JP6303864B2 - 情報処理装置及び表示制御方法 - Google Patents

情報処理装置及び表示制御方法 Download PDF

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Description

本発明の一態様は、情報処理装置における画面表示の方法に関し、特に、画面上に表示される複数のウィンドウの表示制御等に関する。
従来から、PC(Personal Computer)などの情報処理装置では、表示画面上に、互いに独立した画像表示領域であるウィンドウを複数表示する技術が採用されている。このように複数のウィンドウが画面上に表示される情報処理装置では、複数のウィンドウが互いに重なって表示される状態となることがある。このとき、画面上の最前面(最上層)に表示されたウィンドウはユーザにより視認可能な状態となるが、背面(下層側)に表示されたウィンドウはユーザにより視認不可能な状態となる。そこで、このように背面に表示されたウィンドウをユーザが視認可能な状態とするなどの表示方法として種々の方法が提案及び採用されている。特許文献1には、ユーザが指定した重ね合わせ順序に従って複数のウィンドウを一画面中に開き、各ウィンドウのうち最も表側となる部分を表示する技術が開示されている。特許文献2には、一時的に最前面に表示したいウィンドウ内でマウスボタンを押下したときに最前面に表示させ、ボタンを離したときに元のウィンドウを最前面に表示する技術が開示されている。特許文献3には、ウィンドウが重なって表示された場合、自動的に奥側(背面、下層側)のウィンドウの表示領域を縮小して表示内容を再構成し、奥側のウィンドウの表示内容の注目部分を常時参照できる技術が開示されている。
特開平5−61628号公報 特開平8−161141号公報 特開平10−11263号公報
しかしながら、上記従来の技術では、あくまで従来のマウスによる操作を前提として考えられたものであり、近年普及してきたタッチパネルによる直感的操作に最適な表示制御方法とはいえない点があった。
本発明は、上記課題を解決するために次のような手段を採る。なお、以下の説明において、発明の理解を容易にするために図面中の符号等を括弧書きで付記するが、本発明の各構成要素はこれらの付記したものに限定されるものではなく、当業者が技術的に理解しうる範囲にまで広く解釈されるべきものである。
本発明の手段1は、
画像を表示可能に構成された表示部(110)と、
前記表示部に指示具(例えば指)が近接または接触した位置、及び前記表示部に対する該指示具の近接距離を検出可能な指示具検出部(タッチパネル120)と、
前記表示部に、表示優先度に基づいて複数のウィンドウを重ねて表示可能に構成された表示制御部(CPU101)と、を備え、
前記表示制御部(CPU101)は、前記表示部に対する前記指示具の近接距離に基づいて、前記表示部に重ねて表示された前記複数のウィンドウの表示優先度を変更可能(S320〜S390)に構成された
ことを特徴とする情報処理装置である。
上記構成の情報処理装置によれば、ユーザが直感的かつ少ない操作量で、複数のウィンドウから所望のウィンドウを視認可能な状態へと切り替えることが可能となる。また、従来のようなキー入力をすることなく、指などによるジェスチャ操作のみにより重ねて表示されたウィンドウから目的のウィンドウを選択し表示することが可能となる。
本発明の手段2は、
画像を表示可能に構成された表示部(110)と、
前記表示部に指示具が近接または接触した位置、及び前記表示部に対する該指示具の近接距離を検出可能な指示具検出部(タッチパネル120)と、
前記表示部に、表示優先度に基づいて複数のウィンドウを重ねて表示可能に構成された表示制御部(CPU101)と、を備え、
前記表示制御部(CPU101)は、前記表示部に対する前記指示具の状態に基づいて、前記表示部に重ねて表示された前記複数のウィンドウの表示優先度を変更可能に構成されており、
前記表示制御部は、前記指示具が所定の位置に一定時間保持されたとき(S320)に、前記表示優先度を変更可能なウィンドウ選択モードに切り替え可能(S330)に構成された
ことを特徴とする情報処理装置である。
上記構成の情報処理装置によれば、ユーザが直感的かつ少ない操作量で、複数のウィンドウから所望のウィンドウを視認可能な状態へと切り替えるためのウィンドウ選択モードに切り替えることが可能となる。また、従来のようなキー入力をすることなく、ジェスチャ操作のみにより重ねて表示されたウィンドウから目的のウィンドウを選択し表示することが可能となる。
本発明の手段3は、
前記表示制御部(CPU101)は、前記ウィンドウ選択モードのとき、前記表示部に対する前記指示具の近接遠隔方向の移動に応じて、前記複数のウィンドウの表示優先度を変更可能(S380)に構成された
ことを特徴とする手段2の情報処理装置である。
上記構成の情報処理装置によれば、ユーザが、より直感的かつ少ない操作量で、複数のウィンドウから所望のウィンドウを視認可能な状態へと切り替えることが可能となる。
本発明の手段4は、
前記表示制御部(CPU101)は、前記ウィンドウ選択モードのとき、前記表示部に対する前記指示具の水平方向の移動に応じて、前記複数のウィンドウの表示優先度を変更可能(S390)に構成された
ことを特徴とする手段2の情報処理装置である。
上記構成の情報処理装置によれば、ユーザが、より直感的かつ少ない操作量で、複数のウィンドウから所望のウィンドウを視認可能な状態へと切り替えることが可能となる。
本発明の手段5は、
前記表示制御部(CPU101)は、前記ウィンドウ選択モードのとき(S330)、
(a)所定の期間における前記指示具の移動量が所定量以下の場合(S350)、
(b)前記複数のウィンドウが表示された前記表示部上の領域外に前記指示具が移動したことを検出した場合(S340)、または
(c)前記指示具の近接距離が検出不能となった場合(S360)、
前記ウィンドウ選択モードを解除する(S400)
ことを特徴とする手段2乃至手段4のいずれかの情報処理装置である。
上記構成の情報処理装置によれば、ユーザが直感的かつ少ない操作量で、複数のウィンドウから所望のウィンドウを視認可能な状態へと切り替えるためのウィンドウ選択モードを解除して通常モードへと切り替えることが可能となる。
本発明の手段6は、
画像を表示可能に構成された表示部(110)と、
前記表示部に指示具(例えば指)が近接または接触した位置、及び前記表示部に対する該指示具の近接距離を検出可能な指示具検出部(タッチパネル120)と、
前記表示部に、表示優先度に基づいて複数のウィンドウを重ねて表示可能に構成された表示制御部(CPU101)と、を備える情報処理装置における表示制御方法であって、
前記指示具検出部により、前記指示具が所定の位置に一定時間保持されたことを検出する第1ステップ(S320)と、
前記表示制御部により、前記表示優先度を変更可能なウィンドウ選択モードに切り替える第2ステップ(S330)と、を含む
ことを特徴とする表示制御方法である。
上記構成の表示制御方法によれば、ユーザが直感的かつ少ない操作量で、複数のウィンドウから所望のウィンドウを視認可能な状態へと切り替えるためのウィンドウ選択モードに切り替えることが可能となる。また、従来のようなキー入力をすることなく、ジェスチャ操作のみにより重ねて表示されたウィンドウから目的のウィンドウを選択し表示することが可能となる。
情報処理装置の構成例を示す図。 ウィンドウの表示制御処理を示すフローチャート。 ウィンドウの表示制御処理の具体例を示す図。 ウィンドウの表示制御処理の具体例を示す図。
本発明に係る実施形態について、以下の構成に従って図面を参照しながら具体的に説明する。ただし、以下で説明する実施形態はあくまで本発明の一例にすぎず、本発明の技術的範囲を限定的に解釈させるものではない。なお、各図面において、同一の構成要素には同一の符号を付しており、その説明を省略する場合がある。
1.実施形態
(1)情報処理装置の構成例
(2)ウィンドウの表示制御処理の具体例
2.補足事項
3.本発明の特徴
<1.実施形態>
本発明の実施形態について、図1乃至図4を参照しながら説明する。本実施形態で説明する情報処理装置は、表示部に複数のウィンドウを重ねて表示可能な従来のPCまたはタブレットなどの情報処理装置であって、タッチパネルを利用してさらに操作性を向上させる機能を備えた情報処理装置である。
<(1)情報処理装置の構成例>
図1は、本実施形態の情報処理装置の構成例を示す図である。図1に示すように、本実施形態の情報処理装置は、制御部100、表示部110、及びタッチパネル120を含んで構成される。本実施形態の情報処理装置は、例えばPC(Personal Computer)またはタブレットのような電子機器である。
<制御部100>
図1に示すように、制御部100は、CPU101、不揮発性メモリ102、RAM103、及び通信I/F(インタフェース)104を含んで構成される。
<CPU101>
CPU101は、情報処理装置の中央演算装置であって、表示部110における表示画像の制御を含む、種々の処理を実行可能に構成される。CPU101は、表示部110に、情報処理装置で実行中のアプリケーションソフトの実行内容を画像で示すウィンドウを表示するよう制御可能に構成される。情報処理装置で複数のアプリケーションソフトが実行されており、表示部110に表示するウィンドウが複数存在する場合、CPU101は、所定の優先度に基づいてこれらの複数のウィンドウを表示部110に重ねて表示するよう表示部110を制御可能に構成される。
また、CPU101は、タッチパネル120に対するユーザからの操作に応じて所定の処理を実行し、実行結果に基づいて表示部110に表示されるウィンドウを含む画像を変更可能に構成される。特に、本実施形態において特徴的な処理としては、表示部110及びタッチパネル120に対する指などの指示具による近接状態に基づいて、表示部110に重ねて表示された複数のウィンドウの表示優先度を変更可能に構成される。複数のウィンドウは、所定の表示優先度に沿った順序で重ねて表示され、表示優先度が高いウィンドウがより前面(上層)に、表示優先度が低いウィンドウがより背面(下層)に表示される。表示優先度が最も高いウィンドウは、表示部110の最前面に表示され、ユーザがそのウィンドウの全体を視認できる状態となる。この、複数のウィンドウの表示優先度の変更による表示部110での表示の変更に関する表示制御処理については後述する。
また、CPU101は、ユーザによるタッチパネル120の操作に応じて、または実行中のアプリケーションソフトにおいて必要なとき、不揮発性メモリ102またはRAM103から所定のデータを読み出し、またはこれらに対して所定のデータを記憶させるよう制御可能に構成される。また、CPU101は、通信I/F104を通じて、有線または無線で接続された外部機器とのデータのやり取りを実行可能に構成される。
<不揮発性メモリ102>
不揮発性メモリ102は、例えばROMまたはHDDなどであって、所定の情報を記憶可能な記憶領域であって、CPU101からの命令に応じてデータを出力し、またはデータを記憶可能に構成される。
<RAM103>
RAM103は、情報処理装置においてCPU101が必要な処理をする際に必要なデータを記憶可能な揮発性の記憶領域であって、CPU101からの命令に応じてデータを出力し、またはデータを記憶可能に構成される。
<通信I/F104>
通信I/F104は、例えば有線LANまたは無線LANなどの通信を実行可能であり、CPU101からの命令に応じて外部機器との間でデータの送受信を実行可能に構成される。
<表示部110>
表示部110は、例えばLCDまたは有機ELディスプレイなどの表示装置であって、CPU101の制御により画像(映像を含む)を表示可能に構成される。表示部110に表示される画像には複数のウィンドウが含まれる。表示部110は、その表面にタッチパネル120が結合されて構成される。
<タッチパネル120>
タッチパネル120は、例えば静電容量式タッチパネルであって、表示部110に指、またはその他の指示具が接触または近接した位置を検出し、検出結果を制御部100のCPU101に出力可能に構成される。また、タッチパネル120は、表示部110に指などの指示具が接触していなくとも、指などの指示具と表示部110との間に発生する静電容量を検出することで、表示部110と指などの指示具との近接距離を検出可能に構成される。ここで、表示部110及びタッチパネル120の表面の平面における横軸をX軸、縦軸をY軸と呼ぶことがある。また、これらのX軸及びY軸の双方に垂直な軸、すなわち表示部110及びタッチパネル120に対する指などの指示具の近接遠隔を示す相対位置をZ軸と呼ぶことがある。
<(2)ウィンドウの表示制御処理の具体例>
次に、図2乃至図4を参照して、情報処理装置における、表示部110に表示されるウィンドウの表示制御処理の具体例について説明する。
図2は、ウィンドウの表示制御処理を示すフローチャートである。
<S300〜S310>
CPU101による表示部110に表示されるウィンドウの表示制御処理は、ユーザが指で表示部110上のタッチパネル120を操作したときに実行される(S300)。このとき、CPU101は、まず、表示部110に表示されているウィンドウが複数であって、これらの複数のウィンドウが互いに重ねられて表示されているかどうかを確認する(S310)。複数のウィンドウが重ねて表示されるときには、表示優先度が高いウィンドウが前面に表示され、表示優先度が低いウィンドウが背面に表示される。表示部110に複数のウィンドウが重ねて表示されていなければ(S310でN)、ウィンドウの表示制御処理は終了する(S410)。
<S320>
表示部110に複数のウィンドウが重ねて表示されていれば(S310でY)、CPU101は、複数のウィンドウが重ねられたウィンドウのうち、最前面のウィンドウ領域で一定時間以上(例えば3秒以上)ホバー状態となっているかどうかを確認する(S320)。最前面のウィンドウ領域とは、その背面に他のウィンドウの少なくとも一部が隠れているウィンドウの全体領域を指す。また、ホバー状態とは、指がタッチパネル120に触れていないが、タッチパネル120がその指の位置(X軸及びY軸の位置)と高さ(Z軸の位置)とを検出できている状態を指す。ここで、指が最前面のウィンドウ領域で一定時間以上ホバー状態となっていなければ(S320でN)、ウィンドウの表示制御処理は終了する(S410)。
<S330>
指示具である指が、最前面のウィンドウ領域で一定時間以上ホバー状態となっていた場合(S320でY)、CPU101は、ウィンドウ選択モードに移行する(S330)。ウィンドウ選択モードとは、重ねて表示された複数のウィンドウのうち、より背面に表示されたウィンドウを最前面に表示することで、ユーザが所望のウィンドウを選択的に視認することができるよう操作可能な状態を指す。すなわち、ウィンドウ選択モードでは、重ねて表示される複数のウィンドウの表示優先度を変更可能な状態を指す。ウィンドウ選択モードでは、S340〜S390の処理が実行される。
<S340、S400>
次にCPU101は、タッチパネル120からの入力信号に基づいてユーザの指による操作を検出し、ウィンドウ領域外に指が移動したか否かを判定する(S340)。ウィンドウ領域外に指が移動した場合、CPU101はウィンドウ選択モードを解除して通常モードに移行し(S400)、ウィンドウの表示制御処理は終了する(S410)。
<S350、S400>
次にCPU101は、タッチパネル120からの入力信号に基づいてユーザの指による操作を検出し、一定時間(例えば3秒間)、指の移動が既定量以下であったか否かを判定する(S350)。ここでの指の移動の既定量とは、ほとんど指の移動がなかったといえる少量を指す。一定時間、指の移動が既定量以下であった場合、CPU101はウィンドウ選択モードを解除して通常モードに移行し(S400)、ウィンドウの表示制御処理は終了する(S410)。すなわち、一定時間以上、タッチパネル120に対して所定の位置から指が移動しないときは、ウィンドウ選択モードを解除する。
<S360、S400>
次にCPU101は、タッチパネル120からの入力信号に基づいてユーザの指による操作を検出し、指の位置が検出できない状態となったか否かを判定する(S360)。指の位置が検出できない状態となった場合、CPU101はウィンドウ選択モードを解除して通常モードに移行し(S400)、ウィンドウの表示制御処理は終了する(S410)。すなわち、タッチパネル120が検出できない位置に指が移動した場合には、ウィンドウ選択モードを解除する。
<S370>
次にCPU101は、最前面に表示するウィンドウ(すなわち表示優先度を最も高く設定するウィンドウ)を決定するため、X軸方向に既定量以上の指の移動が検出されたか否かを判定する(S370)。すなわち、表示部110及びタッチパネル120に対して横方向に指が移動したか否かを判定する。
<S380>
X軸方向に既定量以上の指の移動が検出されなかった場合(S370でN)、CPU101は、指の高さ、すなわち表示部110及びタッチパネル120と指との間の距離に応じて、最前面に表示するウィンドウを決定する処理を実行する(S380)。
例えば、図3に示される指200Aの位置に指があったときには、タッチパネル120(及び表示部110)に比較的近接した位置に指があると判定し、CPU101はより背面に表示されたウィンドウを最前面に表示する。すなわち、図4に示すように、最背面に表示されていたウィンドウ210Aを最前面に表示するよう、CPU101が表示部110を制御する。
一方で、図3に示される指200Bの位置に指があったときには、タッチパネル120(及び表示部110)から比較的遠隔した位置に指があると判定し、CPU101は最前面に表示されていたウィンドウを引き続き最前面に表示する。すなわち、図4の右図の状態のまま、CPU101は表示部110における複数のウィンドウの表示状態を変化させない。なお、ユーザによる指のZ軸方向の移動に応じて、つまりタッチパネル120による指の近接遠隔状態が変化したことの検出に応じて、CPU101が、最前面に表示させるウィンドウを変更するよう制御してもよい。
このように、CPU101による表示部110に表示されるウィンドウの表示状態(表示優先度)が変更または維持される処理が実行され(S380)、ウィンドウ選択モードの最初の処理であるS340の処理に移行する。
<S390>
また、S370の処理において、X軸方向に既定量以上の指の移動が検出された場合(S370でY)、タッチパネル120及び表示部110に対する指の移動方向に応じて、最前面に表示するウィンドウを決定する処理を実行する(S390)。
具体的には、CPU101は、ユーザが指を右側に移動させたら、その時点で最前面に表示されたウィンドウの一つ下のウィンドウを最前面に表示し、指を左側に移動させたら、その時点で最前面に表示されたウィンドウの一つ上のウィンドウを最前面に表示するよう制御する。ここで、最前面に表示されたウィンドウが、元々最前面に表示されていたウィンドウであった場合(表示優先度が最も高いウィンドウであった場合)にユーザが指を左側に移動させたとき、元々最背面に表示されていたウィンドウ(表示優先度が最も低いウィンドウ)を最前面に表示するよう制御する。このようにして、ユーザが指を左右に移動させることにより、最前面に表示するウィンドウを切り替えていく処理を実行する。
なお、ここでは指がX軸方向に移動されることで最前面に表示するウィンドウを変更したが、CPU101は、指がY軸方向(縦方向)に移動させることで最前面に表示するウィンドウを変更するように制御してもよい。
このように、CPU101による表示部110に表示されるウィンドウの表示状態(表示優先度)が変更または維持される処理が実行され(S390)、ウィンドウ選択モードの最初の処理であるS340の処理に移行する。
<2.補足事項>
以上、本発明の実施形態についての具体的な説明を行った。上記説明は、あくまで一実施形態としての説明であって、本発明の範囲はこの一実施形態に留まらず、当業者が把握可能な範囲にまで広く解釈されるものである。
上記実施形態では、指示具の例としてユーザの指を挙げて説明したが、指示具は指に限定されるものではなく、タッチペンなどの別の指示具であってもよい。
また、上記実施形態におけるウィンドウ領域は、最前面のウィンドウの全体領域を指すものとして説明したが、最前面のウィンドウがより背面のウィンドウと重なり合った領域のみを指すものとしてもよい。
また、上記実施形態におけるタッチパネル120は、タッチパネル120に指が触れなくてもその近接位置情報(X軸Y軸の位置情報)とその高さ(Z軸の位置情報)とを検出できる、静電容量式タッチパネルを具体例として挙げて説明したが、例えば誘導型、超音波型、電磁波型、または赤外線型などのタッチパネルと、近接センサとの組み合わせを採用してもよい。
また、ウィンドウ選択モードへの移行は(S330)、ウィンドウ領域で一定時間以上ホバー状態となっているか場合に行われたが(S320でYのとき)、ウィンドウ選択モードへの移行はこの条件に限定されるものではない。すなわち、CPU101は、タッチパネル120上で、一定時間(例えば3秒間)、指の移動が既定量以下であった場合にも、ウィンドウ選択モードに移行できるような処理を行ってもよい。
<3.本発明の特徴>
以上、説明したような構成の記録装置は以下のような特徴を持つ。
本発明の情報処理装置は、画像を表示可能に構成された表示部110と、表示部110に指示具(例えば指)が近接または接触した位置、及び表示部110に対する指示具(指)の近接距離を検出可能な指示具検出部(タッチパネル120)と、表示部110に、表示優先度に基づいて複数のウィンドウを重ねて表示可能に構成された表示制御部(CPU101)と、を備え、表示制御部(CPU101)は、表示部110に対する指示具(指)の近接距離に基づいて、表示部110に重ねて表示された複数のウィンドウの表示優先度を変更可能(S320〜S390)に構成されたことを特徴とする。
上記構成の情報処理装置によれば、ユーザが直感的かつ少ない操作量で、複数のウィンドウから所望のウィンドウを視認可能な状態へと切り替えることが可能となる。また、従来のようなキー入力をすることなく、ジェスチャ操作のみにより重ねて表示されたウィンドウから目的のウィンドウを選択し表示することが可能となる。
また、本発明の情報処理装置は、画像を表示可能に構成された表示部110と、表示部110に指示具(指)が近接または接触した位置、及び表示部110に対する該指示具の近接距離を検出可能な指示具検出部(タッチパネル120)と、表示部110に、表示優先度に基づいて複数のウィンドウを重ねて表示可能に構成された表示制御部(CPU101)と、を備え、表示制御部(CPU101)は、表示部110に対する指示具の状態に基づいて、表示部110に重ねて表示された複数のウィンドウの表示優先度を変更可能に構成されており、表示制御部(CPU101)は、指示具が所定の位置に一定時間保持されたとき(S320)に、表示優先度を変更可能なウィンドウ選択モードに切り替え可能(S330)に構成されたことを特徴とする。
上記構成の情報処理装置によれば、ユーザが直感的かつ少ない操作量で、複数のウィンドウから所望のウィンドウを視認可能な状態へと切り替えるためのウィンドウ選択モードに切り替えることが可能となる。また、従来のようなキー入力をすることなく、ジェスチャ操作のみにより重ねて表示されたウィンドウから目的のウィンドウを選択し表示することが可能となる。
また、本発明の情報処理装置では、表示制御部(CPU101)は、ウィンドウ選択モードのとき、表示部110に対する指示具の近接遠隔方向の移動に応じて、複数のウィンドウの表示優先度を変更可能(S380)に構成されたことを特徴とする。
上記構成の情報処理装置によれば、ユーザが、より直感的かつ少ない操作量で、複数のウィンドウから所望のウィンドウを視認可能な状態へと切り替えることが可能となる。
また、本発明の情報処理装置では、表示制御部(CPU101)は、ウィンドウ選択モードのとき、表示部110に対する指示具の水平方向の移動に応じて、複数のウィンドウの表示優先度を変更可能(S390)に構成されたことを特徴とする。
上記構成の情報処理装置によれば、ユーザが、より直感的かつ少ない操作量で、複数のウィンドウから所望のウィンドウを視認可能な状態へと切り替えることが可能となる。
また、本発明の情報処理装置では、表示制御部(CPU101)は、前記ウィンドウ選択モードのとき(S330)、(a)所定の期間における前記指示具の移動量が所定量以下の場合(S350)、(b)前記複数のウィンドウが表示された前記表示部上の領域外に前記指示具が移動したことを検出した場合(S340)、または(c)前記指示具の近接距離が検出不能となった場合(S360)、ウィンドウ選択モードを解除する(S400)ことを特徴とする。
上記構成の情報処理装置によれば、ユーザが直感的かつ少ない操作量で、複数のウィンドウから所望のウィンドウを視認可能な状態へと切り替えるためのウィンドウ選択モードを解除して通常モードへと切り替えることが可能となる。
また、本発明の表示制御方法は、画像を表示可能に構成された表示部110と、表示部110に指示具(例えば指)が近接または接触した位置、及び表示部110に対する該指示具の近接距離を検出可能な指示具検出部(タッチパネル120)と、表示部110に、表示優先度に基づいて複数のウィンドウを重ねて表示可能に構成された表示制御部(CPU101)と、を備える情報処理装置における表示制御方法であって、指示具検出部により、指示具が所定の位置に一定時間保持されたことを検出する第1ステップ(S320)と、表示制御部により、表示優先度を変更可能なウィンドウ選択モードに切り替える第2ステップ(S330)と、を含むことを特徴とする。
上記構成の表示制御方法によれば、ユーザが直感的かつ少ない操作量で、複数のウィンドウから所望のウィンドウを視認可能な状態へと切り替えるためのウィンドウ選択モードに切り替えることが可能となる。また、従来のようなキー入力をすることなく、ジェスチャ操作のみにより重ねて表示されたウィンドウから目的のウィンドウを選択し表示することが可能となる。
本発明は、画面上に複数のウィンドウを重ねて表示可能であり、タッチパネルなどで操作可能な情報処理装置などとして好適に適用される。
100…制御部
101…CPU
102…不揮発性メモリ
103…RAM
104…通信I/F
110…表示部
120…タッチパネル
200A、200B…指(指示具)
210A〜210C…ウィンドウ

Claims (6)

  1. 画像を表示する表示部と、
    記表示部から離れた位置における指示体の前記表示部に対する接近離間方向及び水平方向の移動を検出する検出部と、
    前記表示部に複数のウィンドウを重ねて表示させる制御部と、を備え、
    記制御部は、前記表示部に対して離れた状態での、前記指示接近離間又は水平方向の移動に応じて、前記表示部に重ねて表示された前記複数のウィンドウの表示順序を変更させる、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記制御部は、前記指示、前記表示部から離れた所定の位置に一定時間保持されたときに、前記表示順序を変更させる選択モードに切り替え
    ことを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 記制御部は、前記選択モードのとき、前記表示部に対する前記指示の近接遠隔方向の移動に応じて、前記複数のウィンドウの表示順序を変更する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 記制御部は、前記選択モードのとき、前記表示部に対する前記指示の水平方向の移動方向に応じて、前記複数のウィンドウの表示順序を変更する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 記制御部は、前記選択モードのとき、
    (a)所定の期間における前記指示の移動量が所定量以下の場合、
    (b)前記複数のウィンドウが表示された前記表示部上の領域外に前記指示が移動したことを検出した場合、または
    (c)前記指示前記表示部からの距離が所定量を超えた場合、
    記選択モードを解除する
    ことを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 画像を表示可能する表示部と、
    記表示部から離れた位置における指示前記表示部に対する接近離間方向及び水平方向の移動を検出する検出部と、
    前記表示部に、複数のウィンドウを重ねて表示させる制御部と、を備える情報処理装置における表示制御方法であって、
    記検出部により、前記指示、前記表示部から離れた所定の位置に一定時間保持されたことを検出する第1ステップと、
    記制御部により、表示順序を変更可能な選択モードに切り替える第2ステップと、
    前記表示部に対して離れた状態での、前記指示体の接近離間又は水平方向の移動に応じて、前記ウィンドウの表示順序を変更する第3ステップと、を含む
    ことを特徴とする表示制御方法。
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