JP6453577B2 - 紐通し具 - Google Patents

紐通し具 Download PDF

Info

Publication number
JP6453577B2
JP6453577B2 JP2014160385A JP2014160385A JP6453577B2 JP 6453577 B2 JP6453577 B2 JP 6453577B2 JP 2014160385 A JP2014160385 A JP 2014160385A JP 2014160385 A JP2014160385 A JP 2014160385A JP 6453577 B2 JP6453577 B2 JP 6453577B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clamping plate
plate
end portion
base end
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014160385A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016037672A (ja
Inventor
厚子 大隈
厚子 大隈
Original Assignee
クロバー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by クロバー株式会社 filed Critical クロバー株式会社
Priority to JP2014160385A priority Critical patent/JP6453577B2/ja
Priority to US14/816,616 priority patent/US9574293B2/en
Publication of JP2016037672A publication Critical patent/JP2016037672A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6453577B2 publication Critical patent/JP6453577B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B91/00Tools, implements, or accessories for hand sewing
    • D05B91/02Bodkins
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B5/00Clamps
    • B25B5/16Details, e.g. jaws, jaw attachments
    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04DTRIMMINGS; RIBBONS, TAPES OR BANDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D04D11/00Ribbon-threading apparatus or devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)
  • Decoration Of Textiles (AREA)

Description

本発明は、たとえばスカートやズボンのウエスト部分など、衣料品や手芸品の適所にゴム紐などを通すために用いる紐通し具に関する。
従来、ゴム紐などを通すために用いる紐通し具として種々のものが提案されている(たとえば特許文献1を参照)。特許文献1に記載された紐通し具は、クリップ部(4)と、クリップ部に接続された棒体部(5)とを備えている。クリップ部(4)は、上部挟持板(1)、下部挟持板(2)、および操作板(3)を有する。操作板は、上部挟持板および下部挟持板の各後端部に接続されている。操作板の回動操作により、上部挟持板および下部挟持板の先端部が開閉させられる。棒体部(5)は、操作板の後端部に一体に接続されている。
このような構成の紐通し具においては、特許文献1の図5、図7(a)等に示されるように、棒体部を上部・下部挟持板に対して垂直方向となるように回動させると、上部・下部挟持板の先端部を開状態とすることができる。ここで、図7(b)に示すように、たとえばゴム紐などの挟持対象物を上部・下部挟持板の先端部間に入れ、図7(b)に示した状態から、棒体部を上部・下部挟持板に対して水平方向となるように回動させる。そうすると、図7(c)に示すように、上部・下部挟持板の先端部が閉状態となり、当該上部・下部挟持板によって挟持対象物を挟持することができる。比較的に長尺な棒体部の回動操作により、この棒体部と一体形成された操作板が回動する。したがって、上部・下部挟持板の開閉を小さな力で行うことができる。
挟持対象物を挟んだ紐通し具は、たとえばスカートのウエスト部分などの筒状の通し部に通される。通し部に紐通し具を通す際、棒体部が先頭にきて、挟持対象物を挟んだクリップ部(上下・下部挟持板)が棒体部の後ろに続くように押し進める。このとき、棒体部と上部・下部挟持板とが相対回動することが起こり得る。このような回動が起こると、上部・下部挟持板が開状態となり、挟持対象物が紐通し具から離れてしまう。そうすると、最初から作業をやり直す必要があり、却って使い勝手が悪くなる。
また、スカートのウエスト部分等においては、通し部は、全体として環状であり、適宜湾曲している。したがって、当該通し部に上記従来の紐通し具を通す場合、当該通し部における湾曲部の影響を受けて棒体部と上部・下部挟持板とが相対回動しやすく、上記した不都合を招き易かった。
特開2014−105420号公報
本発明は、このような事情のもとで考え出されたものであって、上記従来の紐通し具に対し、使い勝手を改善した紐通し具を提供することを課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明によって提供される紐通し具は、基端部から先端部にかけて第1方向に延びる第1挟持板と、上記第1方向と直角であり、上記第1挟持板の厚さ方向である第2方向から見て少なくとも先端部が上記第1挟持板の先端部と重なる第2挟持板と、基端部が上記第1挟持板に対して上記第1方向および上記第2方向のいずれにも直角である第3方向の周りに回動可能とされており、回動操作によって上記第1および第2挟持板の先端部どうしが離間する開状態、および上記第1および第2挟持板の先端部どうしが当接する閉状態に切り換える操作板と、上記第1挟持板の基端部に接続され、上記第1方向に沿って延びる棒状体と、を備え、上記操作板は、上記第1挟持板から起立する姿勢をとるときに上記第1および第2挟持板に上記開状態をとらせ、上記第1挟持板と重なる姿勢をとるときに上記第2挟持板を上記第1挟持板側に押圧して上記第1および第2挟持板に上記閉状態をとらせる。
好ましい実施の形態においては、上記操作板は、その基端部が上記第3方向周りに回動可能に上記第1挟持板に支持されており、上記第1挟持板は、上記第1方向における上記第2挟持板の基端部と先端部との間の位置において、上記第3方向の両端から上記第2方向に向けて立ち上がる一対の起立片を有し、上記操作板の基端部が上記一対の起立片により回動可能に支持されている。
好ましい実施の形態においては、上記一対の起立片には、上記第3方向において対をなす穴部が設けられており、上記操作の基端部には、上記第3方向の両端において上記穴部に嵌合する凸部が設けられている。
好ましい実施の形態においては、上記操作板は、基端部から先端部まで延びる方向と交差する方向に当該基端部から延出しており、上記第2挟持板を押圧しうる延出片を有する。
好ましい実施の形態においては、上記第2挟持板は、自然状態において上記開状態をとり、上記閉状態にあるとき上記延出片により弾性的に押圧される。
好ましい実施の形態においては、上記第1挟持板の先端部には、各々が上記第2挟持板に向けて突出し、かつ上記第3方向に間隔を隔てて並ぶ複数の第1歯が設けられており、上記第2挟持板の先端部には、各々が上記第1挟持板に向けて突出し、かつ上記第3方向に間隔を隔てて並ぶ複数の第2歯が設けられており、上記複数の第1歯と上記複数の第2歯とは、上記第3方向において互い違いに配置される。
好ましい実施の形態においては、上記棒状体は、上記第3方向の寸法が上記第2方向の寸法よりも大きい扁平状の断面をもって上記第1方向に延びており、弾性変形可能な胴部を有する。
好ましい実施の形態においては、上記棒状体は、上記胴部の端部につながり、上記胴部との接続端部の断面が上記胴部の断面よりも大であるとともに先細り状とされた先導部を有する。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明に係る紐通し具の一例を示す斜視図である。 図1に示す紐通し具の側面図である。 図1に示す紐通し具の平面図である。 図3のIV−IV線に沿う要部拡大断面図である。 紐通し具の使用方法を説明するための図4と同様の断面図である。 下部挟持板(第1挟持板)の平面図である。 上部挟持板(第2挟持板)を下部挟持板と向かい合う方向の内側から見た図である。 紐通し具の使用方法を説明するための図4と同様の断面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1〜図5は、本発明に係る紐通し具の一実施形態を示している。本実施形態の紐通し具Aは、下部挟持板1と、上部挟持板2と、操作板3と、棒状体4と、を備えている。
下部挟持板1は、基端部11から先端部12にかけて一定方向(方向x)に延びている。本実施形態においては、下部挟持板1は、一対の起立片13を有する。一対の起立片13は、方向xにおける基端部11と先端部12との間の位置にて、下部挟持板1の幅方向(方向xと直角である方向y)の両端に設けられている。一対の起立片13は、高さ方向(方向xおよび方向yのいずれにも直角である方向z)に向かって立ち上がっている。
一対の起立片13は、操作板3を回動可能に支持するためのものである。
一対の起立片13には、それぞれ穴部131が形成されている。これら穴部131は、図6に表れているように、方向yにおいて対をなしている。本実施形態では、これら穴部131は、起立片13の厚さ方向に貫通しており、方向zに延びる長穴状である。
図4、図6に表れているように、下部挟持板1の先端部12には、複数の歯121と凹部122とが設けられている。複数の歯121は、上部挟持板2に向けて突出しており、方向yに間隔を隔てて並んでいる。各歯121は、基端側に位置する直立面121aと、先端側に位置する傾斜面121bとを有する。直立面121aは、下部挟持板1から略直角に延びている。傾斜面121bは、下部挟持板1の先端に向かうにつれて下方に変位するように傾斜している。凹部122は、歯121に対して方向xにおける基端側に設けられている。凹部122は、後述の上部挟持板2に設けられた歯221が進入しうる部分である。
図4、図6に表れているように、下部挟持板1の基端部11には、開口111が形成されている。開口111は、下部挟持板1の厚さ方向(方向z)に貫通している。開口111は、方向xにおける寸法が下方寄りで大とされている。これにより、基端部11には、下方に臨む段部112が形成されている。
また、下部挟持板1の基端部11においては、方向yの両端に一対の切欠き113が形成されている。これら切欠き113は、後述する上部挟持板2の一対の突起211を嵌入するための部分である。
下部挟持板1は、たとえばポリアセタールなどの所定の強度を有する合成樹脂により一体形成されている。
図4、図7に表れているように、上部挟持板2は、基端部21から先端部22にかけて全体として方向xに延びている。上部挟持板2は、少なくとも先端部22が方向z(下部挟持板1の厚さ方向)から見て下部挟持板1の先端部12と重なっている。
上部挟持板2において、基端部21、およびこの基端部21と先端部22との間の中間部23は、先端部22よりも幅寸法(方向yの寸法)が小とされている。中間部23および基端部21は、略一定厚みとされており、適宜、湾曲あるいは屈曲している。より詳細には、図4に示すように、中間部23は、下方に凸となるように湾曲している。この中間部23の厚みは比較的小さく、これにより、中間部23は厚さ方向への押圧力によって比較的容易に弾性変形可能である。
図4、図7に表れているように、上部挟持板2の基端部21には、一対の突起211が設けられている。これら一対の突起211は、下部挟持板1の一対の切欠き113に嵌入される部分である。基端部21は、突起211の形成部位から約90°屈曲して下方に延びており、当該屈曲部分の端縁に係止爪212が設けられている。図4、図6、図7から理解されるように、上部挟持板2を下部挟持板1に組み付ける際、基端部21の屈曲部分が下部挟持板1の開口111に通され、係止爪212が下部挟持板1の段部112によって係止される。
図4、図7に表れているように、上部挟持板2の先端部22には、複数の歯221と凹部222とが設けられている。複数の歯221は、下部挟持板1に向けて突出しており、方向yに間隔を隔てて並んでいる。各歯221は、基端側に位置する直立面221aと、先端側に位置する傾斜面221bとを有する。直立面221aは、上部挟持板2から略直角に延びている。傾斜面221bは、上部挟持板2の先端に向かうにつれて上方に変位するように傾斜している。
図4、図6、図7に表れているように、上部挟持板2の歯221は、方向yにおいて下部挟持板1の歯121と互い違いになるように配置されている。
凹部222は、歯221に対して方向xにおける先端側に設けられている。凹部222は、下部挟持板1の歯121が進入しうる部分である。
上部挟持板2は、たとえばポリアセタールなど合成樹脂により一体形成されている。
操作板3は、下部挟持板1および上部挟持板2の先端部12,22どうしを開状態と閉状態とに切り換えるためのものであり、下部挟持板1に対して回動可能に支持されている。図1、図2、図4等に表れているように、操作板3は、基端部31から先端部32にかけて略一定方向に延びている。
本実施形態においては、操作板3の基端部31には、幅方向(方向y)の両端に一対の凸部311が設けられている。これら凸部311は、下部挟持板1の一対の起立片13の穴部131に嵌挿している。これにより、操作板3は、方向yに沿う軸心O1周りに回動可能とされている。
操作板3の基端部31には、延出片312が設けられている。延出片312は、操作板3が基端部31から先端部32まで延びる方向と交差する方向に延出している。本実施形態では、延出片312は、操作板3が延びる方向および方向y(軸心O1が延びる方向)のいずれにも直角である方向に延びている。延出片312は、上部挟持板2を押圧する部分である。
操作板3は、たとえばポリアセタールなどの合成樹脂により一体形成されている。
棒状体4は、下部挟持板1の基端部11に接続されており、方向xに沿って下部挟持板1とは反対側に延びている。本実施形態では、棒状体4は、基端部11につながって下部挟持板1と一体形成されている。
棒状体4は、胴部41と、この胴部41の端部につながる先導部42とを有する。胴部41は、断面が一様とされて方向xに延びており、棒状体4の方向x長さにおける大半を占める。胴部41の断面は、扁平状とされており、方向yにおける寸法が方向zの寸法よりも大である。本実施形態においては、胴部41の断面は、方向yを長辺とし、方向zを短辺とする長矩形状とされている。本実施形態においては、胴部41の方向zを向く面(上面および下面)には、複数ずつの突起411が設けられている。これら複数ずつの突起411は、方向xに所定間隔を隔てて並んでいる。なお、胴部41の寸法の一例を挙げると、方向xの長さ寸法が100mm程度、方向yの幅寸法が4mm程度、方向zの厚さ寸法が1mm程度である。
図1〜図3に表れているように、先導部42は、先細り状とされている。先導部42における胴部41との接続端部の断面(方向xと直交する断面)は、胴部41の断面よりも大である。本実施形態においては、先導部42は、方向yから見た場合に先鋭状の三角形状とされている。
次に、上記構成の紐通し具Aの使用方法および作用について、図4、図5、図8を参照して説明する。
図5に示すように、操作板3が下部挟持板1から起立する姿勢をとるとき、操作板3の延出片312は、概ね方向xに沿って延びている。このとき、延出片312は上部挟持板2から離れており、上部挟持板2は自然状態をとる。そして、同図に表れているように、下部挟持板1および上部挟持板2は、先端部12,22どうしが離間する開状態となっている。
一方、図5に示した状態から、同図の矢印N1のように操作板3の先端部32を下部挟持板1の基端部11側に押し倒す。これにより、操作板3は、凸部311のある軸心O1周りに回動し、下部挟持板1と重なる(図4参照)。このとき、操作板3の延出片312は下方に延びており、この延出片312によって、上部挟持板2の中間部23が下部挟持板1側に弾性的に押圧される。そして、下部挟持板1および上部挟持板2は、先端部12,22どうしが当接し、閉状態をとる。
紐通し具Aを使用する際には、まず、操作板3を起立させて下部挟持板1および上部挟持板2を開状態とする(図5参照)。そして、下部挟持板1および上部挟持板2の先端部12,22の間にゴム紐などの挟持対象物の端部を置き、操作板3を、下部挟持板1上に重なるように回動させる。これにより、図8に示すように、下部挟持板1および上部挟持板2は閉状態をとり、挟持対象物Sは、両挟持板1,2の歯121,221によって挟持される。
次に、紐通し具Aを、たとえばスカートのウエスト部分などの筒状の通し部に通す。ここで、当該通し部は、全体として環状を呈しており、適宜湾曲している。まず、当該通し部の適所に設けられた開口から先導部42を通し部の内部に差し込み、下部挟持板1および上部挟持板2を手で摘んで紐通し具Aを後端から前方に向けて押し進める。そうすると、先細り状となった先導部42が布地を押し分けながら通し部内を滑らかに前進する。そして、紐通し具Aをその後端(下部挟持板1および上部挟持板2)まで通し部の内部に挿入する。次いで、当該後端付近を布地の外側から一方の手で摘みながら、先導部42と胴部41との境界付近の布地を他方の手で後方に送り、その送られた布地を一方の手で摘み直す。この操作を繰り返すことにより、先導部42を通し部の開口まで押し進める。そして、先導部42を、開口を通じて通し部の外部に臨ませて引っ張り、紐通し具A全体を開口から引き抜く。このようにして、通し部に紐通し具Aを通すことにより、当該通し部に挟持対象物Sを挿入することができる。
棒状体4は下部挟持板1に接続されている。また、下部挟持板1および上部挟持板2が閉状態をとるとき、操作板3は、下部挟持板1に重なっている。このような構成によれば、紐通し具Aを筒状の通し部に通す際、操作板3が下部挟持板1に対して回動することはない。このため、たとえば通し部が湾曲しているような場合でも、下部挟持板1および上部挟持板2は、閉状態が適切に維持されて、挟持対象物Sを挟持し続ける。したがって、紐通し具Aの使用中に下部挟持板1および上部挟持板2が不当に開状態になるという不都合が生じることはなく、使い勝手がよい。
下部挟持板1は上方(方向z)に立ち上がる一対の起立片13を有し、操作板3の基端部31が一対の起立片13より回動可能に支持される。このような構成によれば、操作板3と下部挟持板1との間にスペースを確保することができ、当該スペースに上部挟持板2を配置することができる。このような配置の工夫により、操作板3の回動操作によって上部挟持板2を下部挟持板1側に押圧することができる。
操作板3は、基端部31から延出する延出片312を有する。この延出片312は、操作板3が基端部31から先端部32まで延びる方向と交差する方向に延出している。このような構成によれば、延出片312は、上部挟持板2を押圧するカムとして機能させることができる。したがって、操作板3の回動操作によって上部挟持板2を適切に押圧することができる。
上部挟持板2は、自然状態において開状態をとり、閉状態にあるとき操作板3の延出片312により弾性的に押圧される。このような構成によれば、操作板3の回動操作により、下部挟持板1および上部挟持板2を、容易かつ的確に閉状態から開状態へ切り換えることができる。
下部挟持板1の複数の歯121と上部挟持板2の複数の歯221とは、これら挟持板1,2の幅方向(方向y)において互い違いに配置されている。このような構成によれば、挟持対象物Sへの押圧力を分散させつつ当該挟持対象物Sを確実に挟持することができる。
棒状体4の胴部41は、扁平状の断面をもって長手方向(方向x)に延びている。胴部41の断面は、方向yにおける寸法が方向zにおける寸法よりも大である。このような構成によれば、胴部41は、方向zへの曲げ荷重により比較的容易に弾性変形する。したがって、通し部が湾曲する場合においても、当該湾曲形状に追従するように胴部41(棒状体4)を変形させることができ、通し部への紐通し具Aの挿入作業をスムーズに行うことができる。
棒状体4の先導部42については、胴部41との接続端部の断面が胴部41の断面よりも大である。このため、この先導部42は手で摘みやすく、通し部において棒状体4をスムーズに押し進めることができる。また、先導部42は先細り状となっている。これにより、棒状体4の先導部42を先頭にして紐通し具Aを通し部に通す際、棒状体4(先導部42)をスムーズに押し進めることができる。
また、棒状体4(胴部41)の方向zを向く面には、複数ずつの突起411が設けられている。この構成によれば、通し部の内部にある棒状体4を布地を介して掴む際、上記突起411が滑り止めとして機能する。
以上、本発明の具体的な実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、発明の思想から逸脱しない範囲内で種々な変更が可能である。本発明に係る紐通し具の具体的な形状や材質なども、上記実施形態に限定されるものではない。
A 紐通し具
x 方向(第1方向)
y 方向(第3方向)
z 方向(第2方向)
1 下部挟持板(第1挟持板)
11 基端部
111 開口
112 段部
113 切欠き
12 先端部
121 歯(第1歯)
121a 直立面
121b 傾斜面
122 凹部
13 起立片
131 穴部
2 上部挟持板(第2挟持板)
21 基端部
211 突起
212 係止爪
22 先端部
221 歯(第2歯)
221a 直立面
221b 傾斜面
222 凹部
23 中間部
3 操作板
31 基端部
311 凸部
312 延出片
32 先端部
4 棒状体
41 胴部
411 突起
42 先導部

Claims (6)

  1. 基端部から先端部にかけて第1方向に延びる第1挟持板と、
    上記第1方向と直角であり、上記第1挟持板の厚さ方向である第2方向から見て少なくとも先端部が上記第1挟持板の先端部と重なる第2挟持板と、
    基端部が上記第1挟持板に対して上記第1方向および上記第2方向のいずれにも直角である第3方向の周りに回動可能とされており、回動操作によって上記第1および第2挟持板の先端部どうしが離間する開状態、および上記第1および第2挟持板の先端部どうしが当接する閉状態に切り換える操作板と、
    上記第1挟持板の基端部に接続され、上記第1方向に沿って延びる棒状体と、を備え、
    上記操作板は、上記第1挟持板から起立する姿勢をとるときに上記第1および第2挟持板に上記開状態をとらせ、上記第1挟持板と重なる姿勢をとるときに上記第2挟持板を上記第1挟持板側に押圧して上記第1および第2挟持板に上記閉状態をとらせ
    上記第1挟持板の基端部には、上記厚さ方向に貫通する開口と、当該開口に隣接し、かつ上記厚さ方向に臨む段部と、上記厚さ方向から見て上記開口に隣接し、かつ上記第3方向の両端に形成された一対の切欠きと、が設けられており、
    上記第2挟持板の基端部には、上記開口に通されて上記段部に係止される係止爪と、上記一対の切欠きに嵌入される一対の突起と、が設けられており、
    上記操作板は、基端部から先端部まで延びる方向と交差する方向に当該基端部から延出し、かつ上記第1挟持板と重なる姿勢をとるときに上記第2挟持板の中間部を弾性的に押圧する延出片を有する、紐通し具。
  2. 上記操作板は、その基端部が上記第3方向周りに回動可能に上記第1挟持板に支持されており、
    上記第1挟持板は、上記第1方向における上記第2挟持板の基端部と先端部との間の位置において、上記第3方向の両端から上記第2方向に向けて立ち上がる一対の起立片を有し、
    上記操作板の基端部が上記一対の起立片により回動可能に支持されている、請求項1に記載の紐通し具。
  3. 上記一対の起立片には、上記第3方向において対をなす穴部が設けられており、
    上記操作の基端部には、上記第3方向の両端において上記穴部に嵌合する凸部が設けられている、請求項2に記載の紐通し具。
  4. 上記第1挟持板の先端部には、各々が上記第2挟持板に向けて突出し、かつ上記第3方向に間隔を隔てて並ぶ複数の第1歯が設けられており、
    上記第2挟持板の先端部には、各々が上記第1挟持板に向けて突出し、かつ上記第3方向に間隔を隔てて並ぶ複数の第2歯が設けられており、
    上記複数の第1歯と上記複数の第2歯とは、上記第3方向において互い違いに配置される、請求項1ないしのいずれかに記載の紐通し具。
  5. 上記棒状体は、上記第3方向の寸法が上記第2方向の寸法よりも大きい扁平状の断面をもって上記第1方向に延びており、弾性変形可能な胴部を有する、請求項1ないしのいずれかに記載の紐通し具。
  6. 上記棒状体は、上記胴部の端部につながり、上記胴部との接続端部の断面が上記胴部の断面よりも大であるとともに先細り状とされた先導部を有する、請求項に記載の紐通し具。
JP2014160385A 2014-08-06 2014-08-06 紐通し具 Active JP6453577B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014160385A JP6453577B2 (ja) 2014-08-06 2014-08-06 紐通し具
US14/816,616 US9574293B2 (en) 2014-08-06 2015-08-03 Bodkin

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014160385A JP6453577B2 (ja) 2014-08-06 2014-08-06 紐通し具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016037672A JP2016037672A (ja) 2016-03-22
JP6453577B2 true JP6453577B2 (ja) 2019-01-16

Family

ID=55266985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014160385A Active JP6453577B2 (ja) 2014-08-06 2014-08-06 紐通し具

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9574293B2 (ja)
JP (1) JP6453577B2 (ja)

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US748423A (en) * 1903-09-14 1903-12-29 Clarence E Schaffner Clasp for garters or the like.
US829118A (en) * 1905-10-14 1906-08-21 Nellie C Meek Bedclothes-holder.
GB239760A (en) * 1924-12-22 1925-09-17 Ernest Joseph Merz Improvements in and relating to shuttle winders and holders
US1584387A (en) * 1925-10-31 1926-05-11 Cynthia P Littlejohn Means for retaining bedclothes
US1610675A (en) * 1926-03-17 1926-12-14 Henry A Hanson Tape and ribbon drawing needle
FR1097738A (fr) * 1954-03-19 1955-07-08 Appareil du type <passe-lacet> dit
GB2103270B (en) * 1981-07-23 1985-07-10 Wall Ltd Howard Securing device
JPS6342154Y2 (ja) * 1986-12-27 1988-11-04
JPH0634392Y2 (ja) * 1988-08-11 1994-09-07 株式会社ワコール ゴム紐通し具
JPH0730707Y2 (ja) * 1991-06-14 1995-07-12 クロバー株式会社 紐通し具
USD405251S (en) * 1997-07-03 1999-02-09 Peter Nazemi Draw string threader
US9402483B2 (en) * 2013-05-24 2016-08-02 Lindsey KAALBERG Yoga mat clip
JP2014105420A (ja) * 2013-06-27 2014-06-09 Ajakkusu:Kk 通し具

Also Published As

Publication number Publication date
US9574293B2 (en) 2017-02-21
JP2016037672A (ja) 2016-03-22
US20160040343A1 (en) 2016-02-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7721394B2 (en) Button tool
JP6453577B2 (ja) 紐通し具
JP6842459B2 (ja) 改善された編み針並びに丸編み針を製造するための方法
US20100236006A1 (en) Tooth brush
KR200451037Y1 (ko) 문서 보관용 홀더 및 이를 구비한 홀더화일
US20090085268A1 (en) Handicraft work assisting device
US1159527A (en) Tag-attachment device.
JP2011083435A (ja) 清掃具用のホルダ、および清掃具
US1644799A (en) Mop holder
US1082075A (en) Toggle.
JPH0730707Y2 (ja) 紐通し具
US1068270A (en) Garment-holder.
KR200440814Y1 (ko) 마포 걸레용 홀더의 구조
KR101165685B1 (ko) 단추부착집게
JP2010069262A (ja) 針押し引き抜き具
JP5108413B2 (ja) モップヘッド
US841192A (en) Shoe buttoner and horn.
JP5874991B1 (ja) 5本指靴下の指袋部裏返し器
US542134A (en) Mop holder and wringer
CN107938231B (zh) 一种六角袖口翻转定型设备
JP6712542B2 (ja) ボタン掛け具
US1253164A (en) Writing-instrument holder.
KR200459812Y1 (ko) 바늘용 실 끼움장치
US987288A (en) Clothes-pin.
US1035140A (en) Hook-setting machine.

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170724

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180529

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180605

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180806

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181120

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6453577

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250