JP6451154B2 - 雑音抑圧装置、雑音抑圧方法、雑音抑圧プログラム及び集音装置 - Google Patents
雑音抑圧装置、雑音抑圧方法、雑音抑圧プログラム及び集音装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6451154B2 JP6451154B2 JP2014181255A JP2014181255A JP6451154B2 JP 6451154 B2 JP6451154 B2 JP 6451154B2 JP 2014181255 A JP2014181255 A JP 2014181255A JP 2014181255 A JP2014181255 A JP 2014181255A JP 6451154 B2 JP6451154 B2 JP 6451154B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- delay time
- sound
- self
- microphone
- microphones
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
Description
以下では、本発明に係る雑音抑圧装置、雑音抑圧方法、雑音抑圧プログラム及び集音装置の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、実施形態に係る雑音抑圧装置100の構成を示すブロック図である。図1において、実施形態に係る雑音抑圧装置100は、複数のマイクユニット1−1〜1−N(Nは整数)、動作信号出力部2、参照信号発生回路部3、スピーカ4、遅延調整回路部5、同期加算回路部6を有する。
次に、この実施形態に係る雑音抑圧装置100における雑音抑圧処理の動作を、図面を参照しながら詳細に説明する。以下では、各マイクユニット1−1〜1−Nの自己遅延時間計測処理と、自己遅延時間を用いた同期加算処理とを順番に説明する。
まず、各マイクユニット1−1〜1−Nの自己遅延時間計測処理の動作を説明する。
次に、各マイクユニット1−1〜1−Nにおける自己遅延時間を用いた同期加算処理の動作を説明する。
以上のように、この実施形態によれば、予め設定されている参照信号を用いているため、複数のマイク間の集音時間差を正確に求めることができ、同期加算処理による雑音成分の抑圧及び目的音の強調を可能でき、雑音抑圧性能を向上させることができる。
上述した実施形態においても種々の変形実施形態を言及したが、本発明は以下の変形実施形態にも適用可能である。
Claims (9)
- 複数のマイクロホンにより集音された集音信号を同期加算して雑音を抑圧する雑音抑圧装置において、
所定の参照信号を発生する参照信号発生手段と、
上記複数のマイクロホンによって集音された、上記参照信号に基づく放出音の集音信号と、上記参照信号との相関を取り、上記参照信号に対する、上記複数のマイクロホンの集音遅延時間を求める遅延時間算出手段と、
上記複数のマイクロホンの集音遅延時間のうち最大遅延時間と、上記各マイクロホンの集音遅延時間とに基づいて、上記各マイクロホンの自己遅延時間を求める自己遅延時間計測手段と、
上記各マイクロホンにより集音された集音信号を、それぞれ対応する自己遅延時間だけ遅延させて加算平均する同期加算手段と
を備えることを特徴とする雑音抑圧装置。 - 入力された制御信号に応じて、上記自己遅延時間計測手段による処理と、上記同期加算手段による処理との動作を切り替える処理切替手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の雑音抑圧装置。
- 上記自己遅延時間計測手段が、上記最大遅延時間と上記各マイクロホンの集音遅延時間との差分値を、上記各マイクロホンの自己遅延時間として求めることを特徴とする請求項1又は2に記載の雑音抑圧装置。
- 複数のマイクロホンにより集音された集音信号を同期加算して雑音を抑圧する雑音抑圧方法において、
参照信号発生手段が、所定の参照信号を発生し、
遅延時間算出手段が、上記複数のマイクロホンによって集音された、上記参照信号に基づく放出音の集音信号と、上記参照信号との相関を取り、上記参照信号に対する、上記複数のマイクロホンの集音遅延時間を求め、
自己遅延時間計測手段が、上記複数のマイクロホンの集音遅延時間のうち最大遅延時間と、上記各マイクロホンの集音遅延時間とに基づいて、上記各マイクロホンの自己遅延時間を求め、
同期加算手段が、上記各マイクロホンにより集音された集音信号を、それぞれ対応する自己遅延時間だけ遅延させて加算平均する
ことを特徴とする雑音抑圧方法。 - 複数のマイクロホンにより集音された集音信号を同期加算して雑音を抑圧する雑音抑圧プログラムにおいて、
コンピュータを、
所定の参照信号を発生する参照信号発生手段と、
上記複数のマイクロホンによって集音された、上記参照信号に基づく放出音の集音信号と、上記参照信号との相関を取り、上記参照信号に対する、上記複数のマイクロホンの集音遅延時間を求める遅延時間算出手段と、
上記複数のマイクロホンの集音遅延時間のうち最大遅延時間と、上記各マイクロホンの集音遅延時間とに基づいて、上記各マイクロホンの自己遅延時間を求める自己遅延時間計測手段と、
上記各マイクロホンにより集音された集音信号を、それぞれ対応する自己遅延時間だけ遅延させて加算平均する同期加算手段と
して機能させることを特徴とする雑音抑圧プログラム。 - 複数のマイクロホンにより集音された集音信号を同期加算する集音装置において、
上記複数のマイクロホンによって集音された、所定の参照信号に基づく放出音の集音信号と、入力された上記参照信号との相関を取り、上記参照信号に対する、上記複数のマイクロホンの集音遅延時間を求める遅延時間算出手段と、
上記複数のマイクロホンの集音遅延時間のうち最大遅延時間と、上記各マイクロホンの集音遅延時間とに基づいて、上記各マイクロホンの自己遅延時間を求める自己遅延時間計測手段と
を備えることを特徴とする集音装置。 - 上記遅延時間算出手段及び上記自己遅延時間計測手段が、入力された制御信号に応じて、上記各マイクロホンの集音遅延時間及び上記各マイクロホンの自己遅延時間を求める
ことを特徴とする請求項6に記載の集音装置。 - 上記自己遅延時間計測手段が、上記最大遅延時間と上記各マイクロホンの集音遅延時間との差分値を、上記各マイクロホンの自己遅延時間として求めることを特徴とする請求項6又は7に記載の集音装置。
- 上記各マイクロホンにより集音された集音信号を、それぞれ対応する自己遅延時間だけ遅延させて加算平均する同期加算手段を更に備えることを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載の集音装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014181255A JP6451154B2 (ja) | 2014-09-05 | 2014-09-05 | 雑音抑圧装置、雑音抑圧方法、雑音抑圧プログラム及び集音装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014181255A JP6451154B2 (ja) | 2014-09-05 | 2014-09-05 | 雑音抑圧装置、雑音抑圧方法、雑音抑圧プログラム及び集音装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016058779A JP2016058779A (ja) | 2016-04-21 |
JP6451154B2 true JP6451154B2 (ja) | 2019-01-16 |
Family
ID=55758911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014181255A Active JP6451154B2 (ja) | 2014-09-05 | 2014-09-05 | 雑音抑圧装置、雑音抑圧方法、雑音抑圧プログラム及び集音装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6451154B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2749780B2 (ja) * | 1994-09-30 | 1998-05-13 | 株式会社エイ・ティ・アール人間情報通信研究所 | 適応化型相互相関装置 |
JP5545676B2 (ja) * | 2011-11-07 | 2014-07-09 | 株式会社ホンダアクセス | 車室内のマイクアレイ配置構造 |
-
2014
- 2014-09-05 JP JP2014181255A patent/JP6451154B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016058779A (ja) | 2016-04-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8401201B2 (en) | Sound processing apparatus and method | |
CN108074583B (zh) | 声音信号处理系统 | |
JP5070993B2 (ja) | 音処理装置、位相差補正方法及びコンピュータプログラム | |
JP5347902B2 (ja) | 音響処理装置 | |
JP5606234B2 (ja) | 音響装置 | |
RU2012146419A (ru) | Устройство и способ акустических измерений множества громкоговорителей и системы направленных микрофонов | |
WO2006117915A1 (ja) | 能動騒音抑制装置 | |
JP2004343700A (ja) | アレイマイクロホンのセルフキャリブレーション | |
RU2591026C2 (ru) | Аудиосистема и способ ее работы | |
JP2008064733A (ja) | 音源方向推定装置、音源方向推定方法、及びコンピュータプログラム | |
JP5699844B2 (ja) | 残響抑制装置および残響抑制方法並びに残響抑制プログラム | |
RU2012106592A (ru) | Формирование диаграммы направленности аудиосигналов | |
JP6078461B2 (ja) | 音響処理装置、音響処理方法、及び音響処理プログラム | |
JP2010020165A (ja) | 雑音抑圧装置、携帯電話機、雑音抑圧方法及びコンピュータプログラム | |
JP2003223198A (ja) | 音響信号処理方法及び音響信号処理装置及び音声認識装置 | |
WO2015114674A1 (ja) | 集音装置、集音装置の入力信号補正方法および移動機器情報システム | |
JP6451154B2 (ja) | 雑音抑圧装置、雑音抑圧方法、雑音抑圧プログラム及び集音装置 | |
JP5126145B2 (ja) | 帯域拡張装置、方法及びプログラム、並びに、電話端末 | |
RU2751760C2 (ru) | Захват аудио с использованием формирования диаграммы направленности | |
JP6314475B2 (ja) | 音声信号処理装置及びプログラム | |
JP6711205B2 (ja) | 音響信号処理装置、プログラム及び方法 | |
JP6481397B2 (ja) | マイクロホン間隔制御装置及びプログラム | |
JP6597062B2 (ja) | 雑音低減装置、雑音低減方法、雑音低減プログラム | |
JP2017143459A (ja) | 伝搬遅延特性の測定方法および装置 | |
JP6533134B2 (ja) | マイクシステム、音声認識装置、音声処理方法、および音声処理プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170515 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180510 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180612 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180808 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181113 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181126 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6451154 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |