JP6449073B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、マイクロフォンを備えた冷蔵庫に関する。
近年、冷蔵庫には庫内の収容物を冷やすという本来の機能に加え、ユーザ支援や補助といった目的で様々な機能が搭載されており、例えば、音声による操作や、物品情報を音声入力し在庫管理できる冷蔵庫も存在している。このような冷蔵庫には、集音のためにマイクロフォン(マイク)が設置されている。例えば、特許文献1に開示の冷蔵庫では、ドアの内側端部にマイクが設置されている。しかし、冷蔵庫のドアの内側にマイクを設置した場合、ドアを閉めた状態では音声検知ができない。反対にドアの外側にマイクを設置した場合、ユーザがドアを開けて庫内を覗き込みながら発した音声を殆ど拾えない。つまり、ドアの開閉でマイクの位置が変わる場合、音声検知を確実に行なえない。ドアの開閉でマイクの位置が変わる冷蔵庫に対して、特許文献2に開示の冷蔵庫では、その上部領域のハウジングにマイクが設置されているため、ドアの開閉でマイクの位置は変わらず、音声の拾い漏れを防ぐことが可能である。
特開2003−4368号公報(2003年1月8日公開) 特開2004−526116号公報(2004年8月26日公開)
ところが、冷蔵庫の上部領域のハウジングにマイクが設置された構成では、ハウジングが特別な構造として形成されており、この特別な構造の分だけ冷蔵庫の高さが大きくなっている。よって、冷蔵庫の見栄えが悪くなったり、高さ制限のある場所には冷蔵庫を置けなかったりといった弊害がでてくる。また、マイクを露出するための穴等の構造をハウジングに設ける必要があるが、これが目立つと冷蔵庫の外観が悪くなる。
そこで、本発明は上記課題を解決するために鑑みなされ、その目的は、特別な構造を設けることなく、音声検知が確実に行なえる位置にマイクロフォンが設置された冷蔵庫を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る冷蔵庫は、開口した筐体を成す本体部と、前記開口の前方に開閉可能に配置される扉部と、音声を入力するマイクロフォンと、を備え、前記マイクロフォンは、前記本体部における前記扉部よりも後方の位置に、少なくとも一部が外部に露出して設置されることを特徴とする。
本発明の一態様によれば、マイクロフォンは本体部における扉部よりも後方の位置に、少なくとも一部が外部に露出して設置されるため、特別な構造を設けることなく、音声検知が確実に行なえる位置にマイクロフォンが設置された冷蔵庫を提供できるという効果を奏する。
(a)は、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫のドアを閉めた状態の正面図、(b)は、当該冷蔵庫の上段のドアを開けた状態の斜視図である。 (a)は、上記冷蔵庫の上部の断面図、(b)は、(a)の断面図のマイク付近の拡大図、(c)は、上記冷蔵庫の上部の斜視図であり、ヒンジカバーを外した状態を示す。 (a)本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫の上部の断面図、(b)及び(c)は、本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫の変形例の冷蔵庫の上面図である。 本発明の実施形態3に係る冷蔵庫のドアを閉めた状態の正面図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、図1及び2に基づき詳細に説明する。図1の(a)は、本実施形態の冷蔵庫1のドア(扉部)3を閉めた状態の正面図、(b)は、冷蔵庫1のドア3を開けた状態の斜視図である。
冷蔵庫1は、図1に示すように、開口した筐体を成す本体部2と、本体部2に対して開閉可能に設けられたドア3とを有している。
本体部2は、内箱と外箱との間に断熱材が充填された筐体である。内箱で囲まれる空間が冷蔵庫1の庫内である。なお、本体部2の後方下部の庫外に機械室(図示せず)が設けられている。
ドア3は、断熱扉であり、本体部2の前方に配置される。ドア3と本体部2との間には、ドアパッキン30が設けられており、冷気の漏れ出しを防いでいる。ドア3は、本実施形態では、図1に示すように、6つのドア(部分扉、第1ドア3−1〜第6ドア3−6)から成る。以下では、ドア3における、冷蔵庫1の庫内に対向する面をドア3の内側、庫外に対向する面をドア3の外側と称する。
