JP6448115B2 - 冷却装置 - Google Patents

冷却装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6448115B2
JP6448115B2 JP2014139683A JP2014139683A JP6448115B2 JP 6448115 B2 JP6448115 B2 JP 6448115B2 JP 2014139683 A JP2014139683 A JP 2014139683A JP 2014139683 A JP2014139683 A JP 2014139683A JP 6448115 B2 JP6448115 B2 JP 6448115B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
propeller
duct
cooling
placement area
guide plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014139683A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016017190A (ja
Inventor
勝俣 和彦
和彦 勝俣
正敏 三塚
正敏 三塚
治 坂本
治 坂本
喬裕 永田
喬裕 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
IHI Machinery and Furnace Co Ltd
Original Assignee
IHI Corp
IHI Machinery and Furnace Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp, IHI Machinery and Furnace Co Ltd filed Critical IHI Corp
Priority to JP2014139683A priority Critical patent/JP6448115B2/ja
Publication of JP2016017190A publication Critical patent/JP2016017190A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6448115B2 publication Critical patent/JP6448115B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)

Description

本発明は、冷却装置に関するものである。
従来から、真空浸炭炉等の熱処理炉には、加熱処理された被処理物を油等の冷却液に浸漬して冷却するための冷却装置が設けられている。例えば、特許文献1に示すように、冷却装置は、液槽の内部に冷却液を撹拌するためのプロペラと、プロペラから被処理物まで冷却液の流れを導くダクトとを備えている。このような冷却装置では、プロペラが回転することによって形成される流れをダクトで案内することにより、被処理物を通過する対流を液槽の内部に形成し、これによって冷却性能を向上させている。
特開2013−227595号公報
被処理物の品質をより向上させるためには、被処理物が均一に冷却されることが望ましい。しかしながら、特許文献1の冷却装置では、冷却液の流れに偏りが生じ、被処理物が載置される領域の隅部において流れが滞留する傾向がある。このため、被処理物が載置される領域の隅部での流速が低下し、十分に被処理物を均一に冷却することができない。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、冷却液に浸漬することにより被処理物の冷却を行う冷却装置において、被処理物をより均一に冷却し、被処理物のさらなる品質の向上を図ることを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するための手段として、以下の構成を採用する。
第1の発明は、冷却液を貯留すると共に内部に被処理物の載置領域が設けられた液槽と、上記液槽の内部に配置されると共に上記冷却液を圧送するプロペラと、上記プロペラから上記載置領域の下方まで上記冷却液を案内するダクトとを備える冷却装置であって、上記ダクトの内部に設けられ、上記載置領域の底部の隅部に向けて上記ダクトの内部を流れる上記冷却液を案内する案内板を備えるという構成を採用する。
第2の発明は、熱処理炉用の冷却装置であって、冷却液を貯留すると共に内部に被処理物の載置領域が設けられた液槽と、上記液槽の内部に配置されると共に上記冷却液を圧送するプロペラと、上記プロペラから上記載置領域の下方まで上記冷却液を案内するダクトと、上記ダクトの内部に設けられ上記冷却液を案内する案内板とを備えるという構成を採用する。
