JP6453317B2 - ポリカルボン酸によって架橋させたオレフィン系エポキシドエラストマーを含むゴム組成物を含むタイヤ - Google Patents
ポリカルボン酸によって架橋させたオレフィン系エポキシドエラストマーを含むゴム組成物を含むタイヤ Download PDFInfo
- Publication number
- JP6453317B2 JP6453317B2 JP2016515747A JP2016515747A JP6453317B2 JP 6453317 B2 JP6453317 B2 JP 6453317B2 JP 2016515747 A JP2016515747 A JP 2016515747A JP 2016515747 A JP2016515747 A JP 2016515747A JP 6453317 B2 JP6453317 B2 JP 6453317B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carbon atoms
- tire
- group
- groups
- phr
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/04—Oxygen-containing compounds
- C08K5/09—Carboxylic acids; Metal salts thereof; Anhydrides thereof
- C08K5/092—Polycarboxylic acids
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C1/00—Tyres characterised by the chemical composition or the physical arrangement or mixture of the composition
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C1/00—Tyres characterised by the chemical composition or the physical arrangement or mixture of the composition
- B60C1/0016—Compositions of the tread
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K3/00—Use of inorganic substances as compounding ingredients
- C08K3/34—Silicon-containing compounds
- C08K3/36—Silica
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/16—Nitrogen-containing compounds
- C08K5/34—Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring
- C08K5/3442—Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring having two nitrogen atoms in the ring
- C08K5/3445—Five-membered rings
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
(式中、Aは、共有結合、または少なくとも1個の炭素原子を有し、必要に応じて置換され且つ必要に応じて1個以上のヘテロ原子によって遮断されている炭化水素基を示す)
を有するポリカルボン酸と、下記の一般式(II):
(式中、・R1は、炭化水素基または水素原子を示し;
・R2は、炭化水素基を示し;
・R3およびR4は、互いに独立して、水素原子または炭化水素基を示し;
・或いは、R3およびR4は、これらが結合しているイミダゾール環の炭素原子と一緒になって環を形成する)
を有するイミダゾールを含む架橋系をベースとするゴム組成物を含むタイヤである。
・R1は、水素原子或いは1〜20個の炭素原子を有するアルキル基、5〜24個の炭素原子を有するシクロアルキル基、6〜30個の炭素原子を有するアリール基または7〜25個の炭素原子を有するアラルキル基を示し、これらの基は、必要に応じて、1個以上のヘテロ原子によって遮断されていてもおよび/または置換されていてもよく;
・R2は、1〜20個の炭素原子を有するアルキル基、5〜24個の炭素原子を有するシクロアルキル基、6〜30個の炭素原子を有するアリール基または7〜25個の炭素原子を有するアラルキル基を示し、これらの基は、必要に応じて、1個以上のヘテロ原子によって遮断されていてもおよび/または置換されていてもよく;
・R3およびR4は、個々に、水素或いは1〜20個の炭素原子を有するアルキル基、5〜24個の炭素原子を有するシクロアルキル基、6〜30個の炭素原子を有するアリール基または7〜25個の炭素原子を有するアラルキル基から選ばれる同一または異なる基を示し、これらの基は、必要に応じて、ヘテロ原子によって遮断されていてもおよび/または置換されていてもよく;或いは、R3およびR4は、これらが結合しているイミダゾール環の炭素原子と一緒になって、5〜12個の炭素原子、好ましくは5または6個の炭素原子を有する芳香族、ヘテロ芳香族または脂肪族環から選ばれる環を形成する。