第1ドア3−1及び第2ドア3−2は、それぞれ、観音開きの右と左のドアであり、第1ドア3−1及び第2ドア3−2の1組に、1つの庫内4が対向している。第1ドア3−1及び第2ドア3−2の内側には、ドアポケットが設置されている。第1ドア3−1及び第2ドア3−2は、ヒンジによって本体部2に取り付けられている。後述する本体部2上部のヒンジベース6aとヒンジボルト6cとから成るヒンジはヒンジカバー6bにて覆われている。
第3ドア3−3と第4ドア3−4とは、それぞれ、片開きドアであり、ヒンジにより本体部2に取り付けられている。また、それぞれに、1つの庫内が対向している。第5ドア3−5及び第6ドア3−6は、引き出し式のドアとなっている。これらは例示であり、ドアの数、ドアの形状、庫内の数は限定されない。
さらに、冷蔵庫1は、音声を入力するマイク5(マイクロフォン)を備えており、マイク5は、本体部2におけるドア3よりも後方の位置に、少なくとも一部が外部に露出して設置される。本実施形態では、マイク5はヒンジカバー6bの内部に設置される。この設置位置について、図2を用いて説明する。図2の(a)は、図1の(a)に示す冷蔵庫1の上部のA−A断面図、(b)は、(a)の断面図のマイク5付近の拡大図、(c)は、冷蔵庫1の上部の斜視図であり、ヒンジカバー6bを外した状態を示す。
マイク5は、緩衝用スポンジ5a,5bに挟まれ、マイク押さえ5cにてヒンジカバー6bに固定される。なお、マイク5、緩衝用スポンジ5a,5b、マイク押さえ5c、ヒンジベース6a、ヒンジボルト6c、ヒンジカバー6bは、公知のものを利用できる。以下では、ヒンジベース6a、ヒンジボルト6c、ヒンジカバー6bからなる構成をヒンジ部6と称する。
マイク5の設置位置は、ヒンジカバー6b内部(覆われた位置)における、第1ドア3−1と第2ドア3−2との境界に対応する位置であるが、この場所に限定されず、例えば、ヒンジカバー6b内部の冷蔵庫1の端部寄りに設置されてもよい。また、左右どちらのヒンジカバー内部に設置してもよい。
ヒンジカバー6bは、従来のヒンジカバーを第1ドア3−1と第2ドア3−2との境界に対応する位置に向かって横方向に拡大して構成されており、その中にマイク5が設置される。しかし、ヒンジカバー6bとは別に、マイク5を覆うマイクカバーを、ヒンジカバー6bと同じ高さ以下にて設けてもよい。つまり、マイク5の設置位置は、ヒンジ部6の高さを越えない位置であればよい。
また、ヒンジカバー6bには、マイク5を外部に露出する露出穴5dが設けられている。この露出穴5dを介してマイク5がユーザの音声を検知する。
以上のように、冷蔵庫1では、マイク5は、冷蔵庫の一般的な構成である本体部2においてドア3よりも後方の位置に設置される。そのため、マイク5を設置する特別な構造を設けることがない。また、ドア3の開閉によりマイク5の位置が移動しないため音声検知がドア3の開閉に影響されない。また、マイク5は、ドア3よりも後方に、つまりドア3より奥まった位置に設置されるため、マイク5を露出するための穴が設けられていても、ドア3の厚みによって、その穴が悪目立ちせず、冷蔵庫1の外観を損ねることはない。このように、冷蔵庫1では、特別な構造を設けることなく、音声検知が確実に行なえる位置にマイク5を設置できる。
特に、マイク5は、ヒンジカバー6b内部という、ヒンジ部6の高さを越えない位置に設置される。ここで、ヒンジ部6は本体部2の最も高い位置に配置されている。よって、ヒンジ部6の高さを越えない位置にマイク5を設置することで、マイク5は冷蔵庫1の本体部2の最も高い位置を越えない。よって、冷蔵庫1の高さを大きくする特別な構造を設けることなく、マイク5を設置できる。また、マイク5は、ヒンジカバー6bという元来冷蔵庫に取り付けられている部品を利用して、その内部に設置されるため、冷蔵庫1の外観を損ねることなく、また、冷蔵庫の既存機種から設計変更を必要とする部品が最小限の構成にてマイク5を設置することが可能である。
また、マイク5を露出するための露出穴5dは、図2に示すように、冷蔵庫1前方に向けて設けられている。ユーザは冷蔵庫1の使用時にはドア3前方に来ることが殆どである。よって、露出穴5dが冷蔵庫1前方に向けて設けられているため、ドア3前方のユーザの音声を確実に拾うことができ、使い勝手がよい。なお、露出穴5dは、側方に向けて設けられていてもよい。露出穴5dが上方に向けて設けられているとホコリや塵で汚れやすいが、前方あるいは側方に向けて設けられていると、これらを防ぐことができる。
さらに、冷蔵庫1は、マイク5から入力された音声を利用できる構成を有している。本実施形態では、冷蔵庫1は、マイク5から入力された音声を音声認識する音声認識能を有している。音声認識された音声は、例えば、食品の管理のための入力、ユーザとのコミュニケーション、操作入力等に利用される。なお、これらは例示であり、マイク5から入力された音声は、どのように利用されてもよい。
冷蔵庫1は、音声認識能を有しておらず、マイク5から入力された音声を録音及び再生できる伝言機能を有する構成であってもよいし、これら両方の機能を有する構成であってもよい。または、冷蔵庫1は、マイク5から入力された音声を利用できる別の機能を備えていてもよい。
また、冷蔵庫1は、マイク5から入力された音声を音声認識するサーバ装置に送信する伝送機能を備えていてもよい。この伝送機能は、冷蔵庫1に内蔵されたものであっても、外付けの無線通信アダプタを用いて実現してもよい。このような、無線通信アダプタには、公知ものを用いることができる。
また、冷蔵庫1では、ヒンジカバー6b内部に、スピーカー7が設置されている。このように、マイク5とスピーカー7とが同じヒンジカバー6b内部に設置されるため、これらを離れた場所に設置するよりも構成をコンパクトにできる。また、ユーザは音声の聞こえてきた方向に向かって話す場合が多い為、マイク5とスピーカー7とが同じヒンジカバー6b内部に設置されると、マイク5がユーザの音声を拾いやすくなる。スピーカー7は、冷蔵庫1からの音声出力に用いられる。冷蔵庫1は、さらに、例えば、表示操作パネル、カメラ、人感センサ等を備えていてもよい。
冷蔵庫1は、上記構成以外は、公知の冷蔵庫の構成を用いることができる。
以上で説明した本実施形態の冷蔵庫1のマイク5の設置位置は、マイクを備えた公知の冷蔵庫(あるいは冷凍庫)であればどのような構成であっても適用可能である。もちろん、家庭用冷蔵庫だけでなく業務用冷蔵庫等にも適用可能である。
冷蔵庫1のドア3について、観音開き(フレンチタイプ)のドアを例に説明したが、片開きのドアであってもよい。また、冷蔵庫1は、冷蔵庫のみの構成、あるいは、冷凍庫のみの構成であってもよい。また、冷蔵庫1は、外部の通信ネットワークに接続する、いわゆるネットワーク家電として機能する構成であってもよい。この場合、冷蔵庫1とタブレット端末やスマートフォン等の通信端末装置とを通信ネットワークを介して通信可能とし、通信端末装置にて冷蔵庫1を遠隔制御したり、冷蔵庫1の動作状態を確認したりすることができてもよい。
〔実施の形態2〕
本発明の他の実施形態について図3に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、実施の形態1にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図3の(a)は、本実施形態の冷蔵庫1aの上部の断面図である。冷蔵庫1aは、図3の(a)に示すように、第1ドア3−1及び第2ドア3−2におけるマイク5前方部分が、マイク5に向かってテーパー状に形成された構成である。これ以外は実施の形態1の冷蔵庫1と同様である。
マイク5の前方には第1ドア3−1及び第2ドア3−2が存在するが、冷蔵庫1aでは、マイク5の周囲の第1ドア3−1a及び第2ドア3−2aが、マイク5に向かってテーパー状に形成されているため、集音効果が高まり、マイク5が音声を検知しやすくなる。
次に、冷蔵庫1aの変形例である冷蔵庫1a−1の上面図を図3の(b)に示す。冷蔵庫1aの第1ドア3−1a及び第2ドア3−2aのテーパー形状部分は、図3の(a)に示すように、前方から後方に鉛直方向に傾斜している。これに対して、冷蔵庫1a−1の第1ドア3−1b及び第2ドア3−2bのテーパー形状部分は、図3の(b)に示すように前方から後方に水平方向に傾斜している。このような形状により、集音効果が高まり、マイク5が音声を検知しやすくなる。
さらに、冷蔵庫1aの別の変形例である冷蔵庫1a−2を図3の(c)に示す。冷蔵庫1a−2では、第1ドア3−1c及び第2ドア3−2cにおけるマイク5の前方部分が、他の部分よりも厚みが薄くなるように形成されている。マイク5の前方部分の第1ドア3−1c及び第2ドア3−2cを薄くすることで、第1ドア3−1c及び第2ドア3−2cが音声を遮ってマイク5の感度が落ちるのを抑制することができ、マイク5が音声を検知しやすくなる。
〔実施形態3〕
本発明の別の実施形態について図4に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、実施の形態1または2にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。図4は、本実施形態の冷蔵庫1bの正面図である。