第3の発明は、上記第1または第2の発明において、上記プロペラが、上記載置領域の側方に配置されると共に下方に向けて上記冷却液を圧送し、上記ダクトが、上記プロペラの下方に配置されると共に上方に向けて開口される入口と上記載置領域の底部に下方から接続される出口とを有し、上記案内板が、上記ダクトの内部で立設されており、平面視にて下流側端部が上流側端部よりも上記載置領域の隅部側に位置されるように、上記ダクトの中心線に対して傾斜して設けられているという構成を採用する。
第4の発明は、上記第3の発明において、上記案内板の上記上流側端部が、上記プロペラの直下から変位した位置に設けられているという構成を採用する。
第5の発明は、上記第1〜第4いずれかの発明において、鉛直配置されると共に上記プロペラが固定されるシャフトを備え、当該シャフトに対して、上下に配列された複数の上記プロペラが設けられているという構成を採用する。
第6の発明は、上記第1〜第5いずれかの発明において、平面視にて、上記載置領域の両側に上記プロペラ及び上記ダクトが設けられているという構成を採用する。
本発明によれば、プロペラが回転することによって圧送された冷却液が、案内板により、被処理物が載置される領域である載置領域の底部の隅部に案内される。つまり、本発明によれば、案内板により、プロペラで形成される冷却液の流れが載置領域の底部の隅部に案内される。このため、本発明によれば、載置領域の底部の隅部が冷却液の滞留箇所となることを防止し、冷却液に浸漬することにより被処理物の冷却を行う冷却装置において、被処理物をより均一に冷却し、被処理物のさらなる品質の向上を図ることが可能となる。
本発明の一実施形態の冷却装置の概略構成を模式的に示す縦断面図である。 図1のA−A断面図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る冷却装置の一実施形態について説明する。なお、以下の図面において、各部材を認識可能な大きさとするために、各部材の縮尺を適宜変更している。
図1は、本実施形態の冷却装置1の概略構成を模式的に示す縦断面図である。また、図2は、図1のA−A断面図である。本実施形態の冷却装置1は、例えば二室式の真空浸炭炉に設置され、加熱された被処理物Wの冷却を行うものである。この冷却装置1は、図1に示すように、油槽2(液槽)と、搬送室3と、昇降装置4と、撹拌機5と、プロペラダクト6と、整流ダクト7(本発明のダクトに相当)と、案内板8と、グレーチング9とを備えている。
油槽2は、冷却油Yを貯留しており、冷却対象である被処理物Wを収容可能な容量とされた槽である。被処理物Wは、この油槽2において冷却油Yに浸漬されることによって冷却される。以下、油槽2において、冷却時に被処理物Wが配置可能領域を載置領域Rと称する。なお、被処理物Wの形状は様々であることから、実際の被処理物Wの形状と、載置領域Rとは必ずしも一致しない。
搬送室3は、油槽2の上方に設けられている。この搬送室3は、油槽2に対して出し入れされる被処理物Wが一時的に留置き等される部屋である。この搬送室3は、例えば不図示の加熱室と接続されており、加熱室への被処理物Wの受渡しを行うための部屋として機能する。つまり、搬送室3においては、油槽2や不図示の加熱室に対して出し入れされる被処理物Wの搬送が行われる。
昇降装置4は、被処理物Wが載置されるフォーク4aを備えており、不図示の駆動機構によりフォーク4aを昇降させることで、油槽2と搬送室3との間において被処理物Wの搬送を行う。なお、被処理物Wは、フォーク4aに載置された状態のまま油槽2に貯留される冷却油に浸漬され、フォーク4aに載置された状態のまま油槽2において冷却される。なお、図1においては、昇降装置4のうち、フォーク4aのみを図示し、他の構成部材については省略している。
撹拌機5は、図2に示すように、載置領域Rの一方側と他方側とに各々2つずつ設けられ、本実施形態においては4つ設けられている。図1に示すように、各撹拌機5は、モータ5aと、シャフト5bと、軸受部5cと、第1プロペラ5dと、第2プロペラ5eとを備えている。
モータ5aは、油槽2の天井部2aに固定されており、油槽2の外部に配置されている。このモータ5aは、第1プロペラ5d及び第2プロペラ5eを回転させるための動力を生成する。シャフト5bは、上端がモータ5aと接続され、油槽2の天井部2aを貫通して油槽2の内部まで垂下されていることにより鉛直配置されている。このシャフト5bの下端側は、油槽2に貯留された冷却油Yの液面下に配置されており、第1プロペラ5d及び第2プロペラ5eが設けられる。軸受部5cは、油槽2の天井部2aのシャフト5bが貫通される部位に設けられており、シャフト5bを回転可能に支持する。
第1プロペラ5d及び第2プロペラ5eは、シャフト5bに設けられる同一形状のプロペラであり、第1プロペラ5dが上方に、第2プロペラ5eが下方(シャフト5bの先端)となるように配列されている。これらの第1プロペラ5d及び第2プロペラ5eは、油槽2に貯留される冷却油Yの液面下であって載置領域Rの側方に配置されており、シャフト5bと共に回転されることで冷却油Yを下方に向けて圧送する。また、図2に示すように、本実施形態においては、4つ全ての撹拌機5において、第1プロペラ5d及び第2プロペラ5eが同一方向に回転されている。
プロペラダクト6は、撹拌機5の第1プロペラ5d及び第2プロペラ5eを囲う円筒形状のダクトであり、上端が開放端とされ、下端が整流ダクト7と接続されている。このプロペラダクト6は、撹拌機5ごとに設けられており、図2に示すように、本実施形態においては合計4つ設けられている。これらのプロペラダクト6は、第1プロペラ5d及び第2プロペラ5eの回転によって生成された流れが周囲に拡散することを防止し、当該流れを下方の整流ダクト7に対して案内する。
整流ダクト7は、入口7aがプロペラダクト6の下端と接続され、出口7bが載置領域Rの底部と接続されるダクトである。この整流ダクト7は、第1プロペラ5d及び第2プロペラ5eによって圧送される冷却油Yを第1プロペラ5d及び第2プロペラ5eから載置領域Rの下方まで案内する。このような整流ダクト7の入口7aは、第1プロペラ5d及び第2プロペラ5eの鉛直方向の下方に配置されており、上方に向けて開口されている。また、整流ダクト7の出口7bは、載置領域Rの底部に対して下方から接続されている。
この整流ダクト7は、撹拌機5ごとに設けられており、図2に示すように、本実施形態においては合計4つ設けられている。各整流ダクト7の出口7bは、図2に示すように、4つで載置領域Rの全域を覆うように全体として矩形状に配置されている。
案内板8は、当該案内板8が設置されない場合に冷却油Yの滞留が生じる領域に向けて、整流ダクト7の内部を流れる冷却油Yを案内するものである。本実施形態においては、図2に示すように、載置領域Rの2つの隅部R1において滞留が生じる。つまり、ここで4つの撹拌機5のうち、図2における左下に位置するものを第1撹拌機5A、図2における左上に位置するものを第2撹拌機5B、図2における右下に位置するものを第3撹拌機5C、図2における右上に位置するものを第4撹拌機5Dとすると、第2撹拌機5Bに近い隅部R1と、第3撹拌機5Cに近い隅部R1とにおいて冷却油Yの滞留が生じる。このため、本実施形態においては、第2撹拌機5Bに対して設けられた整流ダクト7の内部と、第3撹拌機5Cに対して設けられた整流ダクト7の内部とに案内板8が設置されている。
この案内板8は、図1に示すように、整流ダクト7の内部に立設された平板状の部材である。この案内板8の上流側端部8aは、第1プロペラ5d及び第2プロペラ5eの鉛直方向の下方(すなわち直下)を避けるように、整流ダクト7の出口7b側に変位した位置に設けられている。さらに、図2に示すように、案内板8は、図2に示すように、平面視にて、下流側端部8bが上流側端部8aよりも載置領域Rの隅部R1側に位置されるように、整流ダクト7の中心線Lに対して傾斜して設けられている。
隅部R1において冷却油Yの滞留が生じるということは、整流ダクト7の内部において冷却油Yの流れに偏りが生じ、隅部R1方向に流れる冷却油Yの流量が低下していると考えられる。このとき、本実施形態の冷却装置1によれば、相対的に流量が多くなっていると考えられる整流ダクト7の隅部R1と反対側の領域から、案内板8によって隅部R1側に冷却油Yを案内することができ、隅部R1に供給される冷却油Yの流量を増加することができる。したがって、隅部R1における冷却油Yの滞留を解消することができる。
なお、冷却油Yの滞留は、載置領域Rの底部の隅部において生じやすいが、必ずしも全ての隅部において滞留が生じるものではない。このため、冷却油Yの滞留が生じていない隅部に対しては、案内板8によって冷却油Yを案内する必要はない。いずれの隅部で滞留が生じるかは、載置領域Rや油槽2の形状等によって変化するため、予め実験やシミュレーションでの検証が行われる。
グレーチング9は、整流ダクト7の出口7bに対して取り付けられており、整流ダクト7への異物の進入を防止する。このグレーチング9は、各整流ダクト7に対して設けられており、本実施形態においては合計4つ設けられている。
このような本実施形態の冷却装置1では、モータ5aが駆動され、第1プロペラ5dと第2プロペラ5eとが回転駆動されると、油槽2内に冷却油Yの循環流Xが形成され、載置領域Rに載置された被処理物Wが冷却される。
ここで、本実施形態の冷却装置1においては、第1プロペラ5dと第2プロペラ5eとが回転することによって圧送された冷却油Yが、案内板8により、載置領域Rの底部の隅部R1に案内される。つまり、本実施形態の冷却装置1によれば、案内板8により、第1プロペラ5dと第2プロペラ5eで形成される冷却油Yの流れが載置領域Rの底部の隅部R1に向けて案内される。このため、載置領域Rの底部の隅部R1が冷却油Yの滞留箇所となることを防止し、被処理物Wをより均一に冷却し、被処理物Wのさらなる品質の向上を図ることが可能となる。
また、本実施形態の冷却装置1においては、案内板8は、整流ダクト7の内部で立設されており、平面視にて下流側端部8bが上流側端部8aよりも載置領域Rの隅部R1側に位置されるように、整流ダクトの中心線Lに対して傾斜して設けられている。このため、簡易な形状の案内板8によって、容易に載置領域Rの隅部R1に対して冷却油Yを案内することができる。
また、本実施形態の冷却装置1においては、案内板8の上流側端部8aは、第1プロペラ5d及び第2プロペラ5eの直下から変位した位置に設けられている。このため、乱流状態の第1プロペラ5d及び第2プロペラ5eの近傍において、この乱流と案内板8とが干渉することを防止し、乱流と案内板8とが干渉することによって生じるキャビテーションの発生を防止することができる。したがって、第1プロペラ5d及び第2プロペラ5eの回転数を高めて流速を速くすることが可能となり、被処理物Wをより短時間で冷却することが可能となる。
また、本実施形態の冷却装置1においては、1つのシャフト5bに対して、2つ(複数)のプロペラ(第1プロペラ5d及び第2プロペラ5e)が設けられている。つまり、1つの撹拌機5において、プロペラが上下に二段化されている。この結果、各整流ダクト7の内部における流速を速め、出口7bから吐出される冷却油Yの流速を速めることができる。この結果、異なる出口7bから吐出された冷却油Yの流れ同士が混ざり合うことを抑制することができる。異なる出口7bから吐出された冷却油Yの流れ同士が混ざり合うと、流速が不均一な干渉流が形成され、被処理物Wの冷却が不均一となる。本実施形態の冷却装置1によれば、上述のように異なる出口7bから吐出された冷却油Yの流れ同士が混ざり合うことを抑制することができるため、被処理物Wをより均一に冷却することが可能となる。
また、本実施形態の冷却装置1においては、平面視にて、載置領域Rの両側にプロペラ(第1プロペラ5d及び第2プロペラ5e)及び整流ダクト7が設けられている。このため、被処理物Wに載置された載置領域Rの両側の流速を均等にすることができ、より被処理物Wを均一に冷却することが可能となる。
また、本実施形態の冷却装置1においては、全てのプロペラ(第1プロペラ5d及び第2プロペラ5e)が同一方向に回転される。このため、各整流ダクト7の出口7bから吐出された流れの旋回方向が同一方向となる。各整流ダクト7の出口7bから吐出されるときには、流れの旋回成分は大きくないが、これでも旋回方向が同一である場合には、流れ同士が干渉したときに乱流が形成され難く、各流れが混ざり合うことを抑制することができる。したがって、上述の干渉流の発生を抑制し、被処理物Wをより均一に冷却することが可能となる。
以上、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の趣旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態においては、4つの整流ダクト7のうち、2つの整流ダクト7に対して案内板8を設置する構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、冷却油Yの滞留が生じる載置領域Rの隅部R1の数が変化すれば、これに応じて案内板8の設置数も変化される。
また、上記実施形態において、案内板8に対して直交する水平板10を設置し、案内板8と水平板10とによって整流ダクト7の内部を4つに分割するようにしても良い。このような場合には、整流ダクト7の内部がより細かく分割され、出口7bから吐出される冷却油Yの流れをより均一化することができる。
また、上記実施形態においては、載置領域Rの両側に各々2つずつ撹拌機5を設置する構成を採用した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、載置領域Rの両側に各々1つずつ撹拌機5を設置するようにしても良い。
また、上記実施形態においては、冷却液として冷却油Yを用いる構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、冷却液として他の液体(例えば水)を用いる構成を採用することも可能である。
また、上記実施形態において、第1撹拌機5Aに対して設けられたプロペラダクト6と第2撹拌機5Bに対して設けられたプロペラダクト6とを一体化させても良い。また、第3撹拌機5Cに対して設けられたプロペラダクト6と第4撹拌機5Dに対して設けられたプロペラダクト6とを一体化させても良い。
1……冷却装置、2……油槽(液槽)、2a……天井部、3……搬送室、4……昇降装置、4a……フォーク、5……撹拌機、5A……第1撹拌機、5B……第2撹拌機、5C……第3撹拌機、5D……第4撹拌機、5a……モータ、5b……シャフト、5c……軸受部、5d……第1プロペラ(プロペラ)、5e……第2プロペラ(プロペラ)、6……プロペラダクト、7……整流ダクト(ダクト)、7a……入口、7b……出口、8……案内板、8a……上流側端部、8b……下流側端部、9……グレーチング、10……水平板、L……中心線、R……載置領域、R1……隅部、W……被処理物、X……循環流、Y……冷却油(冷却液)

Claims (4)

  1. 冷却液を貯留すると共に内部に被処理物の載置領域が設けられた液槽と、前記液槽の内部に配置されると共に前記冷却液を圧送するプロペラと、前記プロペラから前記載置領域の下方まで前記冷却液を案内するダクトとを備える冷却装置であって、
    前記ダクトの内部に設けられ、前記載置領域の底部の隅部に向けて前記ダクトの内部を流れる前記冷却液を案内する案内板を備え、
    前記プロペラが、前記載置領域の側方に配置されると共に下方に向けて前記冷却液を圧送し、
    前記ダクトが、前記プロペラの下方に配置されると共に上方に向けて開口される入口と前記載置領域の底部に下方から接続される出口とを有し、
    前記案内板は、一部が前記載置領域の直下に立設するように配置されており、上方から見て下流側端部が上流側端部よりも前記載置領域の隅部側に位置されて前記冷却液が水平方向に案内されるように、前記ダクトの中心線に対して傾斜して設けられている
    ことを特徴とする冷却装置。
  2. 前記案内板の前記上流側端部は、前記プロペラの直下から変位した位置に設けられていることを特徴とする請求項1記載の冷却装置。
  3. 鉛直配置されると共に前記プロペラが固定されるシャフトを備え、当該シャフトに対して、上下に配列された複数の前記プロペラが設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の冷却装置。
  4. 上方から見て、前記載置領域の両側に前記プロペラ及び前記ダクトが設けられていることを特徴とする請求項1〜3いずれか一項に記載の冷却装置。
JP2014139683A 2014-07-07 2014-07-07 冷却装置 Active JP6448115B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014139683A JP6448115B2 (ja) 2014-07-07 2014-07-07 冷却装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014139683A JP6448115B2 (ja) 2014-07-07 2014-07-07 冷却装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016017190A JP2016017190A (ja) 2016-02-01
JP6448115B2 true JP6448115B2 (ja) 2019-01-09

Family

ID=55232641

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014139683A Active JP6448115B2 (ja) 2014-07-07 2014-07-07 冷却装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6448115B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6869670B2 (ja) * 2016-09-07 2021-05-12 光洋サーモシステム株式会社 熱処理装置
JP6778062B2 (ja) * 2016-09-07 2020-10-28 光洋サーモシステム株式会社 熱処理装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2854013A (en) * 1956-10-08 1958-09-30 Harold N Ipsen Quenching apparatus
JPS4913692B1 (ja) * 1970-12-07 1974-04-02
JPS5835642Y2 (ja) * 1980-09-29 1983-08-11 株式会社神戸製鋼所 焼入れ装置
JPH06235019A (ja) * 1993-02-09 1994-08-23 Daido Steel Co Ltd 焼入槽
JP2009155685A (ja) * 2007-12-26 2009-07-16 Jtekt Corp 焼入れ方法
JP5214350B2 (ja) * 2008-06-27 2013-06-19 株式会社ジェイテクト 焼入装置、被処理物の焼入方法、及び、これらに用いられる載置台
JP2013087359A (ja) * 2011-10-24 2013-05-13 Mitsubishi Motors Corp 被処理物の焼入装置
JP2013227595A (ja) * 2012-04-24 2013-11-07 Nachi Fujikoshi Corp 冷却装置、焼入れまたは表面処理装置および表面処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016017190A (ja) 2016-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3577406B1 (en) Liquid cooling systems for heat generating devices
JP6448115B2 (ja) 冷却装置
JP5467125B2 (ja) 孵卵機
US3595308A (en) Apparatus for cooling liquids
WO2013100016A1 (ja) 給水装置
US20170141652A1 (en) An electric machine
KR100951936B1 (ko) 선박용 냉각 장치
JP7095150B2 (ja) 熱処理装置
EP3367545A1 (en) Cooling apparatus for an electric machine
US20170141651A1 (en) Rotary electric machine
KR20120111534A (ko) 열처리 탱크 구조체
JP2018191502A (ja) 流路を有する液冷式冷却装置
KR200477685Y1 (ko) 냉각조
JP7156765B2 (ja) 鋼製部品の焼入方法
JP2015015008A (ja) 情報処理装置、排気ユニット、及びデータセンタ
JP6964199B2 (ja) 冷却装置
CN207299969U (zh) 一种循环水冷却器
JP2021019397A (ja) 冷却装置
JP2010247112A (ja) 攪拌機
JP6778062B2 (ja) 熱処理装置
CN220537863U (zh) 水淬装置
JP2019214769A (ja) 真空浸炭装置
KR20190135872A (ko) 냉각 장치
KR20230147276A (ko) 하향류 형성을 위한 가이드배플을 구비한 응집기 및 교반기
JP5163575B2 (ja) ルーズコイルの冷却装置および冷却方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170407

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20170410

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180403

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180516

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20180517

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180904

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181017

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20181018

TRDD Decision of grant or rejection written
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20181102

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181203

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6448115

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250