JP6447179B2 - 情報入力システムおよび入力装置 - Google Patents

情報入力システムおよび入力装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6447179B2
JP6447179B2 JP2015014731A JP2015014731A JP6447179B2 JP 6447179 B2 JP6447179 B2 JP 6447179B2 JP 2015014731 A JP2015014731 A JP 2015014731A JP 2015014731 A JP2015014731 A JP 2015014731A JP 6447179 B2 JP6447179 B2 JP 6447179B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
gesture
user
display panel
displayed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015014731A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016139340A (ja
Inventor
村石 理恵
理恵 村石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2015014731A priority Critical patent/JP6447179B2/ja
Publication of JP2016139340A publication Critical patent/JP2016139340A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6447179B2 publication Critical patent/JP6447179B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Description

本発明は、情報入力システムおよび入力装置に関する。
従来、表示パネル等の表示手段に表示される画像に対して、ジェスチャ(動作)等により非接触で操作を実行する情報入力システムが存在する。
特許文献1には、手などのジェスチャーパターンにより入力を行うユーザ認証装置が開示されている。特許文献1のユーザ認証装置では、連続を表すジェスチャーパターンを定義し、連続ジェスチャーパターンの入力により、ひとつ前に入力された値と同じ値が繰り返されたと判断することにして、入力行程数を削減することが開示されている。
特開2009−20691号公報
ところで、表示手段に表示される画像をジェスチャ(動作)により非接触で操作する情報入力システムでは、表示手段に複数ページのうちの一のページの画像が表示されている場合に、表示されるページを一方向に連続して切り替える場合、切り替えを示すジェスチャを繰り返し実行する。同じジェスチャを繰り返し行う場合には、通常、ジェスチャが1回終了する毎に、ジェスチャを行う手指等を元の位置に戻す動作を行う必要がある。この動作が、表示手段に表示される画像を一方向とは異なる方向に切り替えるジェスチャであると誤認識され、操作者の意図とは異なる方向に画像が切り替えられるおそれがある。
本発明は、操作者の動作に応じて画像を変化させる方向を変更しない場合と比較して、操作者の意図に沿わない画像の変化を低減することを目的とする。
請求項1に係る発明は、画像を表示する表示手段と、前記画像を操作する操作者の動作を検知する検知手段と、前記検知手段に検知された操作者の動作が、第1方向に動く第1動作である場合に、前記表示手段に表示される画像を当該第1方向変化させる一方で、当該第1動作に続く当該第1方向とは異なる第2方向に動く動作に応じて当該画像を当該第2方向に変化させることはせず、操作者の動作が当該第1動作とは異なり且つ当該第1方向に動く第2動作である場合に、当該表示手段に表示される画像を該第1方向に変化させ、当該第2動作に続く当該第2方向に動く動作に応じて当該画像を当該第2方向変化させる表示制御手段とを備える情報入力システムである。
請求項2に係る発明は、前記表示制御手段は、前記検知手段に検知された動作が前記第1動作である場合に、当該第1動作が示す方向を前記第1方向とすることを特徴とする請求項1に記載の情報入力システムである。
請求項3に係る発明は、前記表示制御手段は、前記検知手段にて検知された動作の種類に応じて、前記表示手段に画像を変化させることが可能な方向を示す方向指示画像を表示させることを特徴とする請求項1または2に記載の情報入力システムである。
請求項4に係る発明は、前記検知手段は、操作者の動作として操作者の手指の状態を検知し、前記表示制御手段は、前記検知手段により検知された操作者の手指の状態の違いに応じて、前記第1動作および前記第2動作を判別することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報入力システムである。
請求項5に係る発明は、表示手段に表示される画像を操作する操作者の動作を検知する検知手段と、前記検知手段に検知された動作が、第1方向に動く第1動作である場合に、前記表示手段に表示される画像を当該第1方向変化させる一方で、当該第1動作に続く当該第1方向とは異なる第2方向に動く動作に応じて当該画像を当該第2方向に変化させることはせず、当該検知手段に検知された動作が当該第1動作とは異なり且つ当該第1方向に動く第2動作である場合に、当該表示手段に表示される画像を該第1方向に変化させ、当該第2動作に続く当該第2方向に動く動作に応じて当該画像を当該第2方向変化させる表示制御手段とを備える入力装置である。
請求項1に係る発明によれば、操作者の動作に応じて画像を変化させる方向を変更しない場合と比較して、操作者の意図に沿わない画像の変化を低減することができる。
請求項2に係る発明によれば、第1動作が示す方向を第1方向としない場合と比較して、操作者の意図に応じて画像を変化させることが可能になる。
請求項3に係る発明によれば、操作者に画像を変化させることが可能な方向を示唆することが可能になる。
請求項4に係る発明によれば、手指の状態に応じて動作を判別しない場合と比較して、操作性を向上させることが可能になる。
請求項5に係る発明によれば、操作者の動作に応じて画像を変化させる方向を変更しない場合と比較して、操作者の意図に沿わない画像の変化を低減することができる。
本実施の形態が適用される情報入力システムの全体構成を示した図である。 本実施の形態が適用される情報入力システムの機能構成を示した図である。 本実施の形態の制御部により行われる制御の手順を示したフローチャートである。 ユーザにより一方向モードを示すジェスチャがなされた場合の表示パネルの状態を示した図である。 ユーザにより双方向モードを示すジェスチャがなされた場合の表示パネルの状態を示した図である。 (a)〜(b)は、一方向モードまたは双方向モードを認識するためのジェスチャの他の例を示した図である。 (a)〜(b)は、一方向モードまたは双方向モードを認識するためのジェスチャの他の例を示した図である。 従来の情報入力システムにおいて生じうる課題について説明する図である。
以下、添付図面を参照して、本発明における実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態が適用される情報入力システム1の全体構成を示した図である。図1に示すように、情報入力システム1は、画像を表示する表示パネル2と、ユーザ(操作者)のジェスチャ(動作)による情報入力を受け付ける入力装置3とを備えている。本実施の形態の情報入力システム1では、入力装置3の後述する検知センサ4(図2参照)によりユーザのジェスチャ(動作)が検知され、検知されたジェスチャに基づいて、表示パネル2に表示される画像が操作される。この例では、ユーザの手指Hによるジェスチャを検知され、手指Hのジェスチャに基づいて、表示パネル2に表示される画像が操作される。
本実施の形態の情報入力システム1は、例えば情報入力システム1に接続された外部装置(図示せず)の操作等に用いられ、表示パネル2には、外部装置の操作画面等が表示される。このような外部装置としては、例えば画像形成装置、画像読取装置、FAX等を備える複合機等が挙げられる。そして、本実施の形態の情報入力システム1では、ユーザのジェスチャにより、表示パネル2に表示される操作画面に対する操作が非接触で行われるようになっている。
このように、本実施の形態の情報入力システム1は、非接触による外部装置の操作が可能であるため、医療現場や飲食店、食品製造工場等のような衛生的な環境が求められる場所において特に好適に用いられる。
表示パネル2は、表示手段の一例であり、後述する制御部5(図2参照)からの情報に基づき、表示画面21に画像を表示する。表示パネル2は、例えば液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等により構成される。
続いて、本実施の形態の入力装置3の機能について説明する。図2は、本実施の形態が適用される情報入力システム1の機能構成を示した図である。
図2に示すように、本実施の形態の入力装置3は、ユーザによるジェスチャ(動作)を検知する検知手段の一例としての検知センサ4と、検知センサ4による検知結果に基づいて表示パネル2に表示される画像の制御を行う表示制御手段の一例としての制御部5とを備えている。
検知センサ4は、例えば、ユーザの体の予め定めた部位やユーザが所持する道具等の位置を三次元で検知する。検知センサ4は、ユーザの体の部位やユーザが所持する道具等の位置を検知可能であれば特に限定されないが、例えば赤外線センサ、レーザセンサ等を用いることができる。
詳細については後述するが、本実施の形態の情報入力システム1では、検知センサ4は、ユーザの手指の位置、移動方向、状態(形状)等を検知する。
制御部5は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)により構成されている。ROMは、CPUにより実行される制御プログラムを記憶している。CPUは、ROMに記憶されている制御プログラムを読み出し、RAMを作業エリアにして制御プログラムを実行する。
本実施の形態の制御部5は、図2に示すように、検知センサ4に検知されたユーザによるジェスチャに関する情報を取得するジェスチャ受付部51と、ジェスチャ受付部51にて受け付けたジェスチャに関する情報に基づきユーザによるジェスチャを判定するジェスチャ判定部52と、ジェスチャ判定部52による判定結果に基づいて表示パネル2に表示される画像を制御する描画制御部53と、を備えている。
ジェスチャ判定部52は、ジェスチャ受付部51にて受け付けたジェスチャに関する情報に基づき、ジェスチャの種類を認識するジェスチャ認識部521を備えている。
ジェスチャ認識部521は、ジェスチャ受付部51にて受け付けたジェスチャに関する情報に基づき、ユーザによるジェスチャが表示パネル2に表示される画像の切り替えまたは移動を行うジェスチャであるか、またはその他の処理を行うジェスチャであるかを認識する。
表示パネル2に表示される画像を操作するジェスチャとしては、例えば、画像の切り替えまたは移動を行うジェスチャの他、画像を回転させるジェスチャ、画像の一部の領域を選択するジェスチャ、画像を拡大・縮小するジェスチャ等の複数のジェスチャが存在する。ジェスチャ認識部521は、ジェスチャ受付部51にて受け付けたユーザの手指の位置、移動方向、状態等のジェスチャに関する情報に基づいて、ユーザによるジェスチャが、予め定められた画像の切り替えまたは移動を行うためのジェスチャであるか否かを認識する。
ここで、画像の切り替えとは、例えば複数ページからなる画像データにおける一のページの画像が表示パネル2に表示されている場合に、表示パネル2に表示される画像を当該ページの前ページまたは後ページの画像に切り替えることをいう。また、画像の移動とは、写真や地図等のような画像の一部の領域が表示パネル2に表示されている場合に、表示パネル2に表示される表示範囲を移動させることをいう。なお、本実施の形態では、表示パネル2に表示される画像の切り替えまたは移動を行うことを、画像を表示パネル2の面方向に変化させる、または、単に画像を変化させると称することがある。
また、詳細については後述するが、本実施の形態では、画像の切り替えまたは移動を行うためのジェスチャとして、ユーザの手指を表示パネル2の面方向に沿って移動させる動作(所謂フリック動作)が設定されている。
また、ジェスチャ判定部52は、ユーザによるジェスチャが、ジェスチャ認識部521により画像の切り替えまたは移動を行うジェスチャであると認識された場合に、ジェスチャ受付部51にて受け付けたジェスチャに関する情報に基づいて、ユーザによるジェスチャが示すモードを認識するモード認識部522を備えている。
詳細については後述するが、本実施の形態の入力装置3では、画像の切り替えまたは移動を行う場合に画像を変化させるモードとして、画像の切り替えまたは移動を予め定めた一方向(第1方向)にのみ実行可能な一方向モードと、画像の切り替えまたは移動を予め定めた一方向(第1方向)と当該一方向とは異なる方向(第2方向)との双方向に実行可能な双方向モードとのいずれかが設定されるようになっている。
モード認識部522は、ジェスチャ受付部51にて受け付けたジェスチャに関する情報に基づき、ユーザによるジェスチャが、一方向モードを示すジェスチャであるか、または双方向モードを示すジェスチャであるかを認識する。
さらに、ジェスチャ判定部52は、ジェスチャ認識部521にてユーザによるジェスチャが画像の切り替えまたは移動を行うジェスチャであると認識された場合に、ジェスチャ受付部51にて受け付けたジェスチャに関する情報に基づいて、ユーザによるジェスチャが示す方向(ユーザの手指が動く方向)を認識する方向認識部523を備えている。
ところで、ユーザのジェスチャが示す方向(例えばユーザの手指が動く方向)に応じて表示パネル2に表示される画像の切り替えまたは移動を行う情報入力システム1では、以下のような問題が生じる場合がある。
図8は、従来の情報入力システム1(図1参照)において生じうる課題について説明する図である。図8では、表示パネル2に、複数ページ(この例では70ページ)からなる画像データの内の一のページ(この例では2ページ目)が表示されている。なお、この例では、情報入力システム1を用いて表示パネル2に表示される画像の切り替えを行う場合を例に挙げて説明する。