上記ゴム組成物は、硬化後、これら組成物の機械的および動的性質によって特性決定する;また、これらの組成物は、以下で示すように、これら組成物の架橋特性によっても特性決定する。
これらの引張試験は、弾性応力および破断点諸特性の測定を可能にする。特に断らない限り、これらの試験は、1988年9月のフランス規格 NF T 46−002に従って実施する。また、引張記録の加工は、モジュラス曲線を伸びの関数としてプロットすることも可能にする;使用するモジュラスは、この場合、1回目の伸びで測定し、試験標本の初期断面まで減じることによって算出した公称(または見掛け)割線モジュラスである。2回目の伸びにおいて(即ち、測定自体においてもたらされる伸長速度での順応サイクル後に)、公称割線モジュラス(即ち、MPaでの見掛け応力)を10%伸び(ASM10で示す)または50%伸び(ASM50で示す)において測定する。順応割線モジュラスを判定する引張測定は、23℃±2℃の温度において、さらに、標準の湿度測定条件(50±5%の相対湿度)下に実施する。これらの値は、剛性を代表する:上記モジュラスの値が高いほど、剛性は高い。
動的特性G*およびtan(δ)maxを、規格ASTM D 5992‐96に従って、粘度アナライザー(Metravib VA4000)において測定する。単純な交互正弦波剪断応力に、10Hzの周波数で、規格ASTM D 1349−99に従う標準温度条件(23℃)下に或いは必要に応じて異なる温度において供した架橋組成物のサンプル(4mmの厚さおよび400mm2の断面積を有する円筒状試験標本)の応答を記録する。歪み振幅掃引を、0.1%から100%まで(前向きサイクル)、次いで、100%から0.1%まで(戻りサイクル)で実施する。使用する結果は、複素動的剪断モジュラス(G*)および損失係数tan(δ)である。戻りサイクルにおいて、tan(δ)maxで表す観察されたtan(δ)の最高値が示される。この値は、材料のヒステリシスを、本発明の場合は、転がり抵抗性を代表する:tan(δ)maxの値が低いほど、転がり抵抗性は低い。23℃において測定したG*の値は、剛性、即ち、歪みに対する抵抗性を代表する:G*の値が高いほど、材料の剛性は高く、従って、耐摩耗性は高い。
測定を、規格DIN 53529−パート3 (1983年6月)に従い、振動ディスクレオメーターによって150℃にて実施する。時間の関数としての流動度トルクの変化は、架橋反応の結果としての組成物の剛性化の変化を説明する。測定値を、規格DIN 53529−パート2 (1983年3月)に従って処理する:
・tiは、誘導期間、即ち、架橋反応の開始に必要な時間である;
・tα(例えば、t90)は、α%の変換、即ち、最低トルクと最高トルク間の差のα%(例えば、90%)を達成するのに必要な時間である;
・達成された最高トルク:試験条件下での架橋最適化に相当する、試験中の組成物において達成された最高トルクのdN.mで測定した値。
硬化後、熱酸化に対する耐性特性を評価すべきである組成物に相応するゴムブロックを、50%の相対湿度下85℃の温度のオーブン内で4週間エージングする。
その後、上記で説明した機械的および動的性質を再評価し得る。得られた新たな値は、各組成物におけるエージング前の初期値に対する基本点100において表し得る;熱酸化に対する耐性は、得られる値が100に近づくにつれて上昇する。
本発明に従うタイヤは、主要エラストマーとしての、エポキシド官能基を含む少なくとも1種のオレフィン系エラストマー;少なくとも1種の補強用充填剤;および、一般式(I)のポリカルボン酸と一般式(II)のイミダゾールを含む架橋系をベースとするゴム組成物を含む。
上記に対し、“少量”化合物は、同じタイプの化合物のうちで最大質量画分を示さない化合物である。
上記エポキシ化オレフィンタイプのエラストマーまたはゴム(これら2つの用語は、知られている通り、同義で且つ互換可能である)は、エポキシド官能化エラストマーを意味するものと理解すべきこと、即ち、上記エラストマーはエポキシド官能基を担持し、そのエラストマー鎖は、オレフィンモノマー単位(Oで示す)を主として含む(50%よりも多いモル含有量)炭素鎖であることを思い起こすべきである。さらに詳細には、Oのモル含有量は、50%と95%の間、好ましくは65%と85%の間の量である。従って、このオレフィン系エラストマーは、5〜50モル%の非オレフィン単位(即ちOと異なる)も含むコポリマーでもある。これらの非オレフィン単位は、本発明の前提条件にとって必要なエポキシド官能基を担持する単位(Rで示す)から部分的にまたは完全になる。全部ではない上記非オレフィン単位がR単位である場合、他の単位(A’で示す)が、炭素鎖中に、R+A’のモル比が厳格に50%未満であるような形で存在する。
本発明のもう1つの好ましい実施態様によれば、上記組成物は、100phrのエラストマー全体において、1種以上のエポキシ化エチレン系エラストマーを含む。
タイヤの製造において使用することのできるゴム組成物を補強するその能力について知られている任意のタイプの補強用充填剤、例えば、カーボンブラックのような有機充填剤、シリカのような補強用無機充填剤、またはこれら2つのタイプの充填剤のブレンド、特に、カーボンブラックとシリカとのブレンドを使用することができる。
本発明に従うゴム組成物においては、カップリング剤の含有量は、好ましくは0〜12phr、より好ましくは0phrと8phrの間の量である。
上記で説明したエポキシ化オレフィン系エラストマーと補強用充填剤は、本発明に従うタイヤの組成物を架橋または硬化させることのできる架橋系と混合する。この架橋系は、一般式(I)の少なくとも1種のポリカルボン酸と一般式(II)の少なくとも1種のイミダゾールを含む。
本発明の前提条件において使用するポリ酸は、下記の一般式(I)を有するポリカルボン酸である:
(式中、Aは、共有結合、または少なくとも1個の炭素原子を有し、必要に応じて置換され且つ必要に応じて1個以上のヘテロ原子によって遮断されている炭化水素基を示す)。
また、一般式(I)のポリ酸のA基は、アルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヒドロキシル、アルコキシ、アミノおよびカルボニル基から選ばれる少なくとも1個の基によって置換し得る。
好ましい形態によれば、A基は、他のカルボン酸官能基を含んでいない;従って、そのポリ酸は、ジ酸である。
本発明のタイヤの架橋系において使用するイミダゾールは、下記の一般式(II)のイミダゾールである:
(式中、・R1は、炭化水素基または水素原子を示し;
・R2は、炭化水素基を示し;
・R3およびR4は、互いに独立して、水素原子または炭化水素基を示し;
・或いは、R3およびR4は、これらが結合しているイミダゾール環の炭素原子と一緒になって環を形成する)。
・R1は、水素原子或いは1〜20個の炭素原子を有するアルキル基、5〜24個の炭素原子を有するシクロアルキル基、6〜30個の炭素原子を有するアリール基または7〜25個の炭素原子を有するアラルキル基を示し、これらの基は、必要に応じて、1個以上のヘテロ原子によって遮断されていてもおよび/または置換されていてもよい;
・R2は、1〜20個の炭素原子を有するアルキル基、5〜24個の炭素原子を有するシクロアルキル基、6〜30個の炭素原子を有するアリール基または7〜25個の炭素原子を有するアラルキル基を示し、これらの基は、必要に応じて、1個以上のヘテロ原子によって遮断されていてもおよび/または置換されていてもよい;
・R3およびR4は、個々に、水素或いは1〜20個の炭素原子を有するアルキル基、5〜24個の炭素原子を有するシクロアルキル基、6〜30個の炭素原子を有するアリール基または7〜25個の炭素原子を有するアラルキル基から選ばれる同一または異なる基を示し、これらの基は、必要に応じて、ヘテロ原子によって遮断されていてもおよび/または置換されていてもよく;或いは、R3およびR4は、これらが結合しているイミダゾール環の炭素原子と一緒になって、5〜12個の炭素原子、好ましくは5または6個の炭素原子を有する芳香族、ヘテロ芳香族または脂肪族環から選ばれる環を形成する。
明らかに、また、本発明における“ベースとする”なる表現の定義によれば、上記で提示した一般式(I)のポリ酸と一般式(II)のイミダゾールをベースとする組成物は、上記ポリ酸と上記イミダゾールが一緒に前以って反応していて上記ポリ酸の1個以上の酸官能基とそれぞれ1個以上のイミダゾール核との間で塩を形成している組成物であり得る。
また、本発明に従うタイヤのゴム組成物は、例えば、顔料;オゾン劣化防止ワックス、化学オゾン劣化防止剤または酸化防止剤のような保護剤;疲労防止剤;上記で説明した架橋剤以外の架橋剤;補強用樹脂または可塑剤のような、トレッドの製造を意図するエラストマー組成物において一般的に使用する通常の添加剤の全部または1部も含み得る。好ましくは、上記可塑剤は、固形炭化水素樹脂(即ち可塑化用樹脂)、増量剤オイル(即ち可塑化用オイル)またはこれら2成分の混合物である。
本発明のタイヤにおいて使用する上記組成物は、適切なミキサー内で、当業者にとって周知の2つの連続する製造段階、即ち、100℃と190℃の間、好ましくは120℃と180℃の間の最高温度までの高温で熱機械的に加工または混練する第1段階(“非生産”段階)、および、その後の、典型的には100℃よりも低い、例えば、40℃と100℃の間の低めの温度まで低下させた機械的加工の第2段階(“生産”段階)を使用して製造し、この仕上げ段階において、上記架橋系を混入し得る。当業者であれば、ミキサー内の温度を上記エポキシ化オレフィン系エラストマーの性質の関数として如何にして調整するかは承知しているであろう。
本発明に従うタイヤのゴム組成物は、上記タイヤの種々の部品内で、特に、クラウン、ビード領域、側壁領域およびトレッド(特にトレッドの下地層中)内で使用することができる。
本発明の好ましい実施態様によれば、上記ゴム組成物は、タイヤ内で、タイヤの少なくとも1つの部品内のエラストマー層として使用し得る。
本発明のもう1つの好ましい実施態様は、本発明に従う組成物をタイヤの側壁領域内に位置するエラストマー層を形成するための使用であり得る。
また、本発明の組成物は、タイヤのトレッドにおいて有利に使用し得る。
III. 1. 組成物の製造
下記の試験を、以下の方法で実施する:上記エポキシ化オレフィン系エラストマー、補強用充填剤、ポリ酸、イミダゾールおよび他の添加剤を、初期容器温度が約80℃である密閉ミキサー内に連続して導入する(最終充填度;約70容量%)。その後、熱機械的加工(非生産段階)を1段階で実施する;この段階は、上記組成物に応じて135℃〜165℃の範囲の最高“落下”温度に達するまで全体でおよそ2〜4分間続く。本発明に従わない幾つかの組成物中に存在する通常のイオウ含有加硫系の導入は、80℃での機械的加工の第2段階において実施する。
この試験は、特に本発明のタイヤのトレッドとして使用することのできるゴム組成物を説明する。これらの組成物は、通常のゴム組成物(イオウによって加硫した)よりも優れている調製の容易性および簡素性を示すと共に、イオウによって加硫させた組成物と比較して、ヒステリシスを、さらには、上記組成物の剛性とヒステリシス間の妥協点さえも改良している。
(1) SBR:15%のスチレン単位、20%の1,2−ブタジエン単位および65%の1,4−ブタジエン単位;
(2) 水素化SBR (1):上記SBRの二重結合の65%を水素化している;
(3) EPOXPE:8%のグリシジルメタクリレート、24%のメチルアクリレートおよび68%のエチレンを含むエポキシ化ポリエチレン、Arkema社からのLotader AX8900;
(4) シリカ 160 MP、Rhodia社からのZeosil 1165MP;
(5) Degussa社からのTESPT Si69;
(6) N−(1,3−ジメチルブチル)−N−フェニル−パラ−フェニレンジアミン (Flexsys社からのSantoflex 6−PPD);
(7) オレイン酸ヒマワリ油;
(8) ポリリモネン樹脂;
(9) Sigma Aldrich社からのドデカン二酸、CAS 693−23−2;
(10) Sigma Aldrich社からの1−ベンジル−2−メチルイミダゾール、CAS = 13750−62−4;
(11) N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド (Flexsys社からのSantocure CBS);
(12) ジフェニルグアニジン;
(13) 酸化亜鉛 (工業級、Umicore社);
(14) Stearin (Uniqema社からのPristerene 4931)。
混合物のより大きな簡素化が、加硫対照組成物におけるよりも少ない成分による本発明の組成物において注目される。さらにまた、通常の加硫系の本発明において処方しているようなポリ酸とイミダゾールの架橋系による置換えは、ヒステリシスの上昇を得ると共に混合物の剛性、即ち、加硫ジエン混合物の通常の剛性/ヒステリシス妥協点に関する不一致を改良することを可能にしていることも注目し得る。
また、この試験も、特に本発明のタイヤのトレッドとして使用することのできるゴム組成物を説明する。これらの組成物は、通常のゴム組成物(イオウによる加硫)よりも優れている調製の容易性および簡素性を示すと共に、イオウによって加硫させた組成物と比較して、上記組成物のヒステリシスも改良している。
組成物C5およびC6は、エポキシド官能基を担持するが主としてジエンであるエラストマーをベースとし、イオウ(タイヤの硬化においては通常の)によってまたは本発明において提案したポリ酸/イミダゾール架橋系によって架橋させる組成物であり;一方、組成物C7は、本発明に従うポリ酸とイミダゾールによって架橋させたエポキシ化オレフィン系マトリックスをベースとしている。
(1) エポキシ化天然ゴム、Guthrie Polymer社からのENR25;
(2) EPOXPE:8%のグリシジルメタクリレート、24%のメチルアクリレートおよび68%のエチレンを含むエポキシ化ポリエチレン、Arkema社からのLotader AX8900;
(3) シリカ 160 MP、Rhodia社からのZeosil 1165MP;
(4) Degussa社からのDynasylan Octeo;
(5) N−(1,3−ジメチルブチル)−N−フェニル−パラ−フェニレンジアミン (Flexsys社からのSantoflex 6−PPD);
(6) Sigma Aldrich社からのドデカン二酸、CAS 693−23−2;
(7) Sigma Aldrich社からの1−ベンジル−2−メチルイミダゾール、CAS = 13750−62−4;
(8) N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド (Flexsys社からのSantocure CBS);
(9) 酸化亜鉛 (工業級、Umicore社);
(10) Stearin (Uniqema社からのPristerene 4931)。
混合物のより大きな簡素化が、加硫対照組成物におけるよりも少ない成分による本発明の組成物において注目される。さらにまた、通常の加硫系のポリ酸とイミダゾールの架橋系による置換えは、僅かな剛性化が伴って、混合物のヒステリシスの改良をもたらしていることも注目し得る。剛性の増大が伴うヒステリシスのこの低下は、エポキシ化ジエンマトリックスの本発明に従って架橋させたエポキシ化ポリオレフィンマトリックスによって置換えた場合に増進されている。
この試験は、組成物C8が本発明の系と別の系で架橋させたゴム組成物よりも高い架橋効率を示すことを説明する。
このために、ゴム組成物を下記の表5において示すようにして調製した。組成物C8〜C10は、本発明に従いポリ酸とイミダゾール(C8)或いはポリ酸のみ(C9)またはイミダゾールのみ(C10)のいずれかによって架橋させた組成物である。
(1) EPOXPE:92%のポリエチレンおよび8%のグリシジルメタクリレートを含むエポキシ化ポリエチレン、Arkema社からのLotader AX8840;
