JP4709794B2 - 動き推定装置及びその方法 - Google Patents

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Description

本発明は、2枚の画像間の動きを推定する動き推定装置及びその方法に関する。
従来、画像の動き推定を行うために様々な手法が開発されている。これら手法は、例えば、ブロックマッチング法、オプティカルフロー法、Pel-recursive法、ベイジアン法などに分けることができる。
近年では、上記のオプティカルフロー法を非等方拡散方程式(偏微分方程式で記述される数式)に帰着させて解く手法が盛んである。
Xiaoは、Bilateral Filteringを用いて、動きの境界を適切に扱う手法を提案した(非特許文献1参照)。
J. Xiao, H. Cheng, H. Sawhney, C. Rao, and M. Isnardi, "Bilateral Filtering-Based Optical Flow Estimation with Occlusion Detection", ECCV2006,2006
まず、Xiao以前の手法を図2に基づいて説明する。なお、この説明では、画像内の各点の動きを示す動きベクトルをフローと呼ぶことにする。
図2は1次元でフローを説明する図である。すなわち、図2は、左列の画像と右列の画像間のフローが推定されているとして、この揺らいでいるフローをフィルタリングによって綺麗に整えるフローフィルタリングを示している。
Xiaoは、上記従来手法をBilateral Filteringの概念により発展させた。この手法を図3に基づいて説明する。
図3に示すように、フィルタリングの重みを、位置の重み、画素差による重み、フローの差による重み、という三つの重みの結合重みとして計算することにより、フローのエッジが保存される。つまり、Xiaoは、動きの境界が保存されるフローフィルタリングを提案した。
しかし、図4に示すように対象画素のフローが大きく誤っている場合、フロー差による重みが悪影響を及ぼし正しい解に収束しないという問題点がある。
そこで本発明は、上記問題点に鑑み、対象画像と参照画像の間の正しい動きベクトルを求めることができる動き推定装置及びその方法を提供する。
本発明は、対象画像を複数の領域に分割する分割部と、前記分割された複数の領域の中の一つの領域である対象領域の画素値と相関が高い参照画像内の領域である第1の参照領域とから推定される動きベクトルである推定動きベクトルを求める推定部と、
(1)前記対象領域を始点として、前記対象領域の周囲の複数の領域の推定動きベクトルによってそれぞれ指し示される前記参照画像内の複数の第2の参照領域をそれぞれ求め、
(2)前記複数の第2の参照領域の画素値をそれぞれ求め、
(3)前記複数の第2の参照領域の画素値と前記対象領域の画素値との差であるフレーム間残差をそれぞれ求め、
(4)前記複数のフレーム間残差に基づいて、前記フレーム間残差が小さいほど大きくなり、前記フレーム間残差が大きいほど小さくなる第1の重みを計算する重み計算部と、
前記第1の重みを用いて前記推定動きベクトルを加重平均して動きベクトルを求めるフィルタリング部と、を備えた動き推定装置である。
本発明によれば、対象画像と参照画像の間の正しい動きベクトルを求めることができる。
以下、本発明の一実施形態の動き推定装置10について図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
本発明の実施形態1の動き推定装置10について図1、図5、図6に基づいて説明する。本実施形態の動き推定装置10は、対象画像、参照画像が入力されたときに、対象画像から参照画像へのフロー(動きベクトル)を求めるものである。
(1)定義
以下の各実施形態では、動きベクトルをフローという。また、次の記述を用いることとする。
Figure 0004709794
また、sは、xの局所近傍の局所領域N(x)内の位置を表す。
(2)動き推定装置10の構成
動き推定装置10の構成について図1のブロック図に従って説明する。
動き推定装置10は、フロー推定部12、重み計算部14、フローフィルタリング部16とから構成され、フロー推定部12に対象画像、参照画像が入力され、フローフィルタリング部16から演算されたフローが出力される。
なお、各部12,14,16の各機能は、コンピュータの記録媒体に格納されたプログラムによっても実現できる。
以下、各部12,14,16を図1と図6のフローチャートを参照しながら説明する。
(3)フロー推定部12
フロー推定部12におけるフローu(x)の推定方法について説明する。
フロー推定法としては一般に、ブロックマッチング法、オプティカルフロー法、Pel-recursive法、ベイジアン法などがあるが、ここではブロックマッチング法によって求める方法を示す。しかしそれに限ったものではなく、オプティカルフロー法、Pel-recursive法、ベイジアン法などを用いても良い。
対象画像を以下のような予め設定された矩形領域のブロックB(i)に分割する。
Figure 0004709794
すると、差分二乗和基準(SSD:Sum of Squared Difference)に従ったブロックマッチングアルゴリズムは以下のようになる。
Figure 0004709794
ブロックマッチングではブロック内は同一のフローu(x)を持つと仮定される。
Figure 0004709794
(4)フローフィルタリング部16
フローフィルタリング部16の機能について説明する。
フローフィルタリング部16では、フロー推定部12によって求まったフローu(x)をフィルタリング(加重平均、または、畳み込みともいう)することによりフローu’(x)を求める。フィルタリング後のフローu’(x)は
Figure 0004709794
なお、このフィルタリングは一回の処理としても良いし、以下のようにイテレーション、すなわち、反復して繰り返し計算して求めても良い。
Figure 0004709794
このようにイテレーションをすることにより、より精度の高いフィルタリングが可能となる。
(5)重み計算部14
重み計算部14の機能について説明する。
重み計算部14では、フローフィルタリング部16で用いる加重平均のための重みw(x,s)を計算する。
Xiaoは、図3に示すような以下のような重みw(x,s)を用いている。
Figure 0004709794
Xiaoは、Bilaterel Filteringをフローに対して拡張して、図3のようにフローの境界を保存するフィルタリングを行うことを開示する。
数7の右辺第1項が位置の重みであり、第2項が画素値の差の重みであり、画素が近いものほど畳み込まれるという性質を示す。第3項はフローの差の重みであり、フローが近いほど重みが増すという性質がある。これにより画素値が離れているものは重みが小さくなり、フローが離れているものも重みが小さくなる。これによりフローの境界が保存される。
しかし図4に示すようにフローの境界が大きい場合に問題が生じる。フィルタリングの対象フローが誤っている場合を考える。対象フローは本来上向きのフローとなっているのが望ましいが、ここでは下向きのフローが出てしまっているとする。このとき位置の重みや画素値の差の重みは図3と同様であるが、フローの差の重みが変わってくる。理想的には黒画素のフローを畳み込みたいのであるが、フローの差が大きいためにそれらの重みは小さくなってしまう。また画素値の差による重みは黒画素と白画素の間で差が出るために、結局対象フローしか重みがないという状態になってしまい、畳み込みが効果的に行われなくなり、正しい解に収束しない。
そこで本実施形態ではフレーム間残差を用いて上記問題を改善する。フレーム間残差とは、対象画素xの周りの画素(x+s)のフローu(x+s)を対象画素xに割り当てたときの残差を求める。すなわち、次のようになる。
まず、周囲の画素(x+s)のフローu(x+s)を自己の領域である対象画素xに適用する。すなわち、対象画素xを始点として動きベクトルであるフローu(x+s)によって参照画像内の領域(x+u(x+s))を指し示す。ここでsは局所領域N(x)内の画素を示すため、局所領域N(x)に含まれる画素(x+s)毎にフローu(x+s)が存在する。このため、適用されたフローu(x+s)に対応して複数の領域が参照画像においてそれぞれ指し示される。
次に、それぞれが指し示された参照画像内の各領域(x+u(x+s))における画素値I(x+u(x+s))を求める。
最後に、この画素値I(x+u(x+s))と対象画素の画素値I(x)の差をフレーム間残差とする。
上記のフレーム間残差を数式で表すと次のようになる。

(x+u(x+s))−I(x)

このフレーム間残差を重みの一つとして、数7の右辺の第3項の代わりに置き換えると、Xiaoとは異なる数8のような重みw(x,s)となる。
Figure 0004709794
このフレーム間残差による改善効果は図5を用いて説明できる。数8の右辺第1項の位置による重みと右辺第2項の画素値の差による重みは、上記の数7と同様である。
数8の新しい第3項のフレーム間残差の重みは、フローを割り当てたときに残差が大きくなる場合には重みが小さくなり、残差が小さいときには重みが大きくなるように動作する。これは、I(x+u(x+s))−I(x)の値にガウス関数(マイナスのexp)を掛けるからである。そして、このようにするのはフレーム間残差が大きいほどそのフローの割り当てが信頼できないからである。なお、画像において、同じ物体は対象画像と参照画像で同じ画素値Iを持つという仮定を用いている。
図5の場合には、フレーム間残差の重みは、対象フローも含めて下側を向いているフローでは小さくなるように計算される。すなわち上を向いている正しいフローのみが畳み込まれるため正しい解に収束することになる。
このように求めた重みw(x,s)を用いて、上記したフローフィルタリング部16における数5の加重平均を計算する。
(6)処理内容
図6に基づいて動き推定装置10の処理内容を説明する。
まず、ステップ1において、点i=0を初期値とする。
次に、ステップ2〜6において、局所領域N(x)内の全ての画素sに対して数8の計算をそれぞれ行って重みw(x,s)を個々に計算する。
次に、ステップ7〜10において、局所領域sについてその計算した重みw(x,s)を用いてフローu(x)を計算する。
次に、ステップ11において、最終的に画面全体の処理が終わるまでステップ2〜10までの処理を続ける。
次に、ステップ13において、点iを増加させて終わるまでステップ2〜11をイテレーションする。
(7)効果
本実施形態であれば、ブロックマッチング法でブロックフローを求めた後、フローフィルタリングによってパーピクセルのフローにリファインでき、高精度なフローが推定できる。
(8)変更例
本発明は上記実施形態に限らず、その主旨を逸脱しない限り種々に変更することができる。
(6−1)変更例1
数8によって重みw(x,s)を用いたが、計算の簡単化のために
Figure 0004709794
という重みw(x,s)を用いても良い。
こちらの場合、ワーピングI(x+s+u(x+s))がまとめて計算できるため高速である。
(6−2)変更例2
また、重みの組み合わせは数8のものに限らず、以下の数10のように自由に構成しても構わない。
すなわち、数10の第1式の重みw(x,s)は数8の右辺第1項と本実施形態の特徴とする右辺第3項の積であり、数10の第2式の重みw(x,s)は数8の右辺第2項と本実施形態の特徴とする右辺第3項の積であり、数10の第3式の重みw(x,s)は数8の右辺第1項と右辺第2項と数7の右辺第1項と本実施形態の特徴とする数8の右辺第3項の積である。
Figure 0004709794
このように少なくとも、数8の右辺第3項を用いて重みw(x,s)を計算すればよい。
(実施形態2)
本発明の実施形態2の動き推定装置10について図7、図8に基づいて説明する。本実施形態の動き推定装置10では、Xiaoが示したように、フロー推定とフローフィルタリングをイテレーションすることによってフローを高精度に求める。
(1)動き推定装置10の構成
動き推定装置10の構成について図7のブロック図に従って説明する。
動き推定装置10は、フロー推定部12、重み計算部14、フローフィルタリング部16とから構成され、フロー推定部12に対象画像、参照画像が入力され、フローフィルタリング部16から演算されたフローが出力される。
以下、各部12,14,16を図7と図8のフローチャートを参照しながら説明する。
(2)フロー推定部12
本実施形態では画素単位にフローを推定できるフロー推定を示す。これはフロー毎に画像のエネルギー、フローが画像に適合していれば低エネルギーとなる、と定義し、これを最小化させることにより画像に適したフローを得ることができる手法である。
画像のエネルギーを
Figure 0004709794
とする。このときI(x+u(x))をテーラー展開して1次で近似すれば、
Figure 0004709794
これはオプティカルフロー拘束式に対応するものである。画面全体のエネルギーUは、
Figure 0004709794
となる。
これがフローの推定をu(i)(x)からu’(i)(x)に進展させる更新式である。
(3)重み計算部14
重み計算部14は実施形態1と同様である。このフロー推定部12とフローフィルタリング部16を交互に実行しながら、全体としてイテレーションすることにより、高精度なフロー推定ができる。
(4)フローフィルタリング部16
フローフィルタリング部16では、重み計算部14で計算された重みw(x,s)を使って、以下のようにフローをフィルタリングする。
Figure 0004709794
(実施形態3)
本発明の実施形態3の動き推定装置10について基づいて説明する。なお、図1に示すブロック図に従って説明する。
実施形態1では画素毎にフローをフィルタリングする手法を示したが、本実施形態ではそれを画素毎ではなく、ある領域(ブロック)毎に行う手法を開示する。
(1)定義
以下の記述を用いることとする。
Figure 0004709794
(2)フロー推定部12
フロー推定部12は、実施形態1と同様である。
(3)フローフィルタリング部16
フローフィルタリング部16では、フロー推定部12によって求まったフローをフィルタリングする。実施形態1とは異なり、画素単位ではなくフィルタリング単位で処理を行っている。フィルタリング後のフローu(x)は
Figure 0004709794
なお、このフィルタリングは一回の処理としても良いし、以下のようにイテレーションで求めても良い。
Figure 0004709794
このようにイテレーションをすることにより、より精度の高いフィルタリングが可能となる。
(4)重み計算部14
重み計算ス部14では、フローフィルタリング部12で用いるフィルタリングの重みを計算する。
実施形態1とは異なり、画素単位ではなくフィルタリング単位で処理を行っている。
フレーム間残差としては、周りのフローを対象画素に割り当てたときのブロック内の平均残差とする。
Figure 0004709794
これを重みとして追加すると以下のような重みが考えられる。
Figure 0004709794
これは実施形態1の画素単位の重み計算をブロック単位に拡張したものである。実際、1x1ブロック、つまり画素がブロックだと考えると、i=x,B(i)={x}となり、上記の重みは実施形態1の重みと等価になる。よってフィルタリング単位は画素に限定されるものではなく任意のサイズに拡張しても良いということである。
本発明の実施形態1の動き推定装置のブロック図である。 フローフィルタリングの従来手法の説明図である。 Xiaoの説明図である。 Xiaoの問題点を説明する図である。 実施形態1における残差を用いた場合の説明図である。 実施形態1の動き推定装置のフローチャートである。 本発明の実施形態2の動き推定装置のブロック図である。 実施形態2の動き推定装置のフローチャートである。
符号の説明
10 動き推定装置
12 フロー推定部
14 重み計算部
16 フローフィルタリング部

Claims (9)

  1. 対象画像を複数の領域に分割する分割部と、
    前記分割された複数の領域の中の一つの領域である対象領域の画素値と相関が高い参照画像内の領域である第1の参照領域とから推定される動きベクトルである推定動きベクトルを求める推定部と、
    (1)前記対象領域を始点として、前記対象領域の周囲の複数の領域の推定動きベクトルによってそれぞれ指し示される前記参照画像内の複数の第2の参照領域をそれぞれ求め、
    (2)前記複数の第2の参照領域の画素値をそれぞれ求め、
    (3)前記複数の第2の参照領域の画素値と前記対象領域の画素値との差であるフレーム間残差をそれぞれ求め、
    (4)前記複数のフレーム間残差に基づいて、前記フレーム間残差が小さいほど大きくなり、前記フレーム間残差が大きいほど小さくなる第1の重みを計算する重み計算部と、
    前記第1の重みを用いて前記推定動きベクトルを加重平均して動きベクトルを求めるフィルタリング部と、
    を備えた動き推定装置。
  2. 前記重み計算部は、
    (1)前記第1の参照領域の位置が、前記対象領域から離れているほど小さくなる第2の重み、
    (2)前記対象領域の画素値と、前記第1の参照領域の画素値との差が大きいほど小さくなる第3の重み、
    (3)前記対象領域の前記推定動きベクトルと、前記第1の参照領域の前記推定動きベクトルとの差が大きいほど小さくなる第4の重み、
    の中の少なくとも一つの重みと、前記第1の重みの積によって、前記加重平均の重みを計算する、
    請求項1記載の動き推定装置。
  3. 前記フィルタリング部は、前記加重平均を複数回繰り返して前記動きベクトルを求める、
    請求項1記載の動き推定装置。
  4. 前記推定部における前記推定動きベクトルの推定と、前記フィルタリング部における前記動きベクトルの計算を交互に複数回繰り返して前記動きベクトルを求める、
    請求項1記載の動き推定装置。
  5. 前記推定部は、前記推定動きベクトルの推定をブロックマッチング法で行う、
    請求項1記載の動き推定装置。
  6. 前記推定部は、前記対象領域の画素値と前記第1の参照領域の画素値との差によって定まるエネルギーが降下する方向に更新して最小化して前記推定動きベクトルを求める、
    請求項1記載の動き推定装置。
  7. 前記対象領域が一画素、または、複数の画素から構成されたブロックであり、前記第1の参照領域が一画素、または、複数の画素から構成されたブロックである、
    請求項1記載の動き推定装置。
  8. 対象画像を複数の領域に分割する分割ステップと、
    前記分割された複数の領域の中の一つの領域である対象領域の画素値と相関が高い参照画像内の領域である第1の参照領域とから推定される動きベクトルである推定動きベクトルを求める推定ステップと、
    (1)前記対象領域を始点として、前記対象領域の周囲の複数の領域の推定動きベクトルによってそれぞれ指し示される前記参照画像内の複数の第2の参照領域をそれぞれ求め、
    (2)前記複数の第2の参照領域の画素値をそれぞれ求め、
    (3)前記複数の第2の参照領域の画素値と前記対象領域の画素値との差であるフレーム間残差をそれぞれ求め、
    (4)前記複数のフレーム間残差に基づいて、前記フレーム間残差が小さいほど大きくなり、前記フレーム間残差が大きいほど小さくなる第1の重みを計算する重み計算ステップと、
    前記第1の重みを用いて前記推定動きベクトルを加重平均して動きベクトルを求めるフィルタリングステップと、
    を備えた動き推定方法。
  9. 対象画像を複数の領域に分割する分割機能と、
    前記分割された複数の領域の中の一つの領域である対象領域の画素値と相関が高い参照画像内の領域である第1の参照領域とから推定される動きベクトルである推定動きベクトルを求める推定機能と、
    (1)前記対象領域を始点として、前記対象領域の周囲の複数の領域の推定動きベクトルによってそれぞれ指し示される前記参照画像内の複数の第2の参照領域をそれぞれ求め、
    (2)前記複数の第2の参照領域の画素値をそれぞれ求め、
    (3)前記複数の第2の参照領域の画素値と前記対象領域の画素値との差であるフレーム間残差をそれぞれ求め、
    (4)前記複数のフレーム間残差に基づいて、前記フレーム間残差が小さいほど大きくなり、前記フレーム間残差が大きいほど小さくなる第1の重みを計算する重み計算機能と、
    前記第1の重みを用いて前記推定動きベクトルを加重平均して動きベクトルを求めるフィルタリング機能と、
    をコンピュータによって実現する動き推定プログラム。
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