JP6451393B2 - ポンプ - Google Patents

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Description

本発明は、プランジャの往復動によってプランジャ室の流体を加圧して圧送するポンプに関するもので、特に、圧縮着火式内燃機関用の蓄圧式燃料噴射装置に用いられるポンプに好適である。
近年、蓄圧式燃料噴射装置においては、さらなる高圧化が要求されている。そして、装置の信頼性確保のため、圧力の異常上昇を確実に防止する必要性がより高まっている。
特許文献1に記載されたポンプは、プランジャをプランジャ主体部と主体保持部とに分割し、流体圧力が所定圧力以上になるとプランジャ主体部と主体保持部とを相対移動させて圧送ストロークを短くし、圧力の異常上昇を防止するようにしている。また、特許文献1では、プランジャ室のデッドボリュームを意図的に大きく設定することにより、圧力の異常上昇を防止する方法も提案されている。
特開2007−132251号公報
しかしながら、プランジャをプランジャ主体部と主体保持部とに分割したポンプは、プランジャの構成が複雑である。また、プランジャの構成が複雑であることに起因して、プランジャ主体部と主体保持部との最大相対移動量を十分に確保することが困難である。さらに、必要な圧送ストロークの短縮量が最大相対移動量を超えるような、想定外の異常高圧が作用した時は対応できない。
一方、高圧化の要求に応えるためには、要求吐出量を確保するためにプランジャ室のデッドボリュームを限りなく低減する必要がある。したがって、プランジャ室のデッドボリュームを意図的に大きく設定する方法は、高圧が要求されるポンプには適用できない。
本発明は上記点に鑑みて、高圧化の要求に応えつつ、圧力の異常上昇を確実に防止することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、プランジャ(20)の往復動によってプランジャ室(22)の流体を加圧して圧送するポンプであって、プランジャは、プランジャ室に連通するプランジャ孔(203)を有し、プランジャ孔には、プランジャ室の流体の圧力が所定圧力以上になったときにプランジャ孔内で移動して、プランジャ孔におけるプランジャ室に連通する部位(207)の容積を増加させる容積増加手段(30、40、41)が配置されており、プランジャ孔におけるプランジャ室に連通する部位(207)の容積を容積増加手段が増加させた状態で、プランジャ孔におけるプランジャ室に連通する部位は容積増加手段により閉塞されて低圧部位に連通しない構成となっていることを特徴とする。
これによると、通常時はデッドボリュームを低減した状態で高圧下においても要求吐出量を満足させることができる。一方、プランジャ室の流体の圧力が所定圧力以上になったときには、プランジャ室の実質的なデッドボリュームを増加させて吐出量を低下させ、圧力の異常上昇を防止することができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態に係るポンプの正面断面図である。 図1のA−A断面図である。 第1実施形態に係るポンプにおける要部の正面図である。 第1実施形態に係るポンプにおける要部の他の作動状態を示す正面図である。 本発明の第2実施形態に係るポンプにおける要部の正面図である。 第2実施形態に係るポンプにおける要部の他の作動状態を示す正面図である。 本発明の第3実施形態に係るポンプにおける要部の正面図である。 第3実施形態に係るポンプにおける要部の他の作動状態を示す正面図である。 本発明の第3実施形態に係るポンプの変形例を示す要部の正面図である。 第3実施形態に係るポンプの変形例の他の作動状態を示す要部の正面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。本実施形態のポンプは、圧縮着火式内燃機関用の蓄圧式燃料噴射装置に用いられ、高圧燃料を蓄えるコモンレールに燃料を加圧して供給するものである。
なお、コモンレール内の燃料の圧力が第1所定圧力以上になるとコモンレール内の燃料を燃料タンクに逃がして、コモンレール内の燃料の圧力の異常上昇を防止する安全弁が、コモンレールに装着されている。
また、蓄圧式燃料噴射装置は、コモンレール内の燃料の圧力を圧力センサにて検出し、コモンレール内の燃料の圧力を、運転状態に応じた制御目標圧に制御するようになっている。
図1および図2に示すように、ポンプのハウジングは、アルミニウム合金製のハウジング本体11と鉄系金属製の一対のシリンダヘッド12とからなる。ハウジング本体11内には、後述するフィードポンプから燃料が供給される低圧部位としてのカム室13が形成されており、このカム室13の両端はシリンダヘッド12によって閉塞されている。また、カム室13は図示しない燃料タンクに接続されている。
カム軸14は、鉄系金属製で、図示しない内燃機関に駆動されて回転する。カム軸14は、2つのブッシュ15を介してハウジング本体11に回転可能に支持されている。ブッシュ15は、円筒状であり、ハウジング本体11に圧入して固定されている。カム軸14とハウジング本体11との間はオイルシール16によりシールされている。カム軸14における軸方向中間部には、断面円形状のカム17がカム軸14に対して偏心して一体に形成されている。
カム17の外周には、カム軸14の周りを公転するカムリング18が嵌合されている。このカムリング18は、カムリング本体181と、このカムリング本体181に一体化されたブッシュ182とからなる。より詳細には、カムリング本体181は、鉄系金属(例えば、クロム鋼)よりなり、外形が四角柱形状で、円形状の貫通穴が形成されている。また、ブッシュ182は、円筒状に形成され、カムリング本体181の貫通穴に圧入されており、カム17と摺動自在になっている。なお、カム17およびカムリング18は、カム室13に収容されている。
カムリング18の両側には、カムリング18の公転に追従して往復移動する鉄系金属(例えば、合金工具鋼)製のプランジャ20が配置されている。このプランジャ20は、シリンダヘッド12内に往復移動自在に挿入された円柱状のプランジャ本体部201と、カム室13に配置されてカムリング18と対向配置された鍔状のタペット202とを備えている。そして、プランジャ20は、カム室13に配置されたスプリング21によりカムリング18側に付勢されている。
シリンダヘッド12内には、プランジャ本体部201の一端側(反タペット202側)に、フィードポンプ25から燃料が供給されるプランジャ室22が形成されている。また、シリンダヘッド12内には、フィードポンプ25からプランジャ室22への燃料の流れのみを許容する入口側逆止弁23、および、プランジャ室22からコモンレールへの燃料の流れのみを許容する出口側逆止弁24が設けられている。
なお、高圧下(例えば、200MPa)においても要求吐出量を満足させるために、プランジャ室22のデッドボリュームは極力小さく設定されている。
カム軸14の一端側には、インナギア式のフィードポンプ25が結合されている。このフィードポンプ25は、ポンプカバー26内に回転自在に収納されている。フィードポンプ25は、カム軸14に回転駆動されることにより、燃料タンクから吸入した燃料を加圧して吐出する。
フィードポンプ25から吐出された燃料は、図示しない燃料通路および入口側逆止弁23を介してプランジャ室22に供給されるようになっている。なお、その燃料通路の途中には、プランジャ室22に供給される燃料量を内燃機関の運転状態に応じて調量する調量弁(図示せず)が設けられている。
図3に示すように、プランジャ本体部201には、プランジャ室22に連通するプランジャ孔203が形成されている。より詳細には、プランジャ孔203は、プランジャ本体部201におけるプランジャ室22側の端面からタペット202側に向かって延びる、円柱状の空間である。
プランジャ孔203には、容積増加手段としての円柱状のピストン30が圧入されている。そして、プランジャ孔203の底部204とピストン30における底部204に対向する端面301(すなわち、ピストン30におけるタペット202側の端面)との間には、隙間空間205が存在している。
プランジャ本体部201には、プランジャ本体部201の外周側と隙間空間205とを連通させる吸気孔206が形成されている。
また、ピストン30は、プランジャ室22の燃料の圧力が第2所定圧力以上になったときに、プランジャ孔203の底部204側に向かって移動するようになっている。なお、ピストン30とプランジャ本体部201との摩擦係数や、圧入代を管理することにより、ピストン30を第2所定圧力で移動させるようにしている。また、ピストン30の作動開始圧である第2所定圧力は、安全弁の作動開始圧である第1所定圧力よりも高く設定され、コモンレールやポンプ等の高圧系構成部品の耐圧よりも低く設定されている。
次に、ポンプの作動について説明する。カム軸14が内燃機関に駆動されて回転すると、カム軸14の回転動作によってフィードポンプ25が駆動され、フィードポンプ25は燃料タンクから燃料を吸入し加圧して吐出する。
また、カム軸14の回転に伴いカム17が回転し、カム17の回転に伴いカムリング18が自転することなく公転し、カムリング18の公転に伴いプランジャ20が往復移動する。
カムリング18の公転に伴い上死点にあるプランジャ20が下死点に向けて移動すると、フィードポンプ25から吐出された燃料が入口側逆止弁23を介してプランジャ室22に流入する。
下死点に達したプランジャ20が再び上死点に向けて移動すると、入口側逆止弁23が閉じ、プランジャ室22の燃料が加圧されて圧力が上昇する。プランジャ室22の燃料圧力が上昇すると、出口側逆止弁24が開弁して、高圧の燃料がコモンレールに供給される。
ここで、例えば安全弁の故障によりコモンレール内の燃料の圧力が上昇し、プランジャ室22の燃料の圧力が第2所定圧力以上になった場合、図4に示すように、ピストン30はプランジャ孔203の底部204側に向かって移動する。これにより、プランジャ孔203におけるプランジャ室22に連通する部位207の容積が増加し、プランジャ室22の実質的なデッドボリュームが増加するため、吐出量が低下して圧力の異常上昇が防止される。
また、ピストン30の移動により圧力の異常上昇を防止できるため、安全弁を廃止することも可能である。
なお、ピストン30がプランジャ孔203の底部204側に向かって移動する際には、隙間空間205内の燃料は、吸気孔206、およびプランジャ20とシリンダヘッド12との摺動隙間を介して、低圧のカム室13に逃がされる。
一方、ピストン30が図3に示す初期位置にある時には、プランジャ室22のデッドボリュームは小さいため、高圧下においても要求吐出量を満足させることができる。
なお、ピストン30は、一端移動すると図3に示す初期位置には復帰しない。したがって、ピストン30が一端移動してしまうと、その後コモンレール内の燃料圧力が制御目標圧まで上昇しない場合がある。その場合には、例えば車両の警告ランプを点灯させて、蓄圧式燃料噴射装置に何らかの異常が発生したことをドライバーに知らせるようにするのが望ましい。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。以下、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図5に示すように、プランジャ孔203には、円柱状のピストン40が摺動自在に挿入されている。そして、プランジャ孔203の底部204とピストン40における底部204に対向する端面401(すなわち、ピストン40におけるタペット202側の端面)との間には、隙間空間205が存在している。
この隙間空間205には、ピストン40をプランジャ室22(図1参照)側に向かって付勢するスプリング41が配置されている。なお、ピストン40およびスプリング41は、本発明の容積増加手段を構成している。
プランジャ孔203におけるプランジャ室22側の端部には、通常時のピストン40の位置を定めるストッパ42が圧入されている。
また、ストッパ42には、プランジャ孔203とプランジャ室22とを連通させるオリフィス421が形成されており、プランジャ室22の燃料圧力はオリフィス421を介してピストン40に作用するようになっている。
そして、プランジャ室22の燃料の圧力が第2所定圧力以上になったときに、スプリング41の付勢力に抗してピストン40がプランジャ孔203の底部204側に向かって移動するようになっている。
通常時にはピストン40はストッパ42に当接しているため、ピストン40におけるストッパ42に当接している面には、プランジャ室22の燃料圧力は作用しない。したがって、通常時のピストン40の受圧面積は、オリフィス421の通路面積と等しく、ピストン40の断面積よりも小さいため、スプリング41のバネ定数を小さくすることができる。
上記構成において、例えば安全弁の故障によりコモンレール内の燃料の圧力が上昇し、プランジャ室22の燃料の圧力が第2所定圧力以上になった場合、図6に示すように、ピストン40はプランジャ孔203の底部204側に向かって移動する。これにより、プランジャ孔203におけるプランジャ室22に連通する部位207の容積が増加し、プランジャ室22の実質的なデッドボリュームが増加するため、吐出量が低下して圧力の異常上昇が防止される。
なお、プランジャ室22の燃料の圧力が第2所定圧力未満に低下すると、ピストン40は図5に示す初期位置に復帰する。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態について説明する。以下、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図7に示すように、プランジャ本体部201には、吸気孔206よりもプランジャ室22(図1参照)側に、プランジャ孔203を低圧部位としてのカム室13(図1参照)に接続するリリーフ孔208が形成されている。
プランジャ孔203には、リリーフ孔208を開閉する円柱状の弁体50が摺動自在に挿入されている。そして、プランジャ孔203の底部204と弁体50における底部204に対向する端面501(すなわち、弁体50におけるタペット202側の端面)との間には、隙間空間205が存在している。
この隙間空間205には、弁体50をプランジャ室22側に向かって付勢するスプリング51が配置されている。なお、弁体50およびスプリング51は、本発明のリリーフ弁を構成している。
プランジャ孔203におけるプランジャ室22側の端部には、通常時の弁体50の位置を定めるストッパ52が圧入されている。
また、ストッパ52には、プランジャ孔203とプランジャ室22とを連通させるオリフィス521が形成されており、プランジャ室22の燃料圧力はオリフィス521を介して弁体50に作用するようになっている。
そして、プランジャ室22の燃料の圧力が第2所定圧力以上になったときに、スプリング51の付勢力に抗して弁体50がプランジャ孔203の底部204側に向かって移動するようになっている。ここで、弁体50がプランジャ孔203の底部204側に向かって僅かに移動した時点で、すぐにリリーフ孔208が開かれるようになっている。
通常時には弁体50はストッパ52に当接しているため、弁体50におけるストッパ52に当接している面には、プランジャ室22の燃料圧力は作用しない。したがって、通常時の弁体50の受圧面積は、オリフィス521の通路面積と等しく、弁体50の断面積よりも小さいため、スプリング51のバネ定数を小さくすることができる。
上記構成において、例えば安全弁の故障によりコモンレール内の燃料の圧力が上昇し、プランジャ室22の燃料の圧力が第2所定圧力以上になった場合、図8に示すように、弁体50はプランジャ孔203の底部204側に向かって移動して、リリーフ孔208が開かれる。
リリーフ孔208が開かれると、プランジャ室22の燃料は、オリフィス521、プランジャ孔203、リリーフ孔208、およびプランジャ20とシリンダヘッド12(図1参照)との摺動隙間を介して、低圧のカム室13に逃がされる。したがって、プランジャ室22の燃料の圧力は概ね第2所定圧力以下に制御され、圧力の異常上昇が確実に防止される。
そして、プランジャ室22の燃料の圧力が第2所定圧力未満に低下すると、弁体50は図7に示す初期位置に復帰する。
なお、本実施形態では、弁体50がプランジャ孔203の底部204側に向かって僅かに移動した時点で、すぐにリリーフ孔208が開かれるようにしたが、図9、図10に示す変形例のように、弁体50がプランジャ孔203の底部204側に向かって十分に移動した時点で、リリーフ孔208が開かれるようにしてもよい。
すなわち、この変形例では、プランジャ室22の燃料の圧力が第2所定圧力未満のときには、弁体50は図9に示す初期位置にある。
一方、プランジャ室22の燃料の圧力が第2所定圧力以上になったときには、スプリング51の付勢力に抗して弁体50がプランジャ孔203の底部204側に向かって移動する。
そして、プランジャ室22の燃料の圧力が第3所定圧力(ただし、第3所定圧力=第2所定圧力+α)未満の場合は、図10に示すように、弁体50は移動するもののリリーフ孔208は閉じられたままである。ただし、弁体50の移動により、プランジャ孔203におけるプランジャ室22に連通する部位207の容積が増加し、プランジャ室22の実質的なデッドボリュームが増加するため、吐出量が低下して圧力の異常上昇が防止される。なお、第3所定圧力は、コモンレールやポンプ等の高圧系構成部品の耐圧よりも低く設定されている。
また、プランジャ室22の燃料の圧力が第3所定圧力以上になった場合は、弁体50は図10に示す位置よりもさらにプランジャ孔203の底部204側に向かって移動して、リリーフ孔208が開かれる。リリーフ孔208が開かれると、プランジャ室22の燃料は低圧のカム室13に逃がされる。したがって、プランジャ室22の燃料の圧力は、概ね第3所定圧力以下に制御され、圧力の異常上昇が確実に防止される。
そして、プランジャ室22の燃料の圧力が第2所定圧力未満に低下すると、弁体50は図9に示す初期位置に復帰する。
(他の実施形態)
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。
また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。
また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。
また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。
また、上記各実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、位置関係等に限定されるものではない。
20 プランジャ
22 プランジャ室
30 ピストン(容積増加手段)
40 ピストン(容積増加手段)
41 スプリング(容積増加手段)
203 プランジャ孔

Claims (3)

  1. プランジャ(20)の往復動によってプランジャ室(22)の流体を加圧して圧送するポンプであって、
    前記プランジャは、前記プランジャ室に連通するプランジャ孔(203)を有し、
    前記プランジャ孔には、前記プランジャ室の流体の圧力が所定圧力以上になったときに前記プランジャ孔内で移動して、前記プランジャ孔における前記プランジャ室に連通する部位(207)の容積を増加させる容積増加手段(30、40、41)が配置されており、
    前記プランジャ孔における前記プランジャ室に連通する部位(207)の容積を前記容積増加手段が増加させた状態で、前記プランジャ孔における前記プランジャ室に連通する部位は前記容積増加手段により閉塞されて低圧部位に連通しない構成となっていることを特徴とするポンプ。
  2. 前記容積増加手段は、前記プランジャ孔に圧入されたピストン(30)であることを特徴とする請求項1に記載のポンプ。
  3. 前記容積増加手段は、前記プランジャ孔に摺動自在に挿入されたピストン(40)と、前記ピストンを前記プランジャ室側に向かって付勢するスプリング(41)とを有することを特徴とする請求項1に記載のポンプ。
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