(6) Sigma Aldrich社からのドデカン二酸、CAS 693−23−2;
(7) Sigma Aldrich社からの1−ベンジル−2−メチルイミダゾール、CAS = 13750−62−4。
なお、実施例において、組成物C4、C7及びC8は本発明に従う実施例に該当し、組成物C1〜C3、C5〜C6、C9〜C10は比較例に該当する。
Claims (9)
- 70〜100phrの、エポキシド官能基を含む少なくとも1種のオレフィン系エラストマー、ここで、phrは全エラストマーの100質量部あたりの質量部を意味する;
少なくとも1種の補強用充填剤;並びに、
下記の一般式(I):
のポリカルボン酸と、下記の一般式(II):
R2は、炭化水素基を示し;
R3およびR4は、互いに独立して、水素原子または炭化水素基を示し;
或いは、R3およびR4は、これらが結合しているイミダゾール環の炭素原子と一緒になって環を形成する)のイミダゾールとを含む架橋系
をベースとするゴム組成物を含むタイヤ。 - Aが、共有結合、または1〜1800個の炭素原子を含む2価の炭化水素基を示す、請求項1記載のゴム組成物を含むタイヤ。
- Aが、脂肪族炭化水素基、芳香族炭化水素基、または脂肪族部分および芳香族部分を含む炭化水素基からなる群から選択される2価の基である、請求項1又は2記載のゴム組成物を含むタイヤ。
- ポリ酸の含有量が、0.2〜100phrの範囲内である、請求項1〜3のいずれか1項記載のゴム組成物を含むタイヤ。
- ・R1が、水素原子或いは1〜20個の炭素原子を有するアルキル基、5〜24個の炭素原子を有するシクロアルキル基、6〜30個の炭素原子を有するアリール基または7〜25個の炭素原子を有するアラルキル基を示し、これらの基は1個以上のヘテロ原子によって遮断されていてもよく、および/またはこれらの基は置換されていてもよく;
・R2が、1〜20個の炭素原子を有するアルキル基、5〜24個の炭素原子を有するシクロアルキル基、6〜30個の炭素原子を有するアリール基または7〜25個の炭素原子を有するアラルキル基を示し、これらの基は1個以上のヘテロ原子によって遮断されていてもよく、および/またはこれらの基は置換されていてもよく;
・R3およびR4が、個々に、水素或いは1〜20個の炭素原子を有するアルキル基、5〜24個の炭素原子を有するシクロアルキル基、6〜30個の炭素原子を有するアリール基または7〜25個の炭素原子を有するアラルキル基から選ばれる同一または異なる基を示し、これらの基はヘテロ原子によって遮断されていてもよく、および/またはこれらの基は置換されていてもよく;或いは、R3およびR4が、これらが結合しているイミダゾール環の炭素原子と一緒になって、5〜12個の炭素原子を有する芳香族、ヘテロ芳香族または脂肪族環から選ばれる環を形成する、請求項1〜4のいずれか1項記載のゴム組成物を含むタイヤ。 - R1が、2〜12個の炭素原子を有するアルキル基または7〜13個の炭素原子を有するアラルキル基から選ばれる基を示し、これらの基が置換されていてもよい、請求項1〜5のいずれか1項記載のゴム組成物を含むタイヤ。
- 前記イミダゾールの含有量が、一般式(I)のポリカルボン酸上に存在するカルボン酸官能基に対して、0.5〜4モル当量の範囲内である、請求項1〜6のいずれか1項記載のゴム組成物を含むタイヤ。
- エポキシド官能基を含む前記オレフィン系エラストマーが、前記オレフィン系エラストマーの全モノマー単位に対して50モル%と95モル%の間の量のオレフィン由来のモノマー単位を含む、請求項1〜7のいずれか1項記載のゴム組成物を含むタイヤ。
- 70〜100phrの、エポキシド官能基を含む前記オレフィン系エラストマーと、0〜30phrの1種以上の非エポキシ化エラストマーとを含む、請求項1〜8のいずれか1項記載のゴム組成物を含むタイヤ。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR1354832A FR3006319B1 (fr) | 2013-05-28 | 2013-05-28 | Pneumatique comportant une composition de caoutchouc comprenant un elastomere olefinique epoxyde reticule par un poly-acide carboxylique |
FR1354832 | 2013-05-28 | ||
PCT/EP2014/060688 WO2014191317A1 (fr) | 2013-05-28 | 2014-05-23 | Pneumatique comportant une composition de caoutchouc comprenant un elastomere olefinique epoxyde reticule par un poly-acide carboxylique |
Publications (4)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016520154A JP2016520154A (ja) | 2016-07-11 |
JP2016520154A5 JP2016520154A5 (ja) | 2017-07-06 |
JP6453317B2 true JP6453317B2 (ja) | 2019-01-16 |
JP6453317B6 JP6453317B6 (ja) | 2019-02-20 |
Family
ID=48795802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016515747A Active JP6453317B6 (ja) | 2013-05-28 | 2014-05-23 | ポリカルボン酸によって架橋させたオレフィン系エポキシドエラストマーを含むゴム組成物を含むタイヤ |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20160122504A1 (ja) |
EP (1) | EP3003738B1 (ja) |
JP (1) | JP6453317B6 (ja) |
CN (1) | CN105246709B (ja) |
FR (1) | FR3006319B1 (ja) |
WO (1) | WO2014191317A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7415706B2 (ja) | 2020-03-19 | 2024-01-17 | Toppanホールディングス株式会社 | 吊天井システム |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR3006320B1 (fr) * | 2013-05-28 | 2015-05-29 | Michelin & Cie | Pneumatique comportant une composition de caoutchouc comprenant un elastomere olefinique epoxyde reticule par un poly-acide carboxylique |
FR3022548A1 (fr) | 2014-06-18 | 2015-12-25 | Michelin & Cie | Composition de caoutchouc comprenant un elastomere epoxyde reticule par un poly-acide carboxylique |
FR3042197A1 (fr) * | 2015-10-09 | 2017-04-14 | Michelin & Cie | Pneumatique ayant une composition comprenant un compose imidazole |
FR3086297B1 (fr) * | 2018-09-21 | 2021-06-04 | Michelin & Cie | Composition de caoutchouc comprenant un compose polyphenolique |
FR3086296B1 (fr) * | 2018-09-21 | 2020-09-25 | Michelin & Cie | Composition de caoutchouc comprenant un elastomere epoxyde et un compose polyphenolique |
FR3104592B1 (fr) * | 2019-12-12 | 2021-12-03 | Michelin & Cie | Système de réticulation et composition de caoutchouc diénique le comprenant |
FR3104593B1 (fr) * | 2019-12-12 | 2021-12-03 | Michelin & Cie | Système de réticulation et composition de caoutchouc diénique le comprenant |
Family Cites Families (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55145727A (en) * | 1979-05-02 | 1980-11-13 | Denki Kagaku Kogyo Kk | Elastomer composition containing epoxy group |
JPS6126620A (ja) * | 1984-07-18 | 1986-02-05 | Nippon Zeon Co Ltd | エポキシ基含有エラストマ−加硫性組成物 |
JPS61287921A (ja) * | 1985-05-21 | 1986-12-18 | Sumitomo Chem Co Ltd | エラストマ−組成物 |
JP2531684B2 (ja) * | 1987-06-16 | 1996-09-04 | 電気化学工業株式会社 | アクリル系ゴム組成物 |
JPH0525375A (ja) * | 1991-07-18 | 1993-02-02 | Nippon Zeon Co Ltd | 熱可塑性エラストマー組成物 |
JP3157937B2 (ja) * | 1992-12-16 | 2001-04-23 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤの被遮蔽体 |
JPH07278411A (ja) * | 1994-04-13 | 1995-10-24 | Denki Kagaku Kogyo Kk | エラストマー組成物 |
JP2912845B2 (ja) * | 1994-04-20 | 1999-06-28 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ用ゴム組成物 |
US5721316A (en) * | 1995-07-12 | 1998-02-24 | Shell Oil Company | Process for incorporation of expoxidized polydienes into epoxy resins |
IT1277581B1 (it) * | 1995-09-14 | 1997-11-11 | Enichem Elastomers | Composizione elastomerica utile come battistrada per pneumatici |
DE69622235T2 (de) * | 1995-10-04 | 2003-01-23 | Michelin & Cie | Kautschukmischung basierend auf einem Dienpolymer mit von Organosilanen abgeleiteten Gruppen zur Verwendung in Reifenlaufflächen |
US6179008B1 (en) * | 1996-02-09 | 2001-01-30 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Thermoplastic elastomer composition, process for the preparation there of, hose made by using the composition, and process for the production thereof |
EP1144503B1 (en) * | 1998-12-22 | 2004-07-21 | Pirelli Pneumatici S.p.A. | Process for producing tyres, tyres thus obtained and elastomeric compositions used therein |
US20060231183A1 (en) * | 2000-06-14 | 2006-10-19 | Antonio Serra | Process for producing tyres, tyres thus obtained and elastomeric compositions used therein |
AU7245601A (en) * | 2000-06-14 | 2001-12-24 | Pirelli Pneumatici S.P.A. | Process for producing tyres, tyres thus obtained and elastomeric compositions used therein |
TWI240672B (en) * | 2000-06-20 | 2005-10-01 | Sumitomo Chemical Co | Elastomer molded product |
ATE363518T1 (de) * | 2002-05-01 | 2007-06-15 | Dow Corning | Zusammensetzungen mit verlängerter verarbeitungszeit |
JP4911904B2 (ja) * | 2005-03-04 | 2012-04-04 | 株式会社ブリヂストン | ゴム組成物及びそれを用いたタイヤ |
JP4861749B2 (ja) * | 2006-05-31 | 2012-01-25 | トヨタ自動車株式会社 | モールド装置およびモールド品の製造方法 |
US20080103287A1 (en) * | 2006-10-30 | 2008-05-01 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Thermoplastic elastomer and thermoplastic elastomer composition |
-
2013
- 2013-05-28 FR FR1354832A patent/FR3006319B1/fr active Active
-
2014
- 2014-05-23 JP JP2016515747A patent/JP6453317B6/ja active Active
- 2014-05-23 WO PCT/EP2014/060688 patent/WO2014191317A1/fr active Application Filing
- 2014-05-23 EP EP14725729.9A patent/EP3003738B1/fr active Active
- 2014-05-23 US US14/893,747 patent/US20160122504A1/en not_active Abandoned
- 2014-05-23 CN CN201480030528.1A patent/CN105246709B/zh active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7415706B2 (ja) | 2020-03-19 | 2024-01-17 | Toppanホールディングス株式会社 | 吊天井システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP3003738A1 (fr) | 2016-04-13 |
JP6453317B6 (ja) | 2019-02-20 |
JP2016520154A (ja) | 2016-07-11 |
EP3003738B1 (fr) | 2017-05-03 |
CN105246709A (zh) | 2016-01-13 |
US20160122504A1 (en) | 2016-05-05 |
WO2014191317A1 (fr) | 2014-12-04 |
FR3006319B1 (fr) | 2015-05-29 |
FR3006319A1 (fr) | 2014-12-05 |
CN105246709B (zh) | 2017-07-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6453317B6 (ja) | ポリカルボン酸によって架橋させたオレフィン系エポキシドエラストマーを含むゴム組成物を含むタイヤ | |
JP6525964B2 (ja) | ポリカルボン酸によって架橋させたオレフィン系エポキシドエラストマーを含むゴム組成物を含むタイヤ | |
JP6317757B2 (ja) | ポリカルボン酸で架橋したエポキシドエラストマーを含むゴム組成物を含有するタイヤ | |
JP6322208B2 (ja) | ポリカルボン酸で架橋したエポキシドエラストマーを含むゴム組成物を含有するタイヤ | |
JP6540960B2 (ja) | ポリカルボン酸で架橋したエポキシドエラストマーを含むゴム組成物を含有するタイヤ | |
JP6540959B2 (ja) | ポリカルボン酸で架橋したエポキシドポリマーを含むゴム組成物を含有するタイヤ | |
JP6574210B2 (ja) | ポリカルボン酸によって架橋したエポキシドエラストマーを含むゴム組成物 | |
JP6469093B2 (ja) | ポリカルボン酸によって架橋させたエチレン系エポキシドエラストマーを含むゴム組成物を含むタイヤ | |
JP5453524B2 (ja) | オルガノシランカップリング剤を含むゴム組成物 | |
CN112739551B (zh) | 包含环氧弹性体和多酚化合物的橡胶组合物 | |
AU2017371532A1 (en) | Tyre comprising a rubber composition based on epoxidized polyisoprene | |
CN110099801B (zh) | 包括含有由亲二烯体交联的带有共轭二烯基团的聚合物的橡胶组合物的轮胎 | |
CN111491805B (zh) | 包含酚化合物的经二酸交联的橡胶组合物 | |
JP2021534302A (ja) | エチレンに富むエラストマー、過酸化物および特定のアクリレート誘導体を含む組成物を有するタイヤ | |
US20210380784A1 (en) | Rubber composition comprising a polyphenolic compound | |
JP2021535240A (ja) | エチレンに富むエラストマー、過酸化物および特定のアクリレート誘導体を含む組成物を有するタイヤ | |
CN106414541B (zh) | 包含由多元羧酸交联的环氧化弹性体的橡胶组合物 | |
CN111511579B (zh) | 用二酸交联并且包含酚化合物的橡胶组合物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170523 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170523 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20171122 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180227 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180312 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20180611 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180723 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181023 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181112 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181212 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6453317 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |