JP6454356B2 - 皮膚化粧料及びスキンケア方法 - Google Patents

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Description

本発明は、皮膚化粧料及びスキンケア方法に関する。
現代社会において、人々の生活リズムはますます速くなってきた。その中で、時間を節約するため、シャワーを浴びながら、或いはお風呂に入り汚れを落としながらスキンケアを行うことへのニーズも増えてきた。
スキンケアにおいては、パック剤やマッサージ剤が使用されている。例えば、特許文献1、2には関連するマッサージ剤が開示されている。
特許文献1は、水溶性高分子を含む水性の化粧料基材に特定の界面活性剤を配合し、更に美白剤と血行促進剤を併用した水性マッサージ化粧料に関する。該水性マッサージ化粧料は肌色改善効果、マッサージ性、パック料の性能を兼ね備えた効果が記載されている。また、マッサージを行うことにより、空気を巻き込ませて化粧料を白濁させ、次いで白濁して増粘した状態の化粧料を肌上に施すことにより肌色を改善することも記載されている。
特許文献2は、アニオン界面活性剤、両性界面活性剤、水溶性高分子、油剤を含む水性マッサージ化粧料に関する。マッサージ化粧料の塗膜中に気泡を巻き込み、不透明化させ、マッサージ中にたれない程度に十分な粘度を保って、塗膜の保持性が優れるという効果も記載されている。
特許文献3は、非イオン界面活性剤、その他界面活性剤、香料或いは化粧料用油、粘土と多糖ゲルからなる安定化剤を含むマイルドな洗浄組成物を開示し、さらに、油を多く含有する組成物においての泡立て性、安定性、洗浄効果、及び肌の乾燥性を改善する効果を記載している。
(特許文献1)特開2004−339110号公報
(特許文献2)特開2006−137731号公報
(特許文献3)中国特許第1166855A明細書
本発明は、次の成分(A)〜(E):
(A)アルキルエーテルカルボン酸又はその塩0.9〜13.5重量%
(B)油剤3.0〜40.0重量%
(C)キサンタンガム0.3〜1.9重量%
(D)アクリル酸系ポリマー0.35〜1.5重量%
(E)水
を含有し、成分(C)と(D)の合計含量[(C)+(D)]が0.8〜3.0重量%であり、
成分(C)と(D)の合計含量の成分(A)に対する重量比[((C)+(D))/(A)]が0.18〜3.33であり、成分(C)の成分(D)に対する含量比[(C)/(D)]が0.25〜3.0である皮膚化粧料を提供する。
更に、本発明は、本発明の皮膚化粧料を皮膚に適用し、マッサージし洗浄するスキンケア方法を提供する。
発明の詳細な説明
しかし、特許文献1、2にかかる化粧料は、液だれのない、マッサージにより形成した化粧被膜を保持するため、高い粘度を形成したものであり、洗い流し難く、洗浄効果も低い。
また、特許引例3にかかる皮膚化粧料は、浴室やシャワールームなどの湿っぽい場所には、顔面に長く保持できる被膜を形成することができない。このため、皮膚化粧料を皮膚に長く保持できず、優れたスキンケア効果を達成することができない。
本発明は、マッサージ性が優れ、マッサージする過程で気泡を含有する被膜を皮膚上に形成し保持できる。更に、形成された被膜は、保湿性と洗浄性を有するスキンケア化粧料を提供することにある。
本発明者らは、油剤を大量に含有するO/W体系において、アクリル酸系ポリマーとキサンタンガムを所定の比率で併用すると共に、アルキルエーテルカルボン酸又はその塩を所定の比率で含有することで、皮膚に塗布し、マッサージを行うことにより空気を巻き込ませて気泡を含むことにより白い外観の被膜(白い被膜)を形成することができ、マッサージ性(広がり易さ、滑りの無さ)が優れ、洗浄及びスキンケア効果を兼ねた皮膚化粧料を得ることができる。また、形成された該被膜は、皮膚に持続的に保持でき、更に白い外観が保持され、水が被膜に混入しても液だれしにくく、白い外観がそのまま保持されることを見出した。
従って、本発明の皮膚化粧料は、例えば浴室やシャワールームなどの湿っぽい場所に使用でき、それによって、シャワー又は入浴時に十分なマッサージによるスキンケア効果、及び洗浄効果が得られる。
以下、本発明の皮膚化粧料の成分についてそれぞれ詳しく説明する。
<成分(A)>
本発明で用いる成分(A)としてのアルキルエーテルカルボン酸又はその塩は、次の一般式(1)で表されるものである。
Figure 0006454356
(式中、Rは炭素数10〜18のアルキル基を示し、nは平均で0.5〜10の数を示し、Xは、水素原子、無機塩基又は有機塩基に由来するカチオンを示す)
上記の一般式において、Rとしては、炭素数12〜16のアルキル基が好ましく、炭素数12〜14の混合物がより好ましい。また、エチレンオキシドの平均付加モル数は、0.5〜10、さらに1〜8、特に2〜5であるのが好ましい。
また、Xとしては、水素原子、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属;アンモニウム;モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等のアルカノールアミン由来のアンモニウム;アルギニン、リジン等の塩基性アミノ酸由来のカチオンなどが挙げられる。
成分(A)は単独で又は2種以上組み合わせて用いることができる。成分(A)はマッサージの際に起泡し易く、後述する成分(C)、(D)と共に泡を均一に含む白い被膜を皮膚表面に形成する。この被膜の耐水性、洗浄性、マッサージ性及び皮膚の洗浄性の点から、本発明の皮膚化粧料において、成分(A)の含量は0.9重量%以上であり、好ましくは1.8重量%以上であり、且つ、13.5重量%以下であり、好ましくは9.0重量%以下である。これらの観点をまとめると、本発明の皮膚化粧料には、成分(A)の含量は0.9〜13.5重量%であり、好ましくは1.8〜9.0重量%である。
<成分(B)>
本発明で用いる成分(B)としての油剤は、マッサージ化粧料又はスキンケア品によく利用する油剤を利用でき、具体的には、例えばワセリン、液体鉱物油、ポリオレフィン類、アルカン、マイクロクリスタリンワックス、パラフィンなどの鉱物油;例えばジメチコン、シクロジメチコン、アルキルシロキサン、ポリメチルシロキサン、メチルフェニルポリシロキサンなどのシリコーン油;例えば、ラノリン及びその誘導体;ひまし油、綿実油、落花生油、コーン油、米糠油、コメ胚芽油、オリーブ油、杏仁油、パームオイル、ごま油、月見草油、紅花油、アボカドオイル、ヤシオイル、ホホバオイルなどの植物油又はその誘導体、カプリル酸/カプリン酸グリセリド、ミリスチン酸/ステアリン酸グリセリドなどのグリセリド類;例えばイソプロピルミリステート、イソプロピルパルミテート、イソオクチルパルミテート、ステアリン酸2−エチルヘキシル、ステアリン酸ブチル、ミリスチン酸ミリスチル、カプリン酸イソプロパノールエステルなどのアルコールと脂肪酸から形成されるエステル類が挙げられる。これらのうち、良好なスキンケア効果を提供し、油剤と皮膚との親和効果を向上することで、優れた、皮膚をやわらかくする効果を得る点から、好ましくはグリセリド類、及びアルコールと脂肪酸から形成されるエステル類であり、より好ましくはグリセリド類である。
尚、成分(B)の油剤は下述成分(F)炭素数14〜18の直鎖脂肪族アルコール及び成分(G)炭素数14〜18の直鎖脂肪酸は含まない。
成分(B)は単独で又は2種以上組み合わせて用いることができる。成分(B)は、皮膚表面の汚れを除くと共に、皮膚の柔軟性、保湿効果を付与する観点から、本発明の皮膚化粧料において、成分(B)の含量は3.0重量%以上であり、好ましくは5.0重量%以上であり、且つ、40.0重量%以下であり、好ましくは30.0重量%以下である。これらの観点をまとめると、本発明の皮膚化粧料において、成分(B)の含量は3.0〜40.0重量%であり、好ましくは5.0〜30.0重量%である。
<成分(C)>
本発明で用いる成分(C)キサンタンガムは、その市販品としては、ECHO GUM T、KELDENT(DSP GOKYO FOOD & CHEMICAL Co.Ltd.製)が挙げられる。
成分(C)により、皮膚化粧料は、皮膚に塗布した際、皮膚表面に塗り広げやすい。また、成分(A)と合わせて使用することにより、マッサージを行うと気泡を巻き込ませて、気泡含有の被膜を形成できる。
マッサージの際に気泡を巻き込ませて形成する被膜の均一性、安定性、被膜の耐水力の点から、本発明の皮膚化粧料において、成分(C)の含量は0.3重量%以上であり、好ましくは0.4重量%以上であり、且つ、1.9重量%以下であり、好ましくは1.2重量%以下である。これらの観点をまとめると、本発明の皮膚化粧料において、成分(C)の含量は0.3〜1.9重量%であり、好ましくは0.4〜1.2重量%である。
<成分(D)>
本発明で用いる成分(D)アクリル酸系ポリマーとしては、アクリル酸、メタアクリル酸を構成単位として含むポリマーの総称であり、架橋型、非架橋型のいずれであっても良い。好ましくは、架橋型ポリマーが好ましい。例えば、アルキル変性アクリル酸系ポリマーまたは非変性アクリル酸系ポリマーを使用できる。また、様々な市販品を使用することができ、例えば、(アクリル酸(エステル)類/C10〜30アルカノールアクリレート)架橋ポリマーとしては、CARBOPOL ETD2020 (BE)、PEMULEN TR−1、PEMULEN TR−2(Lubrizol Advanced Materials、 Inc.製)などが挙げられ、カルボマーとしては、CARBOPOL 980 POLYMER (BE)、CARBOPOL 981 (BE) (Lubrizol Advanced Materials、 Inc.製)などが挙げられ、(アクリル酸(エステル)類/セテス−20 メタクリレート)コポリマーとしては、ACULYN 22 POLYMER(The Dow Chemical Company)などが挙げられ、(アクリル酸(エステル)類/メタクリル酸ベヘネス−25)コポリマーとしては、NOVETHIX L−10 Polymer(Lubrizol Advanced Materials、 Inc.製)などが挙げられ、(アクリル酸(エステル)類/ビニールイソステアレート)架橋ポリマーとしては、Stabylen 30(3V SIGMA製)などが挙げられ、ポリアクリル酸エステル−6架橋ポリマーとしては、SEPIMAX ZEN(SEPPIC製)などが挙げられる。これらの中で、好ましくはアクリル酸(エステル)類/C10〜30アルカノールアクリレート、カルボマーが挙げられ、より好ましくは、アクリル酸(エステル)類/C10〜30アルカノールアクリレートが挙げられる。
成分(D)は、皮膚化粧料のマッサージ性を改善し、マッサージ時に皮膚化粧料に皮膚をつかむ力を生じさせて、皮膚化粧料を滑りにくいようにさせ、また、被膜の均一性を改善することができる。
成分(D)を単独で又は2種以上組み合わせて用いることができる。化粧料のマッサージ性を改善し、マッサージ時につかむ力を生じさせて滑りにくいようにさせる点、及び形成する被膜の均一性、安定性、耐水力の点から、本発明の皮膚化粧料において、成分(D)の含量は0.35重量%以上であり、好ましくは0.6重量%以上であり、且つ、1.5重量%以下であり、好ましくは1.0重量%以下である。これらの観点をまとめると、本発明の皮膚化粧料に、成分(D)の含量は0.35〜1.5重量%であり、好ましくは0.6〜1.0重量%である。
さらに、適度な粘度を有し、マッサージをし易い液性にし、剤の安定性、塗布時又はマッサージ後の液だれを防ぐ点から、成分(C)と成分(D)の合計含量[(C)+(D)]は、0.8重量%以上であり、好ましくは1.2重量%以上であり、3.0重量%以下であり、好ましくは2.0重量%である。これらの観点をまとめると、本発明の皮膚化粧料に、0.8〜3.0重量%であり、好ましくは1.2〜2.0重量%である。
また、マッサージ時に気泡を巻き込ませて被膜を形成する速度の速さ、被膜の均一性、洗浄のし易さの点から、成分(C)と成分(D)の合計含量の成分(A)含量に対する比率[((C)+(D))/(A)]は0.18〜3.33である。
さらに、マッサージ時の化粧料の滑りにくさの点から、成分(C)と成分(D)の含量の比(C)/(D)は、0.25以上であり、好ましくは0.5以上であり、且つ、3以下であり、好ましくは1.5以下であり、より好ましくは0.7以下である。これらの観点をまとめると、本発明の皮膚化粧料に、0.25〜3.0であり、好ましくは0.5〜1.5であり、より好ましくは0.5〜0.7である。
<成分(E)>
本発明で用いる成分(E)水としては、脱イオン水、蒸留水、高純度水、超高純度水などが挙げられる。
本発明の化粧料において、成分(E)の含量は、上記の成分(A)〜(D)及び下記の成分(F)、成分(G)とその他の成分の含量を除いた残量(全体を100重量%とする。)である。
<成分(F)>
マッサージ時に気泡を巻き込ませて被膜を形成する速度の速さ、及び被膜の安定性、均一性の点から、本発明の皮膚化粧料は、さらに成分(F)炭素数14〜18の直鎖脂肪族アルコールを含有してもよい。
本発明で用いる成分(F)炭素数14〜18の直鎖脂肪族アルコールとしては、テトラデカノール(ミリスチルアルコール)、ペンタデカノール、セタノール(セチルアルコール)、ヘプタデカノール、オクタデカノール(ステアリルアルコール)が挙げられる。そのうち、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコールが好ましい。
成分(F)を単独で又は2種以上組み合わせて用いることができる。気泡を巻き込ませて被膜を形成する速度の速さ、及び被膜の安定性、均一性の点から、本発明の皮膚化粧料において、成分(F)の含量は1.0重量%以上であり、好ましくは3.0重量%以上であり、且つ、10.0重量%以下であり、好ましくは5.0重量%以下である。これらの観点をまとめると、本発明の皮膚化粧料において、成分(F)の含量は1.0〜10.0重量%であり、好ましくは1.0〜5.0重量%であり、より好ましくは3.0〜5.0重量%である。
<成分(G)>
気泡を巻き込ませて被膜を形成する速度の速さ、及び被膜の安定性、均一性の点から、本発明の皮膚化粧料には、さらに成分(G)炭素数14〜18の直鎖脂肪酸を含有してもよい。
本発明で用いる成分(G)炭素数14〜18の直鎖脂肪酸としては、ミリスチン酸(C14)、ペンタデカン酸(C15)、パルミチン酸(C16)、ヘプタデカン酸(C17)、ステアリン酸(C18)が挙げられる。そのうち、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸が好ましい。
