JP6449045B2 - 軌道用パッドホルダー - Google Patents
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Description
本発明1の軌道用パッドホルダーは、
枕木(4)上のレール(3)の敷設座面に取り付けられ、前記レール(3)との間で軌道用パッドを保持するホルダー(1)であって、
前記ホルダー(1)の本体は成形される構成体で、周囲に前記枕木(4)を跨いで制止させるための折り曲げ突起部(9)を有し、中央部に前記軌道用パッドの周囲を嵌め込みで規制保持するための保持部(5)を有するものであり、
前記本体には、内部に前記折り曲げ突起部(34)に跨って折り曲げ部(31a)を有し、成形により形成された薄形状金属板(31)が、前記本体形状に沿って埋設された構成になっていることを特徴とする。
(実施の形態1)
図1は、本発明の軌道用パッドホルダー1(以下「ホルダー1」という)の全体を示す平面図である。図2は、図1のA−A断面図である。図3はホルダー1の外観図である。ホルダー1は、軌道用パッド2(二点鎖線)を支持し、レール3(二点鎖線)の下面の枕木4(二点鎖線)の上面に敷設されるものである。このホルダー1の形状は対称形をなし、両端部を相互に向きを変え交換して使用することが可能な構成となっている。
図4は、実施の形態2を示し、図2に相当するホルダー20の断面図である。平面図は省略しているが、図1と類似形状である。この実施の形態は、保持部21の中央部を貫通孔としたものである。この貫通孔の内側面の周囲は、四角形状の枠状壁面22を構成し、軌道用パッド2の保持部21の一部となっていて、その保持構成は前述したものと同様である。本実施の形態の場合は、軌道用パッド2をこの保持部21に嵌め込んだ場合、軌道用パッド2は枕木4に接触する。即ち、軌道用パッド2は、多くの事例で適用されている従来の構造と同様に、レール3と枕木4に直接接触し挟まれる形態となる。
図5は、実施の形態3を示すホルダー30の平面図で、図6は、図5のB−B断面図である。本実施の形態は、外見上は図1と同構成となるが、本体内部に薄形状金属板31を埋設(積層)したものである。この埋設した薄形状金属板31は、図5においてはハッチングで示している。この薄形状金属板31は、本例では鋼板であるが、金属以外のFRP等の他の材質でもよい。この薄形状金属板31は、内部に積層されているので、外見上目視することはできないが、本体内部に保持部32の底面部33に沿って埋設された形状となっていて、本体の折り曲げ突起部34に跨って、この薄形状金属板31も折り曲げ突起部31aを有する構成となっている。このようにすることにより、枕木4に対しズレ力に抗する耐力は一層強化されることになる。
図7は、実施の形態4を示すホルダー40の平面図で、図8は、図7のC−C断面図である。この実施の形態は、実施の形態2に準じるものであるが、本体内に薄形状金属板41を埋設した構成のものである。枠状の保持部42の底部は貫通孔となっている。薄形状金属板41を埋設したことでホルダー40の強度を増している。突起部44は実施の形態3と同様で、薄形状金属板41の折り曲げ突起部45を埋設していて、引っ掛け部位の強化を図っている。
図9は、実施の形態5を示すホルダー50の平面図で、図10は、図9のD−D断面図を示す。この実施例は、実施の形態4の変形例で、本体内に薄形状金属板51を埋設した構成のものである。本実施例は保持部52を格子の仕切り形状とし、軌道用パッド2の嵌め込む部位を枠状の複数の室53にする構成としている。この室53の内側面周囲は、四角形状の枠状壁面54としている。仕切り形状は、十字のクロス形状、即ち田型にしているが、他の形状、例えば斜め形状の仕切り形状であってもよく、枠状壁面は前述したものと同様に円形状であってもよいことはいうまでもない。
2…軌道用パッド
3…レール
4…枕木
5,21,32,42,52…保持部
6…底面部
7…枠状壁面
8…下面
9…突起部
10…突き出し部
11…取り付け座
31,41,51…薄形状金属板
Claims (6)
- 枕木(4)上のレール(3)の敷設座面に取り付けられ、前記レール(3)との間で軌道用パッドを保持するホルダー(1)であって、
前記ホルダー(1)の本体は成形される構成体で、周囲に前記枕木(4)を跨いで制止させるための折り曲げ突起部(9)を有し、中央部に前記軌道用パッドの周囲を嵌め込みで規制保持するための保持部(5)を有するものであり、
前記本体には、内部に前記折り曲げ突起部(34)に跨って折り曲げ部(31a)を有し、成形により形成された薄形状金属板(31)が、前記本体形状に沿って埋設された構成になっている
ことを特徴とする軌道用パッドホルダー。 - 請求項1に記載された軌道用パッドホルダーにおいて、
前記本体は、電気絶縁構成の成形体であることを特徴とする軌道用パッドホルダー。 - 請求項1又は2に記載された軌道用パッドホルダーにおいて、
前記保持部(5)は、枕木側に底面部(6)を有し、前記軌道用パッド嵌め込みの周囲を囲繞する枠状壁面(7)で構成されていることを特徴とする軌道用パッドホルダー。 - 請求項1ないし3から選択される1項に記載された軌道用パッドホルダーにおいて、
前記保持部(21)は、枕木側に貫通部を有し、前記軌道用パッド嵌め込みの周囲を囲繞する枠状壁面(22)で構成されていることを特徴とする軌道用パッドホルダー。 - 請求項1ないし4から選択される1項に記載された軌道用パッドホルダーにおいて、
前記保持部(52)は、格子の仕切り形状で前記軌道用パッド嵌め込みの複数の室(53)を構成し、この室(53)が前記軌道用パッド嵌め込みの周囲を囲繞する枠状壁面(54)で構成されるようにしたことを特徴とする軌道用パッドホルダー。 - 請求項1ないし5から選択される1項に記載された軌道用パッドホルダーにおいて、
前記本体は、前記保持部に嵌め込まれる前記軌道用パッドを固定一体化した形状で構成されていることを特徴とする軌道用パッドホルダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015030211A JP6449045B2 (ja) | 2015-02-19 | 2015-02-19 | 軌道用パッドホルダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015030211A JP6449045B2 (ja) | 2015-02-19 | 2015-02-19 | 軌道用パッドホルダー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016151161A JP2016151161A (ja) | 2016-08-22 |
JP6449045B2 true JP6449045B2 (ja) | 2019-01-09 |
Family
ID=56696217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015030211A Active JP6449045B2 (ja) | 2015-02-19 | 2015-02-19 | 軌道用パッドホルダー |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6449045B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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---|---|---|---|---|
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JPS559956A (en) * | 1978-07-10 | 1980-01-24 | Shintou Kakou Kk | Track pad detachment preventing tool |
JPS6210302A (ja) * | 1985-07-08 | 1987-01-19 | 川崎製鉄株式会社 | レ−ル絶縁パツドおよびその製造方法 |
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-
2015
- 2015-02-19 JP JP2015030211A patent/JP6449045B2/ja active Active
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JP2016151161A (ja) | 2016-08-22 |
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