JP6446016B2 - 燃料供給システム - Google Patents

燃料供給システム Download PDF

Info

Publication number
JP6446016B2
JP6446016B2 JP2016223446A JP2016223446A JP6446016B2 JP 6446016 B2 JP6446016 B2 JP 6446016B2 JP 2016223446 A JP2016223446 A JP 2016223446A JP 2016223446 A JP2016223446 A JP 2016223446A JP 6446016 B2 JP6446016 B2 JP 6446016B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
reservoir
fuel tank
chamber
supply system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2016223446A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018080635A (ja
Inventor
和宏 小林
和宏 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2016223446A priority Critical patent/JP6446016B2/ja
Publication of JP2018080635A publication Critical patent/JP2018080635A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6446016B2 publication Critical patent/JP6446016B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

本発明は、燃料タンクに貯留された燃料を内燃機関へ供給する燃料供給システムに関する。
例えば特許文献1には、車両の前部座席の下方に燃料タンクを配置し、後部座席の下方に広い空間を確保することにより、車室内空間におけるレイアウトの自由度を拡大した、いわゆるセンタータンクレイアウトを採用した車両において、燃料タンクに貯留された燃料を内燃機関へ供給するシステムの一例が開示されている。
センタータンクレイアウトを採用した車両では、燃料タンクと、車体後部に設けられる給油口とを結ぶ経路を遮るように車体フレームが延在している。そこで、ブリーザパイプと車体フレームとの干渉を避けるため、ブリーザパイプには鉛直方向の下方に湾曲させた下方湾曲部が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
下方湾曲部を有するブリーザパイプでは、蒸発燃料が液化した燃料、燃料タンクの揺れによって流れ込んだ燃料が、下方湾曲部に滞留する。ブリーザパイプの下方湾曲部に燃料が滞留していると、ブリーザパイプを介して燃料タンクの上部空間にある気体を給油口の側へ送り出すことができない。その結果、燃料タンクが満タンになっていないのにもかかわらず、唐突に給油ができなくなるおそれがある。
そこで、特許文献1に係るシステム(図5参照)では、下方湾曲部を有するブリーザパイプに三方継手が接続される。この三方継手の一端に、滞留燃料吸引パイプの一端が接続される。滞留燃料吸引パイプの他端は、下方湾曲部に滞留した燃料を吸引するジェットポンプに接続される。ジェットポンプは、燃料タンクの内部に配設される略円筒状のリザーバの内側に設けられている。ジェットポンプは、燃料がベンチュリーノズルを通過することで生じる負圧を用い、ブリーザパイプの下方湾曲部に滞留した燃料をリザーバの室内に戻すように動作する。
特開2007−223534号公報
しかしながら、特許文献1に係るシステム(図5参照)では、リザーバの室内に所定量の燃料を溜めることを阻害する事態を生じるおそれがあった。これについて説明すると、ブリーザパイプの下方湾曲部に滞留した燃料は、ジェットポンプの吸引力が作用することによって、滞留燃料吸引パイプの噴出口を介して、リザーバの室内に戻される。
仮に、リザーバの室内における滞留燃料吸引パイプの噴出口の配置が、リザーバの最大液面高さと比べて低い位置に設定されていたとする。すると、滞留燃料吸引パイプの噴出口から噴き出される流体の勢いによってリザーバの室内に溜まっていた燃料がリザーバの外側に押し出されてしまう。このようにして、リザーバの室内に所定量の燃料を溜めることを阻害する事態を生じるおそれがあったのである。
本発明は、前記の実情に鑑みてなされたものであり、リザーバの室内に所定量の燃料を安定して溜めておくことが可能な燃料供給システムを提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、(1)に係る発明は、内燃機関に供給される燃料を貯留する燃料タンクと、前記燃料タンクと給油口との間を連通するフィラーパイプと、鉛直方向の下方に湾曲した湾曲部を有し、前記給油口の近傍と前記燃料タンクの室内の気相域との間を連通するブリーザパイプと、前記ブリーザパイプの前記湾曲部を臨む吸入口を設ける一方、前記燃料タンクの室内に噴出口を設け、前記湾曲部と前記燃料タンクの室内との間を連通するリターンパイプと、前記湾曲部に存する流体を、前記リターンパイプを介して前記燃料タンクの室内の前記噴出口に戻す吸引作用を行う吸引作用部と、前記燃料タンクの室内に設けられ、該燃料タンクに貯留する燃料を前記内燃機関に供給する燃料供給装置と、を備える燃料供給システムであって、前記燃料供給装置は、前記燃料タンクの室内を縦壁により区切ることで該燃料タンクに貯留される燃料の一部を貯留するリザーバを有し、前記リザーバの室内には、前記リターンパイプの前記噴出口及び前記吸引作用部が設けられ、前記リザーバの縦壁には、該リザーバの室内外にわたる燃料の流通を許容する連通部が設けられ、前記リターンパイプの前記噴出口は、前記連通部と比べて高位に設けられると共に、前記リザーバの室内に溜められた燃料の液面に対して浮上し、かつ前記リザーバの縦壁に囲われるように配置されていることを最も主要な特徴とする。
(1)に係る発明では、リターンパイプの噴出口は、リザーバの縦壁に設けた連通部と比べて高位、つまり、リザーバの室内に溜まっている燃料の液面と比べて高位に設けられている。
(1)に係る発明によれば、ブリーザパイプの湾曲部に溜まっている流体がリターンパイプの噴出口から噴き出たとしても、その噴出の勢いでリザーバの室内に溜まっている燃料がリザーバの室外に押し出されることはない。その結果、リザーバの室内に所定量の燃料を安定して溜めておくことができる。
本発明によれば、リザーバの室内に所定量の燃料を安定して溜めておくことができる。
本発明の実施形態に係る燃料供給システムの概要を表す概念図である。 リザーバを有する燃料ポンプモジュールの周辺構成を表す説明図である。
以下、本発明の実施形態に係る燃料供給システムについて、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
〔本発明の実施形態に係る燃料供給システム11の概要〕
はじめに、本発明の実施形態に係る燃料供給システム11の概要について、図1を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係る燃料供給システム11の概要を表す概念図である。
以下に示す図面において、同一の部材または相当する部材間には同一の参照符号を付するものとする。また、部材のサイズや形状は、説明の便宜のため変形または誇張して概念的に表す場合がある。
本発明の実施形態に係る燃料供給システム11は、図1に示すように、燃料タンク13と、燃料ポンプモジュール(本発明の「燃料供給装置」に相当する。)15と、を備えて構成されている。
なお、以下では、燃料供給システム11が適用される車両として、センタータンクレイアウトを採用した車両(不図示)であって、不図示のエンジン(本発明の「内燃機関」に相当する。)を搭載した車両を例示すると共に、車両の燃料としてガソリンを例示して説明する。
例えば、合成樹脂の中空成形品からなる燃料タンク13は、その室内に燃料を貯留する機能を有する。燃料タンク13の形状は、特に限定されないが、例えば、車室の低床化及び車両の低重心化を狙って上下方向の寸法を抑えた扁平形状や、車両の進退方向に沿って延在するプロペラシャフト(車両が後輪駆動車や四輪駆動車の場合)に対して上方から跨るように湾曲した鞍形状を適宜採用することができる。
燃料タンク13には、図1に示すように、燃料タンク13と給油口17との間を連通するフィラーパイプ19が接続されている。
燃料タンク13の上側壁13aには、燃料ポンプモジュール15、並びに、燃料タンク13の満タン時に閉弁するフロートバルブを内蔵した、ブリーザバルブ21及びロールオーババルブ23がそれぞれ設けられている。
ブリーザバルブ21には、給油口17の近傍と、燃料タンク13の室内のうち気相域13bとの間を連通するブリーザパイプ25が接続されている。ブリーザパイプ25は、燃料タンク13が満タン状態に達していない給油時において、燃料タンク13の室内のうち気相域13bに存する気体を給油口17の近傍に導くことで燃料タンク13の室内圧の上昇を抑えることにより、給油作業を円滑に行わせる機能を有する。
ブリーザパイプ25は、例えば、車体フレーム(不図示)等の障害物を避けるために、鉛直方向の下方に湾曲した湾曲部25aを有する。ブリーザパイプ25は、その湾曲部25aにおいて、三方継手27を介して連通接続されている。三方継手27のうち前記二つの継手と異なる他の継手には、逆流防止弁29を介して、リターンパイプ31が接続されている。
リターンパイプ31は、ブリーザパイプ25の湾曲部25aに吸入口31aを設ける一方、燃料タンク13内の後記するジェットポンプ33に噴出口31cを設けて構成されている。リターンパイプ31は、湾曲部25aとジェットポンプ33との間を連通する機能を有する。
ロールオーババルブ23は、燃料タンク13内の燃料蒸気を吸着するキャニスタ(不図示)に連通接続されている。
〔燃料ポンプモジュール15の構成〕
次に、燃料ポンプモジュール15の構成について、図2を参照して説明する。図2は、リザーバ16を有する燃料ポンプモジュール15の周辺構成を表す説明図である。
燃料ポンプモジュール15は、図2に示すように、略円筒形状のリザーバ16を有する。リザーバ16は、略円形状の底壁16a及び周回状の縦壁16bを備え、燃料タンク13の室内を、底壁16a及び縦壁16bによって複数に区切る。リザーバ16は、リザーバ16の室内に溜められる燃料の液面を、燃料タンク13の室内に溜められる燃料の液面と同等又は高位に維持する機能を有する。リザーバ16は、燃料タンク13の上側壁13aに対して懸垂支持されている。リザーバ16の底壁16aは、図1に示すように、燃料タンク13の下側壁13cに正対した状態で僅かに間隔を置いて位置している。
リザーバ16の周回状の縦壁16bのうち上部の一部には、切欠き部16cが形成されている。この切欠き部16c(本発明の「連通部」に相当する。)は、リザーバ16の室内外にわたる燃料の流通を許容する役割を果たす。切欠き部16cの最下部は、リザーバ16の室内に収容可能な燃料の最大液面レベルL1(図2参照)を規定する。リザーバ16の最大液面レベルL1は、燃料タンク13の室内に収容可能な燃料の最大液面レベルL0(図2参照)と比べて高位に設定されている。
リザーバ16の底壁16a付近には、図1及び図2に示すように、サクションフィルタ35が設けられている。このサクションフィルタ35は、吸入配管36を介して、燃料ポンプ37に連通接続されている。燃料ポンプ37は、燃料を濾過するストレーナ39に連通接続されている。ストレーナ39は、吐出配管40に連通接続されている。
燃料ポンプ37は、不図示の燃料噴射制御装置から送られてくる制御信号に従って、サクションフィルタ35、吸入配管36を通して燃料を吸引すると共に、吸引した燃料を、ストレーナ39、吐出配管40を通してエンジンへと圧送する機能を有する。
吐出配管40は、分岐配管41を介して、圧力調整器42に連通接続されている。圧力調整器42は、ストレーナ39の後段側の燃料の一部を通す(逃がす)ことにより、ストレーナ39の後段側の燃料の圧力を所定の圧力以下に調整する機能を有する。圧力調整器42の後段側は、戻り配管43に連通接続されている。エンジンに供給される燃料のうち余剰分は、分岐配管41、圧力調整器42、戻り配管43を通して、リザーバ16の室内に戻される。
戻り配管43の途中には、周知の機械構造を有するジェットポンプ33が設けられている。ジェットポンプ33は、リザーバ16の室内へ余剰分の燃料を戻す際の燃料の流れを利用して、ブリーザパイプ25の湾曲部25aに存する流体を、リターンパイプ31の垂下部31b及び噴出口31cを通して、リザーバ16の室内に戻す吸引作用を行う。ジェットポンプ33は、本発明の「吸引作用部」に相当する。
ジェットポンプ33の噴出口31cの配置レベルL2は、図2に示すように、リザーバ16の最大液面レベルL1と比べて高位に設定されている。また、ジェットポンプ33の噴出口31cの配置レベルL2は、リザーバ16の縦壁16bの上端部16b1の高さレベルL3(図2参照)と比べて低位に設定されている。しかも、ジェットポンプ33の噴出口31cは、図2に示すように、リザーバ16の側壁16b(切欠き部16cを除く)に正対するように横向きに配置されている。
要するに、ジェットポンプ33の噴出口31cは、リザーバ16の室内に溜められた燃料の液面に対して常に浮上し(液没しない)、かつ、リザーバ16の周回状の縦壁16bに囲われるように配置されている。
前記のようにジェットポンプ33の噴出口31cを配置したため、ブリーザパイプ25の湾曲部25aに溜まっている流体が噴出口31cから噴き出たとしても、噴出した流体はリザーバ16の縦壁16bにぶつかるようにふるまう。すると、噴出した流体の勢いはリザーバ16の縦壁16bにぶつかることで速やかに消される。そのため、噴出した流体の勢いでリザーバ16の室内に溜められている燃料がリザーバ16の外側に押し出されることはない。その結果、リザーバ16の室内に所定量の燃料を安定して溜めておくことができる。
戻り配管43の途中であって、ジェットポンプ33の後段には、サブジェットポンプ45が設けられている。サブジェットポンプ45は、噴出口45aを備える。サブジェットポンプ45は、リザーバ16の室内へ余剰分の燃料を戻す際の燃料の流れを利用して、燃料タンク13の室内に溜められた燃料を、リザーバ16の吸入口16d及び噴出口45aを通して、リザーバ16の室内に引き込む動作を行う。これにより、リザーバ16の室内に溜められる燃料を、リザーバ16の最大液面レベルL1に維持することができる。