成分(G)を単独で又は2種以上組み合わせて用いることができる。気泡を巻き込ませて被膜を形成する速度の速さ、及び被膜の安定性、均一性の点から、本発明の皮膚化粧料において、成分(G)の含量は1.0重量%以上であり、好ましくは3.0重量%以上であり、且つ、10.0重量%以下であり、好ましくは7.5重量%以下である。これらの観点をまとめると、本発明の皮膚化粧料において、成分(G)の含量は1.0〜10.0重量%であり、好ましくは3.0〜7.5重量%である。
<その他の成分>
さらに、本発明の皮膚化粧料には、前記成分のほか、本発明の効果に影響を与えない限り、通常の皮膚化粧料に用いられる成分、例えば、成分(A)以外の界面活性剤、保湿剤、美白剤、血液循環促進剤、消炎剤、殺菌剤、紫外線吸収剤、着色剤、防腐剤、抗酸化剤、香料、pH調整剤、キレート剤などを含有することができる。
成分(A)以外の界面活性剤として、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸アンモニウム等のアルキル硫酸塩、ラウリル酸、ミリスチル酸、パルミチン酸等の脂肪酸、アルキルグルコシド等が挙げられる。
皮膚化粧料の安定性、保湿性と洗浄性の観点から、成分(A)以外の界面活性剤は、組成物中に50重量%以下、好ましくは25重量%以下、さらに好ましくは10重量%以下、さらにより好ましくは1重量%以下、とくに好ましくは0.1重量%以下を占め、一番好ましくは実質的に含有しないものである。
本発明の皮膚化粧料は、常法により製造し、O/W型乳化化粧料に製造することができる。本発明の皮膚化粧料の30℃における粘度は、79dPa・s以上であり、好ましくは90dPa・sであり、且つ、3200dPa・s以下であり、好ましくは1000dPa・sである。これらの観点をまとめると、本発明の皮膚化粧料の30℃における粘度は79〜3200dPa・s、好ましくは90〜1000dPa・sである。この範囲であれば、該皮膚化粧料は、皮膚に塗られた後に液だれしにくく、マッサージ時に皮膚に広がりやすく、洗い流しやすくなる。さらに、パイプ状やポンプ状の容器などのパッケージに充填されるときに、残存することなく、簡単に押し出されることができる。
さらに、本発明には、粘度は、VISCOMETER TVB−10(東機産業株式会社製)により30℃にて測定した値である。
本発明の皮膚化粧料は、マッサージクレンジング剤、マッサージ入浴剤、フェイスマスクなどの皮膚化粧料として使用できる。
本発明の皮膚化粧料は、皮膚、好ましくは、頭皮を除く、より好ましくは顔、身体、手足等のいずれかに塗布することにより、使用することができる。
<スキンケア方法>
如何なる状況であっても、本発明の皮膚化粧料を皮膚に適用し、マッサージして水で洗い流すことにより、スキンケアを実現できる。
具体的に、本発明の化粧料は、入浴時に使用してもよく、入浴時以外に使用してもよいが、入浴時に使用することが好ましい。使用時は、皮膚化粧料を皮膚に塗布し、マッサージすることで気泡を巻き込ませる。皮膚化粧料は、皮膚に均一に広げられ、白い外観を呈する被膜を形成する。その後、直ちに水で洗い流し、またはこれを皮膚に所定時間保持した後、洗い流し、皮膚を洗浄するとともに、良好なスキンケア効果が得られる。さらに、マッサージは、手で直接してもよく、スポンジなどの道具で行ってもよい。
また、具体的に、本発明の化粧料は、入浴時に使用してもよく、入浴時以外に使用してもよいが、入浴時に使用することが好ましい。使用時は、皮膚化粧料を皮膚に塗布し、マッサージすることで気泡を巻き込ませる。皮膚化粧料は、皮膚に均一に広げられ、白い外観を呈する被膜を形成する。その後、直ちに水で洗い流し、またはこれを皮膚に所定時間保持した後、好ましくは1〜600秒、より好ましくは10〜300秒、さらに好ましくは50〜300秒保持した後、洗い流し、皮膚を洗浄するとともに、良好なスキンケア効果が得られる。さらに、マッサージは、手で直接してもよく、スポンジなどの道具で行ってもよい。
また、本発明は、本発明の皮膚化粧料を皮膚に適用して洗浄する洗浄方法を提供する。とくに、本発明は、本発明の皮膚化粧料を皮膚に適用し、皮膚化粧料を皮膚に広げて、水で洗い流す洗浄する洗浄方法を提供する。さらに、本発明は、本発明の皮膚化粧料を皮膚に適用し、皮膚化粧料を皮膚に広げて、所望時間保持したあと、好ましくは1〜600秒、より好ましくは10〜300秒、さらに好ましくは50〜300秒保持したあと、水で洗い流す洗浄する洗浄方法を提供する。
さらに、本発明の皮膚化粧料を皮膚に適用し、皮膚に保湿を与える方法を提供する。
上記の実施形態について、以下、本発明の好ましい実施形態をさらに開示する。
<1>
次の成分(A)〜(E):
(A)アルキルエーテルカルボン酸又はその塩0.9〜13.5重量%
(B)油剤3.0〜40.0重量%
(C)キサンタンガム0.3〜1.9重量%
(D)アクリル酸系ポリマー0.35〜1.5重量%
(E)水
を含有し、成分(C)と(D)の合計含量[(C)+(D)]が0.8〜3.0重量%であり、
成分(C)と(D)の合計含量の成分(A)に対する重量比[((C)+(D))/(A)]が0.18〜3.33であり、
成分(C)の成分(D)に対する含量比[(C)/(D)]が0.25〜3.0である皮膚化粧料である。
<2>
成分(B)の油剤が成分(F)炭素数14〜18の直鎖脂肪族アルコール及び成分(G)炭素数14〜18の直鎖脂肪酸以外の油剤である<1>に記載の皮膚化粧料。
<3>
成分(A)のアルキル基の炭素数は10〜18、好ましくは12〜16、より好ましくは12〜14である<1>または<2>に記載の皮膚化粧料である。
<4>
成分(A)の含量は、好ましくは1.8〜9.0重量%である<1>〜<3>のいずれか一項に記載の皮膚化粧料である。
<5>
成分(B)の含量は、好ましくは5.0〜30.0重量%である<1>〜<4>のいずれか一項に記載の皮膚化粧料である。
<6>
成分(C)の含量は、好ましくは0.4〜1.2重量%である<1>〜<5>のいずれか一項に記載の皮膚化粧料である。
<7>
成分(D)の含量は、好ましくは0.6〜1.0重量%である、<1>〜<6>のいずれか一項に記載の皮膚化粧料である。
<8>
成分(C)と成分(D)との合計含量[(C)+(D)]は、好ましくは1.2〜2.0である、<1>〜<7>のいずれか一項に記載の皮膚化粧料である。
<9>
成分(C)の成分(D)に対する含量比(C)/(D)は、好ましくは0.5〜1.5、より好ましくは0.5〜0.7である、<1>〜<8>のいずれか一項に記載の皮膚化粧料である。
<10>
さらに成分(F)炭素数14〜18の直鎖脂肪族アルコールを含有する、<1>〜<9>のいずれか一項に記載の皮膚化粧料である。
<11>
前記成分(F)は、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコールのうちから選ばれる1つ以上である<10>に記載の皮膚化粧料である。
<12>
成分(F)の含量は、1.0〜10.0重量%であり、好ましくは1.0〜5.0重量%であり、より好ましくは3.0〜5.0重量%である<10>に記載の皮膚化粧料である。
<13>
さらに成分(G)炭素数14〜18の直鎖脂肪酸を含有する<1>〜<12>のいずれか一項に記載の皮膚化粧料である。
<14>
前記成分(G)は、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸のうちから選ばれる1つ以上である<13>に記載の皮膚化粧料である。
<15>
成分(G)の含量は、1.0〜10.0重量%、好ましくは3.0〜7.5重量%である<13>に記載の皮膚化粧料である。
<16>
30℃における粘度は79〜3200dPa・s、好ましくは90〜1000dPa・sである<1>〜<15>のいずれか一項に記載の皮膚化粧料である。
<17>
<1>〜<16>のいずれか一項に記載の皮膚化粧料を皮膚に適用し、マッサージして洗浄するスキンケア方法である。
<18>
<1>〜<16>のいずれか一項に記載の皮膚化粧料を皮膚に適用し、マッサージして、皮膚に所定時間保持した後、洗浄するスキンケア方法である。
<19>
<1>〜<16>のいずれか一項に記載の皮膚化粧料を皮膚に適用し、マッサージして、皮膚に所定時間保持した後、好ましくは1〜600秒、より好ましくは10〜300秒、さらに好ましくは50〜300秒保持した後、洗浄するスキンケア方法である。
<20>
<1>〜<16>のいずれか一項に記載の皮膚化粧料を皮膚に適用して洗浄する洗浄方法。
<21>
<1>〜<16>のいずれか一項に記載の皮膚化粧料を皮膚に適用し、皮膚化粧料を皮膚に広げて、水で洗い流す洗浄方法。
<22>
<1>〜<16>のいずれか一項の本発明の皮膚化粧料を皮膚に適用し、皮膚化粧料を皮膚に広げて、所望時間保持したあと、好ましくは1〜600秒、より好ましくは10〜300秒、さらに好ましくは50〜300秒保持したあと、水で洗い流す洗浄方法を提供する。
<23>
<1>〜<16>のいずれか一項に記載の皮膚化粧料を皮膚に適用し皮膚を保湿する方法を提供する。
以下、実施例および比較例を列挙して本発明をさらに詳しく説明する。ただし、本発明は下記の実施例に限られるものではない。さらに、各成分の量は、重量%である。なお、実施例2、28、31、32、33、39、40は参考例である。
実施例1〜68、比較例1〜12
下記の製造方法で表1〜12に示す組成の皮膚化粧料を製造し、下記の評価基準に基づいて皮膚化粧料の粘度、マッサージ性、マッサージ時に空気を巻き込ませて形成した広い外観の被膜(白い被膜)、及び該被膜の耐水力を評価した。結果は表1〜12に示した。
<製造方法>
先ず、室温下で、高速攪拌器により成分(C)を一部の成分(E)に分散させてB相を形成した。そして、高速攪拌器により成分(D)を残部の成分(E)に分散させてA相を形成した。さらに、70〜80℃で成分(A)、成分(B)、場合により成分(F)及び/または成分(G)を混合してC相を形成した。
その後、A相に、L−アルギニン及び水酸化ナトリウムなどのその他の成分を仕込み、70〜80℃で200rpmの回転速度で20分間混合した。次いで、A相にB相を仕込み、同様な条件下10分間を混合した。その後、A相にC相を仕込み、同様な条件下20分間を混合した。最後に、氷水で室温まで冷却してO/W型乳化組成物を得、実施例及び比較例に使用する皮膚化粧料にした。
<粘度測定>
粘度の測定条件は次の通りである。
温度30℃:30℃±1℃の恒温槽にサンプルを1時間放置した後に測定した。
粘度計:VISCOMETER TVB−10(東機産業株式会社製)
ヘリパススタンド使用
ローター回転数:T−B/5rpm
測定時間:1分間
<評価基準>
1.マッサージ性
皮膚化粧料サンプルを1g取り手の甲に置き、指の腹でマッサージし、専門パネラー1人の評価者により、下記の基準で各サンプルに対し1〜5点で点数をつけ、皮膚化粧料のマッサージ時の「広がり易さ」及び「滑りの無さによるマッサージのしやすさ」の二つの項目にそれぞれ評点をつけて、皮膚化粧料のマッサージ性を綜合的に評価した。
(1)広がり易さ
5:非常に広がり易い。
4:広がり易い。
3:どちらともいえない。
2:広がりにくい。
1:非常に広がりにくい。
(2)滑りの無さによるマッサージのしやすさ
5:上滑りが全くなく、マッサージしやすい。
4:上滑りがなく、マッサージしやすい。
3:上滑りがわずかにあるがマッサージしやすい。
2:上滑りがありマッサージしにくい。
1:上滑りがかなりありマッサージしにくい。
2.<マッサージ時に空気を巻き込ませて形成した被膜>
下記の方法で、皮膚化粧料の、マッサージ時に空気を巻き込ませて形成した被膜の「形成速度(秒)」、「均一性」及び「安定性」の三つの項目を評価し、皮膚化粧料の、マッサージ時に形成した被膜を綜合的に評価した。
(1)被膜の形成速度(秒)
皮膚化粧料サンプルを1g取り手の甲に置き、指の腹で1.5周/秒でマッサージし、回すようにマッサージを開始してから、気泡を巻き込ませて形成した被膜の外観がそれ以上白くならないまでの時間(単位:秒)を記録した。
(2)被膜の均一性
皮膚化粧料サンプルを1g取り手の甲に置き、指の腹で1.5周/秒で45秒間マッサージし、気泡を巻き込ませて被膜を形成した後、専門パネラー1人の評価者によって、下記の基準で被膜の外観を目視して、各サンプルに対し1〜5点で評点をつけた。
5:被膜は乳白色を呈し、且つ質が非常に均一で細かい。
4:被膜は乳白色を呈し、且つ質が均一で細かい。
3:被膜はやや乳白色を呈し、且つ質がやや粗い。
2:被膜はやや乳白色を呈し、且つ質が粗い。
1:被膜は乳白色を呈せず、且つ質が非常に粗い。
(3)泡を含んだ被膜の安定性
皮膚化粧料サンプルを1g取り手の甲に置き、指の腹で1.5周/秒で45秒間マッサージし、気泡を巻き込ませて被膜を形成し、その後、手の甲の上に5分間保持し、専門パネラー1人の評価者によって、次いで下記の基準で被膜の外観を目視して各サンプルに対し1〜5点で評点をつけた。
5:被膜の持続性が非常に高く、白い外観が維持された。
4:被膜の持続性が高く、白い外観がほぼ維持された。
3:被膜の持続性が高くなく、白い外観がやや変わった。
2:被膜の持続性がやや悪く、白い外観が大きく変わった。
1:被膜が消え、白い外観が消え、液だれがある。
3.<被膜の耐水力>
下記の方法で、皮膚化粧料のマッサージ時に形成した「被膜の水に対する耐性」の項目を評価し、皮膚化粧料の、マッサージ時に形成した被膜の耐水力を総合的に評価した。
(1)被膜の水に対する耐性
皮膚化粧料サンプルを1g取り手の甲に置き、指の腹で1.5周/秒で45秒間マッサージし、気泡を巻き込ませて被膜を形成した。この直後、30℃の水100mlを15秒間かけて注ぎ流した。専門パネラー1人の評価者によって、下記の基準で被膜の白い外観を目視して各サンプルに対し1〜5点で評点をつけた。
5:被膜がしっかり保持された。白い外観が持続的に?持された。
4:被膜が保持された。白い外観がほぼ維持された。
3:被膜の外観に変化がわずかにあった。白い外観がやや変わった。
2:被膜の一部が流れた。白い外観が大きく変わった。
1:被膜の輪郭が消え、被膜が流れた痕跡がある。白い外観が消え、液だれがある。
Figure 0006454356
表1から、比較例の皮膚化粧料において、成分(A)、成分(C)又は成分(D)の少なくとも一つを含まないため、マッサージ性、マッサージ時に気泡を巻き込ませて形成した被膜及び被膜の耐水力の評価はいずれも全ての項目において実施例より劣ることが分かった。
Figure 0006454356
Figure 0006454356
Figure 0006454356
表2〜表4から、比較例の皮膚化粧料において、成分(C)と成分(D)の合計含量[(C)+(D)]、又は成分(C)と成分(D)の合計含量の成分(A)に対する含量比[((C)+(D))/(A)]が本発明の範囲外にあるため、マッサージ性、マッサージ時に気泡を巻き込ませて形成した被膜及び被膜の耐水力の評価はいずれも全ての項目において実施例より劣ることが分かった。
また、成分(C)と成分(D)の合計含量[(C)+(D)]、及び成分(C)と成分(D)の合計含量の成分(A)に対する含量比[((C)+(D))/(A)]が本発明の範囲内にある皮膚化粧料を使用した場合には、優れたマッサージ性が得られ、マッサージ時に気泡を巻き込ませて優れた被膜を形成することができ、且つ被膜の耐水力が優れることが分かった。
表4から、成分(D)の含量が本発明の範囲内にある皮膚化粧料を使用した場合には、優れたマッサージ性が得られ、マッサージ時に気泡を巻き込ませて優れた被膜を形成することができ、且つ被膜の耐水力が優れることが分かった。
さらに、成分(D)の含量が本発明の好ましい範囲内にあれば、一層優れたマッサージ性、被膜の均一性、安定性及び被膜の水に対する耐性が得られる。
Figure 0006454356
表5から、比較例の皮膚化粧料において、成分(A)の含量が本発明の範囲外にあるため、マッサージ性、マッサージ時に気泡を巻き込ませて形成した被膜及び被膜の耐水力のいずれか一項の評価は全て実施例より劣ることが分かった。
また、成分(A)が本発明の範囲内にある皮膚化粧料を使用した皮膚化粧料の場合には、優れたマッサージ性が得られ、マッサージ時に気泡を巻き込ませて優れた被膜を形成することができ、且つ被膜の耐水力が優れることが分かった。
Figure 0006454356
表6から、成分(B)の含量が本発明の範囲内にある皮膚化粧料を使用した場合には、優れたマッサージ性が得られ、マッサージ時に気泡を巻き込ませて優れた被膜を形成することができ、且つ被膜の耐水力が優れることが分かった。
さらに、成分(B)の含量が本発明の好ましい範囲内にあれば、一層優れた被膜の均一性と被膜の耐水力が得られる。
Figure 0006454356
表7から、成分(C)の含量が本発明の範囲内にある皮膚化粧料を使用した場合には、優れた被膜の均一性と安定性が得られることが分かった。
さらに、成分(C)が本発明の好ましい範囲内にあれば 、一層優れた被膜の均一性、安定性及び被膜の耐水力が得られる。
Figure 0006454356
表8から、比較例の皮膚化粧料において、成分(C)の成分(D)に対する含量比(C)/(D)が本発明の範囲外にあるため、マッサージ性、マッサージ時に気泡を巻き込ませて形成した被膜、及び被膜の耐水力の評価はいずれも全ての項目において実施例より劣ることが分かった。
また、成分(C)の成分(D)に対する含量比(C)/(D)が本発明の範囲内にある皮膚化粧料を使用した場合には、マッサージ時に化粧料が滑らず、マッサージ時に空気を巻き込ませて被膜を形成する速度が速くなり、且つ形成した被膜の均一性、安定性及び被膜の耐水力が優れる。
Figure 0006454356
表9から、本発明の皮膚化粧料において、成分(D)アクリル酸類ポリマーは一般的に使用でき、優れたマッサージ性が得られ、マッサージ時に気泡を巻き込ませて優れた被膜を形成することができ、且つ被膜の耐水力が優れることが分かった。本発明の皮膚化粧料において、アクリル酸(エステル)/C10〜30アルカノールアクリレート架橋ポリマー、又はカルボマーが使用された場合、マッサージ時に気泡を巻き込ませて形成した被膜の均一性が一層優れる。
Figure 0006454356
表10から、本発明の皮膚化粧料において、さらに成分(F)及び/又は成分(G)を含有することにより、本発明の皮膚化粧料の、マッサージ時に空気を巻き込ませて被膜を形成する速度、及び被膜の安定性を向上されることが分かった。
Figure 0006454356
表11から、本発明の皮膚化粧料において、さらに成分(F)を含有することにより、本発明の皮膚化粧料の、マッサージ時に空気を巻き込ませて被膜を形成する速度、及び、被膜の安定性を向上させることが分かった。本発明の皮膚化粧料においては、成分(F)が好ましい範囲内にあれば、より速い被膜の形成速度、及びより優れた被膜の安定性が得られる。
Figure 0006454356
表12から、本発明の皮膚化粧料には、さらに成分(G)を含有することにより、本発明の皮膚化粧料の、マッサージ時に空気を巻き込ませて被膜を形成する速度、及び、被膜の安定性を向上させることが分かった。
さらに、本発明の皮膚化粧料においては、成分(G)が好ましい範囲内にあれば、より速い被膜の形成速度、及びより優れた被膜の安定性が得られる。
(注)表1〜12中の成分は下記の物質である。
ポリオキシエチレン(5)ラウリルエーテルカルボン酸*1 :AKYP198452O RLM 45 CA(90%)、Kao Chemicals mbH製。
オクタン酸/オクタン酸/カプリン酸トリグリセリド*2 :COCONAD MT、Kao Corporation製。
キサンタンガム*3 :ECHO GUM T、DSP GOKYO FOOD & CHEMICAL Co., Ltd. 製。
アクリル酸(エステル)類/C10〜30 アルカノールアクリレート架橋ポリマー1)*4 :CARBOPOL ETD2020 (BE)、Lubrizol Advanced Materials, Inc.製。
アクリル酸(エステル)類/C10~30 アルカノールアクリレート架橋ポリマー2)*5 :PEMULEN TR-1 Lubrizol Advanced Materials, Inc. 製。
アクリル酸(エステル)類/C10~30 アルカノールアクリレート架橋ポリマー3)*6:PEMULEN TR-2 Lubrizol Advanced Materials, Inc. 製。
カルボマー1)*7:Carbopol 980、Lubrizol Advanced Materials, Inc.製。
カルボマー2)*8:Carbopol 981、Lubrizol Advanced Materials, Inc.製。
アクリル酸(エステル)類/ステアリルアルコールポリエーテル-20 メタクリレートコポリマー*9:Aculyn 22 (30%)、The Dow Chemical Company製。
アクリル酸(エステル)類/ベヘニルアルコールポリエーテル-25 メタクリレートコポリマー*10:NOVETHIX L-10 (40%)、Lubrizol Advanced Materials, Inc.製。
アクリル酸(エステル)類/ビニールイソステアレート架橋ポリマー*11:Stabylen 30、3V SIGMA製。
ポリアクリル酸エステルー6-6架橋ポリマー*12:SEPIMAX ZEN、SEPPIC製。
ミリスチルアルコール*13:KALCOL 4098、Kao Corporation製。
セタノール*14:CETYL ALCOHOL NX、Kokyu Alcohol Kogyo Co.,Ltd.製。
ステアリルアルコール*15:STEARYL ALCOHOL NX、Kokyu Alcohol Kogyo Co.,Ltd.製。
ミリスチン酸*16:PALMAC 98-14、ACIDCHEM INTERNATIONAL SDN. BHD.製。
パルミチン酸*17:PALMAC 98-16、ACIDCHEM INTERNATIONAL SDN. BHD.製。
ステアリン酸*18:PALMAC98-18、ACIDCHEM INTERNATIONAL SDN. BHD.製。

Claims (11)

  1. 次の成分(A)〜(E):
    (A)一般式
    Figure 0006454356
    (式中、Rは炭素数10〜18のアルキル基を示し、nは平均で0.5〜10の数を示し、Xは、水素原子、無機塩基又は有機塩基に由来するカチオンを示す。)で表されるアルキルエーテルカルボン酸又はその塩0.9〜13.5重量%
    (B)グリセリド類、及びアルコールと脂肪酸から形成されるエステル類からなる群より選択される油剤 3.0〜40.0重量%
    (C)キサンタンガム0.3〜1.9重量%
    (D)アクリル酸系ポリマー0.35〜1.5重量%
    (E)水
    を含有し、成分(C)と(D)の合計含量(C)+(D)が0.8〜3.0重量%であり、
    成分(C)と(D)の合計含量の成分(A)に対する重量比((C)+(D))/(A)が0.18〜3.33であり、
    成分(C)の成分(D)に対する含量比[(C)/(D)]が0.5〜1.5である皮膚化粧料。
  2. 成分(B)の油剤が成分(F)炭素数14〜18の直鎖脂肪族アルコール及び成分(G)炭素数14〜18の直鎖脂肪酸以外の油剤である、請求項1に記載の皮膚化粧料。
  3. 成分(A)のアルキル基の炭素数が1〜1である、請求項1又は2に記載の皮膚化粧料。
  4. 成分(C)の成分(D)に対する含量比(C)/(D)が0.5〜0.7である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の皮膚化粧料。
  5. さらに成分(F)炭素数14〜18の直鎖脂肪族アルコールを含有する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の皮膚化粧料。
  6. 成分(F)の含量が1.0〜10.0重量%である、請求項5に記載の皮膚化粧料。
  7. さらに成分(G)炭素数14〜18の直鎖脂肪酸を含有する、請求項1〜6の何れか1項に記載の皮膚化粧料。
  8. 成分(G)の含量が1.0〜10.0重量%である、請求項7に記載の皮膚化粧料。
  9. 30℃における粘度は79〜3200dPasである、請求項1〜8の何れか1項に記載の皮膚化粧料。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の皮膚化粧料を皮膚に適用し、マッサージして洗浄するスキンケア方法。
  11. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の皮膚化粧料を皮膚に適用し、マッサージして皮膚に1〜300秒保持した後に洗浄するスキンケア方法。
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