに回動(矢印Db)において、後方延部9eは、ロール部9krの径が拡縮してシャフト2c及び連結プレート2dと共に回動可能となっている。
次に、FPC9の内筐体部5に対する引き出し構造について説明する。
図2及び図3に示されるように、内筐体部5の基体部6の外面の一つである左側面6aには、上下方向に延びる細長の開口部6bが開口している。開口部6bは、内筐体部5の内外を連通する貫通孔である。
また、左側面6aにおける開口部6bに対する前方部位には、上下方向に離隔して左方側に突出する一対の円柱状の突起6c1,6c2が形成されている。以下、突起6c1と突起6c2とを纏めて突起6cとも称する。
また、基体部6の左側面6aの前方側には、アースプレート10が取り付けられている。アースプレート10により左側面6aの表面の一部が覆われている。
アースプレート10は、開口部6bと突起6cとを、上方,下方,及び後方の三方から囲む形状に、金属薄板で形成されている。
アースプレート10に上下後の三方から囲まれた部分は、開口部6b及び突起6cを含んで基体部6が矩形に露出した矩形領域ARaとされる。
画像表示装置52において、ヒンジ組立て体2Tと内筐体部5とは、既述のように、連結プレート2dがポケット部6pに挿着されると共にねじなどによって内筐体部5側の部材に固定されて一体化されている。
そして、FPC9の後方延部9eは、基体部6の外側から開口部6bを通し内筐体部5の内部に引き込まれ、パネル基板8のコネクタ8bに挿着されている。
基体部6の左側面6aにおいて、開口部6bの周囲には、その開口部6bを囲繞して中間シール部材11が貼りつけられている。すなわち、開口部6bを一周取り囲むように枠状の中間シール部材11が貼着されている。
図5(a)は、中間シール部材11を説明するための斜視図であり、図5(b)は部分断面図である。
中間シール部材11は、発泡シートからなり圧縮弾性を有する基材11aと、基材11aの各面に形成された粘着層11b1,11b2と、を有する発泡性の防水両面粘着シール部材である。使用前において、粘着層11b1,11b2には、それぞれ剥離シートが付着している。以下、粘着層11b1,11b2は、便宜的に粘着性層11b1,11b2とも称する。
剥離シートは、基体部6に貼られる側の粘着層11b1側が紙材とされ、他方側の粘着層11b2側が、ある程度腰のある樹脂フィルム材とされる。
図5(b)は、剥離シートをはがした状態が示されている。
基材11aは、発泡樹脂で形成され厚さ方向に弾性圧縮可能で曲げに対し柔軟性を有する。
中間シール部材11は、矩形領域ARaにおける開口部6bを含む後方側を覆うように、矩形形状に形成されている。また、開口部6bに対応した窓部11cが形成されている。窓部11cは、開口部6bと同じ形状で、又は開口部6bを包含するわずかに大きい形状で形成されている。
図3に示されるように、FPC9は、後方延部9eの先端側が、中間シール部材11の窓部11c及び基体部6の開口部6bを通り、内筐体部5の内部に入り込んでいる。先端の端子部9bは、パネル基板8のコネクタ8bに挿着されている。
後方延部9eの、開口部6bから外部に引き出された部分は、中間シール部材11の粘着層11b2に密着貼付されている。
また、図2に示されるように、後方延部9eの上下方向の一対の側縁部9k1,9k2それぞれと中間シール部材11とに跨って、接着剤硬化部13a,13bが形成されている。接着剤硬化部13a,13bを纏めて接着剤硬化部13kとも称する。接着剤硬化部13kは、所定量の接着剤13がスポット状に塗布され、その後硬化したものである。
また、図2及び図3に示されるように、FPC9の補強板9fの貫通孔9f1,9f2には、それぞれ突起6c1,6c2が微小クリアランスで挿通されている。これにより、後方延部9eは、基体部6に対し左右前後方向に位置決めされている。
中間シール部材11の基体部6の反対側となる粘着層11b2には、FPC9の後方延部9eを挟みつつ外側シール部材12が貼り付けられている。
図6(a)は、外側シール部材12を説明するための斜視図であり、図6(b)は部分断面図である。
外側シール部材12は、発泡シートからなり圧縮弾性を有する基材12aと、基材12aの各面に形成された粘着層12b1,12b2と、一方の粘着層12b2に貼着された樹脂シート12cと、を有する発泡性の防水片面粘着シール部材である。
樹脂シート12cは、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂のシートであり、腰がある、という感触が得られる程度の曲げ剛性を有する。
使用前において、粘着層12b1には紙材の剥離シートが付着されている。
図6(b)は、剥離シートをはがした状態が示されている。
外側シール部材12は、中間シール部材11の外縁形状と同形状の本体部12dと、中間シール部材11に貼られた状態で前方側となる縁部の上下両端から前方に突出する一対の突出部12e1,12e2と、を有している。すなわち、突出部12e1,12e2の突出方向は、FPC9の引き出し方向である。
図2に示されるように、一対の突出部12e1,12e2は、貼り付け位置において中間シール部材11からはみ出しており、根本が中間シール部材11の厚み分だけ2段曲げされて基体部6の左側面6aに貼り付けられている(図2参照)。
外側シール部材12は、基体部6の開口部6bを塞ぎ、FPC9の後方延部9eにおける中間シール部材11に貼り付けられた部分と、中間シール部材11のFPC9が貼り付けられていない部分と、一対の接着剤硬化部13a,13bと、を覆うように貼り付けられている。
上述の中間シール部材11及び外側シール部材12の貼付状態の詳細は、図7及び図8に示される。
図7は、図2におけるS7−S7位置での断面図であり、図8は、図2におけるS8−S8位置での断面図である。
開口部6bの周縁部分において、FPC9の後方延部9eが存在しない領域は、基体部6の左側面6aと中間シール部材11との貼着、及び中間シール部材11と外側シール部材12との貼着によって、開口部6bを介した内筐体部5の内外の流体流通が阻止される。
また、後方延部9eが存在する領域は、基体部6の左側面6aと中間シール部材11との貼着,中間シール部材11とFPC9との貼着,及びFPC9と外側シール部材12との貼着によって、開口部6bを介した内筐体部5の内外の流体流通が阻止される。
ここで、FPC9における基部9kの幅方向となる上下方向の側縁部9k1,9k2と、中間シール部材11及び外側シール部材12と、の間には、それぞれの基材11a,12aが弾性圧縮可能であるとしても、空間Va,Vbが形成され易い。空間Va,Vbは、図8に示されるように、断面形状がそれぞれ上方、下方を頂点とする三角形で前後方向に延びる略三角柱状の空間である。
そこで、画像表示装置52では、側縁部9k1,9k2それぞれにおいて、中間シール部材11に貼り付けられた部分の少なくとも1ヶ所(例えば前後方向中央部)に、接着剤硬化部13a,13bを形成してある。
これにより、仮に空間Va,Vbが生じていても、それらを塞いで前後方向に貫通しないようになっている。すなわち、接着剤硬化部13a,13bは、FPC9と中間シール部材11との境界部分に形成された封止部SL(図11も参照)として機能する。
すなわち、空間Va,Vbが生じても、これらの空間Va,Vb及び開口部6bを介しての内筐体部5の内外の流体流通が阻止される。
従って、例えば、中間シール部材11及び外側シール部材12の貼り付け当初は、基材11a及び基材12aが弾性圧縮して空間Va,Vbが生じることなく密着貼付できたとする。そして、時間経過と共に中間シール部材11又は外側シール部材12の弾性反発力が低下(永久変形の発生)などにより貼付部分が剥がれて空間Va,Vbが生じたとしても、接着剤硬化部13a,13bが設けられている部分で空間Va,Vbの連続性が遮断される。
これにより、空間Va,Vbが外空間と内筐体部5の内部空間とに連通することはない。従って、内筐体部5の密閉性が長期間維持される。
次に、ヒンジ組立て体2Tを内筐体部5に取り付ける際のFPC9の取り付け手順例について、図9及び図10を参照して説明する。
<中間シール部材11の貼り付け:図9(a)参照>
中間シール部材11の両面から剥離シートをはがし、図9(a)に示されるように、窓部11cの開口位置が基体部6の開口部6bに合致するように貼り付ける。貼り付け位置は、中間シール部材11の外形がアースプレート10の内縁に沿う形状とされているので、容易である。
<FPC9の後方延部9eの取り付け(その1):図9(b)参照>
後方延部9eの端子部9bが形成されている先端側を、窓部11c及び開口部6bから内筐体部5の内部に差し入れる。窓部11c及び開口部6bの開口幅Laは、後方延部9eの最大幅となる端子部9bの根本幅Lb(図4参照)よりも大きく形成されている。そのためFPC9の差し入れは容易である。
<FPC9の後方延部9eの取り付け(その2):図9(c)参照>
FPC9の補強板9fを、突起6c1,6c2がそれぞれ貫通孔9f1,9f2に挿通されるように嵌め込む。これにより、後方延部9eの前後上下方向の位置が決められる。
後方延部9eの位置が決まったら、後方延部9eの中間シール部材11を跨いでいる部分を押して(白矢印)、粘着層11b2にしっかりと貼り付ける。これによって後方延部9eの左右方向の位置も決まり、後方延部9eは、基体部6としっかりと一体化する。
<接着剤13の塗布:図10(a)参照>
後方延部9eの中間シール部材11に貼り付けられている部分の一対の側縁部9k1,9k2に、接着剤13を塗布する。詳しくは、基部9kと粘着層11b2とに跨るように点状に塗布する。
接着剤13は、例えば、硬化時間が数十秒程度のいわゆる瞬間接着剤が用いられる。
接着剤13は、ディスペンサDPなどの専用塗布具を用いて定量で点状に塗布される。
<外側シール部材12の貼り付け:図10(b)及び図10(c)参照>
接着剤13を塗布したら、接着剤13が硬化する前に、剥離シートをはがした外側シール部材12を中間シール部材11に重ねるように貼り付ける。
詳しくは、外側シール部材12により、FPC9の後方延部9eにおいて中間シール部材11に貼り付けられた部分と、塗布された未硬化の接着剤13と、を覆うように中間シール部材11の粘着層11b2に貼り付ける。
外側シール部材12は、本体部12dの形状が中間シール部材11の外形と同じに形成されている。
従って、中間シール部材11に対し、アースプレート10の内側に沿って容易に位置決めして貼ることができる。
図10(c)は、図10(b)におけるSc−Sc位置での断面を示している。詳しくは、中間シール部材11及び外側シール部材12のみを断面化して、側縁部9k2と中間シール部材11及び外側シール部材12との間に形成され易い略三角柱状の空間Vbを二点鎖線で示してある。
外側シール部材12を貼り付けると、図10(b)及び図10(c)に矢印で示されるように未硬化の接着剤13がつぶされて空間Va,Vb内を前後方向に広がって充填される。
これにより、接着剤13は、僅かな塗布量でも空間Va,Vb内に充填され、硬化後の接着剤硬化部13a,13bによって空間Va,Vbは確実に封止される。
従って、実施例のFPC9の引き出し構造は、内筐体部5の密閉性に優れ、しかも密閉性が長期間維持される。
また、外側シール部材12は、一方の表面に樹脂シート12cを貼り付けたものとしている。これにより、外側シール部材12は、柔軟性を有し、いわゆる腰のない基材12aのみとした場合に比べて、ある程度剛性が得られたものとなっている。
例えば、作業者が外側シール部材12を指でつまんだ場合も、つまんだ反対側が大きく垂れ下がることなくある程度平面性を維持するので、貼り付け作業が容易となり、誤貼着の可能性が低くなっている。
すなわち、実施例のFPC9の引き出し構造は、製造が容易で生産効率が低下しにくい。
また、外側シール部材12は、樹脂シート12cを有することから全体として凹凸に変形しにくい。そのため、外側シール部材12を中間シール部材11に対してFPC9の後方延部9eを挟んで貼り付けた際に、突出する後方延部9eによって、樹脂シート12cが変形しにくい分だけ基材12aがより一層圧縮変形する。これに伴い、中間シール部材11の基材11aも後方延部9eの部分がより一層圧縮する。
そのため、後方延部9eと基材11a,12aとの密着性が向上し、空間Va,Vbが形成されにくくなっている。また、空間Va,Vbが形成された場合も、容積は小さいものとなり、接着剤硬化部13kでの封止がより確実になる。
外側シール部材12の本体部12dを中間シール部材11に貼り付けたら、突出部12e1,12e2を基体部6の左側面6aに押し付けて貼り付ける。
突出部12e1,12e2は、外側シール部材12を基体部6に直接貼り付ける部分であって、前方に突出し上下方向に離隔して設けられている。
画像表示装置52の組立て作業では、作業者の手の動きのばらつき、或いは作業者の習熟度によって、外側シール部材12の貼り付け後、FPC9の基部9kに基体部6から離隔させるように力を加えてしまう場合があり得る。
その際も、図10(b)に示されるように、FPC9が外側シール部材12及び中間シール部材11を持ち上げようとする前後方向の位置P1に対し、それよりも前方の位置P1から位置P2の範囲で突出部12e1,12e2が基体部6にしっかり貼着されている。
これにより、FPC9に対し基体部6から離隔する方向に力がかかったとしても、外側シール部材12が剥がれてしまうこと虞はほとんどない。
本発明の実施例は、上述した構成及び手順に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変形例としてもよい。
実施例では、空間Va,Vbに前後方向に直状に延び、接着剤硬化部13a,13bを封止部SLとして封止する構造を説明した。これは、図11に示されるように、接着剤硬化部13a,13bの形成は、後方延部9eの側縁部9k1,9k2が前後方向に延びる直状に形成されている場合に特に有効である。
図11は、外側シール部材12の一部を破断線により不図示とした部分平面図である。平面視で円形に塗布された接着剤13は、外側シール部材12に貼り付けによって側縁部9k1,9k2に沿った細長状に硬化し、接着剤硬化部13a,13bを形成している。
一方、封止部SLはこれに限らず、図12に示されるように、側縁部9k1,9k2に、幅方向に凹凸となる凹凸部9g1,9g2を封止部SLとして設けてもよい。以下、凹凸部9g1,9g2を纏めて凹凸部9gとも称する。
凹凸部9gを設けることにより、中間シール部材11及び外側シール部材12の基材11a及び基材12aは、凹凸部9gにおいて局所的に他の部位よりもより密に圧縮される。
例えば、基材11a及び基材12aにおいて、凹凸部9gの上下方向に凸となっている凸部9gtに対応した部分は、圧縮比率が高くなる。
これにより、側縁部9k1,9k2に沿って空間Va,Vbが仮に生じても、凸部9gtにおいて、圧縮比率が高くなった基材11a及び基材12aの弾力性によって良好に封止される。
従って、凹凸部9gは、凸部9gtを複数個所有するように上下方向にジグザグ状に形成されることが好ましい。
凹凸部9gを形成することで、接着剤13を用いることなく実用上、支障ない封止性能が得られる。
もちろん、接着剤13を併用して接着剤硬化部13を形成してもよい。この場合は、特に外部気圧が通常より高い等の特殊な環境化での封止性を得たい場合に有効である。また、凹凸部9gを形成した場合は、塗布する接着剤13の量も、より少ない量で充分な封止効果を得ることができる。
実施例で説明したFPC9の引き出し構造は、もちろん画像表示装置52への適用に限定されるものではなく、ディスクドライブ装置や無線機など、種々の電子装置に適用できる。
中間シール部材11は、基材11aの各面に粘着性層11b1,11b2が直接形成されているものに限定されない。基材11aと、粘着性層11b1又は粘着性層11b2と、の間に別の層が介在していてもよい。
同様に、外側シール部材12は、基材12aの各面に粘着層12b1,12b2が直接設けられているものに限定されない。基材12aと、粘着層12b1又は粘着性層12b2と、の間に別の層が介在していてもよい。
2 ヒンジ部
2a ヒンジ本体部、 2a1 前側面、 2a2 後側面
2b 回動機構部、 2b1,2b2 取り付け部、 2c シャフト
2d 連結プレート、 2T ヒンジ組立て体
3 外カバー 4 枠パネル、 4a 開口部
5 内筐体部
6 基体部
6a 左側面、 6b 開口部、 6c,6c1,6c2 突起
6p ポケット部
7 液晶表示パネル、 7a FPC
8 パネル基板、 8a、8b コネクタ
9 FPC
9a,9b 端子部、 9d 前方延部、 9e 後方延部
9f 補強板、 9f1,9f2 貫通孔、 9k 基部
9k1,9k2 側縁部、 9g,9g1,9g2 凹凸部
9gt 凸部、 9kr ロール部
10 アースプレート
11 中間シール部材
11a 基材、 11b1,11b2 粘着層(粘着性層)、 11c 窓部
12 外側シール部材
12a 基材、 12b1,12b2 粘着層、 12c 樹脂シート
12d 本体部、 12e1,12e2 突出部
13 接着剤、 13k,13a,13b 接着剤硬化部
51 撮像装置
52 画像表示装置
53 レンズ部
54 本体部
ARa 矩形領域、 CLa,CLb 回動軸線、 DP ディスペンサ
La 開口幅、 Lb 根本幅、 P1,P2 位置、 SL 封止部
SS 撮像素子、 Va,Vb 空間

Claims (6)

  1. 筐体の外面に開口して内外を連通する開口部と、
    圧縮弾性を有する第1の基材を含み両面に粘着性層を有して形成され、一面側が前記外面に対し前記開口部を一周取り囲んで貼着された両面粘着シール部材と、
    前記開口部を通して前記筐体の内部から外部に引き出され前記両面粘着シール部材の他面側に貼着されたFPCと、
    前記FPCと前記両面粘着シール部材との境界部分に形成され、前記FPCの側縁部に前記両面粘着シール部材の他面側に貼着された部分の幅方向に凹凸となる凹凸部を有する封止部と、
    圧縮弾性を有する第2の基材と、前記第2の基材の一面側に付着された樹脂シート及び他面側に形成された粘着層と、を含んで形成され、前記粘着層が、前記開口部と、前記FPCと、前記封止部と、を覆うように前記両面粘着シール部材の前記他面側に貼着された片面粘着シール部材と、
    を備えたFPCの引き出し構造。
  2. 前記封止部は、前記FPCと前記両面粘着シール部材の他面側とに跨って形成された接着剤硬化部であることを特徴とする請求項1記載のFPCの引き出し構造。
  3. 筐体の外面に開口して内外を連通する開口部と、
    圧縮弾性を有する第1の基材を含み両面に粘着性層を有して形成され、一面側が前記外面に対し前記開口部を一周取り囲んで貼着された両面粘着シール部材と、
    前記開口部を通して前記筐体の内部から外部に引き出され前記両面粘着シール部材の他面側に貼着されたFPCと、
    前記FPCと前記両面粘着シール部材との境界部分に形成された封止部と、
    圧縮弾性を有する第2の基材と、前記第2の基材の一面側に付着された樹脂シート及び他面側に形成された粘着層と、を含んで形成され、前記粘着層が、前記開口部と、前記FPCと、前記封止部と、を覆うように前記両面粘着シール部材の前記他面側に貼着され、前記両面粘着シール部材よりも前記FPCの引き出し方向に突出し、前記筐体の外面に貼着された突出部を有している片面粘着シール部材と、
    を備えるFPCの引き出し構造。
  4. 前記樹脂シートの曲げ剛性が、前記第2の基材の曲げ剛性よりも高いことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のFPCの引き出し構造。
  5. 画像表示パネルと、前記画像表示パネルが取り付けられた筐体と、一端側が前記画像表示パネルに電気的に接続され他端側が前記筐体の外部に所定の引き出し構造で引き出されたFPCと、を備え、
    前記筐体を請求項1記載の筐体とし、前記FPCを請求項1記載のFPCとして、前記所定の引き出し構造を、請求項1〜のいずれか1項に記載のFPCの引き出し構造としたことを特徴とする画像表示装置。
  6. 撮像素子を有する本体部と、前記撮像素子によって撮像した画像を表示する画像表示装置と、を備え、
    前記画像表示装置を、請求項記載の画像表示装置としたことを特徴とする撮像装置。
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