JP6449881B2 - パイプ上で行われる作業のための収容装置及び関連する方法 - Google Patents

パイプ上で行われる作業のための収容装置及び関連する方法 Download PDF

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Description

本発明は、環境又は作業を行う人に対して有害である生成物を収容する可能性があるパイプを切断及び分離する工程に関する。
有害な生成物又は汚染物質を収容するパイプ2上で作業を行うために、収容装置を使用することが知られており、収容装置は、図1に示すように、可撓性プラスチック材料、例えばビニルから作られたフィルムによって実施される包囲部110を有している。シールが、粘着テープ100によって提供される。プラスチックフィルムは、切断ツール3によって切断されるパイプ2へのアクセスをもたらすためにオリフィスを有している。プラスチックフィルムは、流出物を収集するためのオリフィス112と、可能であれば、フィルタ6を介して包囲部110を通気するためのオリフィス113と、を有している。別の代替案によれば、切断ツールは、全体的に外包部内に包まれ、切断ツールの把持は、可撓性フィルムの変形によって行われる。
この収容装置は、実施するのに便利ではない。行われる作業のための準備と、包囲部110の所定位置でのセットと、は、その可撓性に起因して、最新の注意を要し且つ長い(数時間)。実際には、フィルムは、エアロック内で且つ数人のオペレータのチームによって取り付けられる。パイプを切断することと、切断されたパイプのセクションを離すことと、を含む介入自体も、数時間続く。漏れるリスクが存在し、漏れた場合には、洗浄にリスクがあり、またもや相当な時間を必要とし、さらなる浪費を発生させる。さらに、ビニル壁は、考慮されなければならない二次的な浪費を構成する。
本発明の目的は、上述した不都合の発生を減少させる、収容装置のための新たな構成を提案することである。
このような収容装置が、パイプ上での介入のために提案される。装置は、剛性ツールフランジであって、パイプの外側断面に適合した断面を有するオリフィスが設けられた端壁と、オリフィスよりも幅が広く且つ端壁の反対側に位置づけられた開口部と、切断ツールのためのサイドアクセスと、を有する剛性ツールフランジを備えている。装置は、パイプ周りに漏れのない体積を形成するための可撓性フィルムであって、パイプに取り付けられたツールフランジの開口部に固定されたフィルムの第1端部と、パイプに接続されたフィルムの第2端部と、を有する、可撓性フィルムをさらに備えている。
このような収容装置は、所定の機械的抵抗を有する部分を有し、これにより、漏れのない包囲部の所定位置でのセットと、切断ツールの操作と、を容易にする。切断ツールのブレードと可撓性フィルムとの間の接触のリスクは、実質的に減少されるか、又は排除さえされる。
収容装置の一実施形態は、可撓性フィルムをパイプに接続するための第2剛性フランジをさらに備えている。この第2剛性フランジが、パイプの外側断面に適合した断面を有するオリフィスが設けられた端壁と、第2フランジのオリフィスよりも幅が広く且つ第2フランジの端壁の反対側に位置づけられた開口部と、を有している。そして、漏れのない体積が、パイプに取り付けられた第2剛性フランジの開口部に固定された可撓性フィルムの第2端部により形成されている。
この実施形態では、パイプ上に可撓性フィルムを直接固定する必要がない。可撓性フィルムは、パイプにシンプルに取り付けられた2つのフランジの拡大開口部上に固定され、これらフランジの端壁は、パイプが切断時に開かれる漏れのない体積を軸方向に画成している。
可撓性フィルムが、展開された状態では、ツールフランジと、パイプに取り付けられた第2剛性フランジと、のそれぞれの開口部の間の距離だけ大きくされた、ツールフランジの開口部とサイドアクセスとの間でパイプに沿う距離よりも大きい長さを有してもよい。パイプが切断されると、その後、2つのフランジを取り付けた2つのピースが、軸方向に離され且つ可撓性フィルムをシールし、これにより、2つのパイプセグメントを閉鎖することができる。その後、プラグが、操作の休止のために2つのフランジ上に加えられることができる。
