JP6453190B2 - 歩数計測器、歩行補助装置及び歩数演算プログラム - Google Patents

歩数計測器、歩行補助装置及び歩数演算プログラム Download PDF

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Description

本発明は、使用者の歩数を計測する歩数計測器、歩行補助装置及び歩数演算プログラムに関する。
使用者の歩数を計測する歩数計測器として、使用者に装着された加速度センサの検出信号に基づいて歩数をカウントアップするものが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、足裏の接地を検出する着地センサによって装着者の歩数を計数する歩行補助装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
一方、加速度センサや着地センサを用いた歩数計測器では、健常者の歩数は計測可能であるが、足取りが不規則な場合は歩数を正確に計測できないことがある。そこで、本出願人は、右用角度センサが出力する使用者の右股関節角度信号と、左用角度センサが出力する左股関節角度信号とから角度差信号を生成し、角度差信号に基づいて歩数を計測(カウントアップ)する歩数計測器を提案している(特許文献3参照)。
特開2010−71779号公報 特開2012−205826号公報 特許第5758028号公報
ところで、歩行動作に支障がある患者の歩容を数値で把握するために、所定距離の歩行に要する歩数を計測することがある。しかしながら、従来の歩数計測器は、歩数を整数としてカウントするのみであり、1未満の値まで正確に歩数を算出することはできなかった。そのため、例えばリハビリテーションによる歩容改善効果を確認するために、リハビリテーション前後の歩数を比較しても、歩容改善効果を把握しがたいといった課題があった。
本発明は、このような背景に鑑み、歩数をより正確に算出することができる歩数計測器、歩行補助装置及び歩数演算プログラムを提供することを解決課題とする。
このような課題を解決するために、本発明に係る歩数計測器(12)は、使用者(P)の歩行運動に応じて変化する状態量(θ)を検出する状態量検出手段(6)と、前記状態量検出手段の検出結果に基づいて1単位の歩を判定する歩判定部(36)と、前記歩判定部が前記1単位の歩を判定した時に、1を加えたカウント数及び時刻情報を記憶する歩行情報記憶部(37)と、前記歩行情報記憶部に記憶されたカウント数及び時刻情報に基づいて、所定時における歩数(Ss、Sf)を1未満の値まで算出する歩数演算部(42(38、40))とを備える構成とする。
また、上記課題を解決するために、本発明に係る歩行補助装置(1)は、使用者(P)に装着され、前記使用者の脚部に補助力を付与する付与部(7、8、9)と、上記の歩数計測器(12)とを備える構成とする。
また、上記課題を解決するために、本発明に係る歩数演算プログラムは、使用者(P)の歩行運動に応じて変化する状態量(θ)に基づいて、1単位の歩を判定する判定ステップ(ST2)と、前記1単位の歩を判定した時に、1を加えたカウント数及び時刻情報を記憶する記憶ステップ(ST3)と、前記カウント数及び前記時刻情報に基づいて、所定時における歩数(Ss、Sf)を1未満の値まで算出する演算ステップ(ST7〜ST8、ST9〜ST10)とをコンピュータに実行させる構成とする。
これらの構成によれば、所定時における歩数を、カウント数及び時刻情報に基づいて1未満の値まで正確に算出することできる。
また、上記の発明において、前記歩数演算部(42)は、前記所定時の前に歩が最後に判定された時から前記所定時までの経過時間(Ts、Tf)及び前記歩行周期(TCs、TCf)に基づいて、前記所定時における歩数(Ss、Sf)を算出する構成とするとよい。ここで、歩行周期とは、左右の脚による2歩当たりの期間ではなく、1歩当たりの期間を意味する。また、歩行周期とは、変動のない規則的な期間に限らず、変動のある不規則的な期間であってもよい。
この構成によれば、所定時における歩数を、1未満の値までより正確に算出することができる。
また、上記の発明において、前記歩数演算部(42)は、2歩以上の歩の所要時間(TC1及びTC2、TC3及びTC4)の平均値を前記歩行周期(TCs、TCf)に用いる構成とするとよい。
この構成によれば、所定時直前に歩容が乱れていても、歩の所要時間の平均値を歩行周期に用いることで、1未満の半端歩数をより正確に算出することができる。
また、上記の発明において、前記歩数演算部(42)は、前記所定時における歩数(Ss、Sf)を算出する際に、左右の脚のうち、1未満の半端歩数に対応する側の脚の歩の所要時間(TC5〜TC7)を前記歩行周期(TCs、TCf)に用いる構成とするとよい。
この構成によれば、左右の脚の歩に要する期間に差がある場合に、1未満の半端歩数をより正確に算出することができる。
また、上記の発明において、前記歩数演算部(42)は、前記歩行情報記憶部(37)に記憶されたカウント数及び時刻情報に基づいて、歩数測定の測定開始時における歩数(Ss)及び測定終了時における歩数(Sf)を1未満の値まで算出し、前記測定終了時における歩数から前記測定開始時における歩数を減じることにより測定歩数(S)を1未満の値まで算出する構成とするとよい。
この構成によれば、歩数測定を行う際に、それぞれ1未満の値まで正確に算出した測定開始時における歩数及び測定終了時における歩数に基づいて測定歩数を1未満の値まで正確に算出することができる。
このように本発明によれば、歩数をより正確に算出することができる歩数計測器、歩行補助装置及び歩数演算プログラムを提供することができる。
実施形態に係る歩行補助装置の構成図 関節角度及び差分角に関する説明図 図1に示される制御装置の構成を示すブロック図 図3に示されるシステム制御部の構成を示すブロック図 歩数カウントアップの例を示すタイムチャート 図3に示されるシステム制御部が行う歩行テスト制御のフロー図 変形実施形態に係る歩数カウントアップの例を示すタイムチャート
本発明の実施形態を図1〜図6を参照して説明する。なお、脚体等の左右を区別するために符号に続けて「L」及び「R」を用いるが、左右を区別する必要がない場合等に当該符号を省略することがある。
図1に示されるように、歩行補助装置1は、使用者である人間Pの腰部に配置されて腰背部より左右の腰側部の外方且つ前方へ延在し、平面視で略C字形状をなすメインフレーム2(腰部フレーム)を備えている。メインフレーム2は、高硬度で高剛性を有する材料により構成されている。
メインフレーム2の内側には、人間Pの腹部に巻き付けられる腹部ベルト3が設けられている。腹部ベルト3は、織布、皮革等、可撓性を有する材料により構成されている。腹部ベルト3は、メインフレーム2の中間部分2Aと共働して人間Pの腹部を取り囲むベルト長さ調節自在の閉ループをなし、メインフレーム2を人間Pの腰部に装着する。腹部ベルト3のうち、人間Pの腰背部に対応する中間部の内側には、背部当て板4が取り付けられている。
図には示されていないが、メインフレーム2の中間部分2Aには、制御装置10(図3参照)が内蔵されると共に、歩行補助装置1に電力を供給するバッテリ(図示せず)が着脱自在に取り付けられている。また、メインフレーム2の背面中央付近には起動スイッチ等を有する操作部11(図3参照)が設けられている。使用者は、起動スイッチを押圧操作することにより歩行補助装置1を起動させることができる。使用者が再度このスイッチを押圧操作することにより、歩行補助装置1は停止する。
メインフレーム2の左右の先端部である前端部分2B、2Cは、人間Pの左右の腰側部に位置する。各前端部分2B、2Cの下側には、前後方向に延在する回転軸(図示省略)を有するヒンジ部(図示省略)を介して動力発生装置である左右の電動モータユニット5L、5Rが取り付けられている。これにより、各電動モータユニット5は人間Pの矢状軸周りに回動可能である。左右の電動モータユニット5L、5Rのケーシング内には、電動モータや、電動モータの出力部材の回動角度を検出する左右の角度センサ6L、6R等が内蔵されている。
電動モータユニット5L、5Rには、電動モータの出力軸に連結され、電動モータのトルクを伝達するスイングアーム7L、7Rの基端部が着脱可能に連結されている。即ち、スイングアーム7L、7Rが電動モータユニット5L、5Rを介して人間Pの股関節部を中心にして変位し得るようにメインフレーム2に連結されている。スイングアーム7は、アルミニウム等の軽金属や、ガラス繊維強化プラスチック、炭素繊維強化プラスチック等の高剛性を有する材料により構成され、人間Pの股関節部の外側から人間Pの大腿部前側へと太腿に沿って延びるように捩れた形状をしている。スイングアーム7の先端は大腿部前側に位置している。
スイングアーム7L、7Rの先端部には、球面式の連結部を介して大腿前部当て板8L、8Rが、首振り可能に取り付けられている。大腿前部当て板8は、プラスチック製であり、大腿前部の形状に合った湾曲形状をしている。大腿前部当て板8L、8Rには、大腿前部当て板8L、8Rと協働して大腿部を縛るループをなす大腿部ベルト9L、9Rが連結されている。
歩行補助装置1は、メインフレーム2が腹部ベルト3によって人間Pの腰部に装着され、スイングアーム7の先端部が大腿前部当て板8及び大腿部ベルト9によって人間Pの左右の大腿部に装着される。この状態で、使用者である人間Pが歩行すると、歩行による大腿部の前後の振り運動によって各スイングアーム7が基端部を中心として前後に回動する。
このスイングアーム7の回動は、電動モータユニット5の角度センサ6によって検出される。角度センサ6は、左右のスイングアーム7L、7Rのメインフレーム2に対する角度(絶対角度)を検出するアブソリュート型のロータリエンコーダである。角度センサ6によって検出された電動モータユニット5の回動角度は、後述する左右の検出回路21、22(図3)において対応する脚体の股関節角度θ、θに変換され、制御装置10に入力される。この意味において、角度センサ6は、使用者の歩行運動に応じて変化する状態量を検出する状態量検出手段として機能する。
股関節角度θ、θは、図2に示されているように、人間Pを矢状面の法線方向から見た場合に、基本前額面を表す直線線分と、大腿部を表す直線線分とがなす角度として定義される。股関節角度θ、θは、大腿部が基本前額面より屈曲側(前方)にある場合は正(+)である一方、大腿部が基本前額面より伸展側(後方)にある場合は負(−)であると定義される。
制御装置10は、左右の角度センサ6L、6Rの検出信号に基づいて使用者の歩行運動に応じたトルクを出力するように電動モータユニット5L、5Rの電動モータを駆動制御する。これにより、左右のスイングアーム7L、7Rが使用者の歩行運動に応じて回動駆動され、電動モータが発生する動力がスイングアーム7及び大腿前部当て板8及び大腿部ベルト9によって使用者である人間Pの下肢に歩行補助力として付与される。
制御装置10は、メインフレーム2に収納されたCPU、RAM、ROM等を含む電子回路ユニットにより構成されたコンピュータであり、電動モータユニット5L、5Rの動作、ひいては人間Pに作用させる補助力の演算処理を実行するように構成されている。また、制御装置10は、角度センサ6の検出信号に基づいて使用者である人間Pの歩を自然数としてカウントアップ(計測)すると共に、後述する歩行テストの実施時に測定歩数Sの演算処理を実行するように構成されている。
なお、制御装置10が演算処理を実行するように構成されているとは、制御装置10を構成する演算処理装置(CPU)であるシステム制御部20(図3)が、記憶装置25(メモリ、図3)から必要なデータ及びアプリケーションソフトウェアを読み取り、当該ソフトウェアに従って当該所定の演算処理を実行するようにプログラムされていることを意味する。
このように構成された歩行補助装置1は、メインフレーム2及びスイングアーム7L、7Rを介して、バッテリを電源とする電動モータユニット5の動力を歩行補助力として人間Pに作用させることにより、当該人間Pの歩行運動を補助する。また、歩行補助装置1は、後述する外部機器27(図3)と協働して、歩行補助装置1を装着した人間Pの歩をカウントアップすると共に、後述する歩行テストでの測定歩数Sを算出する。
つまり、角度センサ6、制御装置10及び外部機器27により歩数計測器12(図3)が構成される。なお、本実施形態では、歩数計測器12の主要部をなす制御装置10及び角度センサ6が歩行補助装置1に内蔵され、外部機器27は歩行補助装置1に内蔵されないが、外部機器27の機能を有する機器が歩行補助装置1に内蔵され、歩数計測器12の全体が歩行補助装置1に内蔵されてもよい。或いは、角度センサ6が歩行補助装置1に内蔵され、外部機器27の機能を有する制御装置10が、角度センサ6と有線又は無線で通信可能とされた例えばタブレットのような端末として構成されてもよい。更には、制御装置10が角度センサ6の検出信号を用いる代わりに撮像装置による画像データ等を用いて人間Pの左右の脚の角度を演算するような形態、即ち撮像装置と制御装置10とにより、人間Pの歩行運動に応じて変化する状態量を検出する状態量検出手段が構成される形態であってもよい。この場合には歩数計測器12の全体が、歩行補助装置1と何ら関係なく、人間Pに装着されない独立した装置として構成される。
歩行テストは、所定の規定に基づいて歩数測定を行うテストであり、歩行補助力を作用させない場合及び歩行補助力を作用させた場合の両方で実施可能である。例えば、歩行テストは、予め定められた距離を歩行するのに要する歩数を測定するものと規定される。この場合、歩行テストは、被験者が一定のリズムで歩行している最中に予め定められた距離を歩行するのに要する歩数を測定するものであってよい。或いは、歩行テストは、停止している被験者が停止位置から予め定められた距離を歩行するのに要する歩数を測定するものであってもよい。このような歩行テストにより、被験者の歩行運動の大きさ、即ち歩幅が求められ、複数回の歩行テストの結果を比較することによって被験者の歩容の変化を数値として把握することができる。
或いは、歩行テストは、予め定められた時間(期間)に行うことができる歩行運動の歩数を測定するものと規定されてもよい。この場合にも、歩行テストは、被験者が一定のリズムで歩行している最中に予め定められた時間内に行える歩数を測定するものであってよい。或いは、歩行テストは、停止している被験者が停止状態から予め定められた時間内に行える歩数を測定するものであってもよい。このような歩行テストにより、被験者の歩行運動の速度、即ち歩行ピッチが求められ、複数回の歩行テストの結果を比較することによって被験者の歩容の変化を数値として把握することができる。
本実施形態では、歩行テストは、被験者が一定のリズムで歩行している最中に予め定められた距離を歩行するのに要する歩数を測定するものとして規定されている。
次に、歩行補助装置1を構成する制御要素について説明する。図3に示されるように、制御装置10のCPUにより具現化されるシステム制御部20は、予め設定されたプログラムを実行することにより、直接的或いは間接的に入出力の少なくともいずれかを行うように接続された各制御要素を統括的に制御する。
システム制御部20には、左用検出回路21を介して左側角度センサ6Lの検出結果が入力すると共に、右用検出回路22を介して右側角度センサ6Rの検出結果が入力する。システム制御部20に入力する検出結果は、図3に示される左股関節角度θ及び右股関節角度θである。
システム制御部20は、入力した左股関節角度θ及び右股関節角度θに基づいて、左用駆動回路23を介して左側の電動モータユニット5Lを、右用駆動回路24を介して右側の電動モータユニット5Rをそれぞれ制御する。具体的には、システム制御部20は、左脚を補助する補助力を算出して算出結果を左用駆動回路23に出力し、右脚を補助する補助力を算出して算出結果を右用駆動回路24に出力する。左用駆動回路23及び右用駆動回路24は、入力した算出結果に従ってアナログの駆動電圧を生成し、それぞれ電動モータユニット5L、5Rに印加する。
システム制御部20が出力する補助力は、公知の様々な手法を用いて設定されてよい。また、補助力は、様々なモードに応じて設定されてよい。例えば、主にリハビリテーションを行っている患者に対して歩行補助力を付加する補助モードでは、歩行期間の大半において、補助力は対応する脚の動作方向(屈曲又は伸展方向)と同一の方向性を有する値として算出される。一方、主にアスリート等の筋力増強を目的とする使用者に対して歩行負荷を付与する補助モードでは、歩行期間の大半において、補助力は対応する脚の動作方向と反対の方向性を有する値として算出される。
また、システム制御部20は、入力した左股関節角度θ及び右股関節角度θに基づいて、使用者の歩行運動における左脚及び右脚による1単位の歩を判定する歩判定部36(図4)を構成すると共に、歩行テストにおける測定歩数Sを算出する歩数演算部42(図4)を構成する。これらの詳細については後述する。
操作部11は、起動スイッチを含む、使用者から指示を受けるための操作部材である。操作部11は、起動スイッチの他に、補助力の調整を受け付ける調整つまみ等の操作部材を備えてもよい。システム制御部20は、操作部11が検出する操作部材の変化に従って制御を実行する。
記憶装置25は、例えばSSDなどのフラッシュメモリを用いて構成され、システム制御部20が実行するプログラム、各種パラメータ値等を、電源オフ時にも消失しないように記憶している。また、システム制御部20が行う演算で生成される諸値を一時的に記憶させるワークメモリとしての機能も担う。本実施形態においては、システム制御部20が算出した、使用者の歩行運動における左脚の歩のカウント数及び右脚の歩のカウント数を記憶する。記憶装置25は、それぞれの用途に合わせて、物理的に分離された複数種類のメモリから構成されてもよい。
入出力インタフェース26は、外部機器27との入出力を実現する通信部を含む。入出力インタフェース26は、スマートフォンやリモートコントローラ等の外部機器27から送信される設定情報や各種指令等の信号を受信してシステム制御部20に引き渡すと共に、システム制御部20が生成した歩数データ等を外部機器27へ送信する。本実施形態では、各種指令には、歩行テストにおける測定開始のトリガとなる測定開始指令Cs及び測定終了のトリガとなる測定終了指令Cfが含まれる。
測定開始指令Cs及び測定終了指令Cf(以下、総称する場合には測定指令Cという)は、歩行テストを行う測定者の人為的な操作によって発せられてよい。或いは、測定指令Cは、歩行テストを行うための図示しない付帯設備によって機械的に発せられてもよい。例えば、歩行路に測定開始線及び測定終了線が所定の距離をおいてマーキングされており、一定のリズムで歩行する被験者が測定開始線を通過した時に、測定者が外部機器27に設けられた測定開始スイッチを操作することによって測定開始指令Csが発せられ、被験者が測定終了線を通過した時に、測定者が外部機器27に設けられた測定終了スイッチを操作することによって測定終了指令Cfが発せられてもよい。
或いは、歩行路上の測定開始位置及び測定終了位置に、歩行路を横断するように赤外線やレーザ光等の信号光を照射する照射装置が配置されており、外部機器27が信号光を測定開始指令Csや測定終了指令Cfとして受信する形態や、信号光が被験者によって遮られた時に信号送信器が測定開始指令Csや測定終了指令Cfを無線送信し、これらを外部機器27が受信する形態であってもよい。
本実施形態では、歩行路上にマーキングされた測定開始線及び測定終了線を被験者が通過した時に測定者が外部機器27に設けられた図示しない測定開始スイッチ及び測定終了スイッチを操作することによって測定開始指令Cs及び測定終了指令Cfが発せられる。
次に本実施形態に係る歩数計測について説明する。図4は、システム制御部20における歩数計測に係る各処理を模式的に説明する機能ブロック図である。
上記のように、右側角度センサ6Rから出力された出力信号は、右用検出回路22で右脚の状態量を示す右股関節角度θに変換されてシステム制御部20に送られる。同様に、左側角度センサ6Lから出力された出力信号は、左用検出回路21で左脚の状態量を示す左股関節角度θに変換されてシステム制御部20に送られる。両信号に対するこれ以降の各処理はシステム制御部20が実行する。以下、システム制御部20が実行する各処理を機能ブロックとして順次説明する。
第1差分回路31は、右用検出回路22及び左用検出回路21から互いに同一時刻に出力された右股関節角度θと左股関節角度θを入力して、θ−θで表される差分角θを出力する。つまり、第1差分回路31は、右股関節角度θと左股関節角度θとの角度差である差分角θを刻々と出力する。この意味において、左側角度センサ6L、左用検出回路21、右側角度センサ6R、右用検出回路22及び第1差分回路31は、使用者の右股関節角度θと左股関節角度θとの差分角θを検出する検出部として機能している。第1差分回路31から出力された差分角θは、極値判定部32に入力される。
極値判定部32は、差分角θを入力して、対象とする入力値が極値であるかを判定する。詳しくは後述するが、簡単には、正の極値(θの波形としては上に凸を示す)であれば右脚の歩と判定し、負の極値(θの波形としては下に凸を示す)であれば左脚の歩と判定する。極値判定部32は、判定結果を閾値判定部33に引き渡す。極値判定部32は、更に、極値を判定した時の時刻情報を閾値判定部33に引き渡す。
なお、本出願人による特許文献3に開示されるように、第1差分回路31と極値判定部32との間に互いにカットオフ周波数の異なる2つの図示しないローパスフィルタ及び第2差分回路を設け、差分角θからノイズ成分及びオフセット成分を除去することで波形を整えた修正差分角を用いて極値判定部32が判定を行うとよい。このようにすると、使用者が片脚を引き摺って歩行している場合であっても、修正差分角が振幅0に対して対照的な波形を示すことになり、後述する閾値判定をより正確に行うことができる。或いは、第1差分回路31と極値判定部32との間に、カットオフ周波数が比較的高いローパスフィルタを設け、差分角θからノイズ成分のみを除去した上で極値判定部32が極値判定を行ってもよい。
閾値判定部33は、極値判定部32から受け取った判定結果(極値)が正の極値である(右脚の歩である)場合には、プラスの値に設定された閾値と判定結果とを比較する。判定結果が閾値を超えている場合には、閾値判定部33は、極値判定部32の判定結果が右脚の歩を示すものと判定し、右脚歩行情報メモリ34に記録された右脚の歩のカウント数に1を加えると共に、極値判定部32から受け取った時刻情報をカウントアップ時刻としてカウント数に関連付けて右脚歩行情報メモリ34に書き込む。
同様に、閾値判定部33は、極値判定部32から受け取った判定結果(極値)が負の極値である(左脚の歩である)場合には、マイナスの値に設定された閾値と判定結果とを比較する。判定結果が閾値を超えている(値が小さい)場合には、閾値判定部33は、極値判定部32の判定結果が左脚の歩を示すものと判定し、左脚歩行情報メモリ35に記録された左脚の歩のカウント数に1を加えると共に、極値判定部32から受け取った時刻情報をカウントアップ時刻としてカウント数に関連付けて左脚歩行情報メモリ35に書き込む。
このように不感帯を設け、極値判定部32から受け取った判定結果(極値)が閾値を超えている場合にのみ、閾値判定部33が1単位の歩を判定し、判定結果が閾値を超えていない場合には歩と判定しないことにより、例えば立ち止まっている際の微細な動作があったとしても、歩の誤判定を避けることができる。
極値判定部32から受け取った判定結果(極値)が歩ではないと判定された場合には、閾値判定部33は、当該判定結果に続いて極値判定部32から受け取る判定結果についても、極値が閾値を超えていても歩と判定しない。これは、歩が左右の脚に交互に現れるべきものであり、カウントアップではないと判定された極値に続けて受け取る極値も突発的な脚運びによるものと判定する必要があるためである。
右脚歩行情報メモリ34に記録された右脚の歩のカウント数と左脚歩行情報メモリ35に記録された左脚の歩のカウント数との合算値が使用者の歩のカウント数となる。このような処理を行うことから、極値判定部32及び閾値判定部33は、状態量検出手段である角度センサ6の検出結果に基づいて1単位の歩を判定する歩判定部36として機能している。また、右脚歩行情報メモリ34及び左脚歩行情報メモリ35は、歩判定部36が1単位の歩を判定した時に、1を加えたカウント数及び時刻情報を記憶する歩行情報記憶部37として機能する。
なお、本出願人による特許文献3に開示されるように、システム制御部20が歩行モード判定処理を行い、閾値判定部33が歩の判定に用いる閾値を歩行モードに応じて変更するようにしてもよい。
歩判定部36は、歩行補助装置1が起動されると1単位の歩の判定を開始し、歩行補助装置1が停止されると歩の判定を終了する。また、歩判定部36は、歩行補助装置1が停止された時に、右脚歩行情報メモリ34に記録された右脚の歩のカウント数及び左脚歩行情報メモリ35に記録された左脚の歩のカウント数を0にリセットする。或いは、歩判定部36は、歩行補助装置1が停止された時にはリセットせずに、操作部11又は外部機器27からリセット信号を受け取った時に右脚及び左脚の歩のカウント数を0にリセットしてもよい。
システム制御部20によってこのようにカウントアップされる歩のカウント数は、例えば図5に示されるように変化する。図5は、横軸に時刻(時間経過)を示し、縦軸に歩のカウント数を示すタイムチャートである。なお、歩のカウント数は、上記のように右脚歩行情報メモリ34に記録された右脚の歩のカウント数と左脚歩行情報メモリ35に記録された左脚の歩のカウント数との合算値である。
システム制御部20は、起動スイッチが操作されて起動した時点の歩のカウント数を0として、以降に歩が判定される度にカウント数に1を加算してゆく。図示例では、歩のカウント数が概ね一定の間隔で増加している。なお、図5には、システム制御部20が歩のカウント数をカウントアップしている期間の一部のみが示されている。この例では、時刻が0秒の時に歩のカウント数が28、時刻が10秒の時に歩のカウント数が44となっている。図5に示されるような歩のカウント数の変化は、健常者が使用者となって歩行補助力を作用させない場合又は歩行補助力を作用させた場合、或いは歩行動作に支障がある患者が使用者となって歩行補助力を作用させた場合に現れ得る。
図4に戻ってシステム制御部20の説明を続ける。上記のように、外部機器27から出力された測定指令C(測定開始指令Cs、測定終了指令Cf)は、入出力インタフェース26を介してシステム制御部20に送られる。システム制御部20では、測定開始指令Csが入力すると、測定開始時歩数演算部38が、右脚歩行情報メモリ34及び左脚歩行情報メモリ35を読み込み、測定開始指令Csの入力時、即ち測定開始時における歩数(以下、測定開始時歩数Ssという)を1未満の値まで算出する。測定開始時歩数Ssの1未満の値は、小数で表されても分数で表されてもよいが、本実施形態では小数で表されるものとして説明する。
具体的には、測定開始時歩数演算部38は、図5に示されるように、右脚歩行情報メモリ34に記憶された歩のカウント数と左脚歩行情報メモリ35に記憶された歩のカウント数とを合算して、歩数の整数部の値(31)になる歩のカウント数(以下、整数歩数SRsという)を算出する。また、測定開始時歩数演算部38は、測定開始指令Csの入力時である現在時刻から最新のカウントアップ時刻(31歩のカウントアップ時刻)を差し引くことにより、測定開始時の前に歩が最後に判定された時から測定開始時までの経過時間Tsを算出する。更に測定開始時歩数演算部38は、右脚歩行情報メモリ34及び左脚歩行情報メモリ35に記憶されたカウントアップ時刻に基づいて、1歩当たりの歩行周期TCsを算出し、下式(1)に示されるように、最新のカウントアップ時刻からの経過時間Tsを歩行周期TCsで除すことによって歩数の小数部の値(1未満の値)である半端歩数SFsを算出する。なお、半端歩数SFsは、制御の処理速度や角度センサ6の精度によって有効桁数が制限されるが、その桁数は適宜設定されてよい。
SFs=Ts/TCs ・・・(1)
そして測定開始時歩数演算部38は、下式(2)に示されるように、整数歩数SRsに半端歩数SFsを加えることによって測定開始時歩数Ssを少数点以下の位まで算出する。
Ss=SRs+SFs ・・・(2)
算出された測定開始時歩数Ssは、第3差分回路39に減算値として入力される。
本実施形態では、測定開始時歩数演算部38は、下式(3)に示されるように、測定開始指令Csの入力直前の2歩(30歩及び31歩)の所要時間TC1、TC2の平均値を歩行周期TCsとして用いる。
TCs=(TC1+TC2)/2 ・・・(3)
例えば、図示例のように測定開始時前に最後にカウントアップされた歩が右脚である場合には、測定開始時歩数演算部38は、右脚歩行情報メモリ34に記憶された最後の歩(31歩)のカウントアップ時刻から、右脚歩行情報メモリ34に記憶された右脚の1歩前(左右の脚の2歩前、即ち29歩)のカウントアップ時刻を減じた時間を2で除した値を歩行周期TCsとする。
図4戻って説明を続ける。システム制御部20では、測定終了指令Cfが入力すると、測定終了時歩数演算部40が、右脚歩行情報メモリ34及び左脚歩行情報メモリ35を読み込み、測定終了指令Cfの入力時、即ち測定終了時における歩数(以下、測定終了時歩数Sfという)を1未満の値まで算出する。測定終了時歩数Sfの1未満の値は、小数で表されても分数で表されてもよいが、小数で表されるものとして説明する。
具体的には、測定終了時歩数演算部40は、図5に示されるように、右脚歩行情報メモリ34に記憶された歩のカウント数と左脚歩行情報メモリ35に記憶された歩のカウント数とを合算して、歩数の整数部の値(42)になる歩のカウント数(以下、整数歩数SRfという)を算出する。また、測定終了時歩数演算部40は、測定終了指令Cfの入力時である現在時刻から最新のカウントアップ時刻(42歩のカウントアップ時刻)を差し引くことにより、測定終了時の前に歩が最後に判定された時から測定終了時までの経過時間Tfを算出する。更に測定終了時歩数演算部40は、右脚歩行情報メモリ34及び左脚歩行情報メモリ35に記憶されたカウントアップ時刻に基づいて、1歩当たりの歩行周期TCfを算出し、下式(4)に示されるように、最新のカウントアップ時刻からの経過時間Tfを歩行周期TCfで除すことによって歩数の1未満の値である半端歩数SFfを算出する。なお、半端歩数SFfの桁数は適宜設定されてよい。
SFf=Tf/TCf ・・・(4)
そして測定終了時歩数演算部40は、下式(5)に示されるように、整数歩数SRfに半端歩数SFfを加えることによって測定終了時歩数Sfを1未満の値まで算出する。
Sf=SRf+SFf ・・・(5)
算出された測定終了時歩数Sfは、第3差分回路39に加算値として入力される。
本実施形態では、測定終了時歩数演算部40は、下式(6)に示されるように、測定終了指令Cfの入力直前の2歩(41歩及び42歩)の所要時間TC3、TC4の平均値を歩行周期TCfとして用いる。
TCf=(TC3+TC4)/2 ・・・(6)
例えば、図示例のように測定終了時前に最後にカウントアップされた歩が左脚である場合には、測定終了時歩数演算部40は、左脚歩行情報メモリ35に記憶された最新のカウントアップ時刻から、左脚歩行情報メモリ35に記憶された左脚の1歩前(左右の脚の2歩前)のカウントアップ時刻を減じた時間を2で除した値を歩行周期TCfとする。
第3差分回路39は、測定終了時歩数演算部40により算出された測定終了時歩数Sf及び測定開始時歩数演算部38により算出された測定開始時歩数Ssに基づいて、上記所定距離を歩行するのに要した歩数を測定する歩行テストの測定歩数Sを1未満の値まで算出する。具体的には、第3差分回路39は、下式(5)に示されるように、測定終了時歩数Sfから測定開始時歩数Ssを減じることにより測定歩数Sを算出する。
S=Sf−Ss ・・・(5)
第3差分回路39において算出された測定歩数Sは、入出力インタフェース26を介して外部機器27に送信されると共に、測定歩数メモリ41に書き込まれる。
このような処理を行うという意味において、測定開始時歩数演算部38、測定終了時歩数演算部40及び第3差分回路39は、所定の規定に基づく歩数測定の測定開始時から測定終了時までの測定歩数Sを、歩行情報記憶部37に記憶された歩のカウント数及び時刻情報に基づいて1未満の値まで算出する歩数演算部42として機能している。
次に、図6を参照して、システム制御部20が行う歩行テスト制御の処理手順について説明する。システム制御部20は、起動スイッチが使用者に押圧操作され、制御プログラムを記憶装置25から読み出して初期化作業を完了した時点から、図6に示される歩行テスト制御の処理を開始し、所定の制御周期で処理を実行する。本実施形態では、前回の歩行補助装置1の停止時に歩行情報記憶部37の記憶がリセットされているため、歩行テスト制御の処理を開始時には、右脚歩行情報メモリ34及び左脚歩行情報メモリ35に記録された右脚及び左脚の歩のカウント数は共に0になっている。
システム制御部20は、起動するとまず、歩判定部36において、右用検出回路22及び左用検出回路21から取得した右股関節角度θと左股関節角度θとに基づいて、差分角θを算出する(ステップST1)。その後、システム制御部20は、歩判定部36において、極値判定及び閾値判定を行うことにより、1単位の歩が検出されたか否かを判定する(ステップST2)。ステップST2において歩が判定された場合には(Yes)、システム制御部20は、1を加えたカウント数とカウントアップ時刻とを歩行情報記憶部37に書き込み(ステップST3)、これらの情報を保持してステップST4に進む。ステップST2において歩が判定されていない場合には(No)、システム制御部20はステップST2の処理を経ずにステップST4に進む。
システム制御部20は、ステップST4において測定指令Cを取得し、続いて、歩数演算部42において測定指令Cが測定開始指令Csであるか否かを判定する(ステップST5)。ステップST5において測定開始指令Csの入力が判定されなかった場合(No)、システム制御部20は、測定指令Cが測定終了指令Cfであるか否かを判定する(ステップST6)。ステップST6において測定終了指令Cfの入力が判定されなかった場合(No)、システム制御部20は、ステップST1に進んで上記手順を繰り返す。
その後のルーチンにおいて、システム制御部20は、歩が判定された場合に(ステップST2:Yes)、カウントアップしたカウント数とカウントアップ時刻とを書き込むステップST3の処理を繰り返し継続する。これにより、歩行測定中の歩のカウント数が増加してゆく。
一方、ステップST5において測定開始指令Csの入力が判定された場合(Yes)、システム制御部20は、測定開始時歩数演算部38において、測定開始時(測定開始指令Cs入力時)における半端歩数SFsを算出し(ステップST7)、整数歩数SRsに半端歩数SFsを加えることによって測定開始時歩数Ssを1未満の値まで算出して(ステップST8)、ステップST1からの上記手順を繰り返す。
その後のルーチンにおいては、ステップST6においてYesと判定されない限り、ステップST5の判定はNoとなる。システム制御部20は、その後のルーチンにおいても、歩が判定された場合に(ステップST2:Yes)、カウントアップしたカウント数とカウントアップ時刻とを書き込むステップST3の処理を繰り返し継続する。
ステップST6において測定終了指令Cfが入力したと判定されると(Yes)、システム制御部20は、測定終了時歩数演算部40において、測定終了時(測定終了指令Cf入力時)における半端歩数SFfを算出し(ステップST9)、続けて、整数歩数SRfに半端歩数SFfを加えることによって測定終了時歩数Sfを1未満の値まで算出する(ステップST10)。その後、システム制御部20は、第3差分回路39において、測定終了時歩数Sfから測定開始時歩数Ssを減じることによって測定歩数Sを1未満の値まで算出し(ステップST11)、ステップST1からの上記手順を繰り返す。
このように構成された歩数計測器12の作用効果について図5を例にして説明する。図5の例では、測定開始時歩数演算部38は、測定開始指令Csを受け取った時の測定開始時歩数Ssを、整数歩数SRsの31に半端歩数SFsの0.76を加えて31.76歩と算出する。一方、測定終了時歩数演算部40は、測定終了指令Cfを受け取った時の測定終了時歩数Sfを、整数歩数SRfの42に半端歩数SFfの0.29を加えて42.29歩と算出する。そして第3差分回路39は、歩行テストにおける測定歩数Sを、42.29歩から31.76歩を減じて10.53歩と算出する。
一方、従来の歩数計測装置は、測定開始時歩数Ss及び測定終了時歩数Sfを共に整数の値として扱うため、図5の例では、測定開始時歩数Ssが31歩とされ、測定終了時歩数Sfが42歩とされ、歩行テストにおける測定歩数Sが11歩と算出されることになる。
以上説明したように、本実施形態に係る歩行補助装置1が有する歩数計測器12は、使用者の歩行運動に応じて変化する状態量である股関節角度θを検出する状態量検出手段としての角度センサ6と、角度センサ6の検出結果に基づいて1単位の歩を判定する歩判定部36と、歩判定部36が1単位の歩を判定した時に、1を加えたカウント数及び時刻情報を記憶する歩行情報記憶部37と、測定開始時歩数Ss及び測定終了時歩数Sfを、歩行情報記憶部37に記憶された歩のカウント数及び時刻情報に基づいて1未満の値まで算出する歩数演算部42とを備えている。そのため、測定開始時歩数Ss及び測定終了時歩数Sfが、歩のカウント数及び時刻情報に基づいて1未満の値まで正確に算出可能である。
また、歩数演算部42は、測定開始時や測定終了時の前に歩が最後に判定された時から測定開始時や測定終了時までの経過時間Ts、Tf及び歩行周期TCs、TCfに基づいて、測定開始時歩数Ssや測定終了時歩数Sfを算出する。そのため、測定開始時歩数Ssや測定終了時歩数Sfの半端歩数SFs、SFfをより正確に算出することが可能である。
更に、歩数演算部42は、2歩以上の歩の所要時間TC1、TC2、所要時間TC3、TC4の平均値を歩行周期TCs、TCfに用いる。そのため、測定開始時直前や測定終了時直前に歩容が乱れていても、1未満の半端歩数SFs、SFfをより正確に算出することができる。
本実施形態では、歩数演算部42は、歩行情報記憶部37に記憶された歩のカウント数及び時刻情報に基づいて、測定開始時歩数Ss及び測定終了時歩数Sfを1未満の値まで算出し、測定終了時歩数Sfから測定開始時歩数Ssを減じることにより測定歩数Sを1未満の値まで算出する。そのため、測定歩数Sを1未満の値まで正確に算出することが可能である。
そして、リハビリテーションによる歩容改善効果を確認するために、リハビリテーション前後の測定歩数Sを比較する場合や、歩行補助装置1による補助効果を確認するために、補助力の付与前後の測定歩数Sを比較する場合に、差が小さくても数値として表れる。そのため、これらの効果確認が容易になる。
本実施形態に係る歩行補助装置1は、使用者に装着され、使用者の脚部に補助力を付与する付与部であるスイングアーム7及び大腿前部当て板8及び大腿部ベルト9と、上記の歩数計測器12とを備える。これにより、測定開始時歩数Ss及び測定終了時歩数Sfが1未満の値まで正確に算出可能な歩行補助装置1が提供される。
本実施形態に係る歩行補助装置1が有する歩数計測器12に適用される歩数演算プログラムは、使用者の歩行運動に応じて変化する状態量に基づいて、1単位の歩を判定するステップST2と、1単位の歩を判定した時に、1を加えたカウント数及び時刻情報を記憶するステップST3と、カウント数及び時刻情報に基づいて、所定の測定開始時歩数Ss及び測定終了時歩数Sfを1未満の値まで算出するステップST7〜ST8、ステップST9〜ST10とをコンピュータに実行させる。これにより、測定開始時歩数Ss及び測定終了時歩数Sfが1未満の値まで正確に算出可能な歩数演算プログラムが提供される。
≪変形実施形態≫
次に、本発明の変形実施形態について主に図7を参照して説明する。なお、上記実施形態と重複する説明は省略し、上記実施形態と異なる部分のみを説明する。
本変形実施形態に係る歩行補助装置1が有する制御装置10は、図3と同様の構成を有し、システム制御部20は図4と同様の構成を有する。本変形実施形態では、図4に示される歩数演算部42のうち、測定開始時歩数演算部38及び測定終了時歩数演算部40が上記実施形態と異なる演算処理を行う。
具体的には、図7に示されるように、測定開始時歩数演算部38は、測定開始指令Csが入力した時に算出する半端歩数SFsを算出するために最新のカウントアップ時刻からの経過時間Tsに対して除数として用いる歩行周期TCsに、左右の脚のうち、算出しようとする半端歩数SFsに対応する側の脚の歩の所要時間を用いている。図示例では、測定開始時歩数演算部38は、測定開始指令Csの入力直前の歩(31歩)の1歩前の歩(30歩)の所要時間TC5を用いて経過時間Tsを除すことにより、測定開始時の半端歩数SFsを算出する。
例えば、図示例のように測定開始時前に最後にカウントアップされた歩が右脚である場合には、測定開始時歩数演算部38は、左脚歩行情報メモリ35に記憶された左脚の最新のカウントアップ時刻(30歩のカウントアップ時刻)から、右脚歩行情報メモリ34に記憶された新しい側から数えて2つ目の右脚のカウントアップ時刻(29歩のカウントアップ時刻)を減じた時間を歩行周期TCsとする。
同様に、測定終了時歩数演算部40は、測定終了指令Cfが入力した時に算出する半端歩数SFfを算出するために最新のカウントアップ時刻からの経過時間Tfに対して除数として用いる歩行周期TCfに、左右の脚のうち、算出しようとする半端歩数SFfに対応する側の脚の歩の所要時間を用いている。図示例では、測定終了時歩数演算部40は、測定終了指令Cfの入力直前の歩(42歩)の1歩前の歩(41歩)の所要時間TC6を用いて経過時間Tfを除すことにより、測定終了時の半端歩数SFfを算出する。
例えば、図示例のように測定終了時前に最後にカウントアップされた歩が左脚である場合には、測定終了時歩数演算部40は、右脚歩行情報メモリ34に記憶された右脚の最新のカウントアップ時刻(41歩のカウントアップ時刻)から、左脚歩行情報メモリ35に記憶された新しい側から数えて2つ目の左脚のカウントアップ時刻(40歩のカウントアップ時刻)を減じた時間を歩行周期TCfとする。
そのため、図7に示されるように、使用者の歩容が、右脚に片麻痺を患っている患者のように、右脚の歩に要する期間が左脚の歩に要する期間に比べて長い場合にも、測定開始時歩数演算部38が歩に要する期間の短い左脚に応じてより正確に測定開始時歩数Ssを1未満の値まで算出する。また、測定終了時歩数演算部40が歩に要する期間の長い右脚に応じてより正確に測定終了時歩数Sfを1未満の値まで算出する。そして、より正確に算出された測定開始時歩数Ss及び測定終了時歩数Sfに基づいて、第3差分回路39がより正確に測定歩数Sを1未満の値まで算出する。
このように、本変形実施形態に係る歩行補助装置1が有する歩数計測器12では、歩数演算部42が、測定開始時歩数Ss及び測定終了時歩数Sfを算出する際に、左右の脚のうち、1未満の半端歩数SFs、SFfに対応する側の脚の歩の所要時間TC5、TC6を歩行周期TCs、TCfに用いる。そのため、左右の脚の歩に要する期間に差がある場合に、1未満の半端歩数SFs、SFfをより正確に算出することが可能である。
なお、本変形実施形態においても上記実施形態と同様に、測定開始時歩数演算部38及び測定終了時歩数演算部40の少なくとも一方が、算出しようとする半端歩数SF(SFs、SFf)の脚に対応する2歩以上の歩の所要時間の平均値を、歩行周期TC(TCs、TCf)として除数に用いて半端歩数SF(SFs、SFf)を算出してもよい。例えば、図7の想像線の枠内に示されるように、測定終了時歩数演算部40は、測定終了指令Cfの入力直前の歩(42歩)の1歩前の歩(41歩)の所要時間TC6及び3歩前の歩(39歩)の所要時間TC7を加算した時間を2で除した歩行周期TCfを用いて、最新のカウントアップ時刻からの経過時間Tfを除すことにより、測定終了時の半端歩数SFfを算出してもよい。
以上で具体的な実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。例えば、上記実施形態では、使用者の歩行運動に応じて変化する状態量を検出する状態量として、角度センサ6により検出される左右の股関節角度θ、θを用いているが、角速度センサによって検出される左右の股関節角速度を用いてもよい。
また、上記実施形態では、角度センサ6の検出値から求められる差分角θの極値から歩を判定しているが、股関節角度θ、θの値から歩を判定する形態や、股関節角度θ、θ及びその角速度を2軸にして表される位相面における左右それぞれの脚の歩行運動の位相、或いは差分角θ及びその角速度を2軸にして表される位相面における左右の脚の歩行運動の位相から歩を判定する形態であってもよい。これらの場合であっても、歩行情報記憶部37に記憶された時間情報に基づいて半端歩数SF(SFs、SFf)を算出すればよい。
上記実施形態に示したアルゴリズムや算式は一例を示しており、これに限られるものではない。例えば上記実施形態では、測定開始時歩数演算部38や測定終了時歩数演算部40が測定終了指令Cfや測定開始指令Csの入力と同時に測定開始時歩数Ssや測定終了時歩数Sfを算出しているため、半端歩数SFs、SFfを算出する際に、算出しようとする半端歩数SFs、SFfの歩よりも前の歩行周期TCs、TCfを用いているが、半端歩数SFs、SFfの歩が完了した後に測定開始時歩数Ssや測定終了時歩数Sfを算出する場合には、半端歩数SFs、SFfの歩の所要時間を除数に用いてもよい。
これらの他、各部材や機能部の具体的構成や配置、数量、数値、演算手法、手順等は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲であれば適宜変更可能である。また、上記実施形態を組み合わせることも可能である。更に、上記実施形態に示した歩行補助装置1の各構成や要素は全てが必須ではなく、適宜選択することができる。
1 歩行補助装置
5 電動モータユニット
6 角度センサ(状態量検出手段)
7 スイングアーム(付与部)
8 大腿前部当て板(付与部)
9 大腿部ベルト(付与部)
10 制御装置
12 歩数計測器
20 システム制御部
36 歩判定部
37 歩行情報記憶部
38 測定開始時歩数演算部
39 第3差分回路
40 測定終了時歩数演算部
42 歩数演算部
S 測定歩数
Ss 測定開始時歩数
Sf 測定終了時歩数
SRs 測定開始時の整数歩数
SRf 測定終了時の整数歩数
SFs 測定開始時の半端歩数
SFf 測定終了時の半端歩数
T 経過時間
Ts 測定開始時における最新のカウントアップ時刻からの経過時間
Tf 測定終了時における最新のカウントアップ時刻からの経過時間
TC 歩行周期
TCs 測定開始時の半端歩数の算出に用いる歩行周期
TCf 測定終了時の半端歩数の算出に用いる歩行周期
TC1〜TC7 歩の所要時間
P 人間(使用者)
θ 股関節角度(状態量)

Claims (5)

  1. 使用者の歩行運動に応じて変化する状態量を検出する状態量検出手段と、
    前記状態量検出手段の検出結果に基づいて1単位の歩を判定する歩判定部と、
    前記歩判定部が前記1単位の歩を判定した時に、1を加えたカウント数及び時刻情報を記憶する歩行情報記憶部と、
    前記歩行情報記憶部に記憶されたカウント数及び時刻情報に基づいて、所定時における最新の時刻情報からの経過時間を左右の脚のうち前記所定時に対応する側の脚の歩行周期で除すことによって歩数の小数部の値である半端歩数を算出し、当該半端歩数を前記カウント数に加えることで歩数を小数部まで算出する歩数演算部と
    を備えることを特徴とする歩数計測器。
  2. 前記歩数演算部は、2歩以上の歩の所要時間の平均値を前記歩行周期に用いることを特徴とする請求項に記載の歩数計測器。
  3. 前記歩数演算部は、前記歩行情報記憶部に記憶されたカウント数及び時刻情報に基づいて、歩数測定の測定開始時における歩数及び測定終了時における歩数を小数部まで算出し、前記測定終了時における歩数から前記測定開始時における歩数を減じることにより測定歩数を小数部まで算出することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の歩数計測器。
  4. 前記使用者に装着され、前記使用者の脚部に補助力を付与する付与部と、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の歩数計測器と
    を備えることを特徴とする歩行補助装置。
  5. 使用者の歩行運動に応じて変化する状態量に基づいて、1単位の歩を判定する判定ステップと、
    前記1単位の歩を判定した時に、1を加えたカウント数及び時刻情報を記憶する記憶ステップと、
    前記カウント数及び前記時刻情報に基づいて、所定時における最新の時刻情報からの経過時間を左右の脚のうち前記所定時に対応する側の脚の歩行周期で除すことによって歩数の小数部の値である半端歩数を算出し、当該半端歩数を前記カウント数に加えることで歩数を小数部まで算出する演算ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とする歩数演算プログラム。
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