ジェスチャにより表示パネル2に表示される画像の操作を行う情報入力システム1では、表示パネル2に複数ページからなる画像データの一のページが表示されている場合、ユーザにより予め定められたジェスチャが行われることで、表示パネル2に表示される画像のページが切り替えられる。例えば、図8に示す例では、ユーザにより手指を右から左へ動かすジェスチャ(図中矢印A1で示す)がなされることで、表示パネル2に表示される画像のページが、現在表示されている一のページ(2ページ目)から後のページ(3ページ目)に切り替えられる。また、ユーザにより手指を左から右へ動かすジェスチャ(図中A2で示す)がなされることで、表示パネル2に表示される画像のページが、現在表示されている一のページ(2ページ目)から前のページ(1ページ目)に切り替えられる。
このような情報入力システム1では、表示パネル2に表示される画像を連続して切り替える場合、画像のページを切り替えるためのジェスチャを、連続して繰り返し行う必要がある。例えば、表示パネル2に表示される画像を、現在表示されている一のページ(2ページ目)から後のページ(3ページ目、4ページ目、5ページ目…)に連続して順次切り替える場合には、手指を右から左へ動かすジェスチャA1を連続して繰り返し行う必要がある。
図8に示すように、手指を右から左へ動かすジェスチャA1を繰り返し行う場合、1度手指を右から左へ動かすジェスチャA1が終了した後に、手指の位置を元の位置に戻す動作(図中矢印Bで示す)を行う必要がある。言い換えると、表示パネル2に表示されている画像を連続して切り替える場合には、手指を右から左へ動かすジェスチャA1と、手指の位置を元に戻す動作Bとを、交互に行う必要がある。
しかしながら、上述したように、手指の位置を元に戻す動作Bは、画像のページを前のページに切り替えるための手指を左から右へ動かすジェスチャA2と手指の移動方向が等しい。このため、手指の位置を元に戻す動作Bが、入力装置3により、画像のページを前のページに切り替えるためのジェスチャであると誤認識される場合がある。そしてこの場合、表示パネル2に表示される画像が、入力装置3により現在表示されている一のページから前のページに切り替えられてしまう。
言い換えると、ユーザが表示パネル2に表示される画像のページを後のページに連続して切り替えようとジェスチャを行った場合であっても、表示パネル2に表示されるページが前後に交互に切り替えられてしまい、連続して切り替えることが困難になる場合がある。
従来の情報入力システム1においてこのような問題の発生を抑制するためには、手指の位置を元に戻す動作Bが、画像のページを前のページに切り替えるためのジェスチャ(手指を左から右へ動かすジェスチャA2)と認識されないように、ユーザが意識してジェスチャを行う必要がある。このような場合、情報入力システム1の操作性が低下するおそれがあり、好ましくない。
一方、例えば一のページと当該一のページの前後のページとを見比べたい場合等のように、表示パネル2に表示される画像のページを前後の双方向に連続して切り替えたい場合も存在する。したがって、このような場合には、表示パネル2において表示される画像の切り替え方向を、一方向に限定することは好ましくない。
なお、図8では、表示パネル2に表示される画像のページを切り替える場合の課題を例に挙げたが、例えば表示パネル2に表示される画像を移動させる場合にも、同様の課題が生じる。
このような課題に対し、本実施の形態の情報入力システム1では、ユーザが行うジェスチャに応じて、表示パネル2に表示される画像を一方向のみに切り替えまたは移動可能な一方向モードと、画像を一方向および当該一方向とは逆方向の双方に切り替えまたは移動可能な双方向モードとのいずれかが設定されるようになっている。
そして、情報入力システム1においてユーザのジェスチャにより一方向モードが設定された場合には、ユーザのジェスチャが示す方向が予め定めた一方向と一致する場合にのみ表示パネル2に表示される画像が一方向に切り替えまたは移動され、ユーザのジェスチャが示す方向が当該一方向とは異なる方向である場合には画像の切り替えまたは移動が行われない。この結果、連続して一方向を示すジェスチャを行った場合に、手を元の位置に戻す動作B(図8参照)等によって画像が一方向とは異なる方向に切り替えまたは移動されることが抑制される。
一方、情報入力システム1においてユーザのジェスチャにより双方向モードが設定された場合には、ユーザのジェスチャが示す方向に応じて画像が切り替えまたは移動される。すなわち、双方向モードが設定された場合には、予め定めた一方向を示すジェスチャがなされた場合には、表示パネル2に表示される画像が一方向に切り替えまたは移動され、一方向とは異なる方向を示すジェスチャがなされた場合には、表示パネル2に表示される画像が当該方向に切り替えまたは移動される。
これにより、本実施の形態の情報入力システム1では、表示パネル2に表示される画像に対してユーザが意図しない操作がなされることが抑制される。
続いて、本実施の形態の制御部5により行われる表示パネル2の表示制御について詳細に説明する。
図3は、本実施の形態の制御部5により行われる制御の手順を示したフローチャートである。また、図4は、ユーザにより一方向モードを示すジェスチャがなされた場合の表示パネル2の状態を示した図である。さらに、図5は、ユーザにより双方向モードを示すジェスチャがなされた場合の表示パネル2の状態を示した図である。
まず、ユーザによりジェスチャが行われ検知センサ4にてユーザによるジェスチャの検知が行われると、ジェスチャ受付部51により、検知センサ4にて検知されたジェスチャに関する情報が取得される(ステップ101)。この例では、ジェスチャに関する情報として、ユーザの手指の位置に関する情報、ユーザの手指の形状・向きに関する情報、ユーザの手指が動く方向に関する情報等が取得される。
続いて、ステップ101にてジェスチャ受付部51により取得されたジェスチャに関する情報に基づいて、ジェスチャ認識部521により、ユーザにより行われたジェスチャが画像の切り替えまたは移動を行うためのジェスチャであるか否かの判定が行われる(ステップ102)。
ジェスチャ認識部521により、ユーザによるジェスチャが画像の切り替えまたは移動を行うためのジェスチャであると認識された場合(ステップ102にてYES)、モード認識部522により、ユーザによるジェスチャが一方向モードを示すジェスチャであるか否かの判定が行われる(ステップ103)。具体的には、ジェスチャに関する情報に基づいて、モード認識部522により、ユーザによるジェスチャが一方向モードを示すジェスチャ(第1動作)に該当するか、または双方向モードを示すジェスチャ(第2動作)に該当するかの判定が行われる。
なおこの例では、一方向モードを示すジェスチャ(第1動作)として、図4に示すように手の側面を表示パネル2に向けた状態で表示パネル2と水平方向に手指を動かすジェスチャが設定されている。また、双方向モードを示すジェスチャ(第2動作)として、図5に示すように手のひらを表示パネル2側に向けた状態で表示パネル2と水平方向に手指を動かすジェスチャが設定されている。
また、上述したように、一方向モードとは、表示パネル2に表示される画像を一方向(第1方向)にのみ切り替えまたは移動させるモードであり、双方向モードとは、表示パネル2に表示される画像を、一方向(第1方向)および当該一方向とは異なる方向(第2方向)の双方に切り替えまたは移動させるモードである。図4および図5に示す例では、一方向モードを、表示パネル2に表示される画像を左方向または右方向のいずれか一方向にのみ移動させるモードとしている。また、双方向モードを、表示パネル2に表示される画像を左方向および右方向の双方向に移動させるモードとしている。
モード認識部522により、ユーザによるジェスチャが一方向モードを示すジェスチャであると認識された場合(ステップ103にてYES)、表示パネル2に表示される画像を切り替えまたは移動させるモードとして、一方向モードが設定される(ステップ104)。
続いて、一方向モードに、画像を変化させる方向が予め関連付けられているか否かの判定が行われる(ステップ105)。
一方向モードに対して画像を変化させる方向が予め関連付けられている場合(ステップ105にてYES)、図4に示すように、描画制御部53により、一方向モードが設定されている旨を示し且つ一方向モードに関連付けられた画像を動かす方向(この例では右から左へ向かう方向)を示す方向指示画像の一例としての一方向モード画像30が表示パネル2に表示される(ステップ106)。
続いて、ステップ101にて取得したジェスチャに関する情報に基づき、方向認識部523によりユーザによるジェスチャの方向が、一方向モードに設定されている方向に一致するか否かの判定が行われる(ステップ107)。この例では、ユーザの手指の移動方向が、右から左へ向かう方向であるか否かの判定が行われる。
そして、ユーザによるジェスチャの方向が一方向モードに関連付けられた方向に一致すると認識された場合(ステップ107にてYES)、すなわち図4にて矢印C1で示すようにユーザによるジェスチャが手指を右から左へ動かすジェスチャである場合、描画制御部53により、表示パネル2に表示される画像が一方向モードに関連付けられた方向に切り替えまたは移動され(ステップ108)、一連の処理が終了される。この例では、表示パネル2に表示される画像が右から左へ切り替えられることにより、複数ページのうち2ページ目P2が表示されている状態から、3ページ目P3が表示されている状態へ変化される。
一方、方向認識部523にて認識されたユーザによるジェスチャの方向が一方向モードに関連付けられた方向とは異なる場合(ステップ107にてNO)、例えば図4にて矢印C2で示すようにユーザによるジェスチャが手指を左から右へ動かすジェスチャである場合、表示パネル2に表示される画像が変化されることなく、一連の処理が終了される。
このため、例えばユーザが表示パネル2に表示されるページを後ページに連続して切り替えようとして、手指を右側から左側に動かすジェスチャC1を、手指を左側から右側に戻す動作(図8の矢印B参照)を挟んで連続して行った場合であっても、手指を左側から右側に戻す動作Bによっては画像の切り替えは行われない。これにより、手指を右側から左側に動かすジェスチャC1のみに基づいて画像が後ページに連続して切り替えられるようになる。言い換えると、ユーザの意図とは異なる画像の切り替えが行われることが抑制される。
また、一方向モードに対して画像を変化させる方向が予め関連付けられていない場合(ステップ105にてNO)、ステップ101にて取得したジェスチャに関する情報に基いて方向認識部523によりユーザによるジェスチャの方向が認識され、認識された方向が、画像を変化させる一方向として設定される(ステップ109)。
次いで、図4に示すように、描画制御部53により、一方向モードが設定されている旨を示し且つ一方向モードに関連付けられた画像を動かす方向(この例では右から左へ向かう方向)を示す方向指示画像の一例としての一方向モード画像30が表示パネル2に表示される(ステップ110)。
そして、表示パネル2に表示される画像が、描画制御部53により、方向認識部523にて認識されたユーザによるジェスチャの方向に切り替えまたは移動され(ステップ108)、一連の処理が終了される。
また、ステップ103において、ユーザによるジェスチャが一方向モードを示すジェスチャではないと判定された場合(ステップ103にてNO)、すなわちモード認識部522によりユーザによるジェスチャが双方向モードを示すジェスチャであると判定された場合、表示パネル2に表示される画像を変化させるモードとして、双方向モードが設定される(ステップ111)。
続いて、図5に示すように、描画制御部53により、双方向モードが設定されている旨を示す方向指示画像の他の一例としての双方向モード画像40が表示パネル2に表示される(ステップ112)。
次いで、ステップ101にて取得したジェスチャに関する情報に基づき、方向認識部523によりユーザによるジェスチャの方向が認識され、描画制御部53により、表示パネル2に表示される画像が、認識されたジェスチャの方向に対応する方向に変化され(ステップ108)、一連の処理が終了される。
具体的には、図5にて矢印D1で示すようにユーザにより手指を右から左へ動かすジェスチャがなされた場合、表示パネル2に表示される画像が右から左へ切り替えられることにより、2ページ目P2が表示されている状態から、3ページ目P3が表示されている状態へ変化される。一方、図5にて矢印D2で示すようにユーザにより手指を左から右へ動かすジェスチャがなされた場合、表示パネル2に表示される画像が左から右へ切り替えられることにより、2ページ目P2が表示されている状態から、1ページ目P1が表示されている状態へ変化される。
以上説明したように、本実施の形態の情報入力システム1では、ユーザによるジェスチャに応じて、一方向モードまたは双方向モードの何れかが設定される。これにより、ユーザの意図した画像が表示され、またユーザが意図したように画像が変化される。
具体的には、表示パネル2に表示される画像を一方向にのみ切り替えまたは移動させたい場合には、ユーザは一方向モードを示すジェスチャを行うことにより、画像が一方向にのみ切り替えまたは移動されることになり、ユーザの意図しない方向に画像が切り替えまたは移動されることが抑制される。
一方、表示パネル2に表示される画像を双方向に切り替えまたは移動させたい場合には、ユーザは双方向モードを示すジェスチャを行うことにより、ジェスチャの示す方向に応じて表示パネル2に表示される画像を切り替えまたは移動することが可能になる。
なお、図4および図5に示した例では、ユーザによるジェスチャが一方向モードを示すものか双方向モードを示すものかを、表示パネル2に対するユーザの手指の向きにより認識するものとした。しかしながら、ユーザによるジェスチャを認識する方法としては、これに限られるものではない。
図6(a)〜(b)および図7(a)〜(b)は、一方向モードまたは双方向モードを認識するためのジェスチャの他の例を示した図である。
図6(a)〜(b)に示すように、ジェスチャを行うユーザの手指の形状(立てる指の本数)により、一方向モードと双方向モードとを識別してもよい。具体的には、図6(a)に示すように、ユーザにより指を5本立てた状態でジェスチャが行われた場合には一方向モードと認識され、図6(b)に示すように、ユーザにより指を立てない状態でジェスチャが行われた場合には双方向モードと認識される。
また、図7(a)〜(b)に示すように、ジェスチャを行うユーザの手指と表示パネル2との距離により、一方向モードと双方向モードとを識別してもよい。具体的には、図7(a)に示すように、ジェスチャを行うユーザの手指と表示パネル2との距離が予め定めた距離よりも大きい場合(距離t1)には、一方向モードと認識される。また、図7(b)に示すように、ジェスチャを行うユーザの手指と表示パネル2との距離が予め定めた距離以下の場合(距離t2)には、双方向モードと認識される。
また、詳細については省略するが、例えばジェスチャを行うユーザの手指が動くスピードの差により、一方向モードと双方向モードとを識別してもよい。
1…情報入力システム、2…表示パネル、3…入力装置、4…検知センサ、5…制御部、21…表示画面、30…一方向モード画像、40…双方向モード画像、51…ジェスチャ受付部、52…ジェスチャ判定部、53…描画制御部、521…ジェスチャ認識部、522…モード認識部、523…方向認識部

Claims (5)

  1. 画像を表示する表示手段と、
    前記画像を操作する操作者の動作を検知する検知手段と、
    前記検知手段に検知された操作者の動作が、第1方向に動く第1動作である場合に、前記表示手段に表示される画像を当該第1方向変化させる一方で、当該第1動作に続く当該第1方向とは異なる第2方向に動く動作に応じて当該画像を当該第2方向に変化させることはせず、操作者の動作が当該第1動作とは異なり且つ当該第1方向に動く第2動作である場合に、当該表示手段に表示される画像を該第1方向に変化させ、当該第2動作に続く当該第2方向に動く動作に応じて当該画像を当該第2方向変化させる表示制御手段と
    を備える情報入力システム。
  2. 前記表示制御手段は、前記検知手段に検知された動作が前記第1動作である場合に、当該第1動作が示す方向を前記第1方向とすることを特徴とする請求項1に記載の情報入力システム。
  3. 前記表示制御手段は、前記検知手段にて検知された動作の種類に応じて、前記表示手段に画像を変化させることが可能な方向を示す方向指示画像を表示させることを特徴とする請求項1または2に記載の情報入力システム。
  4. 前記検知手段は、操作者の動作として操作者の手指の状態を検知し、
    前記表示制御手段は、前記検知手段により検知された操作者の手指の状態の違いに応じて、前記第1動作および前記第2動作を判別することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報入力システム。
  5. 表示手段に表示される画像を操作する操作者の動作を検知する検知手段と、
    前記検知手段に検知された動作が、第1方向に動く第1動作である場合に、前記表示手段に表示される画像を当該第1方向変化させる一方で、当該第1動作に続く当該第1方向とは異なる第2方向に動く動作に応じて当該画像を当該第2方向に変化させることはせず、当該検知手段に検知された動作が当該第1動作とは異なり且つ当該第1方向に動く第2動作である場合に、当該表示手段に表示される画像を該第1方向に変化させ、当該第2動作に続く当該第2方向に動く動作に応じて当該画像を当該第2方向変化させる表示制御手段と
    を備える入力装置。
JP2015014731A 2015-01-28 2015-01-28 情報入力システムおよび入力装置 Active JP6447179B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015014731A JP6447179B2 (ja) 2015-01-28 2015-01-28 情報入力システムおよび入力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015014731A JP6447179B2 (ja) 2015-01-28 2015-01-28 情報入力システムおよび入力装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016139340A JP2016139340A (ja) 2016-08-04
JP6447179B2 true JP6447179B2 (ja) 2019-01-09

Family

ID=56560263

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015014731A Active JP6447179B2 (ja) 2015-01-28 2015-01-28 情報入力システムおよび入力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6447179B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020177315A (ja) * 2019-04-16 2020-10-29 アルパイン株式会社 電子装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001216069A (ja) * 2000-02-01 2001-08-10 Toshiba Corp 操作入力装置および方向検出方法
JP4670860B2 (ja) * 2007-11-22 2011-04-13 ソニー株式会社 記録再生装置
JP5427385B2 (ja) * 2008-09-29 2014-02-26 日立コンシューマエレクトロニクス株式会社 操作制御装置及び操作表示方法
JP5212521B2 (ja) * 2011-07-07 2013-06-19 株式会社ニコン 画像表示装置
US9798456B2 (en) * 2012-08-30 2017-10-24 Panasonic Intellectual Property Corporation Of America Information input device and information display method

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016139340A (ja) 2016-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4683126B2 (ja) 入力装置
US9753567B2 (en) Electronic medium display device that performs page turning in response to user operation pressing screen, page turning method, and program
JP4630644B2 (ja) タッチパネルを備えた画像処理装置
JP6240619B2 (ja) 画面に表示された客体のサイズ調整方法及び装置
US9354780B2 (en) Gesture-based selection and movement of objects
US20130057469A1 (en) Gesture recognition device, method, program, and computer-readable medium upon which program is stored
JP5664147B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
US9823751B2 (en) Wearable device and method of operating the same
JP2008009759A (ja) タッチパネル装置
KR101636665B1 (ko) 프로그래머블 표시기 및 그 화면 조작 처리 프로그램
JP6171643B2 (ja) ジェスチャ入力装置
KR101591586B1 (ko) 제스처 조작을 검출하는 데이터 처리 장치
JP2016224686A5 (ja)
CN104185829A (zh) 显示控制设备、显示控制方法和程序
JP5628991B2 (ja) 表示装置、表示方法、及び表示プログラム
JP6366267B2 (ja) 情報処理装置、その情報処理方法、プログラム、及び記憶媒体
JP6034281B2 (ja) オブジェクト選択方法、装置及びコンピュータ・プログラム
JP6447179B2 (ja) 情報入力システムおよび入力装置
JP5558899B2 (ja) 情報処理装置、その処理方法及びプログラム
JP6418585B2 (ja) ウェアラブルデバイス、及びウェアラブルデバイスの動作方法
JP4577586B2 (ja) 車両用操作装置
JP6303864B2 (ja) 情報処理装置及び表示制御方法
JP6737239B2 (ja) 表示装置及び表示制御プログラム
US10963137B2 (en) Information display apparatus and non-transitory recording medium storing program for controlling information display apparatus
JP6682951B2 (ja) プログラムおよび情報処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180820

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180828

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181026

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181119

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6447179

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350