JP6453837B2 - 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、および立体画像表示装置 - Google Patents
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Description
まず、実施形態1にかかる画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムについて、図面を参照して詳細に説明する。なお、実施形態1では、動画像のある1フレーム(対象画像)から別のフレーム(参照画像)への動きベクトルを求める問題(動き推定ともいう)を解決する場合を例示する。
以上のような定義に従って、図2に示す各ステップの詳細を、以下に図面を用いて詳細に説明する。
図10は、図2のステップS103において用いた処理のスキャン順序の一例を示す図である。図11は、図10に示すスキャン順序で処理した場合の処理済みのブロックを示す。図10および図11に示す例では、時刻t−1の元の対象画像を100(t−1)とし、時刻tの元の対象画像を100tとしている。また、対象画像100(t−1)をρ=2で1度ダウンサンプリングした画像を対象画像10(t−1)とし、対象画像100tをρ=2で1度ダウンサンプリングした画像を対象画像10tとしている。
図2のステップS105に示す候補ベクトル取得ステップについて説明する。候補ベクトル取得ステップは、処理済みブロックのうち、対象ブロックに対して時間的、階層的および空間的に近傍に位置するブロックの対応ベクトルが候補ベクトルとして取得される。図12は、対象ブロックに対して時間的、階層的または空間的に隣接する処理済みブロック(時間的候補ブロック、階層的候補ブロック、空間的候補ブロック)の対応ベクトルが候補ベクトルとして取得される例を示す。ただし、図12は、あくまでも一例であって、対象ブロックの近傍に位置する処理済みブロックであればよい。なお、近傍に位置するブロックとは、対象ブロックに対して時間的、階層的または空間的に隣接するブロックに限定されず、対象ブロックに対して時間的、階層的または空間的に斜めの位置にあるブロックや対象ブロックから隣接ブロックを辿って2番目や3番目に位置するブロックなどが含まれていてもよい。
図2のステップS107に示す粒子ベクトル配置ステップについて説明する。粒子ベクトル配置ステップでは、上述のように、1つ以上の候補ベクトルそれぞれが対象ブロックを基準として指し示す1つ以上の候補対応ブロックそれぞれの近傍に1つ以上のパーティクルを設定し、1つ以上のパーティクルそれぞれについて対象ブロックを基準とした粒子ベクトルを配置する。言い換えれば、各候補ベクトルの近傍に、各候補ベクトルが指し示す候補対応ブロック近傍の1つ以上のパーティクルを指し示す1つ以上の粒子ベクトルが配置される。
図2のステップS108に示す粒子ベクトル重み算出ステップについて説明する。粒子ベクトル重み算出ステップでは、全ての粒子ベクトルに対して重みが計算される。各粒子ベクトルに対する重み算出の根拠には、変位ブロック差分(Displaced Block Difference:DBD)を用いることができる。変位ブロック差分DBDの1つとしては、図15に示すような、MSE(二乗差分平均:Mean Squared Error)が存在する。
図2のステップS109に示す粒子ベクトル処理ステップでは、粒子ベクトルを対応する重みに応じて統計処理を行うことで、対象ブロックの対応ベクトルを求める。
つぎに、実施形態2にかかる画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、および立体画像表示装置について、図面を参照して詳細に説明する。なお、実施形態2では、立体映像をなすステレオ画像の左目用画像から右目用画像への対応付けを求める問題を解決する場合を例示する。また、以下の説明において、上述した実施形態と同様の構成および動作については、それを引用することで重複する説明を省略する。また、実施形態1における対象画像100および参照画像200は、実施形態2において左目画像および右目画像とすることが可能であるため、以下の説明では左目画像100および右目画像200として説明する。ただし、これに限らず、右目画像と左目画像とを入れ換えてもよい。また、以下の説明では、実施形態1における対応ベクトルを視差ベクトルと読み替えるものとする。
11 候補ベクトル取得部
12 粒子ベクトル配置部
13 粒子ベクトル重み算出部
14 粒子ベクトル処理部
20 立体画像表示装置
21 視差画像生成部
22 多視差画像表示部
100 対象画像(左目画像)
100A 重畳画像
101 対象ブロック
102、103 処理済みブロック
111 対応ベクトル
112、113 候補ベクトル
120 確率分布
122 重み
131 パーティクル
132 粒子ベクトル
142 点
200 参照画像(右目画像)
Claims (13)
- 第1画像上の対象ブロックから前記第1画像とは異なる第2画像上の対応ブロックへの対応付けを示す対応ベクトルを求める画像処理装置であって、
前記対象ブロックの近傍の複数の候補ブロックそれぞれに関して既に計算済みの対応ベクトルから複数の候補ベクトルを取得する取得部と、
取得された前記複数の候補ベクトルそれぞれが前記対象ブロックを基準として指し示す複数の候補対応ブロックそれぞれの近傍に前記第2画像上の位置を示すパーティクルを1つ以上ずつ設定し、前記対象ブロックを基準として前記パーティクルそれぞれを指し示す複数の粒子ベクトルを配置する配置部と、
前記第1画像上の前記対象ブロックの画素値と前記パーティクルそれぞれで規定される前記第2画像上の複数のブロックそれぞれの画素値との差分に基づいて重みを計算し、計算された前記重みを前記複数の粒子ベクトルにそれぞれ付与する算出部と、
前記複数の粒子ベクトルそれぞれに付与された前記重み基づいて前記複数の粒子ベクトルを統計処理することで、前記対象ブロックに関する対応ベクトルの解を求める処理部と
を備える画像処理装置。 - 少なくとも1つの前記粒子ベクトルは、前記候補ベクトルが指し示す前記候補対応ブロックとは異なる位置の前記パーティクルを指し示す、請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記処理部により求められた対応ベクトルを用いて、前記第1画像から1つ以上の視差画像を生成する生成部をさらに備える、請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記複数の候補対応ブロックは、前記対象ブロックの空間的な近傍領域、過去の近傍領域および階層的な近傍領域のうち1つ以上を含む、請求項1に記載の画像処理装置。
- 第1画像上の対象ブロックから前記第1画像とは異なる第2画像上の対応ブロックへの対応付けを示す対応ベクトルを求める画像処理方法であって、
前記対象ブロックの近傍の複数の候補ブロックそれぞれに関して既に計算済みの対応ベクトルから複数の候補ベクトルを取得し、
取得された前記複数の候補ベクトルそれぞれが前記対象ブロックを基準として指し示す候補対応ブロックそれぞれの近傍に前記第2画像上の位置を示すパーティクルを1つ以上ずつ設定し、
前記対象ブロックを基準として前記パーティクルそれぞれを指し示す複数の粒子ベクトルを配置し、
前記第1画像上の前記対象ブロックの画素値と前記パーティクルそれぞれで規定される前記第2画像上の複数のブロックそれぞれの画素値との差分に基づいて重みを計算し、
計算された前記重みを前記複数の粒子ベクトルにそれぞれ付与し、
前記複数の粒子ベクトルそれぞれに付与された前記重みに基づいて前記複数の粒子ベクトルを統計処理することで、前記対象ブロックに関する対応ベクトルの解を求める
ことを含む、画像処理方法。 - 第1画像上の対象ブロックから前記第1画像とは異なる第2画像上の対応ブロックへの対応付けを示す対応ベクトルを求めるコンピュータを機能させるための画像処理プログラムであって、
前記対象ブロックの近傍の複数の候補ブロックそれぞれに関して既に計算済みの対応ベクトルから複数の候補ベクトルを取得する処理と、
取得された前記複数の候補ベクトルそれぞれが前記対象ブロックを基準として指し示す候補対応ブロックそれぞれの近傍に前記第2画像上の位置を示すパーティクルを1つ以上ずつ設定し、前記対象ブロックを基準として前記パーティクルそれぞれを指し示す複数の粒子ベクトルを配置する処理と、
前記第1画像上の前記対象ブロックの画素値と前記パーティクルそれぞれで規定される前記第2画像上の複数のブロックそれぞれの画素値との差分に基づいて重みを計算し、計算された前記重みを前記複数の粒子ベクトルにそれぞれ付与する処理と、
前記複数の粒子ベクトルそれぞれに付与された前記重みに基づいて前記複数の粒子ベクトルを統計処理することで、前記対象ブロックに関する対応ベクトルの解を求める処理と
を前記コンピュータに実行させるための画像処理プログラム。 - 第1画像上の対象ブロックから前記第1画像とは異なる第2画像上の対応ブロックへの対応付けを示す視差ベクトルを求める立体画像表示装置であって、
前記対象ブロックの近傍の複数の候補ブロックそれぞれに関して既に計算済みの視差ベクトルから複数の候補ベクトルを取得する取得部と、
取得された前記複数の候補ベクトルそれぞれが前記対象ブロックを基準として指し示す候補対応ブロックそれぞれの近傍に前記第2画像上の位置を示すパーティクルを1つ以上ずつ設定し、前記対象ブロックを基準として前記パーティクルそれぞれを指し示す複数の粒子ベクトルを配置する配置部と、
前記第1画像上の前記対象ブロックの画素値と前記パーティクルそれぞれで規定される前記第2画像上の複数のブロックそれぞれの画素値との差分に基づいて重みを計算し、計算された前記重みを前記複数の粒子ベクトルにそれぞれ付与する算出部と、
前記1つ以上の粒子ベクトルそれぞれに付与された前記重みに基づいて前記複数の粒子ベクトルを統計処理することで、前記対象ブロックに関する視差ベクトルの解を求める処理部と、
前記処理部により求められた視差ベクトルを用いて、前記第1画像から1つ以上の視差画像を生成する生成部と、
前記生成部で生成された前記1つ以上の視差画像を表示する表示部と
を備える立体画像表示装置。
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JP2016238375A JP6453837B2 (ja) | 2016-12-08 | 2016-12-08 | 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、および立体画像表示装置 |
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JP2016238375A Active JP6453837B2 (ja) | 2016-12-08 | 2016-12-08 | 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、および立体画像表示装置 |
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