〔本発明の実施形態に係る燃料供給システム11の作用効果〕
本発明の第1の観点(請求項1に対応)に基づく燃料供給システム11は、エンジン(内燃機関)に供給される燃料を貯留する燃料タンク13と、燃料タンク13と給油口17との間を連通するフィラーパイプ19と、鉛直方向の下方に湾曲した湾曲部25aを有し、給油口17の近傍と燃料タンク13の室内の気相域13bとの間を連通するブリーザパイプ25と、ブリーザパイプ25の湾曲部25aを臨む吸入口31aを設ける一方、燃料タンク13の室内に噴出口31cを設け、湾曲部25aと燃料タンク13の室内との間を連通するリターンパイプ31と、湾曲部25aに存する流体を、リターンパイプ31を介して燃料タンク13の室内の噴出口31cに戻す吸引作用を行うジェットポンプ(吸引作用部)33と、燃料タンク13の室内に設けられ、燃料タンク13に貯留する燃料をエンジンに供給する燃料ポンプモジュール(燃料供給装置)15と、を備える燃料供給システム11である。
燃料ポンプモジュール15は、燃料タンク13の室内を縦壁16bにより区切ることで燃料タンク13に貯留される燃料の一部を貯留するリザーバ16を有する。リザーバ16の室内には、リターンパイプ31の噴出口31c及びジェットポンプ33が設けられている。リザーバ16の縦壁16bには、リザーバ16の室内外にわたる燃料の流通を許容する切欠き部(連通部)16cが設けられている。リターンパイプ31の噴出口31cは、切欠き部16cと比べて高位に設けられている。
本発明の第1の観点に基づく燃料供給システム11では、リターンパイプ31の噴出口31cは、リザーバ16の縦壁16bに設けた切欠き部16cと比べて高位、つまり、リザーバ16の室内に溜まっている燃料の液面と比べて高い位置に設けられている。
本発明の第1の観点に基づく燃料供給システム11によれば、ブリーザパイプ25の湾曲部25aに溜まっている流体がリターンパイプ31の噴出口31cから噴き出たとしても、その噴出の勢いでリザーバ16の室内に溜まっている燃料がリザーバ16の室外に押し出されることはない。その結果、リザーバ16の室内に所定量の燃料を安定して溜めておくことができる。
また、本発明の第2の観点(請求項2に対応)に基づく燃料供給システム11は、第1の観点に基づく燃料供給システム11であって、リターンパイプ31の噴出口31cは、リザーバ16の縦壁16bに正対するように横向きに配置(ただし、わずかな下向きを含む)されている、構成を採用してもよい。
本発明の第2の観点に基づく燃料供給システム11では、リターンパイプ31の噴出口31cは、リザーバ16の縦壁16bに正対するように横向きに配置されているため、ブリーザパイプ25の湾曲部25aに溜まっている流体が噴出口31cから噴き出たとしても、噴出した流体はリザーバ16の縦壁16bにぶつかるようにふるまう。すると、噴出した流体の勢いはリザーバ16の縦壁16bにぶつかることで速やかに消される。
本発明の第2の観点に基づく燃料供給システム11によれば、噴出した流体の勢いでリザーバ16の室内に溜められている燃料がリザーバ16の外側に押し出されることはない。その結果、第1の観点に基づく燃料供給システム11と比べて、リザーバ16の室内に所定量の燃料を安定して溜めておく効果を高い水準で実現することができる。
〔その他の実施形態〕
以上説明した実施形態は、本発明の具現化の例を示したものである。したがって、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならない。本発明はその要旨またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形態で実施することができるからである。
例えば、本発明に係る実施形態において、リザーバ16の側壁16bに切欠き部16cを設けることで、リザーバ16の最大液面レベルL1を規定する例をあげて説明したが、本発明はこの例に限定されない。リザーバ16の側壁16bに通孔を開設することで、リザーバ16の最大液面レベルL1を規定する構成を採用しても構わない。
また、本発明に係る実施形態において、リターンパイプ31の噴出口31cを、リザーバ16の縦壁16bに正対するように横向きに配置する例をあげて説明したが、本発明はこの例に限定されない。リターンパイプ31の噴出口31cを、リザーバ16に溜められた燃料の液面に向かって下向きに配置する構成を採用しても構わない。
11 燃料供給システム
13 燃料タンク
15 燃料ポンプモジュール(燃料供給装置)
16 リザーバ
16b リザーバの側壁
16c 側壁の切欠き部(連通部)
17 給油口
19 フィラーパイプ
25 ブリーザパイプ
25a ブリーザパイプの湾曲部
31 リターンパイプ
31c リターンパイプの噴出口

Claims (3)

  1. 内燃機関に供給される燃料を貯留する燃料タンクと、
    前記燃料タンクと給油口との間を連通するフィラーパイプと、
    鉛直方向の下方に湾曲した湾曲部を有し、前記給油口の近傍と前記燃料タンクの室内の気相域との間を連通するブリーザパイプと、
    前記ブリーザパイプの前記湾曲部を臨む吸入口を設ける一方、前記燃料タンクの室内に噴出口を設け、前記湾曲部と前記燃料タンクの室内との間を連通するリターンパイプと、
    前記湾曲部に存する流体を、前記リターンパイプを介して前記燃料タンクの室内の前記噴出口に戻す吸引作用を行う吸引作用部と、
    前記燃料タンクの室内に設けられ、該燃料タンクに貯留する燃料を前記内燃機関に供給する燃料供給装置と、を備える燃料供給システムであって、
    前記燃料供給装置は、前記燃料タンクの室内を縦壁により区切ることで該燃料タンクに貯留される燃料の一部を貯留するリザーバを有し、
    前記リザーバの室内には、前記リターンパイプの前記噴出口及び前記吸引作用部が設けられ、
    前記リザーバの縦壁には、該リザーバの室内外にわたる燃料の流通を許容する連通部が設けられ、
    前記リターンパイプの前記噴出口は、
    前記連通部と比べて高位に設けられると共に、
    前記リザーバの室内に溜められた燃料の液面に対して浮上し、かつ前記リザーバの縦壁に囲われるように配置されている
    ことを特徴とする燃料供給システム。
  2. 請求項1に記載の燃料供給システムであって、
    前記リターンパイプの前記噴出口は、前記リザーバの縦壁に正対するように横向きに配置されている
    ことを特徴とする燃料供給システム。
  3. 請求項1又は2に記載の燃料供給システムであって、
    前記リザーバの最大液面レベル(L1)は、前記燃料タンクの最大液面レベル(L0)と比べて高位に設定され、
    前記リターンパイプの前記噴出口の配置レベル(L2)は、前記リザーバの最大液面レベル(L1)と比べて高位に設定されると共に、前記リザーバの縦壁の上端部の高さレベル(L3)と比べて低位に設定されている
    ことを特徴とする燃料供給システム。
JP2016223446A 2016-11-16 2016-11-16 燃料供給システム Expired - Fee Related JP6446016B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016223446A JP6446016B2 (ja) 2016-11-16 2016-11-16 燃料供給システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016223446A JP6446016B2 (ja) 2016-11-16 2016-11-16 燃料供給システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018080635A JP2018080635A (ja) 2018-05-24
JP6446016B2 true JP6446016B2 (ja) 2018-12-26

Family

ID=62197051

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016223446A Expired - Fee Related JP6446016B2 (ja) 2016-11-16 2016-11-16 燃料供給システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6446016B2 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3669677B2 (ja) * 1999-09-17 2005-07-13 本田技研工業株式会社 燃料タンク
JP3120335B1 (ja) * 1999-07-16 2000-12-25 本田技研工業株式会社 燃料タンク
JP3683139B2 (ja) * 1999-11-16 2005-08-17 本田技研工業株式会社 燃料タンク
JP2005155411A (ja) * 2003-11-25 2005-06-16 Denso Corp ジェットポンプモジュール
JP2010151030A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Bosch Corp 燃料供給装置
JP5374296B2 (ja) * 2009-09-24 2013-12-25 富士重工業株式会社 燃料供給装置
JP6016049B2 (ja) * 2011-09-26 2016-10-26 いすゞ自動車株式会社 車両の燃料供給装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018080635A (ja) 2018-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6696356B2 (ja) フィルタモジュール、および、これを用いた燃料ポンプモジュール
JP6476722B2 (ja) 燃料供給装置
CN108603473B (zh) 燃料供给装置
US10669976B2 (en) Fuel supply device
US9528478B2 (en) Fuel feeding system for vehicle
JP2007137406A (ja) 自動二輪車の燃料供給装置及び自動二輪車
US20170254302A1 (en) Fuel supply device
US20080245423A1 (en) Fuel supply device
JP3683139B2 (ja) 燃料タンク
CN108180093B (zh) 鞍式燃料箱
JP6446016B2 (ja) 燃料供給システム
EP1068980A2 (en) Fuel tank
CN101526054B (zh) 车辆用燃料供给装置
JP2006316701A (ja) 燃料ポンプモジュール
JP5074909B2 (ja) 燃料タンク構造
JP3669677B2 (ja) 燃料タンク
JP2020063671A (ja) 燃料供給装置
JP2006322366A (ja) 燃料ポンプモジュール
CN101718240A (zh) 车辆用燃料供给装置
WO2019182122A1 (ja) 燃料ポンプモジュール
JP2006266230A (ja) 燃料ポンプモジュール
JP7221169B2 (ja) 燃料通路構造
JP7378919B2 (ja) 燃料供給装置
JP6147810B2 (ja) 燃料遮断構造
JP2022177450A (ja) タンクユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180620

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180626

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180827

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181113

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181130

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6446016

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees