JP6451691B2 - 電子機器およびファイル管理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、保存されたデータの容量を管理する電子機器およびファイル管理プログラムに関する。
画像形成装置(MFP、Multifunction Peripheral)などの電子機器では、記憶部の容量に制限があるため、自機器に保存され利用されるユーザーデータのサイズを適切に管理するために様々な工夫がなされてきた。
例えば、特許文献1において開示されている技術では、画像形成装置に保存された印刷データに紐付けられた書誌情報から分かる印刷データのサイズに応じて、ユーザーの印刷データを自装置から削除するまでの時間を決定している。
特開2015−96295号公報
しかし、特許文献1の技術では、画像形成装置に保存後、頻繁に印刷などで利用されるがサイズが大きい印刷データの場合、使用頻度が高いにも拘わらず、サイズが大きく、記憶部の容量を圧迫するために画像形成装置から削除されてしまうという問題があった。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、ユーザーデータが記憶される記憶部の使用量を適切に管理することが出来る電子機器およびファイル管理プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る電子機器は、記憶部と、前記記憶部へのデータの入出力を管理するアプリケーションプログラムと、前記アプリケーションプログラムの利用回数をカウントし利用日時を記録するカウンター制御部と、前記カウンター制御部の記録に基づいて、前記アプリケーションプログラムの利用頻度を求め、求めた前記利用頻度に応じ、前記記憶部に記憶された前記データの保存期間を設定する保存期間設定部と、前記保存期間が過ぎたとき、前記データを前記記憶部から削除するデータ削除部とを備える。そのため、自機器に記憶され使用されるユーザーデータのサイズを適切に管理することが出来る。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る電子機器は、ユーザーを認証して一意に識別するユーザー認証部を更に備え、前記カウンター制御部は、前記ユーザー毎に、前記アプリケーションプログラムの利用回数をカウントし利用日時を記録し、前記保存期間設定部は、前記ユーザー毎に、前記カウンター制御部の記録に基づいて、前記アプリケーションプログラムの利用頻度を求め、求めた前記利用頻度に応じ、前記記憶部に記憶された前記データの保存期間を設定する構成でもよい。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る電子機器では、前記保存期間設定部は、前記アプリケーションプログラムの利用頻度に応じた前記データの保存期間を定めたテーブルを用いて前記データの保存期間を設定する構成でもよい。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る電子機器では、前記アプリケーションプログラムが利用される毎に前記データの保存期間を延長する保存期間延長部を更に備えた構成でもよい。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係るファイル管理プログラムは、記憶部へのデータの入出力を管理するアプリケーションプログラム、前記アプリケーションプログラムの利用回数をカウントし利用日時を記録するカウンター制御部、前記カウンター制御部の記録に基づいて、前記アプリケーションプログラムの利用頻度を求め、求めた前記利用頻度に応じ、前記記憶部に記憶された前記データの保存期間を設定する保存期間設定部、および前記保存期間が過ぎたとき、前記データを前記記憶部から削除するデータ削除部
としてコンピューターを機能させる。
以上のように、本発明によれば、ユーザーデータが記憶される記憶部の使用量を適切に管理することが出来る。
画像形成装置20の構成を概略的に示す構成図である。 保存期間テーブル29cの例を示す図である。 BOX機能によりユーザーがデータを保存する際の処理の流れについて説明する為のフローチャートである。 BOX機能によりユーザーがデータを保存する際の処理の流れについて説明する為のフローチャートである。 BOX機能により保存されているデータをユーザーが利用する際の処理の流れを説明するためのフローチャートである。 BOX機能により保存されているデータをユーザーが利用する際の処理の流れを説明するためのフローチャートである。 BOXデータ29bの保存期間が過ぎた場合にBOXデータ29bを自動的に削除する処理の流れを説明するためのフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。なお、以下の説明では、本発明の一実施形態に係る電子機器の例として、画像形成装置を挙げて説明する。
[概要]
最初に、概要について説明する。
一般的に、画像形成装置のデータ保存機能(例えばBOX機能(後述))を利用する場合、各ユーザーが保存しているデータが装置の記憶容量の多くを閉めてしまう状況が発生することがある。
装置の記憶容量が限界に達した場合、一般的には、不要なデータを削除したり、記憶容量を増設したりすることで解決できる。しかし、データの要不要を判断して削除するためにはデータの内容を精査する時間がかかってしまう。また、記憶容量を増設する場合にも追加のコストがかかってしまう。
そのため、本発明の一実施形態に係る画像形成装置では、データ保存機能などのアプリケーションプログラムの使用頻度をユーザー毎に計測し、計測した使用頻度に応じてデータの保存期間を設定し、設定された保存期間に基づいてデータの保存および削除を行う。なお、保存期間とは、データが画像形成装置の記憶部29(後述)に保存されてからの期間をいう。
このように、ユーザー毎にアプリケーションプログラムの利用頻度を計測し計測結果に応じてデータの保存期間を定めることにより、柔軟にユーザー毎の保存期間を設定することが出来る。
アプリケーションの使用頻度が低いユーザーでは、保存データを自動的に削除して装置の記憶部の使用量を適切に管理することが出来る。
なお、以下の説明では、データ保存機能に関するアプリケーションの例として、BOX機能を提供するBOXアプリケーションプログラムを挙げて説明する。
BOX機能とは、画像形成装置にユーザー毎にデータ保存場所であるBOXを設け、ユーザーが所有するデータをそのBOXに保存しておき、適宜BOX内のデータを呼び出して、印刷したり、ネットワーク経由で送信したり、FAX送信したり出来るというものである。
なお、BOX機能には、各ユーザーが保存されているデータを共有して用いることが出来る機能もある。
以上、概要について説明した。
[画像形成装置の構成]
次に、画像形成装置20の構成について説明する。図1は、画像形成装置20の構成を概略的に示す構成図である。
画像形成装置20は、制御部21を備える。制御部21は、CPU(Central processing unit)、RAM(Random access memory)、ROM(Read only memory)、および専用のハードウェア回路等から構成され、画像形成装置20の全体的な動作制御を司る。
制御部21は、原稿読取部22、画像処理部23、画像メモリー24、画像形成部25、操作部26、表示部26a、ファクシミリ通信部27、通信部28、記憶部29等と接続されている。制御部21は、接続されている上記各部の動作制御や、各部との間での信号又はデータの送受信を行う。
制御部21は、ユーザーから、操作部26またはネッワーク接続されたPC等を通じて入力されるジョブの実行指示に従って、スキャナー機能、印刷機能、コピー機能、BOX機能、およびファクシミリ送受信機能などの各機能についての動作制御を実行するために必要な機構の駆動及び処理を制御する。
また、制御部21は、BOXアプリケーションプログラム21a(アプリケーションプログラム)、ユーザー認証部21b、カウンター制御部21c、保存期間設定部21d、保存期間延長部21e、およびBOXデータ削除部21f(データ削除部)を有している。
BOXアプリケーションプログラム21a、ユーザー認証部21b、カウンター制御部21c、保存期間設定部21d、保存期間延長部21e、およびBOXデータ削除部21fは、ROMなどからRAMにロードされたプログラムがCPUにより実行されることで実現される機能ブロックである。
BOXアプリケーションプログラム21aは、ユーザーに対し、BOX機能を提供する。具体的には、記憶部29に設けられたユーザー毎のBOXであるBOXデータ29bに対してデータを入出力する。
ユーザー認証部21bは、ユーザーを認証して一意に識別する。
カウンター制御部21cは、ユーザー毎に設けられた、アプリ利用カウンター29a(後述)を用いて、ユーザー毎に、BOXアプリケーションプログラム21aの利用回数をカウントする。
カウンター制御部21cは、カウントする際に、BOXアプリケーションプログラム21aの利用日時も記録するので、現時点から過去X日以内の利用回数を求めることが出来る。
保存期間設定部21dは、アプリ利用カウンター29aの値に基づいて、BOXアプリケーションプログラム21aの利用頻度を求め、求めた利用頻度に応じて、保存期間テーブル29c(後述)を用いてBOXデータ29bの保存期間を設定する。
保存期間延長部21eは、BOXアプリケーションプログラム21aが利用される度に、利用したユーザーのBOXデータ29bの保存期間を延長する。
BOXデータ削除部21fは、保存期間が過ぎたBOXデータ29bを自動的に削除する。
原稿読取部22は、原稿から画像を読み取る。
画像処理部23は、原稿読取部22で読み取られた画像の画像データを必要に応じて画像処理する。例えば、画像処理部23は、原稿読取部22により読み取られた画像が画像形成された後の品質を向上させるために、シェーディング補正等の画像処理を行う。
画像メモリー24は、原稿読取部22による読み取りで得られた原稿画像のデータを一時的に記憶したり、画像形成部25での印刷対象となるデータを一時的に記憶したりする領域である。
画像形成部25は、原稿読取部22で読み取られた画像データ等の画像形成を行う。
操作部26は、画像形成装置20が実行可能な各種動作及び処理についてユーザーからの指示を受け付けるタッチパネル部および操作キー部を備える。タッチパネル部は、タッチパネルが設けられたLCD(Liquid Crystal Display)等の表示部26aを備えている。
ファクシミリ通信部27は、図示しない符号化/復号化部、変復調部、およびNCU(Network Control Unit)を備え、公衆電話回線網を用いてのファクシミリの送信を行う。
通信部28は、LANボード等の通信モジュールから構成され、通信部28に接続されたLAN等を介して、外部のPCや小型端末など、ローカルエリア内の装置と種々のデータの送受信を行う。
記憶部29は、原稿読取部22によって読み取られた原稿画像、ユーザー毎に設けられたアプリ利用カウンター29a、BOX機能でデータが保存されるBOXに相当する、ユーザー毎のBOXデータ29b、ユーザー毎にBOXアプリケーションプログラム21aの利用頻度に応じて保存期間を定めるための保存期間テーブル29c(テーブル)などを記憶する。記憶部29は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)などの大容量の記憶装置である。
以上、画像形成装置20の構成について説明した。
[保存期間テーブルについて]
次に、上述した保存期間テーブル29cについて説明する。図2は、保存期間テーブル29cの例を示す図である。
この例では、特定のユーザーにおけるBOXアプリケーションプログラム21aの利用頻度、すなわち過去X日以内(Xは例えば7日など、予め定められた値)のアプリ利用カウンター29aのカウンター値N(Nは正数)に応じて、ユーザー別保存期間Ltimeを定めている。
例えば、過去X日以内のカウンター値Nが3の場合、図2に示したテーブルからは、ユーザー別保存期間Ltimeが15日間に定められる。
また、ユーザー別保存期間Ltimeには上限を設けてもよく、図2の例では、カウンター値Nが100を超えた場合、ユーザー別保存期間Ltimeの上限値を60日として、60日が定められる。
なお、上記の説明では、カウンター値Nからユーザー別保存期間Ltimeを求めるのにテーブルを用いたが、この構成に限らず、数式を用いてカウンター値Nからユーザー別保存期間Ltimeを求める構成でもよい。
以上、保存期間テーブル29cについて説明した。
[処理の流れ(データ保存時)]
次に、画像形成装置20において、BOX機能によりユーザーがデータを保存する際の処理の流れについて説明する。図3および図4は、BOX機能によりユーザーがデータを保存する際の処理の流れについて説明する為のフローチャートである。
まず、図3に示すように、ユーザー認証部21bが、BOXアプリケーションプログラム21aを利用して自分のBOXにデータを保存しようとするユーザーを認証する(ステップS1)。
このユーザー認証により画像形成装置20は、ユーザーを認識し、区別することが出来る。
次に、BOXアプリケーションプログラム21aが保存するデータを受け付けて、該当するBOXデータ29b内にデータ保存する(ステップS2)。
次に、カウンター制御部21cが、該当するユーザーのアプリ利用カウンター29aをカウントアップする(ステップS3)。
次に、保存期間設定部21dが、ユーザー毎のBOXデータの保存期間の設定処理を行う(ステップS4)。
次に、図4に示すように、保存期間の設定処理では、保存期間設定部21dが、該当するユーザーのアプリ利用カウンター29aのカウンター値Nを参照する(ステップS41)。
次に、保存期間設定部21dは、カウンター値Nと保存期間テーブル29cの値に基づいてユーザー別保存期間Ltimeを設定する(ステップS42)。上述した例の値を用いるなら、N=3で、Ltime=15となる。
次に、保存期間設定部21dは、前ステップで設定したユーザー別保存期間Ltimeと、全ユーザーに共通して適用する保存期間Porとから、最終的な保存期間Dorを算出する(ステップS43)。
なお、Dor = Ltime + Porとして求めてもよい。その場合、例えば、Ltime=15の場合、Por=10として、Dor=25となり、BOXデータ29bは25日間保存されることになる。
なお、上記の説明では、保存期間の設定処理は、ユーザーがデータをBOXに保存する際に行うとしたが、この構成に限らず、保存期間の設定処理を、例えば、画像形成装置20の電源がオンされた時点や、管理者により定められた特定の時点で行ってもよい。
なお、上記の説明では、保存期間の設定処理は、ユーザーがデータをBOXに保存する度に毎回行う(すなわち保存期間は、ユーザーによるアプリケーションプログラムの利用頻度が変化すると、長くなったり短くなったりする)としたが、この構成に限らず、保存期間の設定処理は、ユーザーが初めてデータをBOXに保存する際だけ行われてもよい。
以上、画像形成装置20において、BOX機能によりユーザーがデータを保存する際の処理の流れについて説明した。
[処理の流れ(保存データ利用時)]
次に、画像形成装置20において、BOX機能により保存されているデータをユーザーが利用する際の処理の流れを説明する。図5および図6は、BOX機能により保存されているデータをユーザーが利用する際の処理の流れを説明するためのフローチャートである。
まず、図5に示すように、ユーザー認証部21bが、BOXアプリケーションプログラム21aを利用して自身のBOXに保存されたデータを利用しようとするユーザーを認証する(ステップS6)。
次に、BOXアプリケーションプログラム21aが、認証されたユーザーのBOXに保存されているデータを取り出し、ユーザーが利用する。なお、ここでいうデータの利用とは、例えば、取り出したデータを印刷したり、ネットワーク経由でデータ送信したり、FAX送信したりすることを言う。
次に、カウンター制御部21cが、該当するユーザーのアプリ利用カウンター29aをカウントアップする(ステップS8)。
次に、保存期間延長部21eが、ユーザー毎のBOXデータの保存期間の延長処理を行う(ステップS9)。
次に、図6に示すように、保存期間の延長処理では、保存期間延長部21eが、該当するユーザーのBOXデータの最終的な保存期間Dorを予め定められた期間延長分Lorだけ延長する(ステップS91)。Lorの値は、例えば10日である。
次に、保存期間延長部21eは、延長された最終的な保存期間Dorが保存期間の最大値Lmaxを超えているか否かを判断する(ステップS92)。最大値Lmaxの値は、例えば180日である。
保存期間の最大値Lmaxを超えている場合(ステップS92のY)、保存期間延長部21eは、最終的な保存期間Dorを最大値Lmaxとする(ステップS93)。
保存期間の最大値Lmaxを超えていない場合(ステップS92のN)、保存期間延長部21eは、最終的な保存期間Dorを延長分Lorだけ延長した値(Dor+Lor)を最終的な保存期間とする(ステップS94)。
なお、上記の説明では、期間を延長する計算に用いるLorは一定の値としたが、この構成に限らず、保存期間の設定時の処理と同様に、アプリ利用カウンター29aのカウンター値Nに応じて延長期間の値Lorを変化させるためにテーブルまたは数式を用いてもよい。
以上、画像形成装置20において、BOX機能により保存されているデータをユーザーが利用する際の処理の流れを説明した。
[処理の流れ(BOXデータの自動削除)]
次に、画像形成装置20において、BOXデータ29bの保存期間が過ぎた場合にBOXデータ29bを自動的に削除する処理の流れを説明する。図7は、BOXデータ29bの保存期間が過ぎた場合にBOXデータ29bを自動的に削除する処理の流れを説明するためのフローチャートである。
なお、以下の処理は、画像形成装置20の電源がオンされた際に自動的に実行されてもよいし、管理者等により定められた日時(例えば、毎週火曜日、毎日午前2時など)に自動的に実行されてもよい。
まず、BOXデータ削除部21fが、各ユーザーのBOXデータ29bについて、設定された保存期間が過ぎているか否かを判断する(ステップS10)。
保存期間が過ぎていなければ(ステップS10のN)、処理を終了する。
保存期間が過ぎていれば(ステップS10のY)、対象のBOXデータ20bを削除する(ステップS11)。
以上、画像形成装置20において、BOXデータ29bの保存期間が過ぎた場合にBOXデータ29bを自動的に削除する処理の流れを説明した。
[補足事項]
なお、上記の説明では、BOXの中に複数のデータが保存されている場合でも全体をまとめて1つのBOXデータ29bとして扱ったが、この構成に限らず、BOX内に保存されている複数のデータを個別に管理してもよい。
具体的には、保存期間設定部21dが、図3に示すステップS2における保存対象となるデータに対して、ステップS4で保存期間の設定処理を行ってもよい。また、保存期間延長部21eは、図5に示すステップS7における利用対象となるデータに対して、ステップS9で保存期間の延長処理を行ってもよい。
上記の説明では、BOX機能を提供するBOXアプリケーションプログラムを例に挙げたが、これに限らず、記憶部29へのデータの入出力を行いデータを管理するプログラムであれば、本発明を適用することが出来る。
上記の説明では、ユーザー認証によりユーザーを特定し、ユーザー毎にBOXアプリケーションプログラム21aの利用回数をカウントした。この構成に加えて、複数のユーザーにより共有されている、共有BOX内に保存される共有データの場合にも、本発明は適用可能である。
その場合、全てのユーザーに共通するアプリ利用カウンター29aを新規に設けるか、全てのユーザーのアプリ利用カウンター29aの値を総合的に利用してBOXアプリケーションプログラムの利用頻度を求め、保存期間テーブル29cに基づいて保存期間を決定してもよい。
上記の説明では、BOXデータ29bの削除時に、保存期間が過ぎているものを削除するとしたが、この構成に限らず、例えば、BOXデータ29bの大きさが特定の値を超えており、かつ保存期間が過ぎているBOXデータ29bを削除する構成でもよい。
以上のように、本発明の電子機器(画像形成装置)20は、記憶部29と、前記記憶部29へのデータの入出力を管理するアプリケーションプログラムと、前記アプリケーションプログラムの利用回数をカウントし利用日時を記録するカウンター制御部21cと、前記カウンター制御部21cの記録に基づいて、前記アプリケーションプログラムの利用頻度を求め、求めた前記利用頻度に応じ、前記記憶部29に記憶された前記データの保存期間を設定する保存期間設定部21dと、前記保存期間が過ぎたとき、前記データを前記記憶部29から削除するデータ削除部21fとを備える。
その他、本発明は、上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
20 … 画像形成装置
21 … 制御部
21a… BOXアプリケーションプログラム
21b… ユーザー認証部
21c… カウンター制御部
21d… 保存期間設定部
21e… 保存期間延長部
21f… BOXデータ削除部
22 … 原稿読取部
23 … 画像処理部
24 … 画像メモリー
25 … 画像形成部
26 … 操作部
26a… 表示部
27 … ファクシミリ通信部
28 … 通信部
29 … 記憶部
29a… アプリ利用カウンター
29b… BOXデータ
29c… 保存期間テーブル

Claims (5)

  1. 記憶部と、
    前記記憶部へのデータの入出力を管理するアプリケーションプログラムと、
    前記アプリケーションプログラムの利用回数をカウントし利用日時を記録するカウンター制御部と、
    前記カウンター制御部の記録に基づいて、前記アプリケーションプログラムの利用頻度を求め、求めた前記利用頻度に応じ、前記記憶部に記憶された前記データの保存期間を設定する保存期間設定部と、
    前記保存期間が過ぎたとき、前記データを前記記憶部から削除するデータ削除部と
    を備えた電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器であって、
    ユーザーを認証して一意に識別するユーザー認証部を更に備え、
    前記カウンター制御部は、
    前記ユーザー毎に、前記アプリケーションプログラムの利用回数をカウントし利用日時を記録し、
    前記保存期間設定部は、
    前記ユーザー毎に、前記カウンター制御部の記録に基づいて、前記アプリケーションプログラムの利用頻度を求め、求めた前記利用頻度に応じ、前記記憶部に記憶された前記データの保存期間を設定する
    電子機器。
  3. 請求項1または2に記載の電子機器であって、
    前記保存期間設定部は、
    前記アプリケーションプログラムの利用頻度に応じた前記データの保存期間を定めたテーブルを用いて前記データの保存期間を設定する
    電子機器。
  4. 請求項1から3のうちいずれか1つに記載の電子機器であって、
    前記アプリケーションプログラムが利用される毎に前記データの保存期間を延長する保存期間延長部を更に備えた
    電子機器。
  5. 記憶部へのデータの入出力を管理するアプリケーションプログラム、
    前記アプリケーションプログラムの利用回数をカウントし利用日時を記録するカウンター制御部、
    前記カウンター制御部の記録に基づいて、前記アプリケーションプログラムの利用頻度を求め、求めた前記利用頻度に応じ、前記記憶部に記憶された前記データの保存期間を設定する保存期間設定部、および
    前記保存期間が過ぎたとき、前記データを前記記憶部から削除するデータ削除部
    としてコンピューターを機能させる
    ファイル管理プログラム。
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