冷蔵庫1bは、図4に示すように、マイク5が、本体部2における、第1ドア3−1、第2ドア3−2、第3ドア3−3、及び第4ドア3−4の境界(隙間)に当たる位置に設置された構成である。これ以外は実施の形態1の冷蔵庫1と同様である。
冷蔵庫1bでは、マイク5は、4つのドアである、第1ドア3−1、第2ドア3−2、第3ドア3−3、及び第4ドア3−4に囲まれることで、集音効果が高まり、音声を検知しやすくなる。また、マイク5を露出するための穴は、第1ドア3−1、第2ドア3−2、第3ドア3−3、及び第4ドア3−4の厚みによって、悪目立ちせず、冷蔵庫1bの外観を損ねることはない。
本実施形態では、マイク5は、本体部2における、第1ドア3−1、第2ドア3−2、第3ドア3−3、及び第4ドア3−4の境界に当たる位置に設置されているが、本体部2におけるドア3を構成する部分ドアの境界に当たる位置であれば、いずれの位置に設置されていてもよい。例えば、マイク5は、本体部2におけるドア3の周縁に当たる位置に設置されてもよい。また、このようなマイク5の設置位置は、ヒンジ部が無いドア、例えば、スライド式ドアを有する冷蔵庫にも適応可能である。
さらに、冷蔵庫1bは、実施の形態2と同様に、ドア3におけるマイク5前方部分が、マイク5に向かってテーパー状に形成されていてもよい。テーパー状に形成されることで、集音効果がより高まり、マイク5が音声を検知しやすくなる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る冷蔵庫(1)は、開口した筐体を成す本体部(2)と、前記開口の前方に開閉可能に配置される扉部(ドア3)と、音声を入力するマイクロフォン(マイク5)と、を備え、前記マイクロフォンは、前記本体部における前記扉部よりも後方の位置に、少なくとも一部が外部に露出して設置される。
上記構成によると、冷蔵庫の一般的な構成の本体部において扉部よりも後方のいずれかの位置に設置することができる。そのため、マイクロフォンを設置する特別な構造を設けることがない。つまり、冷蔵庫の既存機種から設計変更を必要とする部品が最小限の構成でマイクロフォンを設定することができる。また、扉部の開閉によりマイクロフォンの位置が移動しないため音声検知が扉部の開閉に影響されない。また、マイクロフォンは、扉部よりも後方に、つまり扉部より奥まった位置に設置されるため、例えばマイクロフォンを露出するための穴が設けられていても、扉部の厚みによって、その穴が悪目立ちせず、冷蔵庫の外観を損ねることはない。
以上からわかるように、上記構成によると、特別な構造を設けることなく、音声検知が確実に行なえる位置にマイクロフォンが設置された冷蔵庫を提供することができる。
本発明の態様2に係る冷蔵庫は、前記本体部上方に前記扉部を開閉可能に接続するヒンジ部(6)を備え、前記マイクロフォンは、前記ヒンジ部の高さを越えない位置に設置される。
一般に冷蔵庫のヒンジ部は本体部の最も高い位置に配置されることが殆どである。よって、上記構成によると、ヒンジ部の高さを越えない位置にマイクロフォンが設置されることで、マイクロフォンは一般に冷蔵庫の本体部の最も高い位置を越えない。よって、冷蔵庫の高さを大きくする特別な構造を設けることなく、マイクフォンを設置できる。
本発明の態様3に係る冷蔵庫は、上記態様2に係る冷蔵庫において、前記ヒンジ部は前記本体部のヒンジを覆うヒンジカバー(6b)を備えており、前記マイクロフォンは、前記ヒンジカバー内部に設置される。
上記構成によると、マイクロフォンは、ヒンジカバーという元来冷蔵庫に取り付けられている部品を利用して、その内部に設置されるため、外観を損ねることなく設置することが可能である。
本発明の態様4に係る冷蔵庫は、上記態様3に係る冷蔵庫において、前記ヒンジカバー内部には、さらに、音声を出力するスピーカー(7)が設置される。
上記構成によると、マイクロフォンとスピーカーとがヒンジカバー内部に設置されるため、コンパクトに冷蔵庫を形成できる。また、ユーザは音声の聞こえてきた方向に向かって話す場合が多い為、上記構成によると、マイクロフォンがユーザの音声を拾いやすくなる。
本発明の態様5に係る冷蔵庫では、上記態様1に係る冷蔵庫において、前記扉部は、複数の部分扉(第1ドア3−1、第2ドア3−2、第3ドア3−3、第4ドア3−4)から成り、前記マイクロフォンは、前記本体部における前記部分扉同士の境界に当たる位置に設置される。
上記構成によると、マイクロフォンは、部分扉同士の境界となる位置に、つまり部分扉同士の隙間に設置されるため、集音効果が高まり、マイクロフォンが音声を検知しやすくなる。また、マイクロフォンを露出するための穴が設けられていても、部分扉部の厚みによって、その穴が悪目立ちせず、冷蔵庫の外観を損ねることはない。
本発明の態様6に係る冷蔵庫は、上記態様1から5のいずれか1つに係る冷蔵庫において、前記扉部における前記マイクロフォン前方部分は、当該マイクロフォンに向かってテーパー状に形成されている。
マイクロフォンの前方には扉部が存在するが、上記構成によると、マイクロフォンの周囲の扉部が、マイクロフォンに向かってテーパー状に形成されているため、この形状により、集音効果が高まり、マイクロフォンが音声を検知しやすくなる。
なお、前記扉部における前記マイクロフォンの前方部分が、他の部分よりも厚みが薄くなるように形成されていてもよい。この構成によると、扉部が音声を遮ってマイクロフォンの感度が落ちるのを抑制することができ、マイクロフォンが音声を検知しやすくなる。
本発明の態様7に係る冷蔵庫では、上記態様1から6のいずれか1つに係る冷蔵庫において、前記マイクロフォンを露出するための露出穴(5d)が、当該冷蔵庫前方に向けて設けられている。
ユーザは冷蔵庫の使用時には扉部前方に来ることが殆どである。よって、マイクロフォンを露出するための露出穴が冷蔵庫前方に向けて設けられていると、扉部前方のユーザの音声を確実に拾うことができ、使い勝手がよい。また、マイクロフォンの露出穴が上方に向けて設けられているとホコリや塵で汚れやすいが、前方に向けて設けられているため、これらを防ぐことができる。
本発明の態様8に係る冷蔵庫は、上記態様1から7のいずれか1つに係る冷蔵庫において、前前記マイクロフォンから入力された音声を音声認識する機能を、または、前記マイクロフォンから入力された音声を音声認識するサーバ装置に伝送する機能を、有する。
上記構成によると、本発明に係る冷蔵庫を、入力音声を音声認識する冷蔵庫、あるいは、入力音声を音声認識するサーバに伝送する冷蔵庫に適用することができる。
さらに、上記態様8に係る冷蔵庫と、音声認識するサーバ装置と、を含むネットワーク家電システムも本発明の範疇に入る。
本発明は、マイクロフォンを備えた冷蔵庫に利用することが可能であり、例えば、音声による操作、音声による物品情報等の入力、録音(伝言)、対話等を行うことが可能な冷蔵庫に利用することができる。
1,1a,1a−1,1a−2,1b 冷蔵庫
2 本体部
3 ドア(扉部)
3−1〜3−6 第1ドア〜第6ドア(部分扉)
4 庫内
5 マイク(マイクロフォン)
5d 露出穴
6 ヒンジ部
6a ヒンジベース
6b ヒンジカバー
7 スピーカー

Claims (5)

  1. 開口した筐体を成す本体部と、
    前記開口の前方に開閉可能に配置される扉部と、
    音声を入力するマイクロフォンと、を備え、
    前記マイクロフォンは、前記本体部における前記扉部よりも後方の位置に、少なくとも一部が外部に露出して設置されており、
    前記扉部における前記マイクロフォン前方部分は、当該マイクロフォンに向かってテーパー状に形成されていることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 開口した筐体を成す本体部と、
    前記開口の前方に開閉可能に配置される扉部と、
    音声を入力するマイクロフォンと、を備え、
    前記マイクロフォンは、前記本体部における前記扉部よりも後方の位置に、少なくとも一部が外部に露出して設置されており、
    前記扉部における前記マイクロフォン前方部分は、他の部分よりも厚みが薄くなるように形成されていることを特徴とする冷蔵庫。
  3. 前記本体部上方に前記扉部を開閉可能に接続するヒンジ部を備え、
    前記ヒンジ部は前記本体部のヒンジを覆うヒンジカバーを備えており、
    前記マイクロフォンは、前記ヒンジカバー内部に設置されることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  4. 前記マイクロフォンは、緩衝用スポンジに挟まれて固定されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記マイクロフォンから入力された音声を音声認識する機能、または、前記マイクロフォンから入力された音声を音声認識するサーバ装置に伝送する機能を、有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
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