シーリング要素、例えば変形可能なベローズ又はケーブルグランドが、その後、切断ツール周りのシールを提供するためにツールフランジのサイドアクセス上に配置されることができる。
ツールフランジは、流出物を集めるため且つ/又は漏れのない体積を通気するために少なくとも1つの出口を含むように構成されることができる。
本発明の別の側面によれば、
パイプに剛性ツールフランジを取り付けるステップであって、ツールフランジが、パイプの外側断面に適合した断面を有するオリフィスが設けられた端壁と、オリフィスよりも幅が広く且つ端壁の反対側に位置づけられた開口部と、切断ツールのためのサイドアクセスと、を有する、ステップと、
パイプ周りに漏れのない体積を形成するために可撓性フィルムを所定位置にセットするステップであって、フィルムの第1端部がツールフランジの開口部に固定され、フィルムの第2端部がパイプに接続される、ステップと、
サイドアクセスを貫通する切断ツールを使用してパイプを切断するステップと、
切断するステップによって形成されたパイプの2つのセグメントを離すステップと、
2つのパイプセグメントの端部をシールするステップと、
を備える、パイプを切断して分離する方法が提案される。
方法の一実施形態では、可撓性フィルムを所定位置にセットするステップが、
第2剛性フランジをパイプに取り付けるステップであって、第2剛性フランジが、パイプの外側断面に適合した断面を有するオリフィスが設けられた端壁と、オリフィスよりも幅が広く且つ端壁の反対側に位置づけられた開口部と、を有し、ツールフランジ及び第2フランジの開口部が互いに向かい合って配置される、ステップと、
ツールフランジ及び第2フランジの開口部に可撓性フィルムを固定するステップと、
を備える。
一実施形態では、切断するステップによって形成されたパイプの2つのセグメントを離すステップが、第2フランジが取り付けられるセグメントの端部がツールフランジの開口部から出るまで、パイプのセグメントを軸方向に離すステップである。そして、2つのパイプセグメントの端部をシールするステップが、ツールフランジの開口部と、第2フランジが取り付けられるセグメントの端部と、の間の間隔において、可撓性フィルムを可撓性フィルム自身上に溶接するステップである。その後、プラグが、溶接されたフィルムの一部分によってそれぞれ閉鎖された2つのフランジの開口部上に配置されることができる。
使用される可撓性フィルムの量を最小化させる一実施形態では、ツールフランジ及び第2フランジは、それらのそれぞれの開口部が互いに接触して配置されてパイプに取り付けられる。
ツールフランジが、それぞれ一方が他方のシェルとの接触面を有する2つの剛性シェルで配置される場合、パイプにツールフランジを取り付けるステップは、2つのシェルの接触面の少なくとも一方に接着剤を付着させるステップと、接着剤が、特にツールフランジの端壁上でのパイプ周りに、漏れのない体積の閉鎖を提供することによってパイプ上で2つのシェルをともに維持するように、パイプ上の2つのシェルを組み立ててクランプするステップと、を備えることができる。
本方法は、パイプを切断している間及びパイプを切断した後に、ツールフランジ上に設けられた出口を介して流出物を回収するステップ、及び/又はツールフランジ上に設けられ且つフィルタが設けられた出口を介して漏れのない体積を通気するステップをさらに含むことができる。
本発明の他の特徴及び利点は、添付の図面を参照して、情報のため且つ非限定的に以下で与えられる説明で明らかになるであろう。
従来技術で使用される収容装置を示す。 本発明の第1の態様によるツールフランジの分解図である。 本発明の第1の態様によるツールフランジの組立図である。 収容装置の一実施形態による第2フランジの分解図である。 収容装置の一実施形態による第2フランジの組立図である。 パイプ上でのツールフランジの固定を示す。 パイプ上でのツールフランジの固定を示す。 パイプ上での第2フランジの固定を示す。 パイプ上での第2フランジの固定を示す。 切断により加工する前の、パイプに取り付けられた2つのフランジの好ましい相対位置を示す。 可撓性プラスチック材料のフィルムから形成されたカフスの2つのフランジへの固定を示す。 方法の一実施形態による流出物の収集及び漏れのない包囲部の通気を示す。 方法の一実施形態による流出物の収集及び漏れのない包囲部の通気を示す。 方法の一実施形態によるパイプ切断部の分離の第1段階を示す。 パイプの分離の第2段階を示す。 本発明により使用することができる別のフランジの分解図である。 本発明により使用することができる別のフランジの組立図である。
本発明による収容装置1は、漏れのない処理でパイプ2の切断及び分離をもたらすよう意図される。このために、収容装置1は、パイプ2周りに固定され、これにより、切断が行われるこのパイプの所定セクション周りで実質的に漏れのない包囲部を形成する。
パイプ上で組み立てられるこの収容装置1の例は、図7から図9で見ることができる。収容装置1は、本明細書ではツールフランジと称される第1剛性フランジ11(図2及び図4)と、第2剛性フランジ12(図3及び図5)と、カフス状の、可撓性プラスチック材料から作られたフィルム13と、から構成されている。
図2a及び図3aに示すように、各フランジは、パイプ2の形状及び寸法に適合された形状及び寸法のオリフィスを有する端壁116,126を備えている。シールが、可能であれば、形状及び寸法のこの適合並びに包囲部のシールに寄与するように配置される。
図2から図5に示すフランジ11,12は、パイプの断面周りでともに組み立てられるよう意図された2つのシェル110a,110b及び120a,120bをそれぞれ備えている。
フランジ11及び12の2つのシェル110a,110b及び120a,120bは、接触面130a,130b及び140a,140bをそれぞれ備えており、各フランジの2つの接触面が、フランジがパイプ2上で組み立てられたときに一方が他方に接触して配置される。
各フランジ11及び12の組み立ては、一時的保持ブラケット114,124によって一時的に提供される。ネジのための通路115,125が、各フランジの2つのシェルをともにクランプするためにさらに設けられている。この趣旨で、フランジごとに多くの通路115,125と対応する2つから4つの締結ネジが設けられる。
パイプ2上でのフランジ11及び12の2つのシェル110a,110b及び120a,120bの間の正確な位置決めを保証するために、リブ118,128が、フランジの2つのシェル110a,120aの一方の接触面130a,140a上に形成され、これにより、フランジの他方のシェル110b,120bの接触面130b,140b上に形成された相補的溝117,127と協働することができる。
パイプ2上でフランジ11,12の2つのシェル110a,110b及び120a,120bを組み立てる前に、接着剤が、これら2つのシェルの接触面130a,130b及び140a,140bの少なくとも一方上に配置される。そして、2つのシェルは、ブラケット124を使用してそれらを保持することによってパイプ2上にともに導かれ(図2b及び図3b)、全体が、通路115,125内に挿入されるネジを使用してクランプされる。
接着剤がセットされると、組み立てが、一体的になされ、且つ2つのシェル110a,110b及び120a,120bの間の接着剤の層によって且つ各シェルとパイプ2との間の端壁116,126のオリフィス上で漏れのない状態にされる。
フランジ11及び12の端壁116,126の反対側では、各フランジ11,12は、パイプ2よりも幅が広い、従って端壁116,126に形成されたオリフィスよりも幅が広い開口部11a,12aを備えている。
ツールフランジ11は、切断ツールのためのサイドアクセス111を備えている点で第2フランジ12から区別される。このサイドアクセス111は、ツールフランジ11によって画成されたチャンバ内に開いている。このチャンバは、パイプ2の長手方向部分から所定距離で延在する少なくとも1つの壁を備え、これにより、パイプ2のこの長手方向部分周りに空間を画成し、この空間はフランジ11の開口部11aの側で開いている。図に示す例では、前記少なくとも1つの壁が、内径がパイプ2の外径よりも大きく且つ同じ対称軸のシリンダ状の壁である。本発明は、図に示す例、特にチャンバの形状に全く限定されず、例えばチャンバが平行六面体形状の4つの壁を有し、チャンバに関連するパイプの所定の偏心が考えられる。
フランジ11,12を製造するために使用される材料は、パイプ内に収容される有害な生成物、特に酸(硝酸など)及び溶剤(例えばTPH,TBP及びその分解産物)の考えられる化学的アタックに耐えるように選択される。
例えば図8aに示すように、可撓性プラスチック材料、例えばビニルから作られたフィルム13は、パイプ2周りでフランジ11,12の間に形成された体積のシールを完全にする。
フランジ11,12をパイプ2に取り付ける間に、フランジ11,12のそれぞれの開口部は、図6に示すように互いに向かい合って配置される。フィルム13は、パイプに取り付けられたツールフランジ11の開口部11aに固定された一端と、同様にパイプに取り付けられた第2フランジ12の開口部12aに固定された他端と、を有している。
プラスチックフィルム13が所定位置にセットされると、プラスチックフィルム13は、例えば、粘着テープを使用して、開口部11a,12aにより終端するフランジ11,12のシリンダ状部分に固定される。プラスチックフィルム13は、他方では、同様に粘着テープを使用してパイプと平行にプラスチックフィルム自身に接着され、これにより、フランジ11,12の間で漏れのない体積を閉鎖するカフスの形状を有する(図7から図9)。
図6及び図7に示すように、フランジ11,12は、それらのそれぞれの開口部11a,12aが互いに接触してパイプ2に取り付けられることが有利である(必須ではないが)。
可撓性フィルム13によって形成されるカフスは、その後、図7に示すようにベローズ方式でそれ自体が圧縮される。
そして、パイプ2を切断した後に、分離された2つのパイプセグメントは、事前に圧縮されたカフスを展開することによって互いから軸方向に離される。フィルム13は、図8及び図9で見ることができるように展開する。
フランジ11,12及びフィルム13の配置及び固定は、有利には、必ずしも制限エアロックを設置する必要なく、万能機具が提供されて利用できる一人のオペレータによって行われる。
切断ツールによるパイプ2へのアクセスは、サイドアクセス111によってガイドされる。サイドアクセス111は、切断ツールに適合し且つシーリング要素131が設けられたアクセスオリフィスからなる。切断ツールが、長手方向に前後運動する平坦形状のブレード32を使用する場合(図8から図10)、アクセス111は、パイプ2と直交する平面でブレードをガイドするために楕円オリフィスの形状を有する。ガイドは、特に可撓性フィルム13に誤って穴をあけるリスクを最小化することによって、安全な操作をもたらす。
フランジ11のサイドアクセス111上に配置されたシーリング要素131は、例えばシーリングベローズの形状を有する。ベローズは、例えばPVCから作られ、その固定は、接着剤を使用して提供される。
図11a及び図11bは、切断ツールがベル状鋸である第2の例を示す。このケースでは、シーリング要素は、ツールフランジ11に取り付けられたケーブルグランド135である。この第2の例によれば、伝達シャフト31が、ケーブルグランド135を貫通し、これにより、ハーフシェル110bの外側外包部によって画成され且つツールフランジ11内に形成されたチャンバの側方延在部を形成するハウジング内に位置づけられたベル状鋸のシリンダ状ブレード134を回転駆動する。ケーブルグランドは、伝達シャフト31の端部と係合するナット136を使用してクランプされる。ブレード134は、シャフト31とブレード134の駆動モータとの間の接続解除後にフランジ11内に残り、これにより、フランジ11と、それが接着されるパイプセグメント2と、の浪費を構成する。切断部が丸みを帯びていることと、パイプのピースがベル状鋸ブレード134又はフランジ11内に収納されたままであることと、という事実は、切断されたパイプセグメントを廃棄する場合に欠点を構成しない。
関心のある選択は、直径方向において互いに反対側に位置する2つのサイドアクセスを有するツールフランジ11を提供することであり、これらサイドアクセスは、図2a,図4a及び図11aにおいて参照符号111及び111’で示されている。これら2つのアクセスの一方が、使用中にプラグ132によって密閉される間に、他方は、シーリング要素131又は135と、切断ツールのブレード32、134と、を受ける。この構成は、左側を介する切断と右側を介する切断との間の選択をもたらし、この選択により、操作の障害となる可能性がある外部要素を考慮するとオペレータに対して最も都合がよくなる。可能であれば、2つよりも多いサイドアクセスが、パイプ2の軸周りでツールフランジ11上に角度方向に分配される。
図8a及び図8bに示すように、ツールフランジ11は、流出物を集めるためのオリフィス152をさらに含むことができる。そして、ピペット4(3ウェイバルブ)又はシリンジ5が収集オリフィス152に接続することができる。収集オリフィス152は、好ましくは、ツールフランジ11がパイプ2に固定されるときにツールフランジ11上の下方部分に位置づけられるように構成されている。
図2a、図8a及び図8bに示すように、フランジ11は、フィルタ(図示せず)を受けることができる通気オリフィス153をさらに含むことができる。
バルブが、流出物の収集と通気とを制御するために各オリフィス152、153上に配置されてもよい。
図7から図9を見ると理解することができるように、フランジ11,12が固定されるときにフランジ11,12の2つの開口部11a,12aが接触して配置されると、フィルム13から構成されるカフスの長さは、より好ましくは、ツールフランジ11の開口部11aとサイドアクセス111の長手方向位置との間の距離よりも、例えば約10センチメートルだけ大きい。フィルム13の最小長さは、フランジ11,12がそれらの間に間隔を有して固定されるときに、フランジ11,12の開口部11a,12aの間の長手方向距離だけ大きくされなければならない。
パイプを切断して、プラスチックフィルム13を展開することによって生じる2つのパイプセグメントを軸方向に離した後に(図9)、且つ流出物を回収し且つ/又は漏れのない体積を通気した後に、シーリングツールが、プラスチックフィルム13をプラスチックフィルム自身上に溶接するために2つのパイプセグメントの間の間隔内に挿入される。フィルム13の溶接は、パイプに対して略垂直に行われ、且つフィルムの長手方向部分にわたって比較的延長した溶接部であるか、又はフィルムの長手方向部分によって互いから離された2つの溶接線である。
フィルム13の溶接は、切断された2つのセグメントを分離する。その後、フィルム13は、各側で密閉された溶接部をそのままにすることを考えて、2つの溶接線の間で又は延長した溶接部に沿ってパイプに対して垂直に切断される。
フィルム13の2つの溶接部分によって閉じられたフランジの開口部11a,12aを保護するために、その後、プラグ11b,12bがこれら開口部上に配置される(図10)。全体のシールが、プラグの接着によってさらに提供することができる。
可撓性フィルムを使用して2つのフランジをシールするために使用されるビニル(又は他のプラスチック)の量は、制限されたままであることが可能である。フィルムをフィルム自身に挟むため且つ後に切断されるように十分に幅の広い溶接を行うために、フィルムが展開されると、切断されたパイプセグメントを離すために空間を有することは十分である。
本発明は、説明として上述した実施形態に全く限定されない。様々な変更が可能である。例えば、変更の1つは、切断ツールの側のみに剛性フランジを提供し、ビニルフィルムが漏れのない体積の他側で粘着テープによりパイプ上に直接接着されることにある。
1 収容装置、2 パイプ、11 剛性ツールフランジ、11a 開口部、11b,12b プラグ、12 第2剛性フランジ、12a 開口部、13 可撓性フィルム、110a,110b 剛性シェル、111 サイドアクセス、116 端壁、126 端壁、131,135 シーリング要素、152 出口、153 出口

Claims (8)

  1. パイプ(2)上で作業するための収容装置(1)であって、
    剛性ツールフランジ(11)であって、前記パイプの外側断面に適合した断面を有するオリフィスが設けられた端壁(116)と、前記オリフィスよりも幅が広く且つ前記端壁(116)の反対側に位置づけられた開口部(11a)と、切断ツールのためのサイドアクセス(111)と、を有する剛性ツールフランジ(11)と、
    前記パイプ周りに漏れのない体積を形成するための可撓性フィルム(13)であって、前記パイプに取り付けられた前記剛性ツールフランジの前記開口部に固定された前記可撓性フィルムの第1端部と、前記パイプに接続された前記可撓性フィルムの第2端部と、を有する、可撓性フィルム(13)と、
    を備えることを特徴とする装置。
  2. 前記可撓性フィルム(13)を前記パイプ(2)に接続するための第2剛性フランジ(12)をさらに備え、前記第2剛性フランジが、前記パイプの前記外側断面に適合した断面を有するオリフィスが設けられた端壁(126)と、前記第2剛性フランジの前記オリフィスよりも幅が広く且つ前記第2剛性フランジの前記端壁の反対側に位置づけられた開口部(12a)と、を有し、前記漏れのない体積が、前記パイプに取り付けられた前記第2剛性フランジの前記開口部に固定された前記可撓性フィルムの前記第2端部により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. パイプを切断して分離するための方法であって、
    前記パイプに剛性ツールフランジ(11)を取り付けるステップであって、前記剛性ツールフランジが、前記パイプの外側断面に適合した断面を有するオリフィスが設けられた端壁(116)と、前記端壁の反対側に位置づけられた、前記オリフィスよりも幅が広い開口部(11a)と、切断ツールのためのサイドアクセス(111)と、を有する、ステップと、
    前記パイプ周りに漏れのない体積を形成するために可撓性フィルム(13)を所定位置にセットするステップであって、前記可撓性フィルムの第1端部が前記剛性ツールフランジの前記開口部に固定され、前記可撓性フィルムの第2端部が前記パイプに接続される、ステップと、
    前記サイドアクセスを貫通する前記切断ツールを使用して前記パイプを切断するステップと、
    前記切断するステップによって形成された前記パイプの2つのセグメントを離すステップと、
    前記パイプの前記2つのセグメントの端部をシールするステップと、
    を備えることを特徴とする方法。
  4. 前記可撓性フィルム(13)を所定位置にセットするステップが、
    第2剛性フランジ(12)を前記パイプに取り付けるステップであって、前記第2剛性フランジが、前記パイプの前記外側断面に適合した断面を有するオリフィスが設けられた端壁(126)と、前記オリフィスよりも幅が広く且つ前記端壁の反対側に位置づけられた開口部(12a)と、を有し、前記剛性ツールフランジ(11)の前記開口部(11a)及び前記第2剛性フランジ(12)の前記開口部(12a)が互いに向かい合って配置される、ステップと、
    前記剛性ツールフランジの前記開口部及び前記第2剛性フランジの前記開口部に前記可撓性フィルムを固定するステップと、
    を備えることを特徴とする請求項に記載の方法。
  5. 前記切断するステップによって形成された前記パイプの前記2つのセグメントを離すステップが、前記第2剛性フランジが取り付けられたセグメントの端部が前記剛性ツールフランジ(11)の前記開口部から出るまで、前記パイプの前記2つのセグメントを軸方向に離すステップであり、
    前記パイプの前記2つのセグメントの端部をシールするステップが、前記剛性ツールフランジの前記開口部(11a)と、前記第2剛性フランジ(12)が取り付けられる前記セグメントの端部と、の間の間隔において、前記可撓性フィルム上に前記可撓性フィルム(13)を溶接するステップであることを特徴とする請求項に記載の方法。
  6. プラグ(11b,12b)が、溶接された前記可撓性フィルムの一部分によってそれぞれ閉鎖された前記剛性ツールフランジの前記開口部及び前記第2剛性フランジの前記開口部上にそれぞれ配置されることを特徴とする請求項に記載の方法。
  7. 前記剛性ツールフランジ(11)及び前記第2剛性フランジ(12)が、それぞれの前記開口部(11a,12a)が互いに接触して配置されて前記パイプ(2)に取り付けられていることを特徴とする請求項からのいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記剛性ツールフランジ(11)が、他方のシェルとの接触面をそれぞれ有する2つの剛性シェル(110a,110b)を備え、
    前記パイプ(2)に前記剛性ツールフランジを取り付けるステップが、
    前記2つの剛性シェルの接触面の少なくとも一方に接着剤を付着させるステップと、
    前記接着剤が、特に前記剛性ツールフランジの前記端壁上での前記パイプ周りに、前記漏れのない体積の閉鎖を提供することによって前記パイプ上で前記2つの剛性シェルをともに維持するように、前記パイプ上で前記2つの剛性シェルを組み立ててクランプするステップと、
    を備えることを特徴とする請求項からのいずれか一項に記載の方法。
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