JP6448360B2 - プリント装置 - Google Patents
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Description
<プリント装置概略構成>
図1は、本発明に使用可能なインクジェットプリント装置10の内部概略機構を説明するための斜視図である。内部機構としては、主に給送部11と、画像形成部12と、排紙トレイ部13とに分類することが出来る。給送部11の積載部1110に積載保持されたシートは、Uターン搬送にて画像形成部12まで給紙されて所定の画像がプリントされた後、シート積載部1110のZ方向上位に位置する排紙トレイ13に排出される。
図2(a)および(b)は、給紙分離部110の給送機能の概要を示す図である。給紙分離部110は主に、複数のシートを積載保持可能な積載部1110、積載部1110の最上位シートをピックアップするためのピックアップユニット1120、および給送される最上位シートを他のシートと分離するための傾斜面1131が備えられている。
図8は、反転搬送部200を説明するための構成断面図である。反転搬送部200は、インナーガイドユニット201とアウターガイドユニット202からなり、ピックアップローラ1121から挿入されたシートは両者の間を通過しながら反転搬送経路200をU字型に搬送される。
図12は、画像形成部12の構成を説明するための斜視図である。画像形成部12は、主にシートを搬送する複数のローラを含む搬送機構と、シートに画像を形成するプリント機構とから、構成される。反転搬送部200の搬送ローラ207より送出されたシートは、まず主搬送ローラ16と主ピンチローラ19とのニップ部に到達する。主搬送ローラ16は、X方向に延在するように、軸受けを介して保持部材に取り付けられている。主搬送ローラ16の一方の端部には、ベース部材1200の保持部材に固定された搬送モータB5の回転力を直接受ける搬送ローラギア1216が取り付けられている。また、もう一方の端部には、搬送出力ギア1219が圧入されており、搬送出力ギア1219は搬送駆動伝達部1220と駆動連結されている。搬送ローラギア1216の更に外側には、主搬送ローラ16および搬送ローラギア1216と同軸に回転するエンコーダホイール1217が取り付けられている。装置内に固定されたエンコーダセンサ1218によってその回転状態(回転位置、回転量、回転速度、回転角など)が検出可能になっている。主搬送ローラ16のZ方向上面には、ばね部材によって主搬送ローラ16に向けて付勢された主ピンチローラ19が従動可能に当接している。
図14は、第1メンテナンス部191の構成を説明するための斜視図である。第1メンテナンス部191には、プリントヘッド18Aおよび18Bの夫々の吐出口面を覆うためのキャップ1912Aおよび1912Bが、プリントヘッド18Aおよび18Bの間隔に合わせて配置されている。キャップ1912Aおよび1912Bは、キャップホルダ1914Aおよび1914Bに不図示のバネ部材で上方に押圧さながら支持されており、キャップホルダ1914Aおよび1914Bはキャップスライダ1911に搭載されている。キャリッジ18が第1メンテナンス部191に向けて−X方向へ移動するとき、キャリッジ18はキャップスライダ1911に当接し、これとともに−X方向に移動するようになっている。一方、ベース部材1200には、キャップスライダ1911を+X方向に付勢するスプリング1916が取り付けられている。このため、キャップスライダ1911は、キャリッジ18が第1メンテナンス部191にあるときはキャリッジ18とともに−X方向の端部に位置するが、キャリッジ18が第1メンテナンス部191から離れるとスプリング1916の作用により+X方向にずれる。
図16は、第2メンテナンス部192の構成を説明するための斜視図である。第2メンテナンス部192には、プリントヘッド18Aおよび18Bの夫々の吐出口面をワイピングするためのワイパブレード1922Aおよび1922Bが、プリントヘッド18Aおよび18Bの間隔に合わせて配置されている。ワイパブレード1922Aおよび1922Bは、ブレードストッパ1924Aおよび1924Bにそれぞれ保持され、ブレードストッパ1924Aおよび1924Bは、ブレードホルダ1921上に配置されている。ブレードホルダ1921は、ブレードホルダベース1926に支持されながら回転軸tを中心にXZ平面を回動可能になっている。
図21は、インクジェットプリント装置10における制御の構成を説明するためのブロック図である。制御部B1は、CPUやROM、RAMなどを有し、CPUはROMに記憶されているプログラムに従ってRAMをワークエリアとしながら各種処理を実行する。例えば、外部に接続されたPC B2から受信した画像データや操作パネルB3で受信されたコマンド、またエンコーダセンサ1218を含む各種センサB15の検出結果に基づいて、制御部B1は上記に説明した各機構を制御し、プリント動作を実行する。
図18(a)〜(c)は、本実施形態における主搬送ローラの位相原点検出処理を説明するための図である。図18(a)を参照するに、本実施形態の搬送ローラギア1216の内壁には、第1突起部Gが設けられている。また、キャップスライダ1911の−X方向の端部にはキャップスライダ1911の一部として第2突起部Tが形成されている。そして、キャリッジ18が第1メンテナンス部191に移動したときに、第2突起部Tは図18(b)のように搬送ローラギア1216の内壁に進入するようになっている。更に、第2突起部Tが搬送ローラギア1216の内壁に進入した図18(b)の状態で、搬送ローラギア1216を回転すると、第1突起部Gと第2突起部Tは図18(c)のように係合するようになっている。すなわち、キャリッジ18を−X方向に移動してキャップスライダ1911を上昇させた後、主搬送ローラ16を回転させると、ある位置で第1突起部Gと第2突起部Tは係合し、主搬送ローラ16の回転は必ず同じ位相で停止する。本実施形態は、このように、第1突起部Gと第2突起部Tが係合したタイミングでエンコーダセンサ1218がエンコーダホイール1217を検出して得られる位相を、主搬送ローラの位相原点とし、これを記憶する。また、このタイミングにおいて、プリントヘッド18Aおよび18Bの吐出口面はキャップ1912Aおよび1912Bによってキャッピングされている。よって、キャップ内に予備吐出を行うなどのプリントヘッド18Aおよび18Bに対するメンテナンス処理を、位相原点の検出動作と同時に進行することが出来る。
本実施形態も第1の実施形態と同様のインクジェットプリント装置を使用する。但し、本実施形態の搬送ローラギア1216やロータリーエンコーダ1217は、−X方向の端部ではなく+X方向の端部に位置しており、第2メンテナンス部192の近傍に搬送ローラギア1216が配置されるものとする。このため、本実施形態では、第2メンテナンス部192を利用して位相原点の検出処理を行う。
以上の実施形態では、搬送ローラギア1216の内壁に原点検出のための突起部Gを設けたが、突起部Gの位置はこれに限るものではない。例えば、主搬送ローラ16の搬送ローラギア1216とは反対側に位置する搬送出力ギア1219に突起部を設け、当該突起部にキャップスライダ1911の突起部Tや、ブレードホルダ1921の突起部Sが、当接するようにしても良い。また、排紙ローラギア1215と搬送ローラギア1216の歯数を等しくし、排紙ローラギア1215の内壁に形成した突起部にキャップスライダ1911の突起部Tやブレードホルダ1921の突起部Sが当接するようにしてもよい。このようにしても、上記実施形態と同様に、主搬送ローラの位相原点を検出することは出来る。
18A、18B プリントヘッド
1216 搬送ローラギア
1217 ロータリーエンコーダ
1218 エンコーダセンサ
191 第1メンテナンス部
G 第1突起部
T 第2突起部
Claims (9)
- シートを搬送する搬送ローラと、
前記搬送ローラの回転状態を検出するエンコーダ手段と、
前記シートに画像をプリントするプリントヘッドと、
前記プリントヘッドに対するメンテナンス処理を行うためのメンテナンス手段と
を備え、
前記メンテナンス手段が前記メンテナンス処理を実行可能な位置にあるとき、前記メンテナンス手段の一部が前記搬送ローラの回転を妨げる領域に進入し、且つ、前記メンテナンス手段が前記位置にないとき、前記メンテナンス手段の一部は前記領域より退避し、
前記メンテナンス手段の一部が前記搬送ローラの回転を妨げた状態を回転位相の原点として、前記エンコーダ手段は前記搬送ローラの回転状態を検出することを特徴とするプリント装置。 - 前記メンテナンス手段は、前記プリントヘッドを搭載するキャリッジの移動に伴ってスライドすることにより、前記位置に移行することを特徴とする、請求項1に記載のプリント装置。
- 前記メンテナンス手段は、前記プリントヘッドを搭載するキャリッジの移動に伴って回転することにより、前記位置に移行することを特徴とする、請求項1に記載のプリント装置。
- 前記プリントヘッドはインクを吐出するインクジェットプリントヘッドであり、前記メンテナンス処理は前記プリントヘッドの吐出口面に対するキャッピング処理もしくはワイピング処理であることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のプリント装置。
- 前記回転位相の原点の取得と前記メンテナンス処理は並行して行われることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のプリント装置。
- 前記回転位相の原点の取得および前記メンテナンス処理は、前記プリントヘッドによるプリント動作の直前に行われることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれか1項に記載のプリント装置。
- 前記搬送ローラは、駆動源より動力が伝達されるギアを有し、前記メンテナンス手段の一部は前記ギアの回転を妨げる領域に進入することを特徴とする、請求項1ないし6のいずれか1項に記載のプリント装置。
- 前記メンテナンス手段が前記位置にあるとき、前記メンテナンス手段に設けられた突起部が前記ギアの内壁に設けられた突起と係合することにより、前記ギアの回転が妨げられることを特徴とする、請求項7に記載のプリント装置。
- 前記メンテナンス処理は、前記搬送ローラの駆動とは独立した駆動源で行われることを特徴とする、請求項1ないし8のいずれか1項に記載のプリント装置。
Priority Applications (1)
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JP2014264244A JP6448360B2 (ja) | 2014-12-26 | 2014-12-26 | プリント装置 |
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Family Applications (1)
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JP2014264244A Active JP6448360B2 (ja) | 2014-12-26 | 2014-12-26 | プリント装置 |
Country Status (1)
